JP6174350B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る洗濯乾燥機の概略側面断面図であり、図中、左側が前面、右側が背面である。
図2a、図2bは洗濯機1の下部を拡大して示す断面図である。図2a、図2bに示す通り、脱水軸44とパルセータ軸45は二重軸構造となっており、脱水軸44が外側に配されてパルセータ軸45が内側に配される。脱水軸44は水槽20を貫通して上端を脱水槽30の底面に取付板44aを介して固定され、脱水軸44が脱水槽30を軸支している。なお、取付板44aは脱水槽30の底面に固定され、脱水槽30を保護している。パルセータ軸45は水槽20及び脱水槽30を貫通してパルセータ33に連結され、パルセータ33を軸支する。脱水軸44と水槽20との間、及び脱水軸44とパルセータ軸45との間には各々水もれを防ぐためのシール部材(不図示)が配置されている。
以上のように構成された洗濯乾燥機1において、洗濯物投入口11aから脱水槽30に洗濯物が入れられ、蓋部15が閉じられる。操作部71により洗濯条件を選択して洗濯の開始を指示されると洗濯工程が実行される。
気泡洗浄コースではパルセータ33を停止するとともにヒータ81bを駆動することなくエアポンプ80を駆動して貫通孔74から吹出された常温空気によって洗濯水中の洗濯物を撹拌して洗い動作及びすすぎ動作を行う。この場合、洗濯水には洗剤が投入さる態様又は洗剤が投入されない態様の動作がある。なお、洗剤が投入されない態様においてはすすぎ工程を一度で済ませることができる。また、併用洗浄コースではパルセータ33及びエアポンプ80を駆動してパルセータ33の回転及びエアポンプ80により吹出された空気によって洗濯物を撹拌して洗い動作及びすすぎ動作を行う。
一方、併用洗浄コースではモータ41の動力をベルト伝動機構42、パルセータ軸45を通じてパルセータ33に伝達し、パルセータ33を右回転・左回転交互に動作させる。パルセータ33の動作に応じて、脱水槽30内の洗濯物と洗濯水が撹拌され、洗濯物の洗浄が進行する。
次に、クラッチ・ブレーキ機構43により脱水軸44がモータ41に連結される。これにより、モータ41の駆動によって脱水槽30が高速回転して脱水動作が行われる。脱水槽30の高速回転によって洗濯物から飛散した水は脱水孔31を介して水槽20へと導かれ、水槽20の底部に設けられた排水口20aを経由して排水ホース60から排水される。なお、給気孔62から流出する洗濯水は給気ダクト91を経由して排水ダクト61に導かれ、開放された排水弁63から排水ホース60を通って排水される。
以上洗濯、すすぎ、脱水の一連動作の洗濯工程が終了すれば、洗濯が終了する。この洗濯工程に加えて、乾燥が選択されていれば、以下に説明する乾燥工程が実行される。
<併用乾燥コース>
乾燥工程には併用乾燥コースと底風乾燥コースがある。併用乾燥コースはエアポンプ80による空気供給と乾燥ユニット50による温風送風の併用により行われる。ここで、乾燥ユニット50による乾燥工程には内気循環期間と外気導入期間とが設けられる。内気循環期間は吹出ダクト54と外気とを連通する外気導入ダクト55を遮断して吹出ダクト54内の送風機(不図示)及びヒータ(不図示)を駆動する。これにより、吹出ダクト54を介して水槽20内の空気が循環する。外気導入期間は外気導入ダクト55を外気に対して開放し、吹出ダクト54内の送風機(不図示)及びヒータ(不図示)を駆動する。これにより、外気導入ダクト55から流入した外気は吹出ダクト54内で昇温されて水槽20内に送出されるとともに水槽20内の空気は排気ダクト53から排気される。
底風乾燥コースは乾燥ユニット50による温風送風を行わず、エアポンプ80による空気供給のみで乾燥が行われる。この底風乾燥コースはランジェリーのような洗濯物や少量の洗濯物に対して行われることが好ましい。底風乾燥コースにおいて乾燥工程が開始されるとエアポンプ80及びヒータ80bが駆動して脱水槽30の底部に設けられた給気孔62から温風が吹出す。これにより、脱水工程により遠心力で脱水槽30に張り付いた洗濯物は脱水槽30或いはパルセータ33側の面から浮き上がりほぐされる。これにより、ランジェリー等の洗濯物の表面積が広がり、裏面及び布目を通過する空気により、洗濯物の表裏面の乾燥度合いにあまり差が生じることなく効果的に乾燥を行うことができる。特に、エアポンプ80の吐出圧力を高めることにより、下方からの空気圧により、洗濯物をよりほぐしながら下部の乾燥を促進することができる。
本実施形態によると、ヒータで昇温した空気を脱水槽30に供給して行う乾燥工程において、エアポンプ80(空気供給器)を駆動して空気を脱水槽30の底部に設けられた給気孔62から吹出すことにより、脱水槽30或いはパルセータ33に張り付いた洗濯物は給気孔から吹出す空気により脱水槽30から浮き上がるとともにその気流により振動する。したがって、洗濯物は表裏面ともにエアポンプ80から供給される空気に接して乾燥が促されるため表裏面の乾燥度合いの差が低減されながら乾燥が促される。なお、給気孔から吹出す空気は常温であっても送風による乾燥が促される。
図7は第2実施形態に係る洗濯乾燥機の概略側面断面図である。なお、第1実施形態と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。第2実施形態ではエアポンプ80と排水ダクト61とを連結する給気経路部材81にヒータ81bが設けられていない。これにより、ヒータ81bを省略して洗濯乾燥機1の製造コストの削減を図ることができる。
図8は第3実施形態に係る洗濯乾燥機の概略側面断面図である。なお、第1実施形態と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。第1実施形態に対して第3実施形態では吹出ダクト54から分岐した分岐部材54aが給気経路部材81と連結している。また、分岐部材54aと給気経路部材81とはベンチュリ管54bを介して接続している。図9はベンチュリ管54bを拡大して示す概略図であり、ベンチュリ管54b内において、給気経路部材81の先端は気流(矢印A)の流路面積を減少させる絞り部81aが形成されている。これにより、エアポンプ80からの圧縮された空気が給気経路部材81からベンチュリ管54bを通過したとき、管内の流量が絞られて圧力が低下するため、分岐部材54aからの空気(矢印B)が排水ダクト61側へ吸い込まれてエアポンプ80からの圧縮された空気と合流する(矢印C)。
図10は第4実施形態に係る洗濯乾燥機の概略側面断面図である。なお、第1実施形態と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。第4実施形態では第1実施形態の乾燥ユニット50、エアポンプ80に代えて、外箱10の下部に洗濯物を乾燥させるためのヒータポンプ85が設けられている。また、ヒータポンプ85は送風ダクト84内にエアポンプ(不図示)及びヒータ(不図示)が配されている。なお、ヒータポンプ85内のエアポンプ(不図示)が本発明の空気供給器の一例である。エアポンプの上流には外気に連通する外気導入ダクト55が連結される。また、エアポンプの下流は給気弁86を介して排水ダクト61に連結されている。
図11は第5実施形態に係る洗濯乾燥機の概略側面断面図である。なお、第1実施形態と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。第4実施形態では第3実施形態の乾燥ユニット50の送風ダクト84から分岐する分岐ダクト84aを設ける。この分岐ダクト84aの他端が脱水槽30の上方に臨んで開口する吹出口51dと連結している。これにより、ヒータポンプ85のヒータ及び送風機を駆動することにより、昇温した空気を脱水槽30内の上方及び下方から効率よく送り込み、洗濯物をより効率よく乾燥させることができる。
10 外箱
11 上面板
11a 洗濯物投入口
15 蓋部
15a ハンガーフック
16 延設部
16a 鉛直部
16b 水平部
20 水槽
30 脱水槽
30a 底面
30b 周壁
31 脱水孔
32 バランサ
33 パルセータ
40 駆動ユニット
41 モータ
42 ベルト伝導機構
43 クラッチ・ブレーキ機構
44 脱水軸
45 パルセータ軸
51 吸込口
51d 吹出口
53 排気ダクト
54 吹出ダクト
55 外気導入ダクト
60 排水ホース
61 排水ダクト
62 給気孔
63 排水弁
71 操作部
73 羽根部
74 貫通孔
74a 整流部材
76 軸孔
80 エアポンプ
81 給気経路部材
84 送風ダクト
84a 分岐ダクト
85 ヒータポンプ
86 給気弁
91 給気ダクト
91a 周壁
92 上面部
92a 脱水軸孔
92b ネジ孔
92c 開口部
92d 周壁
93 開閉弁
93a 通気孔
Claims (4)
- 外箱と、前記外箱内に収納した水槽と、前記水槽内に回転可能に配されて底部に空気を供給するための給気孔を有する脱水槽と、前記脱水槽の底部に配されるパルセータと、前記給気孔を介して前記脱水槽内に少なくとも空気を供給する空気供給器と、前記空気供給器と前記給気孔とを連結する給気経路に配された空気加熱用のヒータとを備え、乾燥工程において前記空気供給器を駆動して前記給気孔から空気を吹出すことを特徴とする洗濯乾燥機。
- 前記脱水槽の上方に臨んで開口する吹出口から導出する吹出ダクト内に送風機及びヒータを備え、乾燥工程において前記送風機及び前記ヒータの駆動により昇温した空気を前記吹出口から前記脱水槽内に吹き出すことを特徴とする請求項1に記載の洗濯乾燥機。
- 前記ヒータの駆動により昇温した空気を前記吹出ダクトから分岐させてベンチュリ効果を利用して前記空気供給器の送気圧力により前記給気孔へ送出することを特徴とする請求項2に記載の洗濯乾燥機。
- 洗濯工程において前記空気供給器を駆動して前記給気孔から空気を吹出すことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の洗濯乾燥機。
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