JP2004224587A - 光ファイバ母材の線引き方法及び線引き装置 - Google Patents

光ファイバ母材の線引き方法及び線引き装置 Download PDF

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貴之 島津
Osamu Kakazu
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Abstract

【課題】非円率の小さい光ファイバを得ることのできる光ファイバ母材の線引き方法及び線引き装置を提供する。
【解決手段】線引き炉11の内部に配置した光ファイバ母材31を、線引き炉11のヒータ12によって加熱し、線引きして光ファイバ31bとする際に、光ファイバ母材31の直径Dと線引き方向におけるヒータ12の発熱長さLとの関係が、L(mm)≧5D(mm)−50(mm)となるように設定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバ母材の線引き方法及び線引き装置に関し、さらに詳しくは、線引き炉の内部に配置した光ファイバ母材を線引き炉の発熱部によって加熱し、さらに線引きして光ファイバとする光ファイバ母材の線引き方法及び線引き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガラス体の光ファイバは、石英等の材料で製造された光ファイバ母材を下端側から加熱して軟化させ、光ファイバ母材の軟化した部分に張力をかけて細径化することにより得られる。この光ファイバ母材を細径化して光ファイバとする工程は、線引きと呼ばれている。
一般に、線引きを行うための線引き装置は、光ファイバ母材を加熱する縦型の線引き炉と、線引きされた後のガラス体の光ファイバを冷却する冷却装置と、ガラス体の周囲に樹脂の被覆を施す被覆装置と、被覆された光ファイバを巻き取る巻き取り装置とを備えている。
【0003】
線引き装置の線引き炉としては、光ファイバ母材が供給される炉心管と、この炉心管を囲むヒータと、このヒータから突出するとともに複数の電極部を介して電源に接続する電極接続部とを有し、ヒータの周方向に沿った温度分布を均一化させる均一化手段を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、他の線引き装置として、ヘリウム(He)ガスからなる雰囲気にて光ファイバ母材を加熱する線引き炉と、線引き炉の下方に設けられた保護管とを備え、保護管内がヘリウムガスより低い熱伝導率を有するガスの雰囲気とされたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この線引き装置は、保護管内での光ファイバの冷却速度を遅くして、原子配列の乱雑さを低減し、レイリー散乱強度を低減して、光ファイバの伝送損失を低くするものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−71433号公報(第4頁、図3)
【特許文献2】
特開2001−114526号(第3頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、線引きされた光ファイバの断面形状は、線引きする前の光ファイバ母材の断面形状をほぼそのまま縮小した形となりやすい。すなわち、光ファイバの形状精度は、光ファイバ母材に依存しやすく、非円率が大きい光ファイバ母材を用いた場合には、得られた光ファイバの非円率も大きくなってしまうことがあった。
【0007】
また、線引き炉内に光ファイバ母材を配置する際に、線引き炉の中心軸と光ファイバ母材の中心軸とを完全に一致させることは困難である。そのため、加熱された光ファイバ母材の温度分布が周方向で不均一となりやすく、この温度の不均一に伴って軟化の度合に偏りが生じて、線引きされた光ファイバの非円率が大きくなってしまうことがあった。
さらに、線引き炉のヒータの発熱が周方向で均一でない場合にも、光ファイバの非円率が大きくなってしまうことがあった。
【0008】
このように、従来の線引きにおいては、光ファイバ母材の形状や加熱温度の影響により、線引きされた光ファイバの非円率が大きくなりやすいという状況にあった。
光ファイバの非円率が大きい場合、偏波毎に群速度が異なるいわゆる偏波分散(PMD)が大きくなってしまう。また、他の光ファイバとの接続時に、コア同士のずれが生じて伝送損失が大きくなってしまう。
【0009】
本発明の目的は、非円率の小さい光ファイバを得ることのできる光ファイバ母材の線引き方法及び線引き装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る光ファイバ母材の線引き方法は、線引き炉の内部に配置した光ファイバ母材を、線引き炉の発熱部によって加熱し、線引きして光ファイバとする光ファイバ母材の線引き方法であって、光ファイバ母材の直径をD(mm)として、線引き方向における発熱部の発熱長さをL(mm)としたときに、直径Dと発熱長さLとの関係がL(mm)≧5D(mm)−50(mm)となるように設定して、光ファイバ母材を線引きすることを特徴としている。
【0011】
また、上記目的を達成するための本発明に係る光ファイバ母材の線引き方法は、線引き炉の内部に配置した光ファイバ母材を、線引き炉の発熱部によって加熱し、線引きして光ファイバとする光ファイバ母材の線引き方法であって、光ファイバ母材の直径をD(mm)として、線引きに伴って形成される光ファイバ母材の縮径部の長さをN(mm)としたときに、直径Dと縮径部の長さNとの関係がN(mm)≧3.95D(mm)となるように線引きすることを特徴としている。
【0012】
また、上記の光ファイバ母材の線引き方法において、線引き炉の内部の空間を、線引きに伴って形成される光ファイバ母材の縮径部に沿うように窄めた形状とした状態で、線引きを行うことが好ましい。
【0013】
また、上記の光ファイバ母材の線引き方法において、線引きして得た光ファイバを、徐冷炉により徐冷することが好ましい。
【0014】
また、上記目的を達成するための本発明に係る光ファイバ母材の線引き方法は、線引き炉の内部に配置した光ファイバ母材を、線引き炉の発熱部によって加熱し、線引きして光ファイバとする光ファイバ母材の線引き方法であって、線引き後の光ファイバを、大気圧以上の徐冷空間を通して徐冷することを特徴としている。
【0015】
また、上記目的を達成するための本発明に係る光ファイバ母材の線引き装置は、光ファイバ母材を収容するための加熱空間と、加熱空間内の光ファイバ母材を加熱するための発熱部とを有する線引き炉を備えた光ファイバ母材の線引き装置であって、加熱空間の内径をE(mm)として、加熱空間の長手方向における発熱部の発熱長さをL(mm)としたときに、内径Eと発熱長さLとの関係がL(mm)≧5E(mm)−50(mm)となるように設定されていることを特徴としている。
【0016】
また、上記の光ファイバ母材の線引き装置において、発熱部は、発熱長さLを変更可能とする予備ヒータを備えていることが好ましい。
【0017】
また、上記の光ファイバ母材の線引き装置において、線引き炉から導出された光ファイバを徐冷することが可能な徐冷炉を備えていることが好ましい。
【0018】
また、上記目的を達成するための本発明に係る光ファイバ母材の線引き装置は、光ファイバ母材を収容するための加熱空間と、加熱空間内の光ファイバ母材を加熱するための発熱部とを有する線引き炉を備えた光ファイバ母材の線引き装置であって、線引き炉から導出された光ファイバを徐冷することが可能な徐冷炉と、徐冷炉の内部に設けられた徐冷空間に対してガスを供給して徐冷空間の気圧を大気圧以上とすることが可能なガス供給手段とを備えていることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る光ファイバ母材の線引き方法及び線引き装置の実施の形態を図1から図11に基づいて説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態の光ファイバ母材の線引き方法及び線引き装置は、線引き炉の内部に配置した光ファイバ母材を、線引き炉の発熱部によって加熱し、線引きして光ファイバとする際に、光ファイバ母材の直径Dと線引き方向における発熱部の発熱長さLとの関係が、L(mm)≧5D(mm)−50(mm)となるように設定することを特徴としている。すなわち、発熱部の発熱長さLが従来に比べて長くなっており、光ファイバ母材が軟化する部分の長さを長くしている。
【0020】
図1に、本発明に係る光ファイバ母材の線引き方法を実施するための線引き装置の第1実施形態を示す。なお、図1は、本実施形態の線引き装置の特徴部分である線引き炉の発熱部周辺について、半割りにした様子を図示している。実際の線引き炉及び発熱部は、ほぼ筒状に構成されている。
図1に示すように、線引き炉11は、加熱空間27を形成する円筒状の炉心管18が設けられ、炉心管18の外周側には全体としてほぼ円筒状に形成された発熱部であるヒータ12が設けられている。また、炉心管18の外周側とヒータ12の周囲には、断熱材19が設けられている。炉心管18及びヒータ12は、主に黒鉛からなる材料で形成されている。また、断熱材19も黒鉛で形成されているが、断熱効果を得るために多孔質状に形成されている。
また、断熱材19の外周側には、線引き炉11の外殻をなす炉体20が設けられている。
【0021】
さらに、炉心管18及びヒータ12の下方の位置には、線引きされた光ファイバ31bが挿通される下筒部21が設けられている。この下筒部21は、内周側に設けられた炉心管22と、炉心管22の外周側を覆う断熱材23と、断熱材23の外周側に設けられているとともに炉体20と連続した下筒体24からなっている。また、炉心管22の下端には、中心に貫通孔を有する下蓋25が着脱可能に装着されている。
【0022】
発熱部であるヒータ12の好ましい形態について述べる。
図2に示すように、ヒータ12は、上下方向に蛇行して全体として円筒形状をなす本体13と、この本体13の円周方向に沿って180°隔てて対向するように本体13の上端から立ち上がる一対の支柱部15と、支柱部15の上端から本体13の円周方向に沿ってそれぞれ二股に分岐した電極接続部14とを備えている。各電極接続部14には、電極(図示せず)が接続される。
また、一対の支柱部15の間の本体13の円周方向に沿った中間部分には、本体13の長手方向(図中上下方向)に沿った高さを支柱部15と同等に設定された延長部36が形成されている。
このように、本実施形態のヒータ12は、各電流経路が幾何学的に対称になるように構成されており、円周方向の発熱量のばらつきを極めて少なくしている。
【0023】
また、図1に示すように、本実施形態の線引き炉11は、加熱空間27を形成している炉心管18の内径をE(mm)として、加熱空間27の長手方向におけるヒータ12の発熱長さをL(mm)としたときに、次式(1)を満たすように構成されている。
L(mm)≧5E(mm)−50(mm) …(1)
【0024】
このように構成された線引き装置を用いて光ファイバ母材31を線引きする方法について述べる。
まず、ヒータ12に電流を流して、ヒータ12を発熱させる。ヒータ12は、全体が黒鉛で構成されているため、ヒータ12全体の長さが発熱長さLとなる。そして、ヒータ12の発熱に伴って炉心管18が加熱されて、炉心管18の内側の加熱空間27が加熱される。
次に、この加熱された加熱空間27の上方から、上端がダミー棒(図示せず)に接続された光ファイバ母材31を加熱空間27の内部に収容する。光ファイバ母材31はほぼ円柱状に形成されており、円筒状の加熱空間27と中心軸を一致するように配置される。その後、光ファイバ母材31を下端側から加熱して軟化させて、下方向に張力をかけて線引きし、光ファイバ31bを順次製造していく。
【0025】
上述したように、炉心管18の内径Eとヒータ12の発熱長さLは、式(1)を満たすように構成されているため、線引きする光ファイバ母材31の直径Dとヒータ12の発熱長さLは、必然的に次式(2)を満たすこととなる。
L(mm)≧5D(mm)−50(mm) …(2)
この式(2)を満たす条件で線引きを行うと、従来の線引きと比べて、光ファイバ母材31の直径Dに対するヒータ12の発熱長さLが長くなる。したがって、光ファイバ母材31が加熱されて軟化する長さが従来に比べて長くなる。
【0026】
すなわち、図3に示すように、従来の線引きにおける光ファイバ母材32の縮径部32aの長さMに比べて、本実施形態の光ファイバ母材31の縮径部31aの長さNは長くなる。なお、縮径部の長さは、光ファイバ母材の直径がD(mm)である最先端の位置から直径が1mmとなる位置までの軸方向の長さとする。
そして、本実施形態では、この縮径部の長さN(mm)と直径Dの関係が、次式(3)となるように、張力や加熱温度等の条件を設定して線引きを行う。
N(mm)≧3.95D(mm) …(3)
【0027】
線引きに伴って形成される縮径部31aでは、光ファイバ母材31が軟化しており、表面張力が働いている。この表面張力の作用により、縮径部31aでは断面形状が真円に近づいてゆく。本実施形態では、縮径部31aの長さNが従来に比べて長いため、表面張力による真円化の作用を充分に発揮させることができる。
このように、本実施形態の光ファイバ母材の線引き方法及び線引き装置によれば、ヒータ12の発熱長さLを長くして縮径部31aを長くすることによって、線引きされた光ファイバ31bの断面形状を真円に近づけることができる。
【0028】
なお、本実施形態では、上記式(1)及び式(2)を満たす場合について述べたが、式(1)を満足しない場合であっても、式(2)を満足する直径Dの光ファイバ母材を用いることにより、同様の真円化の効果を得ることが可能である。
【0029】
また、本実施形態では、線引き炉11の構成を適宜好ましい態様に変形することができる。
例えば、図4に示すように、光ファイバ母材31の直径Dに合わせて、式(2)を満たす発熱長さLのヒータ12を用いるために、異なる発熱長さLのヒータ12を着脱可能とするヒータ収容部26が形成されていても良い。この場合、ヒータ12を容易に交換できるように、ヒータ収容部26の上端部分で断熱材19を分割して取り外しできるように構成しておくと良い。
【0030】
また、図5に示すように、ヒータ12の下方に複数段に配設された予備ヒータ12a,12bを設けても良い。この場合は、線引きする光ファイバ母材の直径Dに対応して、式(2)を満たすように発熱長さLを変更することができる。なお、予備ヒータ12a,12bは、コイル状のヒータ等を用いることができる。さらに、線引きを行っている際に、線引きした光ファイバの外径をモニタして、ガラス体の光ファイバの非円率を測定し、非円率の変化に応じて予備ヒータ12a,12bを用いて発熱長さLを変更しても良い。
このとき、光ファイバの外径のモニタは、1軸の外径測定器を円周方向に回転させて複数の軸方向から観察するものでも良く、2つの外径測定器を固定して用いて、2軸で同時に観察して行うものでも良い。
【0031】
また、図6に示すように、光ファイバ母材31の縮径部31aに沿うように下方に向けて縮径した炉心管18aを用いて、加熱空間27aが、縮径部31aに沿って下方へ窄められていると良い。この場合には、光ファイバ母材31と炉心管18aとの間隔がほぼ一定になるため、光ファイバ母材31への熱の伝達を良好かつ均一にすることができる。なお、炉心管18aに加えて、ヒータ12も炉心管18aに合わせて下方が縮径されていると、熱の伝達がさらに良好となり、よりいっそう効果的である。
【0032】
また、図6に示した炉心管18aと同様の効果を得ることができる態様として、図7に示すように、縮径部材18bを用いても良い。この場合は、図1に示した長手方向に均一な内径の炉心管18を用いたままで、例えば光ファイバ母材31の縮径部31aに対応した内周面の傾斜を有する漏斗状の縮径部材18bを用いている。
また、図8に示すように、内周面が漏斗状に形成され、外周面が均一な外径となるように形成された縮径部材18cを用いることもできる。その際、縮径部材18cと炉心管18aとの間に多少の隙間が存在していても構わない。
なお、図7及び図8に示した縮径部材18b,18cは、炉心管として機能するように黒鉛により形成されていることが好ましい。
【0033】
また、上述した各実施の形態では、線引き炉11として抵抗加熱方式を用いた炉の態様を図示して説明したが、誘導加熱方式の炉を用いた場合も、上述した実施の形態と同様の作用を得ることができる。
例えば、図9に示すように、線引き炉11aは高周波誘導加熱方式の炉であり、コイル29に交流電流を流すことで発熱部であるヒータ28が発熱する。ヒータ28は、主に黒鉛からなる材料で炉心管18の外周側にほぼ円筒状に形成されている。ヒータ28の外周側には、コイル29が設けられている。
また、図9に示した線引き炉11aは、図5に示した態様と同様に、ヒータ28の下方に複数段に配設された予備ヒータ28a,28bが設けられている。予備ヒータ28a,28bの外周側には、ヒータ28と同様にコイル29が設けられているため、線引きする光ファイバ母材の発熱長さを適宜変更することができる。
さらに、誘導加熱方式の炉を用いて、図6から図8に示したように加熱空間27の形状を変更することもできる。
【0034】
さらに、図10に示すように、第1実施形態の変形例として、線引き炉11の下に、線引き炉11から導出された光ファイバを徐冷することが可能な徐冷炉41を設けると良い。徐冷炉41は、内周側に設けられた炉心管42と、炉心管22の外周側に設けられた円筒状の発熱部43と、炉心管42の外周側に設けられて発熱部43を覆う断熱材44と、断熱材23の外周側に設けられた徐冷炉体45からなっている。また、炉心管42の下端には、中心に貫通孔を有する下蓋46が着脱可能に装着されている。さらに、徐冷炉41の上端は、下筒部21の下端に装着された下蓋25を介して、下筒部21と連続するように配置されている。
なお、炉心管42の内側に形成された徐冷空間47の長さは、0.5mから3mであることが好ましい。
【0035】
線引きを行う際には、この徐冷炉41を用いて、徐冷空間47を適切な徐冷温度になるように加熱する。徐冷温度は、室温以上であって、線引きしたガラス体の光ファイバ31bが軟化しすぎない程度の温度であると良く、例えば40℃から1700℃の範囲内となるように適宜設定すると良い。
このように、適度な徐冷温度に設定された徐冷空間47に光ファイバ31bを通すことによって、光ファイバ31bを軟化した状態で長く維持することができるため、光ファイバ31bに発生する表面張力を長い時間作用させることができる。したがって、光ファイバ31bの断面形状をより真円化することができる。また、徐冷空間47に導入された光ファイバ31bの温度が800℃以上であるような位置に徐冷炉41が配置されていることが好ましい。光ファイバ31bの温度が800℃以上であれば、表面張力の作用が充分に働くので、光ファイバ31bの断面形状を真円化しやすい。
【0036】
(第2実施形態)
第2実施形態の光ファイバ母材の線引き方法及び線引き装置は、徐冷炉の徐冷空間に対してガスを供給して徐冷空間の気圧を大気圧以上とすることが可能なガス供給手段を用いて、線引き後の光ファイバを、大気圧以上の徐冷空間を通して徐冷することを特徴としている。
【0037】
図11に、本発明に係る光ファイバ母材の線引き方法を実施するための線引き装置の第2実施形態を示す。なお、図11は、本実施形態の線引き装置の特徴部分であるガス供給手段と線引き炉の周辺部分について図示している。
この第2実施形態の線引き装置は、第1実施形態において示した(図10参照)徐冷炉41に、ガス供給手段50を接続した態様である。
ガス供給手段50は、噴出するガスの量を制御可能なガスコントロールパネル51と、ガスコントロールパネル51と徐冷空間47とを連通させる供給管52を備えている。このガス供給手段50により、ガスコントロールパネル51から供給管52を通して、徐冷空間47に適切な量のガスを供給することができる。
【0038】
本実施形態において光ファイバ母材31を線引きする際には、線引きした光ファイバ31bを徐冷しつつ、ガス供給手段50によって徐冷空間47にガスを供給して、徐冷空間47の気圧を大気圧以上とする。好ましくは、1.2気圧以上であると良い。また、3気圧以下であれば、供給するガスの流れに起因する、光ファイバ31bの線ぶれが起こりにくい。
なお、供給するガスとしては、アルゴン(Ar)、窒素(N)、ヘリウム(He)等の不活性ガスを用いると良い。
【0039】
このように、光ファイバ31bを徐冷空間47に通すことにより、光ファイバ31bの軟化状態を維持して表面張力を発生させて真円化を促すことができる。さらに、徐冷している光ファイバ31bに大気圧以上の圧力を付加することにより、軟化している光ファイバ31bの表面張力をより強く作用させて、より効果的に光ファイバ31bの断面形状を真円化することができる。
【0040】
なお、本実施形態の線引き装置においては、線引き炉11の加熱空間27の内径Eと発熱長さLとの関係が、上述した式(1)を満たさない場合でも、光ファイバ31bの断面形状を真円化することができる。
また、本実施形態の線引き方法においては、光ファイバ母材31の外径Dと線引き炉11の発熱長さLとの関係が、上述した式(2)を満たさない場合でも、光ファイバ31bの断面形状を真円化することができる。
但し、式(1)及び式(2)を満足している方がより好ましい。
【0041】
なお、上述した第1及び第2実施形態の線引き装置は、光ファイバを冷却する冷却装置と、光ファイバに樹脂の被覆を施す被覆装置と、被覆された光ファイバを巻き取る巻き取り装置等を備えていても良い。
【0042】
(実施例)
次に、本発明に係る光ファイバ母材の線引き方法及び線引き装置の実施例について説明する。
まず、図1に示したような線引き装置を用いて、直径Dが100mmである光ファイバ母材を、発熱長さLが異なる条件において線引きして、得られたガラス体の光ファイバの非円率を調べた。線引きする際には、ヒータの中心部の温度をほぼ2500℃に維持して光ファイバ母材を加熱し、光ファイバにかかる線引き張力が100gfとなるように設定して、線引きされた光ファイバの線速を1000m/minとした。このときの非円率の結果を図12に示す。
なお、非円率は、光ファイバの断面外形を楕円に近似して長径と短径を求め、次式(4)によって計算した。
非円率(%)={(長径−短径)/中心値}×100 …(4)
式(4)の中心値は、次式(5)によって計算した。
中心値=[{(長径)+(短径)}/2]1/2 …(5)
図12に示すように、発熱部の発熱長さLが450mm以上の場合において、光ファイバが極めて真円に近づく特性を有するという結果が得られた。
【0043】
次に、直径Dが異なる光ファイバ母材を用いて、光ファイバ母材の直径Dに対する発熱長さLの最適値を調べた。その結果を図13に示す。なお、発熱長さLの最適値は、非円率が安定して低い値を示した発熱長さLの臨界的な値(例えば図12において450mm)とした。
この図13から判るように、光ファイバ母材の直径Dと発熱長さLとの関係が上述した式(2)を満たす場合に、断面形状が真円に近づけられた高品質な光ファイバを線引きすることができる。
【0044】
また、線引き終了後に、線引き炉から取り出した光ファイバ母材の縮径部の長さN(図3参照)を測定した。測定に用いた光ファイバ母材の直径D(mm)及び発熱長さL(mm)の組み合わせは、(D,L)=(36,120),(70,300),(125,580)である。この測定結果における直径D(mm)と縮径部の長さN(mm)の関係を図14に示す。
図14に示すように、DとNの測定結果は、(D,N)=(36,144),(70,276),(125,495)となった。この測定結果から、N(mm)=3.95D(mm)の関係式が導かれる。すなわち、上述した式(3)である、N(mm)≧3.95D(mm)の関係式を満たす場合に、断面形状が真円に近づけられた高品質な光ファイバが得られることが確認できた。
【0045】
さらに、直径Dが70mmの光ファイバ母材を用いて、上述した式(2)を満たす場合(発熱長さL=300mm)と満たさない場合(発熱長さL=250mm)について線引きを行い、線引きした光ファイバの長手方向の広範囲にわたって非円率を計算した。その結果を図15に示す。発熱長さLが250mmの場合では、かなりの頻度で非円率が高くなってしまうが、発熱長さLが300mmの場合では、非円率がほぼ安定して低い値を示している。また、この測定結果を元に、非円率の平均値と、値のばらつきを示す標準偏差を算出した。式(2)を満たさない、発熱長さLが250mmの場合では、非円率の平均値が0.09%となり、標準偏差が0.04%となった。これと比較して、式(2)を満たす、発熱長さLが300mmの場合では、非円率の平均値が0.04%となり、標準偏差が0.01%となった。このように、発熱長さLを長くすることによって、非円率の平均値及びばらつきの程度がともに大きく減少し、光ファイバをより真円化できることが判った。
したがって、本発明に係る実施例によれば、従来に比べて非円率が小さく、形状の安定した光ファイバを製造することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光ファイバ母材の線引き方法及び線引き装置によれば、光ファイバ母材の直径Dと発熱部の発熱長さLとの関係がL(mm)≧5D(mm)−50(mm)となるようにして、光ファイバ母材を線引きすることにより、線引きされた光ファイバの断面形状を真円に近づけることができる。
また、光ファイバ母材における縮径部の長さN(mm)と直径Dとの関係が、N(mm)≧3.95D(mm)となるように、張力や加熱温度等の条件を設定して線引きを行うことによっても、線引きされた光ファイバの断面形状を真円に近づけることができる。
また、線引きした光ファイバを、大気圧以上の徐冷空間を通して徐冷することによっても、光ファイバの断面形状を真円に近づけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の光ファイバ母材の線引き方法を実施するための線引き装置を示す要部断面斜視図である。
【図2】図1のヒータを示す斜視図である。
【図3】線引き時の光ファイバ母材の形状を示す側面図である。
【図4】ヒータを着脱可能とした線引き炉を示す要部断面図である。
【図5】予備ヒータが設けられた線引き炉を示す要部断面図である。
【図6】炉心管が窄められた線引き炉を示す要部断面図である。
【図7】縮径部材が設けられた線引き炉を示す要部断面図である。
【図8】図7の変形例を示す要部断面図である。
【図9】誘導加熱方式の線引き炉を示す要部断面図である。
【図10】図1の線引き炉に徐冷炉を設けた線引き装置を示す要部断面斜視図である。
【図11】本発明に係る第2実施形態の光ファイバ母材の線引き方法を実施するための線引き装置を示す要部断面斜視図である。
【図12】発熱部の発熱長さと光ファイバの非円率との関係を示すグラフである。
【図13】発熱部の発熱長さと光ファイバ母材の直径との関係を示すグラフである。
【図14】縮径部の長さと光ファイバ母材の直径との関係を示すグラフである。
【図15】光ファイバの線引き長さと非円率との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
11 線引き炉
12 ヒータ(発熱部)
18 炉心管
27 加熱空間
31 光ファイバ母材
31a 縮径部
31b 光ファイバ
41 徐冷炉
50 ガス供給手段

Claims (9)

  1. 線引き炉の内部に配置した光ファイバ母材を、前記線引き炉の発熱部によって加熱し、線引きして光ファイバとする光ファイバ母材の線引き方法であって、
    前記光ファイバ母材の直径をD(mm)として、線引き方向における前記発熱部の発熱長さをL(mm)としたときに、前記直径Dと前記発熱長さLとの関係がL(mm)≧5D(mm)−50(mm)となるように設定して、前記光ファイバ母材を線引きすることを特徴とする光ファイバ母材の線引き方法。
  2. 線引き炉の内部に配置した光ファイバ母材を、前記線引き炉の発熱部によって加熱し、線引きして光ファイバとする光ファイバ母材の線引き方法であって、
    前記光ファイバ母材の直径をD(mm)として、線引きに伴って形成される前記光ファイバ母材の縮径部の長さをN(mm)としたときに、前記直径Dと前記縮径部の長さNとの関係がN(mm)≧3.95D(mm)となるように線引きすることを特徴とする光ファイバ母材の線引き方法。
  3. 請求項1または2に記載の光ファイバ母材の線引き方法において、前記線引き炉の内部の空間を、線引きに伴って形成される前記光ファイバ母材の縮径部に沿うように窄めた形状とした状態で、線引きを行うことを特徴とする光ファイバ母材の線引き方法。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載の光ファイバ母材の線引き方法において、線引きして得た前記光ファイバを、徐冷炉により徐冷することを特徴とする光ファイバ母材の線引き方法。
  5. 線引き炉の内部に配置した光ファイバ母材を、前記線引き炉の発熱部によって加熱し、線引きして光ファイバとする光ファイバ母材の線引き方法であって、
    線引き後の前記光ファイバを、大気圧以上の徐冷空間を通して徐冷することを特徴とする光ファイバ母材の線引き方法。
  6. 光ファイバ母材を収容するための加熱空間と、前記加熱空間内の前記光ファイバ母材を加熱するための発熱部とを有する線引き炉を備えた光ファイバ母材の線引き装置であって、
    加熱空間の内径をE(mm)として、前記加熱空間の長手方向における前記発熱部の発熱長さをL(mm)としたときに、前記内径Eと前記発熱長さLとの関係がL(mm)≧5E(mm)−50(mm)となるように設定されていることを特徴とする光ファイバ母材の線引き装置。
  7. 請求項6に記載の光ファイバ母材の線引き装置において、前記発熱部は、前記発熱長さLを変更可能とする予備ヒータを備えていることを特徴とする光ファイバ母材の線引き装置。
  8. 請求項6または7に記載の光ファイバ母材の線引き装置において、前記線引き炉から導出された光ファイバを徐冷することが可能な徐冷炉を備えていることを特徴とする光ファイバ母材の線引き装置。
  9. 光ファイバ母材を収容するための加熱空間と、前記加熱空間内の前記光ファイバ母材を加熱するための発熱部とを有する線引き炉を備えた光ファイバ母材の線引き装置であって、
    前記線引き炉から導出された光ファイバを徐冷することが可能な徐冷炉と、前記徐冷炉の内部に設けられた徐冷空間に対してガスを供給して前記徐冷空間の気圧を大気圧以上とすることが可能なガス供給手段とを備えていることを特徴とする光ファイバ母材の線引き装置。
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