JP4019255B2 - ガラス物品の加工方法および加工装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ガラス物品の加工方法および加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ガラス物品を加工する方法の一例として、酸水素バーナを用いた加熱加工が行われている。
酸水素バーナを用いて、直径の大きなガラス物品を加熱加工するときに、酸水素バーナの火力を強くしてもガラス物品の内部の温度を充分に上げることができないもとがある。また、酸水素バーナの火力を強くした場合に、ガラス物品の表面に水素が添加されてしまい、−Si−O−Si−というガラスの網目構造が切れてしまうという問題もある。
【0003】
加熱炉を用いて、ガラス物品を加工する方法は、特開2000−128558号公報に記載されている。同公報には、加熱装置である誘導炉の具体的構成が示されていない。一般的に、図7に示すように、加熱誘導炉107には、誘導コイル109が巻回されており、この誘導コイル109の内側に発熱体であるサセプター111が取り付けられている。サセプター111の内側は、ガラス物品119を挿入して加工するための加工部117が形成されており、この加工部117にガラス物品119を挿入してサセプター111の加熱によりガラス物品119が加工される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ガラス物品119としてガラスパイプ121とガラスロッド122とを用い、ガラスパイプ121内にガラスロッド122を挿入して、加熱加工して一体化させるため、抵抗炉または酸水素バーナを用いて実験を行い、その時の温度分布を図3に示す。
図4は、ガラス物品の加熱装置の発熱体の中央部からの距離と温度関係を表したものである。
【0005】
酸水素バーナは、その火炎の幅が目に見える部分で約24mmのものを使用し、ガラスパイプ103のその内側の温度を熱電対で測定すると、加熱装置の加工部の最高温度が1300℃であり、ガラス物品を加工加工する加工部の加工領域において、1000℃以上の領域が120mmであった。この1000℃以上の範囲の温度勾配は、図5(a)に示すように、300℃/60mm=5℃/mmとなり、急峻な温度勾配となっている。この温度勾配の状態で最高温度を上げていくと、図6に示すように、酸水素バーナ101により、ガラスパイプ103とガラスロッド105とを一体化することができた。
【0006】
次に、抵抗炉を用いて、ガラスパイプ103とガラスロッド105とを一体化することを試みた。同様の測定系で、この抵抗炉の加工部の最高温度は、1380℃、1000℃以上の加熱領域は500mmと長くなっている。そのため、この抵抗炉の温度勾配は、図5(b)に示すように、380℃/250mm=1.52℃/mmと、なだらかな温度勾配となっている。この温度勾配をもった抵抗炉を使用して、ガラスパイプ103とガラスロッド105とを一体化させようとしたが、気泡があり、一体化できない部分が残った。
【0007】
今度は、誘導炉を用いて、ガラスパイプ103とガラスロッド105とを一体化すべく実験してみた。同様の測定系で、加工部の最高温度は1440℃となっており、加工部内の1000℃以上の加熱領域は400mmであった。この誘導炉の温度勾配は、図5(c)に示すように、440℃/200mm=2.2℃/mmであり、上述の抵抗炉と比べ、温度勾配が僅かにおおきくなっている。しかしながら、この誘導炉を用いて、ガラスパイプ103と、ガラスロッド105との一体化を試みたが、一体化がうまくできなかった。この実験に用いたガラスパイプ103の外径は90mmのものを使用し、サセプター(発熱体)は長さ110mmのものを用いていた。
【0008】
発明者らは、上述の実験について考察したところ、直径の大きなガラス物品を加熱した加工する際に、加工部の最高温度が良好にガラス物品を加熱加工する際の要件ではないことが判った。さらに、誘導炉を用いて、直径の大きなガラス物品を良好に加熱するには、酸水素バーナの温度勾配にみられるような、急峻な温度勾配が必要であることが判った。また、直径の大きいガラス物品を良好に加熱加工するためには、ガラス物品の寸法と誘導炉(サセプター)の寸法との間で関係あることが判明した。
【0009】
この発明の目的は、急峻な温度勾配を安定して得ることにより、直径の大きなガラス物品を良好に加工することのできるガラス物品の加工方法および加工装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明に係るガラス物品の加工方法は、ガラス物品の直径をD、発熱体の長さをL、誘導コイルの幅をLcとするときに、Lc≦L、かつ、0.6≦L/D≦1の条件を満足する前記発熱体および前記誘導コイルを用いた誘導炉にガラスパイプ内にガラスロッドを挿入した構成のガラス物品を相対的に送り込み、この誘導炉内の発熱体により前記ガラス物品を加熱して前記ガラスパイプと前記ガラスロッドとを一体化させることである。
【0011】
また、本発明に係るガラス物品の加工装置は、ガラスパイプ内にガラスロッドを挿入した構成のガラス物品を相対的に誘導炉に送り込んで、この誘導炉内の発熱体により前記ガラス物品を加熱して前記ガラスパイプと前記ガラスロッドとを一体化させるガラス物品の加工装置において、ガラス物品の直径をD、発熱体の長さをL、誘導コイルの幅をLcとするときに、Lc≦L、かつ、0.6≦L/D≦1の条件を満足する前記発熱体および前記誘導コイルを備えたことである。
【0012】
このようなガラス物品の加工方法または加工装置においては、誘導炉の発熱体と誘導コイルとガラス物品との寸法関係が上述した所望範囲内にあればガラス物品に対し強力な加熱力を得られると共に急峻な温度勾配を実現することができる。従って、大型のガラス物品についても加熱不足や加熱のしすぎが解消されかつ温度勾配が大きく設定でき、良好な加熱加工を行なうことができる。
【0014】
さらに、本発明に係るガラス物品の加工方法は、ガラスロッドのガラス物品を用いて、前記ガラスロッドを前記発熱体により加熱させて延伸させてもよい。
【0015】
さらに、本発明に係るガラス物品の加工方法は、石英管のガラス物品を用いて、前記石英管の内周面にガラス微粒子を堆積させていってもよい。
【0016】
さらに、本発明に係るガラス物品の加工方法は、前記ガラス物品を回転させながら、前記発熱体により加熱させてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るガラス物品の加工方法および加工装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】
図1には、ガラス物品の加熱装置1の断面図が示されている。この加熱装置1では、ケーシング3の内側の中央付近に、ガラス物品4を加熱して加工するために円筒状の加熱加工部11が図1でみて左右方向にわたって設けられている。加熱加工部11の長手方向の両端部には、開口部13F、13Rが形成されており、この開口部13F、13Rを通して、ガラス物品4を加熱加工部11に挿入したり、排出させたりすることができる。
【0019】
ガラス物品4の加熱加工部11内への挿入方法としては、加熱装置1を固定した状態で、この誘導加熱炉2の加熱加工部11内へガラス物品4移動させて挿入させる方法を用いることができる。他の挿入方法としては、ガラス物品4を固定させた状態で、加熱装置1をガラス物品4に向け移動させて加熱加工部11内へガラス物品4が挿入していく方法を用いてもよい。
【0020】
本実施形態では、ガラス物品4の例として、ガラスパイプ5と、このガラスパイプ5内に挿入されたガラスロッド7とを用い、この両者を加熱してい一体化させる場合について説明する。ガラスパイプ5の両端にはテーパ部5A、5Aが形成されており、これらのテーパ部5A、5Aの外側はダミーパイプ6、6が接合されている。
【0021】
ダミーパイプ6、6には縮径部6A、6Aが形成されており、ガラスロッド7をガラスパイプ5、ダミーパイプ6、6内に挿入したときに、ガラスロッド7は縮径部6A、6Aのところでバーナ等により接合固定されている。そのため、ガラスパイプ5とガラスロッド7とは、所望の微少隙間を維持しながら互いに固定される共に、ガラスロッド7とガラスパイプ5との軸心を一致させることができる。そのため、互いに固定されたガラスパイプ5とガラスロッド7は、加熱加工部11内に挿入して加熱させられる時は、軸心が一致した状態で、回転させながら一体化できる。
【0022】
加熱加工部11の長手方向でみて中央部の内面には、円筒状の発熱体であるサセプタ−15が設けられており、このサセプタ−15は高温耐久性を考慮してカーボン材料のものを用いている。サセプター15の外側には、サセプター15や加熱加工部11を覆うように断熱材17が配置され、サセプター15の発熱が外部に放出するのを抑制して、加熱加工部11を良好に加熱させている。断熱材17の外周には、中空の銅線を螺旋状に巻回した誘導コイル19が配置されている。
【0023】
この誘導コイル19は、電源電圧を印加して誘導コイル19に高周波電流を流すと、この誘導コイル19の表面に高周波磁束が発生する。この高周波磁束により、誘導作用が発生してサセプター15が加熱させられるものである。尚、誘導コイル17に長時間電流を流し続けると、誘導コイル17が高温に加熱させられるため、断面が中空形状の誘導コイルを用い、その中空部内に冷却媒体を循環させている。
【0024】
誘導コイル19およびサセプター15の両側には、配管23、23が設けられ、加熱加工部11につながっている。さらに、この配管23、23の外側(図でみて左右方向)にも、同様に配管23A、23Aが設けられ、加熱加工部11の開口部13F、13R付近まで伸びている。これらの配管23、23、23A、23A内にはアルゴン等の不活性ガスが供給され(図示せず)、噴出口21、21Aから加熱加工部11へ噴出させられる。
【0025】
サセプター15が高温(例えば、2000℃程度)に発熱させられると、カーボン材料のサセプター15が加熱加工部11内に存在する空気中の酸素と接触して燃焼してしまう。このサセプター15の燃焼による消耗を抑制するために、加熱加工部11内を不活性ガスで充満させて、酸素濃度を低く保っている。更に、サセプター15の両外側(図1において左右両側)には、酸素消費リング25、25が備えられている。この酸素消費リング25、25はカーボン材料でできているため、加工加熱部11内に外部から空気が侵入してきた場合には、酸素と接触してカーボンが燃焼させられる。そのため、加熱加工部11内は、常に、酸素濃度が低い良好な状態に維持されている。
【0026】
加熱加工部11の開口部13F、13R外側には、二重シャッター27A、27Bが設けられている。これら二重シャッターは、ガラス物品4と誘導加熱炉1とが相対的に移動した場合、ガラス物品4の外径形状に応じて各々或いは同時に開閉制御している。そのため、ガラス物品4と二重シャッター27A、27Bとの隙間を最小限に維持し、加熱開口部11内に侵入してくる空気を最大限抑制している。特に、二重シャッター27A、27Bは、ガラス物品4の外径形状がテーパ形状や曲線形状である場合に、その外径形状の変化に応じて、それぞれ開閉制御して、空気の侵入を抑制するのに適している。
【0027】
このような加熱装置を用いて、大型のガラス物品を良好に加熱するための、ガラス物品の寸法、誘導コイルの寸法、および発熱体の寸法の関係を検討してみた。
【0028】
図2は、ガラス物品と誘導コイルと発熱体との寸法関係をあらわしたものである。この加工装置1により加工されるガラスパイプ5の径をD、サセプター15の幅をL、誘導コイル19の投影長さをLcとすると、Lc≦L、かつ、0.6≦L/D≦1の関係を満足するようにする。
【0029】
(実施例1)
ガラスパイプ5の直径(D)が70mmのものを用いて、そのガラスパイプ5内にガラスロッド7を挿入固定した後、サセプター15を発熱させて一体化を試みた。この時のサセプター15の長さ(L)は62mmであり、誘導コイル19の長さ(Lc)は55mmであった。従ってサセプター15の長さ(L)とガラスパイプ5の直径(D=70mm)との比率(L/D)は0.88であった。
また、この時の加熱加工部11内の温度は1350℃であり、加熱加工部11での1000℃以上の領域が200mmであった。従って温度勾配は、図3に示すように、350℃/100mm=3.5℃/mmと急峻にすることができ、この温度勾配で最高温度を上げていくと、ガラスパイプとガラスロッドとを良好に一体化することができた。
【0030】
(実施例2)
今度は、直径(D)=90mmのガラスパイプ5を用い、このガラスパイプ5内にガラスロッド7を挿入固定した後、サセプター15により加熱させて一体化させてみた。サセプター15は上述の実施例1に用いたものと同様であり、長さ(L)が62mmであり、誘導コイル19の長さは実施例1と同様に55mmであった。ここで用いたサセプター15の長さ(L)とガラスパイプ5の直径(D=90mm)の比率(L/D)は0.68であった、このときの加熱加工部の最高温度および温度勾配は図3に示す実施例1と同様であり、それぞれ、1350℃、3.5℃/mmであった。この条件にて、ガラスパイプ5とガラスロッド7とを加熱したところ、一体化することができた。
【0031】
(比較例)
ガラスパイプ5の直径(D)が70mmのものを用いて、長さ40mmのサセプター15で加熱加工部11を加熱してガラスパイプ5とガラスロッド7とを一体化させるよう試みた。サセプター15の長さ(L)とガラスロッド5の直径(D)との比率(L/D)は0.57であった。この比較例では、サセプター15の長さが実施例1、2と比べ短いため、加熱加工部11内の温度勾配は急峻にすることができた。しかし、サセプター15の長さが40mmと短いため、絶対的な発熱量が不足してしまい、直径70mmのガラスパイプ5およびこのガラスパイプ5内に挿入固定されたガラスロッド7とを一体化することができなかった。
【0032】
実施例1では、サセプター15の長さ(L)とガラスパイプ5の直径(D)との比率(L/D)が0.88であり、実施例2では、その比率(L/D)が0.68で、これらの比率においては、ガラスパイプ5とガラスロッド7とを良好に一体化することができた。
一方、上述の比較例の比率(L/D)が0.57の場合や、従来例に示される比率(L/D)が1.22の場合には、ガラスパイプとガラスロッドは良好に一体化することができなかった。
このことより、サセプターの長さ(L)とガラスパイプの直径(D)との比率(L/D)は、0.6〜1の範囲が望ましいことが判明した。
【0033】
なお、本発明に係るガラス物品の加工方法および加工装置は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。
すなわち、前述した実施形態では、ガラスパイプ5にガラスロッド7を挿入して、加熱し一体化する加工について説明したが、この他の加工についても同様に適用することができる。
例えば、ガラス物品としてガラスロッドを用いて延伸加工する場合には、比率(L/D)が大きすぎると延伸の際にガラス物品が非円化してしまう。また、比率(L/D)が小さい場合には十分に加熱されないため、良好な加工を行なうことができないので、本発明の条件に基づいて延伸加工を行なうようにする。
【0034】
また、ガラス物品として石英管を用い、この石英管を相対的に誘導炉に送り込んで誘導炉の発熱体により加熱すると共に石英管の内部に原料ガスを供給し、石英管の内周面にガラス微粒子を堆積させ、ガラス層を形成する、いわゆるMCVD(内付け法)を実行することも可能である。
更に、本発明の条件に基づいて、ガラス物品を加熱加工する際に、加熱加工部内で、ガラス物品を回転させながら加熱加工を行うことができる、ガラス物品を回転させて加工することで、ガラス物品の外周面を均一に加熱することができ、ガラス物品の非円となることを防止することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明に係るガラス物品の加工方法および加工装置によれば、誘導炉により強力な加熱力を得ると共に急峻な温度勾配を実現することができるので、大型のガラス物品についても良好な加熱加工を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガラス物品の加工方法および加工装置の実施形態を示す要部断面図である。
【図2】発熱体と誘導コイルとガラス物品との寸法関係を説明した説明図である。
【図3】ガラス物品の加工装置の温度勾配を示す説明図である。
【図4】誘導炉、抵抗炉、酸水素の温度分布を示す説明図である。
【図5】各加熱装置の温度勾配を示す説明図であり、(a)は酸水素バーナ、(b)は抵抗炉、(c)は誘導炉である。
【図6】ガラスパイプとガラスロッドとの一体化を説明する説明図である。
【図7】従来の誘導炉の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 加工装置
4 ガラス物品
5 ガラスパイプ
7 ガラスロッド
15サセプター(発熱体)
19 コイル

Claims (3)

  1. ラス物品の直径をD、発熱体の長さをL、誘導コイルの幅をLcとするときに、Lc≦L、かつ、0.6≦L/D≦1の条件を満足する前記発熱体および前記誘導コイルを用いた誘導炉にガラスパイプ内にガラスロッドを挿入した構成のガラス物品を相対的に送り込み、この誘導炉内の発熱体により前記ガラス物品を加熱して前記ガラスパイプと前記ガラスロッドとを一体化させることを特徴とするガラス物品の加工方法。
  2. 前記ガラス物品を回転させながら、前記発熱体により加熱することを特徴とする請求項1に記載のガラス物品の加工方法。
  3. ガラスパイプ内にガラスロッドを挿入した構成のガラス物品を相対的に誘導炉に送り込んで、この誘導炉内の発熱体により前記ガラス物品を加熱して前記ガラスパイプと前記ガラスロッドとを一体化させるガラス物品の加工装置において、
    ガラス物品の直径をD、発熱体の長さをL、誘導コイルの幅をLcとするときに、Lc≦L、かつ、0.6≦L/D≦1の条件を満足する前記発熱体および前記誘導コイルを備えたことを特徴とするガラス物品の加工装置。
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