JP4010862B2 - 洗濯機 - Google Patents

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JP4010862B2
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯機、及び洗濯機用の泡沫発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な渦巻式全自動洗濯機では、有底円筒形状の外槽が振動吸収用の吊棒により懸垂支持され、その外槽の内側に、同じく有底円筒形状で周囲に多数の脱水穴を穿孔した洗濯脱水槽が回転自在に配設され、その内底部にパルセータが回転自在に設けられている。外槽内に所定水位までの洗剤水を貯留した状態でパルセータを回転させると、洗濯脱水槽内に水流が発生して洗濯物が撹拌され、これによって洗濯物を洗うことができる。
【0003】
この種の洗濯機において洗浄性能の向上を図るために、従来より様々な提案が行われている。本出願人は、例えば特開2002-11290号公報、特開2002-18189号公報等において、洗濯脱水槽内に循環水とともに気泡を送り込み、洗濯脱水槽内で気泡が破裂する際に発生する超音波の作用により、洗濯物に付着した汚れ成分の剥離を促進させる洗濯機を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
こうした洗濯機において、洗濯脱水槽内に送り込まれる気泡は比較的大きく破裂し易いため、洗濯物から遠い場所で破裂し洗濯物に対して超音波による微小振動作用を充分に及ぼせない場合もある。したがって、こうした気泡の破裂に伴って発生する超音波をより有効に利用しつつ、更なる洗浄性能の向上を図ることができる洗濯機が要望されている。
【0005】
本発明はこのような点に鑑みて成されたものであり、その主たる目的とするところは、気泡を利用して洗浄性能を高めることができる洗濯機を提供することにある。また、本発明の他の目的は、洗濯槽に投入された洗剤を迅速に溶かすことによって、洗浄性能を高めることができる洗濯機を提供することにある。更に本発明の他の目的は、洗浄性能を高めるために、洗剤水による泡沫を迅速に洗濯槽内に供給することができる洗濯機用の泡沫発生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために成された第1発明に係る洗濯機は、
洗剤が溶解した洗剤水と洗濯物とを内部に収容可能な槽と、
該槽又はその内底部に設けられた撹拌翼の少なくとも一方を回転駆動する回転駆動手段と、該槽内の下部に洗剤水が貯留され、その上部に該洗剤水による泡沫層が乗った状態を形成するように該泡沫を発生させる泡沫発生手段とを備え、
前記泡沫発生手段は、第1インペラを内装する第1ポンプ室と第2インペラを内装する第2ポンプ室を有し、前記槽から洗剤水を吸引して該槽へ戻す遠心ポンプと、
前記遠心ポンプの第1ポンプ室の吐出口と第2ポンプ室の吸込口とを連通し、且つその途中に管を介して供給される空気が混入される連通手段とを備え、
前記第1ポンプ室では、第1インペラの回転により吸込口から洗剤水が吸入されて吐出口へと圧送され、
前記第2ポンプ室では、前記第1ポンプ室から送られて来た洗剤水と前記管を介して供給される空気とが第2インペラの回転により撹拌して、洗剤水による気泡が発生し、
前記泡沫発生手段により泡沫層を形成した状態で、前記回転駆動手段により槽又は撹拌翼の少なくともいずれか一方を回転させて、該槽内の洗濯物を洗うようにしたことを特徴ととしている。
【0007】
第1発明に係る洗濯機において、泡沫発生手段は、槽内の下部に洗剤水が貯留され、その上部に該洗剤水による泡沫層が乗った状態を形成する。このように泡沫層が形成された状態で槽又は撹拌翼を回転させると、洗濯物は洗剤水に浸漬するか、或いは泡沫で包囲された状態で撹拌される。泡沫で包囲された洗濯物は、密着する又はごく近接する多量の気泡の破裂に伴う超音波により、その繊維が微細に振動し、該繊維に付着している各種汚れの剥離が促される。また、気泡の界面活性作用により、繊維に付着している主として油汚れ等の剥離が促され、界面活性剤で覆われて繊維表面から運び去られる。
【0008】
また、泡沫は元の洗剤水に比べて格段に大きな容積を占めるため、例えば槽の最上端まで泡沫が充満していたとしても、洗剤水の量としてみればそれよりもずっと少なくて済む。したがって、第1発明に係る洗濯機では、泡沫発生手段を使用しない通常の洗剤水で洗濯を行う場合と比べて、同一負荷量に対する槽への給水量を減らす、つまり槽内に貯留する水の水位を低くする。そのため、投入される洗剤量が同一であれば、水の量が少ないことによって洗剤水の洗剤濃度は高くなり、それによって洗濯物が洗剤水に浸漬している部分においても高い洗浄性能が発揮される。しかも、洗い運転時の水の使用量が少なくて済むため、節水にも有効である。
【0009】
したがって、本発明に係る洗濯機によれば、使用する水の量を大幅に減らしつつ、高い洗浄性能を達成することができる。
【0010】
なお、一般に「泡沫」という用語は単に泡として「気泡」と区別することなく使用される場合もあるが、本明細書では、微小な気泡が連続的に連なった(通常、隣接する気泡の気泡壁は共有されている)集合体を「泡沫」と呼ぶ。
【0011】
前記泡沫発生手段の具体的な構成としては各種のものが考え得るが、特に、泡沫発生手段は、
c1)前記槽から洗剤水を吸引して該槽に戻すための水循環手段と、
c2)該水循環手段による循環流路の途中で、洗剤水に空気を加えて撹拌することにより洗剤水による気泡を発生させる起泡手段と、
を含む構成とすることができる。
【0012】
この構成によれば、槽の外側で洗剤水から泡沫を発生させ、その泡沫を槽へと戻すようにしている。したがって、洗剤水を充分に撹拌することによって、微小な気泡から成る泡沫を迅速に、つまり効率的に発生させることができる。また、泡沫発生手段が必ずしも槽にごく近接していなくともよいため、洗濯機の内部のいかなる位置に泡沫発生手段を配置してもよく、洗濯機内部の部材配置がより自由になる。更にまた、槽内で溶解していない洗剤が水とともに吸引されると、起泡手段では、洗剤が水や空気と共に撹拌されるため、洗剤の溶解が促進される。したがって、洗剤を迅速に溶解させ、槽内の洗剤水の洗剤濃度を早期に高めることができるので、これによっても洗浄性能が向上する。
【0013】
前記泡沫発生手段の一実施態様としては、第1及び第2インペラがそれぞれ内装された第1及び第2ポンプ室を有する遠心ポンプと、空気を圧送する空気圧送手段とを含み、
前記第1ポンプ室は、前記水循環手段として、第1インペラの回転により吸込口から洗剤水を吸入して吐出口へと圧送し、
前記第2ポンプ室は、前記起泡手段として、前記第1室から送られて来た洗剤水と前記空気圧送手段により圧送された空気とを、第2インペラの回転により撹拌して洗剤水による気泡を発生させる構成とすることができる。
【0014】
この構成では、同一のポンプでありながら水循環手段と起泡手段とが分離されているので、第1、第2インペラの形状をそれぞれの目的に最適となるように設計することができる。また、空気圧送手段が別に設けられているため、遠心ポンプに対して充分な量の空気を送給することが可能である。そのため、水循環手段による単位時間当たりの送水量を大きく確保することができ、泡沫の発生効率も高くすることができる。したがって、槽内に多量の泡沫を迅速に供給することができる。
【0015】
なお、前記空気圧送手段の稼動及びその動作停止に応じて、前記遠心ポンプによる泡沫の送給又は洗剤水の循環のみ、を選択的に行える構成とすれば、必要に応じて、例えば泡沫を使用しない通常の洗濯運転を実行する場合にも、洗剤水を外槽に循環させて洗浄性能を高めることが可能である。
【0016】
また、前記泡沫発生手段の別の実施態様としては、前記水循環手段と起泡手段とを兼ねる手段として、斜流翼体を有するインペラを内装したポンプ室を有する1室式のポンプを含み、該ポンプ室では、前記インペラの回転により、洗剤水吸込口から洗剤水を吸引するとともに空気吸込口から空気を吸引し、その両者を撹拌して洗剤水による気泡を発生させて吐出口から送出する構成とすることができる。
【0017】
この構成では、水循環手段と起泡手段とが兼用されているので、ポンプの構造がきわめて簡単になり、低廉なコストで泡沫発生手段を具現化することができる。
【0018】
なお、上記別の実施態様においても、前記空気吸込口に連結された空気自吸管の途中に開閉弁を備え、該開閉弁の開閉に応じて、前記ポンプによる泡沫の送給又は洗剤水の循環のみ、を選択的に行える構成とすれば、必要に応じて洗剤水を外槽に循環させて洗浄性能を高めることが可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、第1発明の一実施例(以下「第1実施例」という)である全自動洗濯機について、図1〜図6に基づいて説明する。
【0023】
図1は第1実施例による洗濯機の要部の側面縦断面図である。この図1を参照して、第1実施例の洗濯機の全体構成を説明する。
【0024】
外箱1の内部には、有底円筒形状の外槽2が4本(但し、図1では2本のみが見えている)の吊棒3により吊支されており、この外槽2の内側には、周囲に多数の脱水穴4aを有する有底円筒形状の洗濯脱水槽4が、その底壁に固着された主軸5を中心に回転自在に軸支されている。洗濯脱水槽4の内底部には撹拌翼であるパルセータ6が設けられ、パルセータは6は主軸5の内側に挿通された翼軸7により回転自在に軸支されている。外槽2の底壁の下面には、必要に応じて主軸5と翼軸7とを連結させるクラッチを含む動力切換機構12と、モータ8とが取り付けられており、そのモータ8の回転動力がモータプーリ9、ベルト10、主プーリ11及び動力切換機構12を介して主軸5と翼軸7とに伝達され、それによって洗濯脱水槽4とパルセータ6とを一体に又はパルセータ6のみを回転駆動する。
【0025】
外槽2の上方後部には、洗剤容器を引き出し自在に備えた注水部15が設けられ、外部の水道栓に連結された給水管13から給水バルブ14を介して注水部15へと水が供給され、該注水部15から外槽2内へと水が注がれる。一方、外槽2の底壁には排水口16が設けられ、排水口16にはその途中に排水バルブ18を備えた排水管17が接続されている。図示しないものの、排水管17の末端は機外に引き出されて外部の排水溝等へ接続される。
【0026】
洗濯脱水槽4の上端には、内部に液体を封入した環状のバランスリング20が取り付けられており、洗濯脱水槽4の周壁内側には、その内底部からバランスリング20の直下まで縦に延伸する循環水路21が形成されている。循環水路21の下端は揚水口21aとして、また上端は吐水口21bとして開放しており、その吐水口21bには糸屑等のゴミ捕集用のリントフィルタ22が着脱自在に取り付けられている。
【0027】
いま、外槽2内の所定位置まで水が貯留された状態でパルセータ6が回転駆動されると、パルセータ6の上面に設けられた撹拌羽根6aによって洗濯脱水槽4内に渦巻状の水流が発生する。また同時に、パルセータ6の下面と洗濯脱水槽4の底壁との間隙をケーシングとして、パルセータ6の裏羽根6bによってポンプ作用が生じる。このポンプ作用により、パルセータ6直下の洗濯脱水槽4の底壁に上下に貫通して設けられた通水口4bを通し、洗濯脱水槽4底壁と外槽2底壁との間隙にある水が吸い上げられ、パルセータ6の下面外周側へと圧送される。この水は高い圧力で循環水路21の揚水口21aへと送り込まれ、循環水路21の内部を上昇し、吐水口21bから吐き出されて洗濯脱水槽4内に落下する。吐水口21bから水が吐き出されるとき、水はリントフィルタ22を通過するので、水に混入している糸屑等のゴミはリントフィルタ22に捕集される。
【0028】
また、排水管17にあって排水口16と排水バルブ18との間には洗剤水吸入管23の一端が接続され、その他端は泡沫発生用ポンプ24の洗剤水吸込口に接続されている。また、泡沫発生用ポンプ24の空気吸込口には、空気圧送手段としてのエアポンプ26の空気吐出口に一端が接続された圧縮空気送給管27の他端が接続されている。更に、泡沫発生用ポンプ24の泡沫吐出口には泡沫供給管25の一端が接続され、その他端は外槽2の周壁の中央やや上方に泡沫供給口28として接続されている。この泡沫供給口28の位置は、後述するように泡沫を用いた洗濯を行う際に外槽2に貯留される洗剤水の水面よりも上になるように定められている。
【0029】
また、外槽2の上端から少し下がった位置には、外側に突出して形成された泡検知室29aと、その内部に所定間隔離して配設された2本の棒状の泡検知用電極29bと、から成る泡検知部29が設けられている。
【0030】
而して、外槽2内に洗剤水(洗剤が溶解した水)が貯留された状態で、泡沫発生用ポンプ24及びエアポンプ26が作動すると、泡沫発生用ポンプ24は洗剤水吸入管23を介して外槽2の底部から洗剤水を吸引し、エアポンプ26は圧縮空気送給管27を介して泡沫発生用ポンプ24に圧縮空気を送り込む。泡沫発生用ポンプ24では、洗剤水に圧縮空気を混合してこれを激しく撹拌することによって洗剤水による微小な気泡を多量に発生し、該気泡が連なる泡沫を泡沫供給管25を介して外槽2内へと連続的に送り込む。
【0031】
次に、図2及び図3を参照して、泡沫発生用ポンプ24の構成について詳細に説明する。なお、この泡沫発生用ポンプ24は第2発明に係る泡沫発生装置の一実施例でもある。
【0032】
図2は第1実施例の洗濯機における泡沫発生用ポンプの側面縦断面図、図3(A)は図2中のA−A’矢視線断面図、図3(B)は同じくB−B’矢視線断面図である。
【0033】
この泡沫発生用ポンプ24は、駆動源としてのポンプモータ40を含み、そのモータ軸41に第1及び第2なる2つの形状の異なるインペラ42、43が装着されている。第1インペラ42は第1ポンプケーシング44に内装され、第2インペラ43は第2ポンプケーシング45に内装され、両ポンプケーシング44、45は隔壁46によって区画され、モータ軸41はその隔壁46を貫通している。第1ポンプケーシング44において、第1インペラ42の前方には洗剤水吸入管23が連結される第1吸込口47が設けられ、また側周壁上部には連結ホース51の一端が接続される第1吐出口48が設けられている。一方、第2ポンプケーシング45の側周壁には、上記連結ホース51の他端が接続される第2吸込口49と、泡沫供給管25が連結される第2吐出口50とが設けられている。
【0034】
第1インペラ42は、図3(A)に示すように、外周側から中央に向かって湾曲する円板状の基体421と、その基体421から前方に突出し略中央にモータ軸41の貫通孔を有するボス422と、基体421の前面に渦巻状に複数設けられた翼体423と、を含んで構成される。この第1インペラ42が所定方向に回転すると、第1ポンプケーシング44は、中央前方つまり第1吸込口47から吸い込んだ洗剤水を外周側へと押し出す渦巻ポンプとして機能し、これは上記水循環手段に相当する。
【0035】
一方、第2インペラ43は、図3(B)に示すように、後方端面が閉塞した扁平円筒形状の基体431と、その基体431から前方に突出し略中央にモータ軸41の貫通孔を有するボス432と、基体431の周囲に放射状に複数設けられた翼体433と、を含んで構成される。この第2インペラ43が所定方向に回転すると、第2ポンプケーシング45は、側方の第2吸込口49から吸い込んだ洗剤水を外周に沿って離れた側方の第2吐出口50へと押し出す渦流ポンプとして機能し、これは上記起泡手段に相当する。
【0036】
なお、隔壁46の両面と、その各面に対向する第1インペラ42の背面、及び第2インペラ43の前面との間には、それぞれ凹部と凸部とを遊嵌させたラビリンス結合によるシールを設けている。このシールによって隔壁46のモータ軸41周りの水密性が向上し、各ポンプケーシング44,45内での動作がより効率的に行える。
【0037】
上記構成において、外槽2内に洗剤水が貯留されている状態で、ポンプモータ40が駆動されてモータ軸41が回転すると、これに固着されている第1インペラ42が回転し、該インペラ42前面の翼体423のポンプ作用により、外槽2の底部から排水管17及び洗剤水吸入管23を経た洗剤水が、第1吸込口47を介して第1ポンプケーシング44内に吸い込まれる。そして、その側壁面に設けられている第1吐出口48から強い水圧で吐き出される。
【0038】
こうして圧送された洗剤水は連結ホース51を経て第2ポンプケーシング45内に入るが、第2吸込口49の手前で連結ホース51には圧縮空気送給管27が接続されているため、第2ポンプケーシング45内には洗剤水と圧縮空気の両方が混合しながら勢いよく入り込む。モータ軸41の回転に伴って第2インペラ43が回転すると、洗剤水と圧縮空気とは第2ポンプケーシング45内で翼体433により撹拌される。したがって、洗剤水の泡立ちが促進され、多量の気泡を含んだ状態の洗剤水が第2吐出口50を経て泡沫供給管25へと送り出され、泡沫供給口28から外槽2内へと吐き出される。
【0039】
以上のようにして、この泡沫発生用ポンプ24では、外槽2から吸引した洗剤水を再び外槽2へと環流させる動作と、その途中でエアポンプ26から送られてくる圧縮空気と洗剤水とを撹拌して泡沫を発生させる動作とが達成される。
【0040】
図4は、第1実施例の全自動洗濯機の電気系構成図である。図4において、制御の中心には、CPU、RAM、ROM、タイマなどを含んで構成される制御部70が据えられている。制御部70には、複数の操作キーを備えて成る操作部71から操作信号が入力されるとともに、外槽2の内部に貯留された水の水位を検知するための水位センサ73から水位検知信号が、泡検知用電極29bから洗剤による泡沫の検知信号が入力される。また、制御部70は負荷駆動部74を介してモータ8の回転を制御するとともに、給水バルブ14、排水バルブ18、及びクラッチ12a、泡沫発生用ポンプ24、エアポンプ26の動作を制御する。また、制御部70は操作キーの操作に応じた表示などを表示部72に行わせる。
【0041】
以上の構成を有する第1実施例の全自動洗濯機では、特に泡沫発生用ポンプ24、エアポンプ26を含む泡沫発生手段を利用して、洗い行程時に特徴的な制御を行う。図6は洗い行程時の制御フローチャート、図5は洗い運転時の外槽2内の状態を示す概略縦断面図である。次に、第1実施例の全自動洗濯機の洗い行程時の動作を説明する。
【0042】
洗い行程においては、まず制御部70は給水バルブ14を開放し、外部の水道栓等から導入した水を注水部15を介して洗濯物が収容されている洗濯脱水槽4内に給水し始める(ステップS1)。洗濯脱水槽4内には給水に先立ってユーザにより洗剤が投入されているか、或いは、この給水時に注水部15において洗剤容器内に収容されている洗剤が水に押し流されて投入されるものとする。このとき排水バルブ18は閉鎖されており、外槽2の底部には徐々に水が溜まってくる。制御部70は水位センサ73により外槽2内の水位を認識し、所定水位に到達するまで給水を継続する(ステップS2)。その所定水位は、外槽2底部、排水管17、洗剤水吸入管23、泡沫発生用ポンプ24及び泡沫供給管25という洗剤水の循環経路に充分に水が満ちる程度の水量が確保される水位以上であればよい。
【0043】
外槽2内の水位が上昇して上記所定水位に到達すると、制御部70はエアポンプ26及び泡沫発生用ポンプ24をオンする(ステップS3)。これにより、上述した通り、泡沫発生用ポンプ24の内部において洗剤水による微小な気泡が多量に発生し、泡沫供給口28から外槽2内に泡沫が供給され始める。外槽2の周壁と洗濯脱水槽4の周壁との間隙に入った泡沫は脱水穴4aを通して洗濯脱水槽4の内側に流れ込み、洗剤水の水面上に堆積する。したがって、洗濯脱水槽4の内側では、下側に洗剤水が貯留され、その上に多数の微小な気泡が連なった泡沫から成る泡沫層が形成され、この状態で泡沫層が徐々に厚くなるとともに洗剤水の水位が上昇してゆく。
【0044】
また、エアポンプ26及び泡沫発生用ポンプ24がオンされた時点では、洗濯脱水槽4内に投入された洗剤は水に充分に溶解していないが、外槽2の底部に沈んだ洗剤が水と共に泡沫発生用ポンプ24に吸引されると、該ポンプ24内で水や気泡と激しく撹拌されるため、洗剤が水に溶解するのを助ける。すなわち、泡沫発生用ポンプ24は洗剤水による泡沫を発生させるのみならず、洗剤(主として粉末洗剤)の溶解を促進する効果も併せ持つ。
【0045】
給水が継続されつつ泡沫発生用ポンプ24による泡沫発生が行われると、上記のように洗剤水の水位が上昇しつつ泡沫層も厚くなってくる。外槽2内で泡沫層が上昇し泡検知室29aまで到達すると、泡沫を介して2本の泡検知用電極29b間に電流が流れる。そこで、制御部70は泡検知用電極29b間に電流が流れるか否かを判定することにより、泡沫の有無を判定する(ステップS4)。泡検知室29a内に泡沫があると判定されると、制御部70は給水バルブ14を閉鎖して給水を停止する(ステップS5)。そして、エアポンプ26及び泡沫発生用ポンプ24をオフすることにより、更なる泡沫の発生を停止させる(ステップS6)。それによって、洗剤水の水位と泡沫層の上昇は停止する。
【0046】
なお、このときの洗剤水の水位は、同一の負荷量に対して、泡沫を用いない通常の洗濯時の設定水位よりも遙かに低くなる。ちなみに、例えば負荷量が6kgであるとき、泡沫を用いない通常の洗濯では、洗浄時の貯留水量は約50Lであるのに対し、本実施例のように泡沫を利用した場合、同一負荷量において貯留水量は約30Lで済む。したがって、水量はほぼ半分かそれよりも若干多い程度と、かなりの使用水量の低減になる。
【0047】
始めに適度な量の洗剤が洗濯脱水槽4内に投入されていさえすれば、このときには、図5に示すように、洗濯脱水槽4内にその高さの半分程度の洗剤水が貯留し、その上に同程度の厚さの泡沫層が浮いている状態が形成される。その状態で、制御部70はモータ8を作動させ、所定回転速度でパルセータ6を回転し始める(ステップS7)。パルセータ6の回転に伴うポンプ作用により、図5中に矢印で示すような水流が発生する。また、洗濯脱水槽4内の洗剤水には翼軸7の周りに回転するような渦巻状の水流が発生する。
【0048】
泡沫層は洗剤水の上に乗った状態となっているため、泡沫層も上記渦巻状の水流と同じ方向に回転する。洗濯物は洗剤水の中のみならず泡沫層の中でも浮力を受けるため、洗濯物は洗剤水に浸漬するか或いは泡沫層中に担持された状態で撹拌される。洗剤水に浸漬している洗濯物は従来の洗濯機と同様に、洗濯物同士の摩擦、洗濯物と洗濯脱水槽4の内壁又はパルセータ6との接触による摩擦、或いは、洗濯物の繊維の隙間を通過する洗剤水の機械的な力などによって洗浄される。
【0049】
一方、泡沫は洗濯物に対して水ほどには機械的力を及ぼさないが、洗濯物に密着した又は近接した気泡は、特にそのサイズが大きなものから徐々に破裂してより微細な気泡に分裂してゆく。その際に超音波が発生し、該超音波による微小振動が洗濯物の繊維に与えられる。それによって、洗濯物に付着している汚れが剥離し易くなる。また気泡は主として洗剤中の界面活性剤により形成されるが、その界面活性作用により、気泡それ自体が洗濯物に付着している汚れ、特に油汚れを引き剥がし、その汚れを包んで洗濯物の表面から運び去る。このような複合的な作用によって、泡沫層中で撹拌されている洗濯物も洗浄される。
【0050】
更にまた、泡沫の容積はその泡沫の元となった洗剤水の容積に比べると格段に大きくなる。換言すれば、僅かな量の洗剤水でもって多量の泡沫を発生させることができるから、外槽2内に貯留されている水の量は、上述した通り、同程度の量の洗濯物を洗濯する場合の通常の水の量と比べると格段に少なくなる。そのため、本実施例の洗濯機では、洗剤水の洗剤濃度が濃くなり、それによって高い洗浄性能を得ることができる。また、従来の方法で同程度の量の洗濯物を洗濯する場合に比べて使用する水量が大幅に少なくて済むため、節水も図ることができる。
【0051】
したがって、上記第1実施例の全自動洗濯機では、洗濯に使用する水の量を減らしつつ、高い洗浄性能を達成し、洗濯物をきれいにすることができる。
【0052】
また第1実施例の洗濯機では、エアポンプ26を作動させずに泡沫発生用ポンプ24のみを作動させると、圧縮空気が泡沫発生用ポンプ24へと送給されないため、該ポンプ24は単に洗剤水を洗剤水吸入管23を介し吸引して泡沫供給管25へと吐出する水循環手段として機能する。したがって、上述したように洗剤水による泡沫を用いた洗浄でなく、通常の洗剤水による洗いの際に洗剤水を循環させることによって洗浄性能を高めるようにすることもできる。
【0053】
なお、上記第1実施例において、モータ8の作動によるパルセータ6の回転は給水を停止する以前に開始することもできる。
【0054】
次に、本発明の第2実施例による全自動洗濯機を、図7〜図9を参照して説明する。図7は第2実施例による洗濯機の要部の側面縦断面図、図8は本実施例の洗濯機におけるポンプの側面縦断面図、図9(A)は図8中のC−C’矢視線断面図、図9(B)は同じくD−D’矢視線断面図である。なお、上記第1実施例による洗濯機と同一又は相当する構成要素については、同一の符号を付して、特に必要としない限り説明を省略する。
【0055】
この第2実施例の洗濯機は、洗剤水による泡沫を発生するための泡沫発生手段の構成が上記第1実施例とは相違しており、この泡沫発生手段は第3発明に係る泡沫発生装置の一実施例でもある。
【0056】
すなわち、図7に示すように、排水口16と排水バルブ18との間の排水管17にその一端が接続された洗剤水吸入管23の他端は、泡沫発生用ポンプ30の洗剤水吸込口に接続されている。この泡沫発生用ポンプ30の空気吸込口には、その途中にバルブ33が設けられた空気自吸管31の下端が接続され、その上端は外槽2内の最高水位よりも高い位置で開放端面32となっている。
【0057】
図8及び図9に示すように、第2実施例の洗濯機における泡沫発生用ポンプ30では、唯一のポンプケーシング63の内部に、駆動源としてのポンプモータ60のモータ軸61に取り付けられたインペラ62が回転自在に内装されている。ポンプケーシング63において、インペラ62の前方には空気自吸管31が連結される空気吸込口65が設けられ、また側壁面には洗剤水吸入管23が連結される洗剤水吸込口64と、泡沫供給管25が連結される吐出口66とが設けられている。
【0058】
インペラ62は、モータ軸61の取付孔を有するボス621と、該ボス621の周囲に軸に対し傾斜して設けられた複数の斜流翼体622とを含んで構成される。このインペラ62が所定方向に回転したとき、該ポンプ30は渦巻ポンプと渦流ポンプとの両方の機能を兼ね、側方の洗剤水吸込口64から洗剤水を吸い込むとともに前方の空気吸込口65から空気を吸い込み、洗剤水と空気とを撹拌して泡を発生させつつ吐出口66へと押し出す。したがって、外槽2内に洗剤水が貯留された状態で、泡沫発生用ポンプ30が作動すると、泡沫発生用ポンプ30は洗剤水吸入管23を介して外槽2底部から洗剤水を吸引するとともに、空気自吸管31を介して外気を吸引し、これを撹拌することによって洗剤による細かい気泡を多量に発生し、この気泡が連なった泡沫を泡沫供給管25を介して外槽2内へと送り込む。
【0059】
以上のようにして、この第2実施例による洗濯機においても上記第1実施例の洗濯機と同様に、洗濯脱水槽4内に、洗剤水の上に泡沫層が乗った状態を生じさせ、その状態で洗濯物を洗浄することができる。第2実施例の洗濯機は、泡沫発生用ポンプ30による泡沫の発生効率という点では第1実施例の洗濯機に比べると不利であるが、1つのポンプ室しか持たないためポンプ自体の構成が非常に単純になり、コストが掛からず故障等の発生も少ない。
【0060】
なお、第2実施例の洗濯機では、バルブ33を閉じることによって泡沫発生用ポンプ30への空気の供給は停止されるから、泡沫発生用ポンプ30の動作により洗剤水のみを循環させたい場合にはバルブ33を閉鎖し、泡沫を発生させたい場合にバルブ33を開放すればよい。すなわち、第1実施例の洗濯機におけるエアポンプ26のオン・オフに相当する動作の切換えをバルブ33の開閉によって達成することができる。
【0061】
なお、上記実施例は一例であって、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行えることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による洗濯機の要部の側面縦断面図。
【図2】 第1実施例の洗濯機におけるポンプの側面縦断面図。
【図3】 図2中のA−A’矢視線断面図(A)及びB−B’矢視線断面図(B)。
【図4】 第1実施例の全自動洗濯機の電気系構成図。
【図5】 第1実施例の全自動洗濯機における洗い運転時の外槽内の状態を示す概略図。
【図6】 第1実施例の全自動洗濯機における洗い行程時の制御フローチャート。
【図7】 本発明の第2実施例による洗濯機の要部の側面縦断面図。
【図8】 第2実施例の洗濯機におけるポンプの側面縦断面図。
【図9】 図8中のC−C’矢視線断面図(A)及びD−D’矢視線断面図(B)。
【符号の説明】
2…外槽
4…洗濯脱水槽
4a…脱水孔
4b…通水口
5…主軸
6…パルセータ
16…排水口
17…排水管
18…排水バルブ
23…洗剤水吸入管
24,30…泡沫発生用ポンプ
25…泡沫供給管
26…エアポンプ
27…圧縮空気送給管
28…泡沫供給口
29…泡検知部
29a…泡検知室
29b…泡検知用電極
31…空気自吸管
32…開放端面
33…バルブ
40,60…ポンプモータ
41,61…回転軸
42…第1インペラ
421…基体
422…ボス
423…翼体
43…第2インペラ
431…基体
432…ボス
433…翼体
44…第1ポンプケーシング
45…第2ポンプケーシング
46…隔壁
47…第1吸込口
48…第1吐出口
49…第2吸込口
50…第2吐出口
51…連結ホース
62…インペラ
621…ボス
622…翼体
63…ポンプケーシング
64…洗剤水吸込口
65…空気吸込口
66…吐出口

Claims (1)

  1. 洗剤が溶解した洗剤水と洗濯物とを内部に収容可能な槽と、
    該槽又はその内底部に設けられた撹拌翼の少なくとも一方を回転駆動する回転駆動手段と、該槽内の下部に洗剤水が貯留され、その上部に該洗剤水による泡沫層が乗った状態を形成するように該泡沫を発生させる泡沫発生手段とを備え、
    前記泡沫発生手段は、第1インペラを内装する第1ポンプ室と第2インペラを内装する第2ポンプ室を有し、前記槽から洗剤水を吸引して該槽へ戻す遠心ポンプと、
    前記遠心ポンプの第1ポンプ室の吐出口と第2ポンプ室の吸込口とを連通し、且つその途中に管を介して供給される空気が混入される連通手段とを備え、
    前記第1ポンプ室では、第1インペラの回転により吸込口から洗剤水が吸入されて吐出口へと圧送され、
    前記第2ポンプ室では、前記第1ポンプ室から送られて来た洗剤水と前記管を介して供給される空気とが第2インペラの回転により撹拌して、洗剤水による気泡が発生し、
    前記泡沫発生手段により泡沫層を形成した状態で、前記回転駆動手段により槽又は撹拌翼の少なくともいずれか一方を回転させて、該槽内の洗濯物を洗うようにしたことを特徴とする洗濯機。
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