JPH074541Y2 - ミクロトーム用組織包埋カセット載置台 - Google Patents

ミクロトーム用組織包埋カセット載置台

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Publication number
JPH074541Y2
JPH074541Y2 JP40294190U JP40294190U JPH074541Y2 JP H074541 Y2 JPH074541 Y2 JP H074541Y2 JP 40294190 U JP40294190 U JP 40294190U JP 40294190 U JP40294190 U JP 40294190U JP H074541 Y2 JPH074541 Y2 JP H074541Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
bottom plate
piece
microtome
parallel
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP40294190U
Other languages
English (en)
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JPH0569658U (ja
Inventor
良知 江西
Original Assignee
江西工業株式会社
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Publication date
Application filed by 江西工業株式会社 filed Critical 江西工業株式会社
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Publication of JPH0569658U publication Critical patent/JPH0569658U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ミクロトーム用組織包
埋カセット載置台、即ち、組織包埋カセットをミクロト
ームに取り付けるためのアダプター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ミクロトーム用組織包埋カセット載置台
として、従来から、例えば実開昭58−2649号公報
記載のもの等が知られている。
【0003】しかしながら、従来のこの種の組織包埋カ
セット載置台は、大きさの異なる別の種類の組織包埋カ
セットを載置するためには、シムを介在させたり、微調
節ネジを操作したりして、その度に再調節が必要で有
り、操作性があまり良くないという欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、大きさの異
なる複数の種類のカセットを簡単な操作で載置固定する
ことができるミクロトーム用組織包埋カセット載置台を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、直線状のラチ
ェット機構をミクロトーム用組織包埋カセット載置台に
組み合わせたことを特徴とし、すなわち、ミクロトーム
に対して固定される底板と、該底板の一端に立設された
側板と、同じく該底板の他端に立設された対向する受け
側板と、該側板と受け側板との間に該底板と平行に掛け
渡された複数の平行な案内棒と、該案内棒に摺動自在に
嵌合しそれらに沿って該底板上を平行移動する操作駒
と、該操作駒に先行してその受け側板側に配置され,一
体の鍔付き突出棒により該操作駒に対する最大突出量が
規制され,該操作駒との間に介在する圧縮バネにより該
操作駒から最大突出量突出した最大先行位置に付勢され
た押え駒と、該案内棒と略平行にそれらより高くならな
い位置に配置され,一端が前記受け側板近傍に揺動自在
に担持され,他端が前記側板の揺動方向の長孔を貫通し
て突出し,該底板又は側板との間に介在するバネ手段に
より後記ラチェットと係合する方向に付勢された操作扞
とからなり、該操作扞はその長手方向の1面にラチェッ
ト列部を具え、前記操作駒は対応する位置に該ラチェッ
ト列部に係合するラチェット爪を具えたことを特徴とす
る。以下、図面に示す実施例に従って本考案を詳細に説
明する。
【0006】
【実施例】図示した実施例において、1はミクロトーム
(図示せず)に対して固定されるべき底板で、該底板の
一端には側板2が立設され、同じく該底板の他端には受
け側板3が対向して立設されている。4は該側板と受け
側板との間に該底板と平行をなすように掛け渡された4
本の平行な案内棒で、該案内棒には操作駒5が摺動自在
に嵌合し、該操作駒はそれらに沿って該底板上を平行移
動する。6は該操作駒に先行してその受け側板側に配置
された押え駒で、該押え駒はそれと一体の鍔付き突出棒
6aにより該操作駒に対する最大突出量が規制され、該
操作駒との間に介在する圧縮バネ6bにより該操作駒か
ら最大突出量突出した最大先行位置に付勢されている。
7は該案内棒と平行にそれらより高くならない位置に配
置された操作扞で、該操作扞の一端7bは前記受け側板
3近傍で上下方向に揺動自在に担持され、他端7aは前
記側板2の上下方向の長孔2aを貫通して突出し、中間
部を該底板との間に介在する板バネ8により上方向に付
勢されている。また、該操作扞はその上面にラチェット
ホイールを平面上に展開した形状のラチェット列部7c
を具え、一方、前記操作駒5には対応する位置に該ラチ
ェット列部に係合するラチェット爪5aが固定して設け
られている。したがって、該操作扞の他端部7aが板バ
ネの作用で長孔2aの上端部に当接する上限位置に付勢
されているときには、該ラチェット列部とラチェット爪
とで構成されるラチェット機構の作用により、該操作駒
が受け側板に接近する前進方向にのみ摺動可能で、後退
できない構成となっている。
【0007】
【作用】すなわち、4本の平行な案内棒4で構成される
すのこ状の置き台における、受け側板3とこれに対向す
る十分に後退された位置にある押え駒6との間に、組織
包埋カセット(図示せず)を載置し、操作駒5を受け側
板3に向けて手で前進させると、それらの間隔が狭ま
り、一対の挟持手段を構成する該受け側板と押え駒とで
該組織包埋カセットを挟み込む。ここで更に、圧縮バネ
6bの力に抗して操作駒5を前進させると該圧縮バネが
圧縮され、その反発力で該組織包埋カセットが確実に挟
持される。このとき該操作駒は前記ラチェット機構の作
用により後退を阻止されている。該ラチェット機構の作
用を解除するには、操作扞7の端部7aを板バネ8の力
に抗して押し下げればよい。これにより、前記ラチェッ
ト列部7cとラチェット爪5aとの係合関係が解除さ
れ、操作駒6は圧縮バネ6bの復元力により後退し、組
織包埋カセットは挟持手段による固定を解除される。
【0008】本考案は上記した実施例に限られるもので
はなく、ラチェット爪とラチェット列部とからなる直線
状のラチェット機構は操作扞の長手方向に沿ったその上
下左右何れの面にも設けることができる。
【0009】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されているか
ら、大きさの異なる複数の種類の組織包埋カセットを使
用する場合であっても、操作駒を使用するカセットの大
きさに合わせて後退させておき、次に、一挙動で押し込
むという同じ操作を行えばよく、シムを介在させたり、
微調節ネジを操作したりするという従来技術に較べて操
作性の優れたミクロトーム用組織包埋カセット載置台を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本考案に係るミクロトーム用組織包埋
カセット載置台の平面図。
【図2】 図2は図1の側面図。
【図3】 図3は図1におけるA−A線側断面図。
【図4】 図4は図1におけるB−B線側断面図。
【符号の説明】
1 底板 2 側板 3 受け側板 4 案内棒 5 操作駒 6 押え駒 7 操作扞 8 板バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミクロトームに対して固定される底板1
    と、該底板の一端に立設された側板2と、同じく該底板
    の他端に立設された対向する受け側板3と、該側板と受
    け側板との間に該底板と平行に掛け渡された複数の平行
    な案内棒4と、該案内棒に摺動自在に嵌合しそれらに沿
    って該底板上を平行移動する操作駒5と、該操作駒に先
    行してその受け側板側に配置され,一体の鍔付き突出棒
    6aにより最大突出量が規制され,該操作駒との間に介
    在する圧縮バネ6bにより該操作駒から最大突出量突出
    した最大先行位置に付勢された押え駒6と、該案内棒と
    略平行にそれらより高くならない位置で上下方向又は左
    右方向に揺動自在に担持され,該底板又は側板との間に
    介在するバネ手段8により後記ラチェット爪5aと係合
    する上下左右の何れか1方向に付勢された操作扞7とか
    らなり、該操作扞は対応する上下左右の何れか1面にラ
    チェット列部7cを具え、前記操作駒5は該ラチェット
    列部に対向する位置にこれと係合するラチェット爪5a
    を具えたことを特徴とするミクロトーム用組織包埋カセ
    ット載置台。
JP40294190U 1990-12-12 1990-12-12 ミクロトーム用組織包埋カセット載置台 Expired - Lifetime JPH074541Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0569658U JPH0569658U (ja) 1993-09-21
JPH074541Y2 true JPH074541Y2 (ja) 1995-02-01

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ID=18512706

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WO2004031736A1 (ja) * 2002-10-02 2004-04-15 Teiji Takezaki 病理組織試料用バリ無し包埋皿と包埋枠とカセットおよび包埋方法

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KR102541590B1 (ko) * 2020-11-24 2023-06-12 (의) 삼성의료재단 동결 절편 검사용 절단 장치 및 이를 포함하는 동결 절편기
EP4336165A1 (en) * 2022-09-06 2024-03-13 Leica Mikrosysteme GmbH Sample holder for holding a sample carrier, loading station, knife holder, microtome and corresponding methods

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