JP4011711B2 - 車両走行安全装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は車両走行安全装置に関し、より詳しくは、車両進行方向に存在する物体(障害物)を検知し、接触の可能性を判断して自動ブレーキを作動させるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、先行車などの障害物(物体)との接触回避技術が種々提案され、例えば特開平6−298022号公報において、先行車などの障害物との車間距離(相対距離)を検知して警報を発する、あるいは自動ブレーキ装置(制動装置)を作動させる技術が提案されている。
【0003】
この従来技術においては、先行車の実際の加速度などから自動ブレーキにより接触を回避する第1の車間距離を算出すると共に、ある地点から時刻τ後に横加速度b0で回避する場合を想定し、操舵(ステアリング操作)により接触を回避する第2の車間距離を算出している。
【0004】
そして、実際の車間距離がその第1、第2の車間距離以下になったとき、自動ブレーキ装置を作動させ、運転者が操舵で回避しようとするときに自動ブレーキ装置を作動させることなく、よって運転者に違和感を与えることがないようにして運転フィーリングの向上を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来技術においては、第1の車間距離、即ち、ブレーキで接触を回避できる車間距離(相対距離)が第2の車間距離、即ち、ステアリング操作で接触を回避できる車間距離よりも短い場合、実際の車間距離が第1、第2の車間距離以下になったとき、換言すれば、第1の車間距離になるまで、自動ブレーキ装置を作動させていなかった。その結果、自動ブレーキ装置の作動が遅くなり、大きな減速度が必要となる不都合があった。
【0006】
そのような場合には、ステアリングによる回避が不可能となった時点で自動ブレーキの作動を開始させた方が、運転者のステアリング操作と干渉せず、より効果的に接触を回避することができ、運転者の意図あるいは感覚とも一致する筈である。
【0007】
また、相対速度が小さい場合、回避制御を開始する車間距離、即ち、ブレーキで接触を回避できる車間距離が非常に小さい値となるため、レーダなどの検知手段の能力(検知範囲、精度、分解能など)によっては、制御精度が低下するという問題があった。
【0008】
従って、この発明の目的は、上記した不都合を解消することにあり、ステアリング操作による回避が不可能となった時点で自動ブレーキ装置の作動を開始させ、よって運転者の意図あるいは感覚に適合させつつ効果的に接触を回避すると共に、運転者のステアリング操作との干渉を防止し、また制御精度も低下しないようにした車両走行安全装置を提供することにある。
【0009】
この発明の第2の目的は、自動ブレーキの作動を開始させるときの減速度を適正に決定することで運転者の意図あるいは感覚に一層適合するようにした車両走行安全装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1項にあっては、車両の進行方向に存在する物体を検知する物体検知装置と、前記車両を制動する制動装置と、前記車両の車速を検出する車速検出手段と、前記物体検知装置の検知結果に基づいて前記車両と物体との間の相対距離を検出する相対距離検出手段と、および前記物体検知装置の検知結果に基づいて前記車両と物体との相対速度を検出する相対速度検出手段とを備える車両走行安全装置において、前記車速検出手段と相対速度検出手段の検出結果に基づいてステアリング操作による接触回避可能相対距離を算出し、前記算出されたステアリング操作による接触回避可能相対距離と前記相対距離検出手段の検出結果に基づいて前記ステアリング操作により前記物体との接触が回避可能か否か判断する第1の判断手段と、前記車速検出手段と相対速度検出手段の検出結果に基づいて前記制動装置の作動による接触回避可能相対距離を算出し、前記算出された制動装置の作動による接触回避可能相対距離と前記相対距離検出手段の検出結果に基づいて前記制動装置の作動により前記物体との接触が回避可能か否か判断する第2の判断手段と、および前記ステアリング操作による接触回避可能相対距離が前記制動装置の作動による接触回避可能相対距離より大きい領域において、ステアリング操作により前記物体との接触が回避不可能と判断した時点で直ちに前記制動装置を作動させると共に、その減速度を前記第2の判断手段の判断結果に基づいて決定する制動装置作動手段とを備えると共に、前記制動装置作動手段は、前記第2の判断手段が前記制動装置の作動により前記物体との接触が回避可能と判断するときの減速度を、前記制動装置の作動により前記物体との接触が回避不可能と判断するときの減速度に比して小さい値に決定する如く構成した。請求項2項にあっては、前記制動装置作動手段は、前記第2の判断手段が前記制動装置の作動により前記物体との接触が回避不可能と判断するときの前記減速度を最大値に決定する如く構成した。
【0011】
これによって、運転者の意図あるいは感覚に適合させつつ効果的に接触を回避することができると共に、運転者のステアリング操作との干渉を防止することができる。また、制御精度も低下することがない。
【0012】
請求項3項にあっては、前記第1の判断手段は、前記物体検知装置の検知結果に基づいて前記車両と物体との車幅方向のオーバーラップ量を算出するオーバーラップ量算出手段を備え、前記オーバーラップ量算出手段の算出結果に基づいて前記物体との接触が回避可能か否か判断する如く構成した。これによって、請求項1項で述べた作用効果に加えて、接触回避が可能か否かを一層精度良く行うことができ、一層効果的に接触を回避することができる。
【0013】
請求項4項にあっては、前記制動装置作動手段は、前記相対速度および相対距離の少なくともいずれかに基づいて前記減速度を決定する如く構成した。
【0014】
これによって、減速度を可変とすることができ、状況に適した減速度で制動装置を作動させることができるので、急激な減速度の変化や必要以上の減速度によって運転者を含む乗員が不快感を受けることがなく、その意図あるいは感覚に一層適合させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に即してこの発明の実施の形態を説明する。
【0016】
図1はこの発明に係る車両走行安全装置を全体的に示す概略図である。
【0017】
以下説明すると、車両10(車輪Wなどの構成部品で断片的に示す)の前方のヘッドライト(図示せず)付近に、レーザレーダ12(物体検知装置)が1基、設けられる。レーザレーダ12は、車両10の進行方向に向けて路面と水平にレーザ光(電磁波)を発射し、進行方向に存在する物体(先行車などの障害物)からの反射波(エコー)を受信する。
【0018】
レーザレーダ12の出力は、マイクロコンピュータからなるレーダ出力処理部14(物体検知装置)に入力される。レーダ出力処理部14は、レーザ光を発射してから反射波(エコー)を受信するまでの時間を測定して物体までの相対距離(離間距離)を測定し、さらに相対距離を微分することで物体の相対速度を測定する。また、反射波の入射方向から、物体の方位を検知し、物体の二次元情報を得る。レーダ出力処理部14の出力は、同様にマイクロコンピュータからなる処理ECU16に送られる。
【0019】
車両10の中央位置付近にはヨーレートセンサ18が配置され、車体重心を中心とする鉛直(重力)軸回りの自転運動の速さ(回転角速度)に応じた信号を出力する。さらに、車両10のドライブシャフト(図示せず)の付近には車速センサ(車速検出手段)20が設けられ、車両10の走行速度(車速)に応じた信号を出力する。これらセンサ18,20の出力も処理ECU16に送られる。
【0020】
また、車両10のブレーキ機構(制動装置)22において、ブレーキペダル24は負圧ブースタ26を介してマスタシリンダ28に接続される。負圧ブースタ26はダイアフラム(図示せず)で2つの室に仕切られ、機関吸気系から導入される負圧と機関外から導入される大気圧の割合が調節されて運転者の踏み込み力が倍力され、それに応じた油圧(ブレーキオイル圧)がマスタシリンダ28から油路30を介して車両Wのブレーキ装置(図示せず)に供給され、車両10を制動する。
【0021】
負圧ブースタ26の負圧供給系と大気圧供給系(共に図示せず)には電磁バルブ(空圧電磁バルブ)36が設けられる。電磁バルブ36は駆動回路(図示せず)を介して処理ECU16に接続され、処理ECU16からの指令値(PWMのデューティ比信号)に応じて開閉して大気圧を導入し、大気圧と負圧との割合を調節し、運転者のブレーキ操作とは独立に、ブレーキ機構22を作動させ、車両10を自動的に制動する。
【0022】
また、車両10の運転席(図示せず)の適宜位置にはアラーム、インジケータなどからなる警報装置40が設けられる。警報装置40は処理ECU16に接続され、その指令を受けて警報動作を行う。
【0023】
次いで、この装置の動作を説明する。
【0024】
図2はその動作を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは、例えば100msecごとに実行される。
【0025】
同図の説明に入る前に、図3などを参照してこの装置の動作を概説する。
【0026】
図3に示す如く、先ず、レーザレーダ12、ヨーレートセンサ18および車速センサ20の出力に基づき、障害物(物体)100の相対位置(相対距離X、横方向位置Y)、幅b1、速度V1、加速度a1を求める。また、自車(車両10)の速度V0、加速度a0,ヨーレートωを求める。尚、座標系は、自車進行方向をx、それに直交する車幅方向をyとする。
【0027】
次いで、ステアリング操作で障害物(物体)100との接触を回避できる(限界)相対距離Lsを求める。
【0028】
これについて説明すると、自車速V0、自車加速度a0、自車ヨーレートωから自車の進路を推定し、推定した自車進路と障害物との相対位置X,Yから自車進路と障害物の横方向偏差Y1を求める。
【0029】
次いで、障害物が自車と同じ進路に沿って進むものと仮定し、障害物の横方向偏差Y1、自車幅b0、障害物幅b1から、ステアリング操作で回避できる場合の横方向移動量(オーバーラップ量)Δyを求めると、以下のようになる。
【0030】
右に回避する場合 Δy={(b0+b1)/2}−Y1
左に回避する場合 Δy={(b0+b1)/2}+Y1
尚、Δyは負値のときは移動しなくても回避できるため、最少値を0とする。
【0031】
左右それぞれに回避する場合において、横方向移動量Δy、自車速V0、自車加速度a0、自車ヨーレートωから、予め実験を通じて求めて処理ECU16のメモリ内に格納しておいたデータベースを検索し、ステアリング操作による回避に要する時間(自車が進路に対しΔyだけ横方向(Y方向)に移動するのに要する時間)を求める。図4に、自車および障害物が同じ方向に直進走行する場合の、Δyに対するステアリング操作による回避に要する時間を示す。
【0032】
左右それぞれに回避する場合の、ステアリング操作による回避に要する時間のうち、小さい方の値をTsとするとき、自車および障害物が時間Tsの間に自車進路に沿って移動する距離Xnは以下の如くになる。
自車 X0=V0・Ts+(1/2)・a0・Ts2
障害物 X1=V1・Ts+(1/2)・a1・Ts2
【0033】
即ち、ステアリング操作で回避する間に、X0−X1だけ相対距離が縮まることになる。従って、ステアリング操作での接触回避可能な相対距離(しきい値)Lsは以下のようになる。
【0034】
次いで、自動ブレーキで接触を回避できる(限界)相対距離Lbを求める。
【0035】
自動ブレーキによる自車加速度をabとすれば、時間t後の自車速V0t、および障害物速度V1tは、以下のようになる。
V0t=V0+ab・t
V1t=V1+a1・t
上記で、加速度ab,a1はより詳しくは減速度を表すため、負値とする。
【0036】
自動ブレーキで接触を回避するには、自車速を障害物速度以下にしなければならず、そのために必要な最少時間が、自動ブレーキでの回避所要時間となる。その時間をTbとすれば、以下のように表すことができる。
V0 +ab・Tb=V1+a1・Tb
式を書き直せば、以下のようになる。
Tb=−(V0 −V1)/(ab−a1)
【0037】
従って、所要時間Tbの間に縮まる相対距離が、自動ブレーキでの接触回避可能相対距離Lbとなる。
Lb=−(1/2)・(V0 −V1)2 /(ab−a1)
【0038】
尚、上記において、障害物加速度a1は測定値を用いたが、仮定した値であっても良い。
【0039】
図5に、Tsが1.2sec、障害物が加速度(減速度)a1=0G(ここでGは重力加速度相当値)の等速運動にあり、自動ブレーキによる自車加速度(減速度)が0.8G(より具体的には−0.8G)の場合の、LsとLbの関係を示す。図示の如く、相対速度が約65km/h未満にあるまでは、LsがLbより大きい。
【0040】
上記を前提として、図2を参照してこの発明に係る車両走行安全装置の動作を説明する。尚、図示のフロー・チャートにあっては、相対速度が約65km/h未満のLsがLbより大きい領域を対象とするが、相対速度が約65km/hを超える領域にあっても論理を若干変更することで、同様に妥当する。
【0041】
S10でセンサ出力信号を入力し、前記したように状態量を計算し、S12に進み、ステアリング操作および自動ブレーキによる接触回避可能相対距離(しきい値)Ls,Lbを計算する。
【0042】
次いでS14に進み、測定された相対距離Xがステアリング操作による接触回避可能相対距離(しきい値)Ls以上か否か判断する。S14で肯定されるときはS16に進み、自動ブレーキOFF、即ち、前記したブレーキ機構22を自動的には作動させない。
【0043】
即ち、この制御においては、相対距離Xがステアリング操作による接触回避可能相対距離Ls以上である限り、障害物との接触回避は運転者の操舵に期待し、自動ブレーキを作動させない。
【0044】
他方、S14で否定されるときは、ステアリング操作による接触回避が不可能と判断してS18に進み、相対距離Xが自動ブレーキによる接触回避可能相対距離(しきい値)Lbを超えるか否か判断する。
【0045】
S18で肯定されるときは自動ブレーキによる接触回避が可能であると判断してS20に進み、自動ブレーキON、即ち、前記した電磁バルブ36を介してブレーキ機構22を自動的に作動させて車両10を制動する。尚、ブレーキ機構22の作動時には、必要に応じて警報装置40を通じて運転者に警報する。
【0046】
この場合、S18で肯定されるときは接触までに余裕があるため、自車減速度は比較的小さい値、例えば0.2Gとする。処理ECU16は決定した減速度に基づいて指令値(デューティ値)を演算し、駆動回路を介して電磁バルブ36を駆動する。
【0047】
S18で否定されるときは自動ブレーキによっても接触回避が不可能と判断し、S22に進んでブレーキ機構22を自動的に作動させると共に、そのときの減速度を最大値、例えば0.8Gとする。
【0048】
この実施の形態は上記の如く、ステアリング操作による回避が不可能となった時点で直ちに自動ブレーキ装置の作動を開始させるので、運転者の意図あるいは感覚に適合させつつ効果的に接触を回避することができると共に、運転者のステアリング操作との干渉を防止することができる。また、相対距離も比較的大きい間に回避制御を開始するので、レーザレーダ12の精度、分解能不足から、制御精度が低下することもない。
【0049】
さらに、自動ブレーキの作動を開始させるときの減速度を、接触までに余裕がある間は0.2Gなどと比較的小さい値とするので、運転者の意図あるいは感覚に良く適合させることができる。
【0050】
図6は、この発明の第2の実施の形態に係る車両走行安全装置の動作を示すフロー・チャートである。
【0051】
先に図7を参照して説明すると、第1の実施の形態にあっては、相対距離がしきい値Lsより小さく、かつLbより大きい場合の自動ブレーキ作動時の減速度を比較的小さい値、例えば0.2Gとした。しかし、その減速度0.2Gで自動ブレーキを作動させた後、場合によっては相対距離がLbを下廻って0.8Gなどの急ブレーキを行う事態も生じ得る。
【0052】
運転者などの乗員の受ける感覚からすると、急激な減速度の変化は好ましくなく、接触可能性度合い、換言すれば、相対速度の大きさに応じて適切な減速度で制御するのが望ましい。
【0053】
従って、第2の実施の形態においては、相対速度偏差(V0−V1)に基づき、自動ブレーキによる接触回避可能相対距離(しきい値)として、Lbの他に、Lb1,Lb2を段階的に設定した。
Lb1=−(1/2)・(V0 −V1)2 /(ab1−a1)
ここで、ab1=−0.4G
Lb2=−(1/2)・(V0 −V1)2 /(ab2−a1)
ここで、ab2=−0.6G
【0054】
上記で、Lb1,Lb2の物理的な意味は、0.4G,0.6Gの減速度で接触を回避できる相対距離(しきい値)である。また、ここでLbの物理的な意味は、0.8Gの減速度で接触を回避できる相対距離(しきい値)である。
【0055】
図7に、ステアリング操作による接触回避可能相対距離(しきい値)Ls、および上記した自動ブレーキによる接触回避可能相対距離(しきい値)Lb,Lb1,Lb2の関係を示す。
【0056】
以上を前提として図6フロー・チャートを参照して第2の実施の形態に係る車両走行安全装置の動作を説明する。
【0057】
先ず、S100で状態量の計算などを行い、S102に進んで上記したしきい値を計算し、S104に進んで相対距離Xがステアリング操作による接触回避可能相対距離(しきい値)Ls以上か否か判断する。S104で肯定されるときはS106に進み、第1の実施の形態と同様に自動ブレーキをOFFする。
【0058】
他方、S104で否定されるときは、ステアリング操作による接触回避が不可能と判断してS108に進み、相対距離Xが自動ブレーキによる接触回避可能相対距離の第1のしきい値Lb1を超えるか否か判断し、肯定されるときはS110に進み、ブレーキ機構22を自動的に作動させると共に、自車減速度を0.2Gとする。
【0059】
また、S108で否定されるときはS112に進み、相対距離Xが第2のしきい値Lb2を超えるか否か判断し、肯定されるときはS114に進んでブレーキ機構22を自動的に作動させると共に、自車減速度を0.4Gとする。
【0060】
また、S112で否定されるときはS116に進み、相対距離Xが第3のしきい値Lbを超えるか否か判断し、肯定されるときはS118に進んでブレーキ機構22を自動的に作動させると共に、自車減速度を0.6Gとする。
【0061】
尚、S116で否定されるときはS120に進んでブレーキ機構22を自動的に作動させると共に、そのときの減速度を最大値、例えば0.8Gとする。
【0062】
第2の実施の形態においては、第1の実施の形態の効果に加えて、減速度を段階的にしたことで、運転者の意図あるいは感覚に一層良く適合させることができる。
【0063】
即ち、減速度を可変としたことで、状況に適した減速度で自動ブレーキ装置を作動させることができるので、急激な減速度の変化や必要以上の減速度によって運転者を含む乗員が不快感を受けることがなく、その意図あるいは感覚に一層適合させることができる。
【0064】
尚、第2の実施の形態において、減速度を段階的に設定したが、それに限られるものではない。例えば、相対距離を目標値とし、ブレーキ回避距離Lbに所定の値(3mから5m程度)を上乗せした値に対して、実測相対距離(制御量)Xとの偏差が減少するように、PID(あるいはPI)制御則などを用いて電磁バルブ36のデューティ値(操作量)を決定し、それによって減速度が連続的に変化するように制御しても良い。
【0065】
この実施の形態にあっては、上記の如く、車両10の進行方向に存在する物体100を検知する物体検知装置(レーザレーダ12、レーダ出力処理部14)と、前記車両を制動する制動装置(ブレーキ機構22)と、前記車両の車速を検出する車速検出手段(車速センサ20、S10,S100)と、前記物体検知装置の検知結果に基づいて前記車両と物体との間の相対距離Xを検出する相対距離検出手段(S10,S100)と、前記物体検知装置の検知結果に基づいて前記車両と物体との相対速度(V0−V1)を検出する相対速度検出手段(S10,S100)とを備える車両走行安全装置において、前記車速検出手段と相対速度検出手段の検出結果に基づいてステアリング操作による接触回避可能相対距離Lsを算出し、前記算出されたステアリング操作による接触回避可能相対距離Lsと前記相対距離検出手段の検出結果に基づいて前記ステアリング操作により前記物体との接触が回避可能か否か判断する第1の判断手段(S12,S14,S102,S104)と、前記車速検出手段と相対速度検出手段の検出結果に基づいて前記制動装置の作動による接触回避可能相対距離Lbを算出し、前記算出された制動装置の作動による接触回避可能相対距離Lbと前記相対距離検出手段の検出結果に基づいて前記制動装置の作動により前記物体との接触が回避可能か否か判断する第2の判断手段(S12,S18,S102,S104,S108,S112,S116)と、および前記ステアリング操作による接触回避可能相対距離Lsが前記制動装置の作動による接触回避可能相対距離Lbより大きい領域において、ステアリング操作により前記物体との接触が回避不可能と判断した時点で直ちに前記制動装置を作動させると共に、その減速度を前記第2の判断手段の判断結果に基づいて決定する制動装置作動手段(S20,S22,S110,S114,S118,S120)とを備えると共に、前記制動装置作動手段は、前記第2の判断手段が前記制動装置の作動により前記物体との接触が回避可能と判断するときの減速度を、前記制動装置の作動により前記物体との接触が回避不可能と判断するときの減速度に比して小さい値に決定する(S20,S22,S110,S114,S118,S120)如く構成した。また、前記制動装置作動手段は、前記第2の判断手段が前記制動装置の作動により前記物体との接触が回避不可能と判断するときの前記減速度を最大値に決定する(S22,S120)如く構成した。
【0066】
また、前記第1の判断手段は、前記物体検知装置の検知結果に基づいて前記車両と物体との車幅方向のオーバーラップ量Δyを算出するオーバーラップ量算出手段(S10,S12,S100,S102)を備え、前記オーバーラップ量算出手段の算出結果に基づいて前記物体との接触が回避可能か否か判断する如く構成した。
【0067】
また、前記制動装置作動手段は、前記相対速度(V0−V1)および相対距離Xの少なくともいずれかに基づいて前記減速度を決定する(S20,S22,S110,S114,S118,S120)如く構成した。
【0068】
尚、上記において、物体をレーザレーダ12から検知したが、ミリ波レーダを用いても良く、あるいはCCDカメラなどの視覚センサなどを用いても良い。
【0069】
【発明の効果】
請求項1項および2項にあっては、運転者の意図あるいは感覚に適合させつつ効果的に接触を回避することができると共に、運転者のステアリング操作との干渉を防止することができる。また、制御精度も低下することがない。
【0070】
請求項3項にあっては、請求項1項および2項で述べた作用効果に加えて、接触回避が可能か否かを一層精度良く行うことができ、一層効果的に接触を回避することができる。
【0071】
請求項4項にあっては、減速度を可変とすることができ、状況に適した減速度で制動装置を作動させることができるので、急激な減速度の変化や必要以上の減速度によって運転者を含む乗員が不快感を受けることがなく、その意図あるいは感覚に一層適合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る車両走行安全装置を全体的に示す概略図である。
【図2】図1装置の動作を示すフロー・チャートである。
【図3】図2フロー・チャートの動作を説明する、自車と障害物(物体)との関係を示す説明図である。
【図4】図2フロー・チャートで使用される、ステアリング操作による回避に要する時間の特性を示す説明グラフである。
【図5】図2フロー・チャートで使用される、ステアリング操作で回避できる(限界)相対距離および自動ブレーキで回避できる(限界)相対距離の特性を示す説明グラフである。
【図6】この発明の第2の実施の形態に係る装置の動作を説明する、図2と同様なフロー・チャートである。
【図7】図6フロー・チャートで使用される、ステアリング操作で回避できる(限界)相対距離および自動ブレーキで回避できる(限界)相対距離の特性を示す、図5と同様な説明グラフである。
【符号の説明】
10 車両
12 レーザレーダ(物体検知装置)
14 レーダ出力処理部(物体検知装置)
16 処理ECU
20 車速センサ(車速検出手段)
22 ブレーキ機構(制動装置)
36 電磁バルブ
40 警報装置
100 物体(障害物)
Claims (4)
- a.車両の進行方向に存在する物体を検知する物体検知装置と、
b.前記車両を制動する制動装置と、
c.前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
d.前記物体検知装置の検知結果に基づいて前記車両と物体との間の相対距離を検出する相対距離検出手段と、
および
e.前記物体検知装置の検知結果に基づいて前記車両と物体との相対速度を検出する相対速度検出手段と、
を備える車両走行安全装置において、
f.前記車速検出手段と相対速度検出手段の検出結果に基づいてステアリング操作による接触回避可能相対距離を算出し、前記算出されたステアリング操作による接触回避可能相対距離と前記相対距離検出手段の検出結果に基づいて前記ステアリング操作により前記物体との接触が回避可能か否か判断する第1の判断手段と、
g.前記車速検出手段と相対速度検出手段の検出結果に基づいて前記制動装置の作動による接触回避可能相対距離を算出し、前記算出された制動装置の作動による接触回避可能相対距離と前記相対距離検出手段の検出結果に基づいて前記制動装置の作動により前記物体との接触が回避可能か否か判断する第2の判断手段と、
および
h.前記ステアリング操作による接触回避可能相対距離が前記制動装置の作動による接触回避可能相対距離より大きい領域において、ステアリング操作により前記物体との接触が回避不可能と判断した時点で直ちに前記制動装置を作動させると共に、その減速度を前記第2の判断手段の判断結果に基づいて決定する制動装置作動手段と、
を備えると共に、前記制動装置作動手段は、前記第2の判断手段が前記制動装置の作動により前記物体との接触が回避可能と判断するときの減速度を、前記制動装置の作動により前記物体との接触が回避不可能と判断するときの減速度に比して小さい値に決定することを特徴とする車両走行安全装置。 - 前記制動装置作動手段は、前記第2の判断手段が前記制動装置の作動により前記物体との接触が回避不可能と判断するときの前記減速度を最大値に決定することを特徴とする請求項1項記載の車両走行安全装置。
- 前記第1の判断手段は、
i.前記物体検知装置の検知結果に基づいて前記車両と物体との車幅方向のオーバーラップ量を算出するオーバーラップ量算出手段、
を備え、前記オーバーラップ量算出手段の算出結果に基づいて前記物体との接触が回避可能か否か判断することを特徴とする請求項1項または2項記載の車両走行安全装置。 - 前記制動装置作動手段は、前記相対速度および相対距離の少なくともいずれかに基づいて前記減速度を決定することを特徴とする請求項1項から3項のいずれかに記載の車両走行安全装置。
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