JP2003271028A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003271028A
JP2003271028A JP2002073897A JP2002073897A JP2003271028A JP 2003271028 A JP2003271028 A JP 2003271028A JP 2002073897 A JP2002073897 A JP 2002073897A JP 2002073897 A JP2002073897 A JP 2002073897A JP 2003271028 A JP2003271028 A JP 2003271028A
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forming apparatus
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Satoshi Takahashi
智 高橋
Hideaki Tanaka
秀明 田中
Kiyoaki Kawamoto
清明 河本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー飛散、画像汚れ、及び画像形成装置内
の温度上昇を軽減しうる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 像担持体、現像装置、クリーニング装
置、リサイクルトナー搬送装置、及び1つまたは複数の
排気装置と当該排気装置に含まれる排気経路とを有する
画像形成装置において、前記排気装置は1つまたは複数
の排気経路を有し、前記リサイクルトナー搬送装置上に
配設したセンサにより、前記リサイクルトナー搬送装置
内を搬送されるリサイクルトナーの量またはリサイクル
トナーに付着した紙粉の量を検出し、少なくともどちら
か1つの検出量が所定の値に達したとき、該1つまたは
複数の風量を制御するように構成されていることを特徴
とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ等
の画像形成装置に関し、特に、使用済みトナーを再利用
するとともに、画像形成装置内を排気する排気装置を有
する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式により画像を形成する画像
形成装置は一般に粉体のトナーを用いて現像し画像を形
成するが、近年、高画質の画像形成への要求が高くな
り、7μm以下の小粒径トナーが用いられるようになっ
た。
【0003】小粒径トナーの問題点は、トナー飛散を起
こし易いため画像形成装置内の汚れに繋がり易いという
問題と、トナー体積が小さいため熱による影響を受け易
く、現像装置内やトナー回収搬送路内でのトナー凝集を
起こしたり、トナーまたは現像剤が直接接触する現像装
置内、クリーニング装置内、或いはトナー回収搬送路内
の回転軸受周辺等、トナーまたは現像剤の接触部材への
融着を起こしたりしがちだということである。
【0004】更に、画像形成装置内に飛散するトナーや
紙粉は帯電器や転写器の放電ワイヤに付着し、帯電性能
や転写性能を低下させる。
【0005】トナー飛散を防止するため、多くの電子写
真方式画像形成装置において現像装置周辺に現像装置か
ら飛散するトナーを吸引する吸引手段を設けている。
【0006】また、トナー像を転写した後の感光体ドラ
ム表面をクリーニングするクリーニング装置周辺でのト
ナーの飛散や、転写後の記録媒体を感光体ドラムから分
離する分離爪周辺での紙粉の飛散等の防止手段として、
クリーニング装置周辺や転写器から定着装置までの間に
吸引手段を設けた画像形成装置もある。
【0007】一方、トナーの有効利用を目的とし、画像
形成後、感光体ドラム上に残った転写残トナーをリサイ
クルトナーとして現像工程で再使用するため、クリーニ
ング装置により除去されたトナーをスクリューパイプ等
を用いたリサイクルトナー搬送装置を経由して現像装置
またはトナー供給装置に戻すという、トナーリサイクル
方法が一般的に用いられている。
【0008】しかしながら、上記リサイクルトナーは摩
擦帯電性能が劣化しているため、現像工程での再使用時
にキャリアから離れ易く現像性能も劣るとともにトナー
飛散を起こし易いため、リサイクルトナーが増えるに伴
って装置内汚れが増えるという問題がある。
【0009】また、リサイクルトナーには紙粉が付着し
ている可能性が高く、紙粉の量が多くなると摩擦帯電性
能の劣化が進み、益々トナー飛散増の確率が高くなる。
【0010】更に、リサイクルトナー搬送装置を用いて
リサイクルトナーを回収、搬送する方法では、画像形成
装置内の種々の発熱体、特に定着装置からの発熱によ
り、前記搬送装置の温度が高くなる傾向がある。温度上
昇は、前記搬送装置内でのトナーの融着や凝集を引き起
こす危険性があり、リサイクルトナーの量が増えればそ
の危険性も増えるため、装置内冷却対策が必要となる。
【0011】装置内冷却対策として、定着装置の周辺に
ファンや吸引手段を設置して装置内の温度を下げている
画像形成装置もあるが、下げ過ぎると定着装置の温度を
低下させ、ウォームアップタイムが長くなったり定着性
能を低下させるという問題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、トナー
飛散対策や装置内冷却対策として用いられる吸引手段
は、ダクト、フィルター、ファン等からなる排気装置と
して、多くの画像形成装置が1つまたは複数の排気装置
を有しており、不可欠な装置となってきているが、一
方、消費電力が増大するという問題や、前述の定着性能
の低下といった問題があった。
【0013】上記の問題に対し、本発明の目的は、消費
電力が少なくウォームアップタイムへの影響の少ない方
法により、画像形成装置へのトナー飛散、トナー飛散に
起因する画像汚れ、及び画像形成装置内の温度上昇を軽
減しうる画像形成装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は下記の構
成により達成することができる。
【0015】(1)表面に静電潜像を形成する像担持体
と、現像剤担持体を有し前記静電潜像をトナー像として
顕像化する現像装置と、前記トナー像を記録媒体に転写
後、前記像担持体上に残ったトナーを除去するクリーニ
ング装置と、前記クリーニング装置により除去されたト
ナーをリサイクルトナーとして前記現像装置またはトナ
ー供給装置へ搬送するリサイクルトナー搬送装置と、画
像形成装置内の排気を行う1つまたは複数の排気装置及
び当該排気装置に含まれる排気経路と、画像形成装置の
動作を制御する制御部と、を有する画像形成装置におい
て、前記リサイクルトナーの量がセンサにより検出さ
れ、その検出量が所定の値に達したとき、前記制御部が
該1つまたは複数の排気経路の風量を制御するように構
成したことを特徴とする画像形成装置。
【0016】(2)前記センサは前記リサイクルトナー
搬送装置上に配設されていることを特徴とする(1)に
記載の画像形成装置。
【0017】(3)表面に静電潜像を形成する像担持体
と、現像剤担持体を有し前記静電潜像をトナー像として
顕像化する現像装置と、前記トナー像を記録媒体に転写
後、前記像担持体上に残ったトナーを除去するクリーニ
ング装置と、前記クリーニング装置により除去されたト
ナーをリサイクルトナーとして前記現像装置またはトナ
ー供給装置へ搬送するリサイクルトナー搬送装置と、画
像形成装置内の排気を行う1つまたは複数の排気装置及
び当該排気装置に含まれる排気経路と、画像形成装置の
動作を制御する制御部と、を有する画像形成装置におい
て、前記リサイクルトナー搬送装置上に配設したセンサ
により、前記リサイクルトナー搬送装置内を搬送される
リサイクルトナーに付着する紙粉量が検出され、前記紙
粉量の検出値が所定の値に達したとき、前記制御部は、
該1つまたは複数の排気経路の風量を制御するように構
成されていることを特徴とする画像形成装置。
【0018】(4)前記制御部は、記録媒体の種別デー
タが選択されたとき、当該種別データに応じて、該1つ
または複数の排気経路の風量を制御するように構成され
ていることを特徴とする(3)に記載の画像形成装置。
【0019】(5)1プリント当たりの印字ドット総
数、累積画像形成枚数、前記現像剤担持体の累積走行距
離、当該現像剤担持体の累積回転時間、及び環境温度・
湿度、のいずれかの値が所定の値に達したとき、その情
報をそれぞれの情報検知手段が検知して前記制御部に信
号として発し、当該制御部に送られたそれぞれの信号
を、当該制御部は、予め入力してあるプログラム内の値
と比較して、該1つまたは複数の排気経路の風量を制御
するように構成されていることを特徴とする請求項1乃
至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0020】即ち本発明者は、リサイクルトナーの使用
量や当該リサイクルトナーに付着する紙粉の量が多いと
トナー飛散し易いことから、これらの量を測定すること
でトナー飛散し易い環境にあるか否かが判断できること
に着目し、行った実験を通して、前記トナーの量及び紙
粉の量が所定の値を超えたときには、排気装置の排気経
路を制御することにより、トナー飛散や画像形成装置内
温度が改善されるという知見を得、また、記録媒体の種
別データ、1プリント当たりの前記印字ドット総数、累
積画像形成枚数、前記現像剤担持体の累積走行距離、当
該現像剤担持体の累積回転時間、または環境温度・湿度
の値が前記トナーの量及び紙粉の量に影響することを確
認して、本発明に至った。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のリサイクルトナー
量またはリサイクルトナーに付着する紙粉量を検出し、
排気装置の風量を制御する構成を備えた画像形成装置に
ついて添付図面に基づき説明する。
【0022】図1は、画像形成装置本体A、両面原稿自
動送り装置RADFから成る画像形成装置の全体構成図
である。
【0023】画像形成装置本体Aは、画像読み取り装置
1、画像処理手段2、画像書き込み手段3、画像形成手
段4、カセット給紙手段5、搬送手段6、定着手段であ
る定着装置7、排紙手段8、自動両面コピーのための再
搬送手段(ADU)9を備えている。
【0024】画像形成装置本体Aの上部には、両面原稿
自動送り装置RADFが開閉可能に支持されている。
【0025】両面原稿自動送り装置RADFにおいて、
aは原稿給紙台、bは給紙ローラ、cは分離ローラ、d
はレジストローラ、eは搬送ドラム、fはフラッパ、g
は排紙ローラである。両面原稿自動送り装置RADF
は、片面原稿読み取り機能と両面原稿読み取り機能とを
有する。
【0026】画像読み取り装置1の光学系は、光源と第
1ミラーを備える露光ユニット14、第2ミラーと第3
ミラーから成るVミラーユニット15、レンズ16、C
CDイメージセンサ17により構成されている。
【0027】両面原稿自動送り装置RADFによる原稿
読み取りは、露光ユニット14がスリット露光用ガラス
13の下方の初期位置(ホームポジション)に停止した
位置において行われる。
【0028】原稿台ガラス11上の原稿の読み取りは、
露光ユニット14及びVミラーユニット15を移動させ
ながら行われる。
【0029】画像読み取り装置1において読み取られた
原稿画像の画像情報は画像処理手段2により画像処理が
行われ、画像データとして信号化され、一旦メモリに格
納される。
【0030】画像書き込み手段3に含まれる図示しない
半導体レーザからの出力光が、像担持体である感光体ド
ラム21に照射され静電潜像を形成する。
【0031】画像形成手段4においては、感光体ドラム
21に対し、帯電器22により電荷が付加され、前記画
像書き込み手段3からのレーザ光照射により静電潜像が
形成され、現像装置23により静電潜像が顕像化されて
トナー像となり、当該トナー像がカセット給紙手段5か
ら搬送された記録媒体である用紙P上に転写器24によ
り転写され、分離器25により用紙Pが剥離され、クリ
ーニング装置26により転写残のトナーが除去される。
【0032】トナー像を転写された用紙Pは、搬送手段
6により搬送され、定着装置7により定着され、排紙手
段8により装置外の排紙トレイ81に排出される。
【0033】両面コピーの場合、第1面に画像形成され
た用紙Pは、搬送路切り替え板82により再搬送手段9
に送り込まれ、再び画像形成手段4において第2面に画
像形成後、排紙手段8により装置外の排紙トレイ81に
排出される。
【0034】反転排紙の場合は、搬送路切り替え板82
により通常の排紙通路から分岐した用紙Pは、反転排紙
部83においてスイッチバックして表裏反転された後、
排紙手段8により装置外の排紙トレイ81に排出され
る。
【0035】本発明に係わる排気装置は2つ有って、第
1の排気装置31は、現像装置23の下方に現像装置2
3と一体的に構成され、第2の排気装置32は、クリー
ニング装置26と定着装置7との間に配設される。
【0036】図2は、現像装置、クリーニング装置、リ
サイクルトナー搬送装置、及び排気装置の構成について
説明するための概略模式図である。図3は第1の排気装
置31を示す図2のA−A断面図であり、図4は第2の
排気装置32を示す図2のB−B断面図である。
【0037】感光体ドラム21の周囲には、帯電器2
2、現像装置23、転写器24、分離器25、クリーニ
ング装置26、及びPCL(プレチャージランプ)27
が配設される。
【0038】第1の排気装置31は、現像装置23の下
方に配設され、排気経路310、フィルタFL、及びフ
ァンFa等により構成される。排気経路310は、開口
部311、吸入部312、及び排出部313から形成さ
れる。
【0039】開口部311は感光体ドラム21に近接し
た位置で対向し、吸入部312は現像装置23の底面に
沿って形成されている。吸入部312は奥側(図2の紙
面裏側)で排出部313に連結し、排出部313の端部
に、フィルタFLを介してファンFaが配設されてい
る。ファンFaは、風量が最大(H)、最小(L)、及
び中間(M)の3段階に切り換え可能な構成となってお
り、画像形成装置の動作を制御する制御部からの指令に
より切り換えが行われる。
【0040】第2の排気装置32は、クリーニング装置
26と定着装置7との間の定着装置7に近接した位置に
配設され、排気経路320、フィルタFL、及びファン
Fb等により構成される。排気経路320は、開口部3
21、吸入部322、排出部323、及び吸入孔324
から形成される。ファンFbは、ファンFaと同様に、
風量がH、L、及びMの3段階に切り換え可能な構成と
なっている。
【0041】吸入部322の底面には吸入孔324が形
成されている。吸入部322は奥側で排出部323に連
結し、排出部323の端部に、フィルタFLを介してフ
ァンFbが配設されている。
【0042】リサイクルトナー搬送装置28は、感光体
ドラム21の手前側(図の紙面表側)を通り、クリーニ
ング装置26の下部から現像装置23の上部に向けて斜
め右上方に懸架されている。
【0043】クリーニング装置26内において、トナー
は、クリーニング装置26のガイドローラ26A近傍
の、感光体ドラム回転方向下流(以下、ドラム下流とい
う)側に設けられたクリーニングブレード26Bで掻き
落とされ、搬送スクリュー26Dで回収搬送され、リサ
イクルトナー一時保管槽26K内に一旦貯留され、逐
次、リサイクルトナー搬送装置28を介して現像装置2
3に戻されることにより再利用される。
【0044】このようにして廃棄トナーが激減され、廃
棄トナーの処理不手際に基づく環境汚染問題の発生防止
が可能となると共に、トナー再利用による経済効果の改
善が達せられる。
【0045】より具体的に説明すると、ガイドローラ2
6Aが感光体ドラム21に当接して設けられ、その近く
のドラム下流に設けたクリーニング手段としてのウレタ
ンゴム製のクリーニングブレード26Bを感光体ドラム
21にカウンタ方式で当接させてあり、感光体ドラム2
1から掻き落とされたトナーが前記ガイドローラ26A
にガイドされながら搬送スクリュー26Dによって前記
リサイクルトナー一時保管槽26Kに集められて貯留さ
れる。
【0046】リサイクルトナー一時保管槽26K内に集
められたトナー(以下、リサイクルトナーともいう)
は、リサイクルトナー搬送装置28の搬送経路としての
搬送管(樹脂管)281内部に設けられた回転する搬送
スクリュー282により搬送される。
【0047】搬送スクリュー282は、その一端を図示
しないステッピングモータ(駆動モータ)及びその連結
シャフトによって連結され、他端を現像装置23に回転
可能に支持されて回転し、トナーを前記リサイクルトナ
ー一時保管槽26Kの供給口26Gから現像装置23の
供給口23Gを通って現像装置23内に送り込み、再度
利用している。
【0048】搬送管281の一部に、後述するセンサが
配設され、通過するリサイクルトナーの量や当該トナー
に付着する紙粉の量を検出しうる構成となっている。
【0049】リサイクルトナーの量や紙粉の量が所定の
量に達したとき、前記排気経路の風量を制御することに
より、飛散トナーを減少させ、画像形成装置内の温度上
昇を低減させることができる。
【0050】トナー量や紙粉量を検出するセンサを搬送
管281の一部に配設することにより、変化するリサイ
クルトナー量や紙粉量をいち早く検出し、飛散トナーに
よる画像汚れの発生を少なくすることができる。
【0051】現像装置23は、前記供給口23Gと、現
像スリーブ231や撹拌ローラ(参照符号なし)等を内
蔵する現像剤供給室230と、から成り、下方に配設し
た第1の排気装置31と一体的に構成される。
【0052】図5は、リサイクルトナーの量を検出する
センサ(以下、リサイクルトナー検出センサまたはセン
サ板という)が配設されたリサイクルトナー搬送装置の
搬送管の部分拡大図であり、図5(a)は図2における
搬送管の長手方向の部分断面拡大図、図5(b)は図5
(a)の側断面図である。
【0053】図において、リサイクルトナーの量を検出
するためのリサイクルトナー検知センサ(センサ板)S
A、SBは、導電性部材からなる2枚の四角形の板状部
材を円弧状に湾曲させた部材で、当該部材の円弧の内径
寸法は搬送管281の内径とほぼ同等になるように形成
されている。
【0054】搬送管281の長手方向における一部であ
って、図5(b)に示す搬送管281の内面下方の対向
する位置に、前記センサ板SA、SBが埋め込まれる大
きさの切り込み部を2箇所形成し、2枚のセンサ板S
A、SBが埋め込まれている。
【0055】2枚のセンサ板SA、SBにはコードが接
合され、図示しない電源により交流バイアスが印加され
るように構成されている。
【0056】搬送管281内の搬送スクリュー282の
回転によりリサイクルトナーが搬送され2枚のセンサ板
SA、SBの間を通過するとき、2枚のセンサ板SA、
SBの間に印加された交流バイアスにより、通過するト
ナーの量によって2枚のセンサ板SA、SBの間に発生
する静電容量の値が変化する。
【0057】この静電容量の変化する値は、2枚のセン
サ板SA、SBに電気的に結合された検出回路により検
出しうるように構成されている。
【0058】検出された値が所定の値を超えたとき、前
記制御部のメモリに入力されたプログラムに基づいて、
当該制御部はファンに指令を発しファンの風量を切り換
え、第1の排気装置31または第2の排気装置32内の
風量を変化させる。
【0059】図6は、リサイクルトナーに付着した紙粉
量を検出するセンサ(以下、光センサという)が配設さ
れたリサイクルトナー搬送装置の搬送管の部分拡大図で
ある。
【0060】図において、光センサは発光素子PAと受
光素子PBとで構成され、発光素子PAと受光素子PB
とは、搬送管281の長手方向における一部に形成され
た透光性を有する窓部Wを挟んで当該窓部Wに対向した
位置に配設される。
【0061】発光素子PAから発した光は窓部Wを透過
し、搬送管281内の搬送スクリュー282の回転によ
り搬送されるリサイクルトナーの表面に反射し反射光と
なって、再び窓部Wを透過して受光素子PBに達する。
【0062】リサイクルトナーの表面に付着する紙粉の
量により反射光の光量が変化するので、実験により得ら
れた反射光の光量と紙粉の量との対比データを、予め画
像形成装置の制御部のメモリに入力しておく。反射光の
光量が予め設定した所定の値に達したとき、制御部から
の指令により、ファンの風量を切り換え、第1の排気装
置31または第2の排気装置32内の風量を変化させ
る。
【0063】図7は、本発明のもう一つの実施の形態に
係わる第3の排気装置33の構成について説明するため
の平面断面模式図であり、図7(a)は平面断面模式
図、図7(b)は図7(a)のC−C断面拡大図であ
る。
【0064】第3の排気装置33の構成及び動作につい
て、図2及び図7を用いて説明する。
【0065】第3の排気装置33は、第3の排気経路3
40、第4の排気経路350、第3の排出部363、第
1のバルブVa、第2のバルブVb、フィルタFL、及
びファンFc等により構成されている。
【0066】第3の排気経路340は、現像装置23の
下方に配設され、開口部341、吸入部342、及び第
1の排出部343から形成される。第3の排気経路34
0の開口部341、及び吸入部342の構成は前記第1
の排気経路310の構成と同一であるので、重複する説
明は省略する。
【0067】吸入部342は奥側で第1の排出部343
に連結し、当該排出部343の端部近傍に第1のバルブ
Vaが回動自在に配設されている。第1の排出部343
は端部で第2の排出部353、及び第3の排出部363
に結合され、第3の排出部363の奥側の端部にはフィ
ルタFLを介してファンFcが配設される。
【0068】第4の排気経路350は、クリーニング装
置26と定着装置7との間の定着装置7に近接した位置
に配設され、開口部351、吸入部352、第2の排出
部353、及び吸入孔354から形成される。第4の排
気経路350の開口部351、吸入部352、及び吸入
孔354の構成は前記第2の排気経路320の構成と同
一であるので、重複する説明は省略する。
【0069】吸入部352は奥側で第2の排出部353
に連結し、当該排出部353の端部近傍に第2のバルブ
Vbが回動自在に配設されている。第2の排出部353
は端部で第1の排出部343、及び第3の排出部363
に結合される。
【0070】吸入部352の垂直断面形状は長方形であ
り、排出部353も吸入部352との結合部では長方形
だが漸次丸くなり第2のバルブVbが配設されたC−C
断面部では円形となっている。
【0071】第1のバルブVa及び第2のバルブVb
は、それぞれに図示しない歯車を介してバルブ駆動モー
タ(不図示)に連結され、単独に回転角度を変えること
ができ、前記制御部からの指令により、風量を最大
(H)、中間(M)、最小(L)の3段階に切り換える
ことができるような構成となっている。
【0072】次いで、第3の排気装置33の動作につい
て説明する。リサイクルトナー検知センサまたは光セン
サにより検出されたトナーの量や紙粉の量が所定の量を
超えたとき、前記制御部のメモリに入力されたプログラ
ムに基づいて、当該制御部は前記バルブ駆動モータ及び
ファンFcに指令を発し、第1のバルブVaまたは第2
のバルブVbを開閉させ、ファンFcを作動させる。
【0073】前記制御部の指令により、例えば、ファン
Fcが回転し第1のバルブVaが最大に開き、第2のバ
ルブVbの開きが最小の状態(図7に示す状態)にある
とき、ファンFcの風力により、第3の排気経路340
の開口部341からは最大の風量で、現像装置23及び
感光体ドラム21周辺の飛散トナーや紙粉を含んだ空気
が吸入され、 第4の排気経路350の吸入孔354か
らは最小の風量で、転写器24から定着装置7の間に飛
散する飛散トナーや紙粉を含んだ空気が吸入される。
【0074】ファンFcの回転による空気の流れは、図
7に矢印で示すように、吸入部342、352を経由し
て奥側(図2の紙面裏側)へ進み、第1、第2の排出部
343、353、バルブVa、Vb、第3の排出部36
3、フィルタFLを経由して画像形成装置外に排出され
る。このとき、飛散トナーや紙粉はフィルタFLによっ
て濾過されるため、画像形成装置外にはきれいな空気が
排出される。
【0075】第4の排気経路350は、装置内の飛散ト
ナーの吸引と、定着装置7により発せられる熱がリサイ
クルトナー搬送装置28やクリーニング装置26に直接
伝わらないための断熱の役割を果たしている。
【0076】また、リサイクルトナー量や紙粉量以外の
情報に対しても、予め所定のデータを設定したプログラ
ムを前記制御部のメモリに入力しておき、画像形成時の
情報が当該所定のデータと一致したとき排気経路の風量
を切り換えることにより、トナー飛散や画像形成装置の
温度上昇の影響を少なくすることができる。
【0077】ここでいうリサイクルトナー量や紙粉量以
外の情報とは、記録媒体の種別データ、1プリント当た
りの印字ドット総数、累積画像形成枚数、現像剤担持体
の累積走行距離、現像剤担持体の累積回転時間、及び環
境温度・湿度をいう。
【0078】記録媒体の種別データとは、紙粉の量に影
響する因子で、例えば、用紙の組成や製法の違い等によ
る紙粉の発生度合が区分できる紙の種別データを言い、
このデータは予めプログラムとして前記制御部のメモリ
に入力される。
【0079】1プリント当たりの印字ドット総数は、光
ビームを利用したデジタル画像形成装置に適応する因子
であり、紙粉の量及びトナー飛散の量はリサイクルトナ
ーの量に影響され、リサイクルトナーの量は画像形成時
に使用するトナーの量に影響されることから、画像形成
に使用するトナーの量、即ち印字ドットの総数が紙粉の
量及びトナー飛散の量を決める因子となると判断でき
る。
【0080】1プリント当たりの印字ドット総数とは、
1枚の画像の有効印字領域におけるドット総数に対する
実印字ドット総数(1枚当たりの印字率)のことで、予
め、所定の印字率以上になったとき紙粉量が多いと判断
するプログラムを作成しておき、前記制御部のメモリに
入力しておくものである。実印字ドット総数の情報検知
手段は画像処理手段2であり、当該画像処理手段2によ
り実印字ドット総数がカウントされる。
【0081】累積画像形成枚数、現像剤担持体の累積走
行距離、または現像剤担持体の累積回転時間について
も、1プリント当たりの印字ドット総数と同様、トナー
の量が増えることによりリサイクルトナーの量、紙粉の
量が増え、トナー飛散の量も増える。これらの累積値が
所定の値に達したとき、紙粉の量、及びトナー飛散の量
が多いと判断するプログラムを作成しておき、前記制御
部のメモリに入力しておくものである。
【0082】累積画像形成枚数の情報検知手段はカウン
タであり、画像形成装置内に設けたカウンタの印字枚数
を制御部のメモリに記憶させておくことによって制御さ
れる。
【0083】現像剤担持体の累積回転時間の情報検知手
段は画像形成装置に設けた走行時間カウンタであり、現
像剤担持体の累積回転時間を制御部のメモリに記憶させ
制御する。
【0084】現像剤担持体の累積走行距離の情報検知手
段も前記走行時間カウンタであり、前記制御部のメモリ
に記憶させたデータに、現像剤担持体の回転数と外径寸
法の因子を入れて走行距離に換算し制御する。
【0085】環境温度・湿度の情報検知手段は温度計及
び湿度計であり、高温高湿の環境においては、現像剤帯
電性能が劣化しトナー飛散し易くなることから、所定の
温度・湿度を超えたときには紙粉の量、及びトナー飛散
の量が多いと判断するプログラムを作成し、前記制御部
のメモリに入力しておくものである。
【0086】画像形成時の情報が上記のいずれかの所定
情報の値に達したとき、制御部は指令を発して前記排気
経路の風量を切り換え、周辺に飛散トナーの多い排気経
路の風量を大きくすることにより飛散トナーをより効果
的に吸入し、トナー飛散による悪影響を防止することが
できる。
【0087】
【実施例】以下に、実施例を用いて本発明を説明する
が、本発明はこれに限定されない。
【0088】本実施例におけるプロセス条件は下記の通
りである。 現像剤:トナー濃度4.5質量%の2成分系現像剤 トナー:重合トナー(平均体積粒径6.5μm) キャリア:シリコン系樹脂コートのフェライトキャリア
(粒径60μm) 実験機:コニカ7065デジタルコピア/プリンタ改造
機(600dpi(ドットパーインチのことで、1イン
チ即ち2.54cm当りのドット数を表わす)、レーザ
ビーム径:主走査55μm、副走査80μm) 環境温度、湿度:20℃、50%RH 画像汚れ(トナー飛散に起因する画像不良):1万プリ
ント後に確認 ファンの消費電力量:1時間連続プリントしたときのフ
ァンの消費電力 ウォームアップタイム:画像形成装置全体が室温の状態
でプリントスタートボタンが押下された時点から、定着
装置が暖められプリント開始可能となるまでの時間 風量:Hは最大(ファンの消費電力量:10W・h)、
Lは最小(同:3W・h)、Mは中間(同:7W・h)
に設定 画像汚れの欄における記号:○は画像汚れの発生が殆ど
無い状態、△は画像汚れの発生はあるが良否判定の限界
内の状態、×は画像汚れが発生している状態(画質不良
の状態) 表1は、リサイクルトナー量に対する、画像汚れ、ファ
ンの消費電力量、及びウォームアップタイムの関係につ
いて実験結果を基に作成した表である。
【0089】
【表1】
【0090】表において、リサイクルトナー量について
は、0.3g/分以下のときは少ない、0.3g/分を
超え0.55g/分未満のときは中間、0.55g/分
以上のときは多いという3段階に区分し判定した。
【0091】表から解るように、リサイクルトナー量が
少ないときは、第1及び第2の排気経路の風量が最小
(L)の場合でも画像汚れは発生しないが、リサイクル
トナー量が多くなると第1及び第2の排気経路の風量を
中間(M)に設定しても画像汚れが発生し易くなってい
る。
【0092】然るに、リサイクルトナー量が多い場合で
も、第1の排気装置31の風量を最大(H)にすること
により、画像汚れが殆ど無い状態に戻すことができた。
また、このとき、第2の排気装置32の風量を最小
(L)にすることにより、ファンFa、Fbのトータル
の消費電力量を抑えることが可能となった。
【0093】表2は、リサイクルトナーに付着した紙粉
量に対する、画像汚れ、ファンの消費電力量、及びウォ
ームアップタイムの関係について実験結果を基に作成し
た表である。
【0094】
【表2】
【0095】表において、紙粉量とはリサイクルトナー
に付着する紙粉の量で、22mg/分以上のとき多い、
22mg/分未満のとき少ないという2段階に区分し判
定した。
【0096】表から解るように、紙粉量が少ない用紙が
選択されたときは、第1及び第2の排気経路の風量が最
小(L)の場合でも画像汚れは発生しないが、紙粉量が
多い用紙を用いたときは第1及び第2の排気経路の風量
を中間(M)に設定しても画像汚れが発生し易くなって
いる。
【0097】しかし、紙粉量が多い用紙が選択された場
合でも、第1の排気装置31の風量を最大(H)にする
ことにより、画像汚れが殆ど無い状態にすることができ
た。また、このとき、第2の排気装置32の風量を最小
(L)にすることにより、ファンFa、Fbのトータル
の消費電力量を抑えることが可能となる。
【0098】表3は、累積画像形成枚数に対する、画像
汚れ、ファンの消費電力量、及びウォームアップタイム
の関係について実験結果を基に作成した表である。
【0099】
【表3】
【0100】表において、記録媒体には紙粉発生量の多
い用紙、原稿には印字率6%の文字チャートを使用し、
累積画像形成枚数は、スタート時、1万枚プリント時、
5万枚プリント時、10万枚プリント時、の4段階に区
分し判定した。
【0101】累積画像形成枚数が5万枚プリントに達す
ると、第1、第2の排気経路の風量を中間(M)に設定
した場合は、画像汚れが良否判定の限界内の状態ではあ
るが発生し始め、10万枚プリント時には画像汚れによ
り画質不良の状態となる。
【0102】しかし、この場合でも、第1の排気経路の
風量を最大(H)にすることにより、画像汚れを殆ど無
い状態に回復することができる。
【0103】また、第2の排気経路の風量を最小(L)
にすることにより、ファンFa、Fbのトータル消費電
力量を抑えることが可能となる。
【0104】なお、1プリント当たりの印字ドット総
数、現像剤担持体の累積走行距離、及び現像剤担持体の
累積回転時間については、結果が累積画像形成枚数と同
一になるので省略した。
【0105】表4は、環境温度・湿度に対する、画像汚
れ、ファンの消費電力量、及びウォームアップタイムの
関係について実験結果を基に作成した表である。
【0106】
【表4】
【0107】表において、記録媒体には紙粉発生量の多
い用紙、原稿には印字率6%の文字チャートを使用し、
環境温度・湿度は、低温・低湿(LL、10℃、20%
RH)、常温・常湿(MM、20℃、50%RH)、及
び高温・高湿(HH、30℃、80%RH)の3段階に
区分し判定した。
【0108】環境温度・湿度が、低温・低湿の場合は、
第1、第2の排気経路の風量を中間(M)に設定した状
態において、画像汚れは殆ど発生しないが、常温・常湿
の場合には画像汚れが良否判定の限界内の状態ではある
が発生し始め、高温・高湿の場合には画像汚れにより画
質不良の状態となる。
【0109】しかし、この場合でも、第1の排気経路の
風量を最大(H)にすることにより、画像汚れを殆ど無
い状態に回復することができる。
【0110】また、第2の排気経路の風量を最小(L)
にすることにより、ファンFa、Fbのトータル消費電
力量を抑えることが可能となる。
【0111】表1乃至4の実験結果より、プロセス条件
が良好な状態では、消費電力量を抑えるため第1、第2
の排気経路の風量を最小(L)にしても画像汚れは発生
しないが、累積画像形成枚数の増加や環境温度・湿度の
変化等により、特に、第1の排気経路の風量を大きくす
る必要がある。また、消費電力量を抑えるには、第2の
排気経路の風量を小さくすることで対応しうることが解
った。
【0112】
【発明の効果】リサイクルトナーの量及び当該トナーに
付着する紙粉の量が所定の値を超えたとき、排気装置の
複数の排気経路(風量)を制御することにより、トナー
飛散や画像形成装置内温度が改善できる。
【0113】また、記録媒体の種別データ、或いは、1
プリント当たりの前記印字ドット総数、累積画像形成枚
数、前記現像剤担持体の累積走行距離、当該現像剤担持
体の累積回転時間、または環境温度・湿度の値を画像形
成の前後に検知して、排気装置の排気経路に応じて風量
を制御することにより、トナー飛散や画像形成装置内温
度が改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の全体構成図。
【図2】現像装置、クリーニング装置、リサイクルトナ
ー搬送装置、及び排気装置の構成について説明するため
の概略模式図。
【図3】第1の排気装置を示す図2のA−A断面図。
【図4】第2の排気装置を示す図2のB−B断面図。
【図5】リサイクルトナーの量を検出するセンサが配設
されたリサイクルトナー搬送装置の搬送管の部分拡大
図。
【図6】光センサが配設されたリサイクルトナー搬送装
置の搬送管の部分拡大図。
【図7】本発明のもう一つの実施の形態に係わる第3の
排気装置の構成について説明するための平面断面模式
図。
【符号の説明】
21 感光体ドラム 23 現像装置 26 クリーニング装置 28 リサイクルトナー搬送装置 31 第1の排気装置 310 第1の排気経路 311,321,341,351 開口部 312,322,342,352 吸入部 313,323 排出部 32 第2の排気装置 320 第2の排気経路 324,354 吸入孔 33 第3の排気装置 340 第3の排気経路 343 第1の排出部 350 第4の排気経路 353 第2の排出部 363 第3の排出部 7 定着装置 Fa、Fb、Fc ファン SA、SB リサイクルトナー検知センサ(センサ板) PA 発光素子(光センサ) PB 受光素子(光センサ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA38 DA45 DA50 DD03 DE02 DE04 EA11 EC06 ED30 EE08 EF09 EF12 JA03 JA11 JB03 JB14 JB17 JB24 JB26 JC01 JC02 JC03 JC06 JC07 JC08 ZA07 ZA10 2H077 AA14 AA25 AA37 AC16 AD02 AD06 AD31 AE06 BA08 CA01 DA12 DA22 DA45 DA59 DA63 DA78 DA80 EA03 GA02 GA04 2H134 GA01 GB02 GB05 HD19 JA02 JA11 KA21 KA28 KA30 KA33 KB20 KD08 KG01 KG03 KG04 KG06 KG07 KG08 KH01 KH04 KH07 KH11 KH16 KH17 QA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に静電潜像を形成する像担持体と、 現像剤担持体を有し前記静電潜像をトナー像として顕像
    化する現像装置と、 前記トナー像を記録媒体に転写後、前記像担持体上に残
    ったトナーを除去するクリーニング装置と、 前記クリーニング装置により除去されたトナーをリサイ
    クルトナーとして前記現像装置またはトナー供給装置へ
    搬送するリサイクルトナー搬送装置と、 画像形成装置内の排気を行う1つまたは複数の排気装置
    及び当該排気装置に含まれる排気経路と、 画像形成装置の動作を制御する制御部と、を有する画像
    形成装置において、 前記リサイクルトナーの量がセンサにより検出され、そ
    の検出量が所定の値に達したとき、 前記制御部が該1つまたは複数の排気経路の風量を制御
    するように構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記センサは前記リサイクルトナー搬送
    装置上に配設されていることを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 表面に静電潜像を形成する像担持体と、 現像剤担持体を有し前記静電潜像をトナー像として顕像
    化する現像装置と、 前記トナー像を記録媒体に転写後、前記像担持体上に残
    ったトナーを除去するクリーニング装置と、 前記クリーニング装置により除去されたトナーをリサイ
    クルトナーとして前記現像装置またはトナー供給装置へ
    搬送するリサイクルトナー搬送装置と、 画像形成装置内の排気を行う1つまたは複数の排気装置
    及び当該排気装置に含まれる排気経路と、 画像形成装置の動作を制御する制御部と、を有する画像
    形成装置において、 前記リサイクルトナー搬送装置上に配設したセンサによ
    り、前記リサイクルトナー搬送装置内を搬送されるリサ
    イクルトナーに付着する紙粉量が検出され、前記紙粉量
    の検出値が所定の値に達したとき、 前記制御部は、該1つまたは複数の排気経路の風量を制
    御するように構成されていることを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、記録媒体の種別データが
    選択されたとき、当該種別データに応じて、該1つまた
    は複数の排気経路の風量を制御するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 1プリント当たりの印字ドット総数、累
    積画像形成枚数、前記現像剤担持体の累積走行距離、当
    該現像剤担持体の累積回転時間、及び環境温度・湿度、
    のいずれかの値が所定の値に達したとき、その情報をそ
    れぞれの情報検知手段が検知して前記制御部に信号とし
    て発し、 当該制御部に送られたそれぞれの信号を、当該制御部
    は、予め入力してあるプログラム内の値と比較して、該
    1つまたは複数の排気経路の風量を制御するように構成
    されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    1項に記載の画像形成装置。
JP2002073897A 2002-03-18 2002-03-18 画像形成装置 Pending JP2003271028A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155758A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成システム
CN100461017C (zh) * 2005-11-07 2009-02-11 夏普株式会社 图像形成设备
JP2012083612A (ja) * 2010-10-13 2012-04-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2016206347A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2017215579A (ja) * 2016-05-26 2017-12-07 株式会社リコー 画像形成装置
JP2018017863A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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