JP3016892B2 - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置

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JP3016892B2
JP3016892B2 JP3065561A JP6556191A JP3016892B2 JP 3016892 B2 JP3016892 B2 JP 3016892B2 JP 3065561 A JP3065561 A JP 3065561A JP 6556191 A JP6556191 A JP 6556191A JP 3016892 B2 JP3016892 B2 JP 3016892B2
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雅人 柳田
好司 石垣
和之 中原
圭介 林
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミリ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に広く普及している複写機等の画像
形成装置は、カーソルプロセス(電子写真プロセス)を
利用して、記録媒体(シート)上に可視画像を形成して
いる。この可視画像は、現像装置に蓄えられているトナ
ーと呼ばれる微粒子によって作られるものであるが、ト
ナーは画像形成の度に消費される消耗品である。従っ
て、トナーが所定量以下となった場合は、その都度トナ
ーを補給しなければならず、画像形成装置の保守の操作
上で最も煩わしいものであった。又、画像形成装置内の
クリーニング装置で未転写トナーを感光体上から除去
し、これを廃トナーとして装置内に設けた廃トナー収容
手段である廃トナーボトルに回収するものでは、廃トナ
ーボトルが満杯になるまでに廃トナーを廃棄する必要が
ある。更に、現像装置やクリーニング装置に用いられる
剤(キャリア)が使用によって劣化すると、トナーに対
する帯電能力が低下したりクリーニング性能が低下する
ので、適宜交換する必要が有る。このような保守作業
は、その保守の対象となっている部分によってことなる
ものの、操作者にとっては複雑で煩わしいものであった
り、操作者の衣服、装置の周囲を汚したり、専門知識を
持ったサービスマンでなければ行なうことが出来ないと
いった性質のものであった。
【0003】そこで、現像装置における剤の交換につい
て、通常トナーを収容したトナーカートリッジが装填さ
れる装置本体の装填部に、トナーカートリッジに替えて
現像剤カートリッジを装填し、且つ、現像装置内の現像
剤を回収する回収ボトルを所定位置に装着した後、剤交
換動作を開始させるスイッチを操作すれば、自動的に現
像装置内の現像剤を回収ボトルに回収した後に、該装着
部と現像装置との間に介在するトナー等の補給機構を駆
動して該現像剤カートリッジ内の剤を現像装置内に補充
するものが提案されている(例えば、特開昭61−26
2768号公報)。又、クリーニング装置における剤の
交換について、クリーニング装置に未使用の剤を収容し
た専用のホッパを付設し、且つ剤の劣化を検出する検出
器を設け、剤の劣化を検出したときに、自動的にクリー
ニング装置内の劣化した剤を装置外に排出すると共に、
該ホッパから未使用の剤を装置内に補充するものが提案
されている(例えば、特開昭58−147771号公
報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の従来
技術においては、トナーの補充と剤の補充とで、カート
リッジの装填部を共用しているので、これらのカートリ
ッジを選択的に装填する必要があり、トナーや剤の補充
の都度、操作者がトナーカートリッジの剤カートリッジ
の識別を行なうという保守操作上の煩わしさが伴うもの
であった。又、現像装置内へのトナー、剤の補給機構を
共用しているので、トナーの搬送条件(通常、少量づつ
現像装置内に補給する)で剤を補給した場合には、剤の
交換時間が長期化するという問題点が残されていた。
又、後者の従来技術においては、現像装置内の剤が劣化
した場合については触れられておらず、仮に、該従来技
術を現像装置内の剤の交換にも適用した場合には、現像
装置とクリーニング装置の夫々に専用のホッパを設ける
必要が有り、装置が大型化するという問題点が残されて
いた。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、装置を大型化することなく現像装
置及びクリーニング装置のキャリアを交換することが出
来る画像形成方法及びその装置を提供することである
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成方法は、トナー及びキャリアを現
像剤収容手段から補給部へ補給する補給工程と、感光体
上に現像手段を用いてトナーによる可視像を形成する現
像工程と、感光体上からクリーニング手段を用いて画像
形成動作後の残留トナーを除去するクリーニング工程
と、現像手段内のトナーの消耗に応じてクリーニング手
段から現像手段へトナーを移送する移送工程と、現像手
段及びクリーニング手段に用いられたキャリアを、現像
手段及びクリーニング手段から使用済み剤貯留部へ排出
る排出工程と、未使用のキャリアを該補給部から現像
手段へ直接補給する補給工程と、未使用のキャリアを該
補給部からクリーニング手段へ直接補給する補給工程と
を有することを特徴とするものである。そして、この移
送工程に代え、クリーニング手段により除去されたトナ
ーをクリーニング手段から廃トナー収容手段へ排出する
トナー排出工程を採用しても良い。また、本発明の画像
形成装置は、トナー及びキャリアが現像剤収容手段から
補給される補給部と、感光体上の潜像をトナーによって
可視像化する現像手段と、感光体上から画像形成動作後
の残留トナーを除去するクリーニング手段と、該現像手
段内のトナーの消耗に応じて該クリーニング手段から該
現像手段へトナーを移送する移送手段と、該現像手段及
び該クリーニング手段に用いられたキャリアを、該現像
手段及び該クリーニング手段から使用済み剤貯留部へ排
出する排出手段と、未使用のキャリアを該補給部から該
現像手段へ直接補給する現像剤補給手段と、未使用の
ャリアを該補給部から該クリーニング手段へ直接補給す
る補給手段とを有することを特徴とするものである。そ
して、この移送手段に代え、クリーニング手段により除
去されたトナーをクリーニング手段から廃トナー収容手
段へ排出するトナー排出手段を採用しても良い
【0007】
【作用】上記目的を達成するための本発明の画像形成方
法及びその装置におていては、トナー及びキャリアを現
像剤収手段から補給部へ補給し、感光体上に現像手段を
用いてトナーによる可視像を形成し、感光体上からクリ
ーニング手段を用いて画像形成動作後の残留トナーを除
去し、該現像手段内のトナーの消耗に応じて該クリーニ
ング手段から該現像手段へトナーを移送し、該現像手段
及び該クリーニング手段に用いられたキャリアを、該現
像手段及び該クリーニング手段から使用済み剤貯留部へ
排出し、未使用のキャリアを該補給部から該現像手段へ
直接補給し、未使用のキャリアを該補給部から該クリー
ニング手段へ直接補給し、これにより、補給部を現像手
段とクリーニング手段とで共用する
【0008】
【実施例】本発明の一実施例に係る画像形成装置である
デジタル複写機について説明する。図1において、この
デジタル複写機は原稿読取手段である読取装置(スキャ
ナー)10と読み取られた原稿情報を紙に複写するため
の一連のプロセスを実行する複写装置(プリンター)9
0とから構成される。読取装置10は原稿を載置するコ
ンタクトガラス306、コンタクトガラス上の端縁部に
設けられた原稿スケール305、コンタクトガラス30
6の全域を覆い得る原稿圧板307、コンタクトガラス
306の下方で原稿を照射する蛍光灯ランプ301、原
稿からの反射光を反射する第1乃至第3ミラー302,
303,304、第3ミラーからの反射光が入射するカ
バー309で覆われたレンズ308、レンズ308の結
像位置に配置されたCCD310が取り付けられA/D
コンバータを内蔵する画像読取板311、画像処理回路
が形成された基板312、装置内冷却用の冷却ファン3
13等を備えている。そして、コンタクトガラス306
上に原稿がセットされて操作パネル上のコピースタート
ボタンがONされると、蛍光灯ランプ301等の光学系
をコンタクトガラス306の下方で移動して原稿を走査
し、原稿からの反射光をレンズ308等を介してCCD
310に結像し、原稿情報を読み取る。CCD310上
に結像した原稿像をデジタル信号化する。このデジタル
信号を画像処理回路で処理してデジタル記録画像情報に
変換し、複写装置90の画像情報記憶装置に出力する。
【0009】次に、複写装置90について説明する。図
1において、像担持体である感光体ドラム140が時計
方向に回動されている。この感光体ドラム140は後述
するように、支持ドラム上に交換可能な感光体シートを
巻き付けて構成されている。感光体ドラム140の頂部
近傍には、転写チャージャ350が対向して設けられて
転写部を形成している。この転写部と装置上部に水平に
設けられた転写紙を収容する用紙トレイ349との間に
は、搬送ガイド板383、第1中継ローラ対327及び
中間ローラ対328,329からなる搬送路が形成され
ている。この用紙トレイ349にはピックアップコロ3
24、給紙コロ325及びリバースコロ326が配置さ
れ、給紙装置390を構成している。又、搬送路の転写
部近傍にはレジストローラ対330が設けられている。
更に、この転写部と排紙口との間には、導体分離搬送ベ
ルト351、内部に700W前後の定着ヒータを備え、
テフロンコーティングされた定着ローラ335と加圧ロ
ーラ334とから成る定着装置が配設されている。感光
体ドラム140の右側方には、クリーニング装置130
が設けられ、このクリーニング装置130の下方には劣
化した剤を回収して貯蔵する為の剤回収ボトル117が
設けられている。この剤回収ボトル117の左上方に
は、感光体ドラム140表面に対向して除電ランプ34
1と、グリッド343を備えた帯電器342とが設けら
れている。この帯電器342は負電圧の高圧発生装置に
接続され、感光体ドラム140表面をマイナス600ボ
ルトに一様帯電するものである。感光体ドラム140に
は、装置下部に水平に設けられた書込光学系ユニット3
85からのレーザービームが照射される露光部が形成さ
れている。この書込光学系ユニット385内には、ここ
では図示を省略した半導体レーザー及びシリンダレン
ズ、ポリゴンミラーモータ345で回転駆動されるポリ
ゴンミラー344、f−θレンズ(不図示)、反射ミラ
ー346等が設けられている。書込光学系ユニット38
5の上方には、感光体ドラム140表面の上方への移動
領域に対向するマグネットローラ102を備えた現像器
100と、トナーホッパ101とから成る現像装置38
6が設けられている。この現像器100内には、マグネ
ットローラ102の他に、マグネットローラ102上の
現像剤の量を規制する現像ドクタ等が設けられている。
又、トナーホッパ101はその下部が現像器100に開
口しており、この開口にトナー補給ローラが設けられ、
又、内部のトナーを撹拌するアジテータが設けられてい
る。そして、その上部は上方に向けて開口しおり、この
開口部(以下、ホッパ開口部という)がトナー及び剤を
収容したカートリッジ500が装着されるトナー補充部
になっている。このトナーホッパ101の紙面手前側に
は、トナーホッパ101にトナー等を補充して空に成っ
たカートリッジ500等を収容する空カートリッジ収納
部を構成する空カートリッジ等収納ボックス550が設
けられている。
【0010】尚、複写装置90の上壁上には、内部に用
紙トレイ347,348、ピックアップコロ314,3
19、給紙コロ315,320、リバースコロ316,
321等を備えた追加(オプション)の給紙装置39
1,392が配置されている。そして、この給紙装置3
91には第3中継ローラ対317が、給紙装置392に
は第2中継ローラ対322が夫々設けられている。各用
紙トレイ349,348,347は引出自在になってお
り、且つ、図示しないセット検知センサ、サイズ検知セ
ンサも設けられ、セット検知センサがセット状態を検出
すると、図示しない上昇モータを駆動して用紙トレイ内
の転写紙がピックアップコロ324,314,319に
当接する位置まで上昇させる。又、転写紙の搬送経路内
での搬送状況を検知するために、第1中継センサ31
8、第2中継センサ323、レジストセンサ331が設
けられている。
【0011】以上の構成において、書込光学系ユニット
385内の半導体レーザーが1画素当り1ビット(記録
/非記録)の2値化信号であるデジタル記録画像情報に
対応して発光付勢され、半導体レーザーから射出された
レーザー光はポリゴンミラー344で反射され、f−θ
レンズ(不図示)を通過し、反射ミラー346で反射さ
れ、感光体ドラム140に結像照射される。ポリゴンミ
ラー344はポリゴンモータ345で一定速度で回転駆
動され、前述のレーザー光は感光体ドラム140の移動
方向と垂直な方向である水平方向に走査される。
【0012】感光体ドラム140の表面は、帯電器34
2によりマイナス600ボルトに一様に帯電される。デ
ジタル記録画像情報に基づいて射出されたレーザー光が
一様に帯電された感光体表面に照射されると、光導電現
象で感光体表面の電荷が、感光体ドラム140の導電層
を介して機器アースに流れて消滅する。ここで原稿濃度
の淡い部分(2値化信号が非記録レベル)ではレーザを
点灯させないようにし、原稿濃度の濃い部分(2値化信
号が記録レベル)ではレーザを点灯させる。これによ
り、感光体ドラム140の表面の原稿濃度の淡い部分に
対応する部分は略マイナス600ボルトの電位に、原稿
の原稿濃度の濃い部分はマイナス100ボルト程度にな
り、原稿の濃淡に対応して静電潜像が形成される。この
静電潜像を現像装置386によって現像し、感光体ドラ
ム140の表面にトナー画像を形成する。尚、現像器1
00内のトナーは撹拌により負に帯電され、現像器10
0内のマグネットローラ102は、現像バイアス発生器
によりマイナス450ボルト程度にバイアスされ、感光
体ドラム140の表面電位が現像バイアス以上の場所に
付着し、原稿画像に対応したトナー像が形成される。
【0013】一方、転写紙が、3つの用紙トレイ34
9,348,347の中の何れかから選択されて給紙さ
れて搬送され、レジストローラ330により所定のタイ
ミングで転写部に送り出され、転写チャージャ350の
作用により上記の感光体ドラム140上に形成されたト
ナー画像が転写される。トナー画像が転写された転写紙
は、搬送ベルト351に吸引されて感光体ドラム表面か
ら分離される。この後、転写紙は定着ローラ335と加
圧ローラ334との間を通過してトナーが固着され、分
離爪333により転写紙を分離し図示しない排紙トレイ
上に排出される。そして、トナー画像が転写紙に転写さ
れた後の感光体ドラム140表面は、クリーニング装値
130によって残留トナーが除去された後、次の一様帯
電に備えられる。
【0014】上記現像器100内のトナーは、感光体上
の潜像を顕像化することに消費され、この消費された分
が、トナーホッパー101aからトナー補給ローラ10
8により現像器100内に供給される。また、現像器1
00及びクリーニング装置130内の剤はコピー枚数の
増加と共に劣化するため交換が必要であり、この例では
これを自動で行なう。そして、トナーホッパー101が
空になったら新しいカートリッジ500を用いて、トナ
ーを補充する。このカートリッジ500には、後述する
ように剤も収容されている。このカートリッジ500に
よるトナー補充を容易にするために、カートリッジ搬送
機構等が設けられている。
【0015】先ず、トナーの補充について説明する。図
2において、カートリッジ搬送は、ユーザーによって画
像形成装置本体前側の装填部690に挿入されたカート
リッジ500を搬送ベルト下603、第1搬送コロ61
0、第2搬送コロ上611、第3搬送コロ上612、に
よりホッパー101上部のトナー、剤補充位置まで移送
し、補充位置にてカートリッジ500を密封しているカ
ートリッジシール504を除去し、トナー及び剤をホッ
パー101内へ補充する。そして、補充を終了し空とな
ったカートリッジ500を、補充したトナーが消費され
次のカートリッジが挿入される前に、補充位置から空カ
ートリッジ収納ボックス550の空のカートリッジ集積
部551へ移送する。補充された剤を用いる剤の自動交
換については後に詳述する。
【0016】先ず、本実施例で用いるカートリッジ50
0について説明する。図6はその斜視図である。このカ
ートリッジ500は、上部がカートリッジ上板501
で、底部がカートリッジ下板503で構成され、且つ、
これら上部と底部とを連結する側部がカートリッジフィ
ルム502で構成され、内部にはカートリッジフイルム
502と同一の材質の2重のフィルムからなる仕切りで
仕切られて、トナー収容部502aと現像剤収容部(以
下、剤収容部という)502bが形成されている。この
カートリッジ上板501の、該側面よりも外側まで延在
した左右の鍔部それぞれには、前端から前後方向ほぼ中
央にかけて更に外側に延在した案内用羽部501aが形
成されている。そして、カートリッジ上板501の上面
には左右方向ほほぼ中央で前端から後端にかけてタイミ
ング溝501bが形成されている。カートリッジフィル
ム502は軟質である必要があり、例えば、ポリエステ
ルフィルム等のフィルム状部材、又はポリウレタンゴム
等の弾性部材が用いられる。これは、後述するように空
カートリッジ収容部551に上下方向がつぶれた状態で
保管できるようにするためである(図3参照)。カート
リッジ下板503の該側面よりも外側まで延在した左右
の鍔部それぞれには、前後方向で両者同じ位置に更に外
側に延在した案内用羽部503aが一定間隔を開けて一
対形成されている。そして、左鍔部に形成されている一
対の案内用羽部503aの上面にはタイミング溝503
bが形成されている。又、左鍔部に形成されている案内
用羽部503aの外側端面とカートリッジフィルム50
2の左側面からの距離は、右鍔部に形成されている案内
用羽部503aの外側端面とカートリッジフィルム50
2の右側面からの距離より大きくなっている。更に、カ
ートリッジ下板503のカートリッジフィルム502の
下端縁に囲まれた部分には開口が形成され、この開口が
トナー、剤の出口になっている。この開口は、トナー収
容部502a、剤収容部502bにトナー、現像剤を収
容した状態でカートリッジシール504により密封され
ている。カートリッジシール504は、ホッパ開口部1
24上に装着されたときに後述するシール除去機構がカ
ートリッジ500の右鍔部側に位置するので、例えばカ
ートリッジ下板503の鍔部に接着剤が塗布された後の
前後左右の鍔部の内、右鍔部から貼り始められて左鍔部
まで貼られた後に折り返えされて、その自由端を右鍔部
503aの外側の端まで延ばされ、この自由端の端縁を
右鍔部に接着されている。
【0017】尚、この例では、カートリッジ上板50
1、カートリッジ下板503はそれぞれ3mmの板厚を
有しており、カートリッジ503の全高は86mmに設
定してある。又、後述する空カートリッジ収容部551
への落下時に、カートリッジ下板503を落下直前まで
ガイドしていた部材にカートリッジ500のカートリッ
ジ下板503以外の部分が接触する等の不具合が発生し
ないように、底部であるカートリッジ下板503にこれ
により上方のカートリッジ500部分が投影可能となる
ように側面及び上面を設定することが望ましい。
【0018】このカートリッジ500に収容するトナー
と剤の重量比は1:1〜3:1の範囲であることが望ま
しい。この例では後述するように、トナーが無くなる毎
に行なわれるカートリッジ500の装填に応じて剤交換
を自動で行なうので、剤の寿命が来る前にカートリッジ
500内のトナーを全て消費する必要があるためであ
る。この例においてはカートリッジ内には剤が150g
収容されており、この剤の寿命は約1万枚である。従っ
て、トナー量としては安全のために8千枚のコピーを得
ることにより消費される分量を想定する。消費されるト
ナー量は原稿黒分面積によって変動し、消費されるトナ
ー量は、原稿黒部面積が平均3%の場合に150g、原
稿黒部面積が平均9%の場合に450gとなる。従っ
て、消費するトナーと剤の重量比は、原稿黒部面積が平
均3%の場合に1:1、原稿黒部面積が平均9%の場合
に3:1となる。一般に原稿黒部面積は3%から9%で
あることから、好ましいトナーと剤の収納量の比は上記
のように1:1〜3:1となる。尚、この例において、
トナー、剤の収容部はそれぞれ1200cc、100c
cの容積を有している。
【0019】次に、カートリッジ搬送機構について説明
する。図2はその斜視図、図3は現像器100近傍の正
面図である。装置本体には、装置正面の外装部(以下、
正面外装部という)690に形成されたカートリッジ5
00挿入用の挿入窓692からなるカートリッジ挿入
部、装置背面側に位置したホッパ101からなるトナー
及び現像剤補充部、ホッパ開口部の右側に配置された開
封ローラ680を有するカートリッジ500の開封手
段、開封ローラ680に対向して配置されたシール収納
ボックス681からなる密封部材収納部(図3参照)、
ホッパ101と正面外装部690の間に配置された空カ
ートリッジ等収納ボックス550からなる空カートリッ
ジ収納部、下搬送ベルト603と下搬送レール631等
を有する移送手段が設けられている。そして、正面外装
部690には上記挿入窓692の他に空カートリッジ収
納ボックス550の出し入れ用の窓694も形成されて
いる。上記挿入部の挿入窓692は、カートリッジ50
0をその挿入方向に対して垂直に切断したときの断面形
状に合わせて、これより一回り大きい程度の形状に形成
され、この結果、カートリッジ500の案内用羽部50
1a等の通過部の長さも、案内用羽部501a等の長さ
にあわせた長さになっている。これにより、上記のよう
にカートリッジ500を横向きに挿入したり、カートリ
ッジ500の前後を間違えて挿入する等を防止してい
る。
【0020】正面外装部690の内側には外装部に平行
な水平軸693bでその下部が回動自在支持され、閉じ
た状態で挿入窓692全体を蔽い得る挿入窓ドア693
が設けられている。この挿入窓ドア693は図示しない
付勢手段により常時閉じる方向の回動力が付与されて通
常は閉じた状態に有り、この回動力に抗して挿入窓ドア
693を装置内側に押すことにより、水平軸693bの
回りで約90度まで回動させることが出来る。そして、
閉じた状態で、挿入窓ドア693の装置内側に向いた面
(以下、内側面)の上部には、先端縁より外側まで延在
した突出部分を有する突出板693bが設けられている
(図3参照)。
【0021】正面外装部690内面の挿入窓692より
上方には、発光素子と受光素子を備えるドアセンサ70
1と、ロック解除ソレノイド700と、そのプランジャ
ーに固定されたロック板700aとを備えたロック機構
とが設けられている。ドアセンサ701は挿入窓ドア6
93が閉じた状態で発光素子と受光素子の間に上記突出
板693bの突出部分が介在する位置に取り付けられ、
ロック機構は挿入窓ドア693が閉じた状態でプランジ
ャーが引き出されればロック板700aが上記突出板6
93bに正面外装部690と反対側から係合し、プラン
ジャーが吸引されればロック板700aが上記突出板6
93bに係合しない位置に取り付けられている。
【0022】図5に示すように、上記トナー補充部のホ
ッパ開口部の周縁部上面にはこの周縁部上面とカートリ
ッジ500の鍔部下面に空隙が生じないようにするため
のシール部材662が貼設してある。又、図2に示すよ
うに、ホッパ開口部より正面外装部690側には周縁部
から延びたホッパガイド部660が形成され、ホッパ開
口部より装置背面側にはカートリッジ500をホッパ開
口部上で位置決めするための挿入窓692に向けて前傾
したカートリッジ突き当て壁661が設けられ、その傾
斜下面と上記シール部材662が貼設されている周縁部
上面とで、挿入窓692側に向けて開いたくさび形状の
空隙を形成している。
【0023】上記開封手段の開封ローラ680は、図2
に示すように、カートリッジ500の右側の前後の案内
用羽部503aの間隙に対応した一定の長さを有する上
下ローラ680からなり、カートリッジ500を密封す
るシール部材504を確実に引っ張れるように、下側ロ
ーラ680は弾力性の有る材料の円筒形ローラ、上側ロ
ーラ680は凹凸の付いたローラになっている。両ロー
ラ680の回転軸は、両軸間距離を変化可能にするリン
ク機構に回動自在に支持されており、図示しない開封用
モータによって駆動され得る。このリンク機構には、上
下回転軸の軸間距離を少なくとも上下ローラ対間に案内
用羽部503aが通過し得る間隔が生じる距離にするた
めの付勢力を常時付与するスプリングと、このスプリン
グの付勢力に抗して、上下回転軸の軸間距離を上下ロー
ラ対間にカートリッジ500を密封するシール部材50
4を挾持する距離にすることが出来る開封用ピンチソレ
ノイドが連結されている。
【0024】上記密封部材収納部であるシール収納ボッ
クス681は上記開封ローラ680でカートリッジ50
0開口から除去されてくるシール部材504を受け入れ
る受入れ口を備えている。尚、上記空カートリッジ収納
部である空カートリッジ収納ボックス113は、図11
上部にカートリッジ500受入れ用の開口部を備え、装
置本体に対して着脱可能に構成されている。
【0025】上記移送手段は、図示しない正逆回転可能
な搬送モータで駆動される第1〜第3搬送コロ610,
611,612及び下搬送ベルト603と、カートリッ
ジ500のカートリッジ上板501の案内用羽部501
a等の下面に接触してカートリッジ上板501を下方か
ら支持し得る第1上搬送レール対632及び第2上搬送
レール対633と、カートリッジ下板503の案内用羽
部503aの下面に接触してカートリッジ下板503を
下方から支持し得る下搬送レール631と、上記ホッパ
ガイド660と、挿入窓ドア693とから構成されてい
る。以降、上記搬送モータがカートリッジ500を装置
背面側に搬送する場合を正搬送、このときの搬送モータ
の回転を正回転といい、この逆の場合を逆搬送、逆回転
という。
【0026】上方の各搬送レール632,633は垂直
部と、その下端からカートリッジ500の搬送経路側に
延在した水平部とからなる断面L字状のレールであり、
それぞれカートリッジ500の搬送経路の左右で対を成
している。第1搬送レール632は、空カートリッジ等
収納ボックス550の空カートリッジ集積部551の上
方に設けられ、その正面側端部は第1搬送コロ610の
下方まで延び、その背面側端部は第2搬送コロ611の
手前まで延在している。そして、第1上搬送レール63
2の水平部はカートリッジ上板501の鍔部及び案内用
羽部501が載れるように設定され、正面側端部の水平
部上面と該第1搬送コロ610下部とのギャップをカー
トリッジ上板501の鍔部及び案内用羽部501aが通
過し得るように配置されている。第2搬送レール633
は空カートリッジ収容部551及びホッパ101の上方
に設けられ、背面側端部がその水平部上面と該第1搬送
コロ610下部とのギャップをカートリッジ上板501
の鍔部及び案内用羽部501aが通過し得るように位置
決めされ、該端部から正面側にかけて下方に傾斜して第
2搬送コロ611の下方に至り、更にここから上記第1
搬送レール632の下方を、空カートリッジ収容部55
1の中央部の上方まで延在するように配置されている。
そして、第2搬送レール633の水平部は、該レール6
33の装置正面側領域633aにカートリッジ上板50
1の鍔部及び案内用羽部501aが載り得、装置背面側
領域633bにカートリッジ上板501の鍔部及び案内
用羽部501aが載り得るように設定されている。又、
前者の領域633aの長さは案内用羽部501の背面側
端からカートリッジ上板501の鍔部の背面側端までの
長さと同じになるように設定されている。又、図2に示
すように、上記第1搬送レール632の背面側端部の下
面には、装置背面側に上向きに傾斜した自由端部を有す
る分岐用板バネ640の基端部が固定されている。この
分岐用板バネ640はカートリッジ500の逆搬送にお
いて、第2上搬送レール633にガイドされてきたカー
トリッジ上板501を第1上搬送レール632の下方
で、そのまま第2上搬送レール633にガイドされつづ
ける様にするものである。
【0027】上記下搬送レール631も、垂直部と、そ
の下端からカートリッジ500の搬送経路側に延在した
水平部とからなる断面L字状のレールであり、空カート
リッジ収容部551上方で且つ該収容部551中央部よ
り装置背面よりの位置に、カートリッジ500の搬送経
路の左右で対を成して設けられている。そして、水平部
は、カートリッジ上板501の鍔部及び案内用羽部50
1が載れるように設定され、その上面と上記下搬送ベル
ト551の下面とのギャップをカートリッジ上板501
の鍔部及び案内用羽部501aが通過し得るように配置
高さが設定されている。更に、該レール631の前後方
向の長さは、カートリッジ下板503の案内用羽部50
3aの前後間隔と同じに設定されており、配置位置は、
カートリッジ500の逆搬送において、カートリッジ下
板503の案内用羽部503aの前後間隙が該レール6
31に対向して該カートリッジ下板503が落下を開始
するときに、カートリッジ500が空カートリッジ収納
部551の前後方向の略中央に位置するように設定して
ある。尚、この逆搬送においてカートリッジ下板503
の案内用羽部503aの間隙がこのレール631に対向
するときには、上記第一搬送コロ610及び下搬送ベル
ト603とカートリッジ500との、搬送方向における
位置関係自体は逆搬送可能な位置関係にあるが、空カー
トリッジ収納部551の開口部の上方から挿入窓ドア6
93が退避してカートリッジ500を下から支えるもの
が無いので、カートリッジ500が空カートリッジ収納
ボックス550内に落下を開始し、それ以上の逆搬送が
行なわれることはない。又、カートリッジ下板が落下を
開始する位置で、カートリッジ上板も落下を開始するよ
うに、下搬送レール631に対する上記第2上搬送レー
ルの位置が設定されている。
【0028】尚、カートリッジ500の搬送状態を検知
するために、上記の空カートリッジ収納ボックス550
とホッパ開口部との間の搬送路上には、ここを通過する
カートリッジ500の前鍔部の下面によって押し下げら
れるカートリッジ通過検知フィラ703aが設けられて
いる(図2参照)。このカートリッジ通過検知フィラ7
03aの変位は、発行素子と受光素子とからなる、図示
しない開封センサをONにする。尚、この開封センサ
は、開封ローラ680でカートリッジ500下面から除
去されてくるシール部材504によってその先端部が装
置右側に押しやられるカートリッジ開封検知フィラ70
3dの変位によってもONされるように構成されてい
る。
【0029】次に、現像剤の補給について説明する。一
般的に画像形成装置内には、現像剤を使用するユニット
として現像装置とクリーニング装置とが有り、装置内に
おいてこれらのユニットに現像剤を補給する為の現像剤
搬送経路は複数の経路が考えられる。図25は、これら
の経路を摸式的に表わしたものである。これらの経路の
どれを用いるかによって、画像形成装置内の現像剤の交
換システムとして、下記の表1に示すパターンA,B,
C,D,E,Fの6種類に分類することが出来る。この
表1中の丸付きの数字は図22の経路に付した丸付きの
数字に対応している。又、表1中のトナー再利用とは、
クリーニング装置で回収した感光体上の未転写トナーを
現像装置に搬送して再利用することである。
【0030】パターンAはとの経路のみで剤交換を
行なうものである。クリーニング装置で使用済みになっ
た剤は経路を通って剤回収タンクに捨てられる。次に
現像器から半分の剤を経路の例えばトナーリサイクル
スクリューの逆転によってクリーニング装置に送る。続
いてカートリッジ等からホッパーへ補充された新しい剤
を現像器に入れる。クリーニング装置に集まったトナー
は上記リサイクルスクリューの正転によって現像で再利
用される。パターンAの利点としては、との経路の
みしか使用しないですむので、経路を最もシンプルにで
きる点があげられる。
【0031】パターンBは、ととの経路を利用し
て剤交換を行なう。クリーニング装置で使用済みになっ
た剤は経路を通って剤回収タンクに捨てられる。次に
現像器から半分の剤を感光体ドラム上に電気的に付着さ
せてクリーニング装置に送る。続いてカートリッジ等か
らホッパー補充された新しい剤を現像器に入れる。クリ
ーニング装置に集まったトナーは上記リサイクルスクリ
ューによって現像器に入れられ、再利用される。パタ
ーンBの利点は、との経路を構成するパイプしか使
用せずの経路を使うことで、短時間で剤交換ができる
点である。
【0032】パターンCは、とととの経路を利
用して剤交換を行なうものである。クリーニン装置で使
用済みになった剤は経路を通って剤回収タンクに捨て
られる。次に経路を通ってカートリッジ又はホッパー
から直接クリーニング装置に新しい剤を供給する。一
方、現像器で使用済みになった剤は経路を通って剤回
収タンクに捨てられ、カートリッジからホッパーを通っ
て現像器に新しい剤が送られる。クリーニング装置に回
収されたトナーはリサイクルスクリューの正転によっ
て現像で再利用される。パターンCの利点は、現像とク
リーニング装置それぞれ並行に剤交換作業ができるた
め、最も短時間で剤交換ができる点である。又、未使用
剤の補給部である、装置内の所定位置に装着されている
カートリッジ又は、このようなカートリッジから剤が補
充されたホッパーから、現像器、クリーニング装置それ
ぞれに、未使用の剤を補充し、これにより、補給部を現
像器とクリーニング装置で共用しているので、現像器、
クリーニング装置夫々に専用の補給部を設ける場合に比
し、装置の簡素化・小型化が図れると共に、操作者にと
っても、未使用の剤を収容した単一のカートリッジを、
補給部に装着するのみでよく、保守の作業性も向上させ
ることができるという利点もある。このようなカートリ
ッジには隔壁を設けて、トナーも収容するようにしても
よく、更に、現像器とクリーニング装置とで使用する剤
の特性が異なるときは、同じく隔壁を設けてそれぞれの
剤を収容する。更に、トナーリサイクルのため、トナー
消費量が少なくてすむ。
【0033】パターンDは、とととの経路を利
用して剤交換を行なう。クリーニング装置で使用済みに
なった剤は経路を通って剤回収タンクに捨てられる次
に経路を通ってカートリッジ又はホッパーから直接ク
リーニング装置に新しい剤を供給する。一方、現像器で
使用済みになった剤は経路を通って剤回収タンクに捨
てられ、カートリッジからホッパーを通って現像に新し
い剤が送られる。クリーニング装置に集まったトナー
は、スクリューによって排トナー回収タンクに捨てら
れる。パターンDの利点は、現像とクリーニング装置が
それぞれ並行に剤交換作業ができるため、最も短時間で
剤交換ができる点である。上記パターンCと同様に、補
給部の共用による装置の簡素化等が図れるという利点も
ある。更に、リサイクルトナー(再利用トナー)が現像
器に入って来ないため極めて美しい画像が得られる。
【0034】パターンEは、ととの経路を利用し
て剤交換を行なう。クリーニング装置で使用済みになっ
た剤は経路を通って剤回収タンクに捨てられる。次に
現像器から半分の剤を経路を通してクリーニング装置
に送られる。続いてカートリッジに入った新しい剤をホ
ッパーを通して現像器に入れる。クリーニング装置に集
まったトナーはスクリューによって排トナー回収タン
クに捨てられる。パターンEの利点は、リサイクルトナ
ーが入っていないため、極めて美しい画像が得られる点
である。なおかつ、スクリューで剤を送るため、確実に
送られる。
【0035】パターンFは、ととの経路を利用し
て剤交換を行なう。クリーニング装置で使用済みになっ
た剤は経路を通って剤回収タンクに捨てられる。次に
現像器から半分の剤を感光体ドラム上に電気的に付着さ
せてクリーニング装置に送る。続いてカートリッジに入
った新しい剤をホッパーを通して現像器に入れる。クリ
ーニング装置に集まったトナーはスクリューによって
排トナー回収タンクに捨てられる。パターンFの利点
は、リサイクルトナーが入っていないため、極めて美し
い画像が得られる点である。なおかつ、とのパイプ
しか使用しないですむため、低コストとなる。
【0036】以上6パターンにおける経路は必ずしも
必要ではなく、クリーニング装置に回収領域を設けて、
ここに排剤を入れるようにしても良い。図1の複写機の
カートリッジ500を装置内で自動搬送する構成は、上
記の何れのパターンを採用する画像形成装置にも用いる
ことが出来る。
【0037】次に、図1の複写機における剤の自動交換
について説明する。図7は感光体ドラム回りの拡大図、
図8はトナーリサイクルパイプの配設状態を示す図、図
9は感光体ドラム回りのトナー及び剤の搬送系の斜視
図、図10は現像装置の斜視図である。この複写機で
は、上記パターンAの剤の交換を行なう。そして現像装
置100で使用される剤を交換するに当たり、未使用の
剤をトナーと共に前記カートリッジ500を用いてホッ
パー101に補充する。そして該カートリッジが装着部
(装填部)であるホッパー101上に装着された状態
で、ホッパー101に形成されているトナーホッパー部
101aと剤ホッパー部101bの夫々の上部開口にカ
ートリッジ500のトナー収容部502aと剤収容部5
02b夫々の下部開口が対向するように構成されてい
る。まず、カートリッジ500から補給されたトナーと
剤は、それぞれトナーホッパー101aと剤ホッパー1
01bに補給される。補給されたトナーは撹拌部材10
6によって撹拌され、トナー補給ローラ108によって
現像器100に補給される。補給されたトナーの量によ
って、現像器100内のトナー濃度はコントロールされ
る。これは例えば図1に示すような、反射型の光学濃度
センサー(Pセンサー)352によって感光体ドラム1
40上に形成した所定の基準画像の濃度を読み取ること
によって行なわれる。一方、剤の方は、剤補給信号によ
って剤補給ローラ107を回転し、現像器101に補給
する。なお、剤補給ローラ107とトナー補給ローラ1
08ではローラの断面形状が異なる。剤補給ローラ10
7は短時間に大量の剤をホッパーから現像器100に補
給することを目的としているためローラに深い溝が1本
以上ほられている。一方、トナー補給ローラ108では
少量ずつ補給することを目的としているので浅い溝がほ
られている。又、同じローラ形状にして回転数を変えて
補給量を変えることも可能である。トナー補給ローラ1
08と剤補給ローラ107はそれぞれカップリング15
0,151を介して電磁クラッチ180,181につな
がっており、電磁クラッチ180,181のON/OF
Fによって伝達が伝えられる(図10参照)。又、単位
時間当たりの補給量がコントロールできれば上記剤補給
ローラ107はローラ状のものでなくシャッター状のも
のでも良い。
【0038】現像器100内に補給された剤とトナーは
混合撹拌部材104によって混合され、搬送部材103
によってマグネットローラ102に運ばれる。マグネッ
トローラ102に付着した剤とトナーは現像ドクター1
05によって一定量に規制されて、残ったものが感光体
ドラム140の方に運ばれていく。その間、整流板10
9と搬送スクリュー110によって左右に撹拌され、現
像器100内で均一の現像剤が作成される。
【0039】紙に転写したあと残った感光体ドラム14
0上のトナーは、マグブラシクリーニング装置130で
クリーニングされる。マグネットローラ120上に付着
した剤でクリーニングされたトナーは、電圧が印加され
たバイアスローラ112で回収されて、その後バイアス
ブレード122で回収される。回収されたトナーはリサ
イクルスクリュー113によってリサイクルパイプ11
4を通って現像器100へ戻され再使用される(図8参
照)。搬送部材111、整流板118、搬送スクリュー
121、クリーニング装置ドクター119はそれぞれ現
像器100の搬送部材103、整流板109、搬送スク
リュー110、現像ドクター105と同様の働きをす
る。
【0040】図8及び図9において、剤回収スクリュー
115はクリーニング装置130内の剤を回収する場合
に用いられ、剤回収スクリュー115の回転によって剤
が剤回収パイプ116を通って剤回収タンク117に回
収される。剤回収タンク117の容量は、7000cc
で、コピー75万枚相当の大きさである。このタンクの
容量は、大きいほど良いが、スペースの問題もあり最低
でも750cc以上でコピー8万枚相当の大きさが必要で
ある。尚、この剤回収タンク117の容量を、必要な交
換部品を適宜交換しても満足なコピーが得られなくな
る、複写機本体の寿命がくるまでに、現像器100及び
クリーニング装置130で使用されて最終的にクリーニ
ング装置130から回収される使用済みの剤の総量を収
容し得る容量に設定すれば、複写機本体の寿命が来るま
での間、この剤回収タンク117の交換作業を省くこと
が出来る。
【0041】この例における剤の自動回収について図1
4のタイミングチャートを用いて説明する。まず、トナ
ーがなくなったらカートリッジ500を交換する。そし
てカートリッジ500がホッパー開口上部にセットされ
たところで剤交換システムが働く。具体的にはカートリ
ッジ500の挿入動作が完了した時点、即ち前述の突き
当て開封センサ703がOFFになったタイミングで、
現像装置386の剤及びトナーの補給ローラ107,1
08及びアジテータ103の駆動源になるメイン駆動モ
ータをONし、モータが立ち上がるまでのディレイ時間
を設けて、剤回収クラッチをONし(図14中の)、
剤回収スクリュー115の回転によってクリーニング装
置130内の現像剤を剤回収パイプ116を通して全て
剤回収タンク117の中に回収する。30秒間の回転に
よりクリーニング装置130内にある剤を回収し終わっ
た時に、剤回収クラッチをOFFして剤回収スクリュー
115を止めると同時に、トナーリサイクルに使用して
いるリサイクルスクリュー113の回転方向を逆回転さ
せて現像器100内の剤をクリーニング装置130に搬
送する(図14中の)。120秒間逆回転を続けるこ
とにより現像の剤を半分ほどをクリーニング装置130
に移したときにリサイクルモーターをOFFしてリサイ
クルスクリュー113を止めると同時に、剤補給クラッ
チをONして、剤ホッパー101bにたまった剤を剤補
給ローラ107を回して(t3=30秒間)(図14中
の)現像器100内に全て入れ、剤補給クラッチとト
ナー補給クラッチの両方がOFFされると、メイン駆動
モーターをOFFして剤交換を終了する。尚、剤補給ロ
ーラ107とトナー補給ローラ108の形状により、剤
補給とトナー補給の時間を同一にした場合は、剤補給ク
ラッチとトナー補給クラッチを1つにして、剤トナー補
給クラッチとして共用することができる。
【0042】又、剤補給及びトナー補給は、クラッチを
図14中の破線の様に動作して間欠補給を行なうことに
より、マグネットローラ102軸方向でのスムーズな撹
拌を行なうことが出来る。但し、この場合は、補給動作
終了までの時間が長くなる欠点は有る。更に、剤補給ロ
ーラ107とトナー補給ローラ108の代りに、シャッ
ターを使用することも出来、この場合には、剤補給クラ
ッチON時間t3とクリーニング剤補給(リサイクルモ
ーター逆転)時間t2が短くなり、一定コピー枚数後の
待機中に剤補給を行なう。尚、クリーニング装置130
への剤補給を、上記パターンC,Dの様に現像器100
を介さず、直接クリーニング装置130に補給する場合
は、図14中t2が0となり、のタイミングでクリー
ニング装置130への剤補給を行なう。この場合もリサ
イクルモーター逆転は不要となる。上記の一連の動作中
及び動作終了時に、各々不揮発RAMにその状態を示す
状態フラグをセット、リセット(1又は0)し、処理の
実行中に電源が瞬断されたときも継続実施が可能と成っ
ている。
【0043】現像器100とクリーニング装置130で
は同一の剤を使用している。この例では、クリーニング
装置130の剤重量は150g、現像器100のそれは
300gである。また、カートリッジ500に入ってい
る剤は150gである。つまり剤交換時、はじめクリー
ニング装置130から150gの剤を剤回収タンク11
7に捨て、次に現像器100から約150gの使用中の
剤をクリーニング装置130に送り、続いて現像器10
0にカートリッジ500から150gの新しい剤を追加
する。これを繰り返していく。
【0044】一般にリサイクルスクリュー113の現像
器100内での位置は現像器100内の上方にあり、下
方にたまっている剤の上にリサイクルトナーを落して撹
拌するのが一般的であるが、の例ではリサイクルスク
リュー113が現像器100内の下方にあり、剤の中に
リサイクルトナーを入れ込む。これはリサイクルスクリ
ュー113の逆転によって現像器100内の剤をクリー
ニング装置130に送れるようにする為である。
【0045】現像器100内の剤重量とクリーニング装
置130内の剤重量との比は2:1で現像器100内の
剤の方が多くなっている。これは現像器100で使用し
た剤をクリーニング装置130で再使用するため、現像
器100内での剤の劣化を少なくするのと、高速現像シ
ステムに対応できるようにするためである。つまり、高
速になると多くの現像用剤を立ち上げておく必要がある
ためである。この例では2:1で300gと150gで
あるが、クリーニング剤を300gに増やせば1:1で
も可能である。但し、この例では省スペースの為クリー
ニング剤を150gとしている。尚、この例において、
上記パターンBの剤の交換を行なうことも出来、この場
合は、リサイクルスクリュー113を逆転して剤を現像
器100からクリーニング装置130へ送る代わりに、
感光体ドラム140上にキャリアを付着させてクリーニ
ング装置130に送り、クリーニング装置130のマグ
ネットローラ120で回収する。この為に、感光体ドラ
ム140上に剤を付着させる様に現像マグネツトローラ
102バイアスを制御する。例えば感光体電位0Vに対
し、現像マグネットローラバイアス112を−400V
程度にする。転写(350)で+DCを加えておくと、
クリーニング装置130で剤を回収しやすくなる。同様
の効果はPTC(転写前除電チャージ)でも得られる。
尚、クリーニング装置バイアスは+400V程度であ
る。このドラム上に剤を付着させてクリーニング装置に
運ぶ方式だと特にパイプ等の機構も不要で低コスト化が
図れる。又、この例におけるカートリッジ500及びホ
ッパー101の構造は、剤交換システムとして上記のA
以外のパターンを用いる装置にも適用可能であり、同様
にカートリッジ500によるトナーと剤の同時補充によ
る操作性の向上が図れる。例えば、上パターンC,Dに
おいては、ホッパー101上に装着されたカートリッジ
500から直接クリーニング装置130への剤搬送路を
形成するために、剤ホッパー101bの開口に設けられ
た剤補給ローラ107に代え、例えば剤搬送スクリュー
及び剤搬送パイプを、該開口とクリーニング装置130
の間に設ければ良い。これに代え、ホッパー101上に
在るカートリッジ500の剤収容部502bの開口の直
下に、剤取り入れ口を備え、且つ、他端がクリーニング
装置130に接続された剤搬送パイプと搬送スクリュー
等を用いても良い。
【0046】次に、上記現像剤交換中に画像読取動作を
許容する制御について説明する。従来のディジタル方式
の画像形成装置においては、現像剤交換中には画像形成
動作を一切禁止していたので、画像形成の生産性が低下
していた。そこで、本実施例においては、少しでも画像
形成の生産性を向上するために、現像剤交換中に、現像
装置386やクリーニング装置130等の感光体ドラム
140回りの記録部を使用しなくて良い、画像の読取動
作を許容するものである。
【0047】以下、図15及び図16に示した制御のフ
ローチャートを用いて具体的に説明する。図15におい
て、先ずステップ1〜ステップ3でカートリッジセット
中か否か、カートリッジ開封中フラグがセットされてい
るか否か、及び、記憶手段である画像メモリがフルであ
るか否かを判断する。ここで、カートリッジ開封中フラ
グ(ステップ2)はカートリッジ500のシール504
開封中にセットされているフラグである。これらの何れ
か一つでも合致している場合は、そのままメインフロー
に戻る。この何れでもない場合には次のステップに進
む。以降、ステップ4〜ステップ11で記録部を使用出
来る状態か否かによって、コピー自体の開始指令を受け
付けるか、原稿読取のみを受け付けるかを判断する。カ
ートリッジ開封完了時から剤回収が始まるときまでセッ
トされる剤交換リクエストフラグ(ステップ4)、剤回
収中セットされて且つ剤の現像器100からクリーニン
グ装置130への搬送開始時点でリセットされる剤回収
中フラグ(ステップ5)、剤を現像器100からクリー
ニング装置130に搬送しているときセットされ且つ剤
補給が始まるとリセットされる剤搬送フラグ(ステップ
6)、剤搬送終了後に剤を補給している間セットされる
剤補給フラグ(ステップ7)、カートリッジのシール開
封が終了した時点でセットされ且つ剤搬送終了後にトナ
ー補給が始まるとリセットされる、トナー補給リクエス
トフラグ(ステップ8)、及び、剤搬送終了後にトナー
補給動作開始から該補給終了までセットされるトナー補
給フラグ(ステップ9)をそれぞれチェックし、これら
のうち何れか一つでもセットされている場合は、記録部
が使用出来ない状態にあるのでステップ14で原稿読取
出来る旨の表示を行ない、ステップ15で原稿読取可能
フラグをセットする。上記ステップ4〜ステップ9で何
れのフラグもセットされていない場合は、ステップ1
0,11で定着ヒートアップ中か否か,プロセスコント
ロール中か否かを判断する。これらの何れかの動作中で
あれば、同様に記録部が使用でない状態にあるのでステ
ップ14及びステップ15を実行する。これらの何れの
動作中でもない場合には記録部が使用可能であるので、
ステップ12でコピーが出来る旨の表示を行ない、ステ
ップ13でコピー可能フラグをセットする。そして、図
16に示す制御で読取開始指令用とコピー開始指令用に
兼用された「スキャン/コピーキー」の押下を待つ。
【0048】図16に示すサブルーチンにおいては、先
ず、ステップ1,ステップ2で、画像メモリがフルか否
か、上記「スキャン/コピーキー」が押下されたか否か
を判断し、画像メモリがフルではない状態で「スキャン
/コピーキー」が押下されるまではメインフローに戻
る。画像メモリがフルではない状態で「スキャン/コピ
ーキー」が押下されると、ステップ3に進んで、原稿読
取フラグ(図15中のステップ15参照)がセットされ
ているか否かを判断する。これがセットされている場合
は、記録部は使用出来ない状態であるので、ステップ4
で原稿読取動作を実行し、ステップ5でコピー予約フラ
グをセットし、ステップ6でメモリ使用フラグをセット
する。このコピー予約フラグは、剤交換中原稿読取をし
たときにセットするものであり、原稿枚数により1〜4
を順次セットする。又、メモリ使用フラグは、原稿と変
倍率による転写紙サイズにおいて、A4サイズの原稿で
4枚分のページメモリの、どの場所を使っているかを示
すためのフラグであり、メモリ1〜4に対応したフラグ
を使用する。ステップ3で原稿読取可能フラグがセット
されていない場合は、ステップ7に進んで、コピー可能
フラグ(図15中のステップ13参照)がセットされて
いるか否かを判断し、セットされている場合は、記録部
が使用可能状態であるので、ステップ8でコピー動作を
実行する。逆に該フラグがセットされていない場合に
は、そのままメインフローに戻る。
【0049】以上のように、この例においては、現像剤
交換中でも、一定条件下で画像情報である原稿の読取動
作を実行可能とする制御手段を設け、これにより、書込
手段である記録部が動作不能である剤交換中であって
も、読取動作を書込手段の動作に先だって実行できるよ
うにしたので、画像形成の生産性が向上する。
【0050】次に、上記の空カートリッジ集積部551
が形成され、装置本体に脱着可能な空カートリッジ収納
ボックスについて説明する。図11は、該ボックスの斜
視図であり、この例においては空カートリッジ500を
10個収容することが出来る。カートリッジ500には
前述のように約360gのトナーが収納されているた
め、標準的な使用で約8千枚のコピーを得ることが出来
る。従って、空カートリッジ集積部551が満杯となる
までに約8万枚のコピーを得ることが出来る。空カート
リッジ集積部551の全高は110mmに設定してある。
空カートリッジ集積部551に関して、例えばコピース
ピードの遅い装置においては、トナーの使用量が少な
く、カートリッジ500の装填サイクルが長いため、収
容個数を5個としてもよい。その場合、空カートリッジ
集積部551の全高は例えば60mmに設定することが可
能であり、全高が現像剤を収納した状態のカートリッジ
500よりも低い空カートリッジ集積部を提供すること
が可能となる。また、図中559は本体装着時の取っ手
である。装置本体には、前述のようにカートリッジ挿入
窓の下に空カートリッジ収納ボックス550挿入窓69
4が設けられていて(図2参照)、操作者は該窓から空
カートリッジ収納ボックス550を出し入れする。ま
た、空カートリッジ収納ボックス550には図3に示す
ロックソレノイド707のロック部材707aが入り込
む切欠き558、及びシャッタ機構が設けられている。
図中552はこのシャッタ機構のシャッタ軸を示すもの
である。
【0050】以上のこの例の空カートリッジ収納ボック
ス550によれば、装置本体内で使用されるトナーに関
するユーザーのメンテナンス作業は、8千枚のコピーを
得る毎にカートリッジを挿入し、8万枚のコピーを得た
時点で、空カートリッジ収納ボックス550を廃棄する
だけで良く、操作性が極めて向上した。更に、感光体に
関して、昨今技術の進歩により高価格ではあるものの従
来に比べ寿命が10倍程度の長寿命感光体が実現してい
る。この様な感光体は、高速・高級の高価格装置に実装
されている。従って、このような長寿命感光体を用いる
と、より一層メンテナンス作業の軽減した画像形成装置
を提供することができる。
【0051】以上、図1の複写機は、クリーニング装置
で回収した未転写トナー(残留トナー)を、現像器10
0に移送して、再使用するものであるが、このような未
転写トナーを再使用せずに廃棄する複写機にも本発明を
適用することが出来る。図17はこのような複写機の概
略構成を示す正面図、図18は同複写機のトナー補充機
構の構成を示す左側面図、図19は同トナー補充機構を
左上方から見た図、図20は同複写機の感光体近傍の概
略構成図、図21は同複写機の現像剤搬送系の平面図、
図12は同複写機の空カートリッジ収納ボックスの斜視
図である。 この複写機のカートリッジ搬送機構及びカ
ートリッジ500は、図1の複写機と同様のものが採用
できる。現像器100及びクリーニング装置130の構
成も基本的に同一であり、異なる点は、クリーニング装
置130で感光体上から回収した未転写トナーを現像器
100で再使用せずに図21に示すように、搬送スクリ
ュー13及びパイプ141を設けて空カートリッジ収
納ボックス550に形成した廃トナー収容部561に収
容する点、及び、図1の複写機のリサイクルパイプ14
4を用いた現像器100からクリーニング装置130へ
の剤の移送に代え、前述の感光体ドラム表面に剤を付着
させての剤の移送を行なっている点である。後者の点に
ついては後述する。現像装置のホッパー101の構造も
図1の複写機と同一であり、図10に示している構造を
そのまま、この複写機に採用している。
【0052】この例における剤の自動交換について説明
する。まず、トナーがなくなったらカートリッジ500
を交換する。そしてカートリッジ500がホッパー開口
上部にセットされたところで剤交換システムが働く。具
体的にはカートリッジ500の挿入動作が完了した時
点、即ち前述の突き当て開封センサ703がOFFにな
ったタイミングで、現像装置386の剤及びトナーの補
給ローラ107,108及びアジテータ103の駆動源
になるメイン駆動モータをONし、モータが立ち上がる
までのディレイ時間を設けて、剤回収クラッチをON
し、剤回収スクリュー115の回転によってクリーニン
グ装置130内の現像剤を剤回収パイプ116を通して
全て剤回収タンク117の中に回収する。30秒間の回
転によりクリーニング装置130内にある剤を回収し終
わった時に、剤回収クラッチをOFFして剤回収スクリ
ュー115を止めると同時に、感光体電位0V、現像マ
グローラバイアスマイナス400Vで、感光体ドラム1
40上に現像剤を付着させて、クリーニング装置130
に搬送する。この搬送を120秒間続けることにより現
像器100内の剤を半分ほどをクリーニング装置130
に移した後に、剤補給クラッチをONして、剤ホッパー
101bにたまった剤を剤補給ローラ107を回して現
像器100内に全て入れ、剤補給クラッチとトナー補給
クラッチの両方がOFFされると、メイン駆動モーター
をOFFして剤交換を終了する。
【0053】この例においても、現像器100とクリー
ニング装置130では同一の剤を使用しており、クリー
ニング装置130の剤重量は150g、現像器100の
それは300gである。また、カートリッジ500に入
っている剤は150gである。つまり剤交換時、はじめ
クリーニング装置130から150gの剤を剤回収タン
ク117に捨て、次に現像器100から約150gの使
用中の剤をクリーニング装置130に送り、続いて現像
器100にカートリッジ500から150gの新しい剤
を追加する。これを繰り返していく。
【0054】次に、この複写機における空カートリッジ
収納ボックス550について説明する。図12はこのよ
うな空カートリッジ収納ボックス550を示すものであ
る。トナー収容部561が空カートリッジ集積部551
の側方に、これらと一体的に形成されている。これは、
このような廃トナーの廃棄の操作性を向上させるため
に、空カートリッジ集積部561が形成されている空カ
ートリッジ収納ボックスに一体に形成したものである。
空カートリッジ集積部551は、上記の図1の複写機に
おけるものと同一であるので、ここではトナー収容部5
61を主にして説明する。トナー収容部561の内部は
仕切壁565によって下方が開放した小部屋568が形
成されている。該小部屋の外側壁面には、クリーニング
装置130から回収パイプ等で移送されてくる廃トナー
を受け入れる搬入569が形成されている(図12及び
図21参照)。小部屋568の下方開口部には搬入口5
69から小部屋内に搬入された廃トナーを圧縮しながら
小部屋568以外の部分である大部屋内に落下させるた
めに、回転駆動される送り込み部材563が設けられ
る。クリーニング装置130から排出された廃トナー
は、まず、搬入口569より小部屋538に搬入され
る。搬入口569は送り込み部材563よりも上方に設
けられているため、廃トナーは送り込み部材563近傍
に自重で落下し、堆積する。堆積した廃トナーは送り込
み部材563の回転により、小部屋538から大部屋に
送り込まれる。小部屋538は大部屋よりも上方に設け
られているため送り込み部材563が、送り込んだ廃ト
ナーの自重によって回転負荷を受けるようなことは無
い。以上の構成により、廃トナーを圧縮して収容するこ
とによって収納効率が向上する廃トナー収容手段を、ク
リーニング装置130から分離して配置することが可能
となる。
【0055】ところで、廃トナーは後述するように標準
的な使用のもとでは、略トナーの使用量に比例して発生
する。一方、空カートリッジ500も当然、トナーの使
用量に比例して生ずることとなる。従って、廃トナー収
容部の容積を適当に設定した場合は、空カートリッジ集
積部551と廃トナー収容部561が満杯になる時期を
略等しくすることが出来る。。但し、廃トナーは転写効
率によりその発生量が異なるため、廃トナー容量は最悪
転写率を想定して設定する必要がある。この例において
は、カートリッジ500中に360gのトナーが収容さ
れていて、10個では3600gのトナーが補給され
る。最悪転写率を70%とすると1080gの廃トナー
が排出される。これは、3600ccの体積を有している
が、圧縮比2.5に圧縮されて収容されるため、その体
積は1400ccとなる。従って、大部屋の収容容積は1
450ccに設定してあり、また、小部屋538の収容容
積は50ccに設定してある。また、空カートリッジ等収
納ボックス550には本体からの引き出しを禁止するロ
ック機構及び空カートリッジ集積部の上部開口を開閉す
るシャッタ機構が設けられている。
【0056】以上のこの例の空カートリッジ等収納ボッ
クス550によれば、空カートリッジ集積部551と廃
トナー収容部561が略同時に満杯となるためどちらか
一方が満杯となった時点で廃棄すれば、収容部を無駄に
することなく、一回の動作で同時に二つの不要物収容手
段を廃棄することが可能となる。又、例えば上記のよう
な容量の設定であれば、装置本体内で使用されるトナー
に関するユーザーのメンテナンス作業は、8千枚のコピ
ーを得る毎にカートリッジを挿入し、8万枚のコピーを
得た時点で、空カートリッジ等収納ボックス550を廃
棄するだけで良く、操作性が極めて向上した。更に、感
光体に関して、昨今技術の進歩により高価格ではあるも
のの従来に比べ寿命が10倍程度の長寿命感光体が実現
している。この様な感光体は、高速・高級の高価格装置
に実装されている。従って、この例(第1のタイプ)の
空カートリッジ等収納ボックス550を適用可能な装置
本体にこの長寿命感光体を用いると、より一層メンテナ
ンス作業の軽減した画像形成装置を提供することができ
る。
【0057】尚、このような長寿命感光体ではなく、一
定コピー枚数ごとに交換を要する複写機であって、シー
ト状の感光体(以下、感光体シートという)を用い、こ
れを自動的に交換するものにおいては、使用済みの感光
体シートを収容する収容部も、上記の図1又は図12に
示す空カートリッジ収納ボックス550に一体的に形成
すれば、空カートリッジ等ともに使用済みの感光体シー
トを破棄することが出来る。この場合には、各収容部の
大きさを必要最小限にして空カートリッジ収納ボックス
550の小型化を図ることが望ましい。この点につい
て、空カートリッジ集積部とトナー収容部と感光体シー
ト収容部の三者を形成した場合の空カートリッジ収納ボ
ックスについて説明する。廃トナーは後述するように標
準的な使用のもとでは、略トナーの使用量に比例して発
生する。一方、空カートリッジ500も当然、トナーの
使用量に比例して生ずることとなる。又、感光体シート
は総コピー量に応じ劣化する。従って、廃トナー収容部
と空カートリッジ集積部551容積を感光体シートの寿
命との関係で適当に設定した場合には、感光体シートの
寿命のくる時期と空カートリッジ集積部551と廃トナ
ー収容部561が満杯になる時期を略等しくすることが
出来る。図13は、トナー消費、廃トナー量及び感光体
の劣化の関係を示したものである。同図から判るように
コピー枚数(CV)と消費されるトナー量の関係は一定
の幅を持つもののほぼ比例する。この一定の幅は原稿の
暗部が一定ではないために生ずるためである。又、感光
体上の未転写トナー(廃トナー)は正確にはコピー枚数
よりも、トナー消費量に追従する。但し、転写効率によ
りその発生量が大きく異なる。例えば経時で転写チャー
ジャーが汚れたとすると転写効率は劣化し廃トナー発生
率が大きくなる(一般的には効率70〜80%程度)。
又、感光体も複写動作に伴う、現像剤、クリーニング剤
との摩擦、転写紙との密着接離を繰り返すため、表面の
キズ、スジの発生率が、CVが大きくなるにつれて高く
なっていく。このCVの増加に伴うドラム不良の増加、
廃トナー量の増加、及びトナーの消費という3つのパラ
メータの変化を組合せて、感光体シートの寿命がくる時
期と空カートリッジ集積部等が満杯になる時期とが略等
しくなるようにすることができる。具体的には例えば図
13に示すドラム寿命(TC)のCVについての最大廃
トナー発生量(TB)と最大トナー消費量(TA)の関係
を利用する。一体形成された場合には、下式(1)の関
係が要求され、 廃トナー収容部容積≧TB×1/圧縮率 (1) 又、空カートリッジ保管部に収容するカートリッジ数を
nとすると、下式(2)の関係が要求される。 n×350g≧TA (2) よって、TCより上限CVを求め、このCVよりTAを求
めTBを最悪転写率を考慮して求める。これにより各種
収容部の体積を決定する。これによれば、空カートリッ
ジ収納ボックス550は、空カートリッジ集積部551
と廃トナー収容部591が満杯となる時期と感光体シー
トの寿命とが略同時期であるため、少なくともいずれか
一つが満杯又は寿命となった時点で廃棄すれば、収容部
を無駄にすることなく、一回の動作で同時に三つの不要
物収容器を廃棄することが可能となる。
【0058】
【発明の効果】請求項1あるいは3の発明によれば、ト
ナー及びキャリアを現像剤収手段から補給部へ補給し、
未使用のキャリアを該補給部から該現像手段へ直接補給
し、未使用のキャリアを該補給部から該クリーニング手
段へ直接補給し、これにより、補給部を現像手段とクリ
ーニング手段とで共用できるので、装置が大型化するこ
となく、現像手段及びクリーニング手段のキャリアを交
換することが出来、又、キャリアの補充操作も容易にな
る。又、感光体上からクリーニング手段を用いて画像形
成動作後の残留トナーを除去し、該現像手段内のトナー
の消耗に応じて該クリーニング手段から該現像手段へト
ナーを移送するので、残留トナーを現像手段で再使用す
ることが出来、残留トナーを装置内に貯溜する手段や、
この貯溜手段が満杯になったときの破棄等の保守作業を
省略することが出来る。更に、該現像手段及び該クリー
ニング手段に用いられたキャリアを、該現像手段及び該
クリーニング手段から使用済み剤貯留部へ排出し、これ
により、使用済み剤の貯溜部を現像装置とクリーニング
装置で共用できるので、装置の小型化が図れると共に、
該剤貯溜部の保守作業も容易になる。請求項2あるいは
4の発明は、請求項1あるいは3の発明と同様に、装置
が大型化することなく、現像手段及びクリーニング手段
キャリアを交換することが出来、又、キャリアの補充
操作も容易になる。又、使用済み剤の貯溜部を現像装置
とクリーニング装置で共用できるので、装置の小型化が
図れると共に、該剤貯溜部の保守作業も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るデジタル複写機の概略構
成を示す正面図。
【図2】同複写機のトナー補充機構の概略を説明するた
めの斜視図。
【図3】同トナー補充機構のホッパ開口部近傍の構成を
示す左側面図。
【図4】同トナー補充機構のホッパ開口部近傍の構成を
装置左側上方から見た図。
【図5】同トナー補充機構のホッパ開口部近傍の構成を
示す正面図。
【図6】同複写機に用いられるカートリッジの斜視図。
【図7】同複写機の感光体近傍の概略構成図。
【図8】同複写機の現像剤搬送系を示す図であり、
(a)は上面図、(b)は正面図。
【図9】同現像剤搬送系の斜視図。
【図10】同複写機の現像装置の斜視図。
【図11】同複写機の空カートリッジ収納ボックスの斜
視図。
【図12】図17の複写機に用いられる空カートリッジ
収納ボックスの斜視図。
【図13】空カートリッジ集積部、廃トナー収容部、及
び、感光体シート収容部を備え空カートリッジ収納ボッ
クスの交換時期に係る要因の説明図。
【図14】図1の複写機における、カートリッジ開封時
の制御のタイミングチャート。
【図15】(a)及び(b)は同複写機における、読取
許容制御のサブルーチンのフローチャート。
【図16】同制御の他のサブルーチンのフローチャー
ト。
【図17】変形例に係るトナーノンリサイクルタイプの
ディジタル複写機の正面図。
【図18】同複写機のトナー補充機構の左側面図。
【図19】同トナー補充機構の左上方から見た図。
【図20】同複写機の感光体近傍の概略構成図。
【図21】同複写機における、現像剤搬送系の平面図。
【図22】複写機における剤等の搬送経路を示す説明
図。
【符号の説明】
100 現像器 , 101 ホ
ッパー 101a トナーホッパー部 , 101b
剤ホッパー部 107 剤補給ローラ , 108 ト
ナー補給ローラ 117 剤回収タンク , 130 ク
リーニング装置 386 現像装置 , 500 カ
ートリッジ 501 カートリッジ板上 , 501a
カートリッジ板上羽根 501bカートリッジ板上タイミングベルト 502 カートリッジフィルム , 502a
トナー収容部 502b 剤収容部 , 550 空カー
トリッジ収納ボックス 551 空カートリッジ集積部 , 561 廃
トナー収容部 569 廃トナー搬入口 , 680 開
封ローラ 681 カートリッジシール集積部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 圭介 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭58−147771(JP,A) 特開 昭54−89742(JP,A) 特開 昭55−133070(JP,A) 特開 昭58−125079(JP,A) 特開 昭58−147772(JP,A) 特開 昭61−194460(JP,A) 特開 昭63−118775(JP,A) 特開 昭64−76074(JP,A) 特開 平1−129265(JP,A) 特開 平1−154073(JP,A) 特開 平1−292392(JP,A) 特開 平1−309081(JP,A) 特開 平2−19872(JP,A) 特開 平2−93478(JP,A) 特開 平3−118572(JP,A) 特開 平4−118675(JP,A) 実開 昭63−90259(JP,U) 実開 平2−128171(JP,U) 実開 平4−85453(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/095 G03G 21/10 - 21/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー及びキャリアを収容手段から補給部
    へ補給する補給工程と、 感光体上に現像手段を用いてトナーによる可視像を形成
    する現像工程と、 感光体上からクリーニング手段を用いて画像形成動作後
    の残留トナーを除去するクリーニング工程と、 該現像手段内のトナーの消耗に応じて該クリーニング手
    段から該現像手段へトナーを移送する移送工程と、 該現像手段及び該クリーニング手段に用いられたキャリ
    を、該現像手段及び該クリーニング手段から使用済み
    剤貯留部へ排出する剤排出工程と、 未使用のキャリアを該補給部から該現像手段へ直接補給
    る補給工程と、 未使用のキャリアを該補給部から該クリーニング手段へ
    直接補給する補給工程とを有することを特徴とする画像
    形成方法。
  2. 【請求項2】トナー及びキャリアを現像剤収容手段から
    補給部へ補給する補給工程と、 感光体上に現像手段を用いてトナーによる可視像を形成
    する現像工程と、 感光体上からクリーニング手段を用いて画像形成動作後
    の残留トナーを除去するクリーニング工程と、 該クリーニング手段により除去されたトナーを該クリー
    ニング手段から廃トナー収容手段へ排出するトナー排出
    工程と、 該現像手段及び該クリーニング手段に用いられたキャリ
    を、該現像手段及び該クリーニング手段から使用済み
    剤貯溜留部へ排出する排出工程と、 未使用のキャリアを該補給部から該現像手段へ直接補給
    る補給工程と、 未使用のキャリアを該補給部から該クリーニング手段へ
    直接補給する補給工程とを有することを特徴とする画像
    形成方法。
  3. 【請求項3】トナー及びキャリアが現像剤収容手段から
    補給される補給部と、 感光体上の潜像をトナーによって可視像化する現像手段
    と、 感光体上から画像形成動作後の残留トナーを除去するク
    リーニング手段と、 該現像手段内のトナーの消耗に応じて該クリーニング手
    段から該現像手段へトナーを移送する移送手段と、 該現像手段及び該クリーニング手段に用いられたキャリ
    を、該現像手段及び該クリーニング手段から使用済み
    剤貯留部へ排出する排出手段と、 未使用のキャリアを該補給部から該現像手段へ直接補給
    る補給手段と、 未使用のキャリアを該補給部から該クリーニング手段へ
    直接補給する補給手段とを有することを特徴とする画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】トナー及びキャリアが現像剤収容手段から
    補給される補給部と、 感光体上の潜像をトナーによって可視像化する現像手段
    と、 感光体上から画像形成動作後の残留トナーを除去するク
    リーニング手段と、 該クリーニング手段により除去されたトナーを該クリー
    ニング手段から廃トナー収容手段へ排出するトナー排出
    手段と、 該現像手段及び該クリーニング手段に用いられたキャリ
    を、該現像手段及び該クリーニング手段から使用済み
    剤貯溜留部へ排出する排出手段と、 未使用のキャリアを該補給部から該現像手段へ直接補給
    る補給手段と、 未使用のキャリアを該補給部から該クリーニング手段へ
    直接補給する補給手段とを有することを特徴とする画像
    形成装置。
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