JP4021946B2 - スクロール式機械 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明はスクロール式機械、特に機械の作動中に油循環量を制御する改良された潤滑系統を備えたスクロール式圧縮機に、関するものである。
【0002】
【発明の背景】
流体圧縮用または膨張用のスクロール式機械は普通、それぞれの生成軸線まわりで生成されたインボリュート形の、互いに噛合されている2個の直立する螺旋翼ないしスクロールを、備えている。各スクロールは端板上に設けられ、相手側のスクロールの端板に接するかほぼ接する翼先を有する。各スクロールはさらに相手側のスクロールの翼側面に隣接する翼側面であって、相手側スクロールの翼側面に対し可動に線接触またはほぼ線接触して複数の移動する流体ポケットを形成する翼側面を、有する。両スクロール間の相対旋回運動に依存して流体ポケットは、流体圧縮のために両スクロールの放射方向外端位置から放射方向内端位置へと移動せしめられるか、或は流体膨張のために両スクロールの放射方向内端位置から放射方向外端位置へと移動せしめられる。流体ポケットを形成するため両スクロールは、駆動機構によって相対旋回運動を付与される。片方のみのスクロールが旋回動してもよいし、両スクロールを互いに偏心的に回転動してもよい。
【0003】
非旋回スクロールを有する仕様の通常のスクロール式機械は、非旋回スクロールとかみ合う旋回スクロール、この旋回スクロールに加わる軸線方向の荷重を支えるスラスト軸受、及びこのスラスト軸受を含む種々の機械運動部分を潤滑するための潤滑油供給機構を有する。したがってスクロール式機械の分野では、改良された潤滑方法及び潤滑装置が絶えず要求されて来ている。
【0004】
側部低圧型のスクロール式圧縮機では普通、潤滑の一部は吸入ガス流によって得られ、該ガス流は圧縮機の諸要素からの潤滑油の飛沫を捕捉してそれを圧縮機の全体にわたり循環させることとする。吸入ガスはその流れ方向を偏向され、吸入ガスによって捕捉される油量が定格運転条件下での圧縮機作動に適合したレベルへと制御されることとなる径路で圧縮機中を流れることとされる。冷却効果を高めるために油循環量を高めることが望ましいであろう高温の「高圧縮比」条件下で実際には、油循環量がより少なくなる。この低循環量は高圧縮比の運転条件下では吸入ガスの密度がずっと小さく、このため吸入ガスが多くの油飛沫を随伴できないことの結果である。
【0005】
したがって圧縮機の全稼働範囲で吸入ガスが随伴する油量を制御することができれば、それは極く望ましいことであろう。このことは高圧縮比の稼働で生じる高温条件の場合にも、また圧縮機の低温で稼働する条件の場合にも、当てはまる。またスクロールの翼先の摩損を防止するための、何らかの形の油霧潤滑を行うことも、望ましいことである。
【0006】
【発明の要約】
この発明はスクロール式機械における改良された潤滑系に係り、回転する上部釣合い重りによって生ぜしめられる遠心力を、潤滑系の一部における潤滑油の流れに対し影響を与えるように利用する。特にこの発明はスクロールの冷却と潤滑のための潤滑油を、両スクロール翼間に形成される移動する流体ポケット中に該ポケットが開放し流体を受入れる時点で、流量制御しながら供給することとする潤滑系を、提供するものである。この発明に係るスクロール潤滑系は機械の全作動範囲にわたり一定した潤滑油量を確保させるものともできるし、所望の場合には油温度が高い機械作動状態で選択的により多くの潤滑油の供給を行うものともできる。両スクロール翼間の流体ポケット中へ供給する潤滑油量は、一方のスクロール部材に形成する制御通路の形状によって調整可能である。
【0007】
この発明の他の特徴と長所は、添付図面を参照して行う以下の説明から明瞭に理解できる。
【0008】
【実施例】
この発明は数多くの異なった型式のスクロール式機械において実施できるが、例示上の目的からしてスクロール式圧縮機において実施した例について述べる。図面の全体にわたり同一の符号は、同一の部分或は対応する部分を指すのに用いられている。図1にはこの発明に従った潤滑機構を組込んであるスクロール式圧縮機10を、縦断面図で示してある。圧縮機10はほぼ円筒状の密閉外殻12を備え、この外殻12の上端にはキャップ14を溶着固定してある。キャップ14には冷媒吐出管接手16が設けられており、この吐出管接手16には通常の吐出弁(図示せず)を内蔵させてもよい。円筒状外殻12に取付けられた他の機械要素には、キャップ14とほぼ同一の点で外殻12に対し周端部を溶着してある横向きの仕切り壁18、本技術分野で周知である方法により多数の点で外殻12に対し周端部を溶着してある下部軸受箱20、及び吸入ガス入口管接手22が含まれる。
【0009】
下部軸受箱20は外殻12内で主軸受箱24、モータ固定子26、下部軸受28及び非旋回スクロール部材30を位置決め支持している。上端に偏心したクランクピン34を有するクランク軸32を、下部軸受箱20中の下部軸受28と主軸受箱24中の上部軸受36とに回転自在に支承させて設けてある。クランク軸32はその下端部に通常の比較的大径の油ポンプ用同心穴38を有し、この穴38は、クランク軸32の上端まで延びるより小径の穴40に連通させてある。円筒状外殻12内の下端部分には通例のように潤滑油を収容してあり、クランク軸32下端のポンプ穴38は穴40と協力して潤滑油を、潤滑を必要とする様々な圧縮機部分の全てに対し後述のように給油する。
【0010】
クランク軸32は、内部を貫通するモータ巻線42を有するモータ固定子26とクランク軸32に圧嵌めされ下部釣合い重り46及び上部釣合い重り48を有するモータ回転子44とを備える電動モータによって、回転駆動される。
【0011】
主軸受箱24は、軸受ケーシング50と上部軸受箱52を含んでいる。軸受ケーシング50はほぼ円筒状の中心部54を有し、この中心部54内でクランク軸32の上端部が軸受36によって回転可能に支持されている。軸受ケーシング50上には中心部54の外周縁付近で直立する環状突部56を設けてあり、この環状突部56は精密に機械加工された放射方向外向きの面58、精密に機械加工された放射方向内向きの面59、及び上方向きの位置決め面60を有する。周方向で間欠配置した複数個の支持アーム62を、中心部54からほぼ放射方向外向きに延出させてあり、該支持アーム62は下部軸受箱20に対し係合支持させるものに形成されている、軸線方向延出部分を備えている。各支持アーム62における該軸線方向延出部分の端には、下部軸受箱20に対し係合させる段部64を設けてある。段部64は下部軸受箱20のつき合せ部に設けられた、対応する凹溝に嵌まって下部軸受箱20に対し軸受ケーシング50を放射方向で位置決めするものに、設計されている。
【0012】
主軸受箱24の上部軸受箱52はほぼカップ状のものに形成されており、一体形成された上部環状ガイドリング部66、このリング部66の下方に配置された環状の軸線方向スラスト受け面68、及びこの軸線方向スラスト受け面68の下方で該受け面68の放射方向外側を取り巻くように位置させてある第2の支持座面70を有する。軸線方向スラスト受け面68は旋回スクロール部材72を軸線方向で可動に支持するのに役立ち、支持座面70はオルダム接手74用の支持体となっている。上部軸受箱52の下端は、放射方向内向きの面76及び軸線方向下向きの面78をそれぞれ形成する環状凹溝を含み、面76,78は、軸受ケーシング50の面58,60と係合して該軸受ケーシング50と上部軸受箱52とを互いに軸線方向及び放射方向で位置決めするものに形成されている。クランク軸32の上端に取付けられている上部釣合い重り48の回転運動を許容する空所80も、設けられている。この空所80を設けることにより上部釣合い重り48を旋回スクロール部材72の至近位置に配置でき、該釣合い重りの全体としてみた寸法を減らすことができる。また空所80内で回転する該釣合い重り48は後述するように、圧縮機10の一部分を潤滑するための油ポンプ作用を与える釣合い重りポンプとしても機能する。
【0013】
上部軸受箱52に一体形成した環状ガイドリング66は、非旋回スクロール部材30における放射方向外向きのフランジ部84を取り巻くように配置されており、該フランジ部84に対し係合して非旋回スクロール部材30を放射方向で位置決めすると共に軸線方向で可動にガイドするものに形成されている放射方向外向きの面88を有する。
【0014】
非旋回スクロール部材30は中心に配置の吐出通路94を有し、この吐出通路94は上向きに開口した溝96に対し連通し、溝96は仕切り壁18中の開口98を介して、キャップ14と仕切り壁18とにより区画形成されている吐出消音室100に対し連通している。非旋回スクロール部材30はまたその上面に、同心配置の平行する両内側壁を有する環状凹溝102を備えていて、この環状凹溝102内には環状の浮動シール104を上下動可能に密封配置してある。この浮動シール104は凹溝102の底部を吸入圧力のガス及び吐出圧力のガスから隔離して、該底部を通路(図示せず)により中間圧力の流体源に対し連通させ得ることとする。これによって非旋回スクロール部材30は旋回スクロール部材72に向けて軸線方向で、非旋回スクロール部材30の中心部に加わる吐出圧力に基因する力と凹溝102の底に加わる中間流体圧力に基因する力とによって移動付勢を受ける。この軸線方向での圧力付勢及びスクロール部材30を軸線方向で制限された範囲内で可動に支持するための種々の技術手段は、本願出願人が所有する米国特許No.4,877,382に詳細に記載されており、ここに同特許を引用してその記載を加入する。
【0015】
両スクロール部材30,72間の相対回転は上述した米国特許No.4,877,382に開示されている型式の通常のオルダム接手74によって阻止できるが、また本願出願人の出願に係る特願平3−254406号(特開平4−234502号公報参照)に開示されている型式のオルダム接手も用いることができる。
【0016】
図示の圧縮機はガス入口22を介して導入される吸入ガスが一部、外殻12内へと逃げてモータの冷却を援ける「側部低圧(low side)」型式のものである。戻り吸入ガスの適切な流れがある限り、モータは所期の温度限界内に留められる。しかし同流れが著しく低下すると、冷却の消失により温度センサから制御装置に対し信号が送られて機械が停止されるように、図られている。
【0017】
以上に説明して来たスクロール式圧縮機の構造は、既に公知であるか或は本願出願人の係属中の特許出願の主題とされているものである。この発明の原理とするところを組込んである構造部は、独特の潤滑機構に係り、同機構はその全体を符号200で指して示してある。潤滑機構200はスラスト受け面68の潤滑、信頼性を増すための潤滑系の息抜き、及び効率を高めると共に騒音を減少させるための、圧縮直前の冷媒ガス中への少量の潤滑油の注入を、司どる。
【0018】
圧縮機10の潤滑系は、通常の態様で潤滑油を満たしてある円筒状外殻12内の下端部分から始まる。クランク軸32底部の前記穴38は穴40と協力して、潤滑を必要とする圧縮機諸部分の全てに対し潤滑油を給送する主ポンプとして働く。クランク軸32を貫通して穴38にまで延びる横向きの穴154を、下部軸受28に対し潤滑油を供給するために設けてある。クランク軸32の外面には、下部軸受28に対する潤滑油の分配を援ける平坦面部(図示せず)を設けてある。クランク軸32を貫通して穴40にまで延びる第2の横向きの穴158も、上部軸受36に対し潤滑油を供給するために設けてある。クランク軸32の外面には、上部軸受36に対する潤滑油の分配を援けるための平坦面部160を設けてある。横向きの穴158を通して上部軸受36へと給送される潤滑油は該上部軸受36の周囲を流れ、その一部は外殻12下部に戻され他部は空所80中に放出される。図2から明瞭に見てとれるように穴38,40中を給送される潤滑油の残りの部分はクランク軸32の上端で穴40を出て、偏心するクランクピン34の外面上に配置してある駆動軸受162、及び負荷軽減ブッシュ(unloader bushing)164を潤滑する。クランクピン34外面の平坦駆動面172に対する潤滑油の供給は、負荷軽減ブッシュ164を貫通しているブリード孔174によって行われる。負荷軽減ブッシュ164を適切に潤滑するため潤滑油は、負荷軽減ブッシュ164とクランクピン34間の凹溝を通して流動する。潤滑油とそれに含まれる気泡は、クランクピン34を取囲む領域で空所80内に放出される。
【0019】
潤滑機構200は空所80内の上部釣合い重り48の回転運動を、圧縮機10の上方側スクロール部分に対し潤滑油を給送するインペラとして機能する釣合い重りポンプ202として利用したものに構成されている。軸受ケーシング50の前記した内向きの面59は、上部釣合い重り48の旋回直径よりも僅かに大きな内径寸法を有するものとされている。釣合い重り48と内向き壁面59間の該近接配置関係によって釣合い重り48の回転時に強い遠心ポンプ作用が得られることとなって、釣合い重りポンプ202が提供されることとなる。この釣合い重りポンプ202は、外殻12の内部から潤滑油と吸入ガスを取り上げて軸受ケーシング50の内向き壁面59に沿う強い渦流をつくり出すこととする油の圧力ヘッドを、生じさせる。生ぜしめられた圧力ヘッドは潤滑油を、内向き壁面59上で上昇させることとする。環状の油流れの一部は、上部軸受箱52中に設けられ図4に示すように放射方向の内向きに湾曲させてある、フライス削りされた溝176に流入する。溝176は急に終っており、該溝176端から潤滑油はその速度ヘッドによって、同様に上部軸受箱52中に設けられた上下方向に沿う油循環給送孔210中を上昇する。旋回スクロール部材72の端板を貫通する油循環制御孔216を設けてあって、この制御孔216は後述するように給送孔210から潤滑油を受取る。
【0020】
空所80内で内向き壁面59に沿って流れる環状の油流れの残りの部分は、上部軸受箱52中に設けられ図4に示すように放射方向の外向きに湾曲させてある、フライス削りされた溝204に流入し、軸受ケーシング50中の油放出孔212に連通させて上部軸受箱52中に設けてある油放出孔206中へ入る。この潤滑油は放出孔206,212中を流れて外殻12の内面へと接触し、外殻12内面上を滑り落ちて油溜まりに達する。この釣合い重りポンプ202によるポンプ作用によっても空所80内が減圧され、穴38の全体としてみた油ポンプヘッド(揚程)が増すことになる。
【0021】
主軸受箱24の上部軸受箱52における前記第2の環状支持座面70は、それに切削加工を施して形成された環状油溝218を有する。この油溝218はスラスト受け面68から放出される潤滑油を集め、オルダム接手74に対し潤滑油を供給するように働く。2個の傾斜した油放出孔220を、主軸受箱24の上部軸受箱52の外面から環状油溝218と交わる点にかけて、ドリル加工により上部軸受箱52に形成してある。したがって環状油溝218内に蓄積しようとする油は重力の作用によって、油放出孔220を通して外殻12内の下部に排出される。
【0022】
潤滑系は潤滑油を連続して下部軸受28、上部軸受36、駆動軸受162、負荷軽減ブッシュ164、スクロール負荷の受け面68,70、オルダム接手74に対し、また油循環制御孔216を介してスクロール油循環機構に対し、供給するように働く。潤滑油の給送は外殻12内下部の油溜まり中で始まり、油は穴38及び穴40内を汲み上げられて行ってクランク軸32の上端から出て行く。潤滑油が穴38,40内を上方向きに流動する間に該潤滑油の一部は横向きの穴154を通して下部軸受28に、また横向きの穴158を通して上部軸受36に、向けられる。クランク軸32の上端から出ると潤滑油は、駆動軸受162及び負荷軽減ブッシュ164を潤滑する。上部軸受36から放出される潤滑油及びクランク軸32の上端から出る潤滑油は、空所80内に蓄積する。同空所80内で上部釣合い重り48が回転して、空所80内の油の一部をそれぞれフライス削りされている溝176及び溝204中へと給送する。溝204中へ給送された潤滑油部分は前述したように放出孔206中へ流れ、油放出孔212を通して油溜まりに戻される。溝176中に給送された潤滑油部分は油循環給送孔210内を上昇して、油循環制御孔216を含むスクロール油循環制御機構に対し潤滑油を提供する。溝176中へ給送された潤滑油の一部は該溝176から溢流して、上部釣合い重り48によって旋回スクロール部材72のスラスト面に対しはねかけられる。このはねかけ潤滑油は、旋回スクロール部材72の旋回運動によってスラスト受け面68上に移送される。必要な潤滑油量をスラスト受け面68上に維持するのに十分である量の潤滑油が供給されることになる。
【0023】
スクロール油循環制御機構に対する潤滑油の供給は、特定の時限で行われる。油循環制御孔216、フライス削りされた溝176、及び油循環給送孔210はスクロールの周方向でみて、最も外側のスクロール入口圧縮チャンバ(流体ポケット)が開放しつつある間に上部釣合い重り48の前縁(リーディングエッジ)が溝176及び油循環給送孔210の位置を通過し給送孔210を通して潤滑油が給送されるように、配置されている。それと同じ時限に制御孔216が油循環給送孔210の直上方を通過して旋回動し、これによって潤滑油が油循環給送孔210内を上昇し制御孔216中に、そして開放した最外側のスクロール入口圧縮チャンバ中に、流入することとされている。
【0024】
上述した油循環制御機構は、圧縮機10がどのような条件下で作動していようとも油循環流量を常に制御可能とする。油循環流量は、油潤滑制御孔216の寸法と形状を変更することにより選択できる性質のものである。この油循環流量ないし油流量は圧縮機の全作動状態にわたり一定に維持することもできるし(オプション#1)或はまた圧縮機が比較的高温で作動している状態で増すこともできる(オプション#2)。上述したように最も外側のスクロール入口圧縮チャンバ(流体ポケット)が開放したときに、吸入ガスが開口を通し圧縮チャンバに入るにつれて吸入ガスの流れが開始する。制御孔216は、開放した圧縮チャンバ(流体ポケット)の始端部に隣接させて配置してある。同一の時点で該制御孔216は油循環給送孔210の直上方位置にあり、或る量の潤滑油が制御孔216を通して給送され開放した圧縮チャンバ中に注入される。制御孔216を通して給送され注入される潤滑油の量は、該制御孔216の寸法と形状を変更することによって選択可能である。
【0025】
制御孔216の上端で動圧PV2 /2に等しい減圧が生じる。スクロールの吸入過程は定容積のものであるので、吸入速度Vも一定である。したがって制御孔216上端での動圧減圧は吸入ガス密度によってのみ影響される。このことは、油循環流量を一定に維持する(オプション#1)ためには吸入ガス密度が大であるほど油流量を大にする必要があることを、意味している。
油循環流量比=油質量流量/全質量流量
制御孔216を通して流れる油の量は油給送圧力、オリフィス損失及び粘性損失の関数である。油給送圧力が極く小さいか一定であるとすると、制御孔216を通して流れる潤滑油の量は次式に依存する。
ΔP(孔)=KP0 0 2 /2+M0 0 l/d4
ここにKP0 0 2 /2はオリフィス損失であり、M0 0 l/d4 は粘性損失である。P0 は油密度、Q0 は流量、M0 は油粘度、Kはオリフィスの損失係数、lは制御孔216の長さ、dは制御孔216の直径である。
【0026】
圧縮機10が中点値で作動している場合の油循環流量が基準線になると認められる。圧縮機の中点値作動はARI(Air−Conditioning and Refrigeration Institute)により定められた標準に近い。かなり一様である油循環流量を維持したい場合には、図8に示したタイプの制御孔216を選択する。このタイプの制御孔を採用すると制御孔216での主たる損失が、上に掲げた式中のオリフィス損失項に由来し粘性損失項にはほとんど依存しないことになる。したがって油循環流量はかなり一様に維持され、粘性損失によってはほとんど影響されないことになる。作動温度が高いほど油循環流量を増したい場合には、図9に示す制御孔216のように長くて狭い制御孔を選択する。この長くて狭い制御孔216は粘性損失を、油循環流量を決定する主たる要因とし、この要因は潤滑油温度に大きく依存する。HCR(高圧縮比)条件での高温度或はより多量の吸入ガスは何れも潤滑油の粘度を低下させるのに、したがって油の流量を増すのに、役立つ。このため圧縮機10の高温作動状態で油循環流量が増すことになる。
【0027】
この発明の好ましい図示実施例について詳細に説明して来たが、特許請求の範囲の記載を公正に解釈した範囲を逸脱することなしに数多くの修正及び変更を加えて本発明を実施可能である点が、理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理とするところを具体化してある密閉型のスクロール式圧縮機の縦断面図である。
【図2】図1の圧縮機の上端近くの領域を示す拡大縦断面図である。
【図3】図1,2に示されている上部軸受箱の平面図である。
【図4】上記した上部軸受箱の底面図である。
【図5】図3の5−5線に沿った断面図である。
【図6】図4の6−6線に沿った断面図である。
【図7】図4の7−7線に沿った断面図である。
【図8】この発明に従った油循環制御孔の一例を示す拡大断面図である。
【図9】この発明に従った油循環制御孔の他例を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
10 圧縮機
20 下部軸受箱
24 主軸受箱
30 非旋回スクロール部材
32 クランク軸
38 穴
40 穴
48 上部釣合い重り
50 軸受ケーシング
52 上部軸受箱
68 スラスト受け面
70 支持座面
72 旋回スクロール部材
80 空所(チャンバ)
158 穴
174 ブリード孔
176 溝
200 潤滑機構
202 釣合い重りポンプ
204 溝
206 油放出孔
210 油循環給送孔
212 油放出孔
216 油循環制御孔
218 油溝
220 油放出孔

Claims (19)

  1. 一面上に第1の螺旋翼を有する第1のスクロール部材、
    第1及び第2のスクロール部材が相対的に旋回するにつれて容積を変更する移動ポケットが前記第1及び第2の螺旋翼によって形成されるように、前記第1の螺旋翼と噛合せて設置された第2の螺旋翼を有する第2のスクロール部材であって、前記移動ポケットは吸入圧ゾーンと吐出圧ゾーンとの間を動き、前記移動ポケットは吸入ガスを受入れるための第1の流体ポケットを含む第2のスクロール部材、
    を備え、前記第1及び第2のスクロール部材の一方が前記第1の流体ポケットと連通する第1の通路を含み、さらに
    前記第1の通路と間欠的に連通する第2の通路を形成し且つ吸入圧ゾーン内に設けられたチャンバを形成する手段、
    このチャンバ内に配置されているインペラ、
    上記チャンバ中に潤滑油を供給するためのポンプ手段、及び
    第1及び第2のスクロール部材を相対的に旋回動させると共に前記インペラを回転させるための駆動部材であって、回転する前記インペラが上記チャンバから前記第1の通路を介して上記第1の流体ポケットに潤滑油を送り込む駆動部材、
    を備えるスクロール式機械。
  2. 前記第1の流体ポケットが吸入ガスを受入れるために開放するものであり、前記第1の通路が、第1の流体ポケットが開放したときに該ポケットに隣接位置するものである請求項1のスクロール式機械。
  3. 前記インペラを、前記チャンバ内で回転する釣合い重りによって構成してある請求項1のスクロール式機械。
  4. 前記チャンバを、第1及び第2のスクロール部材に近接位置させて配置してある請求項1のスクロール式機械。
  5. 第1のスクロール部材が、第2のスクロール部材に対し相対的に旋回動せしめられるものであり、前記第1の通路を、該第1のスクロール部材中に設けてある請求項1のスクロール式機械。
  6. 前記チャンバが環状のものであり、前記インペラを、該環状チャンバ内で回転する釣合い重りによって構成してある請求項1のスクロール式機械。
  7. 前記インペラが、前記第1の通路が前記第1の流体ポケットに隣接位置したときにのみ、前記第1の通路を介して潤滑油を送り込む請求項1のスクロール式機械。
  8. 第1及び第2のスクロール部材のうちの何れか一方のスクロール部材に固定してある上部軸受箱をさらに備え、前記上部軸受箱が、該上部軸受箱に形成された溝と、この溝と連通する入口を有する第2の通路と、この第2の通路を上部軸受箱の第1の受け面に接続する第1の出口とを含み、前記第1の出口は、前記第1の通路と間欠的に連通する請求項1のスクロール式機械。
  9. 前記上部軸受箱がさらに、前記チャンバから流体を排出させることを可能とする第3の通路を含むものである請求項8のスクロール式機械。
  10. 前記チャンバを、前記上部軸受箱とその下方に配置した下部軸受箱とによって区画形成してある請求項8のスクロール式機械。
  11. 前記上部軸受箱が、第2の支持座面と、この第2の支持座面と油溜まり間での油流れを可能とする第4の通路とを含む請求項8のスクロール式機械。
  12. 一面上に第1の螺旋翼を有する第1のスクロール部材、
    第1及び第2のスクロール部材が相対的に旋回するにつれて容積を変更する移動ポケットが前記第1及び第2の螺旋翼によって形成されるように、前記第1の螺旋翼と噛合せて設置された第2の螺旋翼を有する第2のスクロール部材であって、前記移動ポケットは吸入圧ゾーンと吐出圧ゾーンとの間を動き、前記移動ポケットは吸入ガスを受入れるために開口する第1の流体ポケットを含む第2のスクロール部材、
    を備え、前記第1のスクロール部材は、前記第1の流体ポケットが開口すると前記第1の流体ポケットに隣接配置される第1の通路を含み、さらに
    第1のスクロール部材を第2のスクロール部材に対し相対的に旋回動させるための駆動部材であって、前記第1のスクロール部材に近接位置させて前記吸入圧ゾーン内に設けられたチャンバ内で回転する釣合い重りを含む駆動部材、
    油溜まりから上記チャンバ中に潤滑油を供給するためのポンプ手段、及び
    前記第1の流体ポケットが開口するときに、前記チャンバから第1スクロール部材の第1の通路を経て第1の流体ポケット中へ潤滑油を間欠的に給送可能とする溝および油循環給送孔を包含する通路部であって、回転する釣合い重りがこの潤滑油を前記チャンバから前記第1の流体ポケットへ送り出す通路部、
    を備えたスクロール式機械。
  13. 前記第1の流体ポケットは、前記釣合い重りの前縁が前記通路部と隣接した時に、前記第1の通路が前記通路部と連通し且つ前記第1のポケットが開口する請求項12のスクロール式機械。
  14. 第2のスクロール部材に固定している上部軸受箱をさらに備え、前記通路部は、該上部軸受箱に形成した溝と、該溝と連通する入口を有する上部軸受箱の第2の通路と、前記第2の通路を上部軸受箱の第1の受け面に接続する第1の出口とを含み、前記第1の出口は、前記第1の流体ポケットが開口すると第1のスクロール部材の第1の通路と連通する請求項13のスクロール式機械。
  15. 前記上部軸受箱が、前記チャンバから流体を排出させることを可能とする第3の通路を含むものである請求項14のスクロール式機械。
  16. 前記チャンバを、前記上部軸受箱とその下方に配置した下部軸受箱とによって区画形成してある請求項14のスクロール式機械。
  17. 前記上部軸受箱は、第2の支持座面と第4の通路とを含み、前記第4の通路は、第2の支持座面と前記油溜まり間での油流れを可能とする請求項14のスクロール式機械。
  18. 一面上に第1の螺旋翼を有する第1のスクロール部材、
    第1及び第2のスクロール部材が相対的に旋回するにつれて容積を変更する移動ポケットが前記第1及び第2の螺旋翼によって形成されるように、前記第1の螺旋翼と噛合せて設置された第2の螺旋翼を有する第2のスクロール部材であって、前記移動ポケットは吸入圧ゾーンと吐出圧ゾーンとの間を動き、前記移動ポケットは吸入ガスを受入れるために開口する第1の流体ポケットを含む第2のスクロール部材、
    を備え、前記第1のスクロール部材は、前記第1の流体ポケットが開口すると前記第1の流体ポケットに隣接配置される第1の通路を含み、さらに
    第2のスクロール部材に固定し且つ第1のスクロール部材を支持するための第1の受け面を有する上部軸受箱であって、前記第1の受け面とは反対側で上部軸受箱の端部に形成された溝と、この溝に連通する入口を有する第2の通路と、前記第2の通路を前記第1の受け面に接続する出口とを含み、前記第2の通路は、前記第1の流体ポケットが開口すると前記第1の通路と連通する上部軸受箱、
    上部軸受箱に固定し、該上部軸受箱と共に第1のスクロール部材に近接させて吸入圧ゾーンに配置したチャンバを形成する下部軸受箱であって、前記上部軸受箱は前記チャンバから流体を排出させる第3の通路を含む下部軸受箱、
    上記チャンバ中に上記油溜まりから潤滑油を供給するためのポンプ手段、及び
    第1のスクロール部材を第2のスクロール部材に対し相対的に旋回動させるための駆動部材であって、前記駆動部材はチャンバ内で回転する釣合い重りを含み、前記釣合い重りは、前記第1の流体ポケットが開口すると、前記チャンバから第1及び第2の通路を介して該第1の流体ポケットに潤滑油を送り込むように作動可能である駆動部材、
    を備えたスクロール式機械。
  19. 前記上部軸受箱がさらに、前記第1の受け面よりも放射方向の外側に配置された第2の支持座面と、この第2の支持座面と前記油溜まり間での油流れを可能とする第4の通路とを含む請求項18のスクロール式機械。
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