JP4009664B2 - 柔軟な研磨体 - Google Patents

柔軟な研磨体 Download PDF

Info

Publication number
JP4009664B2
JP4009664B2 JP50527099A JP50527099A JP4009664B2 JP 4009664 B2 JP4009664 B2 JP 4009664B2 JP 50527099 A JP50527099 A JP 50527099A JP 50527099 A JP50527099 A JP 50527099A JP 4009664 B2 JP4009664 B2 JP 4009664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating layer
metal coating
metal
layer
abrasive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP50527099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002507155A (ja
Inventor
エッガート・マルティーン
ヴァイス・ベッティーナ
Original Assignee
ファウエスエム・フェアアイニクテ・シュミルゲル−ウント・マシイネン−ファブリーケン・アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ファウエスエム・フェアアイニクテ・シュミルゲル−ウント・マシイネン−ファブリーケン・アクチェンゲゼルシャフト filed Critical ファウエスエム・フェアアイニクテ・シュミルゲル−ウント・マシイネン−ファブリーケン・アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JP2002507155A publication Critical patent/JP2002507155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4009664B2 publication Critical patent/JP4009664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D11/00Constructional features of flexible abrasive materials; Special features in the manufacture of such materials
    • B24D11/02Backings, e.g. foils, webs, mesh fabrics
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D11/00Constructional features of flexible abrasive materials; Special features in the manufacture of such materials
    • B24D11/001Manufacture of flexible abrasive materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D18/00Manufacture of grinding tools or other grinding devices, e.g. wheels, not otherwise provided for
    • B24D18/0018Manufacture of grinding tools or other grinding devices, e.g. wheels, not otherwise provided for by electrolytic deposition
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D3/00Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents
    • B24D3/02Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent
    • B24D3/04Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent and being essentially inorganic
    • B24D3/06Physical features of abrasive bodies, or sheets, e.g. abrasive surfaces of special nature; Abrasive bodies or sheets characterised by their constituents the constituent being used as bonding agent and being essentially inorganic metallic or mixture of metals with ceramic materials, e.g. hard metals, "cermets", cements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【0001】
この発明は、請求項1の前段に規定する柔軟な研磨体を作製する方法に関する。
【0002】
柔軟な研磨体としては、例えば曲がりやすい支持体を装備した、連続研磨ベルトや研磨薄板のようなベース支持体上の研磨材を挙げることができる。そのように柔軟な研磨体の耐久性には、曲がりやすい支持体が研磨工程の間に引張力、加圧力および剪断力によって損傷することなく耐え、高価な研磨体が使用時に接続部から余りにも早く剥がれ落ちないことが重要である。更に、粒子の固定や支持体の負荷特性に関して柔軟な研磨体の熱的強度は、特に乾燥研磨作業で生じる高い温度に耐えるため、充分でなくてはならない。粒子埋込部の特に高い熱強度は超切削材、ダイヤモンドやCBN(立方晶の窒化硼素)を必要とし、これ等の材料は熱伝導度が高いことや硬度が極度に高いことで優れている。最も硬い材料に対して使用する場合でもこの研磨体の切削性が高いため、粒子で発生した研磨熱を粒子の接着材の層や曲がりやすい支持体へ導き、損傷しやすい加工品の過度な温度や熱的に活性化される粒子の破壊を防止することが特に必要である。これには、熱に強い抵抗性のある金属、取り分けニッケルを電気的に埋め込むことが知られている。更に、以下で説明するドイツ特許第1 059 794号明細書、欧州特許第276 946号明細書、欧州特許第0 263 785号明細書、欧州特許第0 280 657号明細書、欧州特許第0 013 486号明細書、ドイツ特許第39 15 810号明細書を参照されたい。
【0003】
電気研磨材コーティングにはただ一つの研磨材層しかない。支持体から出て成長する金属またはニッケルの層は形状に合わせて徐々に平行に散乱する粒子を取り囲み、その場合、所望の入り乱れた(freischneidenden)粒子の埋込レベルは、電着の期間により正確に調整できる。電着された研磨体は研磨材の層が単一の層であるため調整できない。場合によっては、粒子の先端の隆起の差を表面エッチングでなくすることができる。後加工に関するこの誤った可能性のために、研磨材の層の均一性が、基礎となる支持体の均一性に許される程度にたかだか良好であることは、電着された研磨体の典型的な特徴である。電着で面状に覆われた金属とバインダーの層は、主要な粒径(約50〜80%の適当な電着埋込レベルで約20〜600μm)の場合、面状の形成物に一枚の板の物理特性を与える厚さに成っている。このような層の柔軟性あるいはその交番曲げ強度は、そのような層が薄ければより高くなる。何故なら、面状の形成物の両側部の圧縮と延びの間の相対的な相違が減少し、交番負荷の下での疲労破壊が遅れるからである。もっとも、このような薄い数μmの範囲の金属とバインダーの層はこの程度の大きさの粒径だけを固定できる。電着層の強度と柔軟性は、電解層の成分、温度、電流密度および析出速度に依存して非常に異なり、固化状態から脆性硬さ状態経由して、殆ど柔軟になる応力の無い状態までに焼鈍された圧延フォイルである。しかし、フォイルの薄い金属層は、常に衝撃や屈曲負荷に対して高い感度と、他の摩擦負荷に対して小さい抵抗を典型的に示す。これ等は、金属の弾性的な形状可変性によるものである。面状に覆う電気粒子結合層のこのような非可逆的な塑性変形は、高負荷可能で柔軟な研磨体として使用することを排除する。
【0004】
ドイツ特許第1 059 794・号明細書により、金属層の形となった曲がりやすい支持体を柔軟な連続スチールベルト上に形成することが知られている。このベルトは電解液の中を循環し、陰極として接続されている。そして、その表面に散乱する研磨粒子を電着で付けた金属層により結合させている。この研磨コーティングをスチールベルトから剥ぐと、一部埋め込まれた研磨粒子を有する金属フォイルの形の使用可能な研磨ベルトに既になっている。薄い金属フォイルの強度レベルと前記問題はそのような研磨ベルトの使用を最も容易な研磨作業に制限するか、あるいは柔軟性が制限されているため、最も薄い電着粒子バインダー層および最も微細な研磨材粒子のみがこの方法で加工されて柔軟な研磨体となる。この研磨コーティングは、研磨材の支持体上に被膜として被覆される。これにより、表面を覆う電着研磨コーティングを付けると、屈曲感度高さが低下し、引張り強度が上昇するが、被覆した柔軟な研磨ベルトを長期間使用すると、一般に合成した層の伸び状況や伸び特性が異なるという問題が必ず生じる。つまり、偏向と直線移動が増大する切り換わりで行われる研磨機械に被覆したベルトを使用する場合、外向きの層は必ず引張と負荷荷重を受けるが、内側の層は同時に必ず圧縮と負荷解放を受ける。これ等の異なる長手方向の挙動を被覆接着剤により弾性的に相殺する必要がある。更に、材料的に異なった外側と内側の層は、ここで考察する研磨材の支持体上に電着する金属と粒子の層の場合のように、その伸び特性が著しく相違する。持続的に使用可能な付着した柔軟な研磨体は、できる限り大きい偏向角度であって、付着させた品物が全く厚くない時にのみ得られる。何故なら、そうでなければ、内部と外部のベルトの長さを非常に相違させ、平均的な膨張率の接着剤を使用する必要があるからである。通常、接着剤は面成形システム内の最も弱い部材であるから、電着させた研磨コーティングの場所的な損傷は関連している全ての研磨コーティングの剥がれや付着除去を与える。
【0005】
柔軟な研磨体の面状に覆う薄い金属層あるいは金属性の粒子バインダー層の柔軟性の不足と敏感さの問題を解決するため、種々の提案が成されている。これ等の提案に共通する構成は、面状に覆う電着の研磨コーティングを柔軟な研磨体の表面上に形成するのでなく、飛び飛びの互いに分離した位置にのみ研磨コーティングを形成する、つまり柔軟な基体、例えば織物に規則正しいパターンにして配置された孤立した島状の研磨コーティングを形成することにある。その場合、孤立した研磨コーティングは使用方向に見て重なっているか接触しているように表面上に互いにずらして配置されている。粒径や膜厚が大きくなると共に増大する固い電着研磨コーティングを防止することにより、所望の柔軟性が基礎とする基体により標準的に引き受けられることが達成される。何故なら、この基体は規則的に配置され飛び飛びにある研磨コーティング区域の間で曲げの可能性を持っているからである。
【0006】
欧州特許第0 280 657・号明細書により柔軟な研磨体が知られている。この研磨体では、薄い金属フォイル、特に銅フォイルを前提とし、このフォイルが柔軟な非電導性の基体上に被覆されているので、面複合材料の形の支持体が生じ、この材料の一方の側面は面状に覆われた導電性であり、他方の側面は電気的に絶縁状態である。導電性の側面上に、先ず飛び飛びの開口を有する非導電性のマスキングを取り付け、次いで、金属、好ましくはニッケルを研磨粒子と共に電着する。電着では、研磨コーティングの形成がマスキングの飛び飛びの開口上で低減するので、金属(ニッケル)と埋め込まれた粒子から成る島状の面状に覆われていない研磨コーティングが形成される。その後、離散的な研磨区域を互いに区切るマスキングを除去し、未だ存在している下にある金属フォイルをエッチング除去する。最後に、中間空間を樹脂と、場合によっては、炭化珪素の粉末で満たす。層状の金属フォイルを使用する代わりに、金属化処理(外部電流なしの電気化学的な析出、蒸着あるいはスパッタリング)により基体の上に直接金属層を付け、上記に説明したように、更に柔軟な研磨体に加工することもできる。難点となるのは、平滑で積層した金属フォイルとは異なり、基礎となる基体の可能な凹凸は金属化処理で排除できないことであり、このことは、平坦で滑らかな基体、例えばフォイル等の場合には些細なことであるが、糸の絡まりや織物のうねりに特徴のある、例えば織物から成る基体の場合には重要である。そのようなうねった金属被覆されている織物の基体上には、均一に隆起する島状のコーティングを形成できないので、埋め込まれた粒子も均一な高さで自由に柔軟な研磨体から突出していない。この構成の顕著な難点は、基体、場合によって被覆接着剤、金属層および金属バインダー層を粒子と共に積重物である島状のコーティングにより、研磨処理で傾倒モーメントが島の上の剪断変形により生じ、これによりこれ等の島は支持体から簡単に剥がれ落ちる。島中間空間を樹脂または樹脂と炭化珪素の充填材で満たすことにより、この弱い個所を補強することが試みられている。柔軟性に有利となるようにエッチング除去された依然一貫した金属層または銅の層が中断されているので、従って島状の研磨コーティングは、ただ柔軟な支持体への粗悪な中断された熱伝導のみを熱的に絶縁して許容する。
【0007】
欧州特許第0 263 785・号明細書により柔軟な研磨体が知られている。この研磨体では、金属を蒸着してあるいは金属性の糸を織って導電性にした、あるいは金属化処理した樹脂の格子で形成された基体としての織物が前提に成っている。この織物に圧力と温度を加えて、飛び飛びの開口を有する電気絶縁性の重合体の樹脂から成るマスキングを付ける。これ等の飛び飛びの開口の中には電着金属、特にニッケルを研磨粒子の存在と共に付着させる。その場合、再び飛び飛びの研磨コーティングが付着した金属(ニッケル)と埋め込まれた粒子で形成されている。しかし、付着した金属は金属化された織物に直接付着するので、研磨工程で島状の研磨コーティングの剪断力による剥がれの恐れが低減する。その場合、個々の研磨コーティングは熱伝導接触で金属化処理された繊維の上部に立ち上がり、繊維の断面が小さいので伝導度は小さい。この構成の難点は、織物のうねりに応じて、島状の研磨コーティングの一様な隆起を得ることができない。更に、この明細書から織物の形の導電性あるいは非導電性の基体を上に述べた方法でマスキングを付け、その結果、電着で粒子を固定するための開口が再び生じることが知られている。このマスキングされた織物は導電性ドラムに動かないように固定されている。陰極として接続されたこの平滑なドラムは織物の離散的な開口を通して表面から金属もしくはニッケルを析出され、金属またはニッケルの層が織物に完全に生じた時に初めて粒子の分散が行われる。電着による散乱が終わると、柔軟な研磨体をドラムから外し、より強い固体の支持体上に付ける。
【0008】
この方法は、欧州特許第0 276 946号明細書によれば、回転するドラムの代わりに、マスキングされた織物と共に動かない状態で一時的に存在する、電着層を通過している連続スチールベルトを使用する場合にも連続的に行える。層内で搬送ベルトおよび陰極として使用されるスチールベルトは層の外での電着被覆の終わりに柔軟な研磨体から分離され、層の初めで循環するベルトとして再び新しい織物を受け入れる。
【0009】
欧州特許第0 276 946・号明細書および欧州特許第0 263 785号明細書の第二実施例の上記柔軟な研磨体で有利なことは、金属を基礎にした島状の研磨コーティングが織物を下側から上側まで形状に合わせて取り囲み、研磨工程で生じる傾倒モーメントにより島状の研磨コーティングの剥がれの恐れが低減する点にある。しかし、島状の飛び飛びの研磨コーティングの他の全ての構成の場合のように、粒子のないおよび金属もしくはニッケルのない中間島領域がここでも再び見られる。ここでも、島状の研磨コーティングが互いに熱伝導接触していないので、研磨工程で生じる熱が島状の研磨コーティング内で堰止めされている。更に、欠点であるのは、極度に薄く、網状で、開放した軽い織物のみが形状を合わせて金属(ニッケル)により一様に電着で生じる点にある。何故なら、糸それ自体が電着での障害となるような個所となり、電着層が一般に任意の厚さで障害となるような個所のない、一様な厚さに作製できないからである。滑らかなドラム陰極あるいは滑らかなスチールベルト陰極から始まった島状でディスク状の金属もしくはニッケルのコーティングは、層が厚くなればなるほど、あるいは織物を形状に合わせて周囲に成長した(umwachsen・)時点で、益々成長側に向けて形状既応性(Formtreue)を失う。即ち、織物の成長の後に存在する金属もしくはニッケルの層のディスクは、電着すべき研磨粒子のベースとして平坦でなく、一様でない厚さとなる。こうして得られた柔軟な研磨体は積層された織物の太さのためおよび積層された織物の構造のために強度レベルが低くなり、より強い強度の支持体上に付着させる必要がある。これにより、柔軟な研磨体の厚さの許容公差が更に向上する。更に、何れにしても付着させることにより、面複合材料の圧縮性は個々の部材に比べて向上する。実際に非圧縮性のディスク状の金属研磨コーティングが下張りを通して多少弾性的なベースの上に存在し、これが寸法精度のよい研磨を排除する。
【0010】
同じように柔軟な研磨体は欧州特許第0 013 486号明細書により周知である。導電性のドラムの上に非導電性のマスキングが置かれ、その離散的な開口が電着のために開けてある。陰極に接続されたドラムの上で固定された非導電性の織物はマスキングで指定される離散的な位置でのみ電着金属(ニッケルまたは銅)により成長する。織物を貫通して成長した金属層中に粒子が分散し、埋め込まれる。最後に柔軟な研磨体はドラムから外され、更に処理される。この柔軟な研磨体は、欧州特許第276 946号明細書の研磨体とは、実質上所望のディスク状の金属付着がドラム上のマスキングすることにより整列し、織物の貫通成長では整列しないことによってのみ異なる。それ故、この研磨体は柔軟な支持体である特に微細で網状の織物に対してのみ適し、例えばレンズを研磨するのに適している。この方法の改良された構成では、柔軟な研磨体上の同じ高さの粒子の隆起性は、電着的な、しかし単層ではない粒子層内に形成される。このため、マスキングされたドラム上で先ず研磨粒子がマスキングの開口に電着で埋め込む。十分な粒子を埋め込んだら、非導電性の織物を敷き、金属の電着を行う。織物を通り抜けて金属が一定の厚さに付着すると止めて、柔軟な研磨体をドラムから外す。この構成の利点は、一様な粒子の隆起が得られるが、しかしながら粒子が実際的に完全に埋め込まれ、粒子の電着結合に対して切れが少なく、それ故に微細加工にのみ使用できる。柔軟な研磨体の粒子とは反対の側で、他方またディスク状の研磨コーティングの不均一性が、電着の障害となる個所を介した成長によって限定された織物を与えられ、これにより柔軟な研磨体の十分な精度が達成できない。
【0011】
ドイツ特許第39 15 810・号明細書により、広がる縫い目で導電性材料と縫い合わせられた束にされたあるいは束にされていない補強繊維に接続している導電性材料(金属フォイル)の曲がりやすい支持体を有する柔軟な研磨体が知られている。更に、これ等の縫い目は金属フォイルの他方の側にある非導電性材料のマットを金属フォイルに接続する。上側は、補強繊維の間に金属フォイルの領域を設け、この金属フォイル上に金属を電着し、この金属が突出した島を形成するように離散的な領域で被覆により絶縁されている。その後、支持体の両側に合成樹脂の安定化した被膜を付ける。この被膜はマットを覆い、島の間の中間空間を満たし島も覆う。次いで、支持体は島の側で研磨されるので、金属の島が剥き出しになる。その後、島の上に研磨粒子と共に金属を電着する。電着で付けた金属の寸法が過剰になるのが欠点である。何故なら、研磨粒子を電着で埋め込む前に、強化繊維や結合糸が上に延びる必要があるからである。二つの電着過程が必要である。下にある金属フォイルは永続的に曲げに強くない。この代わりに、最初の電着を全面にも行うことができる。
【0012】
その場合、強化繊維は電着の障害となるような個所となり、その時には支持体は非常に固くて柔軟性の少ないサンドイッチ構造となる。
【0013】
この発明の課題は、熱伝導度が高く、柔軟性が大きく、寸法安定性や寸法精度の高い、冒頭に述べた種類の研磨体を製造する方法を提供することにある。
【0014】
上記の課題は請求項1の発明により解決されている。
【0015】
この発明による課題解決の有利で合理的な他の構成は従属請求項に提示されている。
【0016】
この発明は、基体、例えば織物、メリヤス織物、フリース等のような繊維形成物の一方または両方の側に滑らかで一様な表面を有する固い層物質を備えていること、つまり一方の側に導電性材料、好ましくは金属、例えば銅を備え、場合によっては、更に他方の側に非導電性材料、好ましくは硬化可能な樹脂、例えばフェノール樹脂を備えていることを提案している。このように被覆した基体は研磨粒子用の支持体を形成し、支持体の隆起個所が少なくとも金属を被覆した側で僅かな厚さで金属により被覆されているように一定の厚さに仕上げられている。後加工(仕上げ)により生じる固い被覆物質の先細り個所によって、支持体は必要な柔軟性を得え、他方で支持体に対して垂直に高い圧縮抵抗が得られる。このような構成は、糸の絡まりにより生じる起伏性、即ち糸の交差点がある基体としての繊維形成物の場合に特に有利である。その場合、これら被覆は、糸と形状に合わせて(formschluessig)結合(糸にその形状通りに接続)している。最も高い糸の隆起は少なくとも金属側でごく薄くなっている。つまり、約3〜25mであるが、糸の交差点の間では導電性材料(金属)と非導電性材料の主要な量が局在化している。そのように形成された一定の厚さで平滑な金属表面の支持体は、金属性の埋込材料、主にニッケルと研磨粒子を全面的に電着するための理想的な一様な支持体を形成する。これにより、一様な粒子隆起と粒子の埋込に優れている柔軟な研磨体を作製できる。
【0017】
柔軟性は、金属被覆を屈折して更に達成されていて、これにより電気的あるいは熱的な伝導度に悪影響を与えない。
【0018】
以下、この発明による柔軟な研磨体の構造を段階をおって作製することに基づき模式的に示す添付図面によりこの発明をより詳しく説明する。
【0019】
ここに示すのは、
図1,柔軟な研磨体の支持体用の織成経糸/緯糸の基体を経糸方向に見た模式断面、
図2,片側(前側)に付けた金属層を持つ図1の基体、
図3,柔軟な研磨体のための支持体を形成する、金属層に対向する側(後側)に、非導電性材料による付加的な被覆層を有する図2の基体、
図4,仕上がった被覆層を有する図3の支持体、
図5,柔軟な研磨体を作製するため前側の金属被覆層に全面的に電着した金属と研磨粒子の層を伴う図4の支持体、
図6,改善された柔軟な研磨体を作製するため前側の金属被覆層に島状に電着した金属と研磨粒子の層を伴う図5の支持体、
図7,曲げ(屈曲)で誘起され屈折された状態の図5の支持体もしくは研磨材、
である。
【0020】
図面中の同じ部品には同じ参照符号が付けてある。
【0021】
図1は織成経糸/緯糸の織物4の形の柔軟な研磨体の支持体用の基体2を示す。この場合、経糸に参照数字6が、また緯糸に参照符号8が付けてある。この基体には他の織物組織、更にニット製品、編物、編み細工およびフリースも使用できる。これ等には全て糸の交差点がある。
【0022】
糸の交差点は基体の表面に一定の隆起または非平坦性を与える。織物4は研磨体に対する支持体9を形成するため、一方の側(以下、前側と呼ぶ)に大量の金属被覆層10を有し(図2,3),他方の側(以下、後側と呼ぶ)に非導電性材料、主にフェノール樹脂のような硬質の樹脂から成る被覆層12を有し(図3,4),場合によって、付着仲介物や充填材料が付加的に使用される。
【0023】
金属被覆層10の金属は好ましくは銅で、金属溶射、蒸着、スパッタリング、あるいは外部電流なしの電気化学的な付着のような適当な金属化処理により付着される。
【0024】
経糸と緯糸の交差点の糸の隆起のために、金属被覆層10や、後側の被覆層12の表面にも隆起が生じる。図2と3を参照されたい。
【0025】
一定の厚さで平滑な表面の支持体を得るため、被覆層10と12は、例えば寸法に関して研磨し、場合によっては、圧延して仕上げる。図4を参照されたい。少なくとも支持体の前側の金属被覆層(銅)10は、織物、編物、フリース等の最高の隆起が、織物の場合、経糸と緯糸の交差点17の領域で未だごく薄く5〜15μmの程度で金属により被覆されているが、糸の交差点の間に金属の主要量が配置されているように除去される。後加工で生じた規則正しい被覆層10と12の先細り個所13により、支持体9は必要な柔軟性を得るが、他方で、糸の交差点17の間に交互に多量の金属または非導電性材料(樹脂)が形状に合わせて留まり、支持体の弾性的な戻しバネ性が圧縮負荷の下で抑制されることにより、支持体に対して垂直な高い圧縮抵抗が得られる。先細り個所により得られる一面に金属を被覆された織物の柔軟性は織物の組織によっても影響を受ける。即ち、接続のタイプおよび織物の交差点の厚さや位置で影響される。
【0026】
後側の被覆層12は、液状のA−ステージ(A-Zustand・)樹脂を塗布し、未だ成形可能なB−ステージで圧延して、その後に硬化させることにより、寸法について後加工することなく平滑な表面に作製できる。
【0027】
このように形成された一体の厚さと平滑な金属表面の支持体9は、金属埋込材料14,好ましくはニッケルと、研磨粒子16とを伴う全面を電着した被覆層に対する理想的で一様なベースを形成する。図5を参照されたい。これにより、統一された粒子隆起と粒子の埋込に優れている柔軟な研磨体21を作製できる。その際に、この仕上げられた金属被覆層10は、陰極として接続されている。
【0028】
金属性の粒子結合剤層14による全面の電着で必ず生じる硬さは、この発明によれば、少なくとも硬い金属の研磨剤被覆14,16を「屈曲される」こと、つまり最大曲げ強度を越えて規則正しい間隔で割れ目(亀裂)18を発生させることにより排除されている。この場合、下にある金属層10の前記先細り個所13が初期化作用をする。図7を参照されたい。柔軟性を高めるため、好ましくは金属被覆層10も屈曲されるかあるいは屈折される。図7を参照されたい。屈曲したり屈折したりすることは、電着の前、中あるいは後に行える。この屈曲や屈折では、後側の被覆層12に圧縮屈曲部20が生じる。図7を参照されたい。
【0029】
電着金属層14と、その下にある、電着時に陰極として接続される金属層10も、両方の金属層に亀裂を発生することなく、実際の脆性破壊となるような脆性硬さを生じる。両方の金属層の屈曲性(柔軟性)もしくは屈折性は、両方の金属層が固有な引張応力を受けていることにより更に向上する。脆さと、場合によって、更に本来の引張応力により、屈曲または屈折の時に割れが容易に生じる。一方または両方の金属層がただ屈曲するだけで、壊れの恐れは防止される。これは、これら金属層(Metallschichten)が多孔質であるか微細な亀裂のあるように形成するか、取り付けるか、あるいは特定の異種原子もしくは一定量の異種粒子を入れて達成される。電着金属層(ニッケル層)は、先ず研磨粒子により連続的に中断するようにして容易に屈折される。更に、電解質を適当に選択し(例えば艶出しニッケル液),それに応じて選択して析出パラメータによっても、この金属層は特別に低い伸び特性で脆性硬さや微細な亀裂が生じやすい。
【0030】
基体(織物)の表面金属化には、特に銅の金属溶射が適し、この溶射は比較的低い基体温度でも付着能力が高い点で優れていることが分かっている。この厚膜技術の金属化処理により、基体上で層の著しい強さが得られるので、寸法に関する後の後加工で銅が次の銅の層の基体の起伏により除去され、説明したフォイルの滑らかさの銅表面と、基礎になる基体(織物)の糸の交差点17のところの説明した先細り個所13が生じる。更に、金属溶射層が多孔質で酸化物を含むという種々の金属溶射方法の特性がある。更に、これ等の金属溶射層は固有な引張応力を受けていて、これも屈曲や屈折の時に所望の脆性破壊を軽減する。
【0031】
驚くべきことに、曲げ負荷を除去した時に、割れ層22が亀裂個所18に完全に電気接触する。何故なら、そうでなければ、陰極接続された支持体の一様な電着被覆層が可能とならないからである。
【0032】
図5または図7の前記柔軟な研磨体には一連の他の利点がある。面状に覆われている電着の研磨粒子被覆層があるので、従来の技術で飛び飛びの島状の被覆層で島状の中間空間となるような、研磨体の表面に弱い点がない。島状の被覆層とは異なり、切断力が形状の安定した硬い支持体上に面状に分布し、比較的弱い強度支持体上に点状に分布しないので、結局、島状の研磨被覆層を削り落とすことができる。この面状に被覆された電着では、傾倒モーメントが生じない。何故なら、割れ層22あるいは曲げ個所が広い領域を有するからである。下にある金属(銅)10を基体(織物)に形状を合わせて定着させることにより、研磨被覆層を失うことなく困難な研削作業を可能となる。全面被覆は、島状被覆とは異なり、中断しない断面を与え、一様な研磨面となる。何故なら、研磨圧力が柔軟な研磨体の関連する全面に分布するからである。同時に、同程度の散乱密度で力と粒子の比が低減する。特に圧力に安定な構成と、仕上がった支持体9上での一様に隆起する電着粒子埋込により正確な研磨が行える。
【0033】
図5と図7の柔軟な研磨体は熱伝導度が非常に高いので優れている。何故なら、面状に覆っている関連する金属の粒子結合剤層が面状に覆っている関連する金属の下層10に接続し、織物の窪みや糸の交差点の中間空間を満たしているからである。この金属の高い重量パーセント(全重量の2/3〜5/6)は、大量の熱量を研磨粒子から受け取り排出できることを与える。更に、金属の量が多いと、金属の熱膨張が小さいので研磨作業で柔軟な研磨体21の厚さや長さの変化が僅かでしかなく、これが正確な寸法の研磨作業に重要であることを与える。
【0034】
前記の面状の電着の代わりに、滑らかな金属化処理された支持体9に電着する前にマスキング24を印刷し、このマスキングが金属の埋込材料26,主にニッケルと、研磨粒子28と共に電着するために飛び飛びの開口を開けている。図6を参照されたい。しかし、島状の電着研磨被覆層とは異なり、これ等には研磨動作で傾倒モーメントがない。何故なら、研磨被覆層が関連するベース金属層10に載っていて、点状に押圧して削り落とすことがないからである。
【0035】
金属被覆層10を付けるための金属溶射は、被覆パラメータを適当に操作することにより特に高耐熱性基体に限定されるものではない。織物としては金属織物、無機性の織物の外に、十分な冷却に配慮し、金属に関する塗布量や移す熱量を段階的に行えば、例えばアラミド、ポリアミド、ポリエステルあるいは木綿やビスコースまたはそれ等の混合物のような有機性の織物も使用できる。織物の金属繊維部分は金属溶射層を糸のフィラメントに先ず純機械的に係留することが付着値を高くすることになり、更に電気伝導度も改善する。
【0036】
基体の含浸と更に裏側被覆により硬さを調整できる。その外、含浸は金属溶射層の繊維への付着を改善する役目も引き受けている。これにより、原理的にざらざらした金属溶射層が良好な結合点となる。金属バインダー、例えば加硫システム、シーラン添加剤、ポリウレタン、エポキシを添加できる。裏側被覆層自体は、既に説明したように、硬化可能な樹脂、特にフェノール樹脂の単層もしくは多層の被覆層であり、これ等の被覆層を、未だ成形可能なB−ステージで高圧下で塗布した後に艶出し、最後に硬化させる。その時、裏側の後加工は厚さの許容公差に関して必ずしも必要ではない。何故なら、最適経過特性をもつ塗布方法が大切であるからである。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】柔軟な研磨体の支持体用の織成経糸/緯糸の基体を経糸方向に見た模式断面である。
【図2】片側(前側)に付けた金属層を持つ図1の基体を示す図である。
【図3】柔軟な研磨体のための支持体を形成する、金属層に対向する側(後側)に、非導電性材料による付加的な被覆層を有する図2の基体を示す図である。
【図4】仕上がった被覆層を有する図3の支持体を示す図である。
【図5】柔軟な研磨体を作製するため前側の金属被覆層に全体的に電着した金属と研磨粒子の層を伴う図4の支持体を示す図である。
【図6】改善された柔軟な研磨体を作製するため前側の金属被覆層に島状に電着した金属と研磨粒子の層を伴う図5の支持体を示す図である。
【図7】曲げ(屈曲)で誘起され屈折された状態の図5の支持体もしくは研磨材を示す図である。

Claims (17)

  1. 支持体上に、埋め込んだ研磨材料を有する金属を付着させた、柔軟な研磨体を作製する方法であって、その際、
    この研磨体が、曲がりやすい支持体を備えた柔軟な研磨体であり、
    この支持体が曲がりやすい基体から成る層を有し、この基体の一方の側面上に面状に覆われた第一金属被覆層が設けられており、この第一金属被覆層上に第二金属被覆層(14)が設けられており、この第二金属被覆層内に研磨材料が少なくとも部分的に埋め込まれており、その際、
    基体(2)と第一金属被覆層(10)から成る支持体(9)が、一定の厚さを有しており、
    この第一金属被覆層(10)が、平坦で滑らかな電着の障害となるような個所の無い表面、および最小限に抑えられた層厚を有しており、および、
    この第一金属被覆層(10)、および、第二金属被覆層(14)には、亀裂個所(18)がある様式の上記柔軟な研磨体を作製する上記方法において、以下の処理工程、
    (a)曲がりやすい基体(2)の一方の側を第一金属被覆層(10)で面を覆うように過剰寸法で被覆し、
    (b)基体(2)と第一金属被覆層(10)で形成される支持体(9)の所定の厚さ寸法まで、この第一金属被覆層(10)を除去して平坦にし、
    (c)第一金属被覆層(10)に第二金属被覆層(14)を付着させ、同時に研磨材料を埋め込む、
    から成ることを特徴とする方法。
  2. 第一金属被覆層(10)は、基体(2)の最も高い隆起が薄い金属層で未だ覆われている程度に除去され、平坦にされていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 支持体(9)は、第一金属被覆層(10)に対向する側に非導電性材料の被覆層(12)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 支持体(9)は、第一金属被覆層(10)に対向する側に非導電性材料の滑らかで平坦な被覆層(12)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 非導電性材料の被覆層(12)は、基体(2)の最も高い隆起が薄い材料で未だ覆われている程度に除去され、平坦にされていることを特徴とする請求項3または4に記載の方法。
  6. 薄い金属層と非導電性材料の薄い層は、それぞれ3〜25μmであることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 非導電性材料は、硬化可能な樹脂、特にフェノール樹脂であることを特徴とする請求項3または4に記載の方法。
  8. 第一金属被覆層(10)および研磨材料を有する第二材料被覆層(14)、またはいずれか一方は、屈折されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 金属被覆層(10、14)の屈折は、第二金属被覆層(14)を付着させる前、その間、またはその後に行われることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 非導電性材料の被覆層(12)には、屈曲線があることを特徴とする請求項3〜7の何れか1項に記載の方法。
  11. 両方の金属被覆層(10、14)は、脆性硬質に形成されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  12. 金属被覆層(10、14)の中には異種粒子が、混合されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  13. 第二金属被覆層(14)は、第一金属被覆層(10)の上に電着で付けてある前記請求項1〜12の何れか1項に記載の方法。
  14. 第一金属被覆(10)は、固体、液体、気体状あるいは溶解した凝集状態から塗布方法により行われる前記請求項1〜13の何れか1項に記載の方法。
  15. 第一金属被覆層(10)と基体(2)との付着を改良するため、付着剤を使用することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 平坦化は、圧延、メッキ、プレス、鍛造あるいはショットピーニングで行われることを特徴とする請求項2または5に記載の方法。
  17. 第一金属被覆層(10)の金属および非導電性の被覆層(12)の材料の削剥は、サンドブラスト、フライス、研磨、化学または電解エッチング、放電加工、あるいは切断式の除去方法で行われることを特徴とする請求項4に記載の方法。
JP50527099A 1997-06-26 1998-06-23 柔軟な研磨体 Expired - Fee Related JP4009664B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19727104A DE19727104C2 (de) 1997-06-26 1997-06-26 Flexibler Schleifkörper und Verfahren zu seiner Herstellung
DE19727104.9 1997-06-26
PCT/EP1998/003827 WO1999000218A1 (de) 1997-06-26 1998-06-23 Flexibler schleifkörper

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002507155A JP2002507155A (ja) 2002-03-05
JP4009664B2 true JP4009664B2 (ja) 2007-11-21

Family

ID=7833677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50527099A Expired - Fee Related JP4009664B2 (ja) 1997-06-26 1998-06-23 柔軟な研磨体

Country Status (12)

Country Link
US (1) US6383064B1 (ja)
EP (1) EP0991500B1 (ja)
JP (1) JP4009664B2 (ja)
CN (1) CN1131130C (ja)
AT (1) ATE207787T1 (ja)
AU (1) AU744204B2 (ja)
CA (1) CA2294953C (ja)
DE (2) DE19727104C2 (ja)
DK (1) DK0991500T3 (ja)
ES (1) ES2167093T3 (ja)
PT (1) PT991500E (ja)
WO (1) WO1999000218A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6632129B2 (en) * 2001-02-15 2003-10-14 3M Innovative Properties Company Fixed abrasive article for use in modifying a semiconductor wafer
US20040209561A1 (en) * 2001-11-13 2004-10-21 Kazuo Suzuki Abrasive material
JP2003145435A (ja) * 2001-11-13 2003-05-20 Three M Innovative Properties Co 網目構造の研磨材料
US7621802B2 (en) 2002-08-26 2009-11-24 3M Innovative Properties Company Corner sanding sponge
FR2860743B1 (fr) * 2003-10-14 2006-01-13 Snecma Moteurs Procede de polissage automatise de pieces mecaniques en titane ou alliage de titane
US6928768B1 (en) 2004-02-19 2005-08-16 Hot Foot America Lp Deterrent strip for repelling birds and other pests
US20060135049A1 (en) * 2004-12-16 2006-06-22 Petersen John G Millwork sanding sponge
US8662962B2 (en) * 2008-06-30 2014-03-04 3M Innovative Properties Company Sandpaper with non-slip coating layer and method of using
US9950408B2 (en) * 2009-11-02 2018-04-24 Diamabrush Llc Abrasive pad
BR112012029991A2 (pt) 2010-12-30 2016-08-02 Saint Gobain Abrasifs Sa método para reduzir uma rigidez de uma roda abrasiva ligada organicamente; método para produzir uma roda de centro rebaixado; roda de centro rabaixado; roda de centro rebaixado ligada organicamente; especificação de roda de centro rebaixado ligada organicamente; método para triturar uma peça de trabalho; método para determinar uma redução em rigidez em uma roda de centro rebaixada
WO2012141905A2 (en) * 2011-04-14 2012-10-18 3M Innovative Properties Company Nonwoven abrasive article containing elastomer bound agglomerates of shaped abrasive grain
RU2017118071A (ru) * 2012-07-06 2018-10-29 3М Инновейтив Пропертиз Компани Абразивное изделие с покрытием
WO2014037034A1 (en) * 2012-09-05 2014-03-13 Kwh Mirka Ltd. Flexible grinding product with flattened surface and method for manufacturing the same
WO2016062879A1 (de) * 2014-10-24 2016-04-28 Basf Se Schleifelemente und verfahren zu deren herstellung von schleifelementen
JP6726980B2 (ja) * 2016-02-16 2020-07-22 グローブライド株式会社 新規な外観を呈する管状の積層構造体及びゴルフクラブシャフト
TWI587981B (zh) * 2016-09-02 2017-06-21 Mesh emery cloth with open holes
US10849660B2 (en) 2017-02-21 2020-12-01 Diamabrush Llc Sanding screen device
DE102017118002A1 (de) * 2017-08-08 2019-02-14 Rud. Starcke Gmbh & Co. Kg Flexibles Schleifmittel
CN109531449A (zh) * 2017-09-22 2019-03-29 桂林三仕研磨材料有限责任公司 一种有序排列电镀金刚石砂带的制作方法
DE102020207733A1 (de) * 2019-09-04 2021-03-04 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Schleifwerkzeugvorrichtung, Schleifmittel und Schleifwerkzeugsystem
DE102019127341A1 (de) * 2019-10-10 2021-04-15 Schmitz-Metallographie GmbH Verfahren zur Herstellung einer Abrasiveinheit
CN114394737B (zh) * 2022-02-11 2023-01-03 福耀玻璃工业集团股份有限公司 玻璃及用于其成型除膜的金属织物、成型模具、除膜方法
DE102022211515A1 (de) 2022-10-31 2024-05-02 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Schleifelement, Schleifmittel und Verfahren zur Herstellung des Schleifelements und/oder des Schleifmittels

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1059794B (de) * 1955-04-18 1959-06-18 Marcel Ferrand Einrichtung zum Herstellen bandfoermiger Schleifkoerper
DE2966035D1 (en) * 1978-12-12 1983-09-08 Interface Dev Ltd Flexible abrasive member and method of making same
AU613584B2 (en) * 1986-09-15 1991-08-08 Abrasive Technology N.A. Inc. A flexible abrasive coated article and method of making it
GB8701553D0 (en) * 1987-01-24 1987-02-25 Interface Developments Ltd Abrasive article
US4831068A (en) * 1987-02-27 1989-05-16 Ciba-Geigy Corporation Process for improving the photochemical stability of dyeings on polyester fibre materials
AU1215788A (en) 1987-02-27 1988-09-01 Diabrasive International Ltd. Flexible abrasives
DE3915810A1 (de) * 1988-06-07 1989-12-14 Diamant Werkzeuge Gmbh Hameln Flexibler schleifkoerper
US4925457B1 (en) 1989-01-30 1995-09-26 Ultimate Abrasive Syst Inc Method for making an abrasive tool
US5049165B1 (en) 1989-01-30 1995-09-26 Ultimate Abrasive Syst Inc Composite material
US5190568B1 (en) 1989-01-30 1996-03-12 Ultimate Abrasive Syst Inc Abrasive tool with contoured surface
US5203881A (en) 1990-02-02 1993-04-20 Wiand Ronald C Abrasive sheet and method
US5131924A (en) * 1990-02-02 1992-07-21 Wiand Ronald C Abrasive sheet and method
NL9300661A (nl) 1993-04-19 1994-11-16 K G S Diamind Holding B V Schuurvoorwerp omvattende een niet-geweven vezelmateriaal en een werkwijze voor het vervaardigen van een dergelijk schuurvoorwerp.
DE4401548B4 (de) * 1994-01-13 2005-05-25 Dr. Koch Investment und Beteiligung Holding S.A. Schleifvorrichtung für die Bearbeitung von Werkstückoberflächen von rotationssymmetrischen und symmetrischen Werkstücken mittels Schleifbändern

Also Published As

Publication number Publication date
EP0991500A1 (de) 2000-04-12
CA2294953C (en) 2004-08-31
DE59801981D1 (de) 2001-12-06
DE19727104C2 (de) 2000-07-20
US6383064B1 (en) 2002-05-07
ES2167093T3 (es) 2002-05-01
DE19727104A1 (de) 1999-03-25
AU8629498A (en) 1999-01-19
EP0991500B1 (de) 2001-10-31
JP2002507155A (ja) 2002-03-05
DK0991500T3 (da) 2002-02-25
CN1131130C (zh) 2003-12-17
CN1261302A (zh) 2000-07-26
PT991500E (pt) 2002-04-29
ATE207787T1 (de) 2001-11-15
AU744204B2 (en) 2002-02-21
WO1999000218A1 (de) 1999-01-07
CA2294953A1 (en) 1999-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4009664B2 (ja) 柔軟な研磨体
EP0439956B1 (en) Abrasive sheet and method of manufacturing
KR101129905B1 (ko) 연마 패드
CA2217692C (en) Curl-resistant coated abrasives
US5389119A (en) Abrasive member comprising a nonwoven fabric and a method for making same
JP3801203B2 (ja) 変形性表面仕上げ用製品及び該製品を製造するための方法
KR100548085B1 (ko) Cmp용 연마 패드, 이것을 사용한 기판의 연마 방법 및cmp용 연마 패드의 제조법
AU613584B2 (en) A flexible abrasive coated article and method of making it
JP2001240953A (ja) 耐摩耗性等の表面特性に優れるプラスチック基複合材料およびその製造方法
US20070049169A1 (en) Nonwoven polishing pads for chemical mechanical polishing
US20100190420A1 (en) Abrasive disc
KR102596032B1 (ko) 함침된 직물 및 연마 입자를 포함하는 연마 제품
CN101787628A (zh) 用于制造平纺织品的工具
CN110640642A (zh) 一种凹凸型砂布及其制备方法
EP0501022B1 (de) Schleif- oder Trennwerkzeug und Verfahren seiner Herstellung
MXPA99011809A (es) Cuerpo abrasivo flexible
WO2007137453A1 (fr) Toile de ponçage contenant du diamant et procédé de fabrication correspondant
CN1763247A (zh) 纺织机械组件金属表面的镀膜
CA1280896C (en) Flexible abrasive coated article and method of making it
CN101456166A (zh) 纳米微晶立方氮化硼砂布及其制造方法
CN113386058A (zh) 磨料物品和制备这样的物品的方法
GB2193133A (en) Metallic polishing element
JP2002031499A (ja) 防護衣料用材料およびその製造方法
CN1397406A (zh) 研磨层结构及其制造方法
WO2019037832A1 (en) SOFT ABRASIVE ELEMENT HAVING ELONGATED DEPOSITS

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040324

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040623

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041115

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050203

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050407

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061108

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees