JP2010012086A - 洗濯機 - Google Patents

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Yoshio Ikeda
義雄 池田
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Abstract

【課題】吸水ポンプの作動時に、吸水ポンプ側の水が、呼び水吸込口から給水弁側へ送り出されることを極力防止する。
【解決手段】吸水ポンプ18の作動時には、機外の風呂の水が、吸水ホースを介して吸水口40から吸水ポンプ18内に吸い込まれ、その水がポンプ室37から吐出室44に吐出され、吐出口45から槽側へ吐出される。このとき、呼び水吸込口46も吐出室44に連通しているが、呼び水吸込口46を吐出口45の上端45aより高い位置に配置しているので、ポンプ室37から吐出室44に吐出された水は、呼び水吸込口46からは吐出され難くなる。これにより、吸水ポンプ18側の水が呼び水吸込口46から給水弁側へ送り出されることを極力防止できるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、機内に吸水ポンプを備えた洗濯機に関する。
近年、洗濯機においては、機内に吸水ポンプを備えたものが供されている。この吸水ポンプは、機外の水源例えば風呂の残り湯等の水を機内の洗濯槽内に供給するためのもので、例えば特許文献1に示す如く構成されている。
この吸水ポンプは、風呂の水を吸い込むための吸水ホースが接続される吸水口と、ポンプ羽根の回転に基づき前記吸水口から吸い込んだ水を吐出室へ吐出するポンプ室と、前記吐出室の上部に当該吐出室と連通して設けられ、前記ポンプ室から前記吐出室内へ吐出された水を洗濯槽側へ吐出するための吐出口と、前記吐出室の上部に当該吐出室と連通して設けられ、水道水供給用の給水弁からの水を前記吐出室を介して前記ポンプ室に呼び水として呼び込むための呼び水吸込口とを備えている。この場合、前記吸水口は、前記吐出口及び呼び水吸込口よりも高い位置に配置され、吐出口と呼び水吸込口は、ほぼ同じ高さ位置に配置されている。
なお、特許文献2及び特許文献3にも、上記と同様な用途の吸水ポンプを備えた洗濯機が開示されている。この吸水ポンプの場合、呼び水吸込口(呼び水口)は、吐出口よりも低い位置に配置されている。
特開2004−160243号公報(図1) 特許第3243243号公報(図5) 特許第3561242号公報(図5)
上記した従来のものにおいて、吸水ポンプが作動すると、ポンプ羽根の回転に基づき、機外の水源である風呂の残り湯が吸水ホースを介して吸水口から吸水ポンプ内に吸引される。吸水ポンプ内に吸引された水は、ポンプ室から吐出室に吐出され、その吐出室に連通した吐出口から洗濯槽側へ吐出される。したがって、吸水ポンプによって吸引された風呂の残り湯が洗濯槽へ供給される。このとき、呼び水吸込口も前記吐出室に連通しているため、ポンプ室から吐出室に吐出された風呂の残り湯の一部が、水道水用の給水弁側へ送り出されるという問題がある。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、吸水ポンプの作動時に、吸水ポンプ側の水が、呼び水吸込口から給水弁側へ送り出されることを極力防止することができる洗濯機を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明の洗濯機は、機内に、機外の水を槽内へ供給する吸水ポンプを備えたものにおいて、前記吸水ポンプは、機外の水源の水を吸い込むための吸水ホースが接続される吸水口と、ポンプ羽根の回転に基づき前記吸水口から吸い込んだ水を吐出室へ吐出するポンプ室と、前記吐出室の上部に当該吐出室と連通して設けられ、前記ポンプ室から前記吐出室内へ吐出された水を前記槽側へ吐出するための吐出口と、前記吐出室の上部に当該吐出室と連通して設けられ、水道水供給用の給水弁からの水を前記吐出室を介して前記ポンプ室に呼び水として呼び込むための呼び水吸込口とを備え、前記呼び水吸込口を、前記吐出口の上端より高い位置に配置したことを特徴とする。
上記構成において、吸水ポンプの作動時には、機外の水が吸水口から吸水ポンプ内に吸い込まれ、その水がポンプ室から吐出室に吐出され、吐出口から槽側へ吐出される。このとき、呼び水吸込口を吐出口の上端より高い位置に配置しているので、ポンプ室から吐出室に吐出された水は、呼び水吸込口からは吐出され難くなる。これにより、吸水ポンプ側の水が呼び水吸込口から給水弁側へ送り出されることを極力防止できるようになる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
まず図3には、洗濯機、中でもいわゆる全自動タイプの洗濯機の全体構成が示されている。この図3において、外箱1内には、外槽2が収容されている。外槽2は、上面が開口した有底円筒状をなし、弾性吊持機構3(図3に一部のみ示されている)により外箱1に支持されている。外槽2内には、内槽4が配設されている。この内槽4も上面が開口した有底円筒状をなしている。この内槽4は洗濯槽であり、且つ脱水槽でもあるもので、例えば最上部に脱水孔5を周囲一列状に有している。内槽4の内周部には、多孔状(詳しく図示せず)の内バスケット6が設けられていて、内槽4の内周部と内バスケット6の外周部との間には隙間が形成されている。内槽4の内部の最下部には、撹拌体7が配設されている。内槽4の最上部の内周には、液体封入構造の回転バランサ8が取り付けられている。
外槽2の外下部の中央部には、モータ10が配設されている。このモータ10は、例えばアウターロータ形であり、そのロータ10aに洗濯軸11が取り付けられている。洗濯軸11は中空の脱水軸12の内部に挿通されており、この脱水軸12に対するロータ10aの回転動力の伝達、解離を行うクラッチ(図示せず)が、モータ10の内部に配設されている。洗濯軸11には前記撹拌体7が連結され、脱水軸12には前記内槽4が連結されている。この場合、洗い時及びすすぎ時には、モータ10により洗濯軸11を介して撹拌体7のみを低速度で正逆回転させ、脱水時には、モータ10により脱水軸12及び洗濯軸11を介して内槽4及び撹拌体7を一方向に高速度で回転させるようにしている。外槽2の外下方部には、排水弁13及び排水ホース14が設けられている。
外箱1の最上部には、トップカバー15が装着されている。このトップカバー15は、図4に示す洗濯物出入口16を有している。洗濯物出入口16は、この場合2つ折りタイプの蓋17(図3参照)により開閉されるようになっている。洗濯機の機内である、このトップカバー15内の前部には、図示はしないが操作パネルやマイクロコンピュータ等の制御装置が設けられている。また、トップカバー15内の後部(洗濯機内の後部)には、図4に示すように、吸水ポンプ18、給水ケース19、及び水道水用の給水弁20が配設されている。この場合、前方から見て、左右方向の中央部に給水ケース19が配置され、給水ケース19の左側に吸水ポンプ18が配置され、給水ケース19の右側に給水弁20が配置されている。
次に、吸水ポンプ18の構成について説明する。図1及び図2に示すように、吸水ポンプ18の外殻を成すポンプケース21は、上側のモータ側ケース22と下側の反モータ側ケース23とをパッキン24を介して合わせ、それらを複数のねじ25(図2参照)によって水密に締め付けて構成されている。モータ側ケース22及び反モータ側ケース23は、それぞれ例えばプラスチックの型成形により形成したものである。
上記両ケース22,23のうち、上部のモータ側ケース22の左側部には、モータ室26が内部の隔壁27により隔離して形成されている。このモータ室26は、縦向きの筒状で、上端部が開放している。モータ室26には、その上端の開放部からモータ28が収納されており、もって、モータ28をポンプケース21の上部に配設している。モータ28は、回転軸29が下向きとなる縦軸状態で収納している。モータ28は上端部の左側部に接続端子30を有しており、この接続端子30が、モータ室26の上端部の左側部に形成された導出口31から外側へ突出している。
モータ室26の底部には、中空のモータ支え部32が形成されており、このモータ支え部32によってモータ28の軸受ハウジング部33が支持されている。このモータ支え部32には、周囲に複数の孔34が形成されている。モータ支え部32の内部の中心部に、モータ28の回転軸29を位置させている。この回転軸29にポンプ羽根35が取り付けられており、もって、ポンプ羽根35をモータ28の下方に位置させている。
ポンプ羽根35とモータ支え部32内、ひいてはモータ室26との間は、シール36によって水密に封鎖されている。モータ側ケース22の下部には、ポンプ羽根35が位置する部分の周囲に位置させて、ポンプ室37を形成するポンプケーシング38が形成されている。なお、ポンプケーシング38には、図示はしないが出口部が形成されている。モータ室26の下部の左側部には、モータ側ケース22外(ポンプケース21外)に通じる水抜口39が形成されている。
モータ側ケース22の右側の上壁部には、前後方向のほぼ中央部に位置させて、吸水口40が形成されている。この吸水口40は上下方向に向く筒部によって形成されていて、吸水口40の上端部が、モータ側ケース22の上面(ポンプケース21の上面)より上方へ突出している。この吸水口40内の底部には、ストレーナ41が配置されている。吸水口40の下方、すなわちモータ側ケース22内には、管部42により吸込路43が形成されている。吸水口40と吸込路43とは連通している。
モータ側ケース22内の前記モータ室26と吸込路43とを除く残りスペース部分は、吐出室44として機能させるようになっている。この吐出室44は、モータ室26に沿って上下方向に延びている。吸込路43は、吐出室44の内部に位置している。モータ側ケース22の右側壁の上部における前部寄りの部位には、吐出室44の上部に連通させて吐出口45が形成されている。この吐出口45は、右方向に突出する筒部によって形成されていて、右横を向いている。
モータ側ケース22の右側の上壁部における後部寄りの部位には、前記吸水口40の後方に位置させて、吐出室44の上部に連通する呼び水吸込口46が形成されている。この呼び水吸込口46は、図5に示すように、モータ側ケース22の上面(ポンプケース21の上面)から上方へ突出し、かつ先端開口部46aが後方を向くL字形の筒部によって形成されている。したがって、呼び水吸込口46は、ポンプケース21の上面(吐出室44の上面でもある)から上方へ突出し、かつ先端開口部46aが後ろ向きの横向きとなるように形成されている。呼び水吸込口46は、吐出口45よりも細い筒部によって形成されている。ここで、呼び水吸込口46は、前記吐出口45の上端45aより高い位置に配置され、また、呼び水吸込口46の上端46bは、前記吸水口40の上端40aより少し高い位置となっている。
一方、吸水ポンプ18における反モータ側ケース23の内部には仕切板50が設けられており、この仕切板50によって、反モータ側ケース23内の下部に吸込室51を形成している。仕切板50には、接続口52と通水口53とが形成されていて、このうちの右側の接続口52を、前記吸込路43の下端の開口部にパッキン54を介して水密に結合している。左側の通水口53は、前記ポンプ羽根35に下方から臨ませている。吸込路43の下方には、L字形をなす連通管55が設けられている。この連通管55は、上部開口部55aが吸込路43と連通し、下部開口部55bが吸込室51に連通している。
前記仕切板50には、連通管55の下部開口部55bを開閉する逆止弁56が設けられている。この逆止弁56は、常時は吸込室51内に溜まる水により押され、実線で示すように下部開口部55bを閉塞して、連通管55(吸込路43)と吸込室51との間を遮断し、吸込室51が負圧となったときに、二点鎖線で示すように下部開口部55bを開放し、連通管55(吸込路43)と吸込室51との間を連通させるようになっている。
上記のように構成された吸水ポンプ18は、図5に示すように、トップカバー15内の底板部60上にゴム製の弾性体61を介して載置され、複数の弾性係合爪62をポンプケース21の段部21aに係合させることによって固定している。
そして、吸水ポンプ18の吐出口45は、図4に示すように、前記給水ケース19の上部に形成した水受口63に接続パイプ64により接続している。給水ケース19は、水受口63より前方に延出形成した給水口65を、前記内槽4内に上方から臨ませている。呼び水吸込口46には、呼び水ホース67の一端部を接続している。呼び水ホース67の他端部は、図6に示すように、給水ケース19の上部壁に形成した筒状の呼び水供給口68の上端部に接続している。呼び水供給口68の下部は給水ケース19内に突出し、その先端部が、右向きに曲げられている。
前記給水ケース19の右側壁には、給水ケース19内と連通する筒状の接続口70が形成されていて、この接続口70に、前記給水弁20の出口部71がOリング72を介して水密に接続されている。ここで、呼び水供給口68の右先端部と給水ケース19の右側壁の内面との間には隙間が形成されていて、呼び水供給口68の右先端部と接続口70の左端部とは離間している。また、呼び水供給口68は、図6及び図7に示すように、これの右先端部が給水弁20の出口部71と向かい合うとともに、その出口部71よりも細い管路で構成されている。この場合、水道水が給水弁20の出口部71から呼び水供給口68側へ吐出されると(図6の矢印A1参照)、その水は、給水ケース19側(矢印A2参照)と呼び水供給口68側(矢印A3参照)とに分けられるようになっている。
次に、上記構成の作用を説明する。
まず、図5に示すように、吸水ポンプ18の吸水口40に、吸水ホース73の一端部を接続する。このとき、ロック用爪74により、吸水ホース73の一端部を吸水口40に対して抜け止め状態にする。吸水ホース73の他端部は、機外の水源、例えば風呂の浴槽内の水中に挿入する。この状態で、ポンプ給水行程を開始させる。すると、最初に、給水弁20が開放されることにより、水道水が給水弁20の出口部71から呼び水供給口68側へ吐出される(図6の矢印A1参照)。出口部71から吐出された水は、給水ケース19側(矢印A2参照)と呼び水供給口68側(矢印A3参照)とに分けられ、給水ケース19側に分けられた水は、給水ケース19の給水口65から内槽4内に供給される。呼び水供給口68側へ分けられた水は、呼び水ホース67を通して吸水ポンプ18の呼び水吸込口46から吐出室44内に呼び水として供給される。吐出室44内に供給された呼び水は、ポンプケーシング38の出口部(図示せず)を通ってポンプ室37内に至り、このポンプ室37内と吸込室51内を満たすとともに、吐出室44内を満たす。
次いで、吸水ポンプ18のモータ28が起動されることにより、ポンプ羽根35が回転駆動される。このポンプ羽根35の回転に基づき、ポンプ室37内及び吸込室51内の水がポンプケーシング38の出口部から吐出室44内に吐出されることによって、吸込室51内が負圧となる。これに伴い、逆止弁56が図1に二点鎖線で示すように、連通管55の下部開口部55bを開放する状態となり、前記風呂の浴槽内の水が吸水ホース73及び吸水口40を通して吸込路43内、連通管55内及び吸込室51内に流入する。そして、この流入した水が、ポンプ室37内のポンプ羽根35によりポンプケーシング38の出口部から吐出室44内に吐出され、吐出口45から接続パイプ64、給水ケース19を順に通して、給水口65から内槽4内に供給される。なお、給水弁20は、ポンプ給水行程を開始してから所定時間後に閉鎖され、呼び水の供給は停止される。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
まず、吸水ポンプ18の作動時には、機外の水が吸水口40から吸水ポンプ18内に吸い込まれ、その水がポンプ室37から吐出室44に吐出され、吐出口45から給水ケース19を通して内槽4側へ吐出される。このとき、呼び水吸込口46を吐出口45の上端45aより高い位置に配置しているので、ポンプ室37から吐出室44に吐出された水は、呼び水吸込口46からは吐出され難くなる。これにより、吸水ポンプ18側の水が呼び水吸込口46から給水弁20側へ送り出されることを極力防止できるようになる。
呼び水吸込口46の向きを、給水弁20の出口部71側における呼び水供給口68に向かい合わない向きに設定している。具体的には、呼び水吸込口46の先端開口部46aは後方に向けられ、一方、呼び水供給口68は左方向に向けられていて、これら呼び水吸込口46と呼び水供給口68との間が、呼び水ホース67により接続されている。したがって、呼び水吸込口46は後方に向けられ、そこからUターンするように呼び水ホース67が曲げられて呼び水供給口68に接続されている。このような構成とすることで、吸水ポンプ18の作動時に、万一、吸水ポンプ18内の水が呼び水吸込口46から呼び水供給口68方向へ向かって流れるような逆流が発生した場合でも、呼び水吸込口46と呼び水供給口68とを向かい合わせ、それら呼び水吸込口46と呼び水供給口68との間を呼び水ホース67により直線状に接続する構成とした場合に比べて、呼び水吸込口46から呼び水供給口68方向へ向かう水の勢いを効果的に抑えることができ、水が呼び水供給口68まで到達することを極力防止できるようになる。
呼び水供給口68は、給水弁20の出口部71と向かい合うとともに、前記出口部71よりも細い管路で構成している。このような構成によれば、水道水の水圧が比較的低圧の場合でも、給水弁20の出口部71から呼び水供給口68側へ吐出される水を、給水ケース19側(矢印A2参照)と呼び水供給口68側(矢印A3参照)とに確実に分けることができ、呼び水を呼び水吸込口46へ安定して供給することができるようになる。
ちなみに、給水弁の出口部から吐出された水が壁に当たり、その壁に当たった水の一部が呼び水として供給される構成の場合、吸水ポンプ側に供給される呼び水の水量が不安定で、特に、水道水の圧力が比較的低圧の場合には、呼び水吸込口へ安定して呼び水を供給することができないという不具合があった。
吸水ポンプ18において、ポンプ羽根35を回転駆動するモータ28を、ポンプケース21の上部に配設しているので、シール36やパッキン24の劣化等によってポンプケース21から水が漏れ出た場合でも、その漏れ出た水がモータ28に掛かることを防止でき、モータ28の絶縁性が低下することを防止できる。また、吐出室44の内部に吸込路43を有する構成としているので、吸込路43を吐出室44の外部に設ける構成のものよりコンパクトにすることができる。
さらに、呼び水吸込口46は、吐出室44の上面(ポンプケース21の上面)より上方へ突出し、かつその先端開口部46aが横向き(後ろ向き)となるように形成したので、呼び水吸込口46を吐出口45より高い位置に配置する構成としながらも、トップカバー15内の空間にコンパクトに、効率的に収納することができる。この場合、特に、呼び水吸込口46は、ポンプケース21の上面において吸水口40の近傍に配置し、しかもその吸水口40より少し高い程度に形成しているので、トップカバー15内の空間にコンパクトに、効率的に収納することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。洗濯機全体としては、上述の縦軸形の脱水兼用洗濯機に限られず、ドラム式洗濯機、二槽式洗濯機等であっても良い。
本発明の一実施形態を示す吸水ポンプの縦断正面図 吸水ポンプの平面図 洗濯機全体の破断側面図 洗濯機において吸水ポンプを配設した部分の破断平面図 図4のX1−X1線に沿う断面図 図4のX2−X2線に沿う断面図 図6のX3−X3線に沿う断面図
符号の説明
図面中、2は外槽、4は内槽(槽)、18は吸水ポンプ、19は給水ケース、20は給水弁、21はポンプケース、28はモータ、35はポンプ羽根、37はポンプ室、40は吸水口、43は吸込路、44は吐出室、45は吐出口、45aは上端、46は呼び水吸込口、46aは先端開口部、67は呼び水ホース、68は呼び水供給口、71は出口部、73は吸水ホースを示す。

Claims (4)

  1. 機内に、機外の水を槽内へ供給する吸水ポンプを備えたものにおいて、
    前記吸水ポンプは、
    機外の水源の水を吸い込むための吸水ホースが接続される吸水口と、
    ポンプ羽根の回転に基づき前記吸水口から吸い込んだ水を吐出室へ吐出するポンプ室と、
    前記吐出室の上部に当該吐出室と連通して設けられ、前記ポンプ室から前記吐出室内へ吐出された水を前記槽側へ吐出するための吐出口と、
    前記吐出室の上部に当該吐出室と連通して設けられ、水道水供給用の給水弁からの水を前記吐出室を介して前記ポンプ室に呼び水として呼び込むための呼び水吸込口とを備え、
    前記呼び水吸込口を、前記吐出口の上端より高い位置に配置したことを特徴とする洗濯機。
  2. 前記呼び水吸込口に接続され、前記給水弁からの水を前記呼び水吸込口に供給する呼び水供給口を備え、
    前記呼び水吸込口の向きを、前記呼び水供給口に向かい合わない向きに設定したことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記呼び水吸込口に接続され、前記給水弁からの水を前記呼び水吸込口に供給する呼び水供給口を備え、
    前記給水弁の出口部から吐出された水が、前記槽側へ導かれる水と、前記呼び水供給口から前記呼び水吸込口側へ導かれる呼び水とに分けられる構成となっていて、
    前記呼び水供給口は、前記給水弁の出口部と向かい合うとともに、前記出口部よりも細い管路で構成されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  4. 前記吸水ポンプは、前記ポンプ羽根を回転駆動するモータを、ポンプケースの上部に配設し、前記ポンプケースは、前記ポンプ羽根が前記ポンプ室から吐出した水を受容する前記吐出室の内部に、前記吸水口から吸い込んだ水を前記ポンプ室へ導く吸込路を有し、前記呼び水吸込口は、前記吐出室の上面より上方へ突出し、かつその先端開口部が横向きとなるように形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗濯機。
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