JP2003338214A - 面光源装置及び画像表示装置 - Google Patents

面光源装置及び画像表示装置

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JP2003338214A
JP2003338214A JP2002143558A JP2002143558A JP2003338214A JP 2003338214 A JP2003338214 A JP 2003338214A JP 2002143558 A JP2002143558 A JP 2002143558A JP 2002143558 A JP2002143558 A JP 2002143558A JP 2003338214 A JP2003338214 A JP 2003338214A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で製造コストを低廉化することが
できる面光源装置及びこの面光源装置を備えた画像表示
装置を提供する。 【解決手段】 フレーム3内に蛍光ランプ7と導光板5
を収容し、蛍光ランプ7の光を導光板5の対向する一対
の側面6,20のうちの一方の側面6側から導光板5の
内部に入射させ、その入射光を導光板5の出射面10か
ら面状に出射させるようになっている。そして、導光板
5の一方の側面6側には、導光板5の一方の側面5側に
突き当てられるランプホルダー12,12が配置されて
いる。また、フレーム3には、導光板5の他方の側面2
0側をランプホルダー12,12側へ付勢すると共に、
導光板5の形状変化を弾性変形して吸収するばね作用部
21,21が一体形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型パソコ
ン、カーナビゲーション装置、液晶テレビや液晶ディス
プレイ等に使用され、液晶表示パネル等の被照明部材を
面状に照明する面光源装置及びこの面光源装置を備えた
画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図16及び図17に示すよう
に、ノート型パソコン(画像表示装置100)等のバッ
クライトとして使用される面光源装置101は、光源と
しての蛍光ランプ102の光を導光板103の側面(入
射面)104から導光板103の内部に採り入れ、その
導光板103の内部に採り入れた蛍光ランプ102の光
を出射面105から出射し、出射面105に対向するよ
うに配置された液晶表示パネル(被照明部材)106を
面状に照明するようになっている。
【0003】このような面光源装置101は、導光板1
03の温度変化及び湿度変化に対する変形がフレーム1
07のそれよりも大きいため、導光板103がフレーム
107によって圧迫されて反り等の不良変形を生じない
ように、導光板103の変形を吸収するための十分な隙
間Cを導光板103とフレーム107との間に設けてい
る。
【0004】又、近年、この種の面光源装置101は、
有効発光面積をなるべく大きくすることが求められてい
るため、導光板103の入射面104側の出射面105
を押さえるランプリフレクター108の挟持部長さWが
図17に示す従来よりも短く形成されるようになってい
る。
【0005】その結果、このような面光源装置101
は、導光板103の製作誤差やランプリフレクター10
8の製作誤差等が累積され、導光板103とランプリフ
レクター108の接触部分が極めて少なくなり、外部か
らの衝撃により導光板103がフレーム107から脱落
したり、また導光板103とランプリフレクター108
の開口部110との間に隙間を生じて、この隙間から光
が漏れてしまうという不具合を生じる虞があった。
【0006】そこで、本出願人は、例えば、図18に示
すように、導光板103の入射面104に対向する側面
(先端面)111をフレーム107に取り付けたゴム等
の弾性部材112で蛍光ランプ102側へ付勢し、ラン
プリフレクター108の段部(導光板突き当て部材)1
13に導光板103を突き当て、フレーム107内での
導光板103のがたつきを抑えるようにした技術を既に
提案し、実用化している(例えば、特開2001−60
411号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、市場に
おいて、更に、面光源装置の構造を簡略化し、軽量化を
図ると共に、製品価格の低廉化を図ることが求められて
いる。
【0008】尚、図19に示すように、フレーム114
から導光板115が飛び出すのを防止するため、フレー
ム114に形成した可動舌片116で導光板115の係
止用凸部117を抑えるようにした技術が既に案出され
ているが(特開平8−194218号公報参照)、可動
舌片116で導光板115を蛍光ランプ118側へ押圧
するようになっておらず、可動舌片116と導光板突き
当て部材(図示せず)とで導光板115を挟持するよう
になっていないから、本願発明の基礎とすることができ
なかった。
【0009】そこで、本発明は、上記のような市場から
の要望に応えるために、本出願人が既に開発した図に示
す面光源装置をさらに改良し、構造が簡単で製造コスト
を低廉化することができる面光源装置及びこの面光源装
置を備えた画像表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、フレ
ーム内に光源と導光板を収容し、前記光源の光を導光板
の対向する一対の側面のうちの一方の側面側から導光板
の内部に入射させ、その入射光を導光板の出射面から面
状に出射させる面光源装置に関するものである。そし
て、前記導光板の一方の側面側には、前記導光板の一方
の側面側に突き当てられる導光板突き当て部材が配置さ
れている。また、前記フレームには、前記導光板の他方
の側面側を前記導光板突き当て部材側へ付勢すると共
に、前記導光板の形状変化を弾性変形して吸収するばね
作用部が一体形成されている。
【0011】又、請求項2の発明は、請求項1に係る発
明の面光源装置を備えた画像表示装置に関するものであ
る。すなわち、本発明の画像表示装置は、請求項1に係
る発明の面光源装置と、この面光源装置からの面状の出
射光で照明されて画像を表示する被照明部材と、を備え
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0013】図1〜図2は、本発明の第1の実施の形態
に係る面光源装置1を示すものである。このうち、図1
は、ランプリフレクター2の一部を切り欠いて示す面光
源装置1の平面図である。また、図2は、図1のA−A
線に沿って切断して示す面光源装置1の断面図である。
【0014】これらの図に示すように、面光源装置1
は、フレーム3内に反射シート4,導光板5が順次収容
されると共に、導光板5の一方の側面(入射面)6に沿
うように蛍光ランプ(光源)7及びランプリフレクター
2が収容されており、導光板5の出射面(図2中上面)
10に対向するように光制御部材11が配置されてい
る。このうち、蛍光ランプ7は、その両端部にゴム又は
軟質樹脂材料で形成されたランプホルダー(導光板突き
当て部材)12が嵌着されており、このランプホルダー
12を介してランプリフレクター8に固定される。そし
て、ランプリフレクター8が図示しないねじ等によって
フレーム3に固定される。
【0015】そして、面光源装置1の光制御部材11に
対向するように被照明部材としての液晶表示パネル13
が配置され、画像表示装置としての液晶表示装置14が
構成されている。尚、光制御部材11は、導光板5の出
射面10から出射した光を拡散する拡散シートや、表面
に多数のプリズム突起が形成されたプリズムシート等を
単独又は適宜組み合わせて使用されるものであり、導光
板5の出射面10から出射した光の進行方向を変える機
能を有している。
【0016】(フレーム)フレーム3は、図1〜図2に
示すように、ポリカーボネート(PC)等の樹脂材料を
射出成形することにより所望の形状に形成された白色の
枠体であり、線状の蛍光ランプ7及びランプリフレクタ
ー2を収容するランプ収容部15と、出射面10の形状
が略矩形形状の導光板5を収容する導光板収容部16と
が形成されている。また、フレーム3の蛍光ランプ7側
の側壁17に対向する側壁18には、導光板5の入射面
6と反対側の側面(先端面)20を蛍光ランプ7側へ弾
性力Fで付勢する一対のばね作用部21,21が一体形
成されている。
【0017】このばね作用部21は、図1〜図3に示す
ように、フレーム3の側壁18の第1肉抜き穴22及び
フレーム3の導光板収容部16の第2肉抜き穴23をそ
れぞれ形成することにより、弾性変形可能な薄肉状の梁
部分24が形成されるようになっており、その梁部分2
4の略中央部に導光板5の先端面20に当接する突起2
5が形成されている。尚、第1肉抜き穴22は、図1及
び図3の平面形状が略矩形形状を呈しており、側壁18
の上面から下方にフレーム3を貫通している。また、第
2肉抜き穴23は、第1肉抜き穴22と同様に図1及び
図3の平面形状が矩形形状であり、導光板収容部16の
底面16aから下方に向かってフレーム3を貫通してい
る。
【0018】ばね作用部21の突起25は、図3〜図5
に詳細を示すように、梁部分24のうちの最も大きく変
位する部位に形成されており、平面形状が半円形であっ
て(図5(a)参照)、側面側断面形状が略1/4円形
であり(図5(b)参照)、全体として略1/4球形を
呈している。このような突起25の形状であると、突起
25と導光板5との接触が点接触になり、突起25と導
光板5との接触部で異常発光が生じにくくなる。とりわ
け、図6に示すように、導光板5の裏面(出射面10の
反対側に位置する面)26に断面略三角形状のプリズム
突起27が形成される場合には、突起25と導光板5の
接触面積が大きいほど異常発光が発生し易いため、異常
発光防止の効果がより一層期待できる。
【0019】また、図5(b)に示すように、突起25
をフレーム3の導光板収容部16の底面16aから導光
板収容部16の内部空間側へ出っ張るように形成し、突
起25の上方に充分なスペースを確保することにより、
導光板5をフレーム3内に組み込む作業が容易になる。
【0020】すなわち、図7に示すように、導光板5
は、その入射面6側をランプリフレクター2の開口部2
8に嵌合しながら挿入するので、突起25の上方に充分
なスペースがあり、しかも突起25の上面が滑らかな斜
面になっていると、導光板5の先端面20側を側壁18
及び突起25の上面に沿って円滑に挿入することができ
る。一方、図8に示すように、突起25aが側壁18の
上端まで形成されていると、導光板5の入射面6をラン
プリフレクター2の開口部28に嵌合しながら、導光板
5をフレーム3に組み付ける際に、導光板5を最も傾け
た状態でランプリフレクター2内に挿入する寸法が突起
25aの出っ張り量L1だけ大きくなり、ランプリフレ
クター2内に挿入する際の抵抗が図7に示す場合よりも
大きくなるため、導光板5の組み付け作業が困難にな
る。
【0021】ここで、ばね作用部21,21は、図1に
示すように、導光板5の幅方向中央CLに対して、ほぼ
左右対称位置に形成され、導光板5を均等にランプホル
ダー12,12に押圧する。すなわち、ばね作用部2
1,21と導光板5の接触位置及び導光板5とランプホ
ルダー12,12の接触位置が、導光板5の幅方向中央
CLに対してほぼ左右対称位置になる。
【0022】また、ばね作用部21は、図4に示すよう
に、導光板5とフレーム3との温度膨張の差や湿度膨張
の差を吸収することができるように、その撓み変形量が
決定されている。すなわち、梁部分24の板厚寸法や梁
長さ及び第1肉抜き穴22の穴幅L2等が導光板5の変
形を吸収できる寸法に形成されている。
【0023】尚、このようなフレーム3は、導光板収容
部16の底面16aを適宜肉抜きし、軽量化するように
なっている。
【0024】(導光板)導光板5は、PC,PMMA
(ポリメタクリル酸メチル),シクロオレフィン系樹脂
材料等の光透過性に優れた樹脂材料を使用して形成され
ており、入射面6側から遠ざかるに従って板厚が薄くな
るような断面略楔形形状で、且つ平面形状が略矩形形状
になるように形成されている。
【0025】尚、導光板5の裏面(換言すれば、反射シ
ート4に対向する面)26には、光制御部材11と共働
して光の出射方向を制御するプリズム突起や微細な凹凸
面等が適宜形成される。ここで、導光板5の裏面26に
プリズム突起27を形成する例を図6に示す。この図6
に示すように、プリズム突起27は、導光板5の入射面
6にほぼ直交する方向に延在するとともに、入射面6の
長手方向に沿ってほぼ平行に多数並ぶように形成されて
おり、主として入射面6に平行な面において光の出射方
向を制御する機能を奏する。
【0026】(ランプリフレクター)ランプリフレクタ
ー2は、図2及び図9に示すように、ステンレス鋼板や
アルミニウム板等の金属板を断面略コ字形状に折り曲げ
ることにより形成されたものであり、その内部に蛍光ラ
ンプ7及び蛍光ランプ7の両端に嵌着されたランプホル
ダー12,12を収容するようになっており、少なくと
も蛍光ランプ7のほぼ全長を覆うことができる長さに形
成され、その両端部にランプホルダー12,12が圧入
されるようになっている。又、このランプリフレクター
2は、開口部28で導光板5の入射面6側の端部上面
(出射面10)と反射シート4の下面を弾性的に挟持す
るようになっている。
【0027】ここで、ランプリフレクター2は、導光板
5がフレーム3のばね作用部21でランプホルダー1
2,12に押し付けられており、導光板5が開口部28
から抜け出る方向にずれ動くのをばね作用部21の弾性
力Fで阻止するようになっているため、開口部28と導
光板5のオーバーラップ長さL2を小さくすることがで
きる(図2参照)。その結果、導光板5の出射面10の
有効発光面積を大きくすることができ、額縁部分(導光
板5の出射面10うちで照明に利用されない部分)を狭
くすることができる。尚、ランプリフレクター2の蛍光
ランプ7に対向する内面に銀メッキ等を施し、光の反射
率を高めるようにしてもよい。
【0028】(光制御部材,反射シート)光制御部材1
1は、図1〜図2に示すように、PET(ポリエチレン
テレフタレート)等の透明性に優れたシート材に断面三
角形状のプリズムが多数連続して形成されたプリズムシ
ートや、PET等の透明性に優れたシート材に光を散乱
させる微細な凹凸等が多数形成されてなる拡散シート等
で構成されており、導光板5の出射面10とほぼ同等の
大きさに形成されている。又、反射シート4は、反射率
の高い白色塗料が混入されたPETシート材で形成され
ており、導光板5の裏面26の大きさとほぼ同等の大き
さに形成されている。尚、反射シート4の導光板5に対
向する面に、ドット状の乱反射パターンや光吸収パター
ン等の光反射調整手段を適宜形成することにより、導光
板5の出射面10からの出射光分布を調整するようにし
てもよい。
【0029】(本実施の形態の作用・効果)以上のよう
に構成された本実施の形態の面光源装置1は、導光板5
をランプホルダー12,12側に付勢し、導光板5をラ
ンプホルダー12,12との間に弾性的に挟持するばね
作用部21,21がフレーム3に一体的に形成されるよ
うになっているため、ばね手段を別途フレームに組み付
ける必要がある従来例に比較し、構造を簡単化すること
ができ、部品点数を削減できる。これにより、本実施の
形態の面光源装置1は、組立工数を削減することがで
き、生産効率を向上することができると共に、製品価格
の低廉化を図ることができる。また、本実施の形態の面
光源装置1は、部品点数を削減することができるため、
部品点数を削減できた分だけ軽量化を図ることができ
る。
【0030】また、本実施の形態の面光源装置1は、導
光板5がフレーム3のばね作用部21,21によってラ
ンプホルダー12,12側へ常時付勢され、導光板5が
ランプホルダー12,12とばね作用部21,21とで
挟持されるようになっているため、蛍光ランプ7と導光
板5の入射面6との距離が一定となり、導光板5への光
の入射効率に変化が生じることがなく、照明光の輝度変
化を防止でき、照明性能が安定化する。
【0031】また、本実施の形態の面光源装置1は、上
述のように、導光板5がランプホルダー12,12とば
ね作用部21,21とで挟持され、蛍光ランプ7と導光
板5の入射面6との距離が一定に保たれるため、導光板
5がランプリフレクター2から抜け出てしまう(脱落す
る)ようなことがなく、導光板5がランプリフレクター
2から抜け出ることに起因する光漏れ等の不具合を生じ
ることがない。
【0032】また、本実施の形態の面光源装置1は、導
光板5をランプホルダー12,12側へ付勢するばね作
用部21,21が弾性変形可能であるため、温度膨張や
吸湿膨張した導光板5の変形をばね作用部21,21の
弾性変形で吸収できる。その結果、導光板5が温度膨張
や吸湿膨張しても、導光板5に過度の応力が作用せず、
導光板5に湾曲変形等の歪みが生じるのを抑えることが
でき、常時均質の照明光を出射することができる。
【0033】(その他の実施の形態)尚、上記実施の形
態は、ばね作用部21の突起25が1/4球形であっ
て、この1/4球形の突起25が導光板5の先端面20
の下端部を押圧するようになっているが、図10に示す
ように、円柱の上端が1/4球形を呈する突起30と
し、この突起30で導光板5の先端面20の板厚方向の
ほぼ中央を押圧するようにしてもよい。この図10のよ
うにばね作用部21の突起30を形成すれば、導光板5
の裏面26にプリズム突起が形成された場合にも、導光
板5の先端面20を突起30で安定して押圧することが
できる。また、この図10に示すように、突起30の上
方にスペースを確保し、突起30の上端を1/4球形と
することにより、導光板5のフレーム3への組込作業時
に、導光板5の先端面20側を突起30の上面側で円滑
に案内することができ、導光板5のフレーム3への組込
作業が容易化する。
【0034】また、図11に示すように、ばね作用部2
1の突起31は、四角柱の上端を梁部分24から斜め下
方に切り落とした形状にして、尖った先端部分32を導
光板5の先端面20に線接触させるようにしてもよい。
また、この図11に示すように、突起31の上方にスペ
ースを確保し、突起31の上端を傾斜面33とすること
により、導光板5のフレーム3への組込作業時に、導光
板5の先端面20側を突起31の傾斜面33で円滑に案
内することができ、導光板5のフレーム3への組込作業
が容易化する。
【0035】また、上記実施の形態は、ばね作用部21
でランプホルダー12,12に導光板5の入射面6を突
き当てるように構成されているが、例えば、図12に示
すように、導光板5の入射面5の幅方向両端部に切り欠
き段部34,34を形成し、この切り欠き段部34,3
4をフレーム3に形成した係止用突起(導光板突き当て
部材)35,35にばね作用部21,21の弾性力Fで
突き当てるようにしてもよい。また、図13に示すよう
に、ランプリフレクター2の開口部28に段部(導光板
突き当て部材)36を形成し、この段部36にばね作用
部21の弾性力で付勢された導光板5を突き当てるよう
にしてもよい。
【0036】また、上記実施の形態は、導光板5の先端
面20の幅方向両端部側を一対のばね作用部21で均等
に付勢するようになっているが、図14に示すように、
導光板5の先端面20の幅方向中央部をばね作用部21
で付勢するようにしてもよい。この場合、導光板5は、
一対のランプホルダー12,12とばね作用部21とで
3点支持されることになり、フレーム3の導光板収容部
16内に安定した状態で保持されることになる。さら
に、ばね作用部21は、図15に示すように、導光板5
の大きさに応じて、フレームに3箇所以上形成するよう
にしてもよい。但し、この場合も、導光板5の幅方向中
央CLに対し、ばね作用部21が導光板5を均等に押圧
するように形成されることが好ましい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明は、導光板を導光
板突き当て部材側に付勢し、導光板を導光板突き当て部
材との間に弾性的に挟持するばね作用部がフレームに一
体的に形成されるようになっているため、ばね作用を発
揮する弾性部材を別途フレームに組み付ける必要がある
従来例に比較し、構造を簡単化することができ、部品点
数を削減できる。これにより、本発明の面光源装置及び
画像表示装置は、組立工数を削減することができ、生産
効率を向上することができると共に、製品価格の低廉化
を図ることができる。また、本発明の面光源装置及び画
像表示装置は、部品点数を削減することができるため、
部品点数を削減できた分だけ軽量化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る面光源装置の
ランプリフレクターを省略して示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断して示す面光源装
置の断面図である。
【図3】図1の面光源装置の一部を拡大して示す平面図
である。
【図4】図3のばね作用部の変形状態を示す図である。
【図5】図3のばね作用部の詳細図である。このうち、
図5(a)がばね作用部の一部を拡大して示す平面図で
あり、図5(b)が図5(a)のB−B線に沿って切断
して示すばね作用部の断面図である。
【図6】裏面にプリズム突起が形成された導光板の斜視
図である。
【図7】導光板をフレームに組み込む作業を説明する第
1の状態図である。
【図8】導光板をフレームに組み込む作業を説明する第
2の状態図である。
【図9】ランプリフレクターと導光板の係合状態を模式
的に示す面光源装置の部分的斜視図である。
【図10】ばね作用部の他の第1態様を示す図である。
このうち、図10(a)がばね作用部の他の第1態様を
示す平面図であり、図10(b)が図10(a)のC−
C線に沿って切断して示す断面図である。
【図11】ばね作用部の他の第2態様を示す図である。
このうち、図11(a)がばね作用部の他の第2態様を
示す平面図であり、図11(b)が図11(a)のD−
D線に沿って切断して示す断面図である。また、図11
(c)が図11(a)及び図11(b)に示したばね作
用部の斜視図である。
【図12】導光板突き当て部材の他の第1態様を示す面
光源装置の平面図である。
【図13】導光板突き当て部材の他の第2態様を示す面
光源装置の縦断面図(図2に対応する図)である。
【図14】ばね作用部の他の第1配置例を示すものであ
り、面光源装置のランプリフレクターを部分的切り欠い
て示す平面図である。
【図15】ばね作用部の他の第2配置例を示すものであ
り、面光源装置のランプリフレクターを部分的切り欠い
て示す平面図である。
【図16】第1の従来例を示す面光源装置の平面図であ
る。
【図17】第1の従来例を示す面光源装置の縦断面図
(図2に対応する図)である。
【図18】第2の従来例を示す面光源装置の縦断面図
(図2に対応する図)である。
【図19】第3の従来例を示す面光源装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
1……面光源装置、3……フレーム、5……導光板、6
……入射面(一方の側面)、7……蛍光ランプ(光
源)、10……出射面、12……ランプホルダー(導光
板突き当て部材)、13……液晶表示パネル(被照明部
材)、14……画像表示装置、20……先端面(他方の
側面)、21……ばね作用部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H038 AA55 BA06 2H089 JA10 QA11 QA12 QA16 TA11 TA17 TA18 TA20 2H091 FA14Z FA21Z FA23Z FA32Z FA41Z FA42Z LA11 LA12 LA30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム内に光源と導光板を収容し、前
    記光源の光を導光板の対向する一対の側面のうちの一方
    の側面側から導光板の内部に入射させ、その入射光を導
    光板の出射面から面状に出射させる面光源装置におい
    て、 前記導光板の一方の側面側には、前記導光板の一方の側
    面側に突き当てられる導光板突き当て部材が配置され、 前記フレームには、前記導光板の他方の側面側を前記導
    光板突き当て部材側へ付勢すると共に、前記導光板の形
    状変化を弾性変形して吸収するばね作用部が一体形成さ
    れたことを特徴とする面光源装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の面光源装置と、こ
    の面光源装置からの面状の出射光で照明されて画像を表
    示する被照明部材と、を備えたことを特徴とする画像表
    示装置。
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