JP4014443B2 - 面光源装置及び画像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノート型パソコン、カーナビゲーション装置、液晶テレビや液晶ディスプレイ等に使用され、液晶表示パネル等の被照明部材を面状に照明する面光源装置及びこの面光源装置を備えた画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図16及び図17に示すように、ノート型パソコン(画像表示装置100)等のバックライトとして使用される面光源装置101は、光源としての蛍光ランプ102の光を導光板103の側面(入射面)104から導光板103の内部に採り入れ、その導光板103の内部に採り入れた蛍光ランプ102の光を出射面105から出射し、出射面105に対向するように配置された液晶表示パネル(被照明部材)106を面状に照明するようになっている。
【0003】
このような面光源装置101は、導光板103の温度変化及び湿度変化に対する変形がフレーム107のそれよりも大きいため、導光板103がフレーム107によって圧迫されて反り等の不良変形を生じないように、導光板103の変形を吸収するための十分な隙間Cを導光板103とフレーム107との間に設けている。
【0004】
又、近年、この種の面光源装置101は、有効発光面積をなるべく大きくすることが求められているため、導光板103の入射面104側の出射面105を押さえるランプリフレクター108の挟持部長さWが図17に示す従来よりも短く形成されるようになっている。
【0005】
その結果、このような面光源装置101は、導光板103の製作誤差やランプリフレクター108の製作誤差等が累積され、導光板103とランプリフレクター108の接触部分が極めて少なくなり、外部からの衝撃により導光板103がフレーム107から脱落したり、また導光板103とランプリフレクター108の開口部110との間に隙間を生じて、この隙間から光が漏れてしまうという不具合を生じる虞があった。
【0006】
そこで、本出願人は、例えば、図18に示すように、導光板103の入射面104に対向する側面(先端面)111をフレーム107に取り付けたゴム等の弾性部材112で蛍光ランプ102側へ付勢し、ランプリフレクター108の段部(導光板突き当て部材)113に導光板103を突き当て、フレーム107内での導光板103のがたつきを抑えるようにした技術を既に提案し、実用化している(例えば、特開2001−60411号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、市場において、更に、面光源装置の構造を簡略化し、軽量化を図ると共に、製品価格の低廉化を図ることが求められている。
【0008】
尚、図19に示すように、フレーム114から導光板115が飛び出すのを防止するため、フレーム114に形成した可動舌片116で導光板115の係止用凸部117を抑えるようにした技術が既に案出されているが(特開平8−194218号公報参照)、可動舌片116で導光板115を蛍光ランプ118側へ押圧するようになっておらず、可動舌片116と導光板突き当て部材(図示せず)とで導光板115を挟持するようになっていないから、本願発明の基礎とすることができなかった。
【0009】
そこで、本発明は、上記のような市場からの要望に応えるために、本出願人が既に開発した図に示す面光源装置をさらに改良し、構造が簡単で製造コストを低廉化することができる面光源装置及びこの面光源装置を備えた画像表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、フレーム内に光源と導光板を収容し、前記光源の光を前記導光板の対向する一対の側面のうちの一方の側面側から前記導光板の内部に入射させ、その入射光を前記導光板の出射面から面状に出射させる面光源装置に関するものである。そして、前記導光板の前記一方の側面側には、前記導光板の前記一方の側面側に突き当てられる導光板突き当て部材が配置されている。また、前記フレームには、前記導光板の他方の側面に当接することによって前記導光板を前記導光板突き当て部材側へ付勢すると共に、前記導光板の形状変化を弾性変形して吸収するばね作用部が一体形成されている。そして、前記ばね作用部の前記導光板との当接部分は、前記導光板の前記他方の側面に対向する前記フレームの側壁よりも前記導光板の前記他方の側面側に出っ張る突起である。また、前記突起の上方で且つ前記導光板の前記他方の側面と前記フレームの前記側壁との間には空間が形成されている。そして、前記突起の上面は、前記導光板の前記フレームへの組込作業時に、前記導光板の前記他方の側面側を前記フレーム内に円滑に案内する斜面である。
【0011】
又、請求項2の発明は、請求項1に係る発明の面光源装置を備えた画像表示装置に関するものである。すなわち、本発明の画像表示装置は、請求項1に係る発明の面光源装置と、この面光源装置からの面状の出射光で照明されて画像を表示する被照明部材と、を備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
【0013】
図1〜図2は、本発明の第1の実施の形態に係る面光源装置1を示すものである。このうち、図1は、ランプリフレクター2の一部を切り欠いて示す面光源装置1の平面図である。また、図2は、図1のA−A線に沿って切断して示す面光源装置1の断面図である。
【0014】
これらの図に示すように、面光源装置1は、フレーム3内に反射シート4,導光板5が順次収容されると共に、導光板5の一方の側面(入射面)6に沿うように蛍光ランプ(光源)7及びランプリフレクター2が収容されており、導光板5の出射面(図2中上面)10に対向するように光制御部材11が配置されている。このうち、蛍光ランプ7は、その両端部にゴム又は軟質樹脂材料で形成されたランプホルダー(導光板突き当て部材)12が嵌着されており、このランプホルダー12を介してランプリフレクターに固定される。そして、ランプリフレクターが図示しないねじ等によってフレーム3に固定される。
【0015】
そして、面光源装置1の光制御部材11に対向するように被照明部材としての液晶表示パネル13が配置され、画像表示装置としての液晶表示装置14が構成されている。尚、光制御部材11は、導光板5の出射面10から出射した光を拡散する拡散シートや、表面に多数のプリズム突起が形成されたプリズムシート等を単独又は適宜組み合わせて使用されるものであり、導光板5の出射面10から出射した光の進行方向を変える機能を有している。
【0016】
(フレーム)
フレーム3は、図1〜図2に示すように、ポリカーボネート(PC)等の樹脂材料を射出成形することにより所望の形状に形成された白色の枠体であり、線状の蛍光ランプ7及びランプリフレクター2を収容するランプ収容部15と、出射面10の形状が略矩形形状の導光板5を収容する導光板収容部16とが形成されている。また、フレーム3の蛍光ランプ7側の側壁17に対向する側壁18には、導光板5の入射面6と反対側の側面(先端面)20を蛍光ランプ7側へ弾性力Fで付勢する一対のばね作用部21,21が一体形成されている。
【0017】
このばね作用部21は、図1〜図3に示すように、フレーム3の側壁18の第1肉抜き穴22及びフレーム3の導光板収容部16の第2肉抜き穴23をそれぞれ形成することにより、弾性変形可能な薄肉状の梁部分24が形成されるようになっており、その梁部分24の略中央部に導光板5の先端面20に当接する突起25が形成されている。尚、第1肉抜き穴22は、図1及び図3の平面形状が略矩形形状を呈しており、側壁18の上面から下方にフレーム3を貫通している。また、第2肉抜き穴23は、第1肉抜き穴22と同様に図1及び図3の平面形状が矩形形状であり、導光板収容部16の底面16aから下方に向かってフレーム3を貫通している。
【0018】
ばね作用部21の突起25は、図3〜図5に詳細を示すように、梁部分24のうちの最も大きく変位する部位に形成されており、平面形状が半円形であって(図5(a)参照)、側面側断面形状が略1/4円形であり(図5(b)参照)、全体として略1/4球形を呈している。このような突起25の形状であると、突起25と導光板5との接触が点接触になり、突起25と導光板5との接触部で異常発光が生じにくくなる。とりわけ、図6に示すように、導光板5の裏面(出射面10の反対側に位置する面)26に断面略三角形状のプリズム突起27が形成される場合には、突起25と導光板5の接触面積が大きいほど異常発光が発生し易いため、異常発光防止の効果がより一層期待できる。
【0019】
また、図5(b)に示すように、突起25をフレーム3の導光板収容部16の底面16aから導光板収容部16の内部空間側へ出っ張るように形成し、突起25の上方に充分なスペースを確保することにより、導光板5をフレーム3内に組み込む作業が容易になる。
【0020】
すなわち、図7に示すように、導光板5は、その入射面6側をランプリフレクター2の開口部28に嵌合しながら挿入するので、突起25の上方に充分なスペースがあり、しかも突起25の上面が滑らかな斜面になっていると、導光板5の先端面20側を側壁18及び突起25の上面に沿って円滑に挿入することができる。一方、図8に示すように、突起25aが側壁18の上端まで形成されていると、導光板5の入射面6をランプリフレクター2の開口部28に嵌合しながら、導光板5をフレーム3に組み付ける際に、導光板5を最も傾けた状態でランプリフレクター2内に挿入する寸法が突起25aの出っ張り量L1だけ大きくなり、ランプリフレクター2内に挿入する際の抵抗が図7に示す場合よりも大きくなるため、導光板5の組み付け作業が困難になる。
【0021】
ここで、ばね作用部21,21は、図1に示すように、導光板5の幅方向中央CLに対して、ほぼ左右対称位置に形成され、導光板5を均等にランプホルダー12,12に押圧する。すなわち、ばね作用部21,21と導光板5の接触位置及び導光板5とランプホルダー12,12の接触位置が、導光板5の幅方向中央CLに対してほぼ左右対称位置になる。
【0022】
また、ばね作用部21は、図4に示すように、導光板5とフレーム3との温度膨張の差や湿度膨張の差を吸収することができるように、その撓み変形量が決定されている。すなわち、梁部分24の板厚寸法や梁長さ及び第1肉抜き穴22の穴幅L2等が導光板5の変形を吸収できる寸法に形成されている。
【0023】
尚、このようなフレーム3は、導光板収容部16の底面16aを適宜肉抜きし、軽量化するようになっている。
【0024】
(導光板)
導光板5は、PC,PMMA(ポリメタクリル酸メチル),シクロオレフィン系樹脂材料等の光透過性に優れた樹脂材料を使用して形成されており、入射面6側から遠ざかるに従って板厚が薄くなるような断面略楔形形状で、且つ平面形状が略矩形形状になるように形成されている。
【0025】
尚、導光板5の裏面(換言すれば、反射シート4に対向する面)26には、光制御部材11と共働して光の出射方向を制御するプリズム突起や微細な凹凸面等が適宜形成される。ここで、導光板5の裏面26にプリズム突起27を形成する例を図6に示す。この図6に示すように、プリズム突起27は、導光板5の入射面6にほぼ直交する方向に延在するとともに、入射面6の長手方向に沿ってほぼ平行に多数並ぶように形成されており、主として入射面6に平行な面において光の出射方向を制御する機能を奏する。
【0026】
(ランプリフレクター)
ランプリフレクター2は、図2及び図9に示すように、ステンレス鋼板やアルミニウム板等の金属板を断面略コ字形状に折り曲げることにより形成されたものであり、その内部に蛍光ランプ7及び蛍光ランプ7の両端に嵌着されたランプホルダー12,12を収容するようになっており、少なくとも蛍光ランプ7のほぼ全長を覆うことができる長さに形成され、その両端部にランプホルダー12,12が圧入されるようになっている。又、このランプリフレクター2は、開口部28で導光板5の入射面6側の端部上面(出射面10)と反射シート4の下面を弾性的に挟持するようになっている。
【0027】
ここで、ランプリフレクター2は、導光板5がフレーム3のばね作用部21でランプホルダー12,12に押し付けられており、導光板5が開口部28から抜け出る方向にずれ動くのをばね作用部21の弾性力Fで阻止するようになっているため、開口部28と導光板5のオーバーラップ長さL2を小さくすることができる(図2参照)。その結果、導光板5の出射面10の有効発光面積を大きくすることができ、額縁部分(導光板5の出射面10うちで照明に利用されない部分)を狭くすることができる。尚、ランプリフレクター2の蛍光ランプ7に対向する内面に銀メッキ等を施し、光の反射率を高めるようにしてもよい。
【0028】
(光制御部材,反射シート)
光制御部材11は、図1〜図2に示すように、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の透明性に優れたシート材に断面三角形状のプリズムが多数連続して形成されたプリズムシートや、PET等の透明性に優れたシート材に光を散乱させる微細な凹凸等が多数形成されてなる拡散シート等で構成されており、導光板5の出射面10とほぼ同等の大きさに形成されている。又、反射シート4は、反射率の高い白色塗料が混入されたPETシート材で形成されており、導光板5の裏面26の大きさとほぼ同等の大きさに形成されている。尚、反射シート4の導光板5に対向する面に、ドット状の乱反射パターンや光吸収パターン等の光反射調整手段を適宜形成することにより、導光板5の出射面10からの出射光分布を調整するようにしてもよい。
【0029】
(本実施の形態の作用・効果)
以上のように構成された本実施の形態の面光源装置1は、導光板5をランプホルダー12,12側に付勢し、導光板5をランプホルダー12,12との間に弾性的に挟持するばね作用部21,21がフレーム3に一体的に形成されるようになっているため、ばね手段を別途フレームに組み付ける必要がある従来例に比較し、構造を簡単化することができ、部品点数を削減できる。これにより、本実施の形態の面光源装置1は、組立工数を削減することができ、生産効率を向上することができると共に、製品価格の低廉化を図ることができる。また、本実施の形態の面光源装置1は、部品点数を削減することができるため、部品点数を削減できた分だけ軽量化を図ることができる。
【0030】
また、本実施の形態の面光源装置1は、導光板5がフレーム3のばね作用部21,21によってランプホルダー12,12側へ常時付勢され、導光板5がランプホルダー12,12とばね作用部21,21とで挟持されるようになっているため、蛍光ランプ7と導光板5の入射面6との距離が一定となり、導光板5への光の入射効率に変化が生じることがなく、照明光の輝度変化を防止でき、照明性能が安定化する。
【0031】
また、本実施の形態の面光源装置1は、上述のように、導光板5がランプホルダー12,12とばね作用部21,21とで挟持され、蛍光ランプ7と導光板5の入射面6との距離が一定に保たれるため、導光板5がランプリフレクター2から抜け出てしまう(脱落する)ようなことがなく、導光板5がランプリフレクター2から抜け出ることに起因する光漏れ等の不具合を生じることがない。
【0032】
また、本実施の形態の面光源装置1は、導光板5をランプホルダー12,12側へ付勢するばね作用部21,21が弾性変形可能であるため、温度膨張や吸湿膨張した導光板5の変形をばね作用部21,21の弾性変形で吸収できる。その結果、導光板5が温度膨張や吸湿膨張しても、導光板5に過度の応力が作用せず、導光板5に湾曲変形等の歪みが生じるのを抑えることができ、常時均質の照明光を出射することができる。
【0033】
(その他の実施の形態)
尚、上記実施の形態は、ばね作用部21の突起25が1/4球形であって、この1/4球形の突起25が導光板5の先端面20の下端部を押圧するようになっているが、図10に示すように、円柱の上端が1/4球形を呈する突起30とし、この突起30で導光板5の先端面20の板厚方向のほぼ中央を押圧するようにしてもよい。この図10のようにばね作用部21の突起30を形成すれば、導光板5の裏面26にプリズム突起が形成された場合にも、導光板5の先端面20を突起30で安定して押圧することができる。また、この図10に示すように、突起30の上方にスペースを確保し、突起30の上端を1/4球形とすることにより、導光板5のフレーム3への組込作業時に、導光板5の先端面20側を突起30の上面側で円滑に案内することができ、導光板5のフレーム3への組込作業が容易化する。
【0034】
また、図11に示すように、ばね作用部21の突起31は、四角柱の上端を梁部分24から斜め下方に切り落とした形状にして、尖った先端部分32を導光板5の先端面20に線接触させるようにしてもよい。また、この図11に示すように、突起31の上方にスペースを確保し、突起31の上端を傾斜面33とすることにより、導光板5のフレーム3への組込作業時に、導光板5の先端面20側を突起31の傾斜面33で円滑に案内することができ、導光板5のフレーム3への組込作業が容易化する。
【0035】
また、上記実施の形態は、ばね作用部21でランプホルダー12,12に導光板5の入射面6を突き当てるように構成されているが、例えば、図12に示すように、導光板5の入射面5の幅方向両端部に切り欠き段部34,34を形成し、この切り欠き段部34,34をフレーム3に形成した係止用突起(導光板突き当て部材)35,35にばね作用部21,21の弾性力Fで突き当てるようにしてもよい。また、図13に示すように、ランプリフレクター2の開口部28に段部(導光板突き当て部材)36を形成し、この段部36にばね作用部21の弾性力で付勢された導光板5を突き当てるようにしてもよい。
【0036】
また、上記実施の形態は、導光板5の先端面20の幅方向両端部側を一対のばね作用部21で均等に付勢するようになっているが、図14に示すように、導光板5の先端面20の幅方向中央部をばね作用部21で付勢するようにしてもよい。この場合、導光板5は、一対のランプホルダー12,12とばね作用部21とで3点支持されることになり、フレーム3の導光板収容部16内に安定した状態で保持されることになる。さらに、ばね作用部21は、図15に示すように、導光板5の大きさに応じて、フレームに3箇所以上形成するようにしてもよい。但し、この場合も、導光板5の幅方向中央CLに対し、ばね作用部21が導光板5を均等に押圧するように形成されることが好ましい。
【0037】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、導光板を導光板突き当て部材側に付勢し、導光板を導光板突き当て部材との間に弾性的に挟持するばね作用部がフレームに一体的に形成されるようになっているため、ばね作用を発揮する弾性部材を別途フレームに組み付ける必要がある従来例に比較し、構造を簡単化することができ、部品点数を削減できる。これにより、本発明の面光源装置及び画像表示装置は、組立工数を削減することができ、生産効率を向上することができると共に、製品価格の低廉化を図ることができる。また、本発明の面光源装置及び画像表示装置は、部品点数を削減することができるため、部品点数を削減できた分だけ軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る面光源装置のランプリフレクターを省略して示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断して示す面光源装置の断面図である。
【図3】図1の面光源装置の一部を拡大して示す平面図である。
【図4】図3のばね作用部の変形状態を示す図である。
【図5】図3のばね作用部の詳細図である。このうち、図5(a)がばね作用部の一部を拡大して示す平面図であり、図5(b)が図5(a)のB−B線に沿って切断して示すばね作用部の断面図である。
【図6】裏面にプリズム突起が形成された導光板の斜視図である。
【図7】導光板をフレームに組み込む作業を説明する第1の状態図である。
【図8】導光板をフレームに組み込む作業を説明する第2の状態図である。
【図9】ランプリフレクターと導光板の係合状態を模式的に示す面光源装置の部分的斜視図である。
【図10】ばね作用部の他の第1態様を示す図である。このうち、図10(a)がばね作用部の他の第1態様を示す平面図であり、図10(b)が図10(a)のC−C線に沿って切断して示す断面図である。
【図11】ばね作用部の他の第2態様を示す図である。このうち、図11(a)がばね作用部の他の第2態様を示す平面図であり、図11(b)が図11(a)のD−D線に沿って切断して示す断面図である。また、図11(c)が図11(a)及び図11(b)に示したばね作用部の斜視図である。
【図12】導光板突き当て部材の他の第1態様を示す面光源装置の平面図である。
【図13】導光板突き当て部材の他の第2態様を示す面光源装置の縦断面図(図2に対応する図)である。
【図14】ばね作用部の他の第1配置例を示すものであり、面光源装置のランプリフレクターを部分的切り欠いて示す平面図である。
【図15】ばね作用部の他の第2配置例を示すものであり、面光源装置のランプリフレクターを部分的切り欠いて示す平面図である。
【図16】第1の従来例を示す面光源装置の平面図である。
【図17】第1の従来例を示す面光源装置の縦断面図(図2に対応する図)である。
【図18】第2の従来例を示す面光源装置の縦断面図(図2に対応する図)である。
【図19】第3の従来例を示す面光源装置の平面図である。
【符号の説明】
1……面光源装置、3……フレーム、5……導光板、6……入射面(一方の側面)、7……蛍光ランプ(光源)、10……出射面、12……ランプホルダー(導光板突き当て部材)、13……液晶表示パネル(被照明部材)、14……画像表示装置、20……先端面(他方の側面)、21……ばね作用部

Claims (2)

  1. フレーム内に光源と導光板を収容し、前記光源の光を前記導光板の対向する一対の側面のうちの一方の側面側から前記導光板の内部に入射させ、その入射光を前記導光板の出射面から面状に出射させる面光源装置において、
    前記導光板の前記一方の側面側には、前記導光板の前記一方の側面側に突き当てられる導光板突き当て部材が配置され、
    前記フレームには、前記導光板の他方の側面に当接することによって前記導光板を前記導光板突き当て部材側へ付勢すると共に、前記導光板の形状変化を弾性変形して吸収するばね作用部が一体形成され、
    前記ばね作用部の前記導光板との当接部分は、前記導光板の前記他方の側面に対向する前記フレームの側壁よりも前記導光板の前記他方の側面側に出っ張る突起であり、
    前記突起の上方で且つ前記導光板の前記他方の側面と前記フレームの前記側壁との間には空間が形成され、
    前記突起の上面は、前記導光板の前記フレームへの組込作業時に、前記導光板の前記他方の側面側を前記フレーム内に円滑に案内する斜面である、
    ことを特徴とする面光源装置。
  2. 前記請求項1に記載の面光源装置と、この面光源装置からの面状の出射光で照明されて画像を表示する被照明部材と、を備えたことを特徴とする画像表示装置。
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