JP4018733B2 - ガスセンサ - Google Patents

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本発明は、被測定ガスに曝した状態で用いられるガスセンサであって、内部に収納しているセンサ素子などを被測定ガスに含まれている水分などから防護するプロテクタを備えたガスセンサに関する。
従来より、自動車のエンジンなどの内燃機関に取り付けられ、排気ガス中の酸素濃度を検出する様々な形態の酸素センサが開発されている。そして、その中の1つとして、ジルコニアなどの固体電解質からなるセンサ素子を用いた酸素センサが知られている。
一般的に、この形態の酸素センサは、センサ素子に形成されたガス接触部を排気ガスに曝した構造をしており、ヒータを用いてセンサ素子を高温(約300℃)に加熱して活性化し、排気ガス中の酸素濃度を検出している。
ところで、固体電解質からなるセンサ素子は、熱衝撃に対して脆いので、高温に加熱された状態のセンサ素子に排気ガス中の水分が付着し、急激に冷却されると、クラックが発生するなどしてセンサ素子が破損する虞がある。
このため、上記のような酸素センサには、センサ素子のガス接触部を覆うプロテクタが装着されている。このプロテクタは、有底筒状の管部材からなるものが現在一般的となっており、その側面には、排気ガスをプロテクタ内部に導入すると共に、導入した排気ガスをプロテクタ外部に排出するための挿通孔(以下、「側面孔」という。)が形成されている。
ここで、プロテクタの外部を流れる排気ガスが、プロテクタの外壁に接触すると、排気ガス中の水分が凝縮し、その凝縮水がプロテクタの外壁に付着する。そして、外壁に付着した凝縮水がプロテクタの外壁を伝い、側面孔からプロテクタ内部に侵入することがある。又、プロテクタ内部に導入した排気ガスについても、プロテクタの内壁に接触すると、排気ガス中の水分が凝縮し、凝縮水が生成される。このため、プロテクタの底部には、排気ガスの導入や排出を行うと共に、プロテクタ内部に蓄積される凝縮水を排出するための底孔が形成されている。
又、プロテクタの中には、上記の管部材を二重に重ねてなる二重構造のものも開発されている。この二重構造プロテクタは、外側のプロテクタ(以下、「外側プロテクタ」という。)の側面孔と、内側のプロテクタ(以下、「内側プロテクタ」という。)の側面孔とが互いにずれた位置に形成されており、外側プロテクタの側面孔から導入した排気ガスを内側プロテクタの外壁に接触させ、導入した排気ガスがセンサ素子に至る前に排気ガス中の水分を凝縮するようにされている。
尚、上記した、いずれのプロテクタにおいても、プロテクタに形成された側面孔や底孔の径は小さく設定されており、これら側面孔や底孔が排気ガス中の異物を取り込んでしまうことがないようにされている。
ところで、従来の酸素センサでは、プロテクタ内部に蓄積された凝縮水を効率良く排出できないという問題点があった。そして、凝縮水の排出速度が凝縮水の蓄積速度に追いつかなくなった場合には、プロテクタ内に収納されたセンサ素子やヒータが凝縮水に被水する虞があった。
これは、上述したように、従来の酸素センサでは、プロテクタの底孔の径が小さく設定されているため、凝縮水が底孔を通過する際に、底孔の内部では凝縮水の体積が小さくなってしまい、底孔の底部にて凝縮水に働く表面張力に逆らって凝縮水を底孔の底部から剥離させるのに十分な大きさの重力が底孔内部の凝縮水に作用しないことが原因であると考えられる。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するために、凝縮水の排出性能が従来よりも高いガスセンサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、被測定ガスに接触させるガス接触部を有するガス検出素子と、前記ガス接触部を前記被測定ガスへ曝した状態で前記ガス検出素子を保持するケーシングと、前記ケーシングに設けられ、前記ガス検出素子の前記ガス接触部を覆う有底筒状のプロテクタとを備えたガスセンサであって、前記プロテクタは、2つの有底筒状の管部材の底部を二重に重ね、内側に位置する該管部材の底部の外面と外側に位置する該管部材の底部の内面とを一体化してなると共に、当該プロテクタを挿通する底孔が形成され、且つ、外側に位置する前記管部材に形成された前記底孔は、内側に位置する前記管部材に形成された前記底孔よりも開口面積が大きく設定されていることを特徴とする。
このように構成されたガスセンサでは、凝縮水が底孔を通じて外部へ落下する際、底孔の開口面積が大きくなっていくのに対し、凝縮水の表面積は、表面張力によって小さくなっていくため、底孔を通過する間に、凝縮水は底孔の外縁から剥離していく。即ち、重力のみならず凝縮水の表面張力をも利用して凝縮水を底孔から剥離させるため、従来のガスセンサよりも凝縮水の排出性能が高い。
尚、請求項記載の発明において、底孔の平面形状が円形からなる場合には、請求項記載のように、互いに隣り合う前記管部材において、外側に位置する前記管部材の前記底孔と、内側に位置する前記管部材の前記底孔との径の差は1.0mm以上であることが望ましい。
又、請求項1,2記載の発明において、2つの前記管部材の外周壁にそれぞれ側面孔が形成されている場合には、請求項3記載のように、外側に位置する前記管部材の外周壁に形成された前記側面孔と、内側に位置する前記管部材の外周壁に形成された前記側面孔とは、互いに重なり合わないように設定されているとよい。
又、請求項4記載のように、請求項3記載の発明において、内側に位置する前記管部材の外周壁に形成された前記側面孔は、外側に位置する前記管部材の外周壁に形成された前記側面孔よりも前記プロテクタの底部側に位置するとよい。
又、請求項5記載のように、請求項3,4記載の発明において、内側に位置する前記管部材の外周壁に形成された前記側面孔は、前記ガス検出素子の前記ガス接触部よりも前記プロテクタの底部側に位置するとよい。
以下に本発明の実施形態及び参考形態を図面と共に説明する。
[実施形態]
図1は、本発明を適用した酸素センサの構造を示す断面図である。
図1に示すように、酸素センサ1は、排気ガス中の酸素濃度を検出するセンサ素子2、センサ素子2などを内部に保持するケーシング3、ケーシング3の下端部に装着されたプロテクタ4を有している。
まず、センサ素子2は、ジルコニアからなる長板状に形成された複数のグリーンシートなどを積層して構成されており、センサ素子2の一端部分には、排気ガス中の酸素を当該センサ素子2内に汲み取ったり、当該センサ素子2内の酸素を外部へ汲み出すガス接触部21が形成されている。そして、センサ素子2には、長板状のヒータ13が積層されている。
又、センサ素子2には、ガス接触部形成端とは反対側の端部に、当該センサ素子2から信号を取り出したり、ヒータ13へ電力を供給するための複数の電極端子5がリード線6を介して接続されている。
次に、ケーシング3は、酸素センサ1を内燃機関の排気管などに固定するための主体金具31と、主体金具31の上部に設けられた円筒形状の外筒32とから構成されている。そして、このケーシング3には、センサ素子2、センサ素子2に接続された電極端子5、センサ素子2とケーシング3とを絶縁するための円筒形状の絶縁管8、センサ素子2を絶縁管8内に固定するための滑石粉末からなる充填部材9,14などが収納されている。尚、ケーシング3の上端部からは、電極端子5が突出するようにされ、又、ケーシング3の下端部からは、センサ素子2のガス接触部21が突出するようにされている。更に、ケーシング3の上端部には、電極端子5に嵌合する雌型端子15と、雌型端子15に接続された外部リード線16とを備えた保護外筒17が加締めによって連結されており、センサ素子2やヒータ13へ外部から電力を供給すると共に、センサ素子2の起電力を外部へ取り出すようにされている。
そして、プロテクタ4は、二重構造からなり、外側には、一様な外径を有する有底円筒状の管部材からなる外側プロテクタ41、内側には、上部の外径が下部の外径よりも大きく形成された有底円筒状の管部材からなる内側プロテクタ42が配置されている。尚、内側プロテクタ42の底部の外面は、外側プロテクタの底部の内面にスポット溶接されており、外側プロテクタ41と内側プロテクタ42とは、一体化されている。
又、外側プロテクタ41及び内側プロテクタ42の外周壁には、夫々、丸孔からなる複数の側面孔411,421が形成されており、外部から排気ガスをプロテクタ4内部に導入するようにされている。但し、側面孔411,421は、互いに重なり合わないように設定されている。
ここで、図2にプロテクタ4の底部付近の断面図を示す
図2に示すように、外側プロテクタ41の底部及び内側プロテクタ42の底部の中心部分には、平面形状が円形からなる底孔412,422が互いに重なり合って形成されており、底孔412の径W2は、底孔422の径W1よりも大きく設定されている。
以上のように構成された酸素センサ1では、ヒータ13を用いてセンサ素子2を活性化し、プロテクタ4内部に導入した排気ガス中の酸素濃度を検出する。そして、プロテクタ4の内部に蓄積した凝縮水を底孔412,422を通じて外部に排出する。
ここで、上述したように、底孔412の径W2は底孔422の径W1よりも大きく設定されており、底孔412と底孔422との境界部43では、開口面積が大きくなる。そして、この境界部43では、プロテクタ4の底孔の開口面積が大きくなっていくのに対し、凝縮水の表面積は表面張力により小さくなっていくため、凝縮水は、プロテクタ4の底孔の外縁から剥離していく。
即ち、本実施形態の酸素センサ1では、重力のみならず凝縮水の表面張力をも用いて凝縮水をプロテクタ4の底孔から剥離させるため、従来の酸素センサに比べ、凝縮水の排出性能が高い。
ここで、上記効果を実証するために発明者が実証実験を行っている。
この実証実験は、側面孔を具備せず、1つの底孔のみが形成された有底円筒状の二重構造プロテクタを用いて行ったもので、この二重構造プロテクタの内側プロテクタの内部にスポイトで水を滴下していき、内側プロテクタの内部に蓄積された水が排出され始めるまでに滴下した水の量を測定している。
尚、この二重プロテクタは、高さ20mm、外径10.35mm、肉厚0.4mmの外側プロテクタと、高さ15.4mm、外径9.4mm、肉厚0.3mmの内側プロテクタからなり、内側プロテクタの底面の外壁を外側プロテクタの底面に外壁にスポット溶接して一体化して構成されている。又、発明者は、底孔の径が2.0mm、2.5mm、3.0mmからなる3種類の内側プロテクタと、底孔の径が2.0mm、2.5mm、3.0mm、3.5mm、4.0mm、4.5mmからなる6種類の外側プロテクタとを夫々複数用意し、それらを全て異なるパターンで組み合わせて実証実験を行っている。
そして、この実証実験は、二重構造プロテクタを水平方向から上方に90゜の角度を持たせた状態(つまり、直立させた状態)と、酸素センサを実際に自動車のエンジンに取り付けた場合と同じ水平方向から上方に60゜の角度を持たせた状態とで行った。
ここで、図3は、二重構造プロテクタを水平方向から上方に90゜の角度を持たせた状態で行った実験結果を示すグラフであり、図4は、二重構造プロテクタを水平方向から上方に60゜の角度を持たせた状態で行った実験結果を示すグラフである。
図3,4に示すように、外側プロテクタの径が内側プロテクタの径よりも大きくなるに従い(グラフの横軸における右方向)、少ない滴下量で水が排出され始めている。そして、二重構造プロテクタの角度や内側プロテクタの底孔の径がいずれの場合でも、外側プロテクタの底孔の径が内側プロテクタの底孔の径よりも1.0mm大きい場合に、最も少ない滴下量で二重構造プロテクタ内部の水が排出され始めている。
つまり、底孔の平面形状が円形からなる二重構造プロテクタにおいて、内側プロテクタの底孔の径が2.0mm〜3.0mmの範囲にある場合には、外側プロテクタの底孔の径を内側プロテクタの底孔の径よりも1.0mm大きく設定することが最適といえる。
参考形態]
次に参考形態について説明する。
参考形態の酸素センサは、実施形態の酸素センサ1におけるプロテクタ4を別の形態のプロテクタに置き換えただけである。
従って、ここでは、酸素センサのプロテクタについてのみ詳述し、その他の構成要素についての説明は省略する。
ここで、図5は、本参考形態の酸素センサに用いるプロテクタ10の断面図である。
図5に示すように、プロテクタ10は、一重構造からなり、外径及び内径が一様な円筒状の管部材から構成されている。そして、プロテクタ10の下端付近の外周壁には、丸孔からなる側面孔11が形成されており、この側面孔11から排気ガスを内部に導入するようにされている。
又、プロテクタ10の底部には、平面形状が円形からなる底孔12が形成されている。尚、この底孔12は、プロテクタ10の内側から外側にかけて開口面積が大きくなるようにテーパ状の断面形状を有している。即ち、プロテクタ10は、実施形態のプロテクタ4と同様に、凝縮水の表面張力を利用して、凝縮水をプロテクタ10の底孔から剥離させる。
このため、プロテクタ10を備えた本参考形態の酸素センサは、実施形態の酸素センサ1と同様の効果を得ることができる。
尚、本参考形態の酸素センサにおいて、上述のプロテクタ10の底孔は、図6,7に示すプロテクタ50,60の底孔52,62のように、プロテクタ50,60の内側から外側に至る一区間の径の大きさが一様(つまり、開口面積が一様)であり、それ以外の部分は、プロテクタ50,60の外部に向かって開口面積が大きくなるように、テーパ状の断面形状を有するように形成されていても良い。
又、本参考形態の酸素センサにおいて、上述のプロテクタ10を図8に示すプロテクタ70に置き換えても良い。
図8に示すように、プロテクタ70は、プロテクタ10の底面の外壁に、底孔12を囲繞するとともに、プロテクタ10の底面からプロテクタ10の軸方向に沿って外側に向かうに従って開口面積が大きくなるスカート部71を備えたものである。
尚、このプロテクタ70のようにスカート部を備える場合、プロテクタ70の底孔12は、図9に示すプロテクタ80の底孔82のように、プロテクタの内側から外側にかけて開口面積が一様にされていても良いし、上述したプロテクタ50,60のように、プロテクタの内側から外側に至る一区間の開口面積が一様で、それ以外の部分は、プロテクタの外部に向かって開口面積が大きくなるようにテーパ状の断面積を有するように形成されていても良い。
又、スカート部は、プロテクタの底部から外部に至る一区間の開口面積が一様にされ、それ以外の部分の開口面積はプロテクタの外部に向かって広がっていくようにテーパ状に断面積を有していても良い。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態におけるプロテクタの底孔の平面形状は、円形であったが、楕円形や多角形からなっていても良い。
又、上記実施形態におけるプロテクタには、底孔が1つ形成されているだけであったが、底孔を複数形成しても良い。
この場合、プロテクタの排水性能をより向上させることができる。
又、上記実施形態では、プロテクタは、一重もしくは二重構造であったが、3つ以上のプロテクタを重ねて構成されていても良い。
又、上記実施形態では、本発明を酸素センサに適用したが、被測定ガス中における他の成分の濃度を検出したり、空燃比の検出を行うガスセンサに適用しても良い。
施形態における酸素センサ1の構造を示す断面図である。 酸素センサ1に装着したプロテクタ4の断面図である。 二重構造プロテクタを水平方向から上方に90゜の角度を持たせた状態で行った実証実験の結果を示すグラフである。 二重構造プロテクタを水平方向から上方に60゜の角度を持たせた状態で行った実証実験の結果を示すグラフである。 参考形態の酸素センサに装着するプロテクタ10の断面図である。 プロテクタ50の断面図である。 プロテクタ60の断面図である。 プロテクタ70の断面図である。 プロテクタ80の断面図である。
符号の説明
1…酸素センサ、 2…センサ素子、 3…ケーシング、 4…プロテクタ、
5…電極端子、 6…リード線、 8…絶縁管、 9…充填部材、 10…プロテクタ、 11…側面孔、 12…底孔、 13…ヒータ、 14…充填部材、 15…雌型端子、 16…外部リード線、 17…保護外筒、 31…主体金具、 32…外筒、 41…外側プロテクタ、 42…内側プロテクタ、 43…境界部、 50…プロテクタ、 52…底孔、 60…プロテクタ、 62…底孔、 70…プロテクタ、 71…スカート部、 80…プロテクタ、 82…底孔、 411…側面孔、 412…底孔、 421…側面孔、 422…底孔。

Claims (5)

  1. 被測定ガスに接触させるガス接触部を有するガス検出素子と、
    前記ガス接触部を前記被測定ガスへ曝した状態で前記ガス検出素子を保持するケーシングと、
    前記ケーシングに設けられ、前記ガス検出素子の前記ガス接触部を覆う有底筒状のプロテクタと、
    を備えたガスセンサであって、
    前記プロテクタは、2つの有底筒状の管部材の底部を二重に重ね、内側に位置する該管部材の底部の外面と外側に位置する該管部材の底部の内面とを一体化してなると共に、当該プロテクタを挿通する底孔が形成され、且つ、
    外側に位置する前記管部材に形成された前記底孔は、内側に位置する前記管部材に形成された前記底孔よりも開口面積が大きく設定されていることを特徴とするガスセンサ。
  2. 前記底孔の平面形状は円形からなり、
    互いに隣り合う前記管部材において、外側に位置する前記管部材の前記底孔と、内側に位置する前記管部材の前記底孔との径の差は1.0mm以上であることを特徴とする請求項1記載のガスセンサ。
  3. 2つの前記管部材の外周壁には、それぞれ側面孔が形成され、
    外側に位置する前記管部材の外周壁に形成された前記側面孔と、内側に位置する前記管部材の外周壁に形成された前記側面孔とは、互いに重なり合わないように設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のガスセンサ。
  4. 内側に位置する前記管部材の外周壁に形成された前記側面孔は、外側に位置する前記管部材の外周壁に形成された前記側面孔よりも前記プロテクタの底部側に位置することを特徴とする請求項3記載のガスセンサ。
  5. 内側に位置する前記管部材の外周壁に形成された前記側面孔は、前記ガス検出素子の前記ガス接触部よりも前記プロテクタの底部側に位置することを特徴とする請求項3又は請求項4記載のガスセンサ。
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