JP4022076B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式に基づく画像形成装置では、トナーが消耗品であるため、所定期間あるいは所定枚数画像形成が行われた時点でトナー交換をする必要がある。このトナー交換に際し、機種の異なる装置用のトナーや、純正品ではない海賊版のトナーを用いたり、場合によっては廃トナーを再使用したりする等、不適合トナーを用いることがある。このため、異種トナーが混入することで、画像形成に際して画像異常が発生したり、装置が故障したりするトラブルが生じることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、不適合トナーの使用を未然に防止することが可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像形成装置においては上記目的を達成するため、現像器を有し、記録媒体に未定着像を形成する像形成部と、前記未定着像を前記記録媒体に定着する定着部とを備えた画像形成装置であって、前記現像器は円筒形状のトナーカートリッジを着脱自在に保持可能なものであり、かつ、該トナーカートリッジは前記現像器に装着後、円筒軸周りに所定角度回転させた後に使用状態となるものであり、さらに、前記トナーカートリッジはそれ自体に関する情報が記録される記録手段を有し、前記画像形成装置は、前記画像形成装置本体側に設けられ、前記記録手段と前記装置本体側との間で前記トナーカートリッジに関する情報を交換して前記記録手段から情報を読み取り及び/又は書き込みする情報交換手段と、該情報交換手段が読み取った前記記録手段の情報を判断する判断手段とを備え、前記像形成部は、前記判断手段の判断に基づいて像形成するものであり、前記情報交換手段は、前記トナーカートリッジが装着された後、円筒軸周りに所定角度回転されて使用状態となった場合において前記記録手段と情報交換可能なように設けられ、かつ、前記情報交換手段及び前記判断手段が前記トナーカートリッジが使用状態にあるか否かを検出するセンサを兼ねる構成としたのである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像形成装置及び画像形成方法に係る電子写真プリンタの一実施形態を図に基づいて詳細に説明する。
【0021】
電子写真プリンタ1は、図1に示すように、ハウジング1a内の感光ドラム2の回りに主帯電器3、LEDプリントヘッド4、現像ユニット5、転写帯電器6、分離帯電器7、クリーニング前帯電器8、キャリア回収ユニット9、クリーニングユニット10及び除電ランプ11が配置され、記録媒体MRCが搬送される搬送経路の感光ドラム2下流側に定着ユニット20が配置されている。また、電子写真プリンタ1は、搬送経路の感光ドラム2上流側にガイド板13とトラクタ14が、搬送経路の定着ユニット20と対向する位置に搬送ユニット15が、それぞれ設けられている。更に電子写真プリンタ1は、後述する情報交換手段33がIDタグ51から読み取った情報を判断する判断手段31を有している。そして、電子写真プリンタ1は、図2に示すように、像形成に関与する像形成部PIFに24Vの動作電圧が、判断手段31及び情報交換手段33を含む制御部Pcrに5Vの動作電圧が、それぞれ電源40から印加される。このとき、電源40と像形成部PIFとの間を接続するメインパワーライン41には、図2に示すように、スイッチ42が設けられている。スイッチ42は、通常は閉じており、電子写真プリンタ1の図示しないパネルドアを開いた場合等に図示のように開き、像形成部PIFの電気的作動を停止させる。
【0022】
ここで、判断手段31は、図1に示すように、電子写真プリンタ1のハウジング1a内に設けられる中央処理ユニット(CPU)で、後述するリーダ/ライタ34と接続されている。
【0023】
また、像形成部PIFには、感光ドラム2、主帯電器3、LEDプリントヘッド4、現像ユニット5、クリーニング前帯電器8、キャリア回収ユニット9、クリーニングユニット10及び除電ランプ11が含まれる。
【0024】
一方、情報交換手段33は、後述する現像ユニット5もしくはその周辺に設けられ(図1参照)、図3に示すように、リーダ/ライタ34とアンテナ35を有している。現像ユニット5自体が定期的に交換されるような部品である場合は、情報交換手段33は、現像ユニット5自体に設けるよりも、電子写真プリンタ1の本体側、即ち、後述する現像ユニット5のトナーカートリッジ5b挿入方向奥部側の側板1dに設けることが好ましい。
【0025】
リーダ/ライタ34は、現像ユニット5のトナーカートリッジ5bに設けられる後述するIDタグ51に記録されたトナーカートリッジ5b自体に関する情報を読み取ったり、書き込んだりする。アンテナ35は、判断手段31からの指令に基づいてIDタグ51との間で電波の双方向通信により情報交換を実行する。これにより、リーダ/ライタ34が、トナーカートリッジ5b自体に関する情報をIDタグ51から読み取ったり、書き込んだりする。また、リーダ/ライタ34は、トナーカートリッジ5bの装着時に、IDタグ51との間で情報交換することにより、トナーカートリッジ5bの装着状態を検出することも可能である。
【0026】
更に、電子写真プリンタ1では、記録媒体MRCは連続紙が使用されるが、カット紙も使用できる。記録媒体MRCは、図示のように、ハウジング1a右側の導入口1bから導入され、左側の排出口1cから排出される。
【0027】
感光ドラム2は、円筒形のドラムの表面に光電材料からなる感光層が形成され、LEDプリントヘッド4から照射される光によって静電潜像が表面に形成される。
【0028】
主帯電器3によって感光ドラム2の表面を一様に帯電し、LEDプリントヘッド4からの光ビームによって感光ドラム2の表面を露光し、記録情報に対応した静電潜像を形成する。
【0029】
現像ユニット5は、感光ドラム2と対向配置され、ハウジング5a内下部に現像ロール5cと、トナーにキャリアを適宜の混合比で混合した2成分現像剤(図示せず)が収納されている。現像ロール5cは、前記2成分現像剤を感光ドラム2上に担持して搬送しつつ、前記静電潜像を現像する回転自在なスリーブ(非磁性の金属管)からなるローラで、内部に回転自在な磁石5dを有している。磁石5dは、軸方向に長い永久磁石で複数の極が周方向に配置されている。
【0030】
ハウジング5aは、図4に示すように、トナーカートリッジ5bが着脱自在に挿着される挿着部5eを有し、トナーカートリッジ5bの挿入方向奥部側には阻止部材5fが設けられている。阻止部材5fは、図5(a)に示すように、電磁ソレノイド等のアクチュエータ5gによって駆動され、トナー交換のためにトナーカートリッジ5bが挿着部5eから引き抜かれたときに挿着部5e内へ突出する。また、ハウジング5aは、挿着部5eの下部に、トナー残量を検出し、トナー残量に関する信号を判断手段31へ出力する図示しない残量センサが設けられている。一方、トナーカートリッジ5bには、補給トナーが収容され、図示しない補給機構によって適宜補給トナーを前記現像剤に供給し、トナーとキャリアの混合比を所期の範囲に維持している。また、トナーカートリッジ5bは、図3及び図4に示すように、IDタグ51が設けられている。
【0031】
IDタグ51は、トナーカートリッジ5b自体に関する情報がリーダ/ライタ34によって非接触で記録される不揮発性メモリ等の情報記憶媒体を備えた記録手段で、前記情報がリーダ/ライタ34を介して非接触で読み取られたり、書き込まれて記録される。これにより、トナーカートリッジ5bは、IDタグ51に記録された前記情報に基づいて特定,識別される。
【0032】
このとき、記録される情報としては、大きく分けて以下の3種類の情報がある。(1)海賊版トナーの使用を抑制するための情報、例えば、トナーに関する製造日時,製造ロット番号,使用期限,製造メーカ,仕向先,使用済みか否か,トナーカートリッジ5bを挿着した日時,プリンタ本体に固有のコード等がある。(2)トナーカートリッジ5bの特定自体が正常か否かをチェックするための情報、例えば、チェックディジットやチェックサム等がある。(3)付加価値的な使用方法に関する情報、例えば、電子写真プリンタ1で用いるトナーに適合させて画像形成条件を最適な条件に設定するための現像・転写・定着条件等がある。
【0033】
一方、記録手段としては、IDタグ51の他に、一次元・二次元コードを含むバーコード、光学文字認識(OCR: Optical Character Recognition)あるいは磁気コードがある。また、記録手段としては、トナーカートリッジ5bに所定の電気抵抗値を与え、トナーカートリッジ5bを挿着部5eに挿着すると、図6に示すように、電子写真プリンタ1の本体B側とトナーカートリッジ5bとの間に電気回路Cerが形成され、電気回路Cerには、電源40と電流計等の検出器Dcを設けた構成とし、検出器Dcによって検出される電流値によってトナーカートリッジ5bを特定,識別してもよい。
【0034】
転写帯電器6は、トナーの帯電極性とは逆極性の放電を行い、感光ドラム2上に現像された未定着のトナー像を記録媒体MRCに転写する。
【0035】
分離帯電器7は、記録媒体MRCを感光ドラム2から電気的に分離させる帯電器で、交番電圧が印加されるコロトロン帯電器が使用される。さらに、感光ドラム2外周の分離帯電器7とクリーニング前帯電器8との間には、記録媒体MRCの先頭を感光ドラム2から機械的に分離させる分離爪12が設けられている。
【0036】
クリーニング前帯電器8は、記録媒体MRCに転写されずに感光ドラム2の表面に残留したトナーや、僅かに存在するキャリア,現像剤への添加剤,紙粉等を後述するクリーニングユニット10におけるブラシローラ10bのバイアス電圧と逆極性に帯電させ、ブラシローラ10bで除去し易くする。
【0037】
キャリア回収ユニット9は、ハウジング内に回収ローラ9aとブレードを収納したもので、ブレードは回収ローラ9aが回収したキャリアを回収ローラの表面から掻き落とす。
【0038】
クリーニングユニット10は、ハウジング10a内にブラシローラ10bと回収ローラ10cが設けられている。ブラシローラ10bは、感光ドラム2の表面から残留したトナーをブラシで掻き取ってクリーニングする。回収ローラ10cは、バイアス電圧が印加され、ブラシローラ10bが回収したトナーを静電的に回収する。回収されたトナーは、図示しないブレードによって回収ローラ10cから掻き落とされる。
【0039】
除電ランプ11は、基板上にLEDチップを適宜の間隔で複数個配列した構成を有し、光照射によって感光ドラム2の表面から残留電荷を除去する。
【0040】
搬送ユニット15は、鋼板(すなわち強磁性素材)製の筐体15cに支持された2本の搬送ローラ15a間に搬送ベルト15bを掛け渡して構成されている。電子写真プリンタ1は、図1に示すように、記録媒体が搬送される搬送経路が、搬送ユニット15の前後で略直線で、略水平となるように構成され、記録媒体MRCは1対のスカフローラ16によって搬送のための張力が付与されている。但し、搬送ユニット15は、中間に補助ローラ15dが僅かに上方へ偏倚させて配置されている。
【0041】
定着ユニット20は、ハウジング20a内に輻射熱源となる2本のフラッシュランプ21、反射板22、反射板22を冷却する放熱フィン23が設けられ、搬送ユニット15に対向するハウジング20aの前面には保護ガラス24が配置されている。また、定着ユニット20は、記録媒体MRCの搬入側、かつ、印字面側に、記録媒体MRCから見て保護ガラス24の表面と略等距離の位置に磁石25が配置され、記録媒体MRCの搬送方向に見て磁石25の下流側に、空気を吸引する吸引ダクト26が設けられている。
【0042】
反射板22は、内面が高い反射率を有するアルミニウム等の金属を板金加工して成形されている。但し、反射板22は、金属であると板金加工のため形状の自由度が低く任意の形状に成形することができないうえ重くなる。このため、反射板22は、金属蒸着したポリイミド等の耐熱性樹脂で成形してもよい。例えば、厚0.1〜0.5mm程度の厚さを有するポリイミドフィルムを真空成形によって所望の反射板形状に一体成形し、アルミニウム,銀,金等の金属を内面に蒸着して製造する。
【0043】
磁石25は、飛散トナーを捕捉して保護ガラス24に付着するトナーを低減することで、保護ガラス24の汚れ低減を目的に設ける永久磁石である。このとき、搬送ユニット15は、筐体15cが前記のように強磁性素材からなる。このため、磁石25は、磁力線が記録媒体MRCを横切るかたちとなるので、より効果的に飛散トナーを捕捉することができる。従って、磁石25は、上記目的からは、保護ガラス24の表面よりも記録媒体MRC側に設けてもよい。
【0044】
吸引ダクト26は、図1においてハウジング1aの紙面表裏方向に配置され、搬送ユニット15側に開口を有し、図示しない脱臭・脱煙用のフィルタ及びブロワ等の吸引手段を介してハウジング1a外部と連通している。吸引ダクト26は、このようにして定着ユニット20周りの空気を吸引し、脱臭・脱煙用のフィルタを介してハウジング1aの外部へ排出することで、主として定着ユニット20における未定着トナー像の定着によって発生するトナー成分の不快な臭気や煙を除去する。
【0045】
また、電子写真プリンタ1は、ハウジング1aの一対の側板1d間にステー1e,1fが配置され、ステー1e,1fとハウジング1aとの間に遮蔽板1g,1hが設けられている。
【0046】
遮蔽板1g,1hは、像形成部PIFと定着ユニット20との間における気流を遮蔽する目的で設けるものである。但し、電子写真プリンタ1では、図1からも明らかなように、この気流は、主に像形成部PIFの上側を流れることから、少なくとも遮蔽板1gが設けてあれば良い。以上のように、電子写真プリンタ1では、像形成部PIFが一対の側板1d、ステー1e,1f、遮蔽板1g,1h及び記録媒体MRCを搬送する搬送経路で形成される略閉空間内に配置されていることになる。
【0047】
そして、電子写真プリンタ1は、図示のように、像形成部PIFと定着ユニット20との中間部、即ち、ステー1e上部と定着ユニット20上部との間にファン17が設けられている。
【0048】
ファン17は、図1において記録媒体MRC上面の像形成面に向かって気流を吹き付け、記録媒体MRCに沿って像形成部PIF及び定着ユニット20の少なくとも一方へ向かう気流を発生させる。このとき、図1に示すように、ファン17へは排出口1cを通って電子写真プリンタ1の外気が導入される。また、ハウジング1aに、別途ファン17へ外気を導く開口やダクト等を設けてもよい。
【0049】
電子写真プリンタ1は以上のように構成され、以下に述べる画像形成方法により記録媒体MRCに未定着トナー像を定着して所望のプリントを行う。
【0050】
先ず、クリーニングユニット10で表面が清掃され、矢印方向に一定の速度で回転する感光ドラム2は、除電ランプ11で表面の残留電荷が除去され、主帯電器3で一様に帯電される。
【0051】
次に、LEDプリントヘッド4が、感光ドラム2に光ビームを照射し、記録情報に対応した静電潜像を感光ドラム2の表面に形成する。この静電潜像は感光ドラム2の回転により、現像ユニット5で現像され、未定着トナー像(可視像)となる。
【0052】
そして、感光ドラム2上に現像された未定着トナー像は、矢印で示した搬送経路に沿って搬送されてくる記録媒体MRC上に転写帯電器6で転写される。未定着トナー像が転写された記録媒体MRCは、分離帯電器7で感光ドラム2から離され、搬送ユニット15によって定着ユニット20へ搬送される。
【0053】
定着ユニット20では、フラッシュランプ21が発光し、発生した熱により未定着トナー像が溶融し記録媒体MRC上に定着される。
【0054】
電子写真プリンタ1においては、上記のようにして、記録情報に対応した画像が記録媒体MRC上に形成され、クリーニング前帯電器8での帯電、キャリア回収ユニット9でのキャリア回収、クリーニングユニット10での感光ドラム2の表面クリーニングの後、除電ランプ11によって感光ドラム2の残留潜像が消去されて、引き続く次の画像形成に供される。
【0055】
このとき、電子写真プリンタ1においては、以下のようにして不適合トナーの使用が未然に防止される。
【0056】
先ず、電子写真プリンタ1は、図2に示すように、電源40と像形成部PIFとの間を接続するメインパワーライン41に、通常は閉じており、図示しないパネルドアを開いた場合等に像形成部PIFの電気的作動を停止させるスイッチ42が設けられている。このため、通常の状態では、電子写真プリンタ1は、スイッチ42が閉じ、像形成に関与する像形成部PIFに24Vの動作電圧が、判断手段31及び情報交換手段33を含む制御部Pcrに5Vの動作電圧が、それぞれ電源40から印加されている。
【0057】
これに対し、トナー補給のために図示しないパネルドアを開いた場合等には、電子写真プリンタ1は、図2に示すようにスイッチ42が開く。このため、電子写真プリンタ1は、像形成に関与する像形成部PIFへの動作電圧の供給が遮断されるが、判断手段31及び情報交換手段33を含む制御部Pcrに5Vの動作電圧の供給は継続される。このため、判断手段31及び情報交換手段33が作動しているので、例えば、不適合なトナーカートリッジを現像ユニット5に挿着しようとしたときには、情報交換手段33がその情報をキャッチすることができるので、種々の態様によって不適合なトナーカートリッジの挿着に対処することができる。
【0058】
例えば、IDタグ51と情報交換するリーダ/ライタ34が読み込んだ情報に基づいて、判断手段31が、挿着されようとしているトナーカートリッジが不適合であると判断したときには、前記のように阻止部材5fが図5(a)に示すように挿着部5e内へ突出し、不適合なトナーカートリッジの挿着を阻止する。この場合、不適合なトナーカートリッジ5bの挿着を阻止する阻止部材5fに代えて、トナーカートリッジを挿着できても、トナー供給口を下側に向け、トナーを供給できる状態にトナーカートリッジを回転させて使用可能状態とすることを阻止する阻止部材としてもよい。かかる阻止部材は、不適合なトナーカートリッジのトナーがハウジング5a内の正常なトナーに混入しないよう構成されておればよい。
【0059】
一方、判断手段31が、挿着されようとしているトナーカートリッジが適合であると判断したときには、アクチュエータ5gが作動して、阻止部材5fが図5(b)に示すように挿着部5eから後退し、阻止部材5fによる阻止が解放される。
【0060】
また、判断手段31は、像形成部PIFが作動を開始する前にリーダ/ライタ34が読み込んだIDタグ51の情報を判断してもよい。このようにすると、現像ユニット5に不適合なトナーカートリッジ5bが挿着されたとしても、像形成部PIFの作動を停止することにより、不適合トナーの使用を未然に防止することができる。例えば、リーダ/ライタ34が、図8に示すように、トナーカートリッジ5bが挿着された後、回転されて使用状態となった場合において情報交換可能なように設けられ、像形成部PIFが作動を開始する前にリーダ/ライタ34が読み込んだIDタグ51の情報を判断手段31が判断するとともに、トナーカートリッジ5bが正常な使用可能位置に挿着されているかどうかを検出することができる。
【0061】
また、リーダ/ライタ34は、前記プロセスを経て適正なトナーカートリッジ5bが現像ユニット5に挿着されたときに、判断手段31からの指令に基づいてIDタグ51の情報を新たなものに書き換える。
【0062】
更に、リーダ/ライタ34は、現像ユニット5の前記残量センサから判断手段31へ出力されたトナー残量に関する信号に基づき、判断手段31から入力される信号に基づいてトナーが所定量まで減少したことをIDタグ51の新たな情報として書き換える。
【0063】
電子写真プリンタ1においては、上記いずれかの対策あるいはこれらの対策を適宜組み合わせることにより、不適合トナーの使用を未然に防止している。
【0064】
【発明の効果】
発明によれば、不適合トナーの使用を未然に防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置及び画像形成方法に係る一実施形態を示すもので、画像形成方法を適用した電子写真プリンタの概略構成を示す断面正面図である。
【図2】図1に示す電子写真プリンタの電源回路図である。
【図3】図1に示す電子写真プリンタの記憶手段と判断手段及び情報交換手段を含む制御部との関係を示すブロック図である。
【図4】現像ユニットへトナーカートリッジを挿着する状態を示す斜視図である。
【図5】現像ユニットへのトナーカートリッジの挿着を阻止する阻止部材と、阻止を解放する状態を示す要部拡大図である。
【図6】記録手段の他の態様を示す概略図である。
【図7】現像ユニットへトナーカートリッジが挿着された回転前の状態を示す要部拡大図である。
【図8】現像ユニットへトナーカートリッジが挿着された後、回転して使用状態となった場合を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1 電子写真プリンタ
1d 側板
1e,1f ステー
1g,1h 遮蔽板
2 感光ドラム
3 主帯電器
4 LEDプリントヘッド
5 現像ユニット
5c 現像ロール
5d 磁石
6 転写帯電器
7 分離帯電器
8 クリーニング前帯電器
9 キャリア回収ユニット
10 クリーニングユニット
10b ブラシローラ
11 除電ランプ
12 分離爪
13 ガイド板
14 トラクタ
15 搬送ユニット
16 スカッフローラ
17 ファン
20 定着ユニット
21 フラッシュランプ
22 反射板
23 放熱フィン
24 保護ガラス
25 磁石
26 吸引ダクト
31 判断手段
33 情報交換手段
34 リーダ/ライタ
35 アンテナ
40 電源
41 メインパワーライン
42 スイッチ
51 IDタグ
B 本体(電子写真プリンタの)
Cer 電気回路
Dc 検出器
MRC 記録媒体
Pcr 制御部
PIF 像形成部

Claims (1)

  1. 現像器を有し、記録媒体に未定着像を形成する像形成部と、前記未定着像を前記記録媒体に定着する定着部とを備えた画像形成装置であって、前記現像器は円筒形状のトナーカートリッジを着脱自在に保持可能なものであり、かつ、該トナーカートリッジは前記現像器に装着後、円筒軸周りに所定角度回転させた後に使用状態となるものであり、さらに、前記トナーカートリッジはそれ自体に関する情報が記録される記録手段を有し、前記画像形成装置は、前記画像形成装置本体側に設けられ、前記記録手段と前記装置本体側との間で前記トナーカートリッジに関する情報を交換して前記記録手段から情報を読み取り及び/又は書き込みする情報交換手段と、該情報交換手段が読み取った前記記録手段の情報を判断する判断手段とを備え、前記像形成部は、前記判断手段の判断に基づいて像形成するものであり、前記情報交換手段は、前記トナーカートリッジが装着された後、円筒軸周りに所定角度回転されて使用状態となった場合において前記記録手段と情報交換可能なように設けられ、かつ、前記情報交換手段及び前記判断手段が前記トナーカートリッジが使用状態にあるか否かを検出するセンサを兼ねることを特徴とする画像形成装置。
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