JP2000094956A - 作業車の冷房装置 - Google Patents

作業車の冷房装置

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JP2000094956A
JP2000094956A JP10267007A JP26700798A JP2000094956A JP 2000094956 A JP2000094956 A JP 2000094956A JP 10267007 A JP10267007 A JP 10267007A JP 26700798 A JP26700798 A JP 26700798A JP 2000094956 A JP2000094956 A JP 2000094956A
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JP
Japan
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cold air
cooler
cool air
roof
unit
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JP10267007A
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English (en)
Inventor
Hisao Tanaka
久雄 田中
Yuji Yamashita
裕次 山下
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者に向けて冷気を吹き出す冷気吹出部を
位置変更自在とし、運転者のどこにでも冷気をあてるこ
とができるよう考慮する。 【解決手段】 クーラユニットaの冷気排出部30と、
運転部5に冷気を吹き出させるための冷気吹出部13と
を、屈曲自在で且つ屈曲状態を保持可能なダクト31に
よって連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー、コン
バイン、トラクタ等の作業車の冷房装置に係り、運転者
にスポット的に冷風を供給するスポットクーラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】作業車のスポットクーラとして、実開平
6−50915号公報に、クーラユニットをキャノピ
(日除け)のルーフに設けたものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、運転部へと冷気を吹き出させるための冷気吹出部
は、運転者の前上方に位置すると共に、クーラユニット
に設けられており、ルーバによって冷気の吹き出し方向
を変えることはできるが、冷気吹出部の位置を変えると
いうことはできず、不便なものであった。
【0004】そこで、本発明は前記問題点に鑑みて、冷
気吹出部の位置を変えることができる便利な冷房装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、クーラユニットaを運
転部5の上方のルーフ12に設けたものにおいて前記ク
ーラユニットaの冷気排出部30と、運転部5に冷気を
吹き出させるための冷気吹出部13とを、屈曲自在で且
つ屈曲状態を保持可能なダクト31によって連通した点
にある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図2〜図4に示したバックホー
(作業車)において、1はクローラ走行装置、2は堀削
作業装置、3は旋回台、4はキャノピー、5は運転部、
6は原動部(エンジンルーム)である。原動部6は、運
転座席10右横のタンクボンネット7と、後方のボンネ
ット8と左斜め横の補機ボンネット9との3個のボンネ
ットを備えた後方小旋回型に構成されている。後方小旋
回型とは、旋回台3後部の旋回半径のみ機幅内(左右の
クローラ幅内)に収まるように旋回中心Xが設定されて
いる構造のことである。
【0007】キャノピー4は、原動部6から立ち上がる
左右一対の支柱11と、泥や日除け用のルーフ12とか
ら構成されている。支柱11は、その上部がやや前方に
向けて折り曲げられた形状であり、ルーフ12には、後
述する冷房装置Aにおけるクーラユニットaと、運転部
5の運転者Dに対して冷気を吹き出させるための冷気吹
出部13と、この冷気吹出部13とクーラユニットaの
冷気排出部30とを連通(接続)するダクト31とが設
けられている。次に、その冷房装置Aについて説明す
る。
【0008】図5〜図7に示すように、冷房装置Aは、
エバポレータ(蒸発器)17、送風機18、膨張弁19
等を備えたクーラユニットaを具備すると共に、電動フ
ァンを備えるクーラ用電動ファン型コンデンサ(凝縮
器)15、コンプレッサ(圧縮器)14、クーラ用レシ
ーバ(受液器)16、左右一対の冷気排出部30及びダ
クト31等を具備し、クーラユニットaで発生する冷気
を一対の冷気排出部30から排出する蒸気圧縮式のもの
に構成されており、クーラユニットaはルーフ12内側
の後部にやや後下がり傾斜させて配置されている。
【0009】尚、クーラ用レシーバ16を乾燥剤付きの
ものとするが、乾燥剤無しのクーラ用レシーバ16と膨
張弁19との間に乾燥器を配備した構成でも良い。コン
プレッサ14はエンジンルームである原動部6内に装備
され、エンジンEからの動力で駆動され、ガス状の冷媒
を圧縮する。クーラ用電動ファン型コンデンサ15は電
動ファンを有し、コンプレッサ14から送られる冷媒を
電動ファンで送風冷却するように構成されている。
【0010】又、クーラユニットaとクーラ用電動ファ
ン型コンデンサ15とクーラ用レシーバ16等とを循環
する行き帰りの一対の冷媒移動用の給排ホース22は、
ボンネット8上面を貫通して、右支柱11の下部側面に
形成された下孔部11aから右支柱11内部を通り、右
支柱11上部の内側側面に形成された上孔部11bから
取出されてクーラユニットaに接続されている。
【0011】図5,図6に示すように、ルーフ12に配
置されるクーラユニットaは、左右一対の冷気排出部3
0、二股状の冷風ダクト25、エバポレータ17、左右
一対の送風機18がこの順で前から後に向けて配置され
るとともに、冷風ダクト25の始端側と送風機18との
間は、蒸発器17を囲続する状態のカバー26で覆って
ある。又、ルーフ12の内面には発泡スチロール等の断
熱材(インシュレータ)27を張設してあり、この断熱
材27とクーラユニットaとを覆うルーフカバー28を
内装材として備えており、クーラユニットaは、ルーフ
12とルーフカバー28とで囲まれた空間内に収納され
ている。
【0012】なお、冷気排出部30は、図例では、左右
方向外方に開口状として設けられているが下方又は後方
等に開口状として設けてもよく、また、ルーフ12の前
部側、中途部または後部のどの位置に設けてもよい。ル
ーフカバー28の後端側には、左右一対の外気導入用の
フィルタ29が横臥配置されており、ここから取り込ま
れた外気はルーフカバー28内部を通って一対の送風機
18に吸い込まれるのである。そして、送風機18の送
風がエバポレータ17で冷やされて冷風となり、冷風ダ
クト25を通って冷気排出部30から排出される。冷風
ダクト25は、左側の冷気排出部30に連通する左側の
冷気通路25aと、右側の冷気排出部30に連通する右
側の冷気通路25bとに分岐させる形状とされている。
【0013】尚、ルーフカバー28と断熱材27とで囲
まれる空間で、エバポレータ17のカバーや冷気排出部
30へ冷気を導く冷風ダクトが形成されるようにして、
前記冷風ダクト25又はカバー26、あるいはこれら両
者を省略する構造を採っても良い。図5に示すように、
カバー26で一体化されたエバポレータ17と送風機1
8とは、後部が低くなる後下がり傾斜状態で配置してあ
り、エバポレータ17部位における温度低下で生じる水
分が雫となってカバー26上に落ちると、カバー26の
後部右に設けたドレン26aに集まるように構成してあ
る。ドレン26aには排水ホース30が接続され、この
排水ホース30は、右支柱11の孔部11bを介して右
支柱11の内部を通って旋回台3内部に配策され、そこ
から機外に排出されるようになっている。
【0014】ルーフカバー28の形状は、前部が上方に
持ち上がるように、すなわち、その部分では天井が高い
状態に設定してあり、法面掘削等のバケットが高い位置
での作業時には、運転座席10に着座した操縦者が前方
上方を見通し易いようにしてある。そして、図6に仮想
線で示すように、左右の冷気通路25a,25bの左右
間に、運転部5からルーフ12上方を視認可能な窓32
を配設すれば、高く持ち上げたバケット2aをルーフ1
2越しに見ることができて操縦し易くなって好ましいも
のになる。尚、ルーフ12は、左右の支柱11に亘って
形成されるルーフフレーム24にボルト等で取付け支持
されている。
【0015】冷気吹出部13は、中空状に形成された外
装体13aと、この外装体13aに向き変更自在に設け
られたグリル13b(冷気吹出口)とから構成され、前
記外装体13aにダクト31の一端側が接続され、ダク
ト31の他端側はクーラユニットaの冷気排出部30に
接続されており、クーラユニットaの冷気排出部30か
らダクト31を介して流れてくる冷気をグリル13bか
ら吹き出させるように構成されている。
【0016】ダクト31はジャバラ式のものであり、伸
縮及び屈曲自在とされていると共に、外部からの力が作
用しない限りその形態(状態)を保持するように構成さ
れており、このダクト31を伸縮及び屈曲させることに
よって、冷気吹出部13の高さ調整、前後左右位置調
整、及び、冷気の吹出向きの調整が容易に行うことがで
きる。
【0017】したがって、ダクト31の長さを充分に採
ることにより、冷気吹出部13を運転者D周囲のどの位
置にでも配置することができ、冷気を運転者Dに対して
後方側、左右側方側又は前方側から吹き出させることが
でき、便利である。また、換言すれば、運転者Dは好き
な所に冷気をあてることができ、快適に作業を行える。
【0018】なお、前記ダクト31は、屈曲自在で且つ
屈曲状態を保持可能であれば、ジャバラ式のものでなく
てもよく、他の構成のものでもよい。図3、図4及び図
8に示すように、前記クーラ用コンデンサ15は、エン
ジンルーム6外であって、ルーフ12を支持する支柱1
1の右横、即ち、運転部5の右後であるタンクカバー7
上に設けられている。タンクカバー7上に、防振ゴム3
2等を介してブラケット31が設けられ、このブラケッ
ト31にL字形の取付片33及びコ字形の取付片34を
介してボルトナット等の締結具35によってクーラ用コ
ンデンサ15の支持ケース36が載置固定されている。
なお、取付片33はブラケット31に固設したものであ
り、取付片34は支持ケース36に固設したものであ
る。
【0019】右支柱11の下部にコの字状の固定片37
が外嵌固着され、この固定片37にL字状の取付片38
等を介してクーラ用コンデンサ15の支持ケース36の
上端部が固着されている。クーラ用コンデンサ15は前
述の如く支持ケース36及び電動ファン48を有すると
共に、電動ファン48の前方に位置するコンデンサカバ
ー49を有している。
【0020】クーラ用レシーバ16が、前記クーラ用コ
ンデンサ15の側方に設けられている。クーラ用レシー
バ16は、上下一対の金属製等のバンド51によって締
め付け固定され、各バンド51は、支持ケース36又は
クーラ用コンデンサ15本体に突設した取付部材52に
固設されている。クーラ用レシーバ16の外周を覆うよ
うに保護カバー53が設けられている。
【0021】従って、クーラ用コンデンサ15及びクー
ラ用レシーバ16が運転座席10に着座した操縦者の視
界を妨げるおそれはない。なお、クーラ用レシーバ16
を、ルーフ12を支持する支柱11に直接取り付けるよ
うにすると共に、コンデンサ15を原動部5内のラジエ
ータ20とラジエータファン21との間に配置させても
よい。
【0022】また、冷房装置Aは前記構造のものに限定
されることはなく、他の構造もの、例えば、ペルチェ効
果又は水の気化熱を利用したものであってもよい。した
がって、クーラユニットaも前記構造ものに限定されな
い。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、クーラユニットaを運
転部5の上方のルーフ12に設け、このクーラユニット
aの冷気排出部30と、運転部5に冷気を吹き出させる
ための冷気吹出部13とを、屈曲自在で且つ屈曲状態を
保持可能なダクト31によって連通することにより、冷
気吹出部13の位置を変えることができ、便利である。
【0024】また、ダクト31は屈曲自在で且つ屈曲状
態を保持可能であるので、ダクト31によって冷気吹出
部13が支持され、冷気吹出部13の位置を変えること
ができるようにしたものであっても、該冷気吹出部13
位置を保持するための特別の部材が必要でない。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の側面図である。
【図2】バックホーの側面図である。
【図3】バックホーの平面図である。
【図4】バックホーの背面図である。
【図5】キャノピーのルーフ部分の構造を示す縦断側面
図である。
【図6】キャノピーにおける冷房装置の配置構造を示す
平面図である。
【図7】冷房装置の構造を示す系統図である。
【図8】キャノピー下部部分の背面図である。
【符号の説明】
5 運転部 12 ルーフ 13 冷気吹出部 30 冷気排出部 31 ダクト a クーラユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クーラユニット(a)を運転部(5)の
    上方のルーフ(12)に設けた作業車において、 前記クーラユニット(a)の冷気排出部(30)と、運
    転部(5)に冷気を吹き出させるための冷気吹出部(1
    3)とを、屈曲自在で且つ屈曲状態を保持可能なダクト
    (31)によって連通したことを特徴とする作業車の冷
    房装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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