JP4013900B2 - 歩行者検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に設けられ、当該車両と歩行者との衝突を検出する歩行者検出装置に関するものである。
従来より、車両に設けられ、当該車両と歩行者との衝突を検出する歩行者検出装置として、例えば、下記、特許文献1に開示されているようなものがある。この開示技術では、フロントバンパ内に設けた荷重センサまたは変位センサから出力される信号波形と、車速センサから出力される信号波形とに基づいて、歩行者であれば他車両や壁面、立ち木、電柱等の固定物(以下、単に「固定物」という。)よりも早い時間で荷重センサ等の信号波形が元に戻ることを利用して歩行者との衝突か固定物との衝突かを判別している(特許文献1;段落番号0027〜0032)。
特開平11−28994号公報(2頁〜6頁、図1〜図17)
しかしながら、このような従来の開示技術によると、荷重センサまたは変位センサから出力される信号波形が、歩行者に対するものであれば出力発生継続時間が固定物に対するものよりも短く、また出力レベルも固定物に対するものよりも低くなることに基づき、センサ出力の発生継続時間および出力レベルに所定範囲を設け、荷重センサ等から出力されるセンサ出力が当該所定範囲内にある場合には、歩行者が衝突したものと判定している。
そのため、荷重センサ等の出力波形がこのような範囲内にない場合には、たとえ歩行者が衝突していても固定物による衝突であるとして歩行者の衝突を検出することができないという課題がある。また荷重センサ等の出力波形がこのような範囲内にある場合には、質量や剛性の点で歩行者に近似した特性をもつ固定物であれば、それが歩行者でなくても歩行者との衝突であると誤検出し得るという課題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、誤検出を防止し得る歩行者検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1記載の手段を採用する。この手段によると、温度検出手段により車両に接近または接触した被検出対象の温度を検出し温度情報として出力し、衝撃検出手段により衝撃が加えられたことを検出して衝撃情報を出力する。そして、温度情報に基づいて被検出対象が歩行者であると判断し、かつ衝撃情報が出力されていると判断した場合、当該歩行者が衝突したことを表す歩行者衝突情報を衝突情報出力手段により出力する。これにより、温度情報に基づいて被検出対象が歩行者であると判断しかつ衝撃情報が出力されていると判断した場合に、歩行者衝突情報を出力するので、例えば、質量や剛性の点で歩行者に近似した特性をもつ固定物が衝突しても、このような固定物は温度情報に基づいて歩行者であるとは判断されないので、確実に歩行者の衝突を検出することができる。
また、温度検出手段は、方向検出手段により被検出対象の存在方向を検出して存在方向情報を出力し、衝突情報出力手段は、存在方向情報と衝撃情報とに基づいて、温度検出手段により検出された被検出対象の存在方向と衝撃が加えられた方向とがほぼ同方向であると判断した場合、歩行者衝突情報を出力する。これにより、温度検出手段により検出された被検出対象の存在方向と衝撃が加えられた方向とがほぼ同方向である場合に歩行者衝突情報を出力するので、当該被検出対象の存在方向とは異なった方向から衝撃が加えられた場合には歩行者衝突情報を出力しない。そのため、例えば、歩行者が接近した方向と立ち木等の固定物により衝撃が加えられた方向とが異なる場合には、歩行者衝突情報を出力しない。
特許請求の範囲に記載の請求項記載の手段を採用することによって、車速検出手段により車両の移動速度を検出して車速情報を出力し、衝突情報出力手段は、請求項1記載の判断に加え、車速情報に基づいて車両が移動していると判断した場合、歩行者衝突情報を出力する。これにより、車両が移動していると判断された場合に歩行者衝突情報を出力するので、当該車両が移動していない場合、つまり駐停車している場合には歩行者衝突情報を出力しない。そのため、歩行者に対する交通事故発生事案の最も一般的なものである車両の移動時に絞って当該歩行者検出装置を機能させることができる。
特許請求の範囲に記載の請求項記載の手段を採用することによって、温度検出手段および衝撃検出手段は、車両の前方または後方の少なくとも一方に設けられていることから、当該車両の前方または後方から接近または接触する歩行者等を被検出対象とすることができる。これにより、歩行者に対する交通事故発生事案の最も一般的な車両の前方からの衝突はもとより車両の後方に対する衝突についても当該歩行者検出装置を機能させることができる。
請求項1の発明では、温度情報に基づいて被検出対象が歩行者であると判断しかつ衝撃情報が出力されていると判断した場合に、歩行者衝突情報を出力するので、例えば、質量や剛性の点で歩行者に近似した特性をもつ固定物が衝突しても、このような固定物は温度情報に基づいて歩行者であるとは判断されないので、確実に歩行者の衝突を検出することができる。したがって、誤検出を防止することができる。
また、温度検出手段により検出された被検出対象の存在方向と衝撃が加えられた方向とがほぼ同方向である場合に歩行者衝突情報を出力するので、当該被検出対象の存在方向とは異なった方向から衝撃が加えられた場合には歩行者衝突情報を出力しない。そのため、例えば、歩行者が接近した方向と立ち木等の固定物により衝撃が加えられた方向とが異なる場合には、歩行者衝突情報を出力しない。したがって、固定物により衝撃が加えられたと同時期にそれとは異なる方向から歩行者が当該車両に接近していた場合においても誤検出を防止することができる。
請求項の発明では、車両が移動していると判断された場合に歩行者衝突情報を出力するので、当該車両が移動していない場合、つまり駐停車している場合には歩行者衝突情報を出力しない。そのため、歩行者に対する交通事故発生事案の最も一般的なものである車両の移動時に絞って当該歩行者検出装置を機能させることができる。したがって、より現実的な交通事故事案に即して誤検出を防止することができる。
請求項の発明では、歩行者に対する交通事故発生事案の最も一般的な車両の前方からの衝突はもとより車両の後方に対する衝突についても当該歩行者検出装置を機能させることができる。したがって、当該車両が前進する場合に加えて、後退する場合にも誤検出を防止することができる。
以下、本発明の歩行者検出装置を、歩行者保護用のエアバックシステムに適用した一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。まず、本実施形態に係るエアバックシステムの構成概要を図1を参照して説明する。
図1(A) に示すように、本エアバックシステムは、車両10に搭載されており、主に、歩行者検出装置20、エアバック制御装置50およびエアバック70等により構成されている。そして、当該車両10と図略の歩行者とが衝突した場合に、当該車両10のエンジンフード内またはエンジンフード外でエアバック70を展開させることによって、衝突した歩行者に加えられる衝撃を軽減することを可能にしている。具体的には、例えば、歩行者と当該車両10との衝突を検出した歩行者検出装置20がエアバック制御装置50に対して歩行者衝突情報を出力することにより、エアバック制御装置50がエアバック70やエンジンフードの跳ね上げ機構等を作動させる。これにより、跳ね上げられたエンジンフードの内側または外側でエアバック70が展開するため、当該歩行者に与え得る衝撃を緩和することが可能となる。
ここで、本発明の実施形態の一例となる歩行者検出装置20の構成を図1(B) に基づいて説明する。図1(B) に示すように、歩行者検出装置20は、当該車両10に接近または接触した歩行者等の被検出対象の温度を検出し温度情報として出力する赤外線センサ30Aと、衝撃が加えられたことを検出して衝撃情報を出力する物理量センサ27a、27b、27cと、温度情報に基づいて被検出対象が歩行者であると判断し、かつ衝撃情報が出力されていると判断した場合、当該歩行者が衝突したことを表す歩行者衝突情報を出力するECU(Electronic Control Unit)21と、により構成されている。
ECU21は、図略のCPU(Central Processing Unit )を中心に、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、I/O(Input/Output Interface)や図略の通信インターフェイス等を含むASIC(Application Specified Integrate Circuit)タイプのマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という。)により構成されており、当該CPUは、I/Oを介して車輪速センサ25、物理量センサ27a〜27c、赤外線センサ30A等に、また通信インターフェイスを介してエアバック制御装置50に、それぞれ接続可能に構成されている。なお、このECU21は、特許請求の範囲に記載の「衝突情報出力手段」に相当し得るものである。
車輪速センサ25は、車両10の車輪12の近傍に設けられ、当該車輪12の回転速度を検出しそれを車輪速信号(車速情報)としてECU21に出力し得る検出器である。ECU21では、車輪速センサ25から入力される車輪速信号に基づいて当該車両10の車輪12が回転しているか否かを判断することによって当該車両10が移動(走行)しているか否かを判断する。この車輪速センサ25は、特許請求の範囲に記載の「車速検出手段」に相当し得るものである。
なお、本実施形態のように、1つの車輪12の回転速度を検出するものでは、当該車両10の移動の有無あるいは車速(当該車両10の移動速度)の概算値しか得られない。そのため、正確な車速を算出するためには、例えば、車両10の対角状位置する車輪12(前方右側の車輪12と後方左側の車輪12)に設けられた2つの車輪速センサ25から出力される2系統の車輪速信号に基づいて車速演算を行うことが必要となる。
物理量センサ27a〜27cは、外部から受ける衝撃力を物理量として検出しそれを衝撃信号(衝撃情報)としてECU21に出力し得る検出器で、例えば、加速度センサ、変位センサ、圧力センサ等がこれらに相当する。この物理量センサ27a〜27cは、特許請求の範囲に記載の「衝撃検出手段」に相当し得るものである。これらの物理量センサ27a〜27cは、当該車両10のフロントバンパ14の内部に設けられており、例えば、図2(A) および図2(B) に示すように、当該車両10の前方右側に物理量センサ27a、同前方ほぼ中央に物理量センサ27b、同前方左側に物理量センサ27cが、それぞれ位置するようにフロントバンパ14に複数個埋設されている。
これにより、例えば、当該車両10の前方ほぼ正面、ほぼ右側またはほぼ左側に歩行者等の被検出対象が衝突した場合に物理量センサ27a〜27cによって当該被検出対象による衝撃力を検出することができる。また、本実施形態のように、フロントバンパ14に複数個の物理量センサ27a〜27cを埋設した場合には、物理量センサ27a〜27cから出力されるそれぞれの衝撃信号の大きさ(電圧値の大小)、出力タイミング、出力期間や遅延時間等を分析する演算処理をECU21に行うことによって、当該衝撃力が加えられた方向を衝突方向情報として検出することができる。
また、ECU21では、物理量センサ27a〜27cから入力される衝撃信号を波形解析することによって、衝突した被検出対象の質量や剛性(堅さ、柔らかさ)から、当該被検出対象がヒト(人間)であるか固定物あるかを判断することもできる。
赤外線センサ30Aは、ヒトや物体から放射される熱線による熱エネルギー量を検出しそれを温度信号(温度情報)としてECU21に出力し得る検出器で、例えば、図2(A) に示すようにフロントバンパ14の左右や、また図2(B) に示すようにバックミラー16の裏側(鏡面でない側)に設けられている。一般に、ヒトの体温は36度前後であることから、例えば、32度以上43度以下の範囲(所定範囲)内の温度を示す温度信号がECU21に入力された場合には当該被検出対象はヒト、つまり歩行者であると判断し、それ以外の温度範囲を示す温度信号がECU21に入力された場合には当該被検出対象は歩行者以外の例えば固定物であると判断する。なお、この赤外線センサ30Aの構成例として、例えば図3(A) 〜図3(C) に示されるものが挙げられる。またこれらの赤外線センサ30A〜30Cは、特許請求の範囲に記載の「温度検出手段」に相当し得るものである。
例えば、図3(A) に示すように、矩形平面状の平面ホルダ30A1に単画素の赤外線センサ素子32を複数個、例えば36個を6行6列のマトリックス状に2次元に配置して構成した赤外線センサ30Aや、図3(B) に示すように、同様の赤外線センサ素子32を5行5列のマトリックス状に配置して矩形曲面状の曲面ホルダ30B1に3次元状に設けた赤外線センサ30B等が例示される。このように赤外線センサ30A、30Bでは、単画素の赤外線センサ素子32を複数個まとめてマトリックス状に配置することにより、それぞれの赤外線センサ素子32から検出される温度信号の信号値分布から当該被検出対象の存在方向を把握することができる。また赤外線センサ30Bのように赤外線センサ素子32を曲面状(3次元)に配置することによって、検出角度を拡大することができる。これにより、赤外線センサ30A、30Bから入力される複数の温度信号(存在方向情報)をECU21により信号処理することで、被検出対象の存在方向を得ることができる。なお、マトリックスを構成する赤外線センサ素子32の数を増やすことによって検出精度を向上させることができる。
また、図3(C) に示すように、1つの単画素の赤外線センサ素子32を可働ホルダ30C1に設け、この可働ホルダ30C1をアクチュエータ30C2により左右(同図に示す矢印方向)に例えば180度の範囲で首振り可能に構成することによって、アクチュエータ30C2の制御信号と当該赤外線センサ素子32から出力される温度信号とに基づいて、当該被検出対象の存在方向を把握することができる。即ち、アクチュエータ30C2を制御する制御信号により当該アクチュエータ30C2により方向を制御されている赤外線センサ素子32の正面方向がわかるので、その方向情報と赤外線センサ素子32から出力される温度情報とに基づいて被検出対象の存在方向(存在方向情報)を得ることができる。この赤外線センサ30Cの場合、180度の範囲で赤外線センサ素子32が可働するので、赤外線センサ30Bのものよりも広範囲に被検出対象を検出することができる。また赤外線センサ素子32が一つですむため、安価なセンサになる。なお、可働ホルダ30C1に、図3(A) に示すようなマトリックス状に配置した複数の赤外線センサ素子32を設けることによって方向検出の分解能を向上することができる。
なお、図3(A) に示す赤外線センサ30Aおよび図3(B) に示す赤外線センサ30Bは、図2(A) に示すように車両10のフロントバンパ14に設けることができ、また図3(C) に示す赤外線センサ30Cは、図2(B) に示すように車両10のバックミラー16の裏側に設けることができる。これにより、例えば、赤外線センサ30A、30Bの場合では、赤外線センサから得れる存在方向情報と、前述したようにフロントバンパ14に埋設した物理量センサ27a〜27cから得られる衝撃方向情報と、のマッチングがとり易いので、誤検出を減少させることができる。また、赤外線センサ30Cの場合では、バックミラー16の裏側に設けられるので、当該赤外線センサ素子32の表面に汚れ等が付着し難くく、赤外線センサ素子32の劣化を防ぐことができる。さらにバックミラー16の裏側から車両10の前方向には、フロントガラス以外に熱線の到来を遮るものが存在しないので、誤検出を抑制することができる。
また、図3(A) および図3(B) に示される赤外線センサ30A、30Bを図2(B) に示すように、バックミラー16の裏側に設けた場合には、フロントバンパ14に物理量センサ27a〜27cを埋設する。この場合、図2(A) の場合に比べると、赤外線センサから得れる存在方向情報と、フロントバンパ14の物理量センサ27a〜27cから得られる衝突位置情報と、のマッチングはとり難くはなるが、例えば、バックミラー16の裏側にマトリックス状に配置する赤外線センサ素子32の数量を増加させる等の対策を採ることにより、赤外線センサ30Cのようにアクチュエータ30C2等の可動部を設けることなく、被検出対象の存在方向の誤検出を抑制することができる。
なお、物理量センサ27a〜27cや赤外線センサ30A〜30Cは、上述したようにフロントバンパ14やバックミラー16に設けられる場合に限られることはなく、例えば車両10の後方に位置するリアバンパ15に設けても良い(図1(A) 参照)。これにより、当該車両10の後部にエアバック70を設けることで、当該車両10が後退したときに歩行者と衝突したような場合でも当該後部のエアバックシステムを作動させることができる。また、本実施形態では、ECU21とエアバック制御装置50とを別個に構成したが、これに限られることはなく、例えば、ECU21の機能をエアバック制御装置50によって実現しても良い。これにより、マイコン等の部品点数を減らすことができる。
次に、ECU21のマイコンにより実行される歩行者検出処理の流れを図4に基づいて説明する。なお、この歩行者検出処理は、当該マイコンを構成するROMに格納される歩行者検出プログラムを当該マイコンのCPUが例えばタイマ割り込み等により所定周期(例えば5ミリ秒)ごとに繰り返し実行することにより実現されている。
図4に示すように、歩行者検出処理では、所定の初期化処理の後、まずステップS101により各種センサデータを取得する処理が行われる。具体的には、前述した赤外線センサ30A(または赤外線センサ30B、30C)から温度信号(温度情報)を、また物理量センサ27a〜27cから衝撃信号(衝撃情報)を、さらに車輪速センサ25から車輪速信号(車速情報)を、それぞれ入力する。
次のステップS103では、赤外線センサ30A(または赤外線センサ30B、30C)で歩行者を検出したか否かを判断する処理が行われる。即ち、ステップS101により取得された赤外線センサ30A等からの温度信号(温度情報)に基づいて、被検出対象が放射する熱線による温度が所定範囲内であるか否かを判断する。そして、当該熱線による温度が所定範囲内であると判断された場合には(S103でYes)、被検出対象はヒトである、つまり歩行者である蓋然性が高いので、続くステップS105に処理を移行する。一方、当該熱線による温度が所定範囲内であると判断されない場合には(S103でNo)、当該被検出対象はヒト以外の例えば固定物である蓋然性が高いので、エアバック70を展開させる必要はない。そのため、本歩行者検出処理を終了する。
続くステップS105では、物理量センサ27a〜27cで衝撃を検出したか否かを判断する処理が行われる。即ち、ステップS101により取得された衝撃信号(衝撃情報)の有無に基づいて、当該車両10に当該歩行者(被検出対象)が衝突したか否かを判断する。そして、当該歩行者が衝突したと判断された場合には(S105でYes)、続くステップS107に処理を移行する。一方、当該歩行者が衝突したとは判断されない場合には(S105でNo)、当該歩行者は当該車両10には衝突していないと判断できるので、本歩行者検出処理を終了する。
続くステップS107では、当該歩行者の存在方向と衝撃方向とはほぼ同方向であるか否かを判断する処理が行われる。即ち、ステップS101により取得された複数の温度信号(存在方向情報)をECU21により信号処理することで当該歩行者の存在方向を得ることができ、またステップS101により取得された複数の衝撃信号をECU21により分析処理することで当該衝撃方向が加えられた方向を衝突方向情報として得ることができるので、この存在方向情報と衝突方向情報とに基づいてこれら両方向がほぼ同方向であるか否かを判断する。そして、両方向がほぼ同方向であると判断された場合には(S107でYes)、次のステップS109に処理を移行する。一方、両方向がほぼ同方向であると判断されない場合には(S107でNo)、例えば、歩行者が接近した方向(車両10の前方右側)と立ち木等の固定物により衝撃が加えられた方向(車両10の前方左側)とが異なる場合には、当該車両10に接近または接触した当該歩行者と物理量センサ27a〜27cにより検出された衝撃とは直接的な関連性がなく、当該歩行者は当該車両10には衝突していないと判断できるので、特にエアバック70を展開させる必要はない。そのため、本歩行者検出処理を終了する。
次のステップS109では、当該車両10が移動しているか否かを判断する処理が行われる。即ち、ステップS101により取得された車輪速信号(車速情報)に基づいて、当該車両10が動いているか否かを判断する。そして、当該車両10が動いている、つまり移動していると判断された場合には(S109でYes)、当該車両10に衝突したと判断される当該歩行者を保護するため、続くステップS111によりエアバック制御装置50に対し、歩行者が衝突したことを表す歩行者衝突信号(歩行者衝突情報)を出力する。一方、当該車両10が動いているとは判断されない場合には(S109でNo)、当該車両10の移動時に絞って当該歩行者検出装置20を機能させる目的から、本歩行者検出処理を終了する。
なお、上述したステップS107およびステップS109による各判断処理を行うことなく、次のステップS111による歩行者衝突信号の出力処理を行うように処理の流れを構成しても良い。即ち、これら以前のステップS103により温度情報に基づいて被検出対象が歩行者であると判断し(S103でYes)、かつステップS105により衝撃情報が出力されていると判断した場合には(S105でYes)、例えば、質量や剛性の点で歩行者に近似した特性をもつ固定物が衝突しても、このような固定物は温度情報に基づいて歩行者であるとはステップS103により判断されないので(S103でNo)、ステップS107やステップS109による判断処理を行われることがなくても、確実に歩行者の衝突を検出することができ、誤検出を防止することができる。
続くステップS111では、エアバック制御装置50に歩行者衝突信号を出力する処理が行われる。この信号を受信したエアバック制御装置50は、図略のエンジンフードの跳ね上げ機構を作動させるとともに、エアバック70の展開制御を行うことによって、跳ね上げられたエンジンフード内側または外側でエアバック70を展開させる。これにより、展開されたエアバック70によって当該車両10に衝突した当該歩行者に与え得る衝撃を緩和することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る歩行者保護用のエアバックシステムに適用した歩行者検出装置20によると、赤外線センサ30A(赤外線センサ30B、30C)により車両10に接近または接触した被検出対象の温度を検出し温度信号(温度情報)として出力し、物理量センサ27a〜27cにより衝撃が加えられたことを検出して衝撃信号(衝撃情報)を出力する。そして、ECU21による歩行者検出処理によって、温度信号に基づいて被検出対象が歩行者であると判断され(S103でYes)、衝撃信号が出力されていると判断され(S105でYes)、また当該歩行者の存在方向と衝撃方向とがほぼ同方向であると判断され(S107でYes)、さらに当該車両10が移動していると判断された場合(S109でYes)には、当該歩行者が当該車両10に衝突したことを表す歩行者衝突信号(歩行者衝突情報)をエアバック制御装置50に出力する(S111)。これにより、例えば、質量や剛性の点で歩行者に近似した特性をもつ固定物が衝突しても、このような固定物は温度情報に基づいて歩行者であるとは判断されないので(S103でNo)、また歩行者が接近した方向と立ち木等の固定物により衝撃が加えられた方向とが異なる場合には当該歩行者の存在方向と衝撃方向とがほぼ同方向であると判断されないので(S107でNo)、当該車両10と当該歩行者との衝突を確実に検出することができる。したがって、物理量センサ27a〜27cから出力される信号波形に基づく判断に加えて、赤外線センサ30A〜30Cによる被検出対象の温度情報および被検出対象の存在方向情報や被検出対象により加えられた衝撃力の方向情報等にも基づいて当該車両10と当該歩行者との衝突の有無を判断しているので、誤検出を防止することができる。
なお、歩行者検出装置20の赤外線センサ30A〜30Cや物理量センサ27a〜27cを、例えば車両10の後方に位置するリアバンパ15に設けることによって、上述した車両10の前方に設けられるエアバックシステムと同様に、当該車両10が後退したときに歩行者と衝突したような場合でも、当該車両10の後部に設けられたエアバック70を展開させることができる。これにより、車両10がバックした際に歩行者と衝突したような場合であっても、展開されたエアバック70によって当該車両10に衝突した当該歩行者に与え得る衝撃を緩和することができる。
また、上述した歩行者検出処理のステップS109による判断処理を行うことなく、ステップS111による歩行者衝突信号の出力処理を行うように処理の流れを構成しても良い。即ち、当該車両10が移動しているか否かを判断することなく、これら以前のステップS103により温度情報に基づいて被検出対象が歩行者であると判断し(S103でYes)、ステップS105により衝撃情報が出力されていると判断し(S105でYes)、かつ当該歩行者の存在方向と衝撃方向とはほぼ同方向であると判断した場合(S107でYes)、ステップS111によりエアバック制御装置50に歩行者衝突信号を出力することによって、例えば、駐停車中の当該車両10に自動二輪車両等が衝突したような状況があれば、当該自動二輪車両の運転者は歩行者ではないが、当該エアバック70の展開により当該運転者を保護することができる。
図1(A) は、本発明の一実施形態に係る歩行者検出装置を適用した車両のエアバックシステムの構成概要を示す説明図で、図1(B) は、歩行者検出装置20の電気的構成およびエアバックシステムとの接続関係を示すブロック図である。 物理量センサおよび赤外線センサが設けられる位置を示す説明図で、図2(A) は赤外線センサをフロントバンパに設けた例、図2(B) は赤外線センサをバックミラーの裏側に設けた例、をそれぞれ示すものである。 赤外線センサの構成例を示す説明図で、図3(A) は平面ホルダに赤外線センサ素子をマトリックス状に配置した例、図3(B) は曲面ホルダに赤外線センサ素子をマトリックス状に配置した例、図3(C) は可働ホルダに単画素の赤外線センサ素子を設けた例、をそれぞれ示すものである。 歩行者検出装置のECUにより実行される歩行者検出処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10…車両
14…フロントバンパ
15…リアバンパ
16…バックミラー
20…歩行者検出装置
21…ECU(衝突情報出力手段)
25…車輪速センサ(車速検出手段)
27a、27b、27c…物理量センサ(衝撃検出手段)
30A、30B、30C…赤外線センサ(温度検出手段、方向検出手段)
32…赤外線センサ素子
50…エアバック制御装置
70…エアバック

Claims (3)

  1. 車両に設けられ、当該車両と歩行者との衝突を検出する歩行者検出装置であって、
    前記車両に接近または接触した被検出対象の温度を検出し温度情報として出力するとともに、前記被検出対象の存在方向を検出して存在方向情報を出力する方向検出手段を備える温度検出手段と、
    衝撃が加えられたことを検出して衝撃情報を出力する衝撃検出手段と、
    前記温度情報に基づいて前記被検出対象が歩行者であると判断し、かつ前記衝撃情報が出力されていると判断した場合、当該歩行者が衝突したことを表す歩行者衝突情報を出力する衝突情報出力手段と、を備え
    前記衝突情報出力手段は、前記判断に加え、前記存在方向情報と前記衝撃情報とに基づいて前記温度検出手段により検出された被検出対象の存在方向と前記衝撃が加えられた方向とがほぼ同方向であると判断した場合、前記歩行者衝突情報を出力することを特徴とする歩行者検出装置。
  2. 前記車両の移動速度を検出して車速情報を出力する車速検出手段を備え、
    前記衝突情報出力手段は、前記判断に加え、前記車速情報に基づいて前記車両が移動していると判断した場合、前記歩行者衝突情報を出力することを特徴とする請求項1記載の歩行者検出装置。
  3. 前記温度検出手段および前記衝撃検出手段は、前記車両の前方または後方の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の歩行者検出装置。
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