JP4015291B2 - 円筒研削盤及びそのワーク軸、並びにこの円筒研削盤による平錐の加工方法 - Google Patents

円筒研削盤及びそのワーク軸、並びにこの円筒研削盤による平錐の加工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型の円筒研削盤に関するものであり、特に、小径のピンや平錐の加工に 適したテーパ面加工の可能な小型の円筒研削盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
小径のピンや平錐の加工に適した、テーパ面加工の可能な小型の円筒研削盤として、従来使用されていた円筒研削盤の1例を図9及び図10に示す。図9は、この円筒研削盤の平面図であり、図10は、正面図である。この従来例の円筒研削盤は、図9及び図10に示すように、脚100の上面に設けられた扇形に広がるベース101を有し、このベース101の左側の上面にワーク軸台102が配置されている。このワーク軸台102は、ベース101の上面に固定されたワーク軸台取付台103と、このワーク軸台取付台103の上面に軸方向の位置が調整可能に固定されるワーク軸台本体104とを有し、このワーク軸台本体104に、ワーク軸105が回転可能に配置されており、ワーク軸105の先端には、コレットチャック106を介してワーク107が把持される。
【0003】
また、ベース101の右側の上面には、砥石軸台108が、ワーク軸105の先端部に位置する設計上の加工位置として設定された旋回中心Dを中心にしてベース101の右端部に設けられた案内溝109に沿って旋回可能に設けられている。砥石軸台108は、この旋回範囲の中央位置にあるときにワーク軸105の中心線に平行なX軸方向に摺動するX軸摺動台110と、このX軸摺動台110に直交する方向に摺動するY軸摺動台111とを有し、X軸摺動台110はハンドル112の回転で、Y軸摺動台111はハンドル113の回転で、図示しない送りねじを回転することによって、それぞれX軸方向及びY軸方向に送られる。そして、Y軸摺動台111の上面には、砥石軸114を回転可能に支持し、鉛直なE軸を中心として旋回する砥石軸台本体115が配置され、砥石軸114の先端には、砥石軸114と共に回転可能に砥石116が固定されている。
【0004】
この従来例の円筒研削盤では、円筒研削を行う際には、砥石軸台108を旋回中心Dを中心とする旋回範囲の中央位置(図9に示す位置)に配置して固定し、ワーク軸105及び砥石軸114を回転駆動して、ハンドル112を回転することによってX軸摺動台110を円筒研削の研削送り方向に、ハンドル113を回転することによってY軸摺動台111を砥石の切り込み方向に送って所定の円筒研削加工を行い、テーパ面加工を行う際には、X軸摺動台110が所定のテーパ面となる角度に沿って移動するように砥石軸台108を旋回中心Dを中心とする旋回範囲の任意の位置(所定のテーパ角度となる位置)に配置して固定し、ワーク軸105及び砥石軸104を回転駆動して、円筒切削の際と同様に、ハンドル112の回転でX軸摺動台110を研削送り方向に、ハンドル113の回転でY軸摺動台111を砥石の切り込み方向に送ることによって所定のテーパ面加工を行うものである。
【0005】
この従来例の円筒研削盤は、手動で研削加工を行うもので、生産性が非常に悪いと共に、作業者の技能によって製品の品質にバラツキが生じるので、本出願人は、この作業工程を自動化した円筒研削盤を特開平7−178664号公報として開示した。この第2の従来例の円筒研削盤の平面図を図11に示す。この円筒研削盤は、図11に示すように、脚120の上面に、Y軸方向に摺動するY軸摺動台121と、Y軸方向に直交するX軸方向に摺動するX軸摺動台122とが独立して設けられており、Y軸摺動台121の上面には、ワーク123を保持して回転するワーク軸124を回転可能に支持するワーク軸台125が、X軸摺動台122の上面には、砥石軸126を支持する砥石軸台127が配置されている。この砥石軸台127は、X軸摺動台122の上面に旋回中心Fを中心として旋回可能に配置されており、この砥石軸台127に回転可能に支持されている砥石軸126の先端には、砥石軸126と共に一体となって回転可能な砥石128が固定されている。
【0006】
更に、この第2の従来例の円筒研削盤には、研削加工したワークの外径寸法を自動測定する自動測定装置129と、研削加工に使用した砥石128をドレッシングするためのドレッシング装置130とが、1個のXY摺動台131の上面に配置されており、所定のタイミングでワーク123の外径寸法を自動測定して残りの削り代を確認し、或いは、砥石128をドレッシングして所定の形状に整形し、又は砥石128の切刃を再生するように構成されているが、本発明には直接関係しないので、その詳細の説明は省略する。
【0007】
第2の従来技術の円筒研削盤では、円筒研削を行う際には、砥石軸台127を基準位置(図11に示すように、砥石軸126の中心線がY軸に平行な位置)に配置して固定し、ワーク軸124及び砥石軸126を回転駆動し、数値制御装置によってX軸摺動台122を円筒研削の研削送り方向に、Y軸摺動台121を砥石の切り込み方向に送ることによって所定の円筒研削加工を行い、テーパ面加工を行う際には、砥石軸台127を旋回範囲の所定の位置(所定のテーパ面に対して砥石128が正対する位置)に配置して固定し、ワーク軸124及び砥石軸126を回転駆動し、数値制御装置によってX軸摺動台122とY軸摺動台121とを所定のテーパ面となるように同期補間して移動し、研削方向及び砥石の切り込み方向に送ることによって所定のテーパ面加工を行うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このようにして、第2の従来技術の円筒研削盤では、テーパ面加工を含む円筒研削作業の作業工程を自動化することを達成したが、依然として、テーパ面加工における砥石の位置決め及び加工するワークの供給、加工済みの製品の取り出し等は手動で行うものであり、完全な自動化を達成したものではなく、また、平錐の刃先角のように傾斜の大きいテーパ面を加工可能とするためには、X軸摺動台とY軸摺動台との摺動するストロークを大きくしなければならず、加工するワークに比較して大型の装置とならざるを得ないものであった。
【0009】
また、この第2の従来技術の円筒研削盤に使用する砥石は1個のみであり、粗加工と仕上げ加工とを行う場合には、粗加工用の砥石と仕上げ加工用の砥石とを手動で交換しなければならず、粗加工用の砥石と仕上げ加工用の砥石との交換を避けるためには、粗加工用の砥石を取り付けた砥石軸と仕上げ加工用の砥石を取り付けた砥石軸との2個の砥石軸を設け、粗加工又は仕上げ加工を行う際には、加工に使用する砥石軸のみを前進させて他方の砥石軸は後退させて加工することとなり、それぞれの砥石軸に摺動台が必要となるとともに、使用しない側の砥石軸を後退させておくスペースも必要となって、更に大型で高価な円筒研削盤とならざるを得なかった。
【0010】
本発明は、可能な限り小型で且つ安価な円筒研削盤を提供することを目的とするものであり、更に、ワークの供給、搬出を含めて完全に自動化することを可能にすると共に、数値制御装置によって制御する制御軸の数を最小にしながら、平錐の加工等のテーパ面の加工を含む各種の円筒研削加工を全て行えるようにした円筒研削盤を提供することを目的とするものであり、そのためのワーク軸台と砥石軸台の構成、並びにこの円筒研削盤による平錐の加工方法を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、これらの課題を解決するために、ワーク軸台と砥石軸台とを有し、該ワーク軸台と該砥石軸台とが少なくともX軸方向とY軸方向に相対的に移動し、且つ、前記ワーク軸台と前記砥石軸台とにそれぞれ回転可能に配置されたワーク軸と砥石軸とを具備する円筒研削盤において、前記ワーク軸台は、Y軸方向に摺動するY軸摺動台と、該Y軸摺動台上に配置され、鉛直なA軸を中心として旋回するA軸旋回台と、該A軸旋回台上においてワーク軸台本体に組み込まれる水平に配置された回転可能な前記ワーク軸とを有し、前記砥石軸台は、前記Y軸に直交するX軸方向に摺動するX軸摺動台と、該X軸摺動台上に配置され、鉛直なB軸を中心として旋回するB軸旋回台と、該B軸旋回台上に、前記ワーク軸とほぼ同じ高さで水平に配置された回転可能な前記砥石軸とを有していて、前記ワーク軸は、ブレーキ手段によってドローバーを前記ワーク軸台本体に対して固定し、ワークを把持するコレットチャックが挿入される回転軸を研削加工に使用するモータによって正逆回転することで前記ドローバーに螺合している前記コレットチャックを前記回転軸と共に回転し、前記コレットチャックを開閉可能とすると共に、前記Y軸方向に摺動する前記Y軸摺動台と前記X軸方向に摺動する前記X軸摺動台と、鉛直な軸を中心として旋回する前記A軸旋回台と前記B軸旋回台、及び前記コレットチャックの開閉とが、いずれも数値制御装置によって制御されている円筒研削盤を提供するものである。
【0012】
そしてこの円筒研削盤は、ワーク軸の高速で回転する回転駆動と低速で割り出し回転する位置決め制御の双方が、数値制御装置によって一元的に制御されることが望ましい。
また、この円筒研削盤は、更にX軸方向及びY軸方向に摺動可能なXY摺動台に配置された、ワークを支持するワークレストが設けられ、数値制御装置によって制御されることが望ましい。
【0013】
更に、ワーク軸台と砥石軸台とを有し、該ワーク軸台と該砥石軸台とが少なくともX軸方向とY軸方向に相対的に移動し、且つ、前記ワーク軸台と前記砥石軸台とにそれぞれ回転可能に配置されたワーク軸と砥石軸とを具備する円筒研削盤において、前記ワーク軸の高速で回転する回転駆動と低速で割り出し回転する位置決め制御の双方が数値制御装置によって一元的に制御され、前記ワーク軸は、ワークを把持する開閉可能なコレットチャックと、該コレットチャックと相対的に回転することによって前記コレットチャックを開閉するドローバーと、該ドローバーを前記ワーク軸台本体に回転不能に固定するブレーキ手段とを有し、前記ドローバーを前記ブレーキ手段によって前記ワーク軸台本体に回転不能に固定し、コレットチャックが挿入された回転軸を前記数値制御装置による制御の下に、研削加工に使用するモータにて正、逆転方向に回転することによって前記ドローバーに螺合している前記コレットチャックが前記回転軸と共に回転し、前記コレットチャックを開閉可能とする円筒研削盤のワーク軸を提供するものである。
【0014】
【0015】
そして、更に、ワーク軸台と砥石軸台とを有し、該ワーク軸台と該砥石軸台とが少なくともX軸方向とY軸方向に相対的に移動し、且つ、前記ワーク軸台と前記砥石軸台とにそれぞれ回転可能に配置されたワーク軸と砥石軸とを具備する円筒研削盤において、前記ワーク軸台は、Y軸方向に摺動するY軸摺動台と、該Y軸摺動台上に配置され、鉛直なA軸を中心として旋回するA軸旋回台と、該A軸旋回台上に水平に配置された回転可能な前記ワーク軸とを有し、前記砥石軸台は、前記Y軸に直交するX軸方向に摺動するX軸摺動台と、該X軸摺動台上に配置され、鉛直なB軸を中心として旋回するB軸旋回台と、該B軸旋回台上に、前記ワーク軸とほぼ同じ高さで水平に配置された回転可能な前記砥石軸とを有し、前記砥石軸を前記X軸に平行に配置し、前記ワーク軸を加工する平錐の刃先角度又は切刃の逃げ面の角度に対応する位置に旋回し、前記ワーク軸を割り出し位置決めして平錐の刃先又は切刃の逃げ面を加工する工程と、前記砥石軸を前記Y軸に平行に配置し、前記ワーク軸を加工する平錐の外径が所定の逆テーパとなる位置に旋回し、前記ワーク軸を回転駆動して平錐の外径を加工する工程と、前記砥石軸を前記Y軸に平行に配置し、前記ワーク軸を加工する平錐の2面幅が所定のテーパとなる位置に旋回し、前記ワーク軸を割り出し位置決めして平錐の2面幅を加工する工程とからなる平錐の加工方法を提供するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明の円筒研削盤の1実施例を示し、図1は平面図、図2は正面図である。図において、本発明の研削盤は、脚1の上面の左側にワーク軸台2が、ほぼ中央の手前側に砥石軸台3が設けられている。ワーク軸台2は、Y軸方向(図1では上下方向)に摺動するY軸摺動台4と、このY軸摺動台4の上面に配置されており鉛直なA軸を中心として旋回するA軸旋回台5とを有しており、このA軸旋回台5は、水平方向に配置されたワーク軸60を回転可能に支持している。そして、このワーク軸60は、円筒研削の際に所定の回転数で回転するばかりでなく、C軸として回転角度を制御することが可能となっている。
【0017】
一方、脚1の上面のほぼ中央の手前側に設けられている砥石軸台3は、Y軸方向に直交するX軸方向(図1では左右方向)に摺動するX軸摺動台7と、このX軸摺動台7の上面に配置されており鉛直なB軸を中心として旋回するB軸旋回台8とを有しており、このB軸旋回台8には、水平方向に配置された砥石軸9がワーク軸60とほぼ同じ高さに回転可能に支持されており、円筒研削の際に所定の回転数で砥石10を回転する。
【0018】
このワーク軸60と砥石軸9は、図1に示すように、ワーク軸60の中心線の標準位置がX軸方向に平行であり、砥石軸9の中心線の標準位置がY軸方向に平行となっており、ワーク軸60に把持されたワーク11は、砥石軸9に固定された砥石10の端面で研削することによって円筒研削が行われる。そして、ワーク軸台2がY軸方向に移動することによって砥石の切り込み方向の送り(直径方向の寸法調整)が行われ、砥石軸台3がX軸方向に移動することによって砥石10の研削送りが行われる。また、テーパ面の研削を行うときには、ワーク軸60をA軸旋回台5によって所定の角度だけ時計回りに旋回することによってテーパ面の研削が行われる。
【0019】
砥石軸台3に対し奥側には、研削されたワーク11の外径寸法を自動測定する自動測定装置12がY軸方向に進退可能に設けられており、その先端部に接近して、小径のワーク11の場合にワーク11を支持するワークレスト13が設けられている。そして、その右側には、使用後の砥石10をドレッシングして所定の形状に整形し、又は砥石10の切刃を再生するドレッシングホィール14が回転可能なドレッシング軸15に固定され、ドレッシング装置16を構成している。そして、自動測定装置12、ワークレスト13及びドレッシング装置16は、いずれもX軸方向及びY軸方向に摺動可能なXY摺動台17上に配置されている。
【0020】
これらの摺動台等、即ち、砥石軸9をX軸方向に摺動するX軸摺動台7、ワーク軸60をY軸方向に摺動するY軸摺動台4、ワーク軸60を旋回するA軸旋回台5、砥石軸9を旋回するB軸旋回台8、ワーク軸60の回転角度を制御するC軸、及び外径測定装置12、ワークレスト13及びドレッシング装置16をXY両軸方向に摺動するXY摺動台17は、それぞれ、X軸、Y軸、A軸、B軸及びC軸として図示しない数値制御装置によって数値制御されている。
【0021】
本発明の円筒研削盤のワーク軸60及び砥石軸9について、以下に詳述する。
図3は、本発明の円筒研削盤のワーク軸60の構成の1実施例の詳細を示す部分断面図であって、A軸旋回台5の上面にワーク軸台本体20が固定されており、このワーク軸台本体20にワーク軸60が組み込まれている。ワーク軸60の回転軸6は、前部に設けられた前部ラジアル静圧軸受21及びスラスト静圧軸受22と、ほぼ中央部のやや後方寄りに設けられた後部ラジアル静圧軸受23とによって回転可能に支持されている。ここで、本実施例では、これらの静圧軸受は圧縮空気による静圧軸受を採用している。圧縮空気による静圧軸受は、圧縮空気源を要するのみで格別の付帯設備を必要とせず、安価に使用することができるばかりでなく、使用後の圧縮空気を大気中に放出しても環境に影響を与えない長所を有しており、負荷容量は比較的小さいが、小型の円筒研削盤のように高速で回転し、且つ、研削負荷の小さいものには、この欠点も格別の障害とならない。
【0022】
また、本実施例のワーク軸60の回転軸6は、インバータ制御のビルトインモータ24によって回転駆動され、円筒研削加工時の高速で連続回転する回転駆動と、割り出し位置決め時のC軸の位置決め制御による低速回転の双方が、数値制御装置によって一元的に制御されており、連続回転する回転駆動は第1の検出リング25によって検出されて回転速度が制御され、割り出し位置決め時のC軸位置は第2の検出リング26によって検出されてC軸の位置決め制御が行われる。
【0023】
回転軸6は中空となっていて、先端には、ワーク27を把持するコレットチャック28が回転軸6に対して回転不能に挿入されており、後方から、ドローバー29が貫通してコレットチャック28に螺合している。このドローバー29は、後端に設けられたハンドル30を回転することによって手動でコレットチャック28を開閉することが可能となっており、更に、電気的に制御されるブレーキ手段31によってワーク軸台本体20に対して回転不能に固定し、回転軸6をビルトインモータ24で正、逆転することによってコレットチャック28を開閉することが可能となっている。
【0024】
即ち、ブレーキ手段31によってドローバー29をワーク軸台本体20に対して固定し、ビルトインモータ24によって回転軸6を逆回転させると、ドローバー29に螺合しているコレットチャック28が回転軸6と共に逆回転してワーク27を把持し、回転軸6を正回転させるとワーク27を開放する。従って、任意のワークの自動供給搬出装置(図示しない)を設置することによって、ワークの自動供給、自動搬出を行うことができる。
【0025】
図4は、本発明の円筒研削盤の砥石軸9の構成の1実施例の詳細を示す部分断面図であって、B軸旋回台8の上面に砥石軸台本体40が固定されており、この砥石軸台本体40に砥石軸9が組み込まれている。砥石軸9は、前部に設けられた前部ラジアル静圧軸受41及びスラスト静圧軸受42と、後部に設けられた後部ラジアル静圧軸受43とによって回転可能に支持されている。本実施例では、これらの静圧軸受は圧縮空気による静圧軸受を採用している。圧縮空気による静圧軸受のメリットは前述したワーク軸60の軸受部と同様なので、ここでは詳述しない。
【0026】
本実施例の砥石軸9は、ワーク軸60と同様に、インバータ制御のビルトインモータ44によって回転駆動されている。しかし、この砥石軸9では、研削加工時の高速で連続回転する回転駆動のみであってC軸の位置決め制御は行われない。また、本実施例の砥石軸9は、その両端部に砥石10a及び10bが固定されており、鉛直なB軸(図1参照)を中心にしてB軸旋回台8が180度旋回することによって、砥石10a及び10bが交互に加工位置に配置される。この砥石10a、10bは、通常は仕上げ加工用砥石と粗加工用砥石とを取り付けるものであり、発熱による砥石軸9の伸びの影響の少ないスラスト静圧軸受42側(図示左側)に仕上げ加工用砥石10aを取り付けることが望ましい。
【0027】
図5及び図6は、本発明の円筒研削盤で加工するワークの一例として平錐を示し、図5は正面図、図6は側面図を示す。図に示すように、平錐50は、シャンク部51と錐部52とからなり、錐部52は、先端の頂角が通常120度の切刃53とこの切刃53の逃げ面(図示しない)、通常1度以下の逆テーパとなっている外径部54及び外径部54に通常1〜2度以下のテーパを付けて設けた2面幅55からなっている。そして、この平錐は、ツイストドリルが使用できない小径の穴加工(通常は1mm以下の径の穴加工)に専ら使用されており、シャンク部51の直径の超硬金属の棒材から研削加工によって製造される。
【0028】
以下、本発明の円筒研削盤による平錐50の研削加工について、図7及び図8を参照して説明する。図7及び図8は、図1の要部のみを拡大して描いた図であって、図7は平錐50の外径部54及び2面幅55を研削加工する際のワーク軸60と砥石軸9の配置を示す図であり、図8は平錐50の切刃53及び切刃53の逃げ面を研削加工する際のワーク軸6と砥石軸9の配置を示す図である。
【0029】
本発明の円筒研削盤による平錐50の研削加工は次のように行われる(図3及び図5、図6も参照)。
先ず、加工前のワーク27である超硬金属の棒材をワーク軸60に供給してコレットチャック28で把持する。この際、手動で供給するときには、回転軸6の回転を止めてドローバー29を逆回転することによってコレットチャック28を開放し、加工前のワーク27を所定の位置まで挿入してドローバー29を正回転してコレットチャック28に加工前のワーク27を把持させる。自動で加工前のワーク27を供給するときには、ブレーキ手段31でドローバー29を回転不能に固定し、回転軸6を正回転させてコレットチャック28を開放し、加工前のワーク27を図示しない自動供給装置で供給し、回転軸6を逆回転してコレットチャック28でワーク27を把持することによって行われる。
【0030】
平錐50の研削加工工程では、最初に切刃53の研削加工を行う。切刃53の研削加工は、図8に示すように、A軸旋回台5を刃先の角度(通常120度)及び切刃53のすくい角に対応する角度(本実施例では35度)だけA軸に沿って旋回して停止するとともに、B軸旋回台8によって砥石軸9を−90度の位置に旋回して粗加工用砥石10bを選択し、ワーク軸60をC軸の回りに94度割り出し回転して位置決めして、片方の切刃の粗研削加工を行い、片方の切刃の粗研削加工が終了すると、ワーク軸60をC軸の回りに更に180度割り出し回転して274度の位置に位置決めし、他方の切刃の粗研削加工を行う。双方の切刃の粗研削加工が終了すると、砥石軸を90度の位置に旋回して仕上げ加工用砥石10aを選択し、先に他方の切刃の仕上げ研削加工を行い、C軸を180度戻して片方の切刃の仕上げ研削加工を行って切刃53の研削加工が終了する。
【0031】
次に、同様にして、切刃53の逃げ面の研削加工を行う。逃げ面の研削加工では、A軸旋回台5の旋回角度を40度の位置とし、ワーク軸60をC軸の回りに123度及び303度の位置に割り出し回転して位置決めする点が異なるのみで、切刃53の研削加工と全く同様にして粗研削加工及び仕上げ研削加工を行うことによって、切刃53の逃げ面の研削加工を行う。
【0032】
続いて、平錐50の外径部54の逆テーパ面の研削加工を行う。このときは、A軸旋回台5を逆テーパの角度(通常1度以下)だけ標準位置からA軸を中心に旋回して停止するとともに、B軸旋回台8によって砥石軸9を図7に示すように0度の位置(標準位置)に旋回して粗加工用砥石10bを選択し、ワーク軸60を連続回転させながら研削することによって逆テーパの粗研削加工を行い、砥石軸9を180度の位置に旋回して仕上げ加工用砥石10aを選択して仕上げ研削加工を行う。ここで、この逆テーパ面の粗研削加工は1工程のみで行われるとは限らず、平錐50のシャンク部51の直径と外径部54の直径の差によっては、必要に応じて複数回の粗研削加工を行うことは従来技術と同様である。同様に、仕上げ研削加工も1工程のみで行われるとは限らず、必要に応じて複数回の仕上げ研削加工を行うことも多い。
【0033】
平錐50の外径部54の精度(切刃53と外径部54との交点の外径寸法の精度)は、平錐50の使用時における穴加工精度に直接影響するので、本実施例では、最後の仕上げ研削加工の前に、自動測定装置12で平錐50の外径部54の直径(切刃53と外径部54との交点の外径寸法)を測定し、この寸法の誤差を補正して最後の仕上げ研削加工を行うことによって平錐50の精度を保証するようになっている。前述したように、自動測定装置12は、図1に示すXY摺動台17の上面に配置されており、XY摺動台17によってワーク11に接近するとともに、自動測定装置12がY軸方向に前進して、平錐50の外径部54の直径を接触又は非接触(本実施例では非接触)にて測定する。尚、自動測定装置12による平錐50の外径寸法の測定は、この1回に限られるものではなく、任意のタイミングで任意の回数だけ行うことができることは勿論である。
【0034】
平錐50の研削加工の工程では、最後に平錐50の2面幅55の研削加工を行う。2面幅55は、僅かにシャンク部51側が厚いテーパ面となっているので、A軸旋回台5をテーパの角度(通常1〜2度以下)だけA軸に沿って旋回して停止するとともに、B軸旋回台8によって砥石軸9を図7に示すように0度の位置に旋回して粗加工用砥石10bを選択し、ワーク軸60をC軸の回りに0度の位置に割り出し回転して位置決めして、片方の2面幅の粗研削加工を行い、片方の2面幅の粗研削加工が終了すると、ワーク軸60をC軸の回りに180度の位置に割り出し回転して位置決めし、他方の2面幅の粗研削加工を行う。2面幅の粗研削加工が終了すると、砥石軸9を180度の位置に旋回して仕上げ加工用砥石10aを選択し、先に他方の2面幅の仕上げ研削加工を行い、C軸を0度の位置に戻して片方の2面幅の仕上げ研削加工を行って平錐50の研削加工の工程が終了する。この工程でも、複数回の粗研削加工を行い、或いは2面幅の厚さを自動測定装置12で測定することがあることは、外径部54の逆テーパ面の研削加工と同様である。
【0035】
平錐50の研削加工の工程が終了すると、再度、平錐50の外径部54の直径を測定して製品の良否を判定する。ここで、外径部54の直径が許容誤差内にあるときには良品として取り出され、直径が許容誤差より大きいときには外径部54の仕上げ研削加工の工程に戻り、小さいときには不良品として排出される。この製品の取り出し工程も、ワークの供給工程と同様に、手動でドローバー29を回転して行うことも可能であり、ブレーキ手
段31でドローバー29を固定し、ビルトインモータ24の回転でコレットチャック28を開閉し、図示しない自動搬出装置によって製品を取り出すようにすることも可能である。
【0036】
製品の搬出工程が終了すると、必要に応じて砥石10a又は10bのドレッシングが行われる。このドレッシング工程は、使用して磨耗した砥石10a又は10bをドレッシングして所定の形状に整形し、又は切刃を再生する工程であって、ワークの複数個の加工毎に1回行うものであり、製品の搬出工程が終了して次のワークの供給工程の前に行われる。ドレッシングが終了し、又はドレッシングを行わないときには製品の搬出工程が終了するとすぐに、次のワークを供給する供給工程が開始され、次の平錐の研削加工工程が始まる。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、小型で且つ安価な円筒研削盤を提供することができる。また、ワークの供給、搬出を含めて完全に自動化することを可能にすると共に、数値制御装置によって制御する制御軸の数を最小にしながら、平錐の加工等のテーパ面の加工を含む各種の円筒研削加工を全て行えるようにした円筒研削盤を提供することができる。
【0038】
更に、本発明の円筒研削盤のワーク軸は、ドローバーをワーク軸台本体に固定して、ビルトインモータで回転軸を回転することによってコレットチャックを自動で開閉可能にし、任意の自動供給搬出装置を設けることによって全自動運転の円筒研削盤を構成することができる。また、本発明の円筒研削盤の砥石軸は、両端部に砥石が取り付け可能となっているので、粗研削加工と仕上げ研削加工とで砥石を交換する必要がなく、1個の砥石軸のみで粗研削加工と仕上げ研削加工が可能となり、小型で安価な円筒研削盤を構成することが可能となる。
【0039】
また、本発明は、前述した円筒研削盤を使用した平錐の加工方法を提供するものであり、小型で安価な円筒研削盤による完全に自動化することが可能であると共に、作業者の技能によって製品の品質にバラツキが生じない平錐の加工方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の円筒研削盤の1実施例の平面図である。
【図2】 本発明の円筒研削盤の1実施例の正面図である。
【図3】 本発明のワーク軸の1実施例の詳細を示す部分断面図である。
【図4】 本発明の砥石軸の1実施例の詳細を示す部分断面図である。
【図5】 本発明の円筒研削盤で加工する平錐を示す正面図である。
【図6】 本発明の円筒研削盤で加工する平錐を示す側面図である。
【図7】 平錐の外径部及び2面幅を研削加工する際のワーク軸と砥石軸の配置を示す図1の要部拡大図である。
【図8】 平錐の切刃(切刃の逃げ面)を研削加工する際のワーク軸と砥石軸の配置を示す図1の要部拡大図である。
【図9】 従来技術の円筒研削盤の平面図である。
【図10】 従来技術の円筒研削盤の正面図である。
【図11】 第2の従来技術の円筒研削盤の平面図である。
【符号の説明】
1 脚
2 ワーク軸台
3 砥石軸台
4 Y軸摺動台
5 A軸旋回台
回転軸
7 X軸摺動台
8 B軸旋回台
9 砥石軸
10 砥石
10a 仕上げ加工用砥石
10b 粗加工用砥石
11 ワーク
12 自動測定装置
13 ワークレスト
14 ドレッシングホイール
15 ドレッシング軸
16 ドレッシング装置
17 XY摺動台
20 ワーク軸台本体
21 前部ラジアル静圧軸受
22 スラスト静圧軸受
23 後部ラジアル静圧軸受
24 ビルトインモータ
25 第1の検出リング
26 第2の検出リング
27 ワーク
28 コレットチャック
29 ドローバー
30 ハンドル
31 ブレーキ手段
40 砥石軸台本体
41 前部ラジアル静圧軸受
42 スラスト静圧軸受
43 後部ラジアル静圧軸受
44 ビルトインモータ
50 平錐
51 シャンク部
52 錐部
53 切刃
54 外径部
55 2面幅
60 ワーク軸

Claims (5)

  1. ワーク軸台と砥石軸台とを有し、該ワーク軸台と該砥石軸台とが少なくともX軸方向とY軸方向に相対的に移動し、且つ、前記ワーク軸台と前記砥石軸台とにそれぞれ回転可能に配置されたワーク軸と砥石軸とを具備する円筒研削盤において、
    前記ワーク軸台は、Y軸方向に摺動するY軸摺動台と、該Y軸摺動台上に配置され、鉛直なA軸を中心として旋回するA軸旋回台と、該A軸旋回台上においてワーク軸台本体に組み込まれる水平に配置された回転可能な前記ワーク軸とを有し、
    前記砥石軸台は、前記Y軸に直交するX軸方向に摺動するX軸摺動台と、該X軸摺動台上に配置され、鉛直なB軸を中心として旋回するB軸旋回台と、該B軸旋回台上に、前記ワーク軸とほぼ同じ高さで水平に配置された回転可能な前記砥石軸とを有していて、
    前記ワーク軸は、ブレーキ手段によってドローバーを前記ワーク軸台本体に対して固定し、ワークを把持するコレットチャックが挿入される回転軸を研削加工に使用するモータによって正逆回転することで前記ドローバーに螺合している前記コレットチャックを前記回転軸と共に回転し、前記コレットチャックを開閉可能とすると共に、
    前記Y軸方向に摺動する前記Y軸摺動台と前記X軸方向に摺動する前記X軸摺動台と、鉛直な軸を中心として旋回する前記A軸旋回台と前記B軸旋回台、及び前記コレットチャックの開閉とが、いずれも数値制御装置によって制御されていることを特徴とする円筒研削盤。
  2. 前記ワーク軸の高速で回転する回転駆動と低速で割り出し回転する位置決め制御の双方が、数値制御装置によって一元的に制御されることを特徴とする請求項1記載の円筒研削盤。
  3. 前記円筒研削盤には、更にX軸方向及びY軸方向に摺動可能なXY摺動台に配置された、前記ワークを支持するワークレストが設けられ、数値制御装置によって制御されていることを特徴とする請求項1記載の円筒研削盤。
  4. ワーク軸台と砥石軸台とを有し、該ワーク軸台と該砥石軸台とが少なくともX軸方向とY軸方向に相対的に移動し、且つ、前記ワーク軸台と前記砥石軸台とにそれぞれ回転可能に配置されたワーク軸と砥石軸とを具備する円筒研削盤において、
    前記ワーク軸の高速で回転する回転駆動と低速で割り出し回転する位置決め制御の双方が数値制御装置によって一元的に制御され、
    前記ワーク軸は、ワークを把持する開閉可能なコレットチャックと、該コレットチャックと相対的に回転することによって前記コレットチャックを開閉するドローバーと、該ドローバーを前記ワーク軸台本体に回転不能に固定するブレーキ手段とを有し、
    前記ドローバーを前記ブレーキ手段によって前記ワーク軸台本体に回転不能に固定し、コレットチャックが挿入された回転軸を前記数値制御装置による制御の下に、研削加工に使用するモータにて正、逆転方向に回転することによって前記ドローバーに螺合している前記コレットチャックが前記回転軸と共に回転し、前記コレットチャックを開閉可能とすることを特徴とする円筒研削盤のワーク軸。
  5. ワーク軸台と砥石軸台とを有し、該ワーク軸台と該砥石軸台とが少なくともX軸方向とY軸方向に相対的に移動し、且つ、前記ワーク軸台と前記砥石軸台とにそれぞれ回転可能に配置されたワーク軸と砥石軸とを具備する円筒研削盤において、
    前記ワーク軸台は、Y軸方向に摺動するY軸摺動台と、該Y軸摺動台上に配置され、鉛直なA軸を中心として旋回するA軸旋回台と、該A軸旋回台上に水平に配置された回転可能な前記ワーク軸とを有し、
    前記砥石軸台は、前記Y軸に直交するX軸方向に摺動するX軸摺動台と、該X軸摺動台上に配置され、鉛直なB軸を中心として旋回するB軸旋回台と、該B軸旋回台上に、前記ワーク軸とほぼ同じ高さで水平に配置された回転可能な前記砥石軸とを有し、
    前記砥石軸を前記X軸に平行に配置し、前記ワーク軸を加工する平錐の刃先角度又は切刃の逃げ面の角度に対応する位置に旋回し、前記ワーク軸を割り出し位置決めして平錐の刃先又は切刃の逃げ面を加工する工程と、
    前記砥石軸を前記Y軸に平行に配置し、前記ワーク軸を加工する平錐の外径が所定の逆テーパとなる位置に旋回し、前記ワーク軸を回転駆動して平錐の外径を加工する工程と、前記砥石軸を前記Y軸に平行に配置し、前記ワーク軸を加工する平錐の2面幅が所定のテーパとなる位置に旋回し、前記ワーク軸を割り出し位置決めして平錐の2面幅を加工する工程とからなることを特徴とする平錐の加工方法。
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