JP2000140477A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

Info

Publication number
JP2000140477A
JP2000140477A JP10317571A JP31757198A JP2000140477A JP 2000140477 A JP2000140477 A JP 2000140477A JP 10317571 A JP10317571 A JP 10317571A JP 31757198 A JP31757198 A JP 31757198A JP 2000140477 A JP2000140477 A JP 2000140477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
washing water
tub
casing
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10317571A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Obayashi
史朗 大林
Gichu Ota
義注 太田
Toshifumi Koike
敏文 小池
Yosuke Nagano
洋介 永野
Tamotsu Shikamori
保 鹿森
Hiroshi Osugi
寛 大杉
Isao Hiyama
功 桧山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10317571A priority Critical patent/JP2000140477A/ja
Publication of JP2000140477A publication Critical patent/JP2000140477A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】洗濯機における洗濯水循環流量を多くしてリン
ト捕集能力の向上と洗剤の溶解促進を図る。 【解決手段】洗濯槽5内面に吸い込み流路ケーシング6
および吐き出し流路ケーシング7を設け、洗濯槽底部に
ポンプケーシング8を設けて洗濯槽内底部の空間8fを
洗濯水循環流路に利用することにより、洗濯水流動抵抗
を低減して洗濯水循環水量を増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機に係り、洗
剤の溶解促進およびリント捕集率の向上を目的としてパ
ルセータの裏羽根を利用した洗濯水循環ポンプによって
洗濯水を循環させる洗濯水循環流路に関する。
【0002】
【従来の技術】全自動洗濯機には、洗剤の溶解促進や衣
類から出たリントを捕集するために、洗濯水の循環流路
を形成して該循環流路にリントフィルターを設けてい
る。
【0003】洗濯兼脱水槽(以下、洗濯槽という)に洗
濯水を溜めて洗濯を行う節水型の一槽式洗濯機において
は、洗濯槽内で洗濯水を循環する必要がある。そのため
に、例えば特開平6−319895号公報に記載された
一槽式洗濯機は、洗濯槽の側面の一部から底部にかけて
パルセータの下側に至る導水路を形成して該パルセータ
の下側に洗濯水を導き、このパルセータの裏側に構成し
た洗濯水循環ポンプの羽根によって該パルセータの外周
の隙間から洗濯槽内に吐き出すようにしている。導水路
は、洗濯槽と通水孔を有するフィルターカバーおよび着
脱可能なフィルターケーシングによって形成し、着脱可
能なリントフィルターを内装し、この導水路を循環する
洗濯水からリントを捕集するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな一槽式洗濯機は、 (1)循環する洗濯水を溜めるスペースが狭く、吸い込
み流路断面積および吸い込み孔面積が少ない。 (2)洗濯水循環ポンプで加圧した洗濯水は、パルセー
タの外周部と洗濯槽底壁の間の狭い隙間から洗濯槽内に
吐き出すようにしている。ことから、洗濯水循環流路面
積が十分でないために、洗濯水循環流量を多くすること
ができず、リント捕集量が少なかった。
【0005】また、洗濯水循環流量が少ないことから、
洗剤の溶解能力も小さく、洗浄力を上げて洗濯時間を短
縮することが困難であった。
【0006】また、リントフィルターは、導水路内に隠
れるように設置されていることから、掃除に手間がかか
り、リントの溜まり具合も目視困難であり、一杯になっ
たリントがリントフィルターから溢れ出て洗濯物に再付
着する場合もあった。
【0007】リント取り除き忘れの防止手段として、運
転回数もしくは洗い工程実行時間に基づいて、リントフ
ィルターの掃除時期を報知するものもあるが、ユーザー
によっては、報知されても掃除せずにスタートさせる場
合がある。例えば、洗濯物を洗濯槽に入れた後に電源を
入れるユーザーの場合には、電源を入れてから報知され
ても、リントフィルターは洗濯槽の下部に設置されてい
るために、既に投入した洗濯物を一度取り出してからリ
ントを取除かなければならないので面倒であった。
【0008】また、パルセータの周囲には、導水路以外
の部分に無駄なスペースがあり、この部分に無駄水が溜
まるという問題もあった。
【0009】従って、本発明の1つの目的は、洗濯機に
おいて、洗濯水中のリントを効率良く捕集できるように
することにある。
【0010】本発明の他の目的は、洗剤溶解能力を高め
て洗濯時間の短縮をはかることにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、リントフィルタ
ーで捕集したリントが洗濯水中に溢れ出して洗濯物に付
着するのを防止することにある。
【0012】本発明の更に他の目的は、洗濯槽内に無駄
水が溜るのを防止することにある。
【0013】本発明の更に他の目的は、洗濯水循環流路
を形成するケーシングの組立工程を簡易化することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗濯水を溜め
て洗濯を行う洗濯槽と、この洗濯槽に給水する給水手段
と、前記洗濯槽内の水を排水する排水手段と、前記洗濯
槽内の底部中央に設けられ、かつ裏側に洗濯水循環ポン
プを構成する羽根を有するパルセータを備えた洗濯機に
おいて、前記洗濯槽内面に該洗濯槽内の洗濯水を洗濯水
循環ポンプに吸い込む吸い込み流路と該洗濯水循環ポン
プから吐出する洗濯水を洗濯槽内の高い位置に吐き出す
吐き出し流路を設け、十分に広い断面積の洗濯水循環流
路を形成することにより、洗濯水循環流量の増加を図っ
てリント捕集量の増加と洗剤溶解能力の向上を実現する
ものである。
【0015】また、本発明は、洗濯水を溜めて洗濯を行
う洗濯槽と、この洗濯槽に給水する給水手段と、前記洗
濯槽内の水を排水する排水手段と、前記洗濯槽内の底部
中央に設けられ、かつ裏側に洗濯水循環ポンプを構成す
る羽根を有するパルセータを備え、前記洗濯槽内に前記
洗濯水循環ポンプの吸い込み流路および吐き出し流路を
備えた洗濯機において、前記洗濯水循環ポンプの羽根周
囲から前記洗濯槽底部にかけて、前記洗濯槽の下部に嵌
合する円筒と、中央に前記ポンプ用羽根を収容可能な円
筒状の窪み部を有する蓋を備えたケーシングを設け、こ
のケーシングと前記洗濯槽底部との間に空間を形成し、
前記吸い込み流路は前記洗濯槽側面から前記空間に至る
ように形成し、前記吸い込み流路は、その表面に複数個
の吸い込み孔を備え、前記吐き出し流路は前記ケーシン
グの窪み側面から前記洗濯槽内面に沿って立ち上がるよ
うに形成し、前記吐き出し流路の入口はケーシング窪み
側面の一部を開口して設け、吐出口は吐き出し流路の上
端部に設け、十分に広い断面積の洗濯水循環流路を形成
することにより、洗濯水循環流量の増加を図ってリント
捕集量の増加と洗剤溶解能力の向上を実現するものであ
る。
【0016】更に具体的には、前記吐出口に該吐出口か
ら吐き出した洗濯水を通過させる着脱可能なリントフィ
ルターを設ける。
【0017】また、前記ケーシングの上部に複数個の吸
い込み孔を設ける。
【0018】また、前記ケーシングに吸い込み流路およ
び吐き出し流路を複数箇所設ける。
【0019】また、前記吸い込み流路と前記吐き出し流
路とを一つのケーシングに収め、吸い込み流路と吐き出
し流路とを隔壁で仕切るようにする。
【0020】また、前記吐き出し流路の少なくとも一つ
は吐出口を低位置に設け、この吐出口に着脱可能なリン
トフィルターを設ける。
【0021】また、前記パルセータの中央付近に該パル
セータを貫通する吸に込み孔を設ける。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0023】図1は、本発明による一槽式全自動洗濯機
の外観図であり、図2は、図1におけるA−A線に沿っ
た縦断面図である。図3は、吸い込み流路ケーシングで
あり、(a)は正面図、(b)はそのC−C線に沿った
縦断面図である。図4は、吐き出し流路ケーシングであ
り、(a)は正面図、(b)はそのD−D線に沿った縦
断面図である。5は、ポンプケーシングであり、(a)
は斜視図、(b)はそのB−B線に沿った縦断面図であ
る。
【0024】この一槽式全自動洗濯機は、鋼鈑製の外枠
1内に吊り棒2およびコイルバネや弾性ゴムからなる防
振装置3によって合成樹脂製の外槽4を吊架している。
この外槽4の吊架は、4組の吊り棒2および防振装置3
によって外枠1の上部の4隅から吊り下げ支持すること
によって実現する。
【0025】外槽4内には、ステンレス製の洗濯兼脱水
槽(洗濯槽)5を回転自在に設ける。この洗濯槽5は、
上部の直径を下部の直径よりも大きく、洗濯槽側面が末
広がりのテーパ状になって開口するようにしている。洗
濯槽5には、上部領域のみに脱水孔5aを設け、この洗
濯槽5内に洗濯水を溜めるようにしている。
【0026】洗濯槽5の側面には、図3に示すような、
表面の複数個の吸い込み孔6aと下端の吸い込み流路出
口6bと上端の水抜き孔6cを備えた吸い込み流路ケー
シング6を取り付けて洗濯槽5の側面に沿って立ち上が
る吸い込み流路6dを形成し、図4に示すような、リン
トフィルター7aを着脱自在に取り付け可能な上端の吐
出口7bと下端の吐き出し流路入口7cを備えた吐き出
し流路ケーシング7を取り付けて洗濯槽5の側面に沿っ
て立ち上がる吐き出し流路7dを形成する。
【0027】洗濯槽5の中央底部には、ポンプケーシン
グ8を設置し、その裏側に遠心羽根9bを備え且つ吸い
込み孔9aを貫通させたパルセータ9をこのポンプケー
シング8の窪み内で回転するように組み合わせることに
よって洗濯水循環ポンプを構成する。
【0028】ポンプケーシング8は、図5に示すよう
に、遠心羽根9bの周囲から洗濯槽5の底部に至るよう
に該洗濯槽5の下部側面に嵌合する円筒部8aと、中央
部に遠心羽根9bを収容可能に上方に開口した円筒状の
窪み部8cを有する蓋部8bによって構成し、このポン
プケーシング8を洗濯槽5の下部側面に嵌合することに
よって該洗濯槽5の底部との間に空間8fを形成する。
このポンプケーシング8の窪み部8cは、パルセータ9
の外径より僅かに大きい径とすることにより、パルセー
タ9と組み合わせたときにこのポンプケーシング8とパ
ルセータ9の外周との隙間からは洗濯水が殆ど漏れない
ようにする。窪み部8cの中央には、駆動装置のシャフ
トと洗濯水を通す穴8dを形成する。
【0029】ポンプケーシング8の上部に位置する蓋部
8bには、洗濯槽5内の底部の洗濯水を空間8fへ吸い
込むための複数の吸い込み孔8eを設ける。
【0030】ポンプケーシング8と洗濯槽5によって形
成される洗濯槽5の底部の空間8fには洗濯水が満たさ
れる。この空間8fは、洗濯水循環ポンプ周りの吸い込
み流路として機能し、その広さは、循環水量に影響す
る。ポンプケーシング8の窪み部8cは、遠心羽根9b
の高さより僅かに深くしている。空間8fの広さを確保
するためにポンプケーシング8の背丈を高くし、窪み部
8cの深さおよび遠心羽根9bを高くすることにより、
循環水量を増加させることができる。
【0031】ポンプケーシング8には接続部8gを形成
し、吸い込み流路6dが空間8fに繋がるように吸い込
み流路ケーシング6を接続する。この吸い込み流路ケー
シング6は、洗濯槽5の内面の傾斜に沿って該洗濯槽5
の上部まで伸び、洗濯槽5内のあらゆる高さの洗濯水を
吸い込み孔6aから吸い込んで前記空間8fに導く。
【0032】このように、空間8fは、洗濯水吸込系に
大きな面積の流路を提供し、洗濯水循環流路の流動抵抗
を低減するように機能する。
【0033】ポンプケーシング8の窪み部8cを形成す
る側壁8hの一部には、パルセータ9の裏側の遠心羽根
9bによって加圧した洗濯水を吐き出す開口部8iを形
成し、吐き出し流路ケーシング7の吐き出し流路入口7
cを接続する。この吐き出し流路ケーシング7の入口7
cおよび開口部8iは、遠心羽根9bから押し出される
洗濯水をなるべく多く集めるように大きくすると良い。
これらを大きくすることにより、吐き出し抵抗が減少し
て吐き出し流量が増加し、洗濯水循環流量が増加して洗
剤の溶解促進およびリント捕集率を向上させることがで
きる。
【0034】吐き出し流路ケーシング7は、開口部8i
から洗濯槽5の傾斜した内面に沿って立ち上がって上部
に伸びるように設置し、先端に開口した吐出口7bから
洗濯槽5内に洗濯水を吐き出す。この吐出口7bには、
リントフィルター7aを着脱可能に取り付ける。吐き出
し流路ケーシング7は、筒状に形成し、吐出口7b以外
から洗濯水が漏れ出ないようにする。洗濯槽5の内面の
傾斜に沿った吐き出し流路ケーシング7は、洗濯槽5の
傾斜を利用して遠心力により該洗濯槽5の上部の脱水孔
5aから洗濯水を排水して脱水を行う一槽式全自動洗濯
機の脱水において、洗濯水循環流路内の洗濯水を排水す
るように機能する。因に、洗濯水循環流路に垂直部があ
ると、脱水時にこの流路内の洗濯水が排水されずに洗濯
槽5に残ってしまうことがある。
【0035】吸い込み流路ケーシング6の最上部に設け
た孔6cも流路内に洗濯水が残らないように機能する。
【0036】脱水中に洗濯水循環流路に洗濯水が残留し
ているとアンバランスとなり、脱水起動率が低下する恐
れがある。洗濯水循環流路の傾斜については、洗濯槽5
の内面の傾斜以上に倒しても構わないが、洗濯槽5の容
積の関係上、洗濯槽5の内面に沿っている方が好まし
い。
【0037】洗いおよびすすぎ工程時には、洗濯槽5を
静止させ、パルセータ9を時計方向(正)および反時計
方向(逆)に短周期で繰り返し回転させる。また、脱水
工程時には、洗濯槽5をパルセータ9と共に一方向に高
速回転させる。この脱水時には、洗濯水は遠心力により
洗濯槽5の内面を上昇して脱水孔5aより外槽4へ流出
し、この外槽4の底部に設けた排水孔4aより排水され
る。洗濯槽5およびパルセーター9の回転駆動は、駆動
装置により行う。
【0038】駆動装置は、電動機10と、この電動機1
0の回転をパルセータ9あるいは洗濯槽5に伝達するた
めのプーリ11aやベルト11bからなる伝達手段と、
洗いおよびすすぎ工程時にパルセータ9のみを回転さ
せ、脱水工程時に洗濯槽5とパルセータ9を一体的に回
転させるクラッチ装置12と、その切り替えを行うクラ
ッチソレノイド12aを備える。
【0039】このような駆動装置は、外槽4の外側の底
面に鋼鈑製の支持板13を用いて固定する。また、外槽
4には該外槽4内の洗濯用水の排水を行う排水バルブ1
4を設ける。この排水バルブ14は、外槽4の底面の排
水孔4bの直後に設け、その出口には排水ホース17を
接続する。
【0040】また、洗濯槽5内の洗濯水は、この洗濯槽
5の下部の排水孔16aを通して外槽4の底部の空間1
6へ至る水路を形成し、排水バルブ14を開放すること
により排水ホース17から洗濯機外へ排水できるように
する。
【0041】外枠1の上部には、洗濯物を投入する投入
口18aと、水道栓口26や給水電磁弁等を収納する後
部収納箱18bと、マイコン等の電気部品21を収納
し、操作ボタン20を設ける前部操作箱18cを備えた
トップカバー18を設ける。投入口18aは、合成樹脂
製の蓋19を設けて開閉自在に塞ぐようにする。
【0042】このような吸い込み流路および吐き出し流
路を備えた洗濯水循環流路を設けた一槽式の全自動洗濯
機における洗濯水の循環について説明する。この洗濯水
循環経路は、図2に矢印で示している。
【0043】洗濯槽5に洗濯物および洗剤を入れ、規定
の水位まで給水を行い、駆動装置によってパルセータ9
を回転させて洗濯をスタートする。パルセータ9が回転
すると、パルセータ9の裏側の遠心羽根9bの遠心ポン
プ作用により、空間8fの洗濯水はポンプ用羽根9bの
中心部に吸い込まれる。そして、遠心力により遠心羽根
9bの外周部に送られ、吐き出し流路入口7cから吐き
出し流路7dに入り、吐出口7bおよびリントフィルタ
ー7aを通って洗濯槽5内へ吐き出される。
【0044】これに伴って、洗濯槽5内の洗濯水は、吸
い込み流路ケーシング6の吸い込み孔6aから吸い込み
流路6dに吸い込まれ、ポンプケーシング8上面の吸い
込み孔8eから吸い込まれて、洗濯槽5の底部の空間8
fに循環する。また、洗濯槽5底部の洗濯水は、パルセ
ータ9の中心部の吸い込み孔9aから遠心羽根9bの中
心部へ吸い込まれる。
【0045】このようにして洗濯水の循環が行われる
が、洗濯水の循環流量は、遠心羽根9bや吐き出し流路
入口7cの形状や吐き出し流路7dの断面積と、吸い込
み孔6a,8e,9aの面積や吸い込み流路6dや空間
8fの断面積などで決定される。この内で、吸い込み孔
6a,8e,9aおよび吸い込み流路6dや空間8fの
面積を十分に大きくして遠心羽根9bへの洗濯水の供給
量を十分に確保することが重要である。
【0046】この実施形態によれば、複数の吸い込み孔
6a,8e,9aを設けたことにより、二槽式全自動洗
濯機における脱水孔の面積に相当する吸い込み孔面積を
確保することができる。更に、空間8fを吸い込み流路
として有効に利用することにより、二槽式全自動洗濯機
の吸い込み流路(洗濯槽と外槽との間の隙間)と同等の
広い吸い込み流路を確保することができ、十分な洗濯水
循環流量を得ることができる。従って、パルセータ9の
周囲に無駄な空間が発生して無駄水が溜ることもない。
【0047】以上のように、本発明によれば、一槽式全
自動洗濯機においても二槽式全自動洗濯機と同等の洗濯
水循環流量を得ることができ、洗濯開始時における洗剤
の溶解促進やリントの捕集を二槽式全自動洗濯機と同等
にすることができる。
【0048】また、吸い込み孔8e,9aは、洗濯槽5
の底部近傍に設けているので、洗濯物が少ない(洗濯水
量が少ない)場合でもこの部分は常に洗濯水内にあり、
遠心羽根9bへの洗濯水の十分な供給量を確保すること
ができ、洗濯水量に影響されずに十分な循環水量を得る
ことが可能である。
【0049】また、着脱可能なリントフィルター7a
は、洗濯槽5の上部の目視し易い位置に露出するように
設けているために、リントの溜まり具合の確認や取り外
しが容易であり、二槽式全自動洗濯機と同様の使い勝手
を実現することができる。
【0050】更に、一槽式全自動洗濯機において、この
実施形態のように、多数の吸い込み孔6a,8e,9a
を設けることは、次のような効果がある。
【0051】従来の一槽式全自動洗濯機では、洗濯水の
排水は、パルセータ9の外周部と洗濯槽5との間の隙間
を通り、洗濯槽5の下部の排水孔16aと空間16と排
水装置14を通過して排水ホース17から洗濯機外へ排
出するように行われる。パルセータ9の外周部と洗濯槽
5の間の隙間は、洗濯物や異物が入り込まないようにす
るために大きくすることはできない。従って、この部分
が排水流路の絞りとなって排水速度が二槽式洗濯機に比
べて遅いという問題があった。しかし、この実施形態の
ような構成とすることで、吸い込み孔6a,8e,9a
は、排水時に排水孔として機能するために、排水速度に
関しても二槽式洗濯機と同等の性能が得られ、排水時間
の短縮を図ることができる。
【0052】上述したように、洗濯水循環流量は、吐き
出し流路や吸い込み流路や洗濯水循環ポンプ周りの流路
としての空間の断面積および吸い込み孔の面積などで決
定される。そこで、洗濯水循環流量を更に増加させるた
めに、吐き出し流路と吸い込み流路をそれぞれ複数個所
に設けて流路断面積を増加させるようにした実施形態を
図6を用いて説明する。
【0053】図6は、この実施形態の一槽式全自動洗濯
機の縦断面図(図1におけるA−A断面に相当)であ
る。前述した実施形態と同一または相応する構成部品に
は同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0054】この実施形態は、洗濯槽5の内面に、吐き
出し流路ケーシング7に加えて別の吐き出し流路ケーシ
ング31を設けたものである。
【0055】吐き出し流路ケーシング31の入口は、吐
き出し流路ケーシング7と同様に、ポンプケーシング8
の窪み部(8c)の側面に追加するように設けたもう1
つの開口部(8i)に接続する。そして、この吐き出し
流路ケーシング31の上端部には、洗濯槽5の内部に向
けて開口した吐出口31aを設ける。この吐出口31a
は、横長のスリット状に形成する。
【0056】この一槽式全自動洗濯機は、洗濯時にパル
セータ9が回転すると、空間8fにある洗濯水は、パル
セータ9の裏側に設けられた遠心羽根9bの中心部に吸
い込まれ、遠心力によってこの遠心羽根9bの外周部に
押し出されて吐き出し流路ケーシング7,31内に流入
し、吐出口7b,31aから洗濯槽5内に吐き出され
る。
【0057】このとき、吐出口31aは横長のスリット
状であるために、吐き出される洗濯水は、フィルム状に
広がって洗濯物の上部に降りかかる。一般に、洗剤は、
洗濯物の上に投入されるために、洗濯開始時にフィルム
状に広がった洗濯水が洗濯物に降りかけられると、洗剤
の溶解が促進されて洗剤が素早く洗濯物に染み込んで洗
浄力が向上する。
【0058】吐出口31aの形状は、スリット状に限ら
ず、多数の小径の孔を並べたようにしても良い。このよ
うすることでも、洗濯水をシャワー状に洗濯物に降りか
けることができる。
【0059】また、吐出口31aに、吐出口7bと同様
に、リントフィルターを取り付けても良い。このようす
ると、リントの捕集をより効率良く行えるようになる。
【0060】なお、説明は省いたが、吸い込み流路の面
積を増加させるために、吐き出し流路ケーシング31に
対向した部分にもう1つの吸い込み流路ケーシングを設
けて吸い込み流路を形成するようにした方が良いことは
勿論である。
【0061】以上のように構成することで、吐き出し流
路および吸い込み流路の断面積が増加するために、洗濯
水循環流量を更に増加させることができ、リントの捕集
効率向上や洗剤の溶解促進を一層充実することができ
る。
【0062】次に、一槽式全自動洗濯機において、低水
位時にも安定したリント捕集を行えるように構成した実
施形態を図7を用いて説明する。図7は、この実施形態
の一槽式全自動洗濯機の縦断面図(図1におけるA−A
断面に相当)である。前述した実施形態と同一または相
応する構成部品には同一符号を付して重複する説明を省
略する。
【0063】この実施形態は、洗濯槽5の内面に吐き出
し流路ケーシング7に加えて別の吐き出し流路ケーシン
グ32を設けたものである。この吐き出し流路ケーシン
グ32は、洗濯槽5の深さの略中央までの高さに形成し
ている。吐き出し流路ケーシング32の入口は、吐き出
し流路ケーシング7と同様に、ポンプケーシング8の窪
み部(8c)の側面に追加するように設けた開口部(8
i)に接続する。この吐き出し流路ケーシング32の上
端部には洗濯槽5の内部に向けて開口した吐出口32b
を設け、この吐出口32bにリントフィルター32aを
着脱自在に取り付ける。
【0064】通常の洗濯水循環に関しては、前述した実
施形態と同様であるので説明を省略する。
【0065】少量洗濯時で洗濯水量が少ない場合は、遠
心羽根9bの吐出揚程が不足して洗濯水が吐き出し流路
ケーシング7の上端の吐出口7bまで上がらないことが
ある。しかし、この実施形態のように、吐き出し流路ケ
ーシング32の吐出口32bを吐出口7bより低い位置
に構成することにより、洗濯水量が少ない場合でも洗濯
水は吐出口32bからリントフィルター32aを通って
洗濯槽5内に吐き出され、洗濯水循環水流を実現してリ
ントの捕集を行うことができる。
【0066】なお、吐出口32bの高さは、設定可能な
最低水位でも洗濯水をこの吐出口32bから吐き出すこ
とができる位置とする。
【0067】また、この実施形態においても吐き出し流
ケーシング路32に対向した洗濯槽5の内面にもう1つ
の吸い込み流路ケーシング(6)を設け、吸い込み流路
の面積を増したほうが良いことは勿論である。
【0068】以上に述べたように、この実施形態におい
ては、洗濯水量が少ない場合でもリントの捕集を確実に
行うことができる。また、洗濯水量が多い場合は、リン
トフィルタ7a,32aでリントの捕集を行うことがで
きるので、リント捕集効率の向上を図ることができる。
【0069】次に、吸い込み流路ケーシングと吐き出し
流路ケーシングを一体化して組み立てを簡便化できるよ
うにした実施形態を図8を用いて説明する。図8は、一
体化した洗濯水循環流路を斜め上方から見た鳥瞰図であ
る。前述した実施形態と同一または相応する構成部品は
図示説明を省略し、また、同一符号を付して重複する説
明を省略する。
【0070】洗濯水循環流路ケーシング35内は、3つ
の流路に分ける。中央の流路は吸い込み流路34であ
り、その左右両側の流路は吐き出し流路33である。各
流路33,34は、洗濯水循環流路ケーシング35内を
隔壁35aで区切って形成し、左右の吐き出し流路33
は洗濯水循環流路ケーシング35の上部で連通するよう
にする。この吐き出し流路33が連通した部分に吐出口
33bを設け、この吐出口33bにリントフィルター3
3cを着脱可能に取り付ける。
【0071】また、この2つの吐き出し流路33の入口
33aは、前述した実施形態と同様に、ポンプケーシン
グ8の窪み部(8c)の側面8hの開口部8iに結合す
る。この入口33aの幅mは、吐き出し流路33の幅n
よりも幅広に設定する。これは、入口33aの幅mが大
きいほど洗濯水循環流量を多くすることができるからで
ある。
【0072】一方、吸い込み流路34は、ポンプケーシ
ング8の上面に設けた接続部8gに接続し、洗濯槽5と
このポンプケーシング8に囲まれた空間8fに連通させ
る。吸い込み流路(ケーシング)34の表面には多数の
吸い込み孔34aを設ける。図中、矢印は、洗濯水循環
経路を示すが、洗濯水の循環動作に関しては前述した実
施形態と同様であるので説明を省略する。
【0073】この実施形態のように3つの流路を形成す
る洗濯水循環流路ケーシング35を一体化した構成とす
ることにより、吸い込み流路と吐き出し流路を別々に構
成する場合に比べて、一度に両方の洗濯水循環流路を洗
濯槽5の内面に形成することができるために、組立工程
を約半分の時間にすることができる。
【0074】また、2つの吐き出し流路33を設けたこ
とにより吐き出し抵抗が減少して、洗濯水循環流量を増
加させることができることは勿論である。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、洗濯機において、従来
の洗濯機では無駄なスペースとなっていた洗濯槽底部の
パルセータの周囲の空間を洗濯水循環流路における洗濯
水吸込系として利用し、また、洗濯水吐出系は、吐き出
し流路によって洗濯槽内の高い位置に洗濯水を吐き出す
ようにしたことにより、十分な流路断面積を有する洗濯
水の吸い込み流路と吐き出し流路を形成することができ
る。このため、パルセータの裏側の羽根を用いて、多量
の洗濯水循環流量を得ることができ、洗剤溶解促進によ
って洗濯時間の短縮を図ることができると共に、リント
捕集能力を向上することができる。
【0076】また、洗濯槽底部のパルセータの周囲のス
ペースを洗濯水循環流路として有効に利用するようにし
たことにより、無駄水が溜るのを防止することができ
る。
【0077】更に、リントフィルターは、吐き出し流路
の先端に露出させて設けることができるので、目視確認
や掃除が容易となり、リントフィルターで捕集したリン
トが溢れ出して洗濯物に再付着するのを防止することが
できる。
【0078】更に、1つのケーシング内を仕切って吸い
込み流路と吐き出し流路を形成するようにすることによ
り、組立工程を短縮することができる。
【0079】更に、背丈の低い位置に吐出口を開口する
吐き出し流路を付加することにより、洗濯物が少なく洗
濯水量が少ない洗濯時にも確実に洗濯水循環水流を形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一槽式全自動洗濯機の概観斜視図
である。
【図2】図1に示した一槽式全自動洗濯機のA−A縦断
面図である。
【図3】本発明による一槽式全自動洗濯機における吸い
込み流路ケーシングの正面図と縦断面図である。
【図4】本発明による一槽式全自動洗濯機における吐き
出し流路ケーシングの正面図と縦断面図である。
【図5】本発明による一槽式全自動洗濯機におけるポン
プケーシングの斜視図と縦断面図である。
【図6】本発明による一槽式全自動洗濯機の他の実施形
態を示す縦断面図である。
【図7】本発明による一槽式全自動洗濯機の更に他の実
施形態を示す縦断面図である。
【図8】本発明による一槽式全自動洗濯機の更に他の実
施形態を示す洗濯水循環流路の鳥瞰図である。
【符号の説明】
4…外槽、5…洗濯兼脱水槽(洗濯槽)、5a…脱水
孔、6…吸い込み流路ケーシング、6a…吸い込み孔、
6b…吸い込み流路出口、6c…水抜き孔、7…吐き出
し流路ケーシング、7a…リントフィルター、7b…吐
出口、7c…吸い込み流路入口、8…ポンプケーシン
グ、8a…円筒部、8b…蓋、8c…窪み部、8d…
穴、8e…吸い込み孔、8f…空間、8g…接続部、8
h…側壁、8i…開口部、9…パルセータ、9a…吸い
込み孔、9b…遠心羽根。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 敏文 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 永野 洋介 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 鹿森 保 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 大杉 寛 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 桧山 功 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 Fターム(参考) 3B155 AA01 BB04 BB11 BB16 CA06 CB06 CB44 CB56 EA03 EA05 EA12 FA07 FA08 FA18 FD04 FD08 FE02 FE13 HB03 HB06 MA01 MA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯水を溜めて洗濯を行う洗濯槽と、この
    洗濯槽に給水する給水手段と、前記洗濯槽内の水を排水
    する排水手段と、前記洗濯槽内の底部中央に設けられ、
    かつ裏側に洗濯水循環ポンプを構成する羽根を有するパ
    ルセータを備えた洗濯機において、 前記洗濯槽内面に該洗濯槽内の洗濯水を洗濯水循環ポン
    プに吸い込む吸い込み流路と該洗濯水循環ポンプから吐
    出する洗濯水を洗濯槽内の高い位置に吐き出す吐き出し
    流路を設けたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】洗濯水を溜めて洗濯を行う洗濯槽と、この
    洗濯槽に給水する給水手段と、前記洗濯槽内の水を排水
    する排水手段と、前記洗濯槽内の底部中央に設けられ、
    かつ裏側に洗濯水循環ポンプを構成する羽根を有するパ
    ルセータを備え、前記洗濯槽内に前記洗濯水循環ポンプ
    の吸い込み流路および吐き出し流路を備えた洗濯機にお
    いて、 前記洗濯水循環ポンプの羽根周囲から前記洗濯槽底部に
    かけて、前記洗濯槽の下部に嵌合する円筒と、中央に前
    記ポンプ用羽根を収容可能な円筒状の窪み部を有する蓋
    を備えたケーシングを設け、このケーシングと前記洗濯
    槽底部との間に空間を形成し、前記吸い込み流路は前記
    洗濯槽側面から前記空間に至るように形成し、前記吸い
    込み流路は、その表面に複数個の吸い込み孔を備え、前
    記吐き出し流路は前記ケーシングの窪み側面から前記洗
    濯槽内面に沿って立ち上がるように形成し、前記吐き出
    し流路の入口はケーシング窪み側面の一部を開口して設
    け、吐出口は吐き出し流路の上端部に設けたことを特徴
    とする洗濯機。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記吐出口に該吐出口
    から吐き出した洗濯水を通過させる着脱可能なリントフ
    ィルターを備えたことを特徴とする洗濯機。
  4. 【請求項4】請求項2または3において、前記ケーシン
    グの上部に複数個の吸い込み孔を設けたことを特徴とす
    る洗濯機。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記ケーシングに吸い
    込み流路および吐き出し流路を複数箇所設けたことを特
    徴とする洗濯機。
  6. 【請求項6】請求項4または5において、前記吸い込み
    流路と前記吐き出し流路とを一つのケーシングに収め、
    吸い込み流路と吐き出し流路とを隔壁で仕切ったことを
    を特徴とする洗濯機。
  7. 【請求項7】請求項5または6において、前記吐き出し
    流路の少なくとも一つは吐出口を低位置に設け、この吐
    出口に着脱可能なリントフィルターを設けたことを特徴
    とする洗濯機。
  8. 【請求項8】請求項4〜7の1項において、前記パルセ
    ータの中央付近に該パルセータを貫通する吸い込み孔を
    設けたことを特徴とする洗濯機。
JP10317571A 1998-11-09 1998-11-09 洗濯機 Pending JP2000140477A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10317571A JP2000140477A (ja) 1998-11-09 1998-11-09 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10317571A JP2000140477A (ja) 1998-11-09 1998-11-09 洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000140477A true JP2000140477A (ja) 2000-05-23

Family

ID=18089743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10317571A Pending JP2000140477A (ja) 1998-11-09 1998-11-09 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000140477A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100336966C (zh) * 2002-06-11 2007-09-12 乐金电子(天津)电器有限公司 洗衣机的漂浮物收集装置
JP2014008182A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Panasonic Corp 洗濯機通信システム
JP2015146898A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 ハイアールアジア株式会社 洗濯機
CN105887426A (zh) * 2016-06-03 2016-08-24 无锡小天鹅股份有限公司 洗衣机
CN105908443A (zh) * 2016-06-03 2016-08-31 无锡小天鹅股份有限公司 洗衣机
CN106978707A (zh) * 2016-01-15 2017-07-25 合肥国荣科技洗涤设备有限公司 一种节水洗衣机的循环过滤装置
CN108951011A (zh) * 2018-08-28 2018-12-07 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗涤设备及其控制方法
CN110904627A (zh) * 2018-09-14 2020-03-24 青岛海尔洗衣机有限公司 波轮洗衣机及其洗涤桶组件和水道组件
CN112647237A (zh) * 2019-09-26 2021-04-13 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100336966C (zh) * 2002-06-11 2007-09-12 乐金电子(天津)电器有限公司 洗衣机的漂浮物收集装置
JP2014008182A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Panasonic Corp 洗濯機通信システム
JP2015146898A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 ハイアールアジア株式会社 洗濯機
CN106978707A (zh) * 2016-01-15 2017-07-25 合肥国荣科技洗涤设备有限公司 一种节水洗衣机的循环过滤装置
CN105887426A (zh) * 2016-06-03 2016-08-24 无锡小天鹅股份有限公司 洗衣机
CN105908443A (zh) * 2016-06-03 2016-08-31 无锡小天鹅股份有限公司 洗衣机
CN108951011A (zh) * 2018-08-28 2018-12-07 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗涤设备及其控制方法
CN108951011B (zh) * 2018-08-28 2023-08-08 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗涤设备及其控制方法
CN110904627A (zh) * 2018-09-14 2020-03-24 青岛海尔洗衣机有限公司 波轮洗衣机及其洗涤桶组件和水道组件
CN112647237A (zh) * 2019-09-26 2021-04-13 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4548299B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP5575542B2 (ja) 洗濯機
KR20130016932A (ko) 세탁기
KR20130009351A (ko) 세탁기
JP2006130199A (ja) ドラム式洗濯機
JP2000140477A (ja) 洗濯機
JP5719955B2 (ja) 洗濯機
JP5891113B2 (ja) 洗濯機
JP5555616B2 (ja) 洗濯機
JP6072506B2 (ja) 洗濯機
JP4661521B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP5802822B2 (ja) 洗濯機
KR100215820B1 (ko) 전자동 세턱기의 실밥 채집장치
JP2019030627A (ja) 縦型の洗濯機
JP5982596B2 (ja) 洗濯機
WO2022242567A1 (zh) 洗衣机
KR100740833B1 (ko) 세탁기의 펄세이터
JP5891097B2 (ja) 洗濯機
JP3160485B2 (ja) 自吸水ポンプ付洗濯機
KR100793764B1 (ko) 세탁기용 이물질 채집장치
KR100220744B1 (ko) 세탁기의 이물걸름장치
JPH06134181A (ja) 洗濯機のリントフィルター装置
JPH1128300A (ja) 全自動洗濯機
JPS5934471Y2 (ja) 洗濯機のリント捕獲装置
JP2021137247A (ja) 洗濯機