JP3152132B2 - 棒状ランプの冷却方法および光照射器 - Google Patents

棒状ランプの冷却方法および光照射器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトレジスト、
光硬化型のインク、樹脂、塗料への照射、化学物質の合
成および処理、また、液晶の表面処理の照射等に用いら
れるメタルハライドランプ、水銀ランプ等の棒状ランプ
の冷却方法および該棒状ランプを使用した光照射器に関
する。
【0002】
【従来の技術】フォトレジスト、光硬化型のインク、樹
脂、塗料への照射、化学物質の合成および処理、また、
液晶の表面処理の照射等に光照射器が用いられる。図8
は上記した光照射器の構成の一例を示す図であり、1は
例えば放電ランプ等のランプ、2はランプハウス、2a
は断面が楕円形状を持つ樋状のミラー、2bは風洞、2
cは隔壁、2dはエアの吸い込み孔、3aは吸引ファ
ン、4はダクト、5は被照射体への光の照射を制御する
シャッタである。同図に示すように、光照射器は、通
常、放電ランプ等のランプ1と、該ランプ1を収納する
ランプハウス2から構成されている。ランプハウス2の
上部には、ダクト4を介して吸入ファン3aが設けられ
ており、吸入ファン3aによりエアを吸引してランプ1
を冷却する(このような冷却方法を排風冷却という)。
【0003】ランプ1は楕円形状を持つ集光ミラー2a
の第1焦点に配置されており、シャッタ5が開いている
とき、上記ランプ1から放射される紫外線が上記楕円の
第2焦点に配置された(もしくは通過する)被照射体W
上に集光され、被照射体Wに照射される。上記紫外線に
よる処理において、被照射体へのピーク照度が大きい
程、光硬化性の樹脂を硬化させる場合等においては処理
時間を短縮することができ、有利となる。このため、ラ
ンプの管径を細くしたり、ランプの電気入力を大きく
し、ランプの発光強度を高くすることが要望されてい
る。
【0004】ところで、上記のように、ランプの管径を
細管化したりランプの電気入力を増大化すると、ランプ
の温度上昇が大きくなり、図8に示した排風冷却ではラ
ンプを所望の温度に維持することが困難となる。このた
め、管径が細く電気入力の大きいランプを備えた光照射
器においては、通常、エアをランプに吹き付けて冷却す
る送風冷却が行われる。
【0005】図9は前記した光照射器に使用される有電
極の棒状放電ランプの構成の一例を示す図である。同図
に示すように、棒状放電ランプは、一種もしくは複数種
の金属を含むガスが封入され、内部に電極1aが設けら
れた管本体部分と、ベース1bと、モリブデン箔1dが
使用されているシール部1cとから構成されており、管
本体部分は、封体発光部Aと、管径が細くなっている管
端部Bと、管端部Bと封体発光部Aをつなぐ接続部Cか
らなり、点灯時、封体発光部Aが発光領域になり、管端
部Bと接続部Cは非発光領域となる。
【0006】棒状放電ランプにおいては、封体発光部
A、接続部C、管端部Bの最適温度はそれぞれ異なり、
例えば、同図に示すように封体発光部Aは550〜90
0°C、接続部Cは560〜760°C、管端部Bは7
20±40°Cである。すなわち、管端部Bの温度が6
80°C以下になると、管内の蒸発している金属(その
ランプを特徴づける発光スペクトルを発生させるため1
種もしくは複数の種類の管内に封入されている金属)
が、ここに吸い込まれるように片寄り、発光部分の金属
成分の割合が変化し(このような現象を以下「金属封じ
込め」という)、発光分光分布が正常に点灯しているラ
ンプのものと変わったり、ランプが消えてしまったりす
る。
【0007】また、管端部Bの管壁の温度が760°C
以上になると、シール部1cに使用しているモリブデン
箔1dの酸化が起こり、箔切れによるランプの不点灯な
どの問題が発生する。さらに、封体発光部Aの温度が9
00°C以上となると、管の材料である非晶質の石英が
再結晶化して白濁(失透)し、封体発光部からの光の透
過率が悪くなり、被照射面における照度の低下や、ラン
プの変形が発生する場合がある。このため、ランプ点灯
時の冷却風量はランプの各部分の管壁温度が適切になる
ように決める必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ランプへの
電気入力(以下ランプ電力という)は、常に一定ではな
く、例えば次のような場合にはランプ電力が変わる。 (1) 被照射体への照度を変えるとき。 (2) シャッタを閉じた照射待機時。すなわち、照射待機
時にランプを消灯すると再点灯するのに時間がかかるの
で、照射待機時(このときシャッタは閉)には、照射時
よりランプ入力を小さくする(照度を低下させる)。こ
れにより、ランプの長寿命化を図ることもできる。 上記のように、ランプ電力は常に一定ではないので、最
大照度時にランプの各部の管壁温度が最適な値になるよ
うに冷却風量を設定しても、ランプ各部の管壁温度を常
に最適値に保持することはできない。すなわち、ランプ
電力変更時には、ランプ各部の温度が最適な温度に保持
されるように冷却風量を再設定する必要がある。
【0009】図10は、冷却風量/ランプ電力と封体発
光部A、接続部C、管端部Bの温度を示す図であり、同
図(a)は棒状ランプの封体発光部A、接続部C、管端
部Bを示し、(b)はランプ電力の変更時、封体発光部
Aの温度が一定(例えば900°C)に保持されるよう
に冷却風量を変えたときの接続部C、管端部Bの温度、
(c)はランプ電力が一定のときに冷却風量を変えたと
きの棒状ランプの各部の温度を示している。同図(c)
に示すように、ランプ電力を変えずに、冷却風量を変え
るとランプ各部の温度が一様に変化する。また、ランプ
電力変更時、封体発光部Aの温度が900°Cに保持さ
れるように、冷却風量を変更すると、同図(b)に示す
ように、ランプ電力を小さくしたとき(このとき冷却風
量も低下させることになる)、接続部C、管端部Bの温
度は上昇する。このため、最大照度時にランプの管壁温
度が最適な値になるように冷却風量を設定しても、ラン
プ電力を低下させたとき、接続部C、管端部Bの温度が
図9に示した最適温度に保持できない場合が生ずる。例
えば、図10(b)においては、電力3kW、風量2m
3 /分のとき、管端部Bの管壁温度が760°Cより上
昇する。
【0010】一方、ランプ電力を低下させたとき、管端
部Bの温度が760°C以下になるような冷却風量に設
定すると、封体発光部Aの管壁温度が低下し、所望の温
度に保持できない場合が生ずる。逆に、ランプの照度を
増大させた場合、封体発光部Aの温度が900°Cに保
持されるように冷却風量を増大すると、管端部Bの温度
が「金属封じ込め」温度である680°C以下になる場
合が生ずる。
【0011】これは、封体発光部Aの管壁温度と、管端
部Bの管壁温度という調整すべき温度が2つあるのに、
全体の冷却風量しか変えられないからである。このた
め、ランプ電力によっては、管壁温度の余裕度が少なく
なり、ランプの固体差によっては、管端部Bの温度が6
80°C以下となって不点灯が発生したり、あるいは、
最適な冷却風量を設定できないため、ある入力電力(即
ちある照度)で、ランプの過冷却による発光分光分布の
変化が生ずる。さらに、加熱によるランプの短寿命化を
もたらす。このような傾向は、排風冷却を行う場合よ
り、送風冷却を行う場合の方が顕著となる。
【0012】本発明は上記した従来技術の問題点を解決
するためになされたものであり、本発明の目的は、ラン
プの照度を変更した場合においても、ランプの封体発光
部と、管端部の管壁温度を適切な値に保持することがで
きる棒状ランプの冷却方法および光照射器を提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明においては、次の
ようにして上記課題を解決する。 (1)少なくとも発光領域である封体発光部と、非発光
領域である管端部を備えた有電極の棒状ランプにエアを
吹き付けて冷却する棒状ランプの冷却方法において、上
記棒状ランプ全体に送出される冷却風量に対して、上記
棒状ランプの管端部へ送出される冷却風量を独立して調
整できるように構成する。そして、棒状ランプへの電気
入力の変更時、上記棒状ランプ全体に送出される冷却風
量を調整するとともに、管端部へ送出される冷却風量を
調整し、封体発光部の管壁温度と管端部の管壁温度を適
切な値に保持する。
【0014】(2)少なくとも発光領域である封体発光
部と、非発光領域である管端部を備えた有電極の棒状ラ
ンプと、断面が楕円形状であって、該楕円の内側に上記
棒状ランプが配置された樋状のミラーと、上記ランプと
ミラーとを収納し、光照射のための開口部を有するラン
プハウスとから構成される光照射器において、上記棒状
ランプに冷却用エアを吹き付けて、棒状ランプの封体発
光部と管端部とを冷却するエア吹き出し口と、上記エア
吹き出し口と棒状ランプの管端部間に配置され、管端部
に送出される風量を調整する風量調整機構とを設ける。
そして、棒状ランプへの電気入力に応じて、棒状ランプ
全体に送出される冷却風量を調整するとともに、上記風
量調整機構により管端部へ送出される風量を調整し、封
体発光部の管壁温度と管端部の管壁温度を適切な値に保
持する。
【0015】本発明においては、上記のように、棒状ラ
ンプ全体に送出される冷却風量に対して、上記棒状ラン
プの管端部へ送出される冷却風量を独立して調整できる
ようにしたので、ランプの照度を変更した場合において
も、ランプの封体発光部と、管端部の管壁温度をそれぞ
れ適切な値に保持することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の光照射器の
実施例を示す図であり、図1は本実施例の光照射器の中
央断面図、図2は図1におけるA−A断面図、図3は図
1の光照射器を照射面側から見た図(シャッタは省略さ
れている)である。図1〜図3において、1は前記した
棒状のランプ、2はランプハウス、3bはエアを送風す
るファン、4はダクト、5はシャッタである。ランプハ
ウス2において、2aは断面が楕円形状の樋状のミラー
であり、ミラー2aには、図1、図3に示すように千鳥
状に風穴2fが設けられており、風穴2fは隔壁2cに
設けられた開口部2gを介して風洞2bに連通してい
る。そして、ファン3bから送風されるエアはダクト4
→風洞2b→開口部2g→風穴2fの経路でランプ1の
封体発光部Aに吹き付けられランプ1が冷却される。ま
た、隔壁2cのランプ1の管端部Bに対応する位置にも
開口部2eが設けられており、開口部2eとランプ1の
管端部Bの間には、図1の矢印方向に移動する風量調整
機構10が設けられている。そして、ファン3bから送
風されるエアはダクト4→風洞2b→開口部2eを介し
てランプ1の管端部Bに供給され、ランプ1の管端部B
は風量調整機構10の位置に応じた風量で冷却される。
【0017】図4は上記した風量調整機構10の構成例
を示す図であり、風量調整機構10は、例えば同図に示
すように、遮風板10aとステッピングモータ10c
と、遮風板駆動機構10dから構成され、遮風板10a
はラックアンドピニオン10bを介して、ステッピング
モータ10cにより同図の矢印方向に駆動される。図5
は上記した風量調整機構10の他の構成例を示す図であ
り、同図では、遮風板10a’をヒンジ10eを介して
回動可能に取り付け、ステッピングモータ10cにより
遮風板10a’を回動させることにより、ランプ1の管
端部Bに吹き付けられる風量を調整する。
【0018】図1に戻り、11はランプ電源、12は制
御手段であり、制御手段12は、ランプ電源11を制御
してランプ1に供給されるランプ電力を制御するととも
に、ファン3bの回転速度および上記風量調整機構10
の位置を制御してランプ1への送風量を調整する。図6
は本実施例の動作を説明する図であり、同図は前記図4
に示した風量調整機構10を用いた場合を示している。
次に、同図により本実施例の動作を説明する。同図にお
いて、(1) はランプ電力3kW、ファン3bによる送風
量が3m3 /分の場合のランプ1の各部の温度を示す図
である。この状態では、ランプ1の封体発光部Aの管壁
温度は900°Cに保持され、また、管端部Bの管壁温
度は、「金属封じ込め」温度である略680°C以上に
保持されている。
【0019】ここで、ランプ電力を4kWに増加させラ
ンプの照度を増大させたとする。この場合、ファン3b
による送風量が3m3 /分のままであると、同図の(2)
に示すようにランプ1の各部の管壁温度が上昇してしま
う。そこで、ランプ1の封体発光部Aの管壁温度が90
0°Cになるように、ファン3bの送風量を増加させ、
例えば、送風量を4m3 /分とする。これにより、封体
発光部Aの温度は900°Cに低下するが、ランプ1の
管端部Bの管壁温度も低下し、同図(3) に示すように
「金属封じ込め」温度である680°C以下になってし
まう。そこで、遮風板10a位置を調整し、ランプ1の
管端部Bへの送風量を調整する。これにより、同図(4)
に示すようにランプ1の管端部Bの管壁温度を680°
C以上に上昇させることができ、前記した「金属封じ込
め」を防止することができる。
【0020】ランプ電力と上記ファン3bの送風量およ
び遮風板10aの位置との関係は、予め実験等により求
めることができるので、これらの関係を前記図1に示し
た制御手段12に記憶させておき、ランプ電力を変更し
たとき、制御手段12によりファン3bの送風量および
遮風板10aの位置を自動的に調整することにより、ラ
ンプの各部の管壁温度を適切な値に保持することができ
る。
【0021】図7はランプ1の封体発光部Aの管壁温度
が900°Cに保持されるようにファン3bの送風量を
調整した場合における、遮風板10aの位置とランプ1
の管端部Bの温度の実測値を示す図である。同図に示す
ように、ランプ電力が2kWのとき(この時ランプの単
位長さ当たりのランプ電力は80W/cm、ファン3bの
送風量は1.3m3 /分)、遮風板10aの位置を同図
(b)の位置aにすると、同図(a)に示すようにラン
プ1の管端部Bの管壁温度は750°Cに維持すること
ができ、遮風板10aの位置を同図(b)の位置b,c
にすると、ランプ1の管端部Bの管壁温度はそれぞれ9
00°C,1000°Cに上昇した。
【0022】また、ランプ電力が4kWのとき(この時
ランプの単位長さ当たりのランプ電力は160W/cm、
ファン3bの送風量は2.7m3 /分)、遮風板10a
の位置を同図(b)の位置a,b,cにすると、ランプ
1の管端部Bの管壁温度はそれぞれ、650°C,75
0°C,850°Cとなった。さらに、ランプ電力を7
kWにしたときに(この時ランプの単位長さ当たりのラ
ンプ電力は280W/cm、ファン3bの送風量は6.7
3 /分)、遮風板10aの位置を同図(b)の位置
a,b,cにすると、ランプ1の管端部Bの管壁温度は
それぞれ、500°C,650°C,750°Cとなっ
た。この結果から、ランプ電力が2kW、4kW、7k
Wのとき、遮風板10aの位置を図7の網かけで示した
位置に調整すれば、ランプ1の管端部Bの管壁温度を所
望の値に保持できることが確認された。
【0023】なお、上記実施例では、千鳥状の風穴2f
を設けたミラー2aをランプ1の封体発光部Aに対応す
る位置に設け、ランプ1の管端部Bに対応した隔壁の位
置に開口部2eを設けて、ランプの管端部Bにエアを供
給するように構成したが、千鳥状の風穴を設けたミラー
2aをランプの管端部Bまで設けるとともに、遮風板1
0aを樋状に形成し、樋状の遮風板の位置を調整して、
管端部Bに供給される風量を調整するように構成しても
よい。また、上記実施例においては、風穴2fをミラー
2aに千鳥状に設け、ランプ1の上部、左右方向からエ
アを吹き付けてランプ1を冷却する実施例を示したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例え
ば、ランプ1の上部にエアの吹き出し口を設け、ランプ
1の上部からエアを吹きつけてランプ1を冷却するよう
に構成してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、棒状ランプ全体に送出される冷却風量に対して、上
記棒状ランプの管端部へ送出される冷却風量を独立して
調整できるようにしたので、ランプの照度の切り換えの
ため、ランプ電力を変更した場合においても、ランプの
封体発光部と、管端部の管壁温度をそれぞれ適切な値に
保持することができる。また、エア吹き出し口と棒状ラ
ンプの管端部間に風量調整機構を設けて、管端部に送出
される風量を調整することにより、簡単な機構で棒状ラ
ンプの各部の温度を最適な値に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の光照射器の構成を示す図であ
る。
【図2】図1の光照射器のA−A断面図である。
【図3】図1の光照射器を照射面側から見た図である。
【図4】風量調整機構の構成例を示す図である。
【図5】風量調整機構の他の構成例を示す図である。
【図6】本発明の実施例の動作を説明する図である。
【図7】遮風板の位置とランプの各部の温度の実測値を
示す図である。
【図8】従来の光照射器の構成の一例を示す図である。
【図9】有電極の棒状放電ランプの構成の一例を示す図
である。
【図10】冷却風量/ランプ電力とランプ各部の温度の
関係を示す図である。
【符号の説明】
1 ランプ 1a 電極 1b ベース 1c シール部 1d モリブデン箔 2 ランプハウス 2a ミラー 2b 風洞 2c 隔壁 2d 吸い込み孔 2e,2g 開口部 2f 風穴 3a,3b ファン 4 ダクト 5 シャッタ 10 風量調整機構 10a,10a’遮風板 10b ラックアンドピニオン 10c ステッピングモータ 10d 遮風板駆動機構 10e ヒンジ 11 ランプ電源 12 制御手段 A 封体発光部 B 管端部 C 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/52

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも発光領域である封体発光部
    と、非発光領域である管端部を備えた有電極の棒状ラン
    プにエアを吹き付けて冷却する棒状ランプの冷却方法で
    あって、 上記棒状ランプ全体に送出される冷却風量に対して、上
    記棒状ランプの管端部へ送出される冷却風量を独立して
    調整できるように構成し、 棒状ランプへの電気入力の変更時、上記棒状ランプ全体
    に送出される冷却風量を調整するとともに、管端部へ送
    出される冷却風量を調整し、封体発光部の管壁温度と管
    端部の管壁温度を適切な値に保持することを特徴とする
    棒状ランプの冷却方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも発光領域である封体発光部
    と、非発光領域である管端部を備えた有電極の棒状ラン
    プと、 断面が楕円形状であって、該楕円の内側に上記棒状ラン
    プが配置された樋状のミラーと、 上記ランプとミラーとを収納し、光照射のための開口部
    を有するランプハウスとから構成される光照射器におい
    て、 上記棒状ランプに冷却用エアを吹き付けて、棒状ランプ
    の封体発光部と管端部とを冷却するエア吹き出し口と、 上記エア吹き出し口と棒状ランプの管端部間に配置さ
    れ、管端部に送出される風量を調整する風量調整機構と
    を設け、 棒状ランプへの電気入力に応じて、棒状ランプ全体に送
    出される冷却風量を調整するとともに、上記風量調整機
    構により管端部へ送出される風量を調整することを特徴
    とする光照射器。
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