JP3346061B2 - 吸着機構付スピンドル装置 - Google Patents

吸着機構付スピンドル装置

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JP3346061B2 JP28810494A JP28810494A JP3346061B2 JP 3346061 B2 JP3346061 B2 JP 3346061B2 JP 28810494 A JP28810494 A JP 28810494A JP 28810494 A JP28810494 A JP 28810494A JP 3346061 B2 JP3346061 B2 JP 3346061B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばMRヘッド用
検査機などのような検査用機器に好適に使用できる吸着
機構付スピンドル装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク等の検査,測定に用
いられる吸着機構付スピンドル装置としては、図3に示
すように、中空回転軸1であるスピンドルが、軸方向に
間隔をおいて配設された一対の静圧気体軸受2,2を介
して円筒状のハウジング3に支持されており、中空回転
軸1の一方の開口端4がワーク吸着面とされている。前
記一対の静圧気体軸受2,2の中間に挟まれた軸受中間
部3Aのハウジング内径面3aと中空回転軸1との間の
すき間dcは静圧気体軸受2のラジアル軸受すき間dA
と同等以下の大きさ(dA≧dc)となるように形成さ
れている。そして、軸受中間部3Aのハウジング内径面
3aには、軸方向の少なくとも三箇所に、円周方向に連
続する溝6,7,7が形成されると共に、そのうちの中
間の溝6とハウジング外面3bとを連通する真空排気孔
8及び両側の溝7,7とハウジング外面3bとをそれぞ
れ連通する複数本の排気孔9,9とがハウジング胴部を
半径方向に貫通して設けられている。一方、中空回転軸
1には前記中間位置の溝6に対向する位置から中空孔1
Aに連通する吸気孔11を設けてある。
【0003】軸受中間部3Aにおける真空排気孔8は、
中空回転軸1の中空孔1Aから真空ポンプで吸い出され
る空気の真空排気通路である。また、その両側の排気孔
9,9は、ハウジング外面3bに開口する圧縮空気供給
路12を経て静圧気体軸受2,2に供給される圧縮空気
の排気通路とされている。中空回転軸1の開口端4の吸
着面に磁気ディスクをあてて中空孔1A内の空気を真空
ポンプで排気し、磁気ディスクを吸着保持する。静圧気
体軸受2,2に圧縮空気供給路12から供給した圧縮空
気をラジアル軸受面2a,2aからラジアル軸受すき間
dAに噴出させ、中空回転軸1の回転を非接触に支持す
る。ラジアル軸受すき間dAに噴出した圧縮空気は、ハ
ウジング内径面3aに開口している圧縮空気排気用の溝
7,7及び静圧気体軸受2,2の軸方向外側端からハウ
ジングの外部に排出される。そして、中空回転軸1を内
蔵のモータMで回転駆動する。
【0004】なお、中空回転軸1の吸着面に磁気ディス
クを吸着保持し、図示しないブラシで電気ノイズを取り
ながら所定の加工や検査を行うため、回転軸は後端の接
地用ボールBを介して接地できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の吸着機構付
スピンドル装置では、一対の静圧気体軸受2,2の間に
挟まれた軸受中間部3Aのハウジング内径面3a(排気
孔形成部分)と中空回転軸1との間のすき間dcが、静
圧気体軸受2のラジアル軸受すき間dAと同等以下の大
きさとされている。これは、排気孔8,9,9が形成さ
れたハウジング内径面3aと中空回転軸1との間のすき
間dcの方が静圧気体軸受のラジアル軸受すき間dAよ
り大きいと、静圧気体軸受2のラジアル軸受面2aから
ラジアル軸受すき間dAに噴出した圧縮空気の排気が、
すき間の大きい部分へより容易に進入し、圧縮空気の排
気孔9,9のみでなく真空排気孔8を経てより多く排出
されることとなり、その結果真空ポンプの負圧が変動し
て磁気ディスクを安定に保持することが難しくなるため
である。
【0006】しかしながら、従来装置にあっては、ハウ
ジング3の排気孔形成部分と静圧気体軸受2,2とは別
部品を組付けたものであり、排気孔8,9,9を有する
軸受中間部3Aの両側のハウジング内径面3aの両端部
に環状の凹所を設けて、例えば多孔質焼結金属製の環状
体からなる静圧気体軸受2,2をその凹所に接着または
しまりばめ等の手段で組み付けることにより製作されて
いる。そのため、両部品の内径(すなわち両部品それぞ
れと回転軸との間のすき間の大きさdA,dc)を十分
の精度で管理して製作することは容易でないという問題
点がある。
【0007】そこでこの発明は、上記従来の問題点に着
目してなされたもので、一対の静圧気体軸受とその間に
位置する排気孔形成部分とを同一の部材で一体に構成す
ることにより、一対の静圧気体軸受のラジアル軸受面及
びその中間位置の排気孔形成部分と回転軸との間に形成
されるすき間の相対的大きさの関係を精密に管理及び規
制して製作することが容易な吸着機構付スピンドル装置
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、一端にワー
ク吸着口を有する中空回転軸と、この中空回転軸を該中
空回転軸の軸方向に間隔をおいて配置された一対の静圧
気体軸受を介して支持するハウジングとを備え、前記一
対の静圧気体軸受間に位置する前記ハウジングの内径面
に前記静圧気体軸受からの気体を排気する一対の排気部
を設けると共に該一対の排気部間に真空排気部を設け、
この真空排気部と対向する前記中空回転軸の外径面に前
記ワーク吸着口に連通する吸気部を設けた吸着機構付ス
ピンドル装置において、前記一対の静圧気体軸受間に位
置する前記ハウジングの軸受中間部を中央部に連続孔の
目潰し部を有する多孔質円筒体により前記一対の静圧気
体軸受と一体に形成し、前記排気部および前記真空排気
部を前記目潰し部の内径面に形成し、かつ前記軸受中間
部と前記中空回転軸との間に形成されるすき間を前記静
圧気体軸受と前記中空回転軸との間に形成されるラジア
ル軸受すき間と同等以下の大きさにしたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】一対の静圧気体軸受とその間に挟まれた軸受中
間部とが単一の円筒軸受部材で構成してあるから、その
円筒軸受部材の内径面を同一の加工機械による同一工程
で加工できる。したがって、一対の静圧気体軸受の軸受
面とこれに隣接する軸受中間部内径面との寸法の調整が
同時に、均一にそして容易にできる。
【0010】一対の静圧気体軸受のラジアル軸受すき間
及び軸受中間部と回転軸との間のすき間寸法は、前記単
一の円筒軸受部材の加工精度のみで決定され、組立によ
る誤差は生じない。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。なお、従来と同一または相当部分には同一の符
号を付してある。図1はこの発明の一実施例の全体断面
図、図2はその要部の拡大断面図である。全体は軸方向
に三つの部分に分かれており、図の右端が静圧空気軸受
部21、中間がモータ部22、左端がエンコーダ部23
である。エンコーダ部23の構成は省略している。
【0012】先ず全体の構成を説明すると、静圧空気軸
受部21のハウジング3は、モータ部22のハウジング
24にボルトB24で一体に連結されている。そのハウジ
ング3の内径面3aに、円筒状の軸受部材26が固定さ
れ、この円筒状の軸受部材26の内周に中空回転軸1が
配設されている。軸受部材26は、図2に示すように一
対の静圧気体軸受2,2とその間に挟まれた軸受中間部
3Aとを単一の円筒状に構成したものである。具体的に
は、例えば一個の多孔質焼結金属製の円筒体を用いてお
り、軸方向の両端部に静圧気体軸受2,2を設けてその
内径面にラジアル軸受面2aが形成されている。また、
静圧気体軸受2,2の外端面にスラスト軸受面2sが形
成されている。一対の静圧気体軸受2に挟まれた軸受中
間部3Aは、例えば合成樹脂液を含浸・硬化させること
により多孔質材の連続孔が目つぶしされている。軸受部
材26の内径面は同一工程で旋削加工により形成される
ので、ラジアル軸受面2aの内径寸法と軸受中間部3A
の内径面26aの内径寸法とは、同一の大きさでも、微
妙な差を設けた大きでも任意に設定できる。換言すれ
ば、静圧気体軸受2,2のラジアル軸受面2aと中空回
転軸1との間のラジアル軸受すき間dAと、軸受中間部
3Aの内径面26aと中空回転軸1との間のすき間dc
との大きさの関係を、容易に(dA≧dc)とすること
が可能である。
【0013】軸受部材26の軸受中間部3Aの内径面2
6aには軸方向の少なくとも三箇所に、ラジアル軸受す
きまdAより大きいすきまの環状の中空部としての溝
6,7,7が形成されると共に、そのうちの中間の溝6
とハウジング3の外面3bとを連通する真空排気孔8及
び両側の溝7,7とハウジング3の外面3bとをそれぞ
れ連通する複数本の排気孔9,9とが軸受部材26及び
ハウジング3の胴部を半径方向に貫通して設けられてい
る。もっとも、前記溝6,7,7は中空回転軸1の外面
側に設けても良い。
【0014】また、軸受部材26の静圧気体軸受2の外
径面にも円周方向に連続する溝2Aが形成され、その溝
2Aはハウジング3の胴部を半径方向に貫通してハウジ
ング外面3bに開口する圧縮空気供給路12と連通して
いる。もっとも前記溝2Aを気体軸受2ではなくハウジ
ング3の内径面3aの方に設けても良い。中空回転軸1
は中空軸1Bと中空軸1Bの両軸端に取り付けたフラン
ジ状の鍔部31,32を有している。そのうちのモータ
部22側に面した鍔部32には、モータ部22およびエ
ンコーダ部23の軸心を貫通して延びる延長軸33がボ
ルトB33で着脱可能に固定して延設されている。他方の
鍔部31は、中空回転軸1の中空孔1Aの開口端4を通
じてワークの吸着保持を行うようになっている。
【0015】中空回転軸1の各鍔部31,32の内側面
は平面状のスラスト受面31S,32Sとされており、
静圧気体軸受2のスラスト軸受面2Sと僅かの軸受すき
間を介して非接触に対向してスラスト軸受が構成され
る。そして、各静圧気体軸受2の外周の環状の溝2Aに
図外の加圧気体供給源からの圧縮空気を圧縮空気供給路
12を経て送り込み、絞りとして機能する多孔質の静圧
気体軸受2を介して各ラジアル及びスラスト軸受すき間
に空気を噴出させることにより流体膜を形成して、ハウ
ジング3の内面に嵌着した軸受部材26で中空回転軸1
を非接触に浮上支持するようになっている。
【0016】モータ部22には、ブラシレスDCモータ
Mが内蔵されている。すなわち、モータハウジング24
の内径面にモータステータ35がアマチュアコイルを有
して固定されている。一方、このステータにエアギャッ
プを介して対向する磁石からなるロータ37の方は延長
軸33の外径面に固定して取り付けられている。このモ
ータ部22のモータハウジング24には、図の左端側の
端面に導電性材料からなる蓋38がボルトB38で固定さ
れている。その蓋38の中心の貫通孔39に延長軸33
が挿通されている。
【0017】エンコーダ部23には、図示しないが、中
空回転軸1の回転位置センサとしての例えば完全非接触
型ロータリエンコーダが内蔵されている。このエンコー
ダ部23のハウジング40の端部には例えば合成樹脂等
の非導電性材料からなる蓋41が取り付けられている。
延長軸33の末端に配置した金属ボールBからなる接触
子は蓋41の外に露出させている。この金属ボールBに
図示しない板バネの力で導電部材が押しつけられる。
【0018】次ぎに作用を述べる。以上のように、一対
の静圧気体軸受2,2とその間に挟まれた軸受中間部3
Aとを単一の円筒状の軸受部材26で構成してあるか
ら、その軸受部材26の内径面は同一の加工機械により
同一工程で加工できる。したがって、静圧気体軸受2の
ラジアル軸受面2aとこれに隣接する軸受中間部3Aの
内径面26aとの寸法の調整が容易にできる。しかも単
一部材である軸受部材26をハウジング3の内面3aに
嵌合して組み立てればよいので組立による誤差は生じな
い。そのため、ラジアル軸受すき間dAと、軸方向両端
の中空部(溝7,7)の間であって軸受中間部3Aの内
径面26aと中空回転軸1との間のすき間dcとの大き
さの関係を確実に(dA≧dc)とすることが可能であ
る。
【0019】中空回転軸1の中空孔1Aの先端の開口端
4に図示しない磁気ディスクを装着して図示しない真空
ポンプを作動させ、中空孔1A内の空気を中空孔1Aの
吸気孔11,溝6,真空排気孔8を経て吸引することに
より、磁気ディスクを吸着保持する。次いで、ブラシレ
スモータMを始動させて中空回転軸1とともに磁気ディ
スクを一定回転速度で回転させ、その回転状態の磁気デ
ィスクに磁気抵抗素子を応用した図示しないMRヘッド
を接近させて各種の検査を行う。
【0020】この回転始動に際して、静圧空気軸受2の
作用は次の通りである。ハウジング3の外面3bに開口
している圧縮空気供給路12に接続された図外の加圧気
体供給源からの加圧気体が、溝2Aを経て軸受部材26
の多孔質部材からなる各静圧気体軸受2にそれぞれ送ら
れる。その加圧気体は、多孔質部材の内部を通りながら
所定の圧力・流量に絞られて、ラジアル軸受面2a及び
スラスト軸受面2Sに分かれてラジアル軸受すきまとス
ラスト軸受すきまとに均一な圧力,流量で噴出し、流体
膜を形成して中空回転軸1をラジアル方向及びスラスト
方向に非接触支持する。この場合、スラスト軸受すきま
には静圧気体軸受2,2の外端面のスラスト軸受面2S
から直接に圧力気体が噴出されるから、設計値に近いス
ラスト軸受剛性と負荷容量が得られる。
【0021】スラスト軸受面2Sから噴出した気体は、
中空回転軸1の鍔部31,32との間のすき間の外周部
から外部に排出される。また、ラジアル軸受面2aから
噴出した気体は、軸受部材26の軸受中間部3Aの内径
面26aにおいて静圧気体軸受2に近い溝7,7を経て
排気孔9,9から外部に排出される。この場合、ラジア
ル軸受すきまの寸法dAと、軸方向両端の中空部(溝
7,7)の間であって軸受中間部3Aと中空回転軸1と
の間のすき間dcとの関係がdA≧dcであり、且つそ
のすき間dcの両端位置に溝7,7が隣接するから、ラ
ジアル軸受面2aから噴出して溝7,7を経て排出され
る圧力気体は、負圧が作用している溝6の方に流れる量
が少ない。このため、溝6に連通する吸気孔11,真空
排気孔8の負圧が変動することも少なく、真空吸着圧は
ほぼ一定に保持される。
【0022】なお、この実施例の場合、中空回転軸1の
回転は、エンコーダ部23に内蔵の図外のロータリエン
コーダの検出信号をブラシレスモータMの図示しない制
御装置にフィードバックすることにより制御され、磁気
ディスクの正確な回転を確保しているが、本発明はロー
タリエンコーダのような回転センサを有しないものにも
適用できる。
【0023】また、上記実施例ではワークの吸着機構と
して真空方式を用いたものを説明したが、ワークを真空
チャックする代わりにピストン機構等を利用して中空回
転軸1にチャックする加圧吸着機構を用いたものであっ
ても良い。その場合には、上記実施例における真空排気
孔8に代えて圧縮空気供給孔が使用される。さらに、一
対の静圧気体軸受をオリフィス絞りとしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の吸着機
構付スピンドル装置によれば、軸方向に間隔をおいて
ウジング内に設けられた一対の静圧気体軸受と、これら
の静圧気体軸受を介して前記ハウジングに支持された中
空回転軸と、前記一対の静圧気体軸受間に前記中空回転
軸の外径面と対向する内径面を有する軸受中間部とを備
え、前記中空回転軸に形成された吸気孔を介して前記中
空回転軸のワーク吸着用開口端に連通する環状の真空吸
着用溝を前記軸受中間部の内径面中央部に形成すると共
に、前記静圧気体軸受の内径面から噴出する気体を排気
するための環状の排気用溝を前記軸受中間部の内径面両
端部に形成した吸着機構付スピンドル装置において、
一対の静圧気体軸受と前記軸受中間部とを単一の円筒
状軸受部材で構成したため、軸受中間部と中空回転軸と
の間のすき間寸法を静圧気体軸受のラジアル軸受すきま
の寸法と同等以下の大きさに正確にかつ容易に形成でき
ると共に組立による誤差もなくなり、その結果静圧気体
軸受の作動気体が吸着機構の方に漏れ出る量が抑制で
き、被吸着体を安定に保持することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の全体断面図である。
【図2】図1に示したものの要部の拡大断面図である。
【図3】従来の吸着機構付スピンドル装置の全体断面図
である。
【符号の説明】
1 中空回転軸 1A 中空孔 2 静圧気体軸受 3 ハウジング 3A 軸受中間部 4 開口端 26 軸受部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 32/00 - 32/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にワーク吸着口を有する中空回転軸
    と、この中空回転軸を該中空回転軸の軸方向に間隔をお
    いて配置された一対の静圧気体軸受を介して支持するハ
    ウジングとを備え、前記一対の静圧気体軸受間に位置す
    る前記ハウジングの内径面に前記静圧気体軸受からの気
    体を排気する一対の排気部を設けると共に該一対の排気
    部間に真空排気部を設け、この真空排気部と対向する前
    記中空回転軸の外径面に前記ワーク吸着口に連通する吸
    気部を設けた吸着機構付スピンドル装置において、 前記一対の静圧気体軸受間に位置する前記ハウジングの
    軸受中間部を中央部に連続孔の目潰し部を有する多孔質
    円筒体により前記一対の静圧気体軸受と一体に形成し、
    前記排気部および前記真空排気部を前記目潰し部の内径
    面に形成し、かつ前記軸受中間部と前記中空回転軸との
    間に形成されるすき間を前記静圧気体軸受と前記中空回
    転軸との間に形成されるラジアル軸受すき間と同等以下
    の大きさにしたことを特徴とする吸着機構付スピンドル
    装置。
  2. 【請求項2】 前記目潰し部は、前記多孔質円筒体の中
    央部に樹脂を含浸させて形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の吸着機構付スピンドル装置。
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