JP4022365B2 - 建設機械の冷温風吹出し装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は油圧ショベル等の建設機械の運転室内の前角部で立ち上がるように設けられた空調用ダクトの鉛直部上に取り付けられる空調装置の冷温風吹出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
油圧ショベル等の建設機械では雨天や強風、降雪等の厳しい気象環境の下においても建設作業を遂行できるようにするために、運転室は四方および天井が硝子板や鋼板等により囲繞された密閉状態となっている。また、真夏の炎天下での建設作業では密閉状態の運転室内はかなりの高温になるため、建設機械を操作する運転者は厳しい条件下での労働を強いられることになり、厳しい暑さのため、場合によっては脱水症状を起こすこともある。そこで、例えば特開平8−175156号公報には運転席の後方の床上に空調装置を配置し、この空調装置から3つのダクトを引き出して、一つは運転席の後上方に、もう一つは運転席の足元に、他の一つは運転席の前側方にそれぞれ冷気の吹出し口が開口した油圧ショベルの空調用ダクトの発明が開示されている。
【0003】
そして、運転席の前側方に開口する吹出し口は上窄まりの略円錐形の吹出し部の一側面が切り欠かれた形状を成していて、上記吹出し部が上流側の鉛直方向に延設された鉛直部上に回転自在に支持されることにより、上記吹出し口は水平方向に任意の向きに向くことができるようになっている。また、やや斜め上向きに開口する吹出し口の内側には複数の導風板が連結杆により平行に連結されると共にそれらに係合する撮みが操作されることにより、上向きから下向きまで連続的に連動して導風板の向きが調整され、これにより冷風の吹き出し方向を上下の所望の向きに設定できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
作業機を搭載した油圧ショベル等の建設機械においては、作業機の先端部に設けられて土砂の積み込みを行うバケット等の作業状況や地面、作業員の作業位置等をつぶさに視認しながら建設作業を遂行できるように、運転室の前面を覆うガラス窓はできるだけ広く、通常は前面全面を覆うように設けられている。従って、夏場に運転室の前方から日が射す場合は斜め上方から前面ガラス窓内に射し込むため、強い陽射しは主に運転者の胸部から足元にかけて当たることになる。夏場の強い陽射しが射す下で建設作業を開始する場合は、運転者は空調装置の設定温度を低めにすると共に風量を最大に設定し、暫く作業して涼しくなった時点で、設定温度と設定風量を適当な値に設定し直す場合が多い。室内温度や風量が自動制御される空調装置の場合はそれらの値が自動的に制御される。
【0005】
上述の従来技術では吹出し部を適宜回動させて吹出し口の撮みを調整して吹出し口から吹き出す冷風の向きを上下左右所望の向きに設定できるようになっているので、運転席の後上方や足元に設けられた吹出し口からの冷風のみでは十分な清涼間が得られない場合、運転者は吹出し部の吹出し口の向きを通常は顔面または胸部に向くように設定して作業を行う。この場合には直接冷風が吹き付ける運転者の顔面または胸部は十分涼しく感じる程冷やされるが、冷風が直接当たらず、回り込んだ風が間接的にしか当たらない大腿部、腰等の下半身は射し込む陽射しに晒されて輻射熱で温まり、運転者にはあまり快適感が得られず、運転室の温度が寒く感じる程低下して始めて快適感が得られる。
【0006】
また、運転室内の温度が安定した状態に移行した後でも間接的にしか冷気を受けない下半身は暑く感じ易くなっているので、運転者は空調装置の冷房温度を低めに設定し勝ちになり、運転室内の温度を必要以上に下げてしまうことが多い。このようなことを避けるために、運転者が吹出し口の撮みを調整して冷風の向きを下半身側に向けると、顔面等の上半身の温度が低下せず、快適感が得られないばかりでなく、腹部を冷やし過ぎて気分が悪くなることもある。このことは夏期の冷房環境での作業時に限らず、冬季等の寒冷気候時の暖房環境での作業時にも似たような状況が生じる。
【0007】
さらに、梅雨時等の湿度が高い時や冬季等の外気温が低い時に、前面ガラス窓に露が付いて曇ってしまうことがあり、この前面ガラス窓の曇りを解消するために、運転者が吹出し部を前面ガラス窓側に向けて冷気または暖気を吹き付けることがあるが、この間は運転者側には冷気または暖気が間接的にしか当たらないため、快適感が得られない。また、作業の進行の都合で運転者が運転室の側方の出入口扉を開放させた状態で、建設機械の周囲で作業する作業員と打ち合わせつつ作業を進めなければならないことがあるが、このような場合にも出入口から入り込む暖気や寒気を遮断するために吹出し部を出入口側に向ける必要があるため、運転者には空調気流が当たらないという不具合が生じる。
【0008】
このように、従来技術においては吹出し口から吹き出した冷暖気の吹き出し方向を所望の向きに設定できるようになっているため、吹出し口からの冷暖気の吹出し方向を適宜設定することにより、冷暖房下の運転者の作業環境の快適性をそれなりに満足させることができるものの、運転者の全身を快適温度に保ったり、運転者に冷暖気を吹き付けながら、同時に他方向に冷暖気を吹き付けることができないため、特に、酷暑時や酷寒時あるいは冷暖房を多目的に使用する場合等の冷暖房下の作業環境の快適性において必ずしも満足できるものではなかった。
【0009】
本発明は従来技術におけるかかる不具合を解消すべく為されたものであり、冷暖房下の運転者の作業環境の快適性および冷暖房の多目的使用に関する欲求を十分満たすことができる建設機械の冷温風吹出し装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、吹出し口は空調用ダクトの鉛直部上に取り付けられる筐体の上下方向に複数配設され、それぞれの吹出し口から吹き出す冷温風の吹出し方向を独立して上下方向と左右方向に設定できるようにしたものであり、好ましくは、筐体は上下方向に積装され、互いに水平方向に摺動回転し得る複数の小筐体の集まりから成り、これらの各小筐体に少なくとも1つの吹出し口が穿設され、その周面は円錐形または上窄まりの筒状体で構成され、下流に位置する吹出し口の上流側に冷温風の流量を調整するための絞りを介在させると共に、少なくとも1つの吹出し口は筐体の周面の少なくとも一部を成す上向きの傾斜面に穿設されるようにし、導風板は吹出し口毎に複数枚水平方向の回動軸の回りに回動可能に配置され、これらの導風板は互いを連結する連結部材により連動するようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を具体化した実施例を詳細に説明する。図12、図13および図14は本発明の第1の実施例に係る油圧ショベルの運転室の空調装置を仮想的に透視した斜視図、同じく、その側面図および平面図である。これらの図において、1は空調装置から送り出された冷暖気を運転室の前部に吹き出す吹出し部、7は運転者が装置を操縦する運転室、8は運転室7の後部に設置された空調装置、10は運転者が座る運転席、11,12,13は空調装置8から供給された冷暖気を運転室7のそれぞれ右端床板上から前方に、中央床板上から前下方に、および右側面に沿って後上方に導く空調用ダクト、11aは運転室7の右端床板上から前方に導出された空調用ダクト11が前右角で鉛直方向に立ち上がって吹出し部1を支持する空調用ダクト11の鉛直部、11bは鉛直部11aの頂部に開口して吹出し部1の底部と連結される開口孔、71,72,73,74,75はそれぞれ運転室7の前面をほぼ覆うガラス板で構成された前窓、床を覆う床板、左右の側面、運転席10の後方を覆う背面、天井および側窓である。
【0012】
運転室7の運転席10から見て左側面には図示しない出入口扉が設けられており、運転室7の前右角に向かって導出された空調用ダクト11の配設位置は出入口扉を開けて出入りする運転者の乗降を妨げない位置とされている。空調用ダクト11の先端部に設けられた吹出し部1は冷暖気を直接、運転者、前窓71等に吹き付けるためのものであり、空調用ダクト12,13は空調装置8からの冷暖気を間接的にそれぞれ運転室7の下方から前側に、および後方から天井74側に吹き出すためのものである。空調用ダクト11の鉛直部11aおよびその上端部に取り付けられた吹出し部1は前窓71と右側面73との間の角部下部に配置されているので、運転者の視野を全く妨げることがなく、また、上下方向に摺動開閉可能になっている前窓71の開閉動作を妨げないようになっている。
【0013】
図1は本発明の第1の実施例に係る空調用ダクト11の上端部の吹出し部1の平面図(a)、正面図(b)および平面図(a)中の切断線A−Aに沿った縦断面図(c)である。これらの図において、2,3は両者で吹出し部1を構成し、それぞれ円錐形周面を有した略円筒形状を成し、後述する冷暖気の吹出し口が形成される周面が傾斜面とされた上吹出し筒と下吹出し筒、20,30はそれぞれ上吹出し筒2および下吹出し筒3の周面のやや斜め上方を向く傾斜面に穿設された冷暖気の吹出し口、211 〜213 ,311 〜313 はそれぞれ上吹出し筒2および下吹出し筒3の内部の吹出し口20,30に臨む位置に上下方向に回動自在に3枚ずつ取り付けられた導風板である。
【0014】
また、22,32はそれぞれ上吹出し筒2および下吹出し筒3の内部の吹出し口20,30の両側に対を成して設けられ、上吹出し筒2および下吹出し筒3の3枚の導風板211 〜213 ,311 〜313 を回動自在に支持するブラケット、23,33は3枚の導風板211 〜213 ,311 〜313 の後端部にそれぞれ等間隔を有して回動自在に取り付けられることにより、それぞれ3枚の導風板211 〜213 ,311 〜313 を平行状態に保つと共にそれらの回動時に互いに連動させる連結杆、24,34は3枚の導風板211 〜213 ,311 〜313 の中の真ん中の導風板212 ,312 の前縁部にそれぞれ固定され、運転者が吹出し口20,30からの冷暖気の上下の向きを変えるために、導風板211 〜213 ,311 〜313 を上下方向に回動させる時に操作される風向撮みである。
【0015】
図2および図3はそれぞれ図1の平面図中の切断線A−Aに沿った縦断面図(c)の上吹出し筒2と下吹出し筒3の嵌合部および下吹出し筒3と鉛直部11の嵌合部を示す部分拡大図である。これらの図において、2aは上吹出し筒2の下端部に、下吹出し筒3の下端部の最大径と同一径の円環状を成して横方向に突出形成された外鍔部、2bは上吹出し筒2の外鍔部2aの上部に上面が略水平面を成して上記傾斜面から前方に迫り出すように形成された棚部、3aは下吹出し筒3の上端部に上吹出し筒2の外鍔部の内径よりやや小さい径の円盤状を成して横方向に突出形成された内鍔部、3bは内鍔部3aの周端部の下側が径方向に後退して若干径小の円筒面として形成された段部、3cは下吹出し筒3の下端部に横方向に突出形成された外鍔部2aとほぼ同径の円盤状の外鍔部、3dは外鍔部3cの内側に鉛直部11aの開口孔11bと同径の円周面を成して形成された段部である。
【0016】
また、4は上吹出し筒2の外鍔部2aの内周面に接着固定され、下吹出し筒3の内鍔部3aに圧接する、耐熱性で熱変形を起こさない弾性に富んだ環帯状を成す合成樹脂製の係止環、5は下吹出し筒3の下端部内周面に形成された段部3dに接着固定され、鉛直部11aの開口孔11bと同径の外周面を有した、耐熱性で熱変形を起こさない弾性に富んだ環帯状を成す合成樹脂製の嵌合環、41は係止環4の下部が縦方向に屈曲形成されることにより、断面形状が内周側に突出した楔状を成した鉤爪部、42は鉤爪部41の弾性変形を容易にするために、係止環4の下部に等間隔に穿設されて鉤爪部41を周方向に等分割する区画溝、51は嵌合環5の下部が縦方向に屈曲形成されることにより、断面形状が外周側に突出した楔状を成した鉤爪部、52は鉤爪部51の弾性変形を容易にするために、嵌合環5の下部に等間隔に穿設されて鉤爪部51を周方向に等分割する区画溝である。
【0017】
吹出し部1の組立ておよび吹出し部1の空調用ダクト11の鉛直部11aへの組付けに際しては、それぞれ上吹出し筒2を下吹出し筒3に対してある程度強い力で押し込むことにより、下吹出し筒3の内鍔部3bが係止環4の鉤爪部41の突起を外側に押し付けながら嵌まり込み、鉤爪部41を通過すると一気に上吹出し筒2の外鍔部2a内側の棚部2bの裏側の当接位置まで到達して、鉤爪部41の突起により上吹出し筒2が水平方向に回転自在に係止される。また、下吹出し筒3を空調用ダクト11の鉛直部11aに対してある程度強い力で押し込むと、下吹出し筒3の下端部の外鍔部3c内周面に接着された嵌合環5が鉤爪部51の突起を内側に押し込む弾性変形を受けながら空調用ダクト11の鉛直部11aの開口孔11bに嵌まり込み、鉤爪部51の突起により下吹出し筒3が回転自在に嵌着する。
【0018】
こうして、吹出し部1の組立てと吹出し部1の空調用ダクト11の鉛直部11aへの組付けが完了すると、上吹出し筒2の外鍔部2a内周面に接着された係止環4の鉤爪部41の突起が下吹出し筒3の段部3bに嵌入して内鍔部3bを銜え込み、また、嵌合環5の鉤爪部51bの突起が空調用ダクト11の鉛直部11aの開口孔11bの下縁から外方に突出して係止されるから、上吹出し筒2は下吹出し筒3に対して、また、下吹出し筒3は空調用ダクト11の鉛直部11aに対してそれぞれしっかりと、しかし、回転自在に嵌着し、容易に脱落することはない。
【0019】
上述のように、上吹出し筒2は下吹出し筒3に対して回転自在に、また、下吹出し筒3は空調用ダクト11の鉛直部11aに対して回転自在に取り付けられているから、吹出し部1の上吹出し筒2と下吹出し筒3の二つの吹出し口20,30を所望の2水平方向にそれぞれ向けて回動させると共に、風向撮み24,34を操作して内部の導風板211 〜213 ,311 〜313 の上下方向向きをそれぞれ所望の向きに向けて冷暖気を吹き出させることができる。なお、風向撮み24,34を操作することにより、真ん中の導風板212 ,312 がブラケット22,32の回動支点を中心に回動し、これらの動きを後端部に回動自在に取り付けられた連結杆23,33を介して上下の導風板211 ,213 ,311 ,313 に伝達して連動させるようになっている。
【0020】
例えば、真夏の強い日差しが前方斜め上から照りつける時は、空調装置8を作動させなければ、密閉された運転室7内の気温が急上昇し、灼熱状態になる虞がある。そこで、運転者は空調装置8を作動させ、固定の空調用ダクト12,13から吹き出す冷気で運転室7内の空気の温度を低下させると共に、冷気直射用の上吹出し筒2と下吹出し筒3を共に自分の方に向けて上吹出し筒2と下吹出し筒3の風向撮み24,34を操作し、例えば、上吹出し筒2の吹出し口20からは顔面方向に、下吹出し筒3の吹出し口30からは膝元方向にそれぞれ冷気が吹き付けるように調整することにより、特に日差しが直射する箇所を集中的に冷やすことができるから、運転者は運転室7内の空調状態に関する完全な満足感を得ることができる。
【0021】
また、梅雨時等の湿気の多い時や冬季等の気温が低い時には、運転室7の前窓71等が冷やされて内面に露ができて曇ってしまうことがある。このような時には、運転者は例えば、上吹出し筒2の吹出し口20を自分の方に向けて涼みながら、下吹出し筒3の吹出し口30を前窓71側等に向けて曇り取りを行うことができる。出入口扉を開放して作業を行う場合も同様である。空調用ダクト11から吹出し部1に流れ込む冷風wは二つの上吹出し筒2の吹出し口20と下吹出し筒3の吹出し口30とに分散して外部に吹き出すことになるが、それらの風量比は上吹出し筒2と下吹出し筒3の周面を成す円錐形状の窄み具合や吹出し口20と吹出し口30との口径比あるいは上吹出し筒2の上部形状等により決まるから、それらの条件を適宜設定して決めれば良い。実験の結果によれば、上下の吹出し風量の比は、上が6、下が4の割合に設定すると、運転者の快適感が最も良いことが得られている。
【0022】
本実施例で上吹出し筒2と下吹出し筒3の吹出し口20,30側の周面を傾斜面としたのは上述の風量比を適当に設定するためと、導風板211 〜213 ,311 〜313 を上向きにした時に、斜め上方向に吹き出す冷風が円滑に流出するようにするためである。また、上吹出し筒2と下吹出し筒3の連結部に、横方向に突出した円盤状の外鍔部2aと、これに嵌合する内鍔部3aとが設けられた構成としたのは、吹出し部1の外観の見栄えを良くするためと、上吹出し筒2と下吹出し筒3とが連結部を回転自在とするために、両者の摺動部を円形形状にする必要があるためと、上吹出し筒2が下吹出し筒3に対して回転自在となっていることを認識し易くするためである。
【0023】
また、本実施例では上吹出し筒2と下吹出し筒3および下吹出し筒3と空調用ダクト11の鉛直部11aとの連結形態をそれぞれ係止環4および嵌合環5の鉤爪部41,51の突起部の弾性変形を利用した係止構造としたが、これは単に一例を示したものであり、同様の機能を果たすものであれば、何のような構造のものであっても良い。さらに、上吹出し筒2と下吹出し筒3の輪郭形状を円錐形周面を有した略円筒形状としたが、両者および下吹出し筒3と空調用ダクト11の鉛直部11aとの連結摺動部が円形形状となっていれば任意の形状にすることができる。
【0024】
図4は本発明の第2の実施例に係る空調用ダクト11の上端部の吹出し部1の平面図(a)、正面図(b)および平面図(a)中の切断線Bに沿った縦断面図(c)、図5は上吹出し筒2の正面図(a)および底面図(b)、図6は下吹出し筒3の平面図(a)および正面図(b)である。25は上吹出し筒2の底面、26は上吹出し筒2の底面25の周縁部近傍の3箇所に図5(b)に示すように、100°〜140°の非等角度を成して突設され、先端が外周側に屈曲した平坦部とされた3つの脚部、35は下吹出し筒3の上面に、上吹出し筒2の3つの脚部26の基体部と摺接する内径を有して穿設された嵌合孔、35aは嵌合孔35の内周部の3箇所の、上吹出し筒2の3つの脚部26が対向する位置に穿設された3つの切欠部である。これらの図において、第1の実施例と同一または同一と見做せる個所には同一の符号を付し、その重複する説明を省略する。
【0025】
吹出し部1を組み立てる際には、上吹出し筒2を下吹出し筒3の上部に保持して、底面25に突設された3つの脚部26の配設位置と、下吹出し筒3の嵌合孔35の内周部に穿設された3つの切欠部35aの配設位置とが丁度合うように角度合わせをして、下吹出し筒3の上部に押し込むと、上吹出し筒2の脚部26が下吹出し筒3の切欠部35a内に嵌入し、その後、上吹出し筒2を所定角度回転させると、脚部26の平坦部上面と下吹出し筒3の上部下面とが摺接し、その摩擦力で回転位置が保持される。従って、上吹出し筒2を下吹出し筒3に対して相対回転させても、上吹出し筒2の脚部26配設位置と下吹出し筒3の切欠部35aの配設位置とが丁度合致しない限り、上吹出し筒2が下吹出し筒3から抜け落ちることはない。このように、本実施例では上吹出し筒2と下吹出し筒3との連結部の構成が簡単で容易に作成でき、吹出し部1の組み立ておよび分解作業を極めて容易に行うことができる。
【0026】
本実施例では下吹出し筒3はほぼ円筒形状を成しており、従って、その吹出し口30は傾斜面ではなく、鉛直面に形成されている。このように、下吹出し筒3はほぼ円筒形状を成しているので、その内部の径を上吹出し筒2に較べて大きく採ることができるから、下吹出し筒3の吹出し口30の上吹出し筒2の吹出し口20に対する風量比を相対的に大きくすることができる。また、下吹出し筒3の吹出し口30を鉛直周面に形成したので、例えば、温風を運転者の足元に集中的に吹き出させようとする場合に温風を効果的に吹き出させることができる。上述のように、上吹出し筒2と下吹出し筒3の形状や吹出し口20と吹出し口30との口径比等を適宜調整することにより、吹出し口20と吹出し口30とから吹き出す冷温風の風量比を容易に設定することができる。
【0027】
図7は吹出し口20と吹出し口30とから吹き出す冷温風の風量比を容易に設定することができるようにした本発明の第3の実施例に係る空調用ダクト11の上端部の吹出し部1の平面図(a)、正面図(b)および平面図(a)中の切断線Cに沿った縦断面図(c)、図8は絞り板の平面図(a)およびその切断線X−Xに沿った縦断面図(b)である。これらの図において、6は上吹出し筒2と下吹出し筒3との間に介装され、その開口面積に応じて下吹出し筒3から上吹出し筒2への冷温風の流量を制限する絞り板、6aは絞り板6の外周部の3箇所の、上吹出し筒2の3つの脚部26が対向する位置に穿設された3つの切欠部、6bは絞り板6の中央に同心状に穿設された風量調整用の絞り孔である。
本実施例が第2の実施例と大きく異なる点は、上吹出し筒2と下吹出し筒3との間に絞り板6を介装した点にある。吹出し部1を組み立てる際には、上吹出し筒2を逆さにして底面25を上向きにし、絞り板6をその上部に保持して、上吹出し筒2の底面25に起立した3つの脚部26の配設位置と、絞り板6の外周部に穿設された3つの切欠部6aの配設位置とが丁度合うように角度合わせをして絞り板6を上吹出し筒2の脚部26に嵌合させた後、前実施例で述べた方法と同じ方法で、上吹出し筒2を下吹出し筒3に結合させる。絞り孔6bが異なる複数の絞り板6を予め用意しておけば、上吹出し筒2と下吹出し筒3の形状等に変更を加えなくても、所望の風量比に合った絞り板6を選択して吹出し部1に組み込むだけで所望の風量比調整を行うことができる。
【0028】
図9は本発明の第4の実施例に係る空調用ダクト11の上端部の吹出し部1の平面図(a)、正面図(b)および平面図(a)中の切断線Dに沿った縦断面図(c)である。同図(c)において、2aは上吹出し筒2のなだらかな湾曲面を成す後部曲面部である。本実施例が第3の実施例と異なる点は上吹出し筒2がこの後上部に曲面部を有した点にある。本実施例では上吹出し筒2の後部がなだらかな湾曲面を成す後曲面部2aとなっているので、空調用ダクト11の鉛直部11a下方から上方に向かって吹き上がる冷温風の流れをこの後曲面部2aで、前方に吹き出す冷温風の流れに円滑に変更することができる。
【0029】
図10は本発明の第5の実施例に係る空調用ダクト11の上端部の吹出し部1の平面図(a)、正面図(b)および平面図(a)中の切断線Eに沿った縦断面図(c)である。これらの図において、9は吹出し部1を単一の筐体で構成する吹出し筒、15は吹出し筒9の内部の上下方向のほぼ真ん中前側に、その前縁が吹出し筒9内周面に一体固定された半円形の支持棚、16は一対のブラケット22を左右両側でそれらの上端部と下端部とで支持すると共に、水平方向に回動自在に支持された箱形ケース、17,18は箱形ケース16の上面と下面との中央部にそれぞれ突設され、吹出し筒9の天井面と支持棚15上面とに回動自在に支持された支軸である。吹出し筒9は第1の実施例の下吹出し筒3と同様に、吹出し筒9の下部内周面に接着固定された嵌合環5の鉤爪部51が空調用ダクト11の鉛直部11aの開口孔11bに嵌まり込み、鉤爪部51の突起により水平方向に回転自在に嵌着している。
【0030】
本実施例では上下の吹出し口20,30は共に単一の吹出し筒9の前面に穿設されているから、吹出し口20,30から吹き出した冷温風の水平方向向きは本来的には吹出し口20,30が向く方向となっているが、箱形ケース16が支軸17,18によって水平方向に回動自在となっているので、箱形ケース16を通って吹出し口20から吹き出す冷温風は箱形ケース16の左右方向の向きによってある程度風向きが左右方向に変えられる。本実施例では箱形ケース16に縦方向に配列された導風板が取り付けられていないが、縦方向に配列された導風板を取り付ければ、箱形ケース16の左右方向の向きによる吹出し口20から吹き出す冷温風の風向きの変化はより顕著になる。このように、本実施例でも吹出し筒9の回転位置と箱形ケース16の回動位置および導風板211 〜213 ,311〜313 の上下方向向きを適宜調整することにより、上下の吹出し口20,30から吹き出す冷温風の風向きをそれぞれ左右、上下の何れの方向にも変えることができる。
【0031】
図11は本発明の第6の実施例に係る空調用ダクト11の上端部の吹出し部1の模式図である。同図において、2′は上吹出し筒2と下吹出し筒3との間に介装された、ほぼ上吹出し筒2と相似形の中吹出し筒である。同図から明らかなように、本実施例では吹出し筒を三段重ね構成とした点に特徴がある。かかる構成とすることにより、左右、上下の何れの方向にも風向きを変えることができる冷温風の吹出し口を一つ増やして3つにすることができるから、より多くの場所を集中的に冷暖房することができる。勿論、重ねる吹出し筒の数をさらに増やしても構わない。
【0032】
図15および図16はそれぞれ本発明の第7の実施例に係る油圧ショベルの運転室の空調装置を仮想的に透視した側面図および平面図である。これらの図において、1′は運転室7の吹出し部1とは左右対称の位置の前左角に配置された、吹出し部1と同形の吹出し部、11a′は空調用ダクト11の立上り部から分離されて運転室7の前下縁を経て前左角で鉛直方向に立ち上がる鉛直部11aと左右対称の位置に配設された鉛直部である。このように、吹出し部1′を運転室7の吹出し部1とは左右対称位置の前左角にも配置したから、吹出し部の数が倍増すると共に、運転者に冷温風を異なる方向から吹き付けて左右均一に冷暖房することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、吹出し口は筐体の上下方向に複数配設され、それぞれの吹出し口から吹き出す冷温風の吹出し方向を独立して上下方向と左右方向に設定できるようにしたので、上下の各吹出し口から吹き出す冷温風はそれぞれ所望の上下方向と左右方向の吹出し方向に設定できるから、冷暖房下の運転者の作業環境の快適性および冷暖房の多目的使用に関する欲求を十分満たすことができる。
請求項2記載の発明によれば、筐体の周面を円錐形または上窄まりの筒状体で構成したので、筐体の窄まり形状を適宜設定することにより各吹出し口から吹き出す冷温風の風量比を所望の値に設定できる。
【0034】
請求項3記載の発明によれば、筐体を上下方向に積装され、互いに水平方向に摺動回転し得る複数の小筐体の集まりで構成し、これらの各小筐体に少なくとも1つの吹出し口が穿設されるようにしたので、簡単な構成で冷温風の左右方向の吹出し方向を所望の方向に変えることができる。
請求項4記載の発明によれば、導風板は吹出し口毎に複数枚水平方向の回動軸の回りに回動可能に配置されると共に互いを連結する連結部材により連動するようにしたので、吹出し口から吹き出す冷温風は整流となって流出することができる。
【0035】
請求項5記載の発明によれば、下流に位置する吹出し口の上流側に冷温風の流量を調整するための絞りを介在させたので、絞りの上流側と下流側との冷温風の流量の比を容易に調整することができる。
請求項6記載の発明によれば、少なくとも1つの吹出し口は筐体の周面の少なくとも一部を成す上向きの傾斜面に穿設されるようにしたので、吹出し口から上向きに吹き出す冷温風を円滑に流出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る空調用ダクトの吹出し部の平面図(a)、正面図(b)および切断線A−Aに沿った縦断面図(c)
【図2】図1の縦断面図(c)の上吹出し筒と下吹出し筒の嵌合部を示す部分拡大図
【図3】同じく、下吹出し筒と鉛直部の嵌合部を示す部分拡大図
【図4】本発明の第2の実施例に係る吹出し部の平面図(a)、正面図(b)および切断線Bに沿った縦断面図(c)
【図5】同じく、上吹出し筒の正面図(a)および底面図(b)
【図6】同じく、下吹出し筒の平面図(a)および正面図(b)
【図7】本発明の第3の実施例に係る吹出し部の平面図(a)、正面図(b)および切断線Cに沿った縦断面図(c)
【図8】同じく、絞り板の平面図(a)およびその切断線X−Xに沿った縦断面図(b)
【図9】本発明の第4の実施例に係る吹出し部の平面図(a)、正面図(b)および切断線Dに沿った縦断面図(c)
【図10】本発明の第5の実施例に係る吹出し部の平面図(a)、正面図(b)および切断線Eに沿った縦断面図(c)
【図11】本発明の第6の実施例に係る吹出し部の模式図
【図12】本発明の第1の実施例に係る油圧ショベルの運転室の空調装置を透視した斜視図
【図13】同じく、その側面図
【図14】同じく、その平面図
【図15】本発明の第7の実施例に係る油圧ショベルの運転室の空調装置を透視した側面図
【図16】同じく、その平面図
【符号の説明】
1,1′ 吹出し部
2 上吹出し筒
2′ 中吹出し筒
2a 後曲面部
3 下吹出し筒
4 係止環
5 嵌合環
6 絞り板
6b 絞り孔
7 運転室
8 空調装置
9 吹出し筒
10 運転席
11,12,13 空調用ダクト
11a 鉛直部
11b 開口孔
20,30 吹出し口
211 〜213 ,311 〜313 導風板
23,33 連結杆
24,34 風向撮み
41,51 鉤爪部
42,52 区画溝
26 脚部
71 前窓

Claims (6)

  1. 運転室内に配設され、空調装置から供給された冷温風を導いて前記運転室の前角部で立ち上がる空調用ダクトの鉛直部上に取り付けられる筐体と、この筐体の周面に穿設され、冷温風が横方向に吹出し可能な吹出し口と、この吹出し口の内部に冷温風を所望の方向に吹き出させるための少なくとも水平方向の回動軸の回りに回動可能な導風板とを有した建設機械の冷温風吹出し装置において、前記吹出し口は前記筐体の上下方向に複数配設され、それぞれの前記吹出し口から吹き出す冷温風の吹出し方向を独立して上下方向と左右方向に設定できるようにしたことを特徴とする建設機械の冷温風吹出し装置。
  2. 筐体の周面は円錐形または上窄まりの筒状体で構成されたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の冷温風吹出し装置。
  3. 筐体は上下方向に積装され、互いに水平方向に摺動回転し得る複数の小筐体の集まりから成り、これらの各小筐体に少なくとも1つの吹出し口が穿設されていることを特徴とする請求項1記載の建設機械の冷温風吹出し装置。
  4. 導風板は吹出し口毎に複数枚水平方向の回動軸の回りに回動可能に配置され、これらの導風板は互いを連結する連結部材により連動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の冷温風吹出し装置。
  5. 下流に位置する吹出し口の上流側に冷温風の流量を調整するための絞りを介在させたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の冷温風吹出し装置。
  6. 少なくとも1つの吹出し口は筐体の周面の少なくとも一部を成す上向きの傾斜面に穿設されたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の冷温風吹出し装置。
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