JP4016475B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空調ダクト(ケーシング)内にコア側通路(ホット側通路)と反コア側通路(コールド側通路)とを区画するようにヒータコアを設けると共に、エバポレータ下流とヒータコア上流との間にヒータコア通過風量を調整するエアミックスドアが配設されたような車両用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の車両用空気調和装置としては、例えば図8に示す如き構成の装置がある。
すなわち、空調経路を構成するケーシング81を設け、このケーシング81内にエバポレータ82(蒸発器)を配置する一方、エバポレータ82の下流部にはヒータコア83(加熱用熱交換器)を配設して、このヒータコア83でエバポレータ82下流側のケーシング81内をコア側通路(いわゆるホット側通路、温風通路)84と、反コア側通路(いわゆるコールド側通路、冷風通路)85とに区画し、さらにヒータコア83の下端上流部にその下流支点86を中心に回動するエアミックスドア87を設けると共に、反コア側通路85のケーシング81内壁面寄りの位置には支点88を中心に揺動するフラップ89を取付けた車両用空気調和装置である。
【0003】
この従来装置においては上述のエアミックスドア87を実線位置に設定した時、エバポレータ82で冷却された冷風が反コア側通路85から流出して、フルコールド状態となる一方、上述のエアミックスドア87を仮想線位置に設定した時、エバポレータ82を経由した空調風はその全量がヒータコア83に導かれ、このヒータコア83で加熱された温風がコア側通路84から流出して、フルホット状態となる。
【0004】
また上述のエアミックスドア87を中間位置、特にフルホット状態を確保する図8の仮想線位置よりも所定量上方に変位させた時には、ヒータコア83を通過した温風と、ヒータコア83を通過しない冷風とを良好に混合させる目的で、上述のフラップ89を図8の仮想線位置に揺動させて、流出空調風の温度ムラを防止する一方、フルコールド時においては通風抵抗を低減させる目的で、フラップ89を図8に実線で示す如く水平位置に揺動させるものである。
【0005】
しかし、この従来装置にあっては単一のエアミックスドア87でヒータコア通過風量をコントロールしている関係上、ドア87それ自体、並びに装置全体が大型化し、併せて冷風と温風とを良好に混合して温度ムラ発生を防止する目的で別途フラップ89が必要となる問題点があった。
従来、このような問題点を解消して装置のコンパクト化を図る目的で、特開平9−109661号公報に記載の車両用空気調和装置が既に発明されている。
【0006】
つまり、図9に示すようにケーシング90内にエバポレータ91を配設し、このエバポレータ91下流と空調風流出口92との間にヒータコア93を設けて、このヒータコア93を上方に迂回する迂回通路94と、下方に迂回する迂回通路95とを形成すると共に、ヒータコア通過風量をコントロールする2つのドア96,97と、フルコールド時において車室内の急速冷房に対応して図9の実線位置から同図の仮想線位置へ回動されるドア98とを設けた装置である。
【0007】
この図9に示す従来装置においてはフルコールド(最強冷房)時とフルホット(最強暖房)時との中間の空調温度中間時に上述の合計3つのドア96,97,98を図示の実線位置に設定し、迂回通路94を通る冷風(矢印c参照)と、ヒータコア93を通過した温風(矢印h参照)とを混合させて、空調風(矢印e参照)を空調風流出口92から流出するものである。
【0008】
この図9に示す従来装置にあっては、エアミックスドアの複数分割構成により装置のコンパクト化を図ることができる利点がある反面、2つの迂回通路94,95とヒータコア93を通過する通路(矢印h参照)との合計3通路を要するため、通路構成が複雑化し、また上述の迂回通路94の形成により装置全体の通風抵抗が大となる問題点があり、併せて上述のドア98には図8で示したフラップ89のようにフルコールド時とフルホット時との中間の空調温度中間時において冷風をヒータコア93下流側へ案内して、冷風と温風とを混合させるような機能を期待することができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、ヒータコア上流にヒータコア通過風量を調整する第1ドアが配設されたものにおいて、第1ドアと対向して反コア側通路(コールド通路)に第2ドアを設け、第1ドアが中立位置よりも反コア側通路の閉鎖傾向にある空調温度中間時において、第2ドアで反コア側通路の冷風とヒータコアを通過した温風とを混合すべく該第2ドアをヒータコア下流に指向させるように構成することで、エアミックスドアの複数分割化により装置の小型コンパクト化を達成しつつ、上記空調温度中間時の第2ドアの指向構成により、この第2ドアに前記フラップ機能を兼備させて、冷風と温風との混合性向上を図って、温度ムラを低減し、良好な空調性能を確保することができ、また、上述の空調温度中間時において第2ドアが開制御され、この第2ドアの向きがヒータコア下流方向に向くように構成することで、この第2ドアの開度合に対応して通風抵抗の低減を図ることができ、
さらに、第1ドアと対向してヒータコア上流のコア側通路に設けられ該第1ドアと共にヒータコア通過風量を制御する第3ドアを備えることで、エアミックスドアの3分割化により装置のさらなる小型コンパクト化を達成することができる車両用空気調和装置の提供を目的とする。
【0010】
この発明の一実施態様は、上述のヒータコアを空調ダクトのコア側通路(ホット通路)にて該ダクトに当接配置することで、ドア数を削減して、装置コストの低減を図ることができ、また、上述の第2ドアの上流支点を空調ダクト内面に軸支することで、この第2ドアをダクト内面に沿設回動することができ、通風抵抗の削減を図ることができ、さらに、上述の第3ドアの上流支点を空調ダクト内面に軸支することで、この第3ドアをダクト内面に沿設回動することができ、通風抵抗の削減を図ることができる車両用空気調和装置の提供を目的とする。
【0011】
この発明の一実施態様は、各ドアをエバポレータの下流に配設し、エバポレータとヒータコアとを略並列に配設することで、装置のコンパクト化を図ることができる車両用空気調和装置の提供を目的とする。
【0012】
この発明の一実施態様は、フルコールドからフルホットへの移行時またはフルホットからフルコールドへの移行時において3つのドアのうちの1つのドアを開閉規制し、残り2つのドアの一方または双方を開度調整して、移行切換えを実行することで、空調風の温度急変を緩和抑制して、乗員に与える違和感をなくすことができる車両用空気調和装置の提供を目的とする。
【0013】
この発明の一実施態様は、上述の空調温度中間時の状態よりもコールド側にある状態から該空調温度中間状態に移行する時、第3ドアの開動作に対して、第1ドア、第2ドアで冷風と温風との混合状態を得るように、これら第1ドア、第2ドアを先行駆動することで、これら第1および第2の各ドアの先行駆動により冷風がヒータコア下流に良好に導かれて、良好な混合状態(エアミックス状態)を確保することができる車両用空気調和装置の提供を目的とする。
【0014】
この発明の一実施態様は、第1ドアおよび第2ドアにより反コア側通路(コールド通路)を閉鎖するフルホット方向への移行時に、第2ドアを先行閉鎖し、第1ドアを後行閉鎖することで、先行閉鎖した第2ドアにより冷風がヒータコア下流に良好に導かれ、冷風と温風との混合性向上を図ることができる車両用空気調和装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両用空気調和装置は、空調ダクト内にコア側通路と反コア側通路とを区画するようにヒータコアを設けると共に、ヒータコアの上流にはヒータコア通過風量を調整する第1ドアが配設された車両空気調和装置であって、上記第1ドアと対向して反コア側通路に設けられ該第1ドアと共に反コア側通路の流量を制御する第2ドアを設け、上記第1ドアが中立位置よりも反コア側通路の閉鎖傾向にある空調温度中間時において、第2ドアで反コア側通路の冷風とヒータコアを通過した温風とを混合すべく該第2ドアをヒータコア下流に指向させるように構成し、上記空調温度中間時において第2ドアが開制御され、該第2ドアの向きがヒータコア下流方向に向き、上記第1ドアと対向してヒータコア上流のコア側通路に設けられ該第1ドアと共にヒータコア通過風量を制御する第3ドアが設けられ、上記第2および第3の各ドアが第1ドアの上流に配設され、その上流支点が空調ダクトに軸支され、第2および第3の各ドアの全開時には、これら各ドアが空調ダクト内面に沿い、第2および第3の各ドアの全開時よりも閉鎖傾向において常に流動方向を他方の通路のヒータコア下流側に指向させる向きになり、上記第1ドアはコア側通路、反コア側通路の各全閉状態において全閉側通路の上流に傾斜し、かつ各通路の一部を覆う長さに設定され、上記第2および第3の各ドアは、その全閉状態において通路中央側下流に傾斜し、かつ、それぞれコア側通路、反コア側通路の一部を覆う長さに設定され、上記第2ドア、第3ドアは、少なくとも開度比率が小さい方のドアが、常に反対側の通路に流動方向を指向させる向きになるものである。
【0016】
この発明の一実施態様は、上記ヒータコアは空調ダクトのコア側通路にて該空調ダクトに当接配置され、上記第2ドアはその上流支点が空調ダクト内面に軸支され、上記第3ドアはその上流支点が空調ダクト内面に軸支され、上記反コア側通路以外に、ヒータコアの迂回通路が存在せず、上記第2および第3の両ドアは、その全開時に空調ダクト内面と面一状になるように、その上流支点を上記空調ダクト内面に軸支されたものである。
【0017】
この発明の一実施態様は、上記第1、第2、第3の各ドアはエバポレータの下流に配設され、該エバポレートと上記ヒータコアとが略並列に配設されたものである。
【0018】
この発明の一実施態様は、フルコールドからフルホットへの相互移行時において1つのドアを開閉規制し、残り2つのドアの一方または双方を開度調整して移行切換えを実行するものである。
【0019】
この発明の一実施態様は、上記空調温度中間時の状態よりもコールド側にある状態から該空調温度中間状態に移行する時、第3ドアの開動作に対して、第1および第2の各ドアで冷風と温風との混合状態を得るように、これら各ドアを先行駆動するものである。
【0020】
この発明の一実施態様は、上記第1ドアおよび第2ドアにより反コア側通路を閉鎖する時、第2ドアを先行閉鎖し、第1ドアを後行閉鎖するものである。
【0021】
【発明の作用及び効果】
この発明によれば、エアミックスドアをヒータコアの上流においてヒータコア通過風量を調整する第1ドアと、この第1ドアに対向して反コア側通路に設けられ該第1ドアと共に反コア側通路の流量を制御する第2ドアとに複数分割したので、装置の小型コンパクト化を達成することができる効果がある。
しかも、上述の第1ドアが中立位置よりも反コア側通路の閉鎖傾向にあるような空調温度中間時において、第2ドアをヒータコア下流に指向すべく構成したので、この第2ドアに前述のフラップ機能を兼備させることができ、上記空調温度中間時に第2ドアで案内される冷風と、ヒータコアを通過した温風との混合性向上を図って、温度ムラを低減し、良好な空調性能を確保することができる効果がある。
【0022】
また、上述の空調温度中間時においては第2ドアがヒータコア下流方向に向くことはもとより、該第2ドアが開制御されるので、この第2ドアの開度に応じて冷風を第2ドアで案内してヒータコア下流方向へ導出することができ、この結果、通風抵抗の低減を図ることができる効果がある。
【0023】
さらに、上述の第1ドア、第2ドアに加えて、第1ドアと共にヒータコア通過風量をコントロールする第3ドアをヒータコア上流のコア側通路に設けたので、エアミックスドアの3分割化により装置全体のさらなる小型コンパクト化、小容積化を達成することができる効果がある。
【0024】
この発明の一実施態様によれば、上述のヒータコアを空調ダクトのコア側通路にて該ダクトに当接配置したので、ダクト・ヒータコア間に無駄な通路が形成されることがなく、このためドア数を削減して、装置コストの低減を図ることができる効果がある
【0025】
また、第2ドアはその上流支点が空調ダクト内面に軸支されているので、この第2ドアをダクト内面に沿設回動することができて、通風抵抗の削減を図ることができる効果がある。
【0026】
さらに、第3ドアはその上流支点が空調ダクト内面に軸支されているので、この第3ドアをダクト内面に沿設回動することができて、通風抵抗の削減を図ることができる効果がある。加えて、送風をコンパクトな合計3枚のドアにて、適切に混合することができる。しかも、迂回通路を有さないので、装置全体の通風抵抗の低減を図ることができる。
【0027】
この発明の一実施態様によれば、第1、第2、第3の各ドアをエバポレータの下流に配設し、該エバポレータと上記ヒータコアとを略並列に配設したので、装置のコンパクト化を図ることができる。
【0028】
この発明の一実施態様によれば、フルコールドからフルホットへの相互移行時には3つのドアのうちの1つのドアを開閉規制し、残り2つのドアの一方または双方を開度調整して移行切換えを実行するので、空調風の温度急変を緩和抑制して、乗員に与える違和感をなくすことができる効果がある。
因に、3つのドアを同時に切換えると移行過多により温度急変が生じ、乗員に違和感を与えるが、上記構成によりこのような問題点を解消することができる。
【0029】
この発明の一実施態様によれば、上述の空調温度中間時の状態よりもコールド側にある状態から、この空調温度中間状態に移行する時、第3ドアの開動作に対して、第1ドアおよび第2ドアを先行駆動して、これら第1、第2の各ドアで冷風と温風との混合状態を得る。このように第1ドア、第2ドアを先行駆動するので冷風がヒータコア下流に確実に導出案内され、良好な混合状態(エアミックス状態)を確保することができる効果がある。
【0030】
この発明の一実施態様によれば、第1ドアおよび第2ドアにより反コア側通路(コールド通路)を閉鎖してフルホット方向へ移行する時、第2ドアを先行閉鎖し、第1ドアを後行閉鎖するので、先行閉鎖した第2ドアにより冷風(第2ドアの先行閉鎖時点において未だ完全閉鎖されていない第1ドア側の開口から流出する冷風)がヒータコア下流方向へ良好に導出案内され、冷風と温風との混合性向上を図ることができる効果がある。
【0031】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両用空気調和装置を示し、図1において、空調ダクトとしてのケーシング1を設け、このケーシング1内にエバポレータ2(冷却用の熱交換器)を配置する一方、エバポレータ2の下流部にはヒータコア(加熱用の熱交換器)3を配設して、このヒータコア3でエバポレータ2下流側のケーシング1内をコア側通路(いわゆるホット側通路、温風通路)4と、反コア側通路(いわゆるコールド側通路、冷風通路)5との2通路に区画している。
【0032】
ここで、上述のヒータコア3はその一端部がコア側通路4のケーシング1内面に当接配置されると共に、このヒータコア3にはエンジン6の冷却水(温水)が流通され、ヒータコア3を通過する空気を加熱すべく構成している。
また上述のエバポレータ2は冷媒を用いる冷却回路7に介設されたものである。
この冷却回路7はエンジン6で駆動される圧縮機8の吐出側に凝縮器9、受液器10、膨張機構(キャピラリチューブまたは膨張弁)11を介して上述のエバポレータ2(蒸発器)を接続し、このエバポレータ2の後位を圧縮機8の吸引側に接続した冷却サイクルである。
そして、上述の冷却回路7は周知の如く、圧縮機8の駆動により、この圧縮機8で圧縮され高圧となった冷媒が、凝縮器9に送られ、ここで液化して受液器10に至った後に、この高圧冷媒液は膨張機構11に導かれ、この膨張機構11で絞り膨張されて低圧となった冷媒はエバポレータ2内に入り、周囲より熱を奪って蒸発して蒸発ガスとなり、再び圧縮機8に吸込まれる。このためエバポレータ2を通過する空気を冷却することができる。
【0033】
ところで、上述のヒータコア3の他端上流部にはその下流支点12を中心に回動する第1ドア13を設け、この下流支点12から上流側へ延びる該第1ドア13によりヒータコア3通過風量を調整すべく構成している。
【0034】
上述のコア側通路4におけるエバポレータ2とヒータコア3との間の上下流中間位置で、かつコア側通路4の略中央部にはケーシング1と一体的に形成された筒軸状の受け棒14を設け、同様に反コア側通路5において上述の受け棒14と対応する位置にもケーシング1と一体的に形成された筒軸状の受け棒15を設けている。
そして、第1ドア13により、その下流支点12の軸受部16と受け棒14との間の開口17、並びに軸受部16と受け棒15との間の開口18を開度制御すべく構成している。
【0035】
また上述の第1ドア13と対向するように反コア側通路5のケーシング1内面にはその上流支点19を中心に回動する第2ドア20を設け、この上流支点19から下流側へ延びる該第2ドア20により第1ドア13と共に反コア側通路5の流量を制御すべく構成している。
【0036】
この第2ドア20はその上流支点19の軸受部21と受け棒15との間の開口22を開度制御するもので、この第2ドア20の図1に示す全開時には該第2ドア20のドア面(図示上面)とケーシング1の内壁面1aとが面一状となって、通風抵抗の削減を図るように構成している。
【0037】
さらに上述の第1ドア13と対向するようにコア側通路4のケーシング1内面にはその上流支点23を中心に回動する第3ドア24を設け、この上流支点23から下流側へ延びる該第3ドア24により第1ドア13と共にヒータコア通過風量を制御すべく構成している。
【0038】
この第3ドア24はその上流支点23の軸受部25と受け棒14との間の開口26を開度制御するもので、この第3ドア24の全開時(図7参照)には該第3ドア24のドア面(図7の下面)とケーシング1の内壁面1bとが面一状となって、通風抵抗の削減を図るように構成している。
上述の第1ドア13、第2ドア20、第3ドア24には図示しないリンク機構によって互いに協調駆動されるか、或はそれぞれ独立するアクチュエータによって互いに協調制御されるように構成している。
【0039】
図2〜図7は上記構成の車両用空気調和装置の各空調状態を示し、図2は最大冷房時に相当するフルコールド状態を示し、図3は暖房能力約20%の状態を示し、図4は暖房能力約40%の状態を示し、図5は暖房能力約60%に相当する空調温度中間時の状態を示し、図6は暖房能力約80%の状態を示し、図7は最大暖房時に相当するフルホット状態を示す。
【0040】
特に、図5に示すように第1ドア13が中立位置(図4に示す水平位置参照)よりも反コア側通路5の閉鎖傾向にある空調温度中間時において、上述の第2ドア20で反コア側通路5の冷風とヒータコア3を通過した温風とをヒータコア下流部において混合すべく該第2ドア20をヒータコア3の下流方向へ向けて指向させるように構成している。この場合、通風抵抗の低減を図る目的で、第2ドア20により開口22を開制御した条件下において該第2ドア20の向きがヒータコア3の下流方向へ向くように構成している。
【0041】
また図2に示すフルコールドから図7に示すフルホットへの移行時、または図7に示すフルホットから図2に示すフルコールドへの移行時においては合計3つのドア13,20,24のうちの1つのドアを開閉規制(開閉禁止)し、残り2つのドアの一方または双方の開度を調整して、移行切換えを実行するように構成している。
【0042】
しかも、図5に示す空調温度中間時の状態よりもコールド側にある図4の状態(第1ドア13が中立位置にある状態)から図5の空調温度中間状態に移行する時、第3ドア24の開動作(開口26を開放する動作)に対して、第1ドア13と第2ドア20とで冷風とヒータコア3を通過した温風との混合状態を確保するように、これら第1ドア13および第2ドア20を先行駆動すべく構成している。
この実施例では図4の状態から図5の状態への移行時に、第3ドア24を停止保持し、第1ドア13で開口18を閉鎖する方向へ、また第2ドア20で開口22を閉鎖する方向へ、これら各ドア13,20を先行して駆動するように構成している。
【0043】
さらに図5に示す空調温度中間時の状態から図6に示すように反コア側通路5を閉鎖しようとする時、図6に示す如く第2ドア20で開口22を先行閉鎖し、第1ドア13で開口18を後行閉鎖(図7参照)すべく構成し、図6の状態下において先行閉鎖した第2ドア20により冷風の流動方向をヒータコア3下流部に指向案内し、図6の時点では第1ドア13にて未だ完全閉鎖されていない開口18から流出する冷風をヒータコア3の下流部へ導出案内して、この冷風とヒータコア3を通過した温風とを該ヒータコア下流部において混合するように構成している。
【0044】
このように構成した車両用空気調和装置の作用を以下に詳述する。
図2に示すフルコールド時(最大冷房時)にあっては第1ドア13で開口17を完全閉鎖し、第3ドア24で開口26を完全閉鎖して、コア側通路4(ホット側通路)を完全しゃ断(全閉)すると共に、第1ドア13で開口18を完全開放し、第2ドア20で開口22を完全開放して、反コア側通路5(コールド側通路)を完全開放(全開)と成す。つまりコア側通路4と反コア側通路5との開度比率を零割対10割(0:10)に設定する。
【0045】
このため、エバポレータ2を通過した冷風の全量が開口18,22を含む反コア側通路5を介して流出するので、フルコールド状態を得ることができる。
【0046】
図2に示す如くフルコールド状態から図3に示す暖房能力約20%のニアフルコールド状態へ移行する時には通風抵抗の低減を考慮して第2ドア20を開閉規制し、第1ドア13と第3ドア24とが略平行になるように、これら各ドア13,24を所定量開制御して、開口17,26を所定量開放して、ヒータコア通過量を調整する。つまり開口17,26の開度の合計と、開口18,22の開度の合計との比率を約2:8に設定する。
【0047】
このため、図3に示す状態下にあっては、エバポレータ2を通過した大半(約8割)の冷風は反コア側通路5から流出し、残り少量(約2割)の冷風はヒータコア3で加熱されて温風となった後にコア側通路4から流出するので、暖房能力約20%の状態を確保することができる。
【0048】
図3に示す暖房能力約20%の状態から図4に示す暖房能力約40%の状態へ移行する時には、第3ドア24を開閉規制し、第1ドア13を中立位置(図示の水平位置)まで回動させると共に、第2ドア20を開口22の方向へ所定小角度回動させる。つまり開口17,26の開度の合計と、開口18,22の開度の合計との比率を約4:6に設定する。
【0049】
このため、図4に示す状態下にあっては、エバポレータ2を通過した過半部(約6割)の冷風は反コア側通路5から流出し、残り(約4割)の冷風はヒータコア3で加熱されて温風となった後にコア側通路4から流出するので、暖房能力約40%の状態を確保することができる。
【0050】
図4に示す暖房能力約40%の状態から図5に示す空調温度中間状態(暖房能力約60%の状態)へ移行する時には、第3ドア24の開動作に対して、第1ドア13および第2ドア20を先行駆動し、第1ドア13で開口18の開度を絞り勝手に制御(但し、閉鎖しない)し、第2ドア20で開口22の開度を絞り勝手に制御(但し、閉鎖しない)し、これら第1および第2の各ドア13,20をほぼ平行状態とし、特に第2ドア20をヒータコア3の下流方向へ指向させる。
【0051】
この場合、開口17,26の開度の合計と、開口18,22の開度の合計との比率を約6:4に設定する。
【0052】
このため図5に示す空調温度中間状態下にあっては、エバポレータ2を通過した過半部(約6割)の冷風はヒータコア3で加熱されて温風となった後に、コア側通路4から流出し、残り(約4割)の冷風は開口18,22を介して反コア側通路5から流出しようとするが、第2ドア20の指向方向によりこの冷風はヒータコア3の下流方向へ導出案内され、この冷風と上述の温風とがヒータコア3の下流側において良好に混合(エアミックス)して、温度ムラを低減させるので、暖房能力約60%の状態を確保することができる。
【0053】
図5に示す空調温度中間状態から図6に示す暖房能力約80%のニアフルホット状態へ移行する時には、反コア側通路5(コールド側通路)を閉鎖方向に制御するが、この場合、第2ドア20を先行閉鎖する。
【0054】
この実施例では図5から図6への移行時に、第1ドア13を開閉規制し、第2ドア20で開口22を先行して完全閉鎖する一方、第3ドア24で開口26を所定開度に開放し、開口17,26の開度の合計と、開口18,22の開度の合計との比率を約8:2に設定する。
【0055】
このため図6に示す暖房能力約80%の状態下にあっては、エバポレータ2を通過した大半(約8割)の冷風はヒータコア3で加熱されて温風となった後に、コア側通路4から流出し、残り少量(約2割)の冷風は1つの開口18を介して反コア側通路5から流出しようとするが、第2ドア20の先行閉鎖による指向方向にて冷風はヒータコア3の下流方向へ導出案内され、この冷風と上述の温風とがヒータコア3の下流側において良好に混合して、温度ムラを低減させるので、暖房能力約80%の状態を確保することができる。この図6に示す第2ドア20による冷風の案内方向は図5のそれに対して急角度となり、冷風と温風とが急交差角度にてさらに良好に混合される。
【0056】
図6に示す暖房能力約80%の状態から図7に示すフルホット(最大暖房)状態へ移行する時には、第2ドア20を開閉規制し、第1ドア13で開口18を完全閉鎖(後行閉鎖)すると共に、開口17を完全開放し、第3ドア24で開口26を完全開放する。つまり反コア側通路(コールド側通路)5を完全しゃ断(全閉)する一方、コア側通路4を完全開放(全開)する。つまり、コア側通路4と反コア側通路5との開度比率を10:0に設定する。
【0057】
このため、図7に示す状態下にあっては、エバポレータ2を通過した冷風の全量が開口17,26を含むコア側通路4を介してヒータコア3に導かれ、このヒータコア3で加熱された温風が流出するので、フルホット状態を確保することができる。
【0058】
以上要するに上記実施例の車両用空気調和装置によれば、エアミックスドアをヒータコア3の上流においてヒータコア通過風量を調整する第1ドア13と、この第1ドア13に対向して反コア側通路5に設けられ該第1ドア13と共に反コア側通路5の流量を制御する第2ドア20とに複数分割したので、装置の小型コンパクト化を達成することができる効果がある。
しかも、図5に示すように上述の第1ドア13が中立位置よりも反コア側通路5の閉鎖傾向にあるような空調温度中間時において、第2ドア20をヒータコア3の下流に指向すべく構成したので、この第2ドア20に前述のフラップ機能を兼備させることができ、上記空調温度中間時(図5参照)に第2ドア20で案内される冷風と、ヒータコア3を通過した温風との混合性向上を図って、温度ムラを低減し、良好な空調性能を確保することができる効果がある。
【0059】
また、上述のヒータコア3を空調ダクト(ケーシング1参照)のコア側通路4にて該ダクト(ケーシング1参照)に当接配置したので、ダクト・ヒータコア間(ケーシング1,ヒータコア3間参照)に無駄な通路が形成されることがなく、このためドア数を削減して、装置コストの低減を図ることができる効果がある。
【0060】
しかも、上述の空調温度中間時(図5参照)においては第2ドア20がヒータコア3の下流方向に向くことはもとより、該第2ドア20が開制御され開口22を開いているので、この第2ドア20の開度に応じて冷風を第2ドア20で案内してヒータコア3の下流方向へ導出することができ、この結果、通風抵抗の低減を図ることができる効果がある。
【0061】
さらに、上述の第1ドア13、第2ドア20に加えて、第1ドア13と共にヒータコア通過風量をコントロールする第3ドア24をヒータコア3の上流のコア側通路4に設けたので、エアミックスドアの3分割化により装置全体のさらなる小型コンパクト化、小容積化を達成することができる効果がある。
【0062】
加えて、第2ドア20はその上流支点19が空調ダクト内面(ケーシング1の内壁面参照)に軸支されているので、この第2ドア20をダクト内面(ケーシング内壁面参照)に沿設回動することができて、通風抵抗の削減を図ることができる効果がある。
【0063】
同様に、第3ドア24はその上流支点23が空調ダクト内面(ケーシング1の内壁面参照)に軸支されているので、この第3ドア24をダクト内面(ケーシング内壁面参照)に沿設回動することができて、通風抵抗の削減を図ることができる効果がある。
【0064】
また、フルコールド(図2参照)からフルホット(図7参照)への相互移行時には3つのドア13,20,24のうちの1つのドアを開閉規制し、残り2つのドアの一方または双方を開度調整して移行切換えを実行するので、空調風の温度急変を緩和抑制して、乗員に与える違和感をなくすことができる効果がある。
【0065】
因に、3つのドアを同時に切換えると移行過多により温度急変が生じ、乗員に違和感を与えるが、上記構成によりこのような問題点を解消することができる。
【0066】
さらに、上述の空調温度中間時の状態(図5参照)よりもコールド側にある状態(図4参照)から、この空調温度中間状態に移行する時(図4から図5への移行時)、第3ドア24の開動作に対して、第1ドア13および第2ドア20を先行駆動して、これら第1、第2の各ドア13,20で冷風と温風との混合状態を得る。このように第1ドア13、第2ドア20を先行駆動するので冷風がヒータコア下流に確実に導出案内され、良好な混合状態(エアミックス状態)を確保することができる効果がある。
【0067】
さらにまた、第1ドア13および第2ドア20により反コア側通路5(コールド通路)を閉鎖してフルホット方向へ移行する時(図5の状態から図6乃至図7の状態に移行する時)、第2ドア20を先行閉鎖(図6参照)し、第1ドア13を後行閉鎖(図7参照)するので、先行閉鎖した第2ドア20により冷風(第2ドア20の先行閉鎖時点において未だ完全閉鎖されていない第1ドア13側の開口18から流出する冷風)がヒータコア3の下流方向へ良好に導出案内され、冷風と温風とを図5の交差角度に対して急角度に交差させて、これら冷風および温風の混合性向上を図ることができる効果がある。
【0068】
加えて、図9で示したような迂回通路を有さないので、装置全体の通風抵抗の低減を図ることができる効果がある。
【0069】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の空調ダクトは、実施例のケーシング1に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0070】
例えば上記実施例においては第1ドア13、第2ドア20、第3ドア24の長さを略等長に設定したが、長さの異なるドアと成してもよい。特に第2ドア20はケーシング1の内容積を増加しない範囲で他のドア13,24よりも長く設定し、冷風と温風との混合性能をより一層高めるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両用空気調和装置を示す系統図。
【図2】 フルコールド時の説明図。
【図3】 暖房能力約20%の状態を示す説明図。
【図4】 暖房能力約40%の状態を示す説明図。
【図5】 空調温度中間時の説明図。
【図6】 暖房能力約80%の状態を示す説明図。
【図7】 フルホット時の説明図。
【図8】 従来の車両用空気調和装置を示す断面図。
【図9】 従来の車両用空気調和装置を示す断面図。
【符号の説明】
1…ケーシング
2…エバポレータ
3…ヒータコア
4…コア側通路
5…反コア側通路
13…第1ドア
19…上流支点
20…第2ドア
23…上流支点
24…第3ドア

Claims (6)

  1. 空調ダクト内にコア側通路と反コア側通路とを区画するようにヒータコアを設けると共に、
    ヒータコアの上流にはヒータコア通過風量を調整する第1ドアが配設された車両用空気調和装置であって、
    上記第1ドアと対向して反コア側通路に設けられ該第1ドアと共に反コア側通路の流量を制御する第2ドアを設け、
    上記第1ドアが中立位置よりも反コア側通路の閉鎖傾向にある空調温度中間時において、第2ドアで反コア側通路の冷風とヒータコアを通過した温風とを混合すべく該第2ドアをヒータコア下流に指向させるように構成し
    上記空調温度中間時において第2ドアが開制御され、該第2ドアの向きがヒータコア下流方向に向き、
    上記第1ドアと対向してヒータコア上流のコア側通路に設けられ該第1ドアと共にヒータコア通過風量を制御する第3ドアが設けられ、
    上記第2および第3の各ドアが第1ドアの上流に配設され、その上流支点が空調ダクトに軸支され、第2および第3の各ドアの全開時には、これら各ドアが空調ダクト内面に沿い、第2および第3の各ドアの全開時よりも閉鎖傾向において常に流動方向を他方の通路のヒータコア下流側に指向させる向きになり、
    上記第1ドアはコア側通路、反コア側通路の各全閉状態において全閉側通路の上流に傾斜し、かつ各通路の一部を覆う長さに設定され、
    上記第2および第3の各ドアは、その全閉状態において通路中央側下流に傾斜し、かつ、それぞれコア側通路、反コア側通路の一部を覆う長さに設定され、
    上記第2ドア、第3ドアは、少なくとも開度比率が小さい方のドアが、常に反対側の通路に流動方向を指向させる向きになる
    車両用空気調和装置。
  2. 上記ヒータコアは空調ダクトのコア側通路にて該空調ダクトに当接配置され
    上記第2ドアはその上流支点が空調ダクト内面に軸支され、
    上記第3ドアはその上流支点が空調ダクト内面に軸支され、
    上記反コア側通路以外に、ヒータコアの迂回通路が存在せず、
    上記第2および第3の両ドアは、その全開時に空調ダクト内面と面一状になるように、その上流支点を上記空調ダクト内面に軸支された
    請求項1記載の車両用空気調和装置。
  3. 上記第1、第2、第3の各ドアはエバポレータの下流に配設され、
    該エバポレートと上記ヒータコアとが略並列に配設された
    請求項1または2記載の車両用空気調和装置。
  4. フルコールドからフルホットへの相互移行時において1つのドアを開閉規制し、
    残り2つのドアの一方または双方を開度調整して移行切換えを実行する
    請求項1記載の車両用空気調和装置。
  5. 上記空調温度中間時の状態よりもコールド側にある状態から該空調温度中間状態に移行する時、第3ドアの開動作に対して、第1および第2の各ドアで冷風と温風との混合状態を得るように、これら各ドアを先行駆動する
    請求項1記載の車両用空気調和装置。
  6. 上記第1ドアおよび第2ドアにより反コア側通路を閉鎖する時、第2ドアを先行閉鎖し、第1ドアを後行閉鎖する
    請求項1記載の車両用空気調和装置。
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