JPH1052003A - 静圧気体軸受付スピンドル - Google Patents

静圧気体軸受付スピンドル

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JPH1052003A
JPH1052003A JP20060996A JP20060996A JPH1052003A JP H1052003 A JPH1052003 A JP H1052003A JP 20060996 A JP20060996 A JP 20060996A JP 20060996 A JP20060996 A JP 20060996A JP H1052003 A JPH1052003 A JP H1052003A
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JP
Japan
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housing
rotating shaft
shaft
section
conductive
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JP20060996A
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English (en)
Inventor
Teruhiko Fujisaki
輝彦 藤崎
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】板ばねを導電手段として用いた従来の静圧気体
軸受付スピンドルにあっては、導電手段である板ばね
が振動して回転精度を悪化させることがある、板ばね
と回転軸との接触部分が摩耗し易く、交換頻度が多くな
ると同時に発塵源ともなる。 そこで、本発明は、この
ような従来の問題点に着目してなされたものであり、高
速回転においても振動したり摩耗したりすることのない
導電手段を備えた静圧気体軸受付スピンドルを提供する
を提供する。 【解決手段】回転軸10が静圧気体軸受を介してハウジ
ング5に支持され、回転軸10の一方の端部から他方の
端部を経てハウジング外部と導通せしめる導電手段46
を備えた静圧気体軸受付スピンドルにおいて、導電手段
46は導電性半固体である導電性グリース48を備えて
いる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば磁気ディス
クや磁気ヘッド用の検査装置に好適に使用できる静圧気
体軸受付スピンドルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の検査装置では、スピンドル装置
の回転軸の真空吸着面に磁気ディスク等の被検査体を吸
着保持して回転させながら所定の加工や検査を施す。そ
のとき、回転軸に静電気が蓄積されると電気ノイズの原
因になる。また、検査の種類により、被検査体にバイア
ス電流を流すことが必要である。そこで、一般に、回転
軸とスピンドル装置の外部とを、導電材(導電手段)を
介して導通させるようにしている。
【0003】従来、磁気ディスクや磁気ヘッド等の検査
装置に用いられるスピンドル装置としては、例えば特開
平8−61367号公報に開示されたものがある。この
ものは、ハウジングに中空の回転軸が静圧気体軸受を介
して支持され、その回転軸の一方の端部が被検査体を吸
着して保持する真空吸着面になっている。回転軸の他方
の端部は前記ハウジングの一端に固定された蓋に対向し
ている。その蓋には、導電手段として導電性の弾性部材
である板ばねが取り付けられている。その板ばねの一端
は回転軸の他方の端部に当接して押圧するとともに、他
端は蓋の外に突き出して導電端子を形成し、外部との導
通が行われるようになっている。導電手段として板ばね
を採用したため、一般的な真空吸着スピンドル装置にお
ける導電手段である複雑で高価な回転継手を必要としな
い利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、板ばね
を導電手段として用いた従来の静圧気体軸受付スピンド
ルにあっては、例えば被検査体の磁気ディスクを保持し
て高速で回転させると、 導電手段である板ばねが振動して肝心の回転精度を悪
化させることがある、 板ばねと回転軸との接触部分が摩耗し易く、交換頻度
が多くなると同時にこの種の検査で避けなければならな
い発塵源ともなる、という問題点がある。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の問題
点に着目してなされたものであり、高速回転においても
振動したり摩耗したりすることのない導電手段を備えた
静圧気体軸受付スピンドルを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る静圧気体軸受付スピンドルは、回転軸
が静圧気体軸受を介してハウジングに支持され、回転軸
の一方の端部から他方の端部を経てハウジング外部と導
通せしめる導電手段を備えた静圧気体軸受付スピンドル
において、前記導電手段は導電性液体と導電性半固体と
のどちらかを備えているものとした。
【0007】本発明に係る静圧気体軸受付スピンドルの
導電手段は、導電性液体か導電性半固体のいずれかを備
えており、その導電性液体または導電性半固体を介して
回転軸がハウジング外部と導通する。そのため、回転軸
が高速回転しても導電手段が振動することはなく、常時
安定した回転精度が確保される。また、導電手段が摩耗
することもなく、長寿命である。さらに、導電手段から
の発塵も極めて少なく、正確な検査が行える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明に係る静圧気体軸
受付スピンドルの一実施形態例の断面図である。先ず構
成を説明すると、全体は軸方向に三つの部分に分かれて
おり、図の左端が静圧気体軸受部1、中間がモータ部
2、右端がエンコーダ部3である。
【0009】前記静圧気体軸受部1のハウジング5A
は、外面に取付けフランジ6が形成されている。そのハ
ウジング5Aの内側に、回転軸10が回転自在に支持さ
れている。回転軸10は軸部が貫通孔10aを有する中
空の円筒形で、その両軸端にフランジ状の鍔部11,1
2がそれぞれボルトBで着脱可能にネジ止めされてい
る。モータ部2側に面した鍔部12には、モータ部2お
よびエンコーダ部3の軸心を貫通して延びる軸10Aが
延設されて回転軸10の延長部を形成している。他方の
鍔部11は、ハウジング5の端面から突出して設けら
れ、中心に前記中空の孔10aに連通する貫通孔13を
有して開口し、ワーク吸着保持部15を構成している。
【0010】ハウジング5Aの内周面の両端部は円環状
に切除され、その内周面には、静圧気体軸受を構成する
2個の短円筒状の多孔質部材16,16が接着またはし
まりばめ等の手段で軸方向に間隔をおいて固定されてい
る。この実施形態の多孔質部材16は多孔質グラファイ
ト等よりなり、内周面をラジアル軸受面16R、外端面
をスラスト軸受面16Sとして用いるように、切削また
は研削加工で仕上げ加工されている。これに対し、回転
軸10の各鍔部11,12の内側面が平面状のスラスト
受面11S,12Sとされており、前記スラスト軸受面
16Sと僅かの軸受すき間を介して非接触に対向してス
ラスト軸受が構成される。
【0011】一方、多孔質部材16のラジアル軸受面1
6Rは、半径方向のラジアル軸受すきまを介して回転軸
10の外周面のラジアル受面10Rに対向しており、ラ
ジアル受面10Rとラジアル軸受面16Rとでラジアル
軸受が構成される。
【0012】そして、ハウジング5Aには外周面から各
多孔質部材16,16の外周の環状の給気室17に連通
させて給気孔18が設けられ、図外の加圧気体供給源か
らの圧縮空気を送り込み、絞りとして機能する多孔質部
材16を介して各ラジアル及びスラスト軸受すき間に噴
出させることにより流体膜を形成して、回転軸10をハ
ウジング5Aに対し非接触に浮上支持するようになって
いる。
【0013】ハウジング5Aの両端の多孔質部材16,
16の間に位置する内周面には、軸方向に間隔をおいて
3個所の位置に、円周方向に連続する溝20,21,2
2が形成されている。これらの溝のうち多孔質部材16
に隣接する位置にある溝20,22には半径方向外側に
連通する排気孔23を設けてハウジング外面に開口させ
ている。また、中間位置の溝21には、少なくとも一個
の吸気路24を半径方向外側に設けてハウジング5Aの
外面に開口させ、その開口端のねじ部に図示しない真空
ポンプの配管(磁気ディスクを真空チャックする代わり
に、ピストン等を利用して回転軸10にチャックする場
合には、圧縮空気供給配管)を接続するようにしてあ
る。一方、中空の回転軸10には、ハウジング5Aに設
けた前記中間位置の溝21に合わせて、半径方向に貫通
する複数個の吸気孔25を設けてある。
【0014】前記モータ部2では、そのハウジング5B
が前記静圧気体軸受部1のハウジング5Aに、図示しな
いボルトで同軸に固定して取り付けられており、ブラシ
レスDCモータ30が内蔵されている。すなわち、ハウ
ジング5Bの内径面にモータステータ31がアマチュア
コイル32を有して固定されている。一方、このステー
タ31にエアギャップを介して対向するロータ33の方
は、マグネットを備えて回転軸10の延長部10Aの外
径面に固定して取り付けられている。このモータ部2の
ハウジング5Bの図で右端側の貫通孔34に、回転軸の
延長部10Aが挿通されている。
【0015】前記エンコーダ部3では、そのハウジング
5Cが前記モータ部2のハウジング5Bに図示しないボ
ルトでで同軸に固定して取り付けられており、回転軸1
0の回転位置センサとしての例えば非接触型ロータリエ
ンコーダ40が内蔵されている。すなわち、回転軸10
の延長部10Aの外径面に、円板状のスリット板41を
一体回転可能に取り付け、このスリット板41と固定イ
ンデックス42とをギャップを介して図外の投受光素子
で挟むように配設されている。
【0016】このエンコーダ部3のハウジング5Cの端
部には、例えば塩化ビニール樹脂等の非導電性材料から
なる蓋45がボルトで取り付けられている。ちなみに、
この蓋45以外の構成部品であるハウジング5(ハウジ
ング5A,5B,5C),回転軸10,その延長部10
Aと鍔部11,12等は導電材料の金属製である。しか
して、ハウジング5と回転軸10(延長部10A,鍔部
11,12を含む)とは非接触であり、両者5,10を
連結する唯一の部材である蓋45は絶縁材製であること
から、両者5,10は通常非導通である。
【0017】前記回転軸10の延長部10Aの末端に
は、回転軸10をハウジング5の外部と導通せしめる導
電手段46が配設されている。以下、導電手段46につ
いて詳しく説明すると、回転軸の延長部10Aの端末に
すき間を介して被せて取り付ける回転部導通部材50
と、この回転部導通部材50に接続されて蓋45の外部
に突出し導電端子を形成する端子部材51とを備えてい
る。
【0018】この実施形態における回転部導通部材50
は、金属製のグリースケース47と、そのグリースケー
ス47と回転軸10との間のすき間に充填される導電性
グリース48と、グリースケース47の開口端に装着し
てグリース48の洩れを防止するためのグリースシール
用玉軸受49とを備えている。導電性グリース48は、
半固体であるグリースに銀粉,銅粉,炭素粉等の導電性
微粒子のいずれかを混練したものである。また、端子部
材51は、蓋45に固着され内周に雌ねじが形成された
スリーブ材52と、このスリーブ材52に螺合させる予
圧荷重用ねじ53と、そのねじ53をロックするための
ナット54とを備えている。
【0019】回転部導通部材50を取り付けるには、グ
リースシール用玉軸受49を回転軸の延長部10Aの端
末から装入して、延長部10Aに設けた係止段部10b
に突き当てて玉軸受49の内輪を回転軸10にすきまば
めで嵌合する。次いで、予め所定量の導電性グリース4
8を入れたグリースケース47を延長部10Aの端末か
ら挿入して先のグリースシール用玉軸受49の外輪にす
きまばめで嵌合する。これにより、導電性グリース48
が回転軸の延長部10Aの外径面及び端面とグリースケ
ース47の内径面及び底面との間のすき間に充填される
と共に、グリースシール用玉軸受49により洩れ止めさ
れる。その後、端子部材51の予圧荷重用ねじ53をス
リーブ材52に螺合させて締めつけ、ねじ先端をグリー
スケース47の後端面に押しつけてグリースシール用玉
軸受49に予圧を負荷し、ナット54でロックする。ナ
ット54の後端は蓋45の外部に突出して導電端子にな
っている。
【0020】グリースケース47は軸心が予圧荷重用ね
じ53によって点接触で支持され、回転軸10の回転に
伴って回転する玉軸受49の振動は、玉軸受10の外輪
及びグリースケース47の振れ回り等によって吸収され
て回転軸10には伝わらない。
【0021】次ぎに作用を述べる。MRヘッド用検査機
として使用する場合について説明すると、回転軸10の
先端のワーク吸着保持部15に図示しない磁気ディスク
を装着して図外の真空ポンプを作動させ、貫通孔10a
内の空気を吸気孔25,溝21,吸気路24を経て吸引
することにより、磁気ディスクを吸着保持する。
【0022】次いで、ブラシレスモータ30を始動さ
せ、回転軸10とともに磁気ディスクを一定回転速度で
回転させる。その回転状態の磁気ディスクに磁気抵抗素
子を応用した図示しないMRヘッドを接近させて各種の
検査を行う。このMRヘッドによる磁気ディスクの検査
時には磁気ディスクの電位が必要である。そこで、スピ
ンドル装置末端の導電手段46を構成している端子部材
51をMRヘッドに導電し、MRヘッドとワーク吸着保
持部15に保持されている磁気ディスクとを回転軸10
を介して同電位にしている。なお、これに対して、端子
部材51をMRヘッドに導電しない検査の場合は、スピ
ンドル装置末端に短絡用部材を予めセットしておき、ハ
ウジング5と回転軸10に取り付けた磁気ディスクとを
同電位にする。こうして、回転軸10に取り付けた磁気
ディスクの電位を自由に設定することができ、種々の検
査に使用可能である。
【0023】静圧気体軸受部1の作用は次の通りであ
る。ハウジング5Aの外周面に開口している給気孔18
に接続された図外の加圧気体供給源からの加圧気体が、
給気孔18から給気室17を経て各多孔質部材16,1
6にそれぞれ送られる。その加圧気体は、多孔質部材1
6の内部を通り、ラジアル軸受面16R及びスラスト軸
受面16Sに分かれてラジアル軸受すきまとスラスト軸
受すきまとに均一な圧力,流量で噴出し、流体膜を形成
して回転軸10をラジアル方向及びスラスト方向に非接
触に支持する。この場合、スラスト軸受すきまには多孔
質部材16,16の軸方向外側の端面のスラスト軸受面
16Sから直接に圧力気体が噴出される。
【0024】スラスト軸受面16Sから噴出した気体
は、回転軸の鍔部11との間のすき間から外部に排出さ
れる。また、ラジアル軸受面16Rから噴出した気体
は、その一部がスラスト軸受面16Sと回転軸の鍔部1
1との間のすき間から外部に排出されるとともに、残部
はハウジング5Aの中間内径面の多孔質部材16に隣接
している溝20,22を経て排気孔23から外部に排出
される。
【0025】なお、この実施形態の場合、回転軸10の
回転は、ロータリエンコーダ40の検出信号をブラシレ
スモータ30の図示しない制御装置にフィードバックす
ることにより制御され、磁気ディスクの正確な回転を確
保しているが、本発明は必ずしもロータリエンコーダの
ような回転センサを有しないものにも適用できる。
【0026】また、上記実施形態の多孔質部材16は、
空孔を有するグラファイト素材からなる芯部の外周表層
に、例えばフェノール樹脂を含浸して目づまりさせるこ
とにより素材空孔を調整してなる表面絞り層を備えてい
るものでも良い。
【0027】また、多孔質部材16の外周に設けた給気
室17は、ハウジング5Aの方に設けるようにしても良
い。また、ハウジング5Aの内周面に設けた溝20,2
1,22を回転軸10の方に設けても良く、あるいはハ
ウジング5Aの内周面と回転軸10の外周面とに分けて
設けても良い。
【0028】また、上記実施形態の静圧気体軸受は、多
孔質部材を用いた場合を示したが、その他のタイプ、例
えばオリフィス絞りや自成絞りを備えた多数孔形の静圧
気体軸受とか、または表面絞り形の静圧気体軸受を使用
することもできる。
【0029】図2に、本発明に係る静圧気体軸受付スピ
ンドルの他の実施形態を示す。但し、静圧気体軸受部1
及びモータ部2の構成は図1と同一のため省略し、後端
部にあるエンコーダ部3のみを図示している。
【0030】この実施形態にあっては、導電手段46が
上記第1の実施形態のものと異なっている。すなわち、
導電手段46は、回転軸の延長部10Aの端末に周囲に
回転部導通部材60と、この回転部導通部材60に接続
されて蓋45の外部に突出し導電端子を形成する端子部
材61とを備えており、前記回転部導通部材60はカッ
プ状の金属製のシールケース62にスペーサ71と導電
性磁性流体シール63とが交互に複数個づつ内蔵されて
いる。
【0031】導電性磁性流体シール63は、円環状の永
久磁石64を2枚の円環状のポールピース65で挟持し
てなる磁気回路形成部材66を構成し、ポールピース6
5の内径面と回転軸の延長部10Aの外径面との間にす
き間を介在させて磁気回路を形成すると共に、その磁気
回路の各すき間に導電性液体である導電性磁性流体67
を注入して磁力で保持したものである。導電性磁性流体
67は、例えば低揮発性の有機溶媒と、これと親和性の
ある界面活性剤と強磁性体微粒子と導電性付与物質(例
えば有機酸第四級ホスホニウム塩)とを混合した組成物
である。また、端子部材61は、シールケース62の後
端面に一体に立設したねじ68と、これに螺合するナッ
ト69とを備えている。そのねじ68を蓋45に設けた
貫通孔70に通してナット69を締めつけ、回転部導通
部材60を固定する。ナット69の後端は蓋45の外部
に突出して導電端子になる。
【0032】こうして、導電性磁性流体67を介して回
転軸の延長部10Aの外径面とシールケース62とが導
通可能に連結される。なお、シールケース62の側面及
び各磁気回路形成部材67の間に介装したスペーサ71
には、背圧防止用の径方向の貫通孔72が連通して形成
され、シールケース62内の背圧の発生を防止して導電
性磁性流体67の保持の安定化を図っている。
【0033】この実施形態の静圧気体軸受付スピンドル
における導電手段46の作用効果は、上記第1実施形態
の場合と同様である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の静圧気体
軸受付スピンドルによれば、静圧気体軸受を介してハウ
ジングに支持された回転軸の一方の端部から他方の端部
を経てハウジング外部と導通せしめる導電手段として、
導電性液体と導電性半固体とのどちらかを備えているも
のを用いたため、回転時の導電手段の振動が少なく安定
しており、且つ摩耗がなく長寿命で低発塵の静圧気体軸
受付スピンドルを提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態の断面図である(図1の
一部を省略している)。
【符号の説明】
1 静圧気体軸受部 5 ハウジング 10 回転軸 16 多孔質部材 46 導電手段 48 導電性半固体 67 導電性液体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸が静圧気体軸受を介してハウジン
    グに支持され、前記回転軸の一方の端部から他方の端部
    を経てハウジング外部と導通せしめる導電手段を備えた
    静圧気体軸受付スピンドルにおいて、前記導電手段は導
    電性液体と導電性半固体とのどちらかを備えていること
    を特徴とする静圧気体軸受付スピンドル。
JP20060996A 1996-07-30 1996-07-30 静圧気体軸受付スピンドル Pending JPH1052003A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000042878A (ja) * 1998-07-30 2000-02-15 Citizen Watch Co Ltd 円筒研削盤及びそのワーク軸と砥石軸、並びにこの円筒研削盤による平錐の加工方法
JP2008138783A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Ntn Corp 静圧気体軸受スピンドル
JP2018123927A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 株式会社テクノリンク ロータリーアクチュエータ

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