JP4015243B2 - 文書作成装置及び記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は文書編集機能を備えるワードプロセッサやDTP(Desk Top Publishing)装置等の文書作成装置及び記録媒体に関する。
【0002】
近年のワードプロセッサやDTP(デスクトップパブリッシング)装置,パーソナルコンピュータ等の文書編集機能を備える文書作成装置では,様々な書体が充実し,文書上での多種多様な表現が可能となっている。誰でも種々な書体を使用でき,綺麗な文書や手紙,葉書,ポスター,広告等を簡単に作成することが可能となってきた。
【0003】
ところが,使用できる書体がいままでの1書体から2,3書体であったのに比べ,最近ではその数拾倍の100書体以上を使用できる装置が殆どである。
このため,自分で文書などの作成時にある文字列のみ強調したいが,どの書体を使用した方がより良いのか,その書体の名前とデザインイメージが一致しない等の点でより一層利用者が分かり易い操作で実現できるよう改善が望まれている。
【0004】
【従来の技術】
従来のワードプロセッサやDTP装置等では,文書の編集において,文書中の特定の文章を強調したい場合に,その特定の文章の前後の書体(例えば,明朝体)と異なる書体(例えばゴシック体)や,異なる文字サイズに変更する方法が採られる。その場合,特定の文章を変更対象の範囲として指定した上で,書体(または文字サイズ)変更の機能を指示すると,選択可能な書体名,または書体名に対応して決められた番号のリストを含むメニューが表示され,操作者がマウス,キーボードによりその中から希望する書体名または番号を選択する。この選択が完了すると,特定の文章のデータに対して書体名または書体に対応する番号が設定され,装置によっては設定された書体(サイズ)により表示装置に表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の方法では,利用者が装置固有の書体番号や書体名とデザインイメージを覚えるか,書体見本帳のようなものを使用しなければならない。また,書体変換された後に利用者が意図しているイメージ(一部分の文字列を強調したいが前後の書体より目立たないなど)と合わない場合,再度書体の変更作業を行わなければならない。
【0006】
本発明はこれらの問題を解決し,利用者が文書中の任意の一部の文章を強調した書体に変更したい時に簡単に利用者が意図したとおりの書体で文書を作成できる文書作成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の基本構成を示す図である。図1において,1は2〜6の各部から成る文書作成の処理を行う文書処理部,2は入力部7からの各種の入力により制御を行う入力制御部であり,2aは文書の中の任意の部分(文章)の書体を特に指定したい時に指示入力を受け付けて制御を行う書体指定指示入力部,2bは書体指定指示入力が発生した後に書体を変更したい範囲を指示する入力により制御動作を行う書体変更範囲指示入力部,2cはイメージリスト選択入力部,3は文書処理部1の全体の制御を行う制御部,4は表示制御部であり,4aは文書データ表示部,4bはイメージリスト表示部,5は文書データ5a,書体リスト5b等を格納する記憶部,6は表示制御部の制御により表示部に表示する内容を記憶する表示メモリ,7はキーボード,マウス等の入力部,8は液晶,CRT等の表示部である。
【0008】
本発明は入力部7から文書処理部1へ入力された文字等により文書が作成されて記憶部5に文書データ5aが作成され,同時に表示制御部4の文書データ表示部4aにより文書データがイメージデータとして表示メモリ6に設定され,その内容が表示部8に表示される。入力部7から書体変換を指定する操作が行われると,入力制御部2の書体指定指示入力部2aで検出され,続いて書体変更範囲が指定されると,書体変更範囲指示入力部2bで検出する。これにより制御部3を介して表示制御部4において,書体変更範囲を通常と異なる表示(反転表示,色を変更する等)を行って表示部8に表示すると共に,表示制御部4のイメージリスト表示部4bは指定された範囲の文章を,複数の選択可能な書体のそれぞれのイメージに変換してその一部または全部を元の文章の位置の一定範囲にリスト形式で表示メモリ6に展開して,表示部8に表示する。
【0009】
表示部8に表示されたイメージリストの中から入力部7で一つを指定すると,イメージリスト選択入力部2cは指定された書体を識別し,記憶部5の文書データの該当する文章のデータに対応して指定された書体を設定すると共に,表示制御部4に対し当該文章の表示を選択された書体のイメージだけ表示するよう通知する。これにより,表示メモリ6のイメージリストのイメージデータが書き換えられ選択された書体のイメージデータが設定されて表示部8に表示される。
【0010】
上記のイメージリストには,同じ種類の書体であっても文字サイズが異なる場合は,それぞれ異なるイメージとして表示される。
上記図1に示す文書処理部1が備える制御機能は,入力制御部2,制御部3及び表示制御部4の各機能を実行するプログラムにより実現することができ,そのプログラムは文書データ5aと,複数の書体に対応するイメージのデータを含む書体リスト5bのデータを使用する。このようなデータを含むプログラムは,外部の可搬型の記録媒体(CDROMやフロッピーディスク等)の形式で記録し,その記録媒体を読み取り手段により読取って記憶部(RAMまたはハードディスク)にローディングすることにより実行することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
上記図1に示す本発明の基本構成を具体化する場合,文書処理部1はCPU及びメモリからなる処理装置により構成され,入力制御部2,制御部3及び表示制御部4はCPUによるプログラム制御により各機能が実行され,記憶部5はRAMやハードディスク装置により構成される。また,表示メモリ6はRAMにより構成される。更に,入力部7はキーボードやマウスで構成され,表示部8は液晶またはCRTのディスプレイにより構成される。
【0012】
図2は上記図1の構成による実施例1の処理フローであり,CPUによりプログラムの制御により実行される。最初に書体指定指示の入力があったか入力制御部2の書体指定指示入力部2aで判別し(図2のS1),入力があった場合は,書体変更範囲指示入力部2bを駆動し書体変更の範囲の取得を開始する(同S2)。変更範囲が取得できたか判別し(図2のS3),取得されると,表示制御部4のイメージリスト表示部4bを駆動し,記憶部5の書体リスト5bにある書体名全てに対し変更範囲の文章をその書体に変更したイメージを作成し,そのイメージをリスト形式で表示メモリ6に設定して表示部8にリスト表示する(同S4)。次にリスト表示の中から入力部7による書体選択がされたか入力制御部2で判別し(図3のS5),選択された場合はイメージリスト選択入力部2cの制御により表示制御部4の文書データ表示部4aを駆動して書体変更範囲の文書データを選択された書体に変更して表示メモリ6を更新して表示部8に表示する(同S6)。
【0013】
図3はイメージ展開した書体指定の画面の例であり,A.は例1,B.は例2を示す。上記図2の実施例1の処理フローにより,A.の例1に示すように,書体変更の範囲が1行中の「強調したい部分」という一部の文章に対して指定された場合,7つの書体(サイズが異なるものを含む)をイメージリストとして表示される。
【0014】
上記図2の処理フローにおいて,S4の処理を「書体リストにある書体名全てに対して変更範囲をその書体に変更したイメージを作成し,変更範囲の周囲のデータとともに書体別にリスト表示する」に変更することができる。このように変更すると,変更範囲の書体を変更した時にその前後の未変更の文章と組み合わせた後の文章全体の印象を確認することが可能となる。この場合のイメージリストの例を図3のB.の例2として示す。
【0015】
上記図1に示す基本構成に対して一部の構成を変更して,それぞれ機能が異なる各実施例について説明する。
図4は実施例2の構成を示し,図5は実施例2の処理フローである。
【0016】
図4において,1〜8は上記図1の同じ符号の各部に対応する。但し,記憶部5に格納される書体リスト5b’には各書体に対応して使用頻度情報が設定されており,この情報は使用に応じて更新される。
【0017】
図5のフローを参照しながら実施例1の動作を説明すると,上記図2と同様に最初に書体指定指示の入力があったか入力制御部2の書体指定指示入力部2aで判別し(図5のS1),入力があった場合は,書体変更範囲指示入力部2bを駆動し書体変更の範囲の取得を開始する(同S2)。変更範囲が取得できたか判別し(図5のS3),取得されると,表示制御部4のイメージリスト表示部4bを駆動し,記憶部5の書体リスト5bにある書体名全てに対し変更範囲の文章をその書体に変更して,イメージを作成し,そのイメージを使用頻度の高い順に表示メモリ6に設定して表示部8にリスト表示する(同S4)。次にリスト表示の中から入力部7による書体選択がされたか入力制御部2で判別し(図5のS5),選択された場合はイメージリスト選択入力部2cの制御により表示制御部4の文書データ表示部4aを駆動して書体変更範囲の文書データを選択された書体に変更して表示メモリ6を更新して表示部8に表示する(同S6)。
【0018】
この実施例2の構成(図4)についても,図5に示す処理フローの中のS4の処理を「書体リストにある書体全てに対して変更範囲をその書体に変更したイメージを作成し,変更範囲の周囲のデータとともに使用頻度の高い順に書体別にリスト表示する」という処理に変更し,この後のS5,S6は図5と同様とする。この場合のイメージリストの表示例は,上記図3のB.に示される。
【0019】
図6は実施例3の構成を示し,図7は実施例2の処理フローである。
図6において,1〜8は上記図4の同じ符号の各部に対応する。但し,入力制御部2には,上記実施例2と同様の2a,2bで示す各部の他に,この実施例3により,書体変換を指示する入力を検出して現在の表示されている書体を次の順番の書体に変更する制御を行う書体再指定指示入力部2dと,変換の確定を指示する入力を検出して変換を終了する書体指定終了指示入力部2eが設けられている。そして,記憶部5の書体リスト5bには上記図1と5bと同じ内容が設定されている。
【0020】
図7に示す処理フローを用いて図6に示す実施例3の動作を説明する。
最初に上記図5のステップS1〜S3と同様に書体指定範囲と変更範囲の取得の処理が実行されると,次に書体番号を表す変数nを1に設定し(図7のS4),書体リスト5bよりn番目の書体に関する情報(例えば,書体番号または書体名)を取得する(同S5)。次に文書データ表示部4aにおいて,取得した書体に関する情報をもとに書体変更範囲の文書データの書体を変更して表示メモリ6に設定して表示部8に表示する(同S6)。続いて,書体再指定指示入力部2dの入力があったか判別し(図7のS7),入力があると書体番号nに1を加算し(同S8),nが登録書体数をオーバーしたか判別する(同S9)。オーバしたらn=1に設定し(図7のS10),上記S5の処理に戻り,オーバーしない場合は更新した書体番号により書体リスト5bからn番目の書体に関する情報の取得(同S5)の処理に戻り,その後の処理を再度繰り返す。
【0021】
書体再指定指示入力部2dへの入力がない場合は(上記S7),書体指定終了指示入力部2eへの入力があったか判別し(図7のS11),あった場合には書体が確定されてこの書体指定の処理を終了するが,ない場合にはS7の処理へ戻る。
【0022】
図8は実施例4の構成を示し,図9は実施例4の処理フローである。
図8において,1〜8は上記図4,図6の同じ符号の各部に対応する。但し,この実施例4では,記憶部5に上記実施例2と同様に使用頻度情報が付加された書体リスト5b’を使用している点を除いて上記実施例3の構成(図6)と同じである。
【0023】
図9に示す実施例4の処理フローを説明すると,上記図7と同様のS1〜S3の処理が実行されると,次に使用頻度の番号(順番)を表す変数nを1に設定する(図9のS4)。次に,書体リスト5b’よりn番目に使用頻度の高い書体に関する情報(例えば書体番号または書体名)を取得する(図9のS5)。この処理により使用頻度が高い順番に書体変更範囲の文書データを取得した書体に変換する。この後の処理(S6〜S11)は上記実施例3の処理フロー(図7)の対応する処理と同様であり(但し,nの番号は使用頻度の順番を表す),説明を省略する。
【0024】
図10は実施例5の構成を示し,図11は実施例5の処理フローである。
図10において,1〜8は上記各実施例(図4,図6,図8)の同じ符号の各部に対応する。但し,この実施例5では,表示制御部4に書体名をリスト表示する書体名リスト表示部4cを備え,入力制御部2に書体名選択入力部2fを備えている。
【0025】
図11に示す実施例5の処理フローにより図10の実施例5の構成を説明すると,書体指定指示入力部2aから書体指定指示の入力があったか判別し(図11のS1),入力があると制御部3は書体変更範囲指示入力部2bから書体変更する文書データの範囲取得を開始し(同S2),これを取得したか判別する(同S3)。取得されると,書体リスト5bにある書体名をリスト表示する(図11のS4)。次にリストよりイメージ展開する書体名が選択(複数個を含む)されたか判別する(同S5)。選択されると,選択された書体名すべてに対して変更範囲をその書体に変更したイメージを作成し,そのイメージをリスト表示する(図11のS6)。次にイメージデータのリストから書体選択されたか判別し(図11のS7),選択されると書体変更範囲の文書データを選択された書体に変更して表示する(同S8)。
【0026】
図12は書体名リスト画面の例であり,上記図11のステップS4において表示される。この例では,明朝体,太明朝体,・・・,太教科書体の8種類が表示され,太明朝体と太ゴシック体の2つの書体が選択された場合(書体名の先頭の小さい四角の中の×で表す)を示す。
【0027】
この実施例5におけるイメージリストの表示を上記図3のB.に示すように変更することができる。その場合,上記の実施例5の処理フローのステップS6の処理を「選択された書体名全てに対して変更範囲をその書体に変更したイメージを作成し,変更範囲の周囲のデータとともに書体別にリスト表示する」に変更すればよい。
【0028】
図13は実施例6の構成を示し,図14は実施例6の処理フローである。
図13において,1〜8は実施例5(図10)の同じ符号の各部に対応する。但し,実施例5とは記憶部5に使用頻度情報を含む書体リスト5b’を備えている点で相違する。
【0029】
図14に示す実施例6の処理フローは,上記実施例5の処理フロー(図11)において,書体名が選択された後のステップS6の処理を,「書体リストにある書体名全てに対して変更範囲をその書体に変更したイメージを作成し,そのイメージを使用頻度の高い順にリスト表示する」に変更した点が相違する。これにより,使用頻度の高いものを優先して表示する。
【0030】
図15は実施例7の構成を示し,図16,図17は実施例7の処理フロー(その1),(その2)である。
図15において,1〜8は実施例5(図10)の同じ符号の各部に対応する。但し,実施例5とは入力制御部2にリスト表示切替指示制御部2gを備える点で相違する。
【0031】
図16,図17に示す実施例7の処理フローを図15に示す構成を参照しながら説明すると,書体指定指示入力部2aにより書体指定指示の入力があるか判別し(図16のS1),入力があると書体変更範囲指示入力部2bより書体変更する文書データの範囲の取得を開始し(同S2),変更範囲の取得ができたか判別する(同S3)。取得できると,書体リスト5bによる処理を実行する。すなわち,書体リスト5bにある書体名を書体名リスト表示制御部4cによりリスト表示し(図16のS4),その中から書体名選択入力部2fにより書体が選択されたか判別し(同S5),選択されると文書データ表示部4aは書体変更範囲の文書データを選択された書体に変更して表示する(図16の▲2▼の経路を介した図17のS10)。
【0032】
書体名のリストより書体名が選択されないと,リスト表示切替指示入力部2gにより表示切替指示があるか判別し(図16のS6),指示があると図16の▲1▼の経路で図17のイメージリストによる処理に移行する。すなわち,書体リスト5bのリストに登録されている全ての書体に対して,書体変更範囲の文書データをイメージ展開し,それぞれのイメージ展開したデータをイメージリスト表示部4bを介して表示する(図17のS7)。次にリスト表示切替指示入力部2gから切替指示があるか判別し(同S8),切替指示があると書体リスト5bからリストに登録されている全ての書体の書体名を書体名リスト表示制御部4cを介して一覧表示する処理に戻る(図17の▲4▼の経路)。切替指示がない場合は,イメージリスト選択入力部2cにより表示したリストから書体が選択されたか判別し(図17のS9),選択されると文書データ表示部4aは書体変更範囲の文書データを選択された書体に変更して表示する(同S10)。
【0033】
図18は実施例8の構成を示す。図18において,1〜8は実施例7(図15)の同じ符号の各部に対応する。但し,実施例7とは記憶部2の書体リスト5b’に使用頻度情報が含まれている点で相違する。
【0034】
実施例8の処理フローは,上記実施例7の処理フロー(図16,図17)におけるステップS7(図17)の処理を,「書体リスト5b’のリストに登録されている書体名全てに対して変更範囲をその書体に変更したイメージを作成し,そのイメージを使用頻度の高い順にリスト表示する」という処理に変更したもので,その他の処理は同じである。
【0035】
図19は実施例9の構成を示し,図20,図21は実施例9の処理フロー(その1),(その2)である。
図19において,1〜8は上記の各実施例の同じ符号の各部に対応する。この実施例9は上記図1に示す基本構成に対し,入力制御部2に書体再指定指示入力部2dと書体指定終了指示制御部2eが付加された構成に相当する。
【0036】
図20,図21に示す実施例9の処理フローを図19に示す構成を参照しながら説明すると,書体指定指示入力部2aにより書体指定指示の入力があるか判別し(図20のS1),入力があると書体変更範囲指示入力部2bより書体変更する文書データの範囲の取得を開始し(同S2),変更範囲の取得ができたか判別する(同S3)。取得できると,文書表示による選択処理を実行する。
【0037】
すなわち,書体番号を表す変数nを1に設定し(図20のS4),書体リスト5bよりn番目の書体に関する情報(例えば,書体番号または書体名等)を取得する(同S5)。次に文書データ表示部4aにおいて取得した書体に関する情報をもとに書体変更範囲の文書データを指定した書体に変更して画面上に表示する(図20のS6)。続いて書体再指定指示入力部2dへの入力があったか判別し(図20のS7),入力がない場合は書体番号nに1を加算し(同S8),nが予め指定された文書表示限界値(数値i)を越えない場合(同S9),上記ステップS5に戻り,同様の処理を繰り返す。書体再指定指示入力部2dへの入力があった場合は,書体指定終了指示制御部2eへの入力があったか判別し(同S10),入力があると書体指定方式に関する処理を終了する。
【0038】
書体番号が文書表示限界値(i)をオーバーすると,図21のイメージリストによる処理が開始され,書体リスト5bからリストに登録されている全ての書体に対して,書体変更範囲の文書dをイメージ展開し,それぞれイメージ展開したデータをイメージリスト表示部4bを介して表示する(図21のS11)。この表示に対して,書体が選択されたかイメージリスト選択入力部2cで判別し(同S12),書体が選択されると,文書データ表示部4aは書体変更範囲の文書データを選択された書体に変更して表示する(図21のS13)。
【0039】
図22は実施例10の構成を示す。1〜8は実施例9(図19)の同じ符号の各部に対応する。但し,実施例9とは記憶部5に使用頻度情報を含む書体リスト5b’を備えている点で相違する。
【0040】
この実施例10の処理フローは,上記実施例9の処理フロー(図20,図21)のステップS11の処理を,「書体リストにある書体名全てに対して変更範囲をその書体に変更したイメージを作成し,そのイメージを使用頻度の高い順にリスト表示する」に変更した点が相違し,その他の処理は同じである。
【0041】
上記の各実施例1乃至実施例10に示す各処理フローにより示す機能は,それぞれのフローを実現するプログラムとデータ(文書データ及び書体リストのデータ)を処理装置(CPU及びメモリから成る)のメモリに格納した上で実行することができる。これらのプログラムとデータはCD−ROMやフロッピーディスク等の記録媒体や,外部記憶装置(DASD等)等に記録しておき,処理を行う時に記録媒体から読み出して処理装置のメモリにローディングしたり,回線を介して処理装置に転送することにより実行することができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によればワードプロセッサやDTP装置等の文書作成を行う情報処理装置において,文書作成中に指定した範囲の文章を強調したい時に利用者が意図したとおりの書体に簡単に変換することができる。特に,指定した範囲の文章を複数の書体のイメージリストに変換して表示することで操作者が最適な書体を選択することが可能となる。また,選択可能な書体リストに使用頻度情報を付加してイメージリストの表示順を使用頻度で決めることにより書体の選択が効率化する。また,指定した範囲の文章だけでなく,その前後の文章も含めたイメージリストを表示することで,各書体による広い範囲の変換結果を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】実施例1の処理フローを示す図である。
【図3】イメージ展開した書体指定の画面の例を示す図である。
【図4】実施例2の構成を示す図である。
【図5】実施例2の処理フローを示す図である。
【図6】実施例3の構成を示す図である。
【図7】実施例3の処理フローを示す図である。
【図8】実施例4の構成を示す図である。
【図9】実施例4の処理フローを示す図である。
【図10】実施例5の構成を示す図である。
【図11】実施例5の処理フローを示す図である。
【図12】書体名リスト画面の例を示す図である。
【図13】実施例6の構成を示す図である。
【図14】実施例6の処理フローを示す図である。
【図15】実施例7の構成を示す図である。
【図16】実施例7の処理フロー(その1)を示す図である。
【図17】実施例7の処理フロー(その2)を示す図である。
【図18】実施例8の構成を示す図である。
【図19】実施例9の構成を示す図である。
【図20】実施例9の処理フロー(その1)を示す図である。
【図21】実施例9の処理フロー(その2)を示す図である。
【図22】実施例10の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 文書処理部
2 入力制御部
2a 書体指定指示入力部
2b 書体変更範囲指示入力部
2c イメージリスト選択入力部
3 制御部
4 表示制御部
4a 文書データ表示部
4b イメージリスト表示部
5 記憶部
5a 文書データ
5b 書体リスト
6 表示メモリ
7 入力部
8 表示部

Claims (3)

  1. 文書作成装置において,
    文書データを表示部へ表示する表示制御部と,入力部からの入力に応じて制御を行う入力制御部と,作成された文書データと共に複数の書体に関する情報を含む書体リストを格納する記憶部とを備え,
    表示された文書中の一部の文字列だけを強調するために,前記入力制御部は書体指定を指示する入力と書体変更範囲を指定する入力及びイメージリストの選択入力を検出する手段を備え,
    前記表示制御部は前記書体指定を指示する入力に応じて前記記憶部の書体リストの情報に基づいて,前記文書データ内の書体変更範囲として指定された文字列を各書体のイメージにそれぞれ変換し,さらに変更範囲の前後の未変更の文章と組み合わせて書体別にイメージリストを表示し,
    前記表示されたイメージリストの中から一つを選択する入力が検出されることにより前記文書データの指定文字列を選択された書体に変換して表示することを特徴とする文書作成装置。
  2. 文書編集機能を備えた文書作成装置において,
    文書データを表示部へ表示する表示制御部と,入力部からの入力に応じて制御を行う入力制御部と,作成された文書データを格納すると共に複数の書体に関する情報を含む書体リストを格納する記憶部とを備え,
    表示された文書中の一部の文字列だけを強調するために,前記入力制御部は書体変更を指示する入力と書体変更範囲を指定する入力を検出する手段を備え,
    前記表示制御部は前記書体変更の指示と書体変更範囲の指示の検出により前記記憶部の書体リストに格納された全ての書体名をリスト表示し,
    前記表示制御部は前記書体名リストの表示に対し書体名の選択がなく,リストの表示切り替えの指示が入力されると,前記記憶部の複数の書体名リストの情報に基づいて,前記文書データ内の書体変更範囲として指定された文字列を前記複数の全ての各書体のイメージに変換してイメージリストを表示し,
    前記イメージリストの中から一つを選択することにより前記文書データの指定文字列を選択された書体に変換することを特徴とする文書作成装置。
  3. 文書データを作成して表示するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって,
    コンピュータを,文書データの入力と編集により作成された文書データと複数の書体に関する書体リストを格納する手段と,作成された文書データを表示させる手段と,表示させた文書データの一部の文字列だけを強調するための書体指定を指示する入力と書体変更範囲を指定する入力を検出する手段と,前記書体リストの情報に基づいて指定された書体変更範囲の文字列を前記指定された複数の各書体のイメージに変換し,変更範囲の前後の未変更の文章と組み合わせて書体別にイメージリストを表示させる手段と,
    前記リスト表示の中から一つを選択する入力を検出する手段と,前記文書データの指定文字列を前記選択された書体に変換させる手段,として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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