JP4008619B2 - 消火用散水ノズル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプリンクラー消火設備などの固定式消火設備に使用される固定式消火設備の消火用散水ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスプリンクラー消火設備に使用される消火用散水ノズルとしては、防護範囲全体に均一に散水させるため、水をデフレクタで分散させて粒状態に散水しており、例えば図14に示すようなものがある(特開平5−69730号)。
【0003】
図14はヒュージブルリンク式の消火用散水ノズルを示し、ノズル本体101に放水口102が形成され、放水口102に設けた栓103とデフレクタ104との間に一対のレバー105a,105bを接触点106a,106b,106cによって係止し、栓103を閉鎖状態に支持している。レバー105aとレバー105bには感熱体としてのヒューズ107aで固着された一対のリンク108a,108bが装着され、栓103の閉鎖状態を維持している。
【0004】
火災の発生による温度上昇でヒューズ107が溶けると、一対のリンク108a,108bが矢印で示すように分解し、レバー105a,105bの係止が解除され、水圧によってレバー105a,105bが弾け、放水口102から栓103が脱落して加圧水が放水口102から噴出し、散水が開始される。このとき放水口102から噴出した水はデフレクタ104に当たって防護範囲全体に均一に散水される。
【0005】
しかし、このような従来の消火用散水ノズルにあっては、1個のノズル当り例えば80リットル/分以上という所定流量の連続放射となっていたため、火災消火能力に対して比較的多くの消火液あるいは水の量が必要であり、当然消火する対象物以外の物にも放射されるため、放射した消火液あるいは水による二次災害、いわゆる水損が大きくなるという問題点があった。また設備的には、水槽、ポンプが大容量となる上、配管サイズも大きくなり、設備全体の費用が高くなるという問題点もあった。
【0006】
また従来の散水ノズルでは、防護範囲全体に均一に散水させるため水をデフレクタで分散させて粒状にして散水している。そのため、火災の勢いが強い場合には、分散された水は粒子径が小さいため火災の気流に負けて火災の深部に達する前に蒸発し、火災の抑制に時間がかかり、また全く消火できないこともある。このため水の量も多くなり、水損による被害も大きくなる。
【0007】
更に、防護範囲内のある一点から見ると、粒状の水により、一瞬その一点の火災の炎が弱まったとしても、その地点の付近の炎により一度かかった水が蒸発し、付近の炎によって再び燃え始める。このため完全に消火するまでに時間がかかる。
【0008】
そこで本願発明者等にあっては、火災消火能力を確保しながら、消火用散水ノズル1個あたりの放射量を低減することで水損を少なくし、水槽、ポンプなどの容量を小容量とし設置費用を低減することができる固定式消火設備の消火用散水ノズルを提案している(特願昭9−17361号、同10−81386号)。
【0009】
このような消火用散水ノズルは、所定の防護範囲内の特定部分に集中的に散水する散布パターンを形成するスリット穴を備えた旋回自在なノズル部と、ノズル部から消火液又は消火用水を散水する際の水流を駆動源として駆動軸を回転させる駆動部と、駆動部の回転を入力し所定の減速比に従って減速してノズル部を回転させ散布パターンを所定の防護範囲内で走査して所定の防護範囲内全域に散水させる減速部とを備える。
【0010】
このため感熱部が火災により所定温度に達して熱分解し、内部流路を開いて消火用水を散水する際に、消火用散水ノズルは防護範囲内にある部分を集中的に散水するように散布パターンを形成し、防護範囲内を走査するので、火災に対して瞬間的には従来の散水ノズルより大量の消火液が放射され、従来の80リットル/分の防護範囲全域放射の散水ノズルと例えば40リットル/分の回転走査で1rpm程度の場合と比較すると、防護範囲内全体でみて少ない水量にもかかわらず、より高い消火能力が得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような消火用散水ノズルにあっては、定期的に行われる点検時に、火災による感熱部の熱分解で消火用水を放出した際に、水流により駆動部がノズル部を走査回転するかどうかを確認する必要がある。
【0012】
しかし、ノズル部を回転させるためには実際に消火用水を放出してみなければ分からず、ノズル部の回転を確認するための点検が大変になるという問題がある。
【0013】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、ノズル部を走査回転させる駆動部の点検を、実放水を必要とすることなく、簡単且つ容易にできるようにした消火用散水ノズルを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。
【0015】
本発明は、消火用水が圧送される消火用配管に接続され、感熱部が火災により所定温度に達して熱分解することで内部流路を開いて消火用水を散水する固定式消火設備の消火用散水ノズルを対象とする。
【0016】
このような消火用散水ノズルとして、本発明にあっては、定常時はノズル本体先端内部に収納され感熱部が熱分解するとノズル本体先端から外部に露出して、所定の防護範囲内の特定部分に集中的に散水する散布パターンを形成し、旋回することで散布パターンを所定の防護範囲内で走査して所定の防護範囲内全域に散水する旋回自在なノズル部と、ノズル部より流入側ノズル本体内に備えられ、ノズル部から消火用水を散水する際の水流を駆動源として駆動軸を回転させる駆動部と、駆動部の駆動軸の回転を入力し所定の減速比に従って減速してノズル部を回転させる減速部と、を備え、定常時は前記ノズル部と前記駆動部が前記ノズル本体内で連結され、更に、ノズル部と連結しノズル本体先端の外部に旋回自在に備えられ、回転操作によりノズル部を介して駆動部を回転させて点検する点検用ハンドルを設けたことを特徴とする。
【0017】
また消火用散水ノズルとして、本発明にあっては、所定の防護範囲内の特定部分に集中的に散水する散布パターンを形成する旋回自在なノズル部と、ノズル部から消火用水を散水する際の水流を駆動源として駆動軸を回転させる駆動部と、駆動部の駆動軸の回転を入力し所定の減速比に従って減速してノズル部を回転させる減速部と、設置状態でノズル本体の天井面から露出するノズル本体先端に、感熱部の側方周囲を囲む旋回自在なフィンを有し、外部からの回転操作により駆動部を回転させて点検する点検用ハンドルを設けたことを特徴とする。
【0018】
このような点検用ハンドルを設けたことで、駆動部及び減速部の回転確認がいつでも行うことができ、ベアリング、ギア、キャリア等の駆動部の機能を点検できる。特に、腐食やグリス等の固着等が起きた場合には、点検を行うことによって、ノズルの異常を発見することができ、異常箇所を交換する等の対応により、設備を正常に維持することができる。
【0019】
また点検用ハンドルは、感熱部を囲み且つ熱気流が外周から中央部に向かうように複数のフィンを放射状に起立して配置しているため、感熱部の保護部材を兼用しており、外部からの物の衝突で感熱部が変形したり作動不良を起こすことがなく、更に部品点数も低減できる。
【0020】
また点検用ハンドルを構成する複数のフィンは、横方向からの熱気流を妨げることはなく、熱気流を感熱部に向かせる制御板として機能し、熱気流に対する応答性がよい。
【0021】
点検用ハンドルはノズル部と連結しており、ノズル部は減速部の出力軸との連結を解除して駆動部に連結し、点検用ハンドルを回転させることによりノズル部を介して駆動部を回転し、更に駆動部の回転に伴い減速部を出力側から回転させる。
【0022】
点検用ハンドルとノズル部との間に増速機構を設け、点検ハンドルの回転を増加させてノズル部を回転させる。このため点検用ハンドルの少ない回転で駆動部をより多く回転させることができ、更に、実際の放水時に効果点に近付いての点検となり、より信頼性のある点検を行うことができる。
【0023】
更に、点検用ハンドルは、感熱部が火災の熱を受けて熱分解すると感熱部と共に脱落する構成であるため、点検用ハンドルを設けていても、散水時に悪影響を与えない。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の点検機構を備えた固定式消火設備の消火用散水ノズルの外観図である。
【0026】
図1において、本発明の消火用散水ノズル1は、ノズル本体2の上部に消火液または消火用水を加圧供給する給水管に接続するネジ部3を有し、下部に火災による熱気流を受けた際の所定温度で離脱する感熱部4を突出している。ノズル本体2は上部よりボディユニット2a、ボディパイプ2b、先端ユニット2cを順次ねじ込み固定した円筒状の部材で構成される。
【0027】
図2は、図1の消火用散水ノズル1をボディユニット2a、ボディパイプ2b及び先端ユニット2cに分けて示した組立分解図である。上部に位置するボディユニット2aは、内部に駆動部6を設けている。駆動部6にはプロペラ19が設けられ、ノズルから消火用水を散水する際の水流を駆動源としてプロペラ19が回転する。プロペラ19の下側にはカップリング27が設けられている。
【0028】
次のボディパイプ2bは、上部に駆動部6を収納した状態でボディユニット2aにねじ込まれ、ボディパイプ2bの下側に示すノズル部8を駆動部6の下のカップリング27に嵌め入れている。
【0029】
更に、ノズル部8を収納した状態でボディパイプ2bの下側には先端ユニット2cがねじ込まれ、先端ユニット2cには感熱部4が設けられている。先端ユニット2cの感熱部4は、ノズル部8を駆動部6のカップリング27に嵌め込み位置に保持し、この状態でボディユニット2aの内部流路を閉鎖状態としている。
【0030】
感熱部4が火災による熱気流を受けて所定温度で脱落すると、ノズル部8はカップリング27に沿って下降し、これによってボディユニット2a内の内部流路を開き、消火用水をノズル部8の周囲に設けているスリット穴10から放出する。同時に消火用水の水流により駆動部6のプロペラ19が回転し、内部に設けている減速部を介してカップリング27を回転し、更にカップリング27を介してノズル部8を回転させながら散水する。
【0031】
先端ユニット2c下部の感熱部4の周囲には、駆動部6を点検のためのハンドル5が設けられている。ハンドル5の回転は、先端ユニット2cに設けた内歯歯車から2つの2段遊星ギア48に伝達され、更にノズル部8の下端のサンギア50に伝達され、ノズル部8から駆動部6のプロペラ19に伝達されて点検のための回転駆動ができる。
【0032】
図3は、図1の消火用散水ノズルの断面図である。図2の組立分解図から明らかなように、消火用散水ノズル1はノズル本体2を有し、ノズル本体2は上部からボディユニット2a、ボディパイプ2b、先端ユニット2cで3分割され、ねじ込みにより円筒状に組み立てられている。
【0033】
上部のボディユニット2aの先端には接続ネジ部3が形成され、内側に消火用水を流入する内部流路3aを備えている。内部流路3aにはバルブピストン13が設けられ、第1シャフト14,第2シャフト17を介して、先端ユニット2cに設けている感熱部4により閉鎖状態に支持されている。
【0034】
ボディユニット2aからボディパイプ2bの部分には駆動部6が設けられる。駆動部6はプロペラボディの周囲にプロペラ19を持ち、その内側に減速部7を組み込んでいる。減速部7としては、後の説明で明らかにするようにダブル遊星歯車機構が使用されている。
【0035】
感熱部4が火災による熱気流を受けて所定温度で分解して脱落すると、バルブピストン13の支持が解除されて内部流路3aを開き、接続ネジ部3側から消火用水を流し込み、先端より散水する。この水流によりプロペラ19が回転し、プロペラ19の回転は減速部7で減速され、例えば1分間に1回転程度の回転数となってダブル遊星歯車機構の出力側の第2キャリアケース24からカップリング27に伝えられる。
【0036】
ボディパイプ2bの内部に収納しているノズル部8のノズルケース30は、感熱部4が脱落した状態で先端ユニット2c側に落下しており、このためカップリング27の回転は下方に落下して先端から突出した状態にあるノズルケース30に伝えられ、周囲に設けているスリット穴10より消火用水を散水しながら、ノズル部8が1分間に1回転といった回転で消火用水を散水操作する。
【0037】
このとき感熱部4の脱落で落下したノズルケース30は、先端ユニット2cに設けているベアリングボール38に支持された状態で回転する。またハンドル5は感熱部4と共に脱落するため、散水の妨げにはならない。
【0038】
なお、減速部7とノズルケース30を連結するカップリング27は、図示の組込状態では減速部7の第2キャリア24とは連結していない。即ち、カップリング27には、板バネ29が下端部を固定して上端部を外側に広げて組み込まれている。
【0039】
組込状態では板バネ29の上側の屈曲部がノズルケース30の内面に当接して板バネ29が図の実線に示すように内側に曲がっている。よって、板バネ29の上部先端が減速部7の第2キャリア24の下部突起の内面溝24aから外れ、カップリング27と第2キャリア24の連結が解除される。
【0040】
また、図示の組込時は、ノズルケース30の上面に設けた板バネ33とプロペラ19の下端面に設けた溝によりノズルケース30とプロペラ19が連結している。
【0041】
火災時にはノズルケース30が下降するため、カップリング27の板バネ29が図の波線に示したように外側に移動し、板バネ29に上部先端が第2キャリア24の下端突起の内面に当接し、第2キャリア24とカップリング27が連結する。よって、火災時はプロペラ19の回転が減速部7で減速されて第2キャリア24から出力され、カップリング27を介してノズルケース30を回転させる。
【0042】
通常時、感熱部4は先端ユニット2cに分解ボール42の支持で組付け固定されている。この先端ユニット2cには外部からの操作で内部の駆動部6を点検のために回転するための点検機構9が設けられている。点検機構9は、感熱部4の周囲にハンドル5を配置しており、ハンドル5の回転により内歯ギア44を回転できる。
【0043】
内歯ギア44の回転は2段遊星ギア48の下側の第1遊星ギアに噛み合う。2段遊星ギア48の上側の第2遊星ギアは、ノズルケース30の先端に一体に設けたサンギア50に噛み合っている。
【0044】
この遊星歯車機構によりハンドル5の回転は増速されてノズル部8のノズルケース30に伝達され、ノズルケース30は組込時には駆動部6のプロペラ19を連結しているからプロペラ19を回転させることになる。
【0045】
次に、図2に示した各ユニットに分けて、その内部構造を更に詳細に説明する。図4は、図2のボディユニット2aの組立分解図である。ボディユニット2aの下側にはストレーナ11、バルブパッキン12、バルブピストン13及び第1シャフト14が組み込まれる。
【0046】
第1シャフト14に続いては組立ての済んだ駆動部6が装着される。駆動部6を第1シャフト14に嵌め入れた状態で下側にコイルバネ15を挿入し、更にバネ押え16を入れて第2シャフト17を連結する。
【0047】
図5は、図4の駆動部6の組立分解図である。図5において、上部に位置する駆動部ボディ18に対し、プロペラ19の中を通して第1キャリア20をねじ込み固定する。第1キャリア20の下端側には複数の軸穴が形成されており、この軸穴に、その1箇所に代表して示すように第1軸ピン23を介して第1遊星ギア22を装着する。
【0048】
次に第1キャリア20の軸部に回転自在にサンギアユニット21を挿入する。サンギアユニット21は、第1遊星ギア22と噛み合う第1サンギア21a、及び第2遊星ギア25と噛み合う第2サンギア21bを一体に備えている。
【0049】
続いて第2キャリア24を組み付ける。第2キャリア24は上側に複数の第2軸ピン26を突出しており、この軸ピン26のそれぞれに第2遊星ギア25が装着され、第1キャリア20に組み込んだ状態でサンギアユニット21の下側の第2サンギア21bに第2遊星ギア25が噛み合う。
【0050】
このような第1キャリア20から第2キャリア24に至るダブル遊星歯車機構の組立体をプロペラ19に組み込むと、プロペラ19の内側には第1遊星ギア22及び第2遊星ギア25の外側のそれぞれで噛み合う2段の第1内歯ギアと第2内歯ギアが形成されており、これによってダブル遊星歯車機構の減速部7を構成している。
【0051】
第2キャリア24の下側にはカップリング27が装着され、キャリア押え28により固定される。カップリング27の外周の溝には板バネ29が嵌め込まれ、板バネ29の先端の突起29aは、第2キャリア24の下側のカップリングギア溝24aに嵌まり込み、ダブル遊星歯車機構による第2キャリア24からの減速回転を板バネ29を介してカップリング27に伝達するようにしている。カップリング27の下端突起はノズルケース30の内面のスライド溝30aに噛み合う。
【0052】
図6は、図5の組立分解図に示したダブル遊星歯車機構の断面図、即ち図3の断面図の減速部7の拡大図とそのギア配列を示している。
【0053】
図6(A)において、第1キャリア20は上部に位置する外部ケース2dにねじ込み固定され、第1サンギア21aと第2サンギア21bを備えたサンギアユニット21を回転自在に装着し、また第1軸ピン23を固定側として装着している。
【0054】
第1軸ピン23には第1遊星ギア22が回転自在に装着される。第1遊星ギア22は、プロペラ19を周囲に形成したプロペラボディ19aの内側に形成した第1内歯ギア22aに噛み合う。
【0055】
出力側に位置する第2キャリア24には第2軸ピン26が装着され、第2軸ピン26に第2遊星ギア25を回転自在に装着している。この第2遊星ギア25には、プロペラボディ19aの内側に形成した第2内歯ギア25aが噛み合っている。
【0056】
このような遊星歯車機構は、図6(B)に示すようなギア配列を持っている。図6(B)において、入力側の遊星歯車は第1サンギア21a、第1遊星ギア22及び第1内歯ギア22aで構成され、第1キャリア20を固定とし、第1サンギア21aをフリーとし、プロペラ19の回転を第1内歯ギア22aから入力し、固定した第1遊星ギア22を介してフリー状態にある第1サンギア21aに伝えて減速している。
【0057】
次の出力側の遊星歯車機構は、第2サンギア21b、第2遊星ギア25及び第2内歯ギア25aで構成され、プロペラ19の回転を第2内歯ギア25aから入力すると同時に、第2サンギア21bに前段の遊星歯車機構からの減速回転を入力し、フリー状態にある第2キャリア24から最終的な減速回転を取り出している。
【0058】
尚、本発明の減速部7に使用する減速機構は、図6のダブル遊星歯車機構以外に適宜のダブル遊星歯車機構を用いることができる。
【0059】
図7は、図2のノズル部8の組立分解図である。図7において、ノズルケース30は下部の先端部端面にサンギア50を一体に形成し、周囲にスリット穴10を形成しており、図3の断面部から明らかなようにノズルケース30の内側は空洞となっており、内周面軸方向にカップリング27に噛み合うスライド溝30aを形成している。
【0060】
ノズルケース30の内部底面には、上部よりシャフトパッキン32を介してノズルシャフト31が組み込まれ、下側に示すワッシャ34を介して、後の説明で明らかにする感熱部側に組み付けられる。またノズルケース30の外側には、下側よりノズルパッキン35及びノズルケース受け36が鍔部30bの位置に組み込まれる。
【0061】
更にノズルケース30の内部には上部から一対の板バネ33が組み込まれ、板バネ33は下側をケース30上面の収納溝に嵌め入れ、上側を図5のプロペラボディ19aの下面に設けた溝61に嵌め入れ、ノズルケース30と駆動部6を連結している。
【0062】
図8は、図2の先端ユニット2cを上側から見て示している。先端ユニット21の上部から見た内部には、ベアリングボール38、ケーシング39及びスペーサ40が組み込まれている。
【0063】
図9は、図8の先端ユニット2cに上部から組み込む際の組立分解図である。図9において、先端ボディ37に対しては、まず8個のベアリングボール38を組み込み、続いてケーシング39を嵌め入れてベアリングボール38の位置を決め、その上にスペーサ40を組み入れる。
【0064】
図10は、図8の先端ユニット2cの下側に対する組付け部材の組立分解図である。先端ボディ37の下端面の嵌合溝37aに対しては、点検機構のハンドル5を摺動回転自在に組み込む。ハンドル5は回動リング5aの下側に例えば6枚のフィン5bを起立しており、フィン5bは回動リング5aの中心に向かう方向に放射状に配置されている。
【0065】
ボディ37の内部には、スライダ41、分解ボール42、バランサ43、内歯ギア44、バランサ受け45が組み込まれ、最終的に断熱材46を介して感熱部4が組み付けられる。この図10の先端ユニット2cの内部構造を図11の断面図に拡大して示す。
【0066】
図11において、感熱部4は、その上にバランサ43、スライダ41を配置した状態で、スライダ止めネジ47を感熱部4の取付けフランジ4aのネジ部に対するねじ込みで固定される。スライダ41は、外周にカップ状のボール受け41aを複数形成している。
【0067】
ボール受け41aには左側に示すように分解ボール42が収納される。分解ボール42は、スライダ41のボール受け41a、バランサ43の外周のテーパ面、及び先端ユニット2cの開口部内周円の3点で当接し、組込み時の荷重により先端ユニット2cにより分解ボール42を介してスライダ41及びバランサ43を支持し、この状態で上部のノズルシャフト31及び第1シャフト14を介してバルブピストン13を閉鎖状態に支持している。
【0068】
点検機構におけるハンドル5は、回動リング5aを先端ユニット2cの下端のリング溝37aに装着し、スライダ41の外周縁との嵌め合いで抜け止めしている。このハンドル5の内側には内歯ギア44が嵌め込まれる。即ち図10の組立分解図のように、内歯ギア44は外周に複数の溝44aを備えており、この溝44aがハンドル5のフィン5bに嵌合して連結される。
【0069】
ハンドル5は含フッ素樹脂コーティング材でコーティングされており、リング溝37aとの摺動抵抗を低く抑えてハンドル5を容易に回転できるようにしている。リング溝37aにもコーティングさせても良い。
【0070】
内歯ギア44の内周ギアは、スライダ41及びバランサ43に回転自在に装着している2段遊星ギア48の下側の第1遊星ギア46に噛み合う。即ち、図10の組立分解図のように、スライダ41の2箇所には軸穴41aが形成され、またバランサ43の2箇所にも軸穴43aが形成され、ここに2段遊星ギア48をそれぞれ回転自在に嵌め入れている。
【0071】
図11の2段遊星ギア48の上部の第2遊星ギア48bは、ノズル部8のノズルケース30の下端中央に形成したサンギア50に噛み合っている。
【0072】
図12は、図11の先端ユニット2cに設けている点検機構のための遊星歯車機構のギア配列を示している。この遊星歯車機構にあっては、ハンドル5を回転すると、その回転は内歯ギア44に伝えられ、第1遊星ギア48aから第2遊星ギア48bを介してサンギア50に伝えられる。
【0073】
サンギア50はノズル部8の先端に一体に形成されていることから、遊星歯車機構で増速されたハンドル5の回転はノズル部8に伝達される。ノズル部8の回転は、図3の断面図から明らかなように、駆動部6のプロペラ19を回転させることになる。
【0074】
プロペラ19が回転すると減速部7も回転する。駆動部6や減速部7のギアの組合せが悪いなど何らかの故障、異常があると、プロペラ19が回転しないため、ハンドル5を回転させることができない。よって駆動部6、減速部7の異常であると判明することができる。
【0075】
このようにハンドル5の回転を遊星歯車機構により増速して内部の駆動部6に伝えることで、点検者が手でハンドル5をゆっくり回しても、減速部7及び駆動部6のプロペラ19は感熱部4が脱落して実際に消火用水を放水した時の水流による回転とほぼ同等な高速回転を点検時に再現できる。
【0076】
また、点検機構のハンドル5は下部に突出した感熱部4の周囲を囲んでフィン5bを配置しているため、感熱部4に対する物の衝突による破損を防護する機能を果たす。
【0077】
またハンドル5のフィン5bは、その中心方向に対し放射状に配置されているため、火災時に横方向から熱気流を受けた際に、横方向からの気流を中心の感熱部4に向かわせる制御板としての機能も実現し、熱気流に対する感熱部4の作動を迅速且つ確実にできるようにする。更に、ハンドル5は、感熱部4と共に脱落するため、ノズル部8からの散水を妨げることはない。
【0078】
以下に点検時と火災時の動作を説明する。点検時はハンドル5を回転させることにより行われる。減速部7とノズルケース30を連結するカップリング27は、図示の組込状態では減速部7とは連結していない。即ち、カップリング27には、図3の実施形態の屈曲した板バネ29の上方屈曲部はノズルケース30の内側に当って、先端による減速部7の第2キャリア24との連結が解除される。また、ノズルケース30の上面がプロペラボディ19aと連結している。
【0079】
このためハンドル5を操作した時の回転力は、ノズルケース30から駆動部6のプロペラボディ19aに直接伝わって、プロペラ19を回転する。そしてプロペラ19の回転に伴い、内側に設けている減速部7のギアが駆動されることになる。
【0080】
一方、火災による熱気流を受けて感熱部4が所定温度で熱分解して脱落すると、ノズルケース30が先端ユニット2c側のベアリングボール38で支持される回転位置に落下する。そのため、板バネ29の規制が解除されて破線のように外側に広がり、カップリング27は板バネ29を介して減速部7の出力部となる第2キャリア24に連結され、減速部7で減速した回転をノズルケース30に伝えて回転するようになる。
【0081】
図13は本発明による消火用散水ノズルの他の実施形態の断面図である。この実施形態にあっては、減速部7の第2キャリア24、カップリング27およびノズルケース30のそれぞれの連結の構成が、図3の実施形態の板バネ29による構成とは異にしている。
【0082】
図13の実施形態にあっては、カップリング27とノズルケース30との間に第2カップリング60を備えている。第2カップリング60はノズルケース30内面の溝にはめ込まれており、第2カップリング60とノズルケース30が連結している。図のような組込状態においては、ノズルケース30の上昇に応じて第2カップリング60も上昇し、図示の位置では第2カップリング60は減速部7のカップリング27とは連結していない。また、ノズルケース30の上面にはプロペラボディ19aの下面に設けた溝にはまる突起が設けられている。このためハンドル5を操作した時の回転力は、ノズルケース30から駆動部6のプロペラボディ19aに直接伝わって、プロペラ19を回転する。そしてプロペラ19の回転に伴い、内側に設けている減速部7のギアが駆動されることになる。
【0083】
一方、火災時にノズルケース30が下降すると、第2カップリング60も下降してカップリング27の下端の突起が第2カップリング60の上側に設けた係止溝60aにはめ込まれ、カップリング27と第2カップリング60が連結する。そして、減速部7で減速した回転をノズルケース30に伝えて回転するようになる。
【0084】
尚、上記の実施形態で点検機構に使用するハンドルは、天井面から露出したヘッド先端側に設けられる部材であれば、適宜の形状または構造を取ることができる。また本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なわない適宜の変形を含む。
【0085】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、消火用散水ノズルに外部からの回転操作により駆動部を回転させて点検する点検用ハンドルを設けたことで、ヘッドに内蔵している駆動部及び減速部の回転確認をいつでも行うことができ、ベアリングギア、キャリア等の減速部及び駆動部の機能を簡単且つ容易に点検できる。
【0086】
特に内部の駆動機構に腐食やグリス等の固着が起きた場合には、点検を行うことによってノズルの異常を発見することができ、異常箇所を交換する等の対応により設備を常に正常な状態に維持することができる。
【0087】
また、点検用ハンドルはノズル設置状態で、天井面から露出する箇所に設けていることで、設置状態での回転操作により簡単且つ容易に点検ができる。
【0088】
また点検用ハンドルを構成するフィンは、感熱部を囲み、熱気流が外周から中央部に向かうように複数枚放射状に起立して配置するため、感熱部の保護部材を兼ねることで、外部から物が当たっても感熱部の変形や破損を防止でき、更に横方向からの熱気流を感熱部に向かわせる制御板として機能することで、熱気流に対する応答性を高めることができる。
【0089】
更に、増速機構を設け、点検用ハンドルの回転を増加させてノズル部を介して駆動部あるいは減速部に伝えることで、少ない回転で駆動部をより多く回転でき、これによって実際の放水時の回転に近付いた回転状態が作り出され、より信頼性のある点検ができる。
【0090】
更にまた、点検用ハンドルは感熱部が火災の熱を受けて熱分解すると感熱部と共に脱落する構成であるため、点検用ハンドルを設けていても散水時に悪影響を及ぼすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消火用散水ノズルの外観説明図
【図2】図1のノズル組立分解図
【図3】図1のノズル内部構造の断面図
【図4】図3のボディユニットの組立分解図
【図5】図4の駆動部の組立分解図
【図6】図2の減速部の拡大断面とダブル遊星歯車機構の説明図
【図7】図3のノズル部の組立分解図
【図8】図3の先端ユニットを情報から見た斜視図
【図9】図8の先端ユニットにおける上部側の組立分解図
【図10】図8の先端ユニットにおける下部側の組立分解図
【図11】図2の先端ユニットに内蔵した点検機構の拡大断面図
【図12】図12の点検機構に設けた遊星歯車機構の説明図
【図13】本発明の他の実施形態の断面図
【図14】従来例の説明図
【符号の説明】
1:消火用散水ノズル
2:ノズル本体
2a:ボディユニット
2b:ノズルパイプ
2c:先端ユニット
3:ネジ部
3a:内部流路
4:感熱部
5:ハンドル
6:駆動部
7:減速部
8:ノズル部
9:点検機構
10:ノズル孔
11:ストレーナ
12:バルブパッキン
13:バルブピストン
14:第1シャフト
15:コイルバネ
16:バネ押え
17:第2シャフト
18:駆動部ボディ
19:プロペラ
20:第1キャリア
21:サンギアユニット
22:第1遊星ギア
24:第2キャリア
25:第2遊星ギア
27:カップリング
28:キャリア押え
29:板バネ
30:ノズルケース
31:ノズルシャフト
32:シャフトパッキン
33:板バネ
34:ワッシャ
35:ノズルパッキン
36:ノズルケース受け
37:先端ボディ
38:ベアリングボール
39:ケーシング
40:スペーサ
41:スライダ
42:分解ボール
43:バランサ
44:内歯ギア
45:バランサ受け
46:断熱材
48:2段遊星ギア
50:サンギア

Claims (6)

  1. 消火用水が圧送される消火用配管に接続され、感熱部が火災により所定温度に達して熱分解することで内部流路を開いて消火用水を散水する固定式消火設備の消火用散水ノズルに於いて、
    定常時はノズル本体先端内部に収納され前記感熱部が熱分解するとノズル本体先端から外部に露出して、所定の防護範囲内の特定部分に集中的に散水する散布パターンを形成し、旋回することで前記散布パターンを前記所定の防護範囲内で走査して前記所定の防護範囲内全域に散水する旋回自在なノズル部と、
    前記ノズル部より流入側ノズル本体内に備えられ、前記ノズル部から消火用水を散水する際の水流を駆動源として駆動軸を回転させる駆動部と、
    前記駆動部の駆動軸の回転を入力し所定の減速比に従って減速して前記ノズル部を回転させる減速部と、
    を備え、
    定常時は前記ノズル部と前記駆動部が前記ノズル本体内で連結され、
    更に、前記ノズル部と連結しノズル本体先端の外部に旋回自在に備えられ、回転操作により前記ノズル部を介して前記駆動部を回転させて点検する点検用ハンドルを設けたことを特徴とする消火用散水ノズル。
  2. 消火用水が圧送される消火用配管に接続され、感熱部が火災により所定温度に達して熱分解することで内部流路を開いて消火用水を散水する固定式消火設備の消火用散水ノズルに於いて、
    所定の防護範囲内の特定部分に集中的に散水する散布パターンを形成する旋回自在なノズル部と、
    前記ノズル部から消火用水を散水する際の水流を駆動源として駆動軸を回転させる駆動部と、
    前記駆動部の駆動軸の回転を入力し所定の減速比に従って減速して前記ノズル部を回転させる減速部と、
    設置状態でノズル本体の天井面から露出するノズル本体先端に、前記感熱部の側方周囲を囲む旋回自在なフィンを有し、外部からの回転操作により前記駆動部を回転させて点検する点検用ハンドルを設けたことを特徴とする消火用散水ノズル。
  3. 請求項1又は2に記載の消火用散水ノズルに於いて、前記点検用ハンドルは、前記感熱部を囲み且つ熱気流が外周から中央部に向かうように前記複数のフィンを放射状に起立して配置したことを特徴とする消火用散水ノズル。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の消火用散水ノズルに於いて、前記点検用ハンドルは、前記ノズル部と連結しており、ノズル部は前記減速部の出力軸との連結を解除して前記駆動部に連結し、前記点検用ハンドルを回転させることにより前記ノズル部を介して前記駆動部を回転し、更に前記駆動部の回転に伴い前記減速部を出力側から回転させることを特徴とする消火用散水ノズル。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の消火用散水ノズルに於いて、前記点検用ハンドルとノズル部との間に増速機構を設け、前記点検用ハンドルの回転を増加させてノズル部を回転させることを特徴とする消火用散水ノズル。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の消火用散水ノズルに於いて、前記点検用ハンドルは、前記感熱部が火災の熱を受けて熱分解すると該感熱部と共に脱落する構成であることを特徴とする消火用散水ノズル。
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