JP2000010439A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000010439A
JP2000010439A JP10188083A JP18808398A JP2000010439A JP 2000010439 A JP2000010439 A JP 2000010439A JP 10188083 A JP10188083 A JP 10188083A JP 18808398 A JP18808398 A JP 18808398A JP 2000010439 A JP2000010439 A JP 2000010439A
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image forming
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image
heat
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JP10188083A
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Kenichi Kobayashi
謙一 小林
Haruki Okuma
晴喜 大熊
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Canon Inc
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な構造で、定着装置内の定着
部からの熱により生ずる気流に含有される水蒸気による
画像不良の発生を抑えることのできる画像形成装置の提
供を目的とする。 【解決手段】 感光ドラム3と熱ローラ6の定着部との
間に、定着部からの熱により生ずる気流が感光ドラム3
へ流れることを阻止する阻止部材1を有することによっ
て達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷紙や透明シー
ト等の記録媒体に永久固定画像を形成する電子写真方式
の複写機、プリンタ、ファックス等の画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すような画像形成装置が
知られており、実用に供されている。
【0003】図6は、従来の画像形成装置の一例たる電
子写真方式のレーザビームプリンタの概略断面図であ
る。
【0004】かかるレーザビームプリンタは、ホストコ
ンピュータ等より送られた画像信号に応じてスキャナー
113からレーザー光の強度を変調し、潜像担持体たる
感光ドラム103上に静電潜像を形成し、上記静電潜像
に現像剤を付与することにより可視画像(トナー像)と
する。
【0005】一方、収納カセット140内の記録媒体た
る転写材は、給紙ローラ130によって1枚づつ取り出
され、レジストローラ133,134によって書き込み
タイミングを調整され、転写ローラ104によって感光
ドラム103上のトナー像が転写材に転写され、その
後、搬送ベルト110によって定着器105に搬送さ
れ、定着体たる定着ローラ106により熱を付与され永
久固定画像となり、排紙ローラ137,138よってト
レイ141上に排出される。
【0006】ここで、通常、画像形成装置には、定着器
105、スキャナー113、及び電装部(図示せず)を
冷却するためにファン(図示せず)が設置される。この
ファンは、排気と吸気の両方あり、冷却する個所にダク
ト等の風路を設けて空気を誘導するようになっている
(搬送路近辺には風路を設けない)。
【0007】又、定着ローラ106の定着部からの熱に
より発生した水蒸気が、感光ドラム103に付着するこ
とによって発生する画像不良を回避する手段としては、
感光ドラム103近辺にヒーターを設置した系や、トナ
ーに対策処方を施した系等がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成の画像形成装置では、定着部で発生する水蒸気が感
光ドラム103に及びやすく、画像不良を引き起こす虞
があった。
【0009】又、定着部で発生する水蒸気が感光ドラム
3に及ばないようにするための対策として、感光ドラム
103周辺にヒーターを設置した系や、トナー処方での
対策を行った系においては、コストがアップする上に、
トナーが固着してしまう等の虞があった。
【0010】そこで、本発明は、簡単な構造で、定着装
置内の定着部からの熱により生ずる気流に含有される水
蒸気による画像不良の発生を抑えることのできる画像形
成装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、潜像担持体上に形成された静電潜像に現像剤を付
与することにより可視画像とし、上記可視画像を記録媒
体に未定着像として転写し、定着体の定着部にて上記未
定着像に熱を付与することにより上記未定着像を上記記
録媒体上に定着させる画像形成装置において、潜像担持
体と定着部との間に、定着部からの熱により生ずる気流
が潜像担持体へ流れることを阻止する阻止部材を有する
という第一の発明によって達成される。
【0012】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、阻止部材は、阻止部材を阻止解除位置に
移動可能に支持する可動部材を有しているという第二の
発明によっても達成される。
【0013】更に、本出願によれば、上記目的は、第二
の発明において、可動部材は、画像形成装置本体に着脱
自在に支持され現像剤を収容するプロセスカートリッジ
が脱却された際に、阻止部材を阻止解除位置に移動する
という第三の発明によっても達成される。
【0014】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、阻止部材
は、阻止部材の一部が、画像形成装置本体に着脱自在に
支持され現像剤を収容するプロセスカートリッジの外装
面によって形成されているという第四の発明によっても
達成される。
【0015】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、阻止部材は、
画像形成装置本体に着脱自在に支持され現像剤を収容す
るプロセスカートリッジに備えられた潜像担持体を保護
するようになっているという第五の発明によっても達成
される。
【0016】すなわち、本出願にかかる第一の発明にあ
っては、阻止部材が、定着部からの熱により生ずる気流
が潜像担持体へ流れることを阻止する。
【0017】又、本出願にかかる第二の発明にあって
は、阻止部材を阻止解除位置に移動可能に支持する可動
部材を備える阻止部材が、定着部からの熱により生ずる
気流が潜像担持体へ流れることを阻止する。
【0018】更に、本出願にかかる第三の発明にあって
は、阻止部材が、定着部からの熱により生ずる気流が潜
像担持体へ流れることを阻止すると共に、プロセスカー
トリッジが画像形成装置本体から脱却された際に、阻止
部材が可動部材により阻止解除位置に移動される。
【0019】又、本出願にかかる第四の発明にあって
は、プロセスカートリッジの外装面と阻止部材とが、定
着部からの熱により生ずる気流が潜像担持体へ流れるこ
とを阻止する。
【0020】更に、本出願にかかる第五の発明にあって
は、阻止部材が、定着部からの熱により生ずる気流が潜
像担持体へ流れることを阻止すると共に、阻止部材が、
プロセスカートリッジに備えられた潜像担持体を保護す
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施形態に
関して、添付図面の図1乃至図6に基づき説明する。
【0022】(第一の実施形態)図1は、本発明におけ
る第一の実施形態の画像形成装置の一例たる電子写真方
式のプリンタの要部の概略構成を示す模式的断面図であ
る。
【0023】かかるプリンタは、図1に示すように、潜
像担持体たるドラム状の回転自在な感光ドラム3と現像
装置(図示せず)を保持し現像剤を収納するプロセスカ
ートリッジたるトナーCRG2と、画像情報提供装置か
らの画像情報に応じた露光処理工程により感光ドラム3
の外周面に上記画像情報に応じた静電潜像を形成するた
めのレーザースキャナユニット12と、記録媒体たる転
写材11に転写処理工程を施すためのロール状の回転自
在な転写ローラ4と、転写処理済みの転写材11に加熱
及び加圧により定着処理を施すようになっている定着器
5と、定着器5に備えられた定着体たる熱ローラ6の定
着部からの熱により生ずる気流が感光ドラム3へ流れる
ことを阻止する阻止部材1とを備えている。
【0024】かかるプリンタにあっては、先ず、帯電体
(図示せず)にて規定電位に帯電せしめられた感光ドラ
ム3の外周面にレーザースキャナユニット12が露光す
ることにより、外部からプリンタに与えられた画像情報
に応じた静電潜像が上記外周面に形成される。
【0025】次に、感光ドラム3の外周面に形成された
静電潜像は、現像装置から現像剤を付与されることによ
り、顕像に可視画像化される。
【0026】一方、与えられた画像情報に応じた画像情
報を記録される転写材11は、感光ドラム3と転写ロー
ラ4との間に形成される転写ニップ部TNへと、所定タ
イミング等にて給紙される。
【0027】よって、転写ニップ部TNに達した転写材
11は、感光ドラム3の外周面に形成され、担持された
顕像を転写ローラ4からの電気的相互作用により転写さ
れる。
【0028】次に、顕像を一方の面に未定着状態に担持
せしめられた転写材11は(以下、未定着状態にある顕
像を未定着像と称する)、搬送ベルト10によって定着
器5に搬送され、定着器5において熱供給及び圧力付与
されることにより、未定着像が溶融して定着せしめら
れ、以て、転写材11は、与えられた画像情報に応じた
画像が記録され、画像形成された転写材11は、排紙ロ
ーラ対8によってプリンタ本体に配置された排紙トレイ
(図示せず)上に排紙される。
【0029】かかるプリンタに備えられたトナーCRG
2は、感光ドラム3及び現像装置に加えて、レーザース
キャナユニット12による露光処理前に感光ドラム3の
外周面を規定電位分布に帯電せしめる一次帯電機構(図
示せず)を保持していると共にプリンタ本体にて取り外
し自在に支持されており、感光ドラム3の修理及び現像
装置への現像剤補給等のメンテナンスが必要であるとき
には、トナーCRG2ごと交換することによりメンテナ
ンスの迅速化及び簡易化等が図られている。
【0030】定着器5は、加圧ローラ7が転写材11を
介して熱ローラ6と圧接している。
【0031】熱ローラ6と加圧ローラ7との圧接により
形成されるニップ部に転写材3が通紙されているとき、
転写材3に含まれる水分は、熱ローラ6の熱により水蒸
気9となり、この水蒸気9は周りの空気に比べて暖まっ
ているため、通常、上方向に漂う。
【0032】阻止部材1は、この水蒸気9が直接トナー
CRG2に及ぶのを防ぐ役割をし、阻止部材1によって
この水蒸気9は、定着部5の背面側または、各々の部材
の隙間から機外へ流出し、トナーCRG2に及ぶことな
く、感光ドラム3への水分の付着を未然に防ぎ、また、
阻止部材1とプリンタ本体フレーム(図示せず)が接し
ている側面付近に通風口やファンを設けることにより、
より確実に水蒸気をプリンタ外に逃がすことも可能とな
る。
【0033】阻止部材1は、転写材搬送に影響しない高
さでレーザースキャナユニット12のフレームに設置さ
れており、また奥行きはプリンタ本体のフレームとの隙
間ができないように設置してある。
【0034】又、阻止部材1は、レーザースキャナユニ
ット12のフレームの外形を変えて一体成形し同様の形
状をなせば、より安価で同様の効果が得られる。
【0035】よって、本実施形態によれば、阻止部材1
が、熱ローラ6の定着部からの熱により生ずる気流が感
光ドラム3へ流れることを阻止するようになっているの
で、転写材11に含まれる水分が上記定着部の熱により
発生する水蒸気9を感光ドラム3上に付着することを防
ぎ、感光ドラム3上に水分が付着することによる画像不
良を防ぐことが可能となる。
【0036】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態に関して図3及び図2に基づいて説明する。
尚、第一の実施形態と同様に構成に関しては、同符号を
付してその説明を省略する。
【0037】図2は、本実施形態におけるプリンタの概
略構成を示す模式的断面図であり、図3は、図2のプリ
ンタの主要構成部の断面図である。
【0038】本実施形態においては、阻止部材1aと、
阻止部材1aが阻止解除位置に移動可能に支持する可動
部材たるスライド棒22、欠歯ギア23、連動ギア24
とを有している。
【0039】スライド棒22、欠歯ギア23、連動ギア
24は、トナーCRG2が脱却された際に、阻止部材1
aを阻止解除位置に移動するようになっている。
【0040】図3に示すように、画像出力装置内にトナ
ーCRG2がない状態では、スライド棒支持バネ22
b、欠歯ギア固定バネ23bによって阻止部材1aが上
に上がった状態(3−a)となる。
【0041】つまり、阻止部材1aは、レーザースキャ
ナユニット12に収納された形になり、転写材搬送経路
上部には突起物がない状態となり、また、スライド棒2
2は支持バネ22bによってスライド棒支持板22a内
に収まった形(3−a)となる。
【0042】阻止部材1aは、トナーCRG2をプリン
タ本体に挿入すると、スイッチ用突起部材22がスライ
ド棒22を押し、欠歯ギア23、連動ギア24を回転さ
せ、トナーCRG2をプリンタ本体内の奥までセットす
ることにより(3−b)の状態になる。
【0043】よって、図2に示すように、通常のプリン
トを行う状態では、阻止部材1aが図3に示す3−1の
状態となり、熱ローラ6の定着部で発生する水蒸気9が
トナーCRG2に及ぶのを防ぐ。
【0044】本実施形態においては、トナーCRG2の
挿入に阻止部材1aを連動させることによって、阻止部
材1aを可動させたが、阻止部材1aに簡易的な回転ノ
ブをつけたり、ソレノイド等を付け、プリンタコントロ
ールパネルから操作して可動させる方法等としてもよ
い。
【0045】よって、本実施形態によれば、阻止部材1
aが、熱ローラ6の定着部からの熱により生ずる気流が
感光ドラム3へ流れることを阻止するようになっている
ので、転写材11に含まれる水分が上記定着部の熱によ
り発生する水蒸気9を感光ドラム3上に付着することを
防ぎ、感光ドラム3上に水分が付着することによる画像
不良を防ぐことが可能となる。
【0046】又、本実施形態によれば、阻止部材1aを
阻止解除位置に移動可能に支持するスライド棒22、欠
歯ギア23、連動ギア24を備え、トナーCRG2が脱
却された際に、阻止部材1aを阻止解除位置に移動させ
ることによって、プリンタ内に転写紙11が滞留した際
に、上記転写紙11を取り除くことが容易にできる。
【0047】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態に関して、図4に基づいて説明する。尚、第一
の実施形態及び第二の実施形態と同様の構成に関して
は、同符号を付してその説明を省略する。
【0048】図4は、本実施形態におけるプロセスカー
トリッジたるトナーCRG2aを示す断面図である。
【0049】トナーCRG2aは、図4に示すように、
阻止部材たるクリーナーCRG14を備え、一体型のC
RGを構成している。
【0050】クリーナーCRG14の定着側に位置する
外装部は、第一の実施形態の阻止部材と同様な形状を持
つ14−1部で構成されている。
【0051】従って、このトナーCRG2aをプリンタ
本体に装着することによって、トナーCRG2aの外装
面14−1が熱ローラ6の定着部より発生する水蒸気を
遮断することが可能となる。
【0052】プリンタ本体とトナーCRG2aとの嵌合
部は、プリンタ本体にトナーCRG2aの外装面14−
1と密着する部材、例えばプリンタ本体フレームの1部
で構成する部材、またはプリンタ本体フレームにモルト
プレーン等のスポンジ状の部材を貼ることにより、嵌合
部の密着性を高めより効果をあげることが可能になる。
【0053】よって、本実施形態によれば、トナーCR
G2aの外装面14−1が、熱ローラ6の定着部からの
熱により生ずる気流が感光ドラム3へ流れることを阻止
するようになっているので、転写材11に含まれる水分
が上記定着部の熱により発生する水蒸気9を感光ドラム
3上に付着することを防ぎ、感光ドラム3上に水分が付
着することによる画像不良を防ぐことが可能となる。
【0054】(第四の実施形態)次に、本発明の第四の
実施形態に関して、図5に基づいて説明する。尚、第一
の実施形態と同様に構成に関しては、同符号を付してそ
の説明を省略する。
【0055】図5は、本実施形態のプロセスカートリッ
ジたるトナーCRG2bの概略構成を示す断面図であ
る。
【0056】トナーCRG2bは、図5に示すように、
感光ドラム3と、感光ドラム3を保護するための阻止部
材たる保護カバー15とを有し、トナーCRG2bをプ
リンタ本体より取り出した際に、保護カバー15が図中
15−1の位置にあり、感光ドラム3が外光により感光
すること又は傷つくことを防止している。
【0057】保護カバー15は、保護カバー15を支持
する支持棒17の支点18と、クリーナーCRG14の
外部の両側面に支持棒17を支持する支点16とによっ
てクリーナーCRG14に支持されている。
【0058】尚、支持棒17は、支点16部にあるネジ
リバネ(図示せず)により、図中15−1の位置方向へ
付勢されている。
【0059】又、保護カバー15は、支点18部にある
バネ部材(図示せず)により、図中15の位置で垂直に
なる方向へ負勢され、回転が可能な構成となっている。
【0060】上記のドラム保護カバー15を設置したト
ナーCRG2bに於いて、トナーCRG2bをプリンタ
本体に装着した場合、装着するに従いプリンタ本体に設
置された突起部(図示せず)に支持棒17が押され、ド
ラム保護カバーは図中15−1の位置より、図中15の
位置の方向へ回動し、装着完了と共に図中15の位置で
停止するようになっている。
【0061】又、ドラム保護カバーは、その形状を前途
の阻止部材を兼ねる形になっているため熱ローラ6の定
着部より発生する水蒸気を防止することが可能である。
【0062】プリンタ本体との嵌合部は、プリンタ本体
にトナーCRG2bのドラム保護カバー15と密着する
部材、例えばプリンタ本体フレームの1部で構成する部
材、またはプリンタ本体フレームにモルトプレーン等の
スポンジ状の部材を貼ることにより、嵌合部の密着性を
高めより効果をあげることが可能になる。
【0063】又、本実施形態のドラム保護カバー15は
平面の形状であるため、トナーCRG2bを外部に取り
出し机等に置く場合にその面が設置面となり座りが良く
安定性を得ることが可能である。
【0064】よって、本実施形態によれば、ドラム保護
カバー15が、熱ローラ6の定着部からの熱により生ず
る気流が感光ドラム3へ流れることを阻止するようにな
っているので、転写材11に含まれる水分が上記定着部
の熱により発生する水蒸気9を感光ドラム3上に付着す
ることを防ぎ、感光ドラム3上に水分が付着することに
よる画像不良を防ぐことが可能となる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、阻止部材が、定着部からの熱により
生ずる気流が潜像担持体へ流れることを阻止するように
なっているので、記録媒体に含まれる水分が定着部の熱
により発生する水蒸気を潜像担持体上に付着することを
防ぎ、潜像担持体上に水分が付着することによる画像不
良を防ぐことが可能となる。
【0066】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
阻止部材を阻止解除位置に移動可能に支持する可動部材
を備える阻止部材が、定着部からの熱により生ずる気流
が潜像担持体へ流れることを阻止するようになっている
ので、記録媒体に含まれる水分が定着部の熱により発生
する水蒸気を潜像担持体上に付着することを防ぎ、潜像
担持体上に水分が付着することによる画像不良を防ぐこ
とが可能となると共に、画像形成装置内に記録媒体が滞
留した際に、上記記録媒体を取り除くことが容易にでき
る。
【0067】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、阻止部材が、定着部からの熱により生ずる気流が潜
像担持体へ流れることを阻止すると共に、プロセスカー
トリッジが画像形成装置本体から脱却された際に、阻止
部材が可動部材により阻止解除位置に移動されるように
なっているので、記録媒体に含まれる水分が定着部の熱
により発生する水蒸気を潜像担持体上に付着することを
防ぎ、潜像担持体上に水分が付着することによる画像不
良を防ぐことが可能となると共に、画像形成装置内に記
録媒体が滞留した際に、上記記録媒体を取り除くことが
容易にできる。
【0068】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
プロセスカートリッジの外装面と阻止部材とが、定着部
からの熱により生ずる気流が潜像担持体へ流れることを
阻止するようになっているので、記録媒体に含まれる水
分が定着部の熱により発生する水蒸気を潜像担持体上に
付着することを防ぎ、潜像担持体上に水分が付着するこ
とによる画像不良を防ぐことが可能となる。
【0069】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、阻止部材が、定着部からの熱により生ずる気流が潜
像担持体へ流れることを阻止すると共に、阻止部材が、
プロセスカートリッジに備えられた潜像担持体を保護す
るようになっているので、記録媒体に含まれる水分が定
着部の熱により発生する水蒸気を潜像担持体上に付着す
ることを防ぎ、潜像担持体上に水分が付着することによ
る画像不良を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の画像形成装置の概略
構成を示す模式的断面図である。
【図2】本発明の第二の実施形態の画像形成装置の概略
構成を示す模式的断面図である。
【図3】本発明の第二の実施形態の画像形成装置の動作
を示す構成図である。
【図4】本発明の第三の実施形態の画像形成装置の概略
構成を示す模式的断面図である。
【図5】本発明の第四の実施形態の画像形成装置の概略
構成を示す模式的断面図である。
【図6】従来の画像形成装置の概略構成を示す模式的断
面図である。
【符号の説明】
1 阻止部材 1a 阻止部材 2 トナーCRG(プロセスカートリッジ) 2a トナーCRG(プロセスカートリッジ) 2b トナーCRG(プロセスカートリッジ) 3 感光ドラム(潜像担持体) 6 熱ローラ(定着体) 9 水蒸気(気流) 14 クリーナーCRG(阻止部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 HB15 HB18 JA11 JB12 JB28 JC01 JC08 JC15 2H033 AA23 AA36 AA41 BA37 2H071 BA04 BA13 DA06 DA08 DA13 DA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像担持体上に形成された静電潜像に現
    像剤を付与することにより可視画像とし、上記可視画像
    を記録媒体に未定着像として転写し、定着体の定着部に
    て上記未定着像に熱を付与することにより上記未定着像
    を上記記録媒体上に定着させる画像形成装置において、
    潜像担持体と定着部との間に、定着部からの熱により生
    ずる気流が潜像担持体へ流れることを阻止する阻止部材
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 阻止部材は、阻止部材を阻止解除位置に
    移動可能に支持する可動部材を有していることとする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 可動部材は、画像形成装置本体に着脱自
    在に支持され現像剤を収容するプロセスカートリッジが
    脱却された際に、阻止部材を阻止解除位置に移動するこ
    ととする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 阻止部材は、阻止部材の一部が、画像形
    成装置本体に着脱自在に支持され現像剤を収容するプロ
    セスカートリッジの外装面によって形成されていること
    とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 阻止部材は、画像形成装置本体に着脱自
    在に支持され現像剤を収容するプロセスカートリッジに
    備えられた潜像担持体を保護するようになっていること
    とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画
    像形成装置。
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