JPH11342721A - 流体流れを制御する制御ドア - Google Patents

流体流れを制御する制御ドア

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JPH11342721A
JPH11342721A JP15591698A JP15591698A JPH11342721A JP H11342721 A JPH11342721 A JP H11342721A JP 15591698 A JP15591698 A JP 15591698A JP 15591698 A JP15591698 A JP 15591698A JP H11342721 A JPH11342721 A JP H11342721A
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JP
Japan
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flow
fluid
door
control door
air
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JP15591698A
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English (en)
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Mizuho Suzuki
水穂 鈴木
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Marelli Corp
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Calsonic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕切板の端部で流体の流れ方向を反転させる
流路を含むケーシング内に回動自在に設けられ、渦の発
生を抑えて通気抵抗の低減を図り得る流体流れを制御す
る制御ドアを提供する。 【解決手段】 空気流れを制御するベントドア22(制
御ドア)のドア面22aには、第1流れf1による冷風
と第2流れf2による暖風とを実質的に分離しつつ通過
部24の下流側に流下させるガイド板31(ガイド手段
30)を、連通部24に臨むように設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気などの流体が
流れる流路が仕切板により形成されたケーシング内に設
けられ、流体流れを制御する制御ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置は、送風されてき
た空気を冷却するためのエバポレータや、空気を加熱す
るためのヒータコアが内蔵された空調ユニットを有し、
当該空調ユニット内には、複数の仕切板によって多数の
空気流路が形成されている。この空気流路には、例え
ば、送風されてきた空気をエバポレータに導く流路、エ
バポレータを通過した冷風を導く流路、当該冷風をヒー
タコアに導く流路、前記冷風をヒータコアを迂回してそ
のまま流下させる流路、ヒータコアを通過した暖風やヒ
ータコアを迂回した冷風を混合室に導く通路、混合室内
の空気を取り出す取出口まで導く流路などがある。
【0003】また、空調ユニット内には、空気の流れを
制御する制御ドア、例えば、ヒータコアを通過する空気
量とヒータコアを迂回する空気量との比率を調節して車
室内に吹き出される空気温度を制御するミックスドア
や、種々の空調モードを実現するモードドア(ベントド
ア、デフドア、フットドアなどの総称)が回動自在に設
けられている。
【0004】ところで、空調ユニットは、車室内前方の
インストルメントパネル下方の狭小な空間に設置される
ものであり、さらに乗員の足元周りをゆとりのある空間
とする設計上の要請から、小型化が強く要請されるもの
である。さらには、乗員の快適性を高めるため、冷風と
暖風とのミックス性の向上も要請されている。
【0005】このため、例えば、空気の2つの流れを考
えた場合、一方の流れに対して略直交する方向で、か
つ、仕切板に沿って当該仕切板の端部に向けて他方の流
れを作る流路、および、これらの2つの流れが仕切板の
端部で流れ方向を略180度反転するような流路が空調
ユニット内に形成されることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
場合、仕切板の端部領域で前記一方の流れが前記他方の
流れを押さえ込んでしまい、仕切板の端部で流れ方向を
反転する前記他方の流れが仕切板端部の下流側直近で渦
を巻いてしまう。このような渦流に伴うよどみが生じる
と、ユニット壁面などで流れのエネルギを損失してしま
い、通気抵抗がひじょうに大きくなるという問題があ
る。
【0007】そこで、本発明は、仕切板の端部で流体の
流れ方向を反転させる流路を含むケーシング内に回動自
在に設けられ、渦の発生を抑えて通気抵抗の低減を図り
得る流体流れを制御する制御ドアを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の本発明は、空気などの流体が流れる
流路が仕切板により形成されたケーシング内に設けら
れ、前記仕切板の端部との間に形成される通過部の大き
さを変えて流体流れを制御する制御ドアであって、前記
制御ドアの一のドア面に沿って流れる流体の第1流れ
と、前記第1流れに対して略直交する方向で、かつ、前
記仕切板の一方のガイド面に沿って当該仕切板の端部に
向けて流れる流体の第2流れと、前記第1流れによる流
体と前記第2流れによる流体とが前記仕切板の端部で反
転して、当該端部から前記仕切板の他方のガイド面に沿
って流れる流体の第3流れと、が形成されるケーシング
内に回動自在に設けられてなる流体流れを制御する制御
ドアにおいて、前記一のドア面に前記通過部に臨むよう
に設けられ、前記第1流れによる流体と前記第2流れに
よる流体とを実質的に分離しつつ前記通過部の下流側に
流下させるガイド手段を有することを特徴とする流体流
れを制御する制御ドアである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、前記ガイ
ド手段は、流体の流れ方向に沿って所定の間隔を隔てて
複数個設けられていることを特徴とする。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、前記ガイ
ド手段は、制御ドアの回動位置に拘わらず前記仕切板の
端部に干渉しない位置に配置され、制御ドアが前記通過
部を閉塞自在としたことを特徴とする。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、前記ガイ
ド手段は、前記一のドア面との間に所定寸法隔てて設け
られるガイド板から構成され、前記一のドア面と前記ガ
イド板との間に形成される第1空間により、主として、
前記第1流れによる流体をガイドして前記通過部の下流
側に流下させ、前記ガイド板と前記仕切板の端部との間
に形成される第2空間により、主として、前記第2流れ
による流体をガイドして前記通過部の下流側に流下させ
ることを特徴とする。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、前記ガイ
ド板は、前記仕切板の端部で実質的に逆方向に反転して
流れる前記第2流れによる流体をガイドする湾曲面を有
していることを特徴とする。
【0013】また、請求項6に記載の発明は、前記ケー
シングは自動車用空気調和装置の空調ユニットであるこ
とを特徴とする。
【0014】また、請求項7に記載の発明は、前記第1
流れによる流体は、前記空調ユニットに内蔵されたヒー
タコアを迂回して流れる冷風であり、前記第2流れによ
る流体は、前記ヒータコアを通過して流れる暖風であ
り、前記第3流れによる流体は、前記冷風および前記暖
風とが混合された温調風であることを特徴とする。
【0015】また、請求項8に記載の発明は、制御ドア
をベントドアに用いたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る流体流れ
を制御する制御ドアを組み込んだ自動車用空気調和装置
の空調ユニットを示す概略構成図、図2は、図1の要部
を示す拡大図である。
【0017】図1に示すように、ケーシングに相当する
自動車用空気調和装置の空調ユニット10は、図示しな
いブロワーユニットから送風されてきた空気を冷却する
エバポレータ11と、エンジン冷却水が循環し空気を加
熱するヒータコア12とが内蔵されている。このヒータ
コア12は迂回路13を形成するように配置されてい
る。前述したように、空調ユニット10内には、ケース
壁面や複数の仕切板14、15によって多数の空気流路
が形成されている。
【0018】空調ユニット10のケース上部には、乗員
の上半身に向けて吹き出す空気を取り出すベント口16
と、フロントウィンド内面に向けて吹き出す空気を取り
出すデフロスト口17とが開口されている。また、空調
ユニット10のケース側面には、乗員の足元に向けて吹
き出す空気を取り出すフット口18が開口されている。
ベント口16およびデフロスト口17にはそれぞれベン
トダクト19、デフダクト20が取り付けられ、フット
口18には図示しないフットダクトが取り付けられてい
る。
【0019】ヒータコア12の上流側にはミックスドア
21が回動自在に設けられ、ヒータコア12を通過する
空気量と迂回路13を通過する空気量との比率を調節し
ている。また、ベント口16には当該ベント口16を開
閉するベントドア22が回動自在に設けられている。デ
フロスト口17には当該デフロスト口17を開閉すると
共にフット口18に至る流路を開閉するデフ/フットド
ア23が回動自在に設けられている。
【0020】ベントドア22およびデフ/フットドア2
3の開度を調整することにより、ベントモード、バイレ
ベルモード、フットモード、デフ/フットモードおよび
デフモードなど、所望の空調モードが実現される。
【0021】例えば、頭寒足熱タイプの空調であるバイ
レベルモードの場合には、ベントドア22は図中実線で
示すM位置に回動し、デフ/フットドア23はデフロス
ト口17を閉じる図中実線で示すS位置に回動する。ミ
ックスドア21は例えば中間のM位置に回動している。
また、車室内の暖房を行うフットモードの場合には、ベ
ントドア22はベント口16を閉じるS位置、デフ/フ
ットドア23はデフロスト口17を微少開にするM位置
に回動している。
【0022】上記のベントドア22が本発明に係る制御
ドアに相当し、ベントモード以外の空調モードにおいて
は、ベントドア22と仕切板15の端部15aとの間に
空気の通過部24が形成され、バイレベルモード時には
M位置に回動し、フットモード、デフ/フットモードお
よびデフモード時にはS位置に回動することにより、前
記通過部24の大きさを変えて流体流れを制御してい
る。なお、ベントモードにおいては、ベント口16を最
大に開くO位置に回動し、ベントドア22に設けたシー
ル面が仕切板端部15aに圧接して、前記通過部24が
閉塞されている。
【0023】図2に拡大して示すように、空調ユニット
10のケース内の上部空間に着目すれば、バイレベルモ
ードの場合には以下の3つの空気流れが形成されてい
る。つまり、(1)ベントドア22の一のドア面22a
に沿って流れる第1の流れf1、(2)第1流れf1に
対して略直交する方向で、かつ、仕切板15の一方のガ
イド面15bに沿って仕切板端部15aに向けて流れる
第2の流れf2、(3)第1流れf1による空気と第2
流れf2による空気とが仕切板端部15aで反転して、
当該端部15aから仕切板15の他方のガイド面15c
に沿って流れる第3の流れf3、の3つがある。
【0024】ここで、第1流れf1による空気は、ヒー
タコア12を迂回して流れる冷風であり、第2流れf2
による空気は、ヒータコア12を通過して流れる暖風で
ある。また、第3流れf3による空気は、前記冷風およ
び前記暖風とが混合された温調風である。
【0025】特に、本実施形態のベントドア22にあっ
ては、通過部24に臨むようにドア面22aに設けら
れ、第1流れf1による冷風と第2流れf2による暖風
とを実質的に分離しつつ通過部24の下流側に流下させ
るガイド手段30を有している。このガイド手段30
は、空気の流れ方向に沿って所定の間隔を隔てて複数個
(図示例では2個)設けられている。ガイド手段30は
さらに、ベントドア22の回動位置に拘わらず仕切板端
部15aに干渉しない位置に配置され、ベントモード時
にベントドア22により通過部24を閉塞自在としてあ
る。
【0026】さらに詳しくは、図3に示すように、各ガ
イド手段30は、ベントドア22のドア面22aとの間
に所定寸法隔てて設けられるガイド板31を有してい
る。ガイド板31はステイ32を介してドア面22aに
固定されている。通気抵抗の低減のため、ステイ32は
板形状を有し、風の流れに沿って配置されている。ま
た、各ガイド板31は、仕切板端部15aで実質的に逆
方向に反転して流れる第2流れf2による暖風をガイド
する湾曲面31aを有している。
【0027】図2を参照して、本実施形態のベントドア
22によれば、バイレベルモード時においては、第1流
れf1による冷風は、主として、ベントドア22のドア
面22aとガイド板31との間に形成される第1空間S
1によりガイドされ、通過部24の下流側に流下する。
また、第2流れf2による暖風は、主として、ガイド板
31と仕切板端部15aとの間に形成される第2空間S
2によりガイドされ、通過部24の下流側に流下するこ
とになる。特に暖風は、ガイド板31の湾曲面31aに
よって、実質的に逆方向にむけて、より一層滑らかにそ
の流れが反転される。なお、第1空間S1および第2空
間S2により通過部24が形成されている。
【0028】このように第1流れf1による冷風と第2
流れf2による暖風とが実質的に分離されつつ通過部2
4の下流側に流下することから、仕切板端部15a領域
で冷風が暖風を押さえ込むことがなくなり、流れ方向を
反転する暖風が前記端部15aの下流側直近位置(図2
に破線で囲む領域A)において渦が発生しない。渦の発
生が抑えられる結果、仕切板15のガイド面15c上に
よどみが生じることがなく、冷風と暖風とのミックス性
が促進されると共に通気抵抗が低減され、均一な温度と
された第3流れf3による温調風を滑らかにフット口1
8に向けて流下させることが可能となる。よって、乗員
の温感の向上も達成できる。
【0029】しかも、ガイド板31はベントドア22自
体に設けられているので、例えば、フットモードなどベ
ントドア22がS位置に回動し、バイレベルモード時に
比べて通過部24の大きさが変化しようとも、渦の発生
を抑えて通気抵抗の低減を図るという上述した効果を発
揮しつつ、流体流れを制御できる。
【0030】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、種々改変が可能である。例えば、ガ
イド手段30は1個だけてあってもよい。また、通過部
24を閉塞する必要がないドアに本発明を適用する場合
には、ガイド手段30が仕切板端部15aに当接しても
よい。さらに、流体が流れる流路が仕切板14、15に
より形成されたケーシング内に設けられる回動自在な制
御ドアであれば本発明を適用でき、ベントドア22に限
られず、ケーシングとしては空調ユニット10に限られ
ず、流体も空気に限られるものではない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
流体流れを制御する制御ドアによれば、ガイド手段が第
1流れによる流体と第2流れによる流体とを実質的に分
離しつつ通過部の下流側に流下させることから、渦の発
生を抑えて通気抵抗の低減を図ることができ、仕切板の
端部で流体の流れ方向を反転させる流路を含むケーシン
グ内に設けるのに好適なドアとなる。
【0032】また、請求項2に記載の発明によれば、複
数個設けたガイド手段により、仕切板端部で流体の流れ
方向をより滑らかに反転でき、渦の発生を確実に抑えて
通気抵抗のさらなる低減を図ることができる。
【0033】また、請求項3に記載の発明によれば、制
御ドアにより通過部を閉塞することが自在となり、流路
の設計の自由度が増す。
【0034】また、請求項4に記載の発明によれば、ガ
イド板により第1流れによる流体と第2流れによる流体
とを実質的に分離しつつ通過部の下流側に流下させるこ
とから、請求項1と同様の効果を奏する。
【0035】また、請求項5に記載の発明によれば、ガ
イド板に設けた湾曲面により、特に第2流れによる流体
を仕切板端部で実質的に逆方向により滑らかに反転で
き、渦の発生を確実に抑えて通気抵抗のさらなる低減を
図ることができる。
【0036】また、請求項6に記載の発明によれば、仕
切板の端部で流体の流れ方向を反転させる流路を含む自
動車用空気調和装置の空調ユニットであって、渦の発生
を抑えて通気抵抗の低減を図った空調ユニットを提供で
きる。
【0037】また、請求項7および8に記載の発明によ
れば、特にバイレベルモード時の空気の流れの改善を図
ることができ、もって乗員の快適性を高めることが可能
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る流体流れを制御する制御ドアを
組み込んだ自動車用空気調和装置の空調ユニットを示す
概略構成図である。
【図2】 図2は、図1の要部を示す拡大図である。
【図3】 図3は、制御ドアを示す斜視図である。
【符号の説明】
10…自動車用空気調和装置の空調ユニット(ケーシン
グ) 11…エバポレータ 12…ヒータコア 15…仕切板 15a…仕切板の端部 15b…仕切板の一方のガイド面 15c…仕切板の他方のガイド面 22…ベントドア(制御ドア) 22a…一のドア面 24…通過部 30…ガイド手段 31…ガイド板 31a…湾曲面 32…ステイ f1…冷風(第1流れ) f2…暖風(第2流れ) f3…温調風(第3流れ) S1…第1空間 S2…第2空間

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気などの流体が流れる流路が仕切板
    (15)により形成されたケーシング(10)内に設け
    られ、前記仕切板(15)の端部(15a)との間に形
    成される通過部(24)の大きさを変えて流体流れを制
    御する制御ドアであって、 前記制御ドアの一のドア面(22a)に沿って流れる流
    体の第1流れ(f1)と、 前記第1流れ(f1)に対して略直交する方向で、か
    つ、前記仕切板(15)の一方のガイド面(15b)に
    沿って当該仕切板(15)の端部(15a)に向けて流
    れる流体の第2流れ(f2)と、 前記第1流れ(f1)による流体と前記第2流れ(f
    2)による流体とが前記仕切板(15)の端部(15
    a)で反転して、当該端部(15a)から前記仕切板
    (15)の他方のガイド面(15c)に沿って流れる流
    体の第3流れ(f3)と、が形成されるケーシング(1
    0)内に回動自在に設けられてなる流体流れを制御する
    制御ドア(22)において、 前記一のドア面(22a)に前記通過部(24)に臨む
    ように設けられ、前記第1流れ(f1)による流体と前
    記第2流れ(f2)による流体とを実質的に分離しつつ
    前記通過部(24)の下流側に流下させるガイド手段
    (30)を有することを特徴とする流体流れを制御する
    制御ドア。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段(30)は、流体の流れ
    方向に沿って所定の間隔を隔てて複数個設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体流れを制御する
    制御ドア。
  3. 【請求項3】 前記ガイド手段(30)は、制御ドアの
    回動位置に拘わらず前記仕切板(15)の端部(15
    a)に干渉しない位置に配置され、 制御ドアが前記通過部(24)を閉塞自在としたことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の流体流れを
    制御する制御ドア。
  4. 【請求項4】 前記ガイド手段(30)は、前記一のド
    ア面(22a)との間に所定寸法隔てて設けられるガイ
    ド板(31)から構成され、 前記一のドア面(22a)と前記ガイド板(31)との
    間に形成される第1空間(S1)により、主として、前
    記第1流れ(f1)による流体をガイドして前記通過部
    (24)の下流側に流下させ、 前記ガイド板(31)と前記仕切板(15)の端部(1
    5a)との間に形成される第2空間(S2)により、主
    として、前記第2流れ(f2)による流体をガイドして
    前記通過部(24)の下流側に流下させることを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれかに記載の流体流れを
    制御する制御ドア。
  5. 【請求項5】 前記ガイド板(31)は、前記仕切板
    (15)の端部(15a)で実質的に逆方向に反転して
    流れる前記第2流れ(f2)による流体をガイドする湾
    曲面(31a)を有していることを特徴とする請求項4
    に記載の流体流れを制御する制御ドア。
  6. 【請求項6】 前記ケーシング(10)は自動車用空気
    調和装置の空調ユニットであることを特徴とする請求項
    1〜請求項5のいずれかに記載の流体流れを制御する制
    御ドア。
  7. 【請求項7】 前記第1流れ(f1)による流体は、前
    記空調ユニット(10)に内蔵されたヒータコア(1
    2)を迂回して流れる冷風であり、 前記第2流れ(f2)による流体は、前記ヒータコア
    (12)を通過して流れる暖風であり、 前記第3流れ(f3)による流体は、前記冷風および前
    記暖風とが混合された温調風であることを特徴とする請
    求項6に記載の流体流れを制御する制御ドア。
  8. 【請求項8】 ベントドア(22)に用いることを特徴
    とする請求項6または請求項7に記載の流体流れを制御
    する制御ドア。
JP15591698A 1998-06-04 1998-06-04 流体流れを制御する制御ドア Withdrawn JPH11342721A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7475720B2 (en) 2003-07-14 2009-01-13 Keihin Corporation Air conditioner for vehicles
US7798207B2 (en) 2005-09-20 2010-09-21 Keihin Corporation Air conditioner with guide structure for vehicles
JP2016007867A (ja) * 2014-06-20 2016-01-18 株式会社ヴァレオジャパン 車両用空調装置
JP2020169813A (ja) * 2017-12-11 2020-10-15 株式会社Fhアライアンス 空調ユニット

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