JP4009399B2 - ワイパ装置 - Google Patents

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    • B60S1/06Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
    • B60S1/08Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive electrically driven
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ワイパブレードで払拭面を拭うワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワイパブレードで払拭面を拭うワイパ装置のうち、オーバーラップ式のワイパ装置としては、ワイパモータの動力がリンク機構を介して2つのピボット軸にそれぞれ伝わり、2つのピボット軸がそれぞれ回動することによって、ピボット軸にそれぞれ結合されたワイパアームが払拭面上でそれぞれ揺動され、ワイパアームに取付けられたワイパブレードが払拭面にそれぞれ押し付けられて払拭面を拭うものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のワイパ装置では、単一のワイパモータの動力をリンク機構を介して2つのピボット軸に伝えているため、ワイパ装置が取付けられる車体のエアボックス内に、2つのピボット軸に連結されるリンク機構が配置されなければならず、近年、ボデーデザインに応じてそのエアボックスが縮小化される傾向があるため、レイアウトが難しいという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】
この発明に係わるワイパ装置は、車両のエアボックスの容量に拘らず、レイアウト性に富むワイパ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係わるワイパ装置では、第1の出力軸をもち、車体に固定された第1のワイパモータと、第1のワイパモータの第1の出力軸に基端部が結合された第1のモータアームと、車体に回動可能に配置された第1のピボットシャフトと、第1のピボットシャフトに基端部が結合された第1のサブアームと、基端部に第1のモータアームの先端部が回動可能に結合されているとともに、中間部に第1のサブアームの先端部が回動可能に結合された第1のワイパアームと、第1のワイパアームに装着された第1のワイパブレードとからなる第1のワイパと、第2の出力軸をもち、第1のワイパモータとは独立して車体に固定された第2のワイパモータと、第2のワイパモータの第2の出力軸に基端部が結合された第2のモータアームと、第1のピボットシャフトとは独立して車体に回動可能に配置された第2のピボットシャフトと、第2のピボットシャフトに基端部が結合された第2のサブアームと、基端部に第2のモータアームの先端部が回動可能に結合されているとともに、中間部に第2のサブアームの先端部が回動可能に結合された第2のワイパアームと、第2のワイパアームに装着され、第1のワイパブレードとオーバーラップ式に作動される第2のワイパブレードとからなる第2のワイパと、第1、第2のワイパモータの動作を同期制御する制御部を備え、第1、第2のワイパモータは、それぞれ略同一構造に形成された第1、第2のマグネットを有し、第1のワイパモータの第1のマグネットと第2のワイパモータの第2のマグネットとは同一の磁極に着磁されるとともに、第1のワイパモータの第2のマグネットと第2のワイパモータの第1のマグネットとは同一の磁極に着磁され、第1のワイパモータの第1の出力軸は、第2のワイパモータの第2の出力軸に対して反対方向に回転する構成としたことを特徴としている。
【0007】
この発明の請求項2に係わるワイパ装置では、第1の出力軸をもち、車体に固定された第1のワイパモータと、第1のワイパモータの第1の出力軸に基端部が結合された第1のモータアームと、車体に回動可能に配置された第1のピボットシャフトと、第1のピボットシャフトに基端部が結合された第1のサブアームと、基端部に第1のモータアームの先端部が回動可能に結合されているとともに、中間部に第1のサブアームの先端部が回動可能に結合された第1のワイパアームと、第1のワイパアームに装着された第1のワイパブレードとからなる第1のワイパと、第1のワイパモータとは独立して車体に固定され、該第1のワイパモータの第1の出力軸と平行な位置に第2の出力軸が配置された第2のワイパモータと、第2のワイパモータの第2の出力軸に基端部が結合された第2のモータアームと、第1のピボットシャフトとは独立して車体に回動可能に配置された第2のピボットシャフトと、第2のピボットシャフトに基端部が結合された第2のサブアームと、基端部に第2のモータアームの先端部が回動可能に結合されているとともに、中間部に第2のサブアームの先端部が回動可能に結合された第2のワイパアームと、第2のワイパアームに装着され、第1のワイパブレードとオーバーラップ式に作動される第2のワイパブレードとからなる第2のワイパと、第1、第2のワイパモータの動作を同期制御する制御部を備え、第1、第2のワイパモータは、それぞれ略同一構造に形成された第1、第2のマグネットを有し、第1のワイパモータの第1のマグネットと第2のワイパモータの第2のマグネットとは同一の磁極に着磁されるとともに、第1のワイパモータの第2のマグネットと第2のワイパモータの第1のマグネットとは同一の磁極に着磁され、第1のワイパモータの第1の出力軸は、第2のワイパモータの第2の出力軸に対して反対方向に回転する構成としたことを特徴としている。
0008
この発明の請求項に係わるワイパ装置では、第1のワイパアームの第1のモータアームの結合点から第1のサブアームの結合点までの長さ寸法は、第2のワイパアームの第2のモータアームの結合点から第2のサブアームの結合点までの長さ寸法よりも大きい値が選ばれており、第1のサブアームの第1のワイパアームの結合点から第1のピボットシャフトの中心までの長さ寸法は、第2のサブアームの第2のワイパアームの結合点から第2のピボットシャフトの中心までの長さ寸法よりも大きい値が選ばれている構成としたことを特徴としている。
0009
【発明の作用】
この発明の請求項1、2、3に係わるワイパ装置において、第1のワイパは、第1のモータアーム、第1のワイパアーム、第1のサブアームにより四節リンク機構が形成されて第1のワイパブレードを払拭動作させ、第2のワイパは、第1のワイパから独立した位置で、第2のモータアーム、第2のワイパアーム、第2のサブアームにより四節リンク機構が形成されて、第2のワイパブレードを第1のワイパブレードにオーバーラップ式にして払拭動作させる。それ故、第1のワイパと第2のワイパとの間にリンク機構を配置する必要がなくなり、例え、エアボックスが小さい車両であってもレイアウトが難しくならない。
0010
【発明の実施の形態】
0011
【実施例】
図1ないし図6には、この発明に係わるワイパ装置の一実施例が示されている。
0012
図示するワイパ装置1は、第1のワイパモータ10、第1のモータアーム11、第1のワイパアーム12、第1のピボットシャフト13、第1のサブアーム14、第1のワイパブレード15を備えた第1のワイパ2と、第2のワイパモータ20、第2のモータアーム21、第2のワイパアーム22、第2のピボットシャフト23、第2のサブアーム24、第2のワイパブレード25を備えた第2のワイパ3と、制御部4とから構成されている。
0013
第1のワイパモータ10には、モータヨーク10aの内側に第1、第2のマグネット10b、10cが取付けられており、第1のマグネット10bは、内周部にN極が、外周部にS極が着磁されている。これに対して、第2のマグネット10cは、内周部にS極が、外周部にN極が着磁されている。モータヨーク10aの開放側端部はギヤケース10dにねじ止めされている。
0014
第1、第2のマグネット10b、10cの内周部には、アーマチュア10eが配置されている。アーマチュア10eに備えられたアーマチュアシャフト10fには、アーマチュアコア10g、コンミュテータ10hが固定されており、アーマチュアコイル10iがアーマチュアコア10gに巻回されていてコンミュテータ10hに電気的に接続されている。コンミュテータ10hには、図5に示される第1、第2、第3のブラシ10j、10k、10mがそれぞれ電気的に接続可能にして圧接されている。
0015
アーマチュアシャフト10fは、モータヨーク10aの端部に取付けられた第1の軸受10nと、ギヤケース10d内に取付けられた図示しない第2、第3の軸受とにより回転可能に支持されており、ギヤケース10d内に形成された減速機構の一部を構成する図示しないウオームが減速機構の他の一部を構成する減速ギヤに噛合されている。そして、減速機構の最終段が第1の出力軸10pに結合されている。第1の出力軸10pは、ギヤケース10dから突出して配置されている。
0016
第1のワイパモータ10には、アーマチュアシャフト10fのギヤケース10d内に固定された図示しないマグネットと、このマグネットの外周に非接触で配置されたホール素子等の図示しない回転検出用素子とからなる第1の位置検出器(位置検出器)18が備えられている。この第1の位置検出器18は、制御部4に備えられた同期コントローラ30に電気的に接続されているため、アーマチュアシャフト10fが回転することにより発生した回転信号(パルス信号)を同期コントローラ30に与え、同期コントローラ30がその回転信号により第1のワイパブレード15の現在位置を間接的に検出するのに用いられる。
0017
第1のワイパモータ10は、ギヤケース10dがインナパネルの運転席側にねじ固定され、第1、第2、第3のブラシ10j、10k、10mが制御部4に電気的に接続される。第1のワイパモータ10は、制御部4より第1のブラシ10jから第2のブラシ10kに電流が供給されることにより、第1の出力軸10pが図2中時計方向に低速で回転し、これとは異なり、制御部4より第1のブラシ10jから第3のブラシ10mに電流が供給されることにより、第1の出力軸10pが図2中時計方向に高速で回転する。
0018
第1のワイパモータ10の第1の出力軸10pには、第1のモータアーム11に形成された出力軸結合部11bが結合されている。第1のモータアーム11には、モータアーム本体11aの一端部に出力軸結合部11bが配置され、モータアーム本体11aの他端部にワイパアーム結合部11cが形成されている。第1のモータアーム11は、出力軸結合部11bの中心からワイパアーム結合部11cの中心までが長さ寸法L1にされている。
0019
第1のモータアーム11のワイパアーム結合部11cには、第1の枢軸16が固定されており、この第1の枢軸16に第1のワイパアーム12のアームヘッド12aに形成されたモータアーム結合部12a2が回転可能に取付けられている。
0020
第1のワイパアーム12には、アームヘッド12a、リテーナ12b、アームピース12cが備えられている。
0021
アームヘッド12aには、角棒形にされたアームヘッド本体12a1の基端部にモータアーム結合部12a2が配置され、アームヘッド本体12a1の先端部にリテーナ結合部12a3が形成され、アームヘッド本体12a1のほぼ中央部にサブアーム結合部12a4が形成されている。
0022
リテーナ結合部12a3には、リテーナ12bの基端部が払拭面60から離れる方向および払拭面60に近付く方向に回動可能に結合されている。リテーナ12bの先端部には、アームピース12cの基端部が固定され、アームピース12cの先端部に第1のワイパブレード15が装着されている。アームヘッド12aの先端部とアームピース12cの基端部とには、図示しないアームスプリングがそれぞれ係止されている。
0023
サブアーム結合部12a4には、第2の枢軸17が固定されており、この第2の枢軸17に、第1のサブアーム14の先端部に形成されたワイパアーム結合部14cが回動可能に結合されている。第1のワイパアーム12では、第1の枢軸16の中心から第2の枢軸17の中心までの長さ寸法L2が76mmにして形成されている。
0024
第1のサブアーム14には、サブアーム本体14aの基端部にピボットシャフト結合部14bが形成され、サブアーム本体14aの先端部にワイパアーム結合部14cが配置されている。
0025
ピボットシャフト結合部14bには、第1のピボットシャフト13がねじ固定されている。第1のピボットシャフト13は、運転席側のインナパネルに固定された図示しないピボットホルダに挿通されて、このピボットホルダによりインナパネル上で回動可能に支持されている。
0026
第1のサブアーム14は、第2の枢軸17の中心から第1のピボットシャフト13の中心までの長さ寸法L3が110mmにして形成されている。
0027
第1のワイパ2では、第1のワイパモータ10の第1の出力軸10pの中心から第1のピボットシャフト13の中心までが長さ寸法L4にされており、第1のモータアーム11、第1のワイパアーム12、第1のサブアーム14により、第1のワイパモータ10の第1の出力軸10p、第1の枢軸16、第2の枢軸17、第1のピボットシャフト13を支点とした四節リンク機構が構成されている。
0028
第1のワイパ2では、第1のワイパモータ10の第1の出力軸10pが図2中時計方向に回転することによって、第1のサブアーム14が第1のピボットシャフト13を中心に往復で回動されながら四節リンク機構が作動され、その結果、第1のワイパブレード15が払拭面60の下部反転位置A1から上部反転位置B1までを往復で拭う。
0029
一方、第2のワイパ3には、図6に示される第2のワイパモータ20のモータヨーク20aの内側に第3、第4のマグネット20b、20cが取付けられており、第3のマグネット20bは、内周部にS極が、外周部にN極が着磁され、第4のマグネット20cは、内周部にN極が、外周部にS極が着磁されている。この第3、第4のマグネット20b、20cは、第1のワイパモータ10の第1、第2のマグネット10b、10cと略同一構造に形成されており、
この第2のワイパモータ20は、第1のワイパモータ10の第1、第2のマグネット10b、10cの着磁を逆にしただけであって、つまり、第1のワイパモータ10の第1のマグネット10bと第2のワイパモータ20の第3のマグネット20bの着磁を逆にするとともに、第1のワイパモータ10の第2のマグネット10cと第2のワイパモータ20の第4のマグネット20cの着磁を逆にしただけであって、他の部位が第1のワイパモータ10と同一の構成にされているので、第1、第2のワイパモータ10、20は、単一仕様を作成するのとほとんど同じ工数で作成される。
0030
第2のワイパモータ20には、第1のワイパモータ10と同様にして、ギヤケース20d、アーマチュア20e、アーマチュアシャフト20f、アーマチュアコア20g、コンミュテータ20h、アーマチュアコイル20i、第1、第2、第3のブラシ20j、20k、20m、第1の軸受10n、第2、第3の軸受、第2の出力軸20p、第2の位置検出器(位置検出器)19がそれぞれ備えられている。
0031
第2のワイパモータ20は、ギヤケース20dがインナパネルの助手席側にねじ固定され、第1、第2、第3のブラシ20j、20k、20mが制御部4に電気的に接続される。第2のワイパモータ20は、制御部4より第1のブラシ20jから第2のブラシ20kに電流が供給されることにより、第2の出力軸20pが図3中反時計方向に低速で回転し、これとは異なり、制御部4より第1のブラシ20jから第3のブラシ20mに電流が供給されることにより、第2の出力軸20pが図3中反時計方向に高速で回転する。このとき、第2のワイパモータ20の第2の出力軸20pと、第1のワイパモータ10の第1の出力軸10pとは、車体上での水平線に平行にされたワイパ基準線a上にそれぞれ配置されている。
0032
第2のワイパモータ20の第2の出力軸20pには、第2のモータアーム21に形成された出力軸結合部21bが結合されている。第2のモータアーム21には、モータアーム本体21aの一端部に出力軸結合部21bが配置され、モータアーム本体21aの他端部にワイパアーム結合部21cが形成されている。第2のモータアーム21は、出力軸結合部21bの中心からワイパアーム結合部21cの中心までが第1のモータアーム11と同一の長さ寸法L5にされている。
0033
第2のモータアーム21のワイパアーム結合部21cには、第3の枢軸26が固定されており、この第3の枢軸26に第2のワイパアーム22のアームヘッド22aに形成されたモータアーム結合部22a2が回転可能に取付けられている。
0034
第2のワイパアーム22には、アームヘッド22a、リテーナ22b、アームピース22cが備えられている。
0035
アームヘッド22aには、角棒形にされたアームヘッド本体22a1の基端部にモータアーム結合部22a2が配置され、アームヘッド本体22a1の先端部にリテーナ結合部22a3が形成され、アームヘッド本体22a1のほぼ中央部にサブアーム結合部22a4が形成されている。
0036
リテーナ結合部22a3には、リテーナ22bの基端部が払拭面60から離れる方向および払拭面60に近付く方向に回動可能に結合されている。リテーナ22bの先端部には、アームピース22cの基端部が固定され、アームピース22cの先端部に第2のワイパブレード25が装着されている。アームヘッド22aの先端部とアームピース22cの基端部とには、図示しないアームスプリングがそれぞれ係止されている。
0037
サブアーム結合部22a4には、第4の枢軸27が固定されており、この第4の枢軸27に、第2のサブアーム24の先端部に形成されたワイパアーム結合部24cが回動可能に結合されている。第2のワイパアーム22では、第3の枢軸26の中心から第4の枢軸27の中心までの長さ寸法L6が74mmにして形成されている。第2のワイパアーム22での第3の枢軸26の中心から第4の枢軸27の中心までの長さ寸法L6は、第1のワイパアーム12での第1の枢軸16の中心から第2の枢軸17までの長さ寸法L2よりもわずかに小さい。
0038
第2のサブアーム24には、サブアーム本体24aの基端部にピボットシャフト結合部24bが形成され、サブアーム本体24aの先端部にワイパアーム結合部24cが配置されている。
0039
ピボットシャフト結合部24cは、第2のピボットシャフト23にねじ固定されている。第2のピボットシャフト23は、助手席側のインナパネルに固定された図示しないピボットホルダに挿通されて、このピボットホルダによりインナパネル上で回動可能に支持されている。
0040
第2のサブアーム23は、第4の枢軸27の中心から第2のピボットシャフト23の中心までの長さ寸法L7が109mmにして形成されている。第2のサブアーム23での第4の枢軸27の中心から第2のピボットシャフト23の中心までの長さ寸法L7は、第1のサブアーム14での第2の枢軸17の中心から第1のピボットシャフト13の中心までの長さ寸法L3よりもわずかに小さい。
0041
第2のワイパ3では、第2のワイパモータ20の第2の出力軸20pの中心から第2のピボットシャフト23の中心までが長さ寸法L8にされており、第2のモータアーム21、第2のワイパアーム22、第2のサブアーム24により、第2のワイパモータ20の第2の出力軸20p、第3の枢軸26、第4の枢軸27、第2のピボットシャフト23を支点とした四節リンク機構が構成されている。
0042
第2のワイパ3では、第2のワイパモータ20の第2の出力軸20pが図3中反時計方向に回転することによって、第2のサブアーム23が第2のピボットシャフト23を中心に往復で回動され、その結果、第2のワイパブレード25が払拭面60の下部反転位置A2から上部反転位置B2までを往復で拭う。
このとき、第2のワイパブレード25の下部反転位置A2は、払拭面60上で第1のワイパブレード15の下部反転位置A1よりも下方に配置されているおり、第2のワイパブレード25の払拭範囲の方が第1のワイパブレード15の払拭範囲よりも大きい。
0043
制御部4には、同期コントローラ30が備えられており、この同期コントローラ30は、第1の位置検出器18から与えられた回転信号と、第2の位置検出器19から与えられた回転信号とを比較したうえで、第1のワイパモータ10の第1の出力軸10pと第2のワイパモータ20の第2の出力軸20pとが予め定められた速度になるようにするための電流を第1のワイパモータ10の第1、第2、第3のブラシ10j、10k、10mおよび第2のワイパモータ20の第1、第2、第3のブラシ20j、20k、20mにそれぞれ与える。
0044
このようなワイパ装置1では、第1のワイパモータ10、第1のピボットシャフト13が車体のインナパネルの運転席側に取付けられるとともに、第2のワイパモータ20、第2のピボットシャフト23がインナパネルの助手席側に取付けられることによって、第1、第2のワイパ2、3がそれぞれ独立した位置で車体に搭載され、第1、第2のワイパモータ10、20が制御部4に電気的に接続される。
0045
制御部4に備えられたワイパスイッチが低速モードにオン切換えされると、第1のワイパモータ10の第1の出力軸10pが低速で図2中時計方向に回転を始めるとともに、第2のワイパモータ20の第2の出力軸20pが低速で図3中時計反時計方向に回転を始める。
0046
第1のワイパモータ10の第1の出力軸10pが低速で図2中時計方向に回転を始めることにより、第1のモータアーム11、第1のワイパアーム12、第1のサブアーム14よりなる四節リンク機構によって、第1のワイパアーム12が低速で回動を始め、第1のワイパブレード15が図1に示す下部反転位置A1から離れる。
0047
第2のワイパモータ20の第2の出力軸20pが低速で図中反時計方向に回転を始めることにより、第2のモータアーム21、第2のワイパアーム22、第2のサブアーム24よりなる四節リンク機構によって、第2のワイパアーム22が低速で回動を始め、第2のワイパブレード25が第1のワイパブレード15と同時的に図1に示す下部反転位置A2から離れる。
0048
第1のワイパブレード15は上部反転位置B1に向かい、第2のワイパブレード25は上部反転位置B2に向かう。このとき、第1のワイパブレード15は、出発点である下部反転位置A1が第2のワイパブレード25の下部反転位置A2よりも払拭面60で上方にあるので、第1のワイパブレード15が第2のワイパブレード25に先行して上部反転位置B1に向かう。
0049
やがて、第1のワイパブレード15は、上部反転位置B1に到達して反転されてから下部反転位置A1に向かい、第2のワイパブレード25は、上部反転位置B2に到達して反転されてから下部反転位置A2に向かう。
0050
このとき、第2のワイパブレード25は、第1のワイパブレード15に先行して下部反転位置A2に向かうため、第2のワイパブレード25が第1のワイパブレード15に重なり合う事なく下部反転位置A2に向かい、第1、第2のワイパブレード15、25がオーバーラップ式にして下部反転位置A1、A2にそれぞれ戻る。
0051
のワイパブレード25が下部反転位置A2に戻り、次いでのワイパブレード15が下部反転位置A1に戻ってから、第1のワイパブレード15が下部反転位置A1で反転されて上部反転位置B1に再び向かい、第2のワイパブレード25が下部反転位置A2で反転されて上部反転位置B2に再び向かい、ワイパスイッチが低速モードに切換えられている間、この動作が繰り返し行われる。
0052
そして、第1、第2のワイパブレード15、25が払拭動作を行っている途中で、ワイパスイッチが停止モードに切換えられると、第1、第2のワイパモータ10、20の電源回路に内蔵されたワイパ定位置停止スイッチにより、第1、第2のワイパブレード15、25が下部反転位置A1、A2にそれぞれ到達するまでは第1、第2のワイパモータ10、20への電流供給が続けられ、第1、第2のワイパブレード15、25が下部反転位置A1、A2にそれぞれ到達したところで第1、第2のワイパモータ10、20への電流供給がカットオフされ、第1、第2のワイパブレード15、25が下部反転位置A1、A2で停止する。
0053
ワイパスイッチが高速モードに切換えられた際は、上述と同様にして第1、第2のワイパブレード15、25が高速で連続した払拭動作が行われ、ワイパスイッチが間欠モードに切換えられた際は、第1、第2のワイパブレード15、25が下部反転位置A1、A2で所定時間停止する間欠的な動作が行われる。
0054
上述したように、ワイパ装置1では、運転席側の第1のワイパ2と、助手席側の第2のワイパ3とがそれぞれ独立して車体に搭載されるため、従来のもののように、2つのピボット軸に連結されるリンク機構をエアボックス内に配置する必要がない。それ故、エアボックスの容量に左右されることなくレイアウトが行われる。
0055
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の請求項1、2、3に係わるワイパ装置によれば、第1のワイパは、第1のモータアーム、第1のワイパアーム、第1のサブアームにより四節リンク機構が形成されて第1のワイパブレードを払拭動作させ、第2のワイパは、第1のワイパから独立した位置で、第2のモータアーム、第2のワイパアーム、第2のサブアームにより四節リンク機構が形成されて、第2のワイパブレードを第1のワイパブレードにオーバーラップ式にして払拭動作させる。それ故、第1のワイパと第2のワイパとの間にリンク機構を配置する必要がなくなり、例え、エアボックスが小さい車両であってもレイアウトが難しくならない。よって、車両のエアボックスの容量に拘らず、レイアウトを簡単に行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わるワイパ装置の一実施例の回路構成図を含む正面図である。
【図2】 図1に示したワイパ装置においての第1のワイパの主要部の正面図である。
【図3】 図1に示したワイパ装置においての第2のワイパの主要部の正面図である。
【図4】b図1に示したワイパ装置に用いたワイパモータの一部破断正面図である。
【図5】図1に示したワイパ装置に用いた第1のワイパモータのマグネットまわりの構造説明図である。
【図6】図1に示したワイパ装置に用いた第2のワイパモータのマグネットまわりの構造説明図である。
【符号の説明】
1 ワイパ装置
2 第1のワイパ
3 第2のワイパ
4 制御部
10 第1のワイパモータ
10b (第1のワイパモータの第1のマグネット)第1のマグネット
10c (第1のワイパモータの第2のマグネット)第2のマグネット
10p 第1の出力軸
11 第1のモータアーム
12 第1のワイパアーム
13 第1のピボットシャフト
14 第1のサブアーム
15 第1のワイパブレード
20 第2のワイパモータ
20b (第2のワイパモータの第1のマグネット)第3のマグネット
20c (第2のワイパモータの第2のマグネット)第4のマグネット
20p 第2の出力軸
21 第2のモータアーム
22 第2のワイパアーム
23 第2のピボットシャフト
24 第2のサブアーム
25 第2のワイパブレード
a (基準線)ワイパ基準線

Claims (3)

  1. 第1の出力軸をもち、車体に固定された第1のワイパモータと、
    上記第1のワイパモータの第1の出力軸に基端部が結合された第1のモータアームと、
    車体に回動可能に配置された第1のピボットシャフトと、
    上記第1のピボットシャフトに基端部が結合された第1のサブアームと、
    基端部に上記第1のモータアームの先端部が回動可能に結合されているとともに、中間部に上記第1のサブアームの先端部が回動可能に結合された第1のワイパアームと、
    上記第1のワイパアームに装着された第1のワイパブレードとからなる第1のワイパと、
    第2の出力軸をもち、上記第1のワイパモータとは独立して車体に固定された第2のワイパモータと、
    上記第2のワイパモータの第2の出力軸に基端部が結合された第2のモータアームと、
    上記第1のピボットシャフトとは独立して車体に回動可能に配置された第2のピボットシャフトと、
    上記第2のピボットシャフトに基端部が結合された第2のサブアームと、
    基端部に上記第2のモータアームの先端部が回動可能に結合されているとともに、中間部に上記第2のサブアームの先端部が回動可能に結合された第2のワイパアームと、
    上記第2のワイパアームに装着され、上記第1のワイパブレードとオーバーラップ式に作動される第2のワイパブレードとからなる第2のワイパと、
    上記第1、第2のワイパモータの動作を同期制御する制御部を備え
    上記第1、第2のワイパモータは、それぞれ略同一構造に形成された第1、第2のマグネットを有し、上記第1のワイパモータの第1のマグネットと上記第2のワイパモータの第2のマグネットとは同一の磁極に着磁されるとともに、上記第1のワイパモータの第2のマグネットと上記第2のワイパモータの第1のマグネットとは同一の磁極に着磁され、上記第1のワイパモータの上記第1の出力軸は、上記第2のワイパモータの上記第2の出力軸に対して反対方向に回転することを特徴とするワイパ装置。
  2. 第1の出力軸をもち、車体に固定された第1のワイパモータと、
    上記第1のワイパモータの第1の出力軸に基端部が結合された第1のモータアームと、
    車体に回動可能に配置された第1のピボットシャフトと、
    上記第1のピボットシャフトに基端部が結合された第1のサブアームと、
    基端部に上記第1のモータアームの先端部が回動可能に結合されているとともに、中間部に上記第1のサブアームの先端部が回動可能に結合された第1のワイパアームと、
    上記第1のワイパアームに装着された第1のワイパブレードとからなる第1のワイパと、
    上記第1のワイパモータとは独立して車体に固定され、該第1のワイパモータの第1の出力軸と平行な位置に第2の出力軸が配置された第2のワイパモータと、
    上記第2のワイパモータの第2の出力軸に基端部が結合された第2のモータアームと、
    上記第1のピボットシャフトとは独立して車体に回動可能に配置された第2のピボットシャフトと、
    上記第2のピボットシャフトに基端部が結合された第2のサブアームと、
    基端部に上記第2のモータアームの先端部が回動可能に結合されているとともに、中間部に上記第2のサブアームの先端部が回動可能に結合された第2のワイパアームと、
    上記第2のワイパアームに装着され、上記第1のワイパブレードとオーバーラップ式に作動される第2のワイパブレードとからなる第2のワイパと、
    上記第1、第2のワイパモータの動作を同期制御する制御部を備え
    上記第1、第2のワイパモータは、それぞれ略同一構造に形成された第1、第2のマグネットを有し、上記第1のワイパモータの第1のマグネットと上記第2のワイパモータの第2のマグネットとは同一の磁極に着磁されるとともに、上記第1のワイパモータの第2のマグネットと上記第2のワイパモータの第1のマグネットとは同一の磁極に着磁され、上記第1のワイパモータの上記第1の出力軸は、上記第2のワイパモータの上記第2の出力軸に対して反対方向に回転することを特徴とするワイパ装置。
  3. 第1のワイパアームの第1のモータアームの結合点から第1のサブアームの結合点までの長さ寸法は、第2のワイパアームの第2のモータアームの結合点から第2のサブアームの結合点までの長さ寸法よりも大きい値が選ばれており、
    第1のサブアームの第1のワイパアームの結合点から第1のピボットシャフトの中心までの長さ寸法は、第2のサブアームの第2のワイパアームの結合点から第2のピボットシャフトの中心までの長さ寸法よりも大きい値が選ばれていることを特徴とする請求項1または2に記載のワイパ装置。
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