JPH0614491A - キャンドモータの軸受装置及び該軸受装置を備えたキャンドモータ - Google Patents

キャンドモータの軸受装置及び該軸受装置を備えたキャンドモータ

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JPH0614491A
JPH0614491A JP11008593A JP11008593A JPH0614491A JP H0614491 A JPH0614491 A JP H0614491A JP 11008593 A JP11008593 A JP 11008593A JP 11008593 A JP11008593 A JP 11008593A JP H0614491 A JPH0614491 A JP H0614491A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スラスト摺動部材間の軸方向のエンドプレー
の確保が極めて容易であり、かつ負荷側と反負荷側の同
芯度及び直角度の狂いや嵌合の寸法誤差等を吸収するこ
とができるキャンドモータの軸受装置及び該軸受装置を
備えたキャンドモータを提供する。 【構成】 回転子28を回転支承するラジアル軸受とス
ラスト軸受とを備えたキャンドモータ22の軸受装置に
おいて、モータにラジアル軸受を保持した軸受ハウジン
グ32を着脱可能に設け、軸受ハウジング32の両側部
に摺動面を有する固定側スラスト摺動部材33,34を
設け、回転子28に前記固定側スラスト摺動部材33,
34を挟むように回転側スラスト摺動部材38,39を
設け、軸受ハウジング32は弾性体40を介してモータ
フレームに半径方向が固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキャンドモータの軸受装
置及び該軸受装置を備えたキャンドモータに係り、特に
カートリッジ型の軸受からなるキャンドモータの軸受装
置及び該軸受装置を備えたキャンドモータに関する。
【0002】
【従来の技術】キャンドモータポンプは、取扱液を自己
循環させ、取扱液によって軸受の潤滑を行っているもの
が多い。キャンドモータの軸受は、一般に、プレーンメ
タル(plain metal)で、ロータを両側で支える2ヵ所
のラジアルメタルと、両軸方向のスラスト荷重を支える
2ヵ所のスラストメタルによって構成されている。これ
らを十分機能させるためには、個々の部品の寸法精度と
同時に部品間相互の寸法精度(同心度,軸直角度,エン
ドプレー等)が必要である。そのためには、精度を出し
やすい構造および形状とし、加工及び組立時の精度確保
を容易なものにする必要がある。
【0003】次に図6及び図7を参照して従来のキャン
ドモータの軸受装置の一例を説明する。キャンドモータ
の回転子60は、一般に該回転子をはさんでその両側で
ラジアル軸受62,63によって回転支承されている。
回転子60の主軸61の両側には各々スラストディスク
64,65が固定されており、このスラストディスク6
4,65にはそれぞれ回転側スラストメタル66,67
が固定されている。一方、モータフレーム68には、固
定側スラストメタル69が固定されており、この固定側
スラストメタル69に回転側スラストメタル66が対向
している。また、スラストディスク65の回転側スラス
トメタル67は、軸受ハウジング70に保持されたラジ
アル軸受63の端面と対向するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のキャンドモータ
ポンプにおいて取扱われる取扱液の液質によっては、ス
ラリーを含む液があり、このスラリーが軸受に入るのを
防ぐためには、ラジアル軸受の摺動部のクリアランスが
狭いほど良い。即ち、ラジアル軸受のクリアランスが狭
いほど軸受の摺接面の圧力が高くなりスラリーが入り難
くなる。軸受摺動部のクリアランスを狭くするために
は、2つのラジアル軸受が同芯に組み付けられる必要が
あるが、この同芯度を確保するには精密加工が必要とな
り、コスト上昇の要因となっていた。
【0005】また、スラスト軸受については、軸方向の
エンドプレーが大きいと、運転停止時にスラリーが入り
やすく、又、輸送中の衝撃によってスラストメタルが破
損する場合があり、最適なエンドプレーが求められる。
【0006】上述した従来のキャンドモータにおいて
は、最適なエンドプレーを確保するためには、図7
(a)に示される回転子側のA寸法(回転側スラストメ
タル66,67の端面間の距離)および図7(b)に示
される固定子側のG寸法(固定側スラストメタル69と
ラジアル軸受63の端面間の距離)を正確に出す必要が
ある。この場合、A寸法を出すためには、図7(a)に
示されるようにA寸法を決定する複数の部品の寸法をそ
れぞれ正確に出す必要がある。一方、G寸法を出すため
には、図7(b)に示されるようにG寸法を決定する複
数の部品の寸法をそれぞれ正確に出す必要がある。
【0007】この結果、従来のキャンドモータにおいて
は、非常に長い部品である主軸61に高い寸法精度が要
求されるため、加工が非常に難しいという問題点があっ
た。
【0008】また、従来のキャンドモータにおいては、
非常に長い部品であるステータに高い寸法精度が要求さ
れるため、加工等を含めてステータの製作が非常に難し
いという問題点があった。
【0009】さらに、スラスト軸受が主軸の両軸端にあ
るため、回転子をステータ内に組み込んで始めてエンド
プレーが分かるため、エンドプレーが適当でない場合に
は何度も組み直しをしなければならないという問題点が
あった。
【0010】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、スラスト摺動部材間の軸方向
のエンドプレーの確保が極めて容易であり、モータの両
側にある軸受取付部の同芯度及び直角度の狂いや嵌合の
寸法誤差等を吸収することができるキャンドモータの軸
受装置及び該軸受装置を備えたキャンドモータを提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明のキャンドモータの軸受装置は、回転子を
回転支承するラジアル軸受とスラスト軸受とを備えたキ
ャンドモータの軸受装置において、モータにラジアル軸
受を保持した軸受ハウジングを着脱可能に設け、この軸
受ハウジングの両側部に摺動面を有する固定側スラスト
摺動部材を設け、前記回転子に前記固定側スラスト摺動
部材を挟むように回転側スラスト摺動部材を設け、前記
軸受ハウジングは弾性体を介してモータフレームに半径
方向が固定されていることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、主軸や
ステータ等の軸方向に長い部品に加工精度を要求してい
ないため、エンドプレーの確保が極めて容易になる。ま
た、予め、羽根車を除いた回転子を組み立てることが可
能であるため、スラスト摺動部材間の軸方向のエンドプ
レー調整が極めて容易になる。そして、このエンドプレ
ー調整が容易なため、これを限り無く「0(ゼロ)」に
することが可能となり、輸送中の衝撃によるメタル割れ
及び摺動部への異物侵入を防止することができる。
【0013】また、本発明によれば、Oリング等の弾性
体を介して軸受ハウジングを固定しているため、弾性体
がモータの両側にある軸受取付部の同芯度および直角度
の狂いやインロー部の嵌合の寸法誤差等を吸収する構造
であり、各部品の加工精度を正確に出す必要がない。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るキャンドモータの軸受装
置及び該軸受装置を備えたキャンドモータの一実施例を
図1乃至図4を参照して説明する。図1は本発明のキャ
ンドモータの軸受装置を備えた全周流型インラインポン
プを示す断面図である。本実施例に示すインラインポン
プは、吸込側ケーシング1と、吐出側ケーシング5と、
この吸込側ケーシング1と吐出側ケーシング5間を接続
する外筒9とを備えている。吸込側ケーシング1及び吐
出側ケーシング5は、ステンレススチール等の鋼板をプ
レスにより深絞りして形成されている。吸込側ケーシン
グ1、外筒9及び吐出側ケーシング5は、それぞれ開口
部側の端部外周部に、それぞれ外方に延設された鍔部1
a,9a,9b,5aを備えている。そして、吸込側ケ
ーシング1と外筒9とは、相隣接する鍔部1a,9aが
鋳鉄等の鋳物製のフランジ20,20により挟持される
とともにボルト45により締め付けられることにより、
一体に接続されている。また、吐出側ケーシング5と外
筒9とは、同様に相隣接する鍔部5a,9bが鋳鉄等の
鋳物製のフランジ21,21により挟持されるとともに
ボルト45により締め付けられることにより、一体に接
続されている。そして、これら吸込側ケーシング1、吐
出側ケーシング5及び外筒9とで板金製のポンプケーシ
ングが構成され、このポンプケーシング内にはキャンド
モータ22が配設されている。
【0015】吸込側ケーシング1は切頭円錐台上の本体
部2と、この本体部2より吸込側に延設された円筒上の
吸込ノズル3とを備えている。また、吐出側ケーシング
5も、吸込側ケーシング1と同様に、切頭円錐台状の本
体部6と、この本体部6より吸込側に延設された円筒状
の吐出ノズル7とを備えている。そして吐出側ケーシン
グ5と、吸込側ケーシング1とは全く同一寸法及び同一
形状に形成されている。
【0016】一方、吸込側ケーシング1の内側には内ケ
ーシング10が設けられており、この内ケーシング10
は容器状の本体部11と、この本体部11より吸込側に
延設された円筒状の吸込側部12とから構成されてい
る。そして、内ケーシング10の本体部11の内側には
ガイドベーンまたはボリュートを構成する案内装置13
が設置されている。案内装置13はインロー嵌合部を有
し、このインロー嵌合部がキャンドモータ22のモータ
フレーム23と嵌合されている。このキャンドモータ2
2のモータフレーム23は高い剛性を有しており、この
モータフレーム23に案内装置13が支持されるため、
結果として、内ケーシング10は高い剛性を有したキャ
ンドモータ22のモータフレーム23に支持されること
になる。内ケーシング10の吸込側部12の一端は、吸
込ノズル3の近傍まで延びている。そして、内ケーシン
グ10の吸込側部12の端部と吸込側ケーシング1の吸
込ノズル3との間隙にはシール部材14が介装されてお
り、このシール部材14によって吸込側(低圧側)と吐
出側(高圧側)とがシールされている。
【0017】内ケーシング10の内側には羽根車15が
収容されており、この羽根車15はキャンドモータ22
の主軸16に固定され支持されている。また、内ケーシ
ング10の吸込側部12の内側には旋回防止板18が固
定されている。内ケーシング10の本体部11と吸込側
部12との隣接部にはライナーリング19が配設されて
おり、このライナーリング19と羽根車15の端縁部1
5aとの間にはわずかなクリアランスが形成されてい
る。また、吸込ノズル3及び吐出ノズル7には、それぞ
れ中間リング46,46を介して吸込フランジ48及び
吐出フランジ49がそれぞれ固定されている。
【0018】前記キャンドモータ22のモータフレーム
23は略円筒状のフレーム外胴24と、このフレーム外
胴24の両側開口部に設けられたフレーム側板25,2
6とから構成されている。フレーム外胴24は、その外
周部に軸方向に沿って放射状に複数のリブ24aが形成
されている。この複数のリブ24aは、プレス成形によ
ってモータフレーム外胴24に一体に形成され、そし
て、これらリブ24aの外側面がポンプケーシングの外
筒9の内周面に嵌合されるとともに、この嵌合部で両者
はスポット溶接等で接合され一体化されている。
【0019】前記モータフレーム23内には、固定子2
7及び回転子28が配設されている。回転子28はその
主軸16によって支持されており、また、固定子27の
内側には円筒状のキャン29が嵌着されている。また、
前記フレーム側板25には、ラジアル軸受30が設けら
れ、ラジアル軸受30は主軸16に嵌合された軸スリー
ブ31を回転支承するようになっている。
【0020】前記フレーム側板26には、軸受ハウジン
グ32が着脱可能に設けられており、この軸受ハウジン
グ32とフレーム側板26間には弾性材からなるOリン
グ40が介装されている。この軸受ハウジング32とフ
レーム側板26との固定はすきまばめのインローと弾性
材からなるOリング40によってなされている。この
際、軸受ハウジング32の外径はキャン29の内径より
大きいため、フレーム側板26と接触するOリング40
の摩擦トルクが大きく、軸受ハウジング32の廻り止め
効果が大きい。軸受ハウジング32は押え板41によっ
てフレーム側板26からの軸方向の抜け止めがなされて
いる。又、軸受ハウジング32とフレーム側板26の軸
方向の間隙には弾性部材42が介装されている。軸受ハ
ウジング32はラジアル軸受33と固定側スラストメタ
ル34とをそれぞれ保持しており、ラジアル軸受33は
主軸16に嵌合された軸スリーブ35を回転支承するよ
うになっている。
【0021】一方、主軸16の吐出側端部には、前記軸
受ハウジング32を挟むように二つのスラストディスク
36,37が固定されており、スラストディスク36は
固定側スラスト摺動部材を構成する前記ラジアル軸受3
3の端面と対向する回転側スラストメタル38を備え、
スラストディスク37は前記固定側スラストメタル34
と対向する回転側スラストメタル39を備えている。
【0022】本実施例においては、最適なエンドプレー
(e)を出すためには、図3(a)に示す回転子側のa
寸法、図3(b)に示す固定子側のg寸法を出す必要が
ある。本実施例においては従来例と比較して大きな部品
である主軸16に寸法精度が必要でなく、寸法精度が必
要な部品は、全て、寸法が小さいため、a寸法が極めて
出しやすくなっている。一方、固定子側においては、寸
法精度が必要とされる部品点数が少なく、その上、ステ
ータの軸方向の寸法に精度を要求してはいないので、エ
ンドプレー(e)の確保が極めて簡単になっている。
【0023】また本実施例においては、図4に示される
ように、羽根車を除いた回転体Rを組立てることが可能
であり、即ち、モータの1側にある小さな部品を組立す
るだけで軸受の殆どをカートリッジ構造にしてまとめ、
Oリング40を介してステータのインロー部Iに挿入す
る構造としている。そして、カートリッジ構造とした結
果、ステータに挿入する以前に、エンドプレー(e)の
調整が容易にできるようになった。また、インロー部I
にOリング40が嵌装され、軸受ハウジング32の半径
方向位置が固定されているため、モータの両側にある軸
受取付部の同芯度および直角度の狂いやインロー部の嵌
合の寸法誤差をOリング40が吸収してしまう構造であ
り、ステータのインロー部及び軸受ハウジングの加工精
度を必要としない。
【0024】次に、本発明の他の実施例を図5を参照し
て説明する。図5において、図1の構成要素と同一の作
用及び機能を有する構成要素は同一符号を付して説明を
省略する。
【0025】本実施例においては、スラスト軸受を含む
軸受装置は図1に示す実施例と略同一であるが、回転子
をはさんで反対側に位置する軸受装置が異なっている。
即ち、フレーム側板25には軸受ハウジング52が着脱
可能に設けられている。軸受ハウジング52とフレーム
側板25間には弾性材からなるOリング53が介装され
ている。軸受ハウジング52及びフレーム側板25の双
方にOリング53を収容するための溝52a,25aが
形成されており、これによって軸受ハウジング52の抜
け止めがなされている。そして、軸受ハウジング52は
ラジアル軸受30を保持している。
【0026】また、軸受ハウジング52の抜け止めを完
全に行うために、主軸16にカラー54が固定されてい
る。本実施例においては、主軸16の両軸端に配設され
た軸受ハウジング32,52がフローティング状態でフ
レーム側板25,26に支持されることになり、図1の
実施例よりさらに、モータの両側にある軸受取付部の同
芯度の狂い、寸法誤差を吸収できる。
【0027】なお、本実施例においては、内ケーシング
10は吸込側の仕切板11aと案内装置12aとにより
構成されている。また、主軸16の反負荷側には、軸受
にスラリーが侵入することを防止するための部材55が
設置されている。
【0028】また、図1及び図5の実施例においては、
固定側スラスト摺動部材としてラジアル軸受33と固定
側スラストメタル34とを設けたが、固定側スラストメ
タル34を設けずにラジアル軸受33を延長してラジア
ル軸受33の端面を直接に回転側スラストメタル39に
摺接させるようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、主
軸やステータ等の軸方向に長い部品に加工精度を要求し
ていないため、エンドプレーの確保が極めて容易にな
る。また、予め、羽根車を除いた回転子を組み立てるこ
とが可能であるため、スラスト摺動部材間の軸方向のエ
ンドプレー調整が極めて容易になる。そして、このエン
ドプレー調整が容易なため、これを限りなく「0(ゼ
ロ)」にすることが可能となり、輸送中の衝撃によるメ
タル割れ及び摺動部への異物侵入を防止することができ
る。
【0030】また、本発明によれば、Oリング等の弾性
体を介して軸受ハウジングを固定しているため、弾性体
がモータの両側にある軸受取付部の同心度および直角度
の狂いやインロー部の嵌合の寸法誤差等を吸収する構造
であり、各部品の加工精度を正確に出す必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャンドモータの軸受装置を備え
たインラインポンプの断面図である。
【図2】本発明に係るキャンドモータの軸受装置の断面
図である。
【図3】本発明に係るキャンドモータの軸受装置におけ
る回転子側(図3(a))及び固定子側(図3(b))
をそれぞれ示す説明図である。
【図4】本発明に係るキャンドモータの軸受装置の組立
方法を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図6】従来のキャンドモータの軸受装置を示す断面図
である。
【図7】従来のキャンドモータの軸受装置における回転
子側(図7(a))及び固定子側(図7(b))をそれ
ぞれ示す説明図である。
【符号の説明】
1 吸込側ケーシング 3 吸込ノズル 5 吐出側ケーシング 7 吐出ノズル 9 外筒 10 内ケーシング 13 案内装置 14 シール部材 15 羽根車 16 主軸 22 キャンドモータ 23 モータフレーム 24 モータフレーム外胴 25,26 フレーム側板 27 固定子 28 回転子 32,52 軸受ハウジング 40,53 Oリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子を回転支承するラジアル軸受とス
    ラスト軸受とを備えたキャンドモータの軸受装置におい
    て、モータにラジアル軸受を保持した軸受ハウジングを
    着脱可能に設け、この軸受ハウジングの両側部に摺動面
    を有する固定側スラスト摺動部材を設け、前記回転子に
    前記固定側スラスト摺動部材を挟むように回転側スラス
    ト摺動部材を設け、前記軸受ハウジングは弾性体を介し
    てモータフレームに半径方向が固定されていることを特
    徴とするキャンドモータの軸受装置。
  2. 【請求項2】 前記軸受ハウジングの外径は、前記モー
    タのキャン内径より大きいことを特徴とする請求項1記
    載のキャンドモータの軸受装置。
  3. 【請求項3】 前記軸受ハウジングは押え板により押さ
    えられ、軸方向の抜け止めがされていることを特徴とす
    る請求項1記載のキャンドモータの軸受装置。
  4. 【請求項4】 前記軸受ハウジングとモータフレームと
    の軸方向の間隙に弾性体を介装したことを特徴とする請
    求項1記載のキャンドモータの軸受装置。
  5. 【請求項5】 モータの回転子をはさんで1側に請求項
    1記載の軸受装置を設け、他側にラジアル軸受を保持し
    た軸受ハウジングを着脱可能に設け、該軸受ハウジング
    は弾性体を介してモータフレームに半径方向が固定され
    ていることを特徴とするキャンドモータ。
JP11008593A 1992-04-14 1993-04-13 キャンドモータの軸受装置及び該軸受装置を備えたキャンドモータ Expired - Lifetime JP2878926B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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