JP4013192B2 - 病理試料用バリ無し包埋皿及びカセット - Google Patents

病理試料用バリ無し包埋皿及びカセット Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、臨床医が病気の診断及び治療方針を決めるために、患者から採取した病理組織試料を薄切して染色標本にして、それを前記臨床医に返送するまでの間における病理組織試料の管理システムの中で用いる該病理試料の包埋ブロックの成形時の包埋皿に関するものである。
【0002】
また本発明者の先願に係る特願2001−105009のバリの発生しない病理組織試料用カセット以外の従来のカセットを用いても前記病理組織試料を薄切りする前の状態の病理組織試料の包埋ブロックを形成する際、該包埋ブロックにバリが発生しないようにして、前記薄切り時の切片の厚さを均一にして、病理検査の精度を高めようとするものであると共に、従来の包埋作業工程では包埋皿の構造上従来のカセット周囲にバリが発生して、ナイフや熱にて該バリを排除している。そのバリ取り作業を無くし合理化することと、この従来の包埋皿の包埋法による従来のカセットのバリ取り作業の際に生じる、カセット周囲に記載印字された試料データ面が損傷して包埋ブロック作製後に試料データの読み取りを困難にすることを防止するものである。
【0003】
【従来の技術】
従来、この種の作業に於いては、臨床医によって各患者から採取された病理組織試料を、各患者名またはその他のデータの記載されたラベル等を貼られた容器に収納して、各患者の属性と臨床診断や所見等が記載された検査依頼書と一緒にして、それらを郵送やメッセンジャー等の適宜の手段で移送している。
【0004】
臨床医から離れた場所の病理検査側に移送されてきた上記の容器に収納されている各患者の検体試料を、そこで病理医が病理診断する為の標本作製作業前の患者検体の受付・エントリー時にその患者試料容器と一緒に添付されてきている病理診断検査依頼書と、各患者の名前と依頼内容と病理組織試料の状況等を照合して、その病理組織試料がその依頼書の患者のものであることを確認する。
【0005】
その後、前記受付・エントリー時に於いて臨床医の病理組織試料採取時の各患者の患者ID番号やカルテ番号にも患者検体の集配員またはメッセンジャーの検体受領時の病理組織試料照合乱数番号にも関係しない、連続スペック番号かサンプル番号で新しくその患者試料番号が記載された別のカセット(約30年以上前にアメリカで開発された試料処理籠兼試料包埋ブロック枠状基台でミクロトームにワンタッチで脱着できるシステム化の為に、そのアダプターに嵌合する為の大きさ外法は約40×28×6mmに成っていてこの外法の位置にアダプターの係止爪が嵌合してカセット枠状基台を固定している。全てのカセットはこの位置を持っている。)にトリミングされたその患者の前記病理試料を収納して、その後標本作製のための薬液処理を行い、各全ての試料をピンセット等で摘んで包埋皿の底部に移して包埋剤で包埋して台木(基台)に付けその包埋剤の凝固後に形成する包埋ブロックの基台の周囲基台にできる包埋剤の余分なバリを削り排除して包埋ブロック試料を完成する。
【0006】
また、前記先願の特願2001−105009のバリの発生しない病理組織試料用カセットとその包埋皿を用いた包埋方法では、発明者の出願済みの上側に開口部を形成し、その下側に底面外周面より少ない面積にて突設した多孔支持底板を形成した枠状基体からなるカセット底部を使用して、その専用のバリ無し包埋皿を併用すればバリ無し包埋ブロック試料はできる。しかし、従来のカセットの多くには底面外周面より少ない面積にて突設した多孔支持底板が無く、カセットの試料番号(連続スペック番号やサンプル番号)等の印字プリンターも多くはその形状に合わせた使用に成っている。勿論、突設した多孔支持底板を持つカセット底部用の印字プリンターを作製したり、開口部や多孔支持底板を工夫加工して既成の印字プリンター使用に合わせることもできるが、大多数の既成印字プリンター使用に合う従来のカセット底部を用いたバリ無し包埋皿は無い。
【0007】
このブロック試料を薄切してスライドグラスに切片を伸展して貼付し、乾燥後脱包埋剤(脱パラフィン)して染色及び封入して染色スライド標本を作製し、それを病理医がそれら各患者の標本試料と依頼書データと既往歴データとを照合して病理診断して、臨床医に病理診断報告を行うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の目的は、臨床医の各患者からの採取した生検試料を含む病理組織検体試料の採取時から病理診断報告完了時迄の間の作業において、それらの各患者の検体試料データ(採取試料と依頼書データと既往歴データ)の紛失や混入及び、入れ替わりの人為的なミスによる危険性を無くし、またそのような間違いが生じた場合はその事後でも、何処でトラブルが発生したかを明確にして、その責任の所在を明らかにすることである。
【0009】
また、上述の作業工程に於いて、人為的な単純なミスで、回復不可能な大きな問題になるトラブルを無くす為に人的作業を短縮若しくは省略して、自動化及び機械化による管理と監視をできる作業工程を増やすことである。
【0010】
その為に、既に本件発明者(単に「発明者」ということもある)によって特許出願(「発明出願」ということもある)されている固定移送容器の外部やカセットの窓口を通して多孔皿の外部からその中に収納されている病理組織試料が観察確認できるマクロ画像とそれらの試料が臨床側での採取時に記載され附された患者認識データ(患者属性や患者IDや患者カルテ番号等)と病理側での受付整理番号とで、臨床側の患者からの試料採取とその臨床データを含む病理診断検査依頼書データの記載と病理診断依頼提出時から病理検査試料の受領・搬送・受付・切り出し仕分け・薬液処理・包埋・標本作製・既往歴検索・病理診断・データ管理保管・病理報告書発行終了までの全ての作業行程において、統一的に管理使用することである。
【0011】
その為には、前記カセット内の試料のマクロ画像の観察確認の他に各患者データを確実にカセット試料と連結関連づける試料データ番号やバーコードや二次元データコード等の手段が必要であったが、従来の包埋ブロック作製法ではカセット基体のバリ取り作業中にデータ記載面を傷付け機械的な自動読み取りができなかったので、臨床側からの患者データを病理標本作製行程側にそのまま導入できずにいた。この患者試料データでもあるブロック試料データの記載面を確実に守ることである。
【0012】
既に発明者によって発明出願されている特願2001−105009のバリの発生しない病理組織試料用カセットとその包埋皿を用いた包埋方法では、上側に開口部を形成し、その下側に底面外周面より少ない面積にて突設した多孔支持底板を形成した枠状基体からなるカセット底部を使用して、その専用のバリ無し包埋皿を併用すればバリ無し包埋ブロック試料はできる。しかし、従来のカセットの多くには底面外周面より少ない面積にて突設した多孔支持底板が無く、カセットの試料番号(連続スペック番号やサンプル番号)等の印字プリンターも多くはその形状に合わせた使用に成っている。勿論、突設した多孔支持底板を持つカセット底部用の印字プリンターを作製したり、開口部や多孔支持底板を工夫加工して既成の印字プリンター使用に合わせることもできるが、大多数の既成印字プリンター使用に合う従来のカセット底部を用いたバリ無し包埋皿は無い。
【0013】
その為には従来のバリ無し包埋皿とその包埋方法では、カセットの上側に開口部を形成しアダプター合部でもある枠状基体の下側の底面外周面より少ない面積にて突設した多孔支持底板の側面と該多孔支持底板より広い前記枠状基体の底面外周面の交差凹状部面に前記バリ無し包埋皿の開口内周面と包埋皿開口外周壁と内周壁間の面の交差凸状部面で多孔支持底板をその底面積より少ない面積にて突設した枠状基体底部と包埋皿内周を水密に嵌合させているが、この突設部が従来の多くのカセット印字機での印字や従来の包埋皿で包埋する時に邪魔になっている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明は、包埋皿(59)の開口部(2a)の周縁外側に、四角形の病理試料用カセットのカセット枠状基体の外側面と水密に嵌合するため、前記カセット枠状基体の外側面と同じテーパーが付けられた内周面を有する水密枠(14)を一体的に突設し、 該包埋皿の開口部の周縁に、前記カセット枠状基体(11)の外側面の多孔底面外側(10b)を水密に覆い塞ぐ形状に嵌合する上端面(4)を形成し、 該カセット枠状基体(11)をミクロトームにワンタッチで脱着するアダプターの掛止め部でもあり該カセット枠状基体の外周面(11a)と多孔底面外側(10b)の交差部(11c)でもある下端縁とで形成された該カセット枠状基体(11)の凸状2角面を、前記上端面(4)と前記水密枠(14)の内周面(14a)とで形成された凹状2角面で、水密に嵌合することを特徴とする病理試料用バリ無し包埋皿、である。
【0015】
この発明は、包埋皿(59)の開口部(2a)の周縁外側に、四角形の病理試料用カセットのカセット枠状基体の全外周面(11a)と水密に嵌合するため、前記カセット枠状基体(11)の外側面と同じテーパーが付けられた内周面を有する四角形の水密枠(14)を一体的に突設し、
該包埋皿の開口部の周縁に、前記カセット枠状基体(11)の外側面の多孔底面外側(10b)を水密に覆い塞ぐ形状に嵌合する上端面(4)を形成し、 該セット枠状基体(11)をミクロトームにワンタッチで脱着するアダプターの掛止め部でもあり該カセット枠状基体の外周面(11a)と多孔底面外側(10b)の交差部(11c)でもある下端縁とで形成された該カセット枠状基体の凸状2角面を、前記上端面(4)と前記水密枠(14)の内周面(14a)とで形成された凹状2角面で、水密に嵌合することを特徴とする病理試料用バリ無し包埋皿、である。
【0016】
この発明は、包埋皿(59)の四角形の開口部(2a)の周縁外側における三方に、四角形の病理試料用カセットのカセット枠状基体における三方の外周面(11a)と水密に嵌合する内周面を有するように同じテーパーが付けられた水密枠(14)を一体的に突設し、 該包埋皿の開口部(2a)の周縁に、前記カセット枠状基体(11)の外側面の多孔底面(10)の外側(10b)を水密に覆い塞ぐ形状に嵌合する上端面(4)を形成し、該カセット枠状基体(11)をミクロトームにワンタッチで脱着するアダプターの掛止め部でもあり該カセット枠状基体の外周面(11a)と多孔底面外側(10b)の交差部(11c)でもある下端縁とで形成された該カセット枠状基体(11)の凸状2角面を、前記上端面(4)と前記水密枠(14)の内周面(14a)とで形成された凹状2角面で、水密に嵌合するとともに、前記四角形の開口部(2a)の周縁における残る一方には、該カセット枠状基体(11)の多孔底面外側(10b)と水密に嵌合する水密枠(14)は無く、該包埋皿(59)の開口部(2a)の周縁外側に前記カセット枠状基体(11)の外側面の多孔底面外側(10b)を覆い塞ぐ形状に嵌合するための水密上端面(4)を上向きに形成することを特徴とする病理試料用バリ無し包埋皿、である。
【0017】
また更に述べればこの発明は、この発明者の先願に係る前記バリ無しカセット枠状基体11はその多孔底面外側10b下側に該多孔底面外側10bより少ない面積にて突設した多孔支持底板13の外周面13aと包埋皿の内周面7が水密に嵌合して且つ該バリ無しカセット枠状基体11の外周面11aと包埋皿の外周面8とが殆ど一致する包埋皿とからなる病理組織試料の包埋ブロック用形成器具であった。
【0018】
しかし、現在多くのカセットの自動印字プリンターでバーコードや二次元データコードやサンプルナンバーや患者名等の患者データを印字するにはカセットの枠状基体の底面外周面より少ない面積にて突設した多孔支持底板が邪魔になる。
【0019】
その為には従来の形状のカセットと同様または殆ど類似していて、既成のカセットの自動印字プリンターにセットして印字できて、且つ従来の全ての包埋皿でも包埋可能であり、このカセットの枠状基体に専用の包埋器具や包埋皿で包埋するとバリが付かない包埋皿を発明作製すると非常に便利で且つコストの削減及び自動化がより進むことになる。さらにまた、そのカセットの枠状基体と包埋器具を統一兼用すると包埋器具をカセットの一部と統合でき、より作業工程とコストの削減ができ、自動化がより進むことになる。故に、患者試料の取り間違えや混入や紛失等のトラブルが無くなる。
【0020】
その為には、従来のバリ無しカセット枠状基体11の多孔底面外側10bから狭い面積で突設した多孔支持底板が無くともバリ無し包埋ブロックカセットを作製する為に、カセット枠状基体と包埋皿の水密シール面の凹凸面を逆にしてカセット枠状基体の枠状基体の外周面11aと多孔底面外側10b周囲を水密面として利用することである。
【0021】
その為には、そのバリ無し包埋皿から包埋された包埋ブロックであるカセット枠状基体を取り出す手段として、バリ無し包埋皿59の水密枠14の高さをカセット枠状基体の外壁外周面11aより低くすることである。
【0022】
または、そのバリ無し包埋皿から包埋された包埋ブロックであるカセット枠状基体を取り出す手段として、バリ無し包埋皿59の1辺の水密枠14を無くしカセット枠状基体の取り出し部にすることである。
【0023】
または、そのバリ無し包埋皿から包埋された包埋ブロックであるカセット枠状基体を取り出す手段として、バリ無し包埋皿59の底面を取り除いて水密枠14を備えた皿ではないバリ無し包埋枠19を成形して底面は包埋時に板を底に付けて使用する。勿論、底は直ぐ外せるので包埋ブロックカセットは下から押し出せる。
【0024】
その上にまた、バリ無し包埋皿59に底が無くなりバリ無し包埋枠19にるならば、収納されたカセット枠状基体の上下には薬液通過の邪魔になる底がなく周囲に枠だけがあるのでカセット枠状基体11とバリ無し包埋枠19とを始めから一緒にしてしまえば、試薬処理の籠の役目と包埋皿の役目とブロック基台としての役目の3役の機能を一つに纏めて且つそれら作業工程の短縮や試料の紛失混入の防止にもなるし、カセット枠状基体11をより薄くすることが可能になることである。
【0025】
始めからカセット枠状基体11をバリ無し包埋枠19に収納して、一体の包埋皿カセットとして使用できるならば、該枠状基体11を外さないで包埋作業ができるように該枠状基体11の多孔底面10に窓口22を成形することである。
【0026】
その上に、始めから包埋枠19に収納されたカセット枠状基体11の多孔底面10に窓口22があるならば、カセット枠状基体の脱着なしに包埋作業ができるので、出願者が既に発明出願している包埋ゲル固定支持剤と一緒にこれらの病理組織処理カセット器具を用いると包埋作業の自動化も可能になってくる。
【発明の実施の形態】
図1〜図4に示す如く、従来包埋皿(図1)は従来のカセット枠状基体11を該包埋皿の開口部2aの水密面のない支持部2に載せて包埋剤32を該従来のカセットの多孔底面10に注ぎ包埋ブロックを作製する為にそのブロック試料のカセット枠状基体11周囲にバリ57が発生する。それに対して図2〜図4の包埋皿は多孔支持底板13が従来の他のカセット枠状基体11の多孔底面外側10bより狭い面積で下向きに突設されている為に、その多孔支持底板13の外周面13aとその外周のカセット枠状基体11の底面外側10bとの凹状2角面とバリ無し包埋皿の内周面7と上端面4との凸状2角面とで水密に嵌合することによってブロック試料のカセット周囲にバリ57は発生しない。
【0027】
しかし、その水密面はカセット側の凸状2角面とバリ無し包埋皿の凹状2角面で水密に嵌合しても同じ効果が有ることは自明なことである。そこで、図5〜図9に示す如くの形状の包埋皿59にすると発明者によって既に出願されている図2〜図4の前記カセット枠状基体11の多孔底面外側10bより狭い面積で下向きに突設された多孔支持底板13がなくとも従来のカセットの形状でもバリ無し包埋皿の水密嵌合部の形状は凹凸が逆にはなるが同じ効果を得ることができる。この該カセット枠状基体11の形状は種々に作製でき、図3〜図10の如くに従来の台形や箱形だけではなく倒立台形(図3右)の形状でもバリ無し包埋できる。しかし、この包埋皿の場合は、包埋ブロックを該バリ無し包埋皿から簡単に取り出す為にはカセットの枠状基体11の取り出し部16乃至16aが必要になる。
【0028】
そこで、図10〜図13に示す如くに図5乃至図6と図9のバリ無し包埋皿59の収容底部3を取り去り上側開口部2aも下側包埋枠開放底部18にも閉鎖された面がない、上下の上側開口部2aから下側包埋枠開放底部18が開かれた筒状のバリ無し包埋枠19を成形して、該カセット枠状基体11の下側包埋枠開放底部18側に対して同等より狭く該カセット枠状基体外周面11aで囲まれた枠状基体全底面より若干狭い面積に絞り込み、該カセット枠状基体の周辺が載り落ち込まない形状に成形された包埋皿上端面4を持ち、それより下の包埋収納部20から包埋枠開放底18にかけて同等乃至窄まる大きさに成形して且つその最終下側包埋枠開放底部18の一端に左右或いは上下非対称になる基準マークを成形して、その下面に既成の大型の包埋皿乃至は汎用包埋皿54または一枚の薄いプレートであるバリ無し包埋枠用底板29を敷いて密閉して、包埋剤32を注入してコールドプレート上に移してパラフィン等の該包埋剤を凝固固化すると、バリ無し包埋ブロック試料を作製することができる。
【0029】
さらに、この形状のバリ無し包埋枠19で包埋ブロック試料を作製するとカセット枠状基体11の四方を水密にすることができバリが完全に付かない上に、包埋枠は包埋皿と異なり底部が無く開放されているので、その底部を上側に押し出せばバリ無しブロックカセット試料が簡単に取り出せる。その包埋時の平面図が図14であり、カセット枠状基体11の多孔底面10より流動の包埋剤32を注ぎ込む。
【0030】
さらにまた、図15〜図18に示す如くに、カセット枠状基体の多孔底面10に窓口22を成形したり該窓口22の周囲に生検試料等の小物試料を分別収納する為の小部屋23を仕切壁24で区切り成形すると、前記カセット枠状基体11をバリ無し包埋枠19に嵌め込んだまま該包埋枠19の下面の既成の大型の包埋皿乃至は汎用包埋皿54またはバリ無し包埋枠用底板29上の薄切検査底面に生検試料等を並べて定着させることができ、バリ無し包埋ブロックカセット試料を作製することができる。
【0031】
さらにまた、図19〜図31に示す如くに、カセット枠状基体11をバリ無し包埋枠内に予め装着しておき、該枠状基体内に試料組織を収納して該枠状基体11ごと該バリ無し包埋枠19の開口部2aに蓋26を閉じると、包埋枠19ごとカセット枠状基体内の試料を自動固定包埋装置にセットして脱水脱脂透徹浸透の薬液処理を実施することができる。この時、該枠状基体11の多孔底面10に窓口22を成形しないカセット底部を使用するのも便利である。それは、手術摘出材料には必ずしもその組織の形状が定まった物ばかりとは限らず、患部の組織を掻き出す摘出材料(フラグメント試料)も有り、それらは生検試料の様にカセットの大きな通液孔から流れ出る危険性が強く、また前記生検試料より多くの量の組織片を処理しなくては成らない場合があります。このような場合の為に、図19乃至図20に示すように窓口22のない多孔底面10の通液孔の小さめな多孔底面10のカセット枠状基体11を成形しておくこともできる
【0032】
その上にさらにまた、図32〜図42とに示す如くに、発明者が既に特許登録を取得している形状のカセット枠状基体の形状を応用すると包埋ブロックカセット試料の薄さをより薄くすることができる。この包埋ブロックカセット試料の薄切時には図37と図42の如くにコの字型ミクロトームアダプター用薄型カセット厚さ調整板33aを該カセット枠状基体の突条縁にセットして従来のカセットの外法40×28×6mmの大きさを確保する。
【0033】
その上にさらにまた、図38〜図41に示す如くに、前記カセット枠状基体11の突条縁40や突設容器下縁部41の形状を同じ方形の大きさに成形し、その方形の外法を水密に覆う形式で嵌合するカセット蓋とその多孔通液面60内側近くにバリ無し包埋枠用底板差込口42を持つカセット蓋兼バリ無し包埋枠19bを成形すると、試料の薬液処理後の蓋部であるカセット蓋兼バリ無し包埋枠19bを廃棄することなくバリ無し包埋枠用底板差込口42から差込用バリ無し包埋枠用底板43を差し込み、カセット蓋兼バリ無し包埋枠19bを突設容器下縁部41に嵌合させて包埋皿として使用するとバリ無し包埋ブロックカセット試料ができる。この時、差込用バリ無し包埋枠用底板43の差し抜き操作は取り出し取手部45を持って行う。また、カセット蓋兼バリ無し包埋枠19bの内側の奥の一角には基準マーク5が成形されており、それに当たる部分の差込用バリ無し包埋枠用底板43には基準マーク用切り込み44が成形されているので、この包埋方法で包埋された包埋ブロックはバリ無しで基準マーク5付きの包埋ブロックを作製することができる。勿論、この包埋ブロックカセットの薄切時にもコの字型ミクロトームアダプター用薄型カセット厚さ調整板33aを使用できる。
【0034】
さらにまた、この発明は全形状のカセット枠状基体の凸状2角面とバリ無し包埋皿の凹状2角面で水密に嵌合してバリの発生付着を防止しており、カセット枠状基体に2角面が在ればどの位置にでもバリ無し包埋をすることができる。故に、そのカセット枠状基体の厚さも変化させることができ、図11〜図31に示したカセット枠状基体11とバリ無し包埋枠19の厚さを薄くして、該カセット枠状基体11をバリ無し包埋枠19にセット嵌合した全体の厚さを従来のカセット枠状基体の厚さと同等の厚さに成形して包埋機能をその部分に保持した包埋皿カセット(図49〜図53)を実現できた。この時、図12に示す如くにミクロトーム用アダプターの嵌合時に邪魔にならない程度に該カセット枠状基体11外側面に該バリ無し包埋枠19のバリ無し包埋皿水密枠内周面14aと同じテーパー14cを付けると完成したバリ無し包埋ブロックカセットを外し取り出し安い。図23〜図28の包埋皿カセット蓋の包埋枠留め羽26dは包埋枠の横方向の保持の為にある。
【0035】
その上にさらにまた、また、既に本件特許出願人が出願している包埋ゲル固定支持剤46を用いて図43〜図48と図52乃至図53に示す如くの(生検試料)固定移送板55を用いると、生検試料も前記バリ無し包埋枠19内に収まっている前記カセット枠状基体11に成形された前記窓口22を通して該カセット枠状基体11を外すことなく包埋作業を完了することができる。この事は、該包埋ゲル固定支持剤46と該(生検試料)固定移送板55と該バリ無し包埋皿カセットを用いると包埋作業のオートメーション化ができるということになる。
【0036】
さらにまた、図43〜図46は生検試料31をその位置番号52の順番に生検試料V字谷収納箇所47に並べてそこに前記包埋ゲル固定支持剤46を流し込み試料裏打ち板49に該生検試料31を定着保持すると、その該生検試料31の直径の大小に関わらずその該生検試料31はV字谷に跨る様に収まり該生検試料31の中心が一列に同一直線上に並ぶ。このことによって、該生検試料V字谷収納箇所47に並んだ該包埋ゲル固定支持剤46で一つに纏められた該生検試料31は試料包埋薄切面50を包埋皿収納底部3またはバリ無し包埋枠底板29に付けて包埋すれば、全ての該包埋ゲル固定支持剤内の該生検試料31は最大面積一緒に纏めて薄切されることになる。図43と図44の固定移送板55の試料裏打ち板49は厚紙か多孔性の例えばポリビニールアルコール性の板が良い。特に、ポリビニールアルコール性の試料裏打ち板を用いると患者データの記載もでき、臨床側の簡便固定と裏打ち(試料裏打ち箇所56)にも使用でき、薄切もできるので図45と図46の如くにそのまま包埋することもできる。図47と図48は固定移送板のその他の実施例である。
【0037】
この発明を上述の実施形態について説明したが、その実施形態だけに限定されるものでなく、その実施形態をさらに効果的に実施するための具体的技術手段を付加したり、或いはその実施形態を部分的に変更したりすることが可能である。
【0038】
例えば、前記のバリ無し包埋皿カセットを使用した場合には試料の混入や入れ替わりが完全に無くなり、図29に示す如くの複数連なる汎用包埋皿54aで同時包埋が可能になり、包埋作業の能率化がより進む。
【0039】
【発明の効果】
この発明は上述のとおり、カセット枠状基体の外周面と底部の交わる凸状2角面或いは1面とバリ無し包埋皿の水密枠と包埋皿上端面の交わる凹状2角面或いは1面とで包埋皿収容底部上の包埋剤がカセット枠状基体の外周面に溢れ出ない様に水密にカセット枠状基体が包埋皿上端面上の水密枠に嵌合することを特徴としていて、その発展形であるバリ無し包埋枠の場合は全周囲の水密枠の高さがカセット枠状基体の外周面の高さ即ち枠状基体の厚さと同じであっても包埋作業の完成した包埋ブロックカセットは枠状基体の包埋枠開放底部を上に押し出すことで簡単に取り出せるのでバリ無し包埋皿の様なカセット取り出し部は必要ない。
そこで、カセット枠状基体多孔底面とバリ無し包埋枠の開放底部側の蓋との間、またカセット多孔底面に窓口を成形した場合には包埋皿カセット蓋とバリ無し包埋枠開放底部側蓋との間に多孔面で完全に囲まれた空間ができ、ここを試料の収納部として使用すると包埋皿カセットとして包埋機能が繰り込まれたカセット出来上がる。
【0040】
このバリ無し包埋皿及びバリ無し包埋枠のバリ無し機能を用いるとそのカセット枠状基体の厚さをより薄く成形することが可能になり、特に包埋皿カセットを用いると生検試料等の小型試料から手術摘出し切り出しトリミングされた大型試料に至るまで、その試料の大きさによって小型試料は薄型カセット枠状基体内部に収納して、大型試料はバリ無し包埋枠の試料収納部に収納して固定脱水脱脂透徹浸透の自動固定包埋装置の薬液処理に掛けることができる。
【0041】
またこの発明の包埋皿カセットは、カセット枠状基体が始めから包埋枠に装着されているので包埋時には包埋皿の選択や装着の必要がなく、例えば1種類の底板(或いは汎用包埋皿)の上に包埋皿カセットを設置して蓋を開けて多孔底面の窓口から試料の検査薄切面を下の底板(或いは汎用包埋皿)の上に設置して流動包埋剤を注入して冷却するのみで良い。
【0042】
また、このカセット枠状基体は薄くできるので、薄切時には厚さ調整板に重ねてミクロトームアダプターにセットして、ブロック試料保管収納時には従来のカセット枠状基体より薄いのでそのブロックカセット試料も薄く収納スペースが少なくて済む。
【0043】
また、カセット枠状基体の形状は従来の形状にも合わせて成形することができるので、従来のカセット印字プリンターにも使用可能である。
【0044】
また、包埋ゲル固定支持剤と固定移送板と一緒に用いると、一切試料に触ることなく複数の生検試料を1試料として包埋作業ができ、小型試料の包埋作業の自動化も可能になった。勿論、患者氏名を固定移送板に記載しておくと後からの確認も確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は従来の包埋皿の平面図である。
(B)は図1AのIB−IB線部の断面図である。
【図2】本出願人の先願によるバリ無し包埋皿の平面図である。
【図3】(A)は図2のIIIA−IIIA線部の断面図とバリ無しカセットの枠状基体の断面図である。
(B)は図2Aとは異なる形状のバリ無しカセット枠状基体とバリ無し包埋皿の図2のIIIA−IIIA線部に相当する部分の断面図である。
【図4】バリ無し包埋皿とバリ無しカセットと基体の断面図である。
【図5】(A)は本発明の包埋皿の実施例の斜面図である。
(B)は図5Aに於ける他の実施例の斜面図である。
【図6】図5Aの平面図である。
【図7】(A)は図5〜7の包埋皿と嵌合するカセット枠状基体の実施例の断面図である。
(B)は図7Aと異なる実施例の断面図である。
(C)は包埋皿水密枠とバリ無し包埋皿の実施例の側面図である。
(D)は図7Cと異なる実施例の側面図である。
(E)は図7Dと異なる実施例の側面図である。
(F)は図7Eと異なる実施例の側面図である。
【図8】(A)は図7Aのカセット枠状基体の縦断面図である。
(B)は図8Aのカセット枠状基体を包埋皿に嵌合する実施例の縦断面図である。
(C)は図8Bの包埋皿の一部分の断面図である。
(D)は図7Bの縦断面図である。
(E)は図8Dの部分を包埋皿に嵌合する実施例の縦断面図である。
(F)は図8E一部分の縦断面図とその一部分の拡大図である。
【図9】(A)は図7Aの他の実施例の側面図である。
(B)は図9Aのカセットを嵌合する包埋皿の側面図である。
(C)は図9Aと異なる実施例の側面図である。
(D)は図9Cのカセットを嵌合する包埋皿の側面図である。
(E)は図9Dの平面図である。
【図10】図5A及び図5Bと異なる実施例の包埋皿斜面図である。
【図11】この発明のバリ無し包埋枠の実施態様を示す縦断面図である。
【図12】図11のXII−XII線部の断面図である。
【図13】(A)は他の実施例のカセット枠状基体の断面図である。
(B)は図13Aの部分と勘合するバリ無し包埋枠である。
(C)は図13Bの部分を載置するための汎用包埋皿の縦断面図である。
【図14】図13A,13B,13Cの各パーツを嵌合した時の平面図である。
【図15】他の実施例を示すカセット枠状基体の平面図である。
【図16】図15のXVI−XVI線部の縦断面図である。
【図17】図16の部分のバリ無し包埋枠に嵌合されて包埋皿カセット蓋が閉じられた状態を示す一例の実施態様の縦断面図である。
【図18】図17のXVII−XVII線部の断面図である。
【図19】図17と別の実施形態の縦断面図である。
【図20】図19の実施形態で他の箱状形状のカセット枠状基体を嵌合したバリ無し包埋枠の状態を示す一例の実施形態の縦断面図である。
【図21】図20の箱状カセット枠状基体を用いる際に於ける包埋時の枠状基体とばり無し包埋枠とバリ無し包埋枠用底板の関係を示す縦断面図である。
【図22】一般的に普及している従来のカセット枠状基体の多孔底面に窓口を付けて、バリ無し包埋枠に嵌合して包埋皿カセット蓋を閉じた状態を示す一例の実施形態の縦断面図である。
【図23】図22のXXIII−XXIII線部の横断面図である。
【図24】図22の実施例の各パーツの側面図である。
【図25】図22の一例の各パーツの平面図である。
【図26】図25の1つのパーツである包埋皿カセット蓋の裏面図の一例である。
【図27】図24の各パーツが嵌合セットされた形態の側面図である。
【図28】図27の平面図である。
【図29】バリ無し包埋枠の包埋時に使用できる三連汎用包埋皿の一例の平面図である。
【図30】(A)は薄型カセット枠状基体の薄切時に用いられるミクロトームアダプター用薄型カセット厚さ調整板と枠状基体との関係と形状を示す断面図である。
(B)は図31Aの一部分の他の実施例を示す断面図である。
【図31】(A)ミクロトームアダプターと包埋ブロックカセットとの関係を示す側面図である。
(B)は図31Aと異なる実施例の断面図である。
【図32】(A)はこの出願人の先願特許の薄型カセット枠状基体の形状を示す斜面図である。
(B)は図32Aと別の実施例の断面図である。
(C)は図32Bと別の実施例の断面図である。
【図33】図32のカセット枠状基体とバリ無し包埋枠との関係を示す斜面図である。
【図34】(A)は図33のカセット枠状基体とバリ無し包埋枠またバリ無し包埋皿との関係を示す縦断面図である。
(B)は図34Aの一部分に於ける他の実施例の断面図である。
【図35】図34Aの包埋作業を示す縦断面図である。
【図36】図35の包埋作業で作製されたバリ無し包埋ブロックカセットとその薄型カセット厚さ調整板の関係を示す縦断面図である。
【図37】図36の各パーツの斜面図である。
【図38】図34のその他の実施例の斜面図である。
【図39】図38のパーツ説明の斜面図である。
【図40】図38の試料籠としてのカセット説明の縦断面図である。
【図41】図40の包埋時の使用説明の縦断面図である。
【図42】図36の薄型カセット厚さ調整板とカセットミクロトームアダプターとの関係を示す側面図である。
【図43】(A)は固定移送板の一例を示す平面図である。
(B)は図43AのXXXXIII−XXXXIII線部の断面図である。
【図44】図43Bの断面図の拡大図の生検試料と試料裏打ち板と包埋ゲル固定支持剤との関係を示す断面図である。
【図45】生検試料と試料裏打ち板と包埋ゲル固定支持剤の使用法と位置関係を示す図である。
【図46】図44と図45の包埋作業の縦断面図である。
【図47】図43Aの他の実施例の平面図である。
【図48】図47の他の実施例の斜面図である。
【図49】本発明のバリ無し包埋皿カセットと従来のカセットの厚さの比較を示す図である。
【図50】図22のその他の実施例の各パーツの縦断面図である。
【図51】バリ無し包埋皿カセットの代表例の厚さの比較を示す断面図である。
【図52】バリ無し包埋皿カセットの包埋時の厚さの比較を示す断面図である。
【図53】バリ無し包埋皿カセットの薄切時と収納時の厚さの比較を示す断面図である。
【符号の説明】
1 包埋皿保持部枠状基体
2 保持部
3 収容底部
4 包埋皿上端面
5 基準マーク
6 包埋皿のタブ
7 包埋皿の内周面
8 包埋皿の外周面
9 (試料)データ記載面
10 カセット多孔底面
10a 枠状基体の中央部に成形された多孔底面
10b カセット多孔底面外側
11 カセット枠状基体
11a カセット枠状基体の外周面
11b カセット枠状基体の蓋係止溝
11c カセットの外周面と多孔底面外側の交差部
12 カセットアダプターの掛止め位置
13 多孔支持底板の外周面
14 包埋皿水密枠
14a 包埋皿水密枠内周面
14b 包埋皿水密枠外周面
14c テーパーの付いた包埋皿水密枠
14d バリ無し包埋水密枠側係止突起
14e 水密枠先端部
14f カセット側壁面形状に合わせた形状
14g カセット枠状基体外壁外側面より低い水密枠
15 カセット枠状基体外側面
16 カセット取り出し部
16a カセット取り出し凹部
17 箱形カセット枠状基体側面
18 包埋枠開放底部
19 バリ無し包埋枠
19a バリ無し包埋枠開放底部側係止突起
19b カセット蓋兼バリ無し包埋枠
19c 多孔板
19d 包埋枠内壁
20 包埋収納部
21 カセット開口部
22 窓口
23 生検収納小部屋
24 小部屋仕切壁兼補強壁
25 窓口枠兼仕切補強壁
26 包埋皿カセットの蓋
26a 包埋皿カセット蓋係止片
26b 包埋皿カセット蓋の係止突片
26c 包埋皿カセット蓋のタブ
26d 包埋皿カセット蓋の包埋枠留め羽
27 バリ無し包埋枠開放底部側蓋
28 試料収納部
29 バリ無し包埋枠用底板
30 包埋皿連通流出部
31 生検(小物病理組織)試料
32 包埋剤
33 ミクロトームアダプター用薄型カセット厚さ調整板
33a コの字型ミクロトームアダプター用薄型カセット厚さ調整板
34 空気抜き口
35 カセットはめ込み突起
36 ミクロトーム(薄切)刀
37 通常のカセットの厚さ
37a 薄型カセットの厚さ
38 カセットミクロトームアダプター
39 ミクロトームブロック固定部
40 突条縁
41 突設容器下縁部
42 バリ無し包埋枠用底板差込口
43 差込用バリ無し包埋枠用底板
44 基準マーク用切り込み
45 取り出し取手部
46 包埋ゲル固定支持剤
47 生検試料V字谷収納箇所
48 試料裏打ち板保持突起
49 試料裏打ち板
50 試料包埋薄切面
51 ピンセット
52 試料位置番号
53 患者名等データ記載箇所
54 汎用包埋皿
54a 三連汎用包埋皿
55 固定移送板
55a 固定移送板の多孔底面
56 試料裏打ち箇所
57 バリ
58 カセットの蓋体
58a 多孔性通液口
59 バリ無し包埋皿
60 多孔通液面

Claims (8)

  1. 包埋皿(59)の開口部(2a)の周縁外側に、四角形の病理試料用カセットのカセット枠状基体の外側面と水密に嵌合するため、前記カセット枠状基体の外側面と同じテーパーが付けられた内周面を有する水密枠(14)を一体的に突設し、
    該包埋皿の開口部の周縁に、前記カセット枠状基体(11)の外側面の多孔底面外側(10b)を水密に覆い塞ぐ形状に嵌合する上端面(4)を形成し、
    該カセット枠状基体(11)をミクロトームにワンタッチで脱着するアダプターの掛止め部でもあり該カセット枠状基体の外周面(11a)と多孔底面外側(10b)の交差部(11c)でもある下端縁とで形成された該カセット枠状基体(11)の凸状2角面を、前記上端面(4)と前記水密枠(14)の内周面(14a)とで形成された凹状2角面で、水密に嵌合することを特徴とする病理試料用バリ無し包埋皿。
  2. 包埋皿(59)の開口部(2a)の周縁外側に、四角形の病理試料用カセットのカセット枠状基体の全外周面(11a)と水密に嵌合するため、前記カセット枠状基体(11)の外側面と同じテーパーが付けられた内周面を有する四角形の水密枠(14)を一体的に突設し、
    該包埋皿の開口部の周縁に、前記カセット枠状基体(11)の外側面の多孔底面外側(10b)を水密に覆い塞ぐ形状に嵌合する上端面(4)を形成し、
    該セット枠状基体(11)をミクロトームにワンタッチで脱着するアダプターの掛止め部でもあり該カセット枠状基体の外周面(11a)と多孔底面外側(10b)の交差部(11c)でもある下端縁とで形成された該カセット枠状基体の凸状2角面を、前記上端面(4)と前記水密枠(14)の内周面(14a)とで形成された凹状2角面で、水密に嵌合することを特徴とする病理試料用バリ無し包埋皿。
  3. 包埋皿(59)の四角形の開口部(2a)の周縁外側における三方に、四角形の病理試料用カセットのカセット枠状基体における三方の外周面(11a)と水密に嵌合する内周面を有するように同じテーパーが付けられた水密枠(14)を一体的に突設し、
    該包埋皿の開口部(2a)の周縁に、前記カセット枠状基体(11)の外側面の多孔底面(10)の外側(10b)を水密に覆い塞ぐ形状に嵌合する上端面(4)を形成し、
    該カセット枠状基体(11)をミクロトームにワンタッチで脱着するアダプターの掛止め部でもあり該カセット枠状基体の外周面(11a)と多孔底面外側(10b)の交差部(11 c )でもある下端縁とで形成された該カセット枠状基体(11)の凸状2角面を、前記上端面(4)と前記水密枠(14)の内周面(14a)とで形成された凹状2角面で、水密に嵌合するとともに、
    前記四角形の開口部(2a)の周縁における残る一方には、該カセット枠状基体(11)の多孔底面外側(10b)と水密に嵌合する水密枠(14)は無く、該包埋皿(59)の開口部(2a)の周縁外側に前記カセット枠状基体(11)の外側面の多孔底面外側(10b)を覆い塞ぐ形状に嵌合するための水密上端面(4)を上向きに形成することを特徴とする請求項1記載の病理試料用バリ無し包埋皿。
  4. 包埋皿(59)の上側開口部(2a)の周縁外側に、四角形の病理試料用カセットのカセット枠状基体(11)の外側面と水密に嵌合するため、前記カセット枠状基体の外側面と同じテーパーが付けられた内周面を有する水密枠(14)を一体的に突設し、
    該包埋皿の開口部(2a)の周縁に、前記カセット枠状基体(11)の外側面の多孔底面外側(10b)と水密に覆い塞ぐ形状に嵌合する上端面(4)を形成し、
    該セット枠状基体(11)をミクロトームにワンタッチで脱着するアダプターの掛止め部でもあり該カセット枠状基体の外周面(11a)と多孔底面外側(10b)の交差部(11c)でもある下端縁とで形成された該カセット枠状基体の凸状2角面を、前記上端面(4)と前記水密枠(14)の内周面(14a)とで形成された凹状2角面で、水密に嵌 合し、
    該包埋皿(59)の底部を取り去り、上側開口部(2a)にも下側包埋枠底部側にも閉鎖或いはその内側周縁に向けて突設された面がない解放底部(18)とで構成された筒状のバリ無し包埋枠(19)を形成し、
    その包埋枠(19)の解放底部(18)の下面を包埋枠用底板(29)或いは汎用包埋皿(54)の上面に載置し、注入される包埋剤(32)の凝固固化力により一体化することを特徴とする病理試料用バリ無し包埋皿。
  5. 上側に開口部(21)を形成し、その下側に多孔底面(10)を形成した四角形の病理試料用カセットのカセット枠状基体(11)と、そのカセット枠状基体(11)のカセット開口部(21)に脱着自在に嵌合する多孔性の通液口(58a)を有する蓋体(58)からなる病理試料用カセットと嵌合する包埋皿に於いて、
    該包埋皿(59)の開口部(2a)の周縁外側に、前記カセット枠状基体の外側面と水密に嵌合するため、前記カセット枠状基体の外側面と同じテーパーが付けられた内周面(14a)を有する水密枠(14)を一体的に突設し、
    該包埋皿(59)の開口部(2a)の周縁外側に、前記カセット枠状基体(11)の外側面の多孔底面外側(10b)と嵌合する上端面(4)を形成し、
    前記カセット枠状基体(11)をミクロトームにワンタッチで脱着するアダプターの掛止め部でもあり該カセット枠状基体(11)の外周面(11a)と多孔底面外側(10b)の交差部(11c)でもある下端縁とで形成された該カセット枠状基体(11)の凸状2角面を、前記上端面(4)と前記水密枠(14)の内周面(14a)とで形成された凹状2角面で、水密に嵌合して掛止める形状にし、
    前記枠状基体(11)の外壁の外周面(11a)の高さ(H)より前記水密枠(14)の内周面(14a)の高さ(h)は低いが、
    該包埋皿(59)の開口部(2a)の水密枠(14)は、その厚さ(t)が、包埋剤(32)が該枠状基体(11)の外壁の外周面(11a)と水密に嵌合する前記水密枠(14)の接触尖端部(14e)に多く溜まらない様な厚さに形成されるか、または、該水密枠(14)の尖端部(14e)に内側から外側に傾斜をつけて形成されていることを特徴とする病理試料用カセット及び包埋皿。
  6. 上側に開口部(21)を形成し、その下側に多孔性の通液口を有する多孔底面(10)を形成した四角形の病理試料用カセットの枠状基体(11)と、その枠状基体(11)の開口部(21)に脱着自在に嵌合する多孔性の通液口(58a)を有する蓋体(58)からなる病理試料用カセットと嵌合する包埋皿に於いて、
    包埋皿(59)の四角形の開口部(2a)の周縁外側における三方に、前記カセット枠状基体(11)における三方の外周面(11a)と同じテーパーが付けられた内周面(14a)を有する水密枠(14)を一体的に突設し、
    該包埋皿(59)の開口部(2a)の周縁外側に、前記カセット枠状基体(11)の外側面の多孔底面外側(10b)を水密に覆い塞ぐ形状に嵌合する上端面(4)を形成し、
    前記カセット枠状基体(11)をミクロトームにワンタッチで脱着するアダプターの掛止め部でもあり該カセット枠状基体(11)の外周面(11a)と多孔底面外側(10b)の交差部(11c)でもある下端縁とで形成された該カセット枠状基体(11)の凸状2角面を、前記上端面(4)と前記水密枠(14)の内周面(14a)とで形成された凹状2角面で、水密に嵌合して掛止める形状にし、
    前記カセット枠状基体(11)の3方の外壁の外周面(11a)の高さ ( ) と前記包埋皿(59)の3方水密枠内周面(14a)の高さ ( ) とが殆ど一致し、
    残りの該カセット枠状基体(11)の1方の外壁の外周面(11a)と該包埋皿(59)の残りの1方の水密枠(14)では、前記カセット枠状基体(11)の外壁の外周面(11a)の高さより前記包埋皿(59)の水密枠内周面(14)の高さは低く、
    該包埋皿(59)の開口部(2a)の水密枠(14)は、その厚さは、包埋剤(32) が該枠状基体(11)の外壁の外周面(11a)と水密に嵌合する該包埋皿(59)の水密枠(14)の接触先端部(14e)に多く溜まらないような厚さに形成されるか、または、該包埋皿(59)の開口部(2a)の水密枠(14)の先端部(14e)に内側から外側に傾斜をつけて形成されていることを特徴とする病理試料用カセット及び包埋皿。
  7. 上側に開口部(21)を形成し、その下側に多孔性の通液口を有する多孔底面(10)を形成した四角形の病理試料用カセットの枠状基体(11)と、その枠状基体(11)の開口部(21)に脱着自在に嵌合する多孔性の通液口(58a)を有する蓋体(58)からなる病理試料用カセットと嵌合する包埋皿に於いて、
    該包埋皿(59)の四角形の開口部(2a)の周縁外側における三方に、前記カセット枠状基体(11)における三方の外周面(11a)とテーパーが付けられた内周面(14a)を有する水密枠(14)を一体的に突設し、
    該包埋皿(59)の開口部(2a)の周縁外側に、前記カセット枠状基体(11)の外側面の多孔底面外側(10b)を水密に覆い塞ぐ形状に嵌合する上端面(4)を形成し、
    前記カセット枠状基体(11)をミクロトームにワンタッチで脱着するアダプターの掛止め部でもあり該カセット枠状基体(11)の外周面(11a)と多孔底面外側(10b)の交差部(11c)でもある下端縁とで形成された該カセット枠状基体の凸状2角面を、前記上端面(4)と前記水密枠(14)の内周面(14a)とで形成された凹状2角面で、水密に嵌合して掛止める形状にし、
    前記カセット枠状基体(11)の3方の外壁の外周面(11a)の高さ ( ) と前記包埋皿(59)の3方水密枠の内周面(14a)の高さ ( ) とが殆ど一致し、
    該包埋皿(59)の残りの1方には水密枠(14)は無く、該カセット枠状基体(11)の下側底面を該包埋皿の上端面(4)で覆い塞ぐ形状に形成して他の3方を互いに接する前記凹凸2角面で水密嵌合とすることを特徴とする病理試料用カセット及び包埋皿。
  8. 前記カセット枠状基体(11)の多孔底面(10)に、生物試料を包埋皿底部に収納する為の窓口(22)を成形したことを特徴とする前記請求項項5、6、又は、7記載の病理試料用カセット及び包埋皿。
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