JP4010086B2 - ビタビ復号器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明はビタビ復号器に係り、特に光ディスクや磁気ディスク等のディジタル記録媒体から記録データを復号するためのビタビ復号器に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクや磁気ディスク等のディジタル記録媒体の再生装置では、記録ピットの長さや深さから再生信号の非対称性が生じるため、再生信号を所定のしきい値でスライスしてディジタル信号を検出する検出回路のスライス位置を再生信号の非対称成分をもとにコントロールする装置(オートスライサ)などが、従来より使われている。また、従来、ビタビ復号器をこのような再生信号の非対称性に対応させるべく、ピット情報のアシンメトリ量を検出し、そのアシンメトリ量に基づいて補正ピット情報を生成し、この補正ピット情報をビタビ復号器により復調するようにした「光学式情報再生装置」(特開平6−150549号公報)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、特開平6−150549号公報記載の発明によれば、既知のピットが記録してあるエリアでの補正だけでは記録エリア内での特性変化に追従することが困難であり、特に書き換え可能な媒体への適用への困難が予想される。
【0004】
例えば、1T(Tはビット周期:以下同様)幅の孤立波形に対して、略1,1,1,1の値を持つ応答波形、いわゆる伝送特性がパーシャルレスポンス(以下、PRと略記する)の(1,1,1,1)となるように波形等化を行い、例えば再生波形のレベル(波高値)が略−2、−1、0、1、2となるようにする場合、対称性の良好な再生信号をビット周期Tでサンプリングした、すなわち、ビタビ復号器への入力位置での波高値のヒストグラムを測定した結果は、図10に示すようになる。
【0005】
しかし、記録時のパワー過不足や媒体の特性変化によっては、PR(1,1,1,1)特性への波形等化が不可能になるような非線形歪みを生じ、その結果、図11に示すような対称性の非常に悪い再生波形しか得られない場合がある。図11の例では、−2、−1、0、1、2のレベルに波形を収束させようと波形等化器が動作をし、その結果、2のレベルに収束すべきサンプルの分散が大きくなってしまっており、このような非線形歪みが大きすぎる入力波に対しては従来のビタビ復号器では良好な復号動作ができないという問題がある。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、ビタビアルゴリズムを用いて記録媒体に記録された被記録データの再生を行う際、記録パワーや、媒体特性に起因する記録マーク形状の不揃いや、再生特性によって生じる再生波形の非線形歪みが生じた場合でも、良好な再生性能を維持し得るビタビ復号器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するため、入力データに対し複数の目標値を用いてブランチメトリックの演算を行って選択信号を生成するブランチメトリック演算回路と、ブランチメトリック演算回路から出力された選択信号に基づいて入力データをビタビ復号した復号データ系列を出力するパスメモリと、パスメモリから出力された復号データ系列のビット極性の連続数に基づき、入力データよりも所定ビット周期前の時点の入力データを推定した推定データを出力するデータ推定回路と、データ推定回路から出力された推定データと入力データとの差を目標値誤差として目標値修正を行い、得られた複数の第1の目標値をブランチメトリック演算回路へ複数の目標値として出力する目標値演算回路と、複数の第1の目標値のうち中央値の目標値を中心として各目標値の値が対称となるように、複数の第1の目標値のそれぞれに対応する修正目標値として複数の第2の目標値を生成する目標値修正回路と、目標値演算回路により得られた目標値誤差が所定の閾値以下のときは複数の第1の目標値をブランチメトリック演算回路へ出力し、目標値誤差が閾値を越えたときは複数の第2の目標値をブランチメトリック演算回路へ出力する選択手段とを有する構成としたものである。
【0008】
この発明では、ブランチメトリック演算回路で使用する複数の目標値は、固定ではなく、データ推定回路と目標値演算手段を用いて得られた推定データと入力データとの差である目標値誤差に応じて修正された第1の目標値であるため、最も出現頻度が高い(ヒストグラムでピークを持つ)複数の平均値に近付いた複数の第1の目標値に基づいてブランチメトリック演算ができる。
また、この発明では、ビタビ復号器に入力される等化波形(入力データ)が大きく歪んでいるときは、目標値誤差が上記の閾値を越えることから複数の第2の目標値をブランチメトリック演算回路へ出力してブランチメトリック演算させるようにしており、この第2の目標値は、複数の第1の目標値のうち中央値の目標値を中心として各目標値の値が対称となるように、複数の第1の目標値のそれぞれに対応する修正目標値であるため、入力データの歪みの影響を最小限にしたブランチメトリック演算ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になるビタビ復号器の一実施の形態のブロック図を示す。同図に示すように、この実施の形態は、入力端子10を介して入力データy(k)が供給されるブランチメトリック演算回路11と、復号データ系列を出力するパスメモリ12と、パスメモリ12の長さによって決定される遅延時間を持つ遅延回路13と、推定データY(k-i)を出力するデータ推定回路14と、目標値をブランチメトリック演算回路11へ供給する目標値演算回路15とより構成されている。この実施の形態は、従来のブランチメトリック演算回路11及びパスメモリ12からなるビタビ復号回路に、遅延回路13、データ推定回路14及び目標値演算回路15を設けた点に特徴がある。
【0015】
この実施の形態では、最短記録反転間隔が3Tに制限をされているディジタル信号が記録されている記録媒体の再生装置において、伝送特性が略PR(1,1,1,1)となるよう伝送路等化を行う場合に適用した場合を例にとって説明する。最短記録反転間隔が3Tに制限をされている記録媒体には、コンパクトディスク(CD)やDVD(Digital Versatile Disc)などがある。本実施の形態では最短記録反転間隔を3Tとした場合について述べるが、他の記録変調、伝送路等化方式についても本発明は適用可能である。
【0016】
図2(a)は1T幅の孤立波に対して、略1,1,1,1の値を持つ応答波形、いわゆるPR(1,1,1,1)特性を持つよう波形等化を行った場合の記録波形を示し、同図(b)は再生波形を示す。この実施の形態では、図2(b)に示すように、再生波形はレベル(波高値)が略−2,−1,0,1,2となるよう波形等化が行われる。
【0017】
図3は図2に対応する状態遷移図を示す。同図中、S0,S1,S2,S3,S4,S5が入力データ(復号データと同様)がどの状態にあるのかを示し、状態間の矢印に付してある記号は左が入力ビット(入力データの1ビット)で、右が出力波高値を示している。図4は図3の状態遷移図に対応するPR(1,1,1,1)の復号トレリスを示す。状態間の矢印に付してある記号は図3と同様に左が入力データの1ビットの値、右が出力波高値を示す。
【0018】
図1に示したビタビ復号器は、PR(1,1,1,1)を用いたビタビ復号を行う回路で、その中のブランチメトリック演算回路11は、図3の状態遷移図で表される波形等化が行われた再生波形を、ビット周期間隔でサンプリングした波形を、端子10を介して入力データy(k)として受け、また、後述の目標値演算回路15から5値の目標値TU、MU、ZE、ML、TLを受け、これらに基づいてブランチメトリック演算をして2つの選択信号0及び1を出力する。本実施の形態では、従来固定値であった目標値が、目標値誤差信号を基にして可変する点に特徴がある。
【0019】
図5はブランチメトリック演算回路11の一例の回路系統図を示す。同図中、目標値TU、MU、ZE、ML、TLはそれぞれ前記図4の復号トレリスに示した、5値の波高値「2」、「1」、「0」、「‐1」、「‐2」の平均値に対応している。減算器211は入力データy(k)から目標値TLを差し引く減算を行い、減算器212及び213は入力データy(k)から目標値MLを差し引く減算を行い、減算器214及び215は入力データy(k)から目標値ZEを差し引く減算を行い、減算器216及び217は入力データy(k)から目標値MUを差し引く減算を行い、減算器218は入力データy(k)から目標値TUを差し引く減算を行う。
【0020】
減算器211〜218からそれぞれ取り出された入力データy(k)と対応する目標値との差分値(誤差信号)は、対応して設けられた2乗回路221〜228でそれぞれ2乗された後、加算器231〜238に供給されて、状態S0、S1、S2、S3、S4、S5における時間k−1でのメトリックL0(k-1)、L1(k-1)、L2(k-1)、L3(k-1)、L4(k-1)、L5(k-1)と加算される。すなわち、加算器231及び233は2乗回路221、223の出力信号とメトリックL0(k-1)と加算し、加算器232は2乗回路222の出力信号とメトリックL1(k-1)と加算し、加算器234、235、237はそれぞれ2乗回路224、225、227の出力信号とメトリックL2(k-1)、L3(k-1)、L4(k-1)と加算し、加算器236及び238は2乗回路226、228の出力信号とメトリックL5(k-1)と加算する。
【0021】
比較回路24は加算器231及び232の両出力信号のレベルを比較し、加算器231の出力信号の方が加算器232の出力信号よりも小さいときには選択回路25より加算器231の出力信号を、状態S0における時間kでのメトリックL0(k)として選択出力させ、上記と逆の場合は選択回路25より加算器232の出力信号をメトリックL0(k)として出力させる。なお、時間kは時間k−1よりも1ビット周期T後の任意の時間を表している。
【0022】
一方、比較回路27は加算器237及び238の両出力信号を比較し、加算器237の出力信号の方が加算器238の出力信号よりも小さいときには選択回路26より加算器237の出力信号を、状態S5における時間kでのメトリックL5(k)として選択出力させ、上記と逆の場合は選択回路26より加算器238の出力信号をメトリックL5(k)として出力させる。
【0023】
また、加算器233、234、235及び236からは、それぞれ状態S3、S1、S4及びS2における時間kでのメトリックL3(k)、L1(k)、L4(k)及びL2(k)が取り出される。更に、比較回路24及び27からは、それぞれ選択信号0及び選択信号1が取り出される。これらの選択信号は選択回路25、26においてどちらの信号を選択したかを示す信号である。
【0024】
これにより、上記のブランチメトリック演算回路11から出力される状態S0、S1、S2、S3、S4及びS5における時間kでのメトリックL0(k)、L1(k)、L2(k)、L3(k)、L4(k)、L5(k)は、それぞれ次式で表される。
0(k)= min[{L0(k-1)+( y(k)−(-2)) 2},{L1(k-1)+( y(k)−(-1)) 2}]
1(k) = L2(k-1)+( y(k)− (0))2
2(k) = L5(k-1)+( y(k) − (1))2
3(k) = L0(k-1)+( y(k) −(-1))2
4(k) = L3(k-1)+( y(k) −(0))2
5(k) = min[{L5(k-1)+( y(k)−(2)) 2},{L4(k-1)+( y(k)−(1)) 2}]
ただし、min[a、b]は、a、bのうち小を出力する演算子である。
【0025】
上記の構成のブランチメトリック演算回路11から取り出された選択信号0及び1は、図1に示すようにパスメモリ12に供給され、ここで、ビタビ復号された復号データ系列を生成させる。パスメモリ12は、例えば図6のブロック図に示すように、選択信号0により2つの入力信号の一方を選択する動作を行うn個の選択器311〜31nと、選択信号1により2つの入力信号の一方を選択する動作を行うn個の選択器321〜32nと、各々ビット周期Tの遅延時間を有する遅延素子331〜336、341〜346、351〜356などと、多数決回路36とから構成されている。
【0026】
図6の選択器311に入力される0、1、遅延素子332,333にそれぞれ入力される1、遅延素子334及び335にそれぞれ入力される0、選択器321に入力される0及び1の各1ビットの値がパスメモリ12での復号動作により、最終的に1つの復号データ系列として多数決回路36から取り出される。ここで、上記の各1ビットの値は図4に示した復号トレリスの値に対応している。
【0027】
このパスメモリ12において、選択器311では、前記メトリック演算で、L0(k)として、L0(k-1)+( y(k)−(-2)) 2が出力された場合には選択信号0によってビット値0が選択され、L1(k-1)+( y(k)−(-1)) 2が出力された場合には選択信号0によってビット値1が選択される。一方、選択器321では、前記メトリック演算で、L5(k)としてL5(k-1)+( y(k)−(-2)) 2が出力された場合には選択信号1によってビット値1が選択され、L4(k-1)+( y(k)−(-1)) 2が出力された場合にはビット値0が選択される。その他の選択器での動作も同様に、選択信号によって選択動作を行い図4の復号トレリスに基づくビタビ復号を行って行く。
【0028】
なお、選択器311〜31n、321〜32n、遅延素子331〜336、341〜346、351〜356などの個数は復号性能によって定まるが、通常は上記のnの値が32程度になるように選ばれる。
【0029】
このようにしてパスメモリ12より取り出された復号データ系列は、図1の出力端子16より出力されると共に、データ推定回路14に供給される。データ推定回路14は、パスメモリ12の長さによってkよりi時点前の推定データY(k-i)を目標値演算回路15に出力する。
【0030】
図7はデータ推定回路14の一例のブロック図を示す。同図に示すように、データ推定回路14は、PR(1,1,1,1)では、ビット周期Tのクロックで駆動される4段縦続接続された遅延素子41、42、43及び44と、遅延素子41〜44からの遅延信号を加算して一つの合成信号とする加算器45と、加算器45からの合成信号を入力として受け、推定データY(k-i)を出力する推定データ変換器46とから構成されている。
【0031】
このデータ推定回路14の動作について説明するに、ビット列(バイナリ列)で出力される復号データ系列は、遅延素子41〜44により順次にビット周期Tずつ遅延されると共に、遅延素子41〜44の各出力遅延信号が加算器45で加算合成されて合成信号とされた後、推定データ変換器46に供給される。推定データ変換器46は、加算器45の出力値を変換して、図5における目標値TU,MU,ZE,ML,TLのうちの一つを推定データY(k-i)として出力する。
【0032】
推定データ変換器46によるデータ変換は次の規則でなされる。すなわち、遅延素子41〜44の各出力信号がすべて「0」であるとき(0000)は、加算器45の出力合成信号の値は「0」であり、このとき推定データ変換器46は目標値TLを推定データY(k-i)として出力する。また、遅延素子41〜44の各出力信号のうち、遅延素子41又は44の出力信号が「1」で、残りの3つの出力信号が「0」であるとき(1000又は0001)には、加算器45の出力合成信号の値は「1」であり、このとき推定データ変換器46は目標値MLを推定データY(k-i)として出力する。
【0033】
また、遅延素子41〜44の各出力信号のうち、遅延素子41及び42の出力信号、あるいは遅延素子43及び44の出力信号が「1」で、残りの2つの出力信号が「0」であるとき(1100又は0011)には、加算器45の出力合成信号の値は「2」であり、このとき推定データ変換器46は目標値ZEを推定データY(k-i)として出力する。更に、遅延素子41〜44の各出力信号のうち、遅延素子41又は44の出力信号が「0」で、残りの3つの出力信号が「1」であるとき(1110又は0111)には、加算器45の出力合成信号の値は「3」であり、このとき推定データ変換器46は目標値MUを推定データY(k-i)として出力し、遅延素子41〜44の各出力信号がすべて「1」のとき(1111)には、加算器45の出力合成信号の値は「4」であり、このとき推定データ変換器46は目標値TUを推定データY(k-i)として出力する。以上をまとめると表1に示すようになる。
【表1】
Figure 0004010086
【0034】
すなわち、データ推定回路14は、復号データ系列として0が4つ続いた時は、その時点kよりi時点前のデータは目標値TL(従来の目標値−2に相当)であると推定し、同様に、0001、1000のように1が一つの場合は目標値ML(従来の目標値−1に相当)、1100,0011のように1が2つ続いた場合は目標値ZE(従来の目標値0に相当)と推定され、推定データY(k-i)として出力される。ビタビ復号器の出力はビット誤りが低いため、非常に正確に推定データを得ることができる。
【0035】
データ推定回路14から出力された上記の推定データY(k-i)は、図1に示すように、目標値演算回路15に供給される。また、この目標値演算回路15には、ブランチメトリック演算回路11への入力データy(k)が、パスメモリ12の長さによって決定される遅延回路13により、データ推定回路14から出力される推定データY(i-1)と同じ時点まで遅延された遅延入力データy(k-i)が入力される。
【0036】
目標値演算回路15はこれらの入力データY(k-i),y(k-i)を基にして目標値の更新を行い、ブランチメトリック演算回路11に出力をする。図8は目標値演算回路15の一例の回路系統図を示す。同図に示すように、目標値演算回路15は、誤差演算を行う減算器51と、修正係数を乗ずる乗算器52と、前記推定データY(k-i)によって選択動作する選択器53及び54と、加算器551〜555と、加算器551〜555と互いに独立したフィードバックループを構成する遅延素子561〜565とから構成される。
【0037】
この目標値演算回路15の動作について説明するに、遅延回路13から取り出された遅延入力データy(k-i)は、減算器51に供給され、ここで選択器54により推定データY(k-i)によって選択された遅延素子561〜565のうちのいずれか一の遅延素子出力信号と減算されて、目標値誤差信号とされた後、乗算器52で修正係数Gと乗算され、選択器53に供給され、推定データY(k-i)に応じて加算器551〜555のうち、いずれか一の加算器に選択入力される。
【0038】
例えば、推定データY(k-i)として目標値TLが推定されたとすると、選択器54が遅延素子565から取り出された1ビット周期T前の目標値TL(k-1)を選択するので、減算器51からは[y(k-i)−TL(k-1)]で表される目標値誤差信号が取り出され、乗算器52で修正係数Gと乗算されて[G(y(k-i)−TL(k-1))]で表される信号とされた後、選択器53により加算器555へ選択入力されて、遅延素子565から取り出された目標値TL(k-1)と加算される。これにより、加算器555からは次式
TL(k) =TL(k-1) + G(y(k-i)−TL(k-1)
で表される修正後の目標値TL(k)が取り出され、ブランチメトリック演算回路11へ出力される。
【0039】
推定データY(k-i)として他の目標値が推定された場合も同様であり、目標値TUが推定されたときは選択器53は入力信号を加算器551へ出力すると共に、選択器54は遅延素子561の出力信号を選択し、目標値MUが推定されたときは選択器53は入力信号を加算器552へ出力すると共に、選択器54は遅延素子562の出力信号を選択し、目標値ZEが推定されたときは選択器53は入力信号を加算器553へ出力すると共に、選択器54は遅延素子563の出力信号を選択し、目標値MLが推定されたときは選択器53は入力信号を加算器554へ出力すると共に、選択器54は遅延素子564の出力信号を選択する。
【0040】
なお、目標値演算回路15には、初期目標値が入力され、遅延素子561〜565に保持されており、演算開始時点や、大きな無信号状態などで生じる誤差演算の非収束時には、初期目標値が用いられるよう、例えば、図示せぬシステムコントローラや、無信号検出回路等より、初期目標値選択信号が入力され、初期目標値が目標値として使用される。
【0041】
このようにして目標値演算回路15より取り出されてブランチメトリック演算回路11に供給される、更新された5つの目標値は、ビタビ復号器に入力されたデータで、最も出現頻度が高い(ヒストグラムでピークを持つ)5つの平均値に近づいており、良好なビタビ復号が可能となる。すなわち、本実施の形態によれば、目標値修正を行う事で、ある程度の非線形歪みに対しては復号性能の改善効果が期待できる。
【0042】
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。上記の実施の形態では、ある程度の非線形歪みに対しては復号性能の改善効果が期待できるが、大きく歪んだ波形に対しては、歪みが大きい所でブランチメトリック誤差演算に非対称性を生じ、修正しきれない場合が生じる。そこで、この実施の形態では、図1の目標値演算回路15の回路部分を、図9に示すブロック図の構成とすることにより、目標値を対称にし、大きな歪みに対してブランチメトリック演算回路11が正常に動作を行うよう目標値制御をする構成としたものである。
【0043】
図9において、目標値演算回路15より取り出された、更新された5つの目標値は、目標値修正回路61に供給されて修正される一方、直接に選択器62に供給される。選択器62は比較器63からの選択信号に応じて、目標値修正回路61からの修正目標値か目標値演算回路15からの目標値を選択する。選択器62の出力目標値は図1及び図5に示したブランチメトリック演算回路11へ出力される。
【0044】
目標値修正回路61は、目標値演算回路15からの5つの目標値TU、MU、ZE、ML、TLのうち中央値の目標値ZEを中心として各目標値の値が対称となるように、これら5つの目標値のそれぞれに対応する修正目標値TU´、MU´、ZE´、ML´、TL´を生成する回路で、具体的には更新された5つの目標値TU、MU、ZE、ML、TLを用いて、例えば次式により修正目標値TU´、MU´、ZE´、ML´、TL´を生成出力する。
TU´=−TL´=(TU−TL)/2
ML´=−ML´=(MU−ML)/2
ZE´= ZE
【0045】
すなわち、修正目標値TU´、TL´は目標値TUとTLの平均、修正目標値MU´、ML´は目標値MU、MLの平均とされる。なお、目標値修正回路61は、これよりも複雑な数式に基づいて目標修正値を生成することもできることは勿論である。
【0046】
比較器63は目標値演算回路15内の図8に示した減算器51から取り出された目標値誤差と、予め外部から設定されている閾値とを比較し、目標値誤差が閾値以下であるときには、選択器62により目標値演算回路15からの目標値を選択させ、目標値誤差が閾値を越えた時に目標値修正回路61からの修正目標値を選択させる。目標値誤差はビタビ復号器の入力データy(k)の波形歪みに対応しているから、波形歪みがある設定値を越えるような大きな場合は、ブランチメトリック演算回路11へ供給される目標値を目標値修正回路61からの修正目標値に変更することにより、目標値を対称にし、大きな歪みに対してブランチメトリック演算回路11を正常に動作させる。
【0047】
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、目標値誤差は、係数が掛けられた値でもよいし、積分処理などを行った後の信号を用いる事も可能である。また、選択器62で選択される目標値は、初期目標値を用いる事も可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、非線形歪みのある入力データに対しても、従来に比べて誤り率が小さな正確なビタビ復号ができ、また、本発明によれば、ビタビ復号器に入力される等化波形(入力データ)が大きく歪んでいるときは、複数の第1の目標値のうち中央値の目標値を中心として各目標値の値が対称となるように、複数の第1の目標値のそれぞれに対応する修正目標値に基づき、入力データの歪みの影響を最小限にしたブランチメトリック演算が行えるようにしたため、大きく歪んだ入力データに対しても、ブランチメトリック誤差演算に非対称性を生じさせることなく、正確なビタビ復号ができる。
【0049】
また、本発明によれば、演算開始時点及び誤差演算の非収束時には、複数の初期目標値に基づくブランチメトリック演算を行うようにしたため、演算開始時点や誤差演算の非収束時でも安定にビタビ復号ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】PR(1,1,1,1)の説明図である。
【図3】PR(1,1,1,1)の状態遷移図である。
【図4】図3に対応する復号トレリス線図である。
【図5】図1中のブランチメトリックの演算回路の一例の回路系統図である。
【図6】図1中のパスメモリの一例のブロック図である。
【図7】図1中のデータ推定回路の一例のブロック図である。
【図8】図1中の目標値演算回路の一例の回路系統図である。
【図9】本発明の他の実施の形態の要部のブロック図である。
【図10】対称な再生波のヒストグラムである。
【図11】非対称な再生波のヒストグラムである。
【符号の説明】
10 入力データ入力端子
11 ブランチメトリック演算回路
12 パスメモリ
13 遅延回路
14 データ推定回路
15 目標値演算回路
16 復号データ系列出力端子
311〜31n、321〜32n、53、54、62 選択器
41〜44、561〜565 遅延素子
45、551〜555 加算器
46 推定データ変換器
51 減算器
52 乗算器
61 目標値修正回路
63 比較器

Claims (2)

  1. 入力データに対し複数の目標値を用いてブランチメトリックの演算を行って選択信号を生成するブランチメトリック演算回路と、
    前記ブランチメトリック演算回路から出力された前記選択信号に基づいて前記入力データをビタビ復号した復号データ系列を出力するパスメモリと、
    前記パスメモリから出力された前記復号データ系列のビット極性の連続数に基づき、前記入力データよりも所定ビット周期前の時点の入力データを推定した推定データを出力するデータ推定回路と、
    前記データ推定回路から出力された前記推定データと前記入力データとの差を目標値誤差として目標値修正を行い、得られた複数の第1の目標値を前記ブランチメトリック演算回路へ前記複数の目標値として出力する目標値演算回路と、
    前記複数の第1の目標値のうち中央値の目標値を中心として各目標値の値が対称となるように、前記複数の第1の目標値のそれぞれに対応する修正目標値として複数の第2の目標値を生成する目標値修正回路と、
    前記目標値演算回路により得られた前記目標値誤差が所定の閾値以下のときは前記複数の第1の目標値を前記ブランチメトリック演算回路へ出力し、前記目標値誤差が前記閾値を越えたときは前記複数の第2の目標値を前記ブランチメトリック演算回路へ出力する選択手段と
    を有することを特徴とするビタビ復号器。
  2. 前記目標値演算回路は、複数の初期目標値を予め保持しており、演算開始時点及び誤差演算の非収束時には前記複数の初期目標値を前記ブランチメトリック演算回路へ前記複数の目標値として出力することを特徴とする請求項1記載のビタビ復号器。
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