JP4008205B2 - 物品収納パレット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は物品収納パレットに関し、例えば減速機等の機器類を収納、運搬するのに適した物品収納パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、中型、大型の減速機やモータ等の機器類(物品:以下、減速機等と言う。)を客先へ運搬するには、減速機等をその大きさや種類に合わせた専用の木箱内に収納、固定した状態で行っている。中・大型の減速機等は重量物であり、又、用途によって大きさや種類が様々であるため、転倒防止等の観点から汎用の運搬ケースにそのまま載置して運搬するのが困難だからである。
【0003】
木箱は、保管コストを削減するという観点から、減速機等を運搬する際に組み立てられ、併せて減速機等の相手部材への取付孔に対応した専用の固定孔が形成される。減速機等は、その取付孔を木箱の固定孔に位置合わせした後、ボルト等により固定して転倒を防止した状態で運搬される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、客先へ運搬された木箱については、客先では減速機等を取り出した後は不要となるが、空の木箱を回収しても、木箱は一度分解すると再利用が困難となり、一方、次の搬送のために長期間木箱を空の状態のまま保管しておくのは、スペース、コストの両面で不利である。
【0005】
又、実際問題として空の木箱を客先からメーカーに回収するのは、(重量は軽くても)容量が大きいだけに輸送自体大掛かりとなってしまうこともあり、特に個数が多いときはトラックの手配など輸送コストの面でも不利となることがあった。
【0006】
これらの事情から、従来、空になった木箱は、客先で分解、廃棄されているのが現状である。
【0007】
又、小型の減速機等については軽量であることから転倒による危険性も少ないため、やはり大きさや種類に合わせた専用の段ボール箱に入れて運搬されているが、木箱の場合と同様の理由により、空の段ボール箱は客先で分解、廃棄されているのが現状である。
【0008】
しかしながら、近年は環境問題がクローズアップされ、廃棄物の減少化が求められており、またコスト等の観点からも、リサイクル可能な収納及び運搬手段が求められている。
【0009】
そこで本発明は、減速機等を載置した状態及び減速機等を載置しない状態それぞれでの運搬、保管に適した形態をとることができ、しかも繰り返し使用可能なパレットを提供することを目的とし、特に減速機等の運搬の際に用いる緩衝材を保管、管理する上で便利な物品収納パレットを提供することをその課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下面壁、正面壁、側面壁、背面壁とを有する物品収納パレットにおいて、前記正面壁、前記側面壁及び前記背面壁がそれぞれ少なくとも下壁部と上壁部との2つの壁部を有し、各上壁部それぞれの下壁部に対してパレット内側へ折り畳み可能とされ、前記下面壁が、該下面壁を接地面に対して所定の高さを有して保持するための脚部を有し、且つ、前記正面壁、側面壁、背面壁のうち少なくとも1壁の上壁部が、該上壁部を内側へ折り畳んだ際に前記脚部に対応する位置にカット部を有することにより、上記課題を解決したものである。
本発明は、又、下面壁、正面壁、側面壁、背面壁とを有する物品収納パレットにおいて、前記正面壁、前記側面壁及び前記背面壁がそれぞれ少なくとも下壁部と上壁部との2つの壁部を有し、各上壁部がそれぞれの下壁部に対してパレット内側へ折り畳み可能とされ、前記下面壁が、該下面壁の下側に板状の取付チャンネルを備え、該取付チャンネルに所定ピッチで収納物固定用の孔が形成されたことにより、同じく上記課題を解決したものである。
【0011】
本発明に係る物品収納パレットは、下面壁に対して縦壁、即ち正面壁、側面壁及び背面壁を取り付け、これらの内側に収納空間を形成する。正面壁、側面壁及び背面壁は、それぞれ下面壁に対して取り付ける下壁部と、この下壁部の上側に位置する上壁部とを有し、上壁部を下壁部に対してパレット内側(収納空間側)へ折り畳むことで、上壁部を折り畳んだ分だけ非収納時の全高を低くできる。即ち減速機等を取り出した後の運搬や保管において省スペース化を達成できる。
【0012】
この場合、省スペース化のみを考慮する場合には、できるだけ折り畳んだ状態での厚さ(高さ)が薄くなるように平面的に折り畳むためのが良いことになるが、ただ単に平面的に折り畳んだのでは、減速機等を傷めないようにするために用いる緩衝材を収納しておくスペースがなくなる。このことは緩衝材を別途に保管・管理しなければならないことを意味し、煩雑であり、紛失等の恐れも出てくる。
【0013】
本発明では、パレットの縦壁(正面壁、側面壁、及び背面壁)を上下に分けるようにしたため、パレット内の縦壁の下面部のスペースに緩衝材等を残した状態で折り畳むことができる。この結果、バレットが存在する限り、その中に必ず緩衝材が格納された状態となっているため、より多くのパレットを効率よく運搬或いは保管可能としながら、煩雑な別途の管理なくして、(或いは極めて簡易の管理のみで)いつでも確実に緩衝材と共にパレットを使用することができる。
【0014】
なお、上壁部は、さらに細かく上下の壁部に分かれていてもよい。即ち、例えば2つ折りの可能な上壁部とされていてもよい。
【0016】
本発明では、また、前記下面壁が、該下面壁を接地面に対して所定の高さを有して保持するための脚部を有し、且つ、前記正面壁、側面壁、背面壁のうち少なくとも1壁の上壁部が、該上壁部を内側へ折り畳んだ際に前記脚部に対応する位置にカット部を有する構成とされているため、脚部の高さに相当する分、下面壁を接地面から浮上させた状態で保持することができ、接地面の汚れ(特に接地面上の水や油等)に該下面壁が直接接触するのを防止できる。しかも、この構造によれば、上壁部に設けたカット部が上壁部を折り畳んだ際に脚部の上に位置するので、積み重ねて上になったパレットの脚部を下のパレットのカット部に挿入することができ、積み上げ保管する際の厚さ方向のスペースを最小化できる。また、この脚部とカット部との係合が上下のパレットの水平方向の位置ずれ防止の機能を果たすため、数多く積み重ねても安定した積み上げ状態を維持することができる。
【0017】
なお、本発明においては、前記下面壁が、該下面壁の下側に板状の取付チャンネルを備え、該取付チャンネルに所定ピッチで収納物固定用の孔が形成された構造としても相応の効果が得られる。
【0018】
この構造によれば、板状の取付チャンネルに収納物固定用の孔が所定ピッチで形成されていることから、大型の機器を含む複数種類の減速機等を確実に収納、固定できる。一般に複数種類の機器の収納には、機器の種類ごとに固定位置が異なるが、このパレットの構成では、一つのチャンネルを用意するだけで汎用的に対応できるので、コスト的にも有利で、再使用の際も便利である。
【0019】
又、縦壁、即ち正面壁、側面壁、背面壁のうち少なくとも1壁の下壁部には、該下壁部から前記下面壁にかけて曲折したL型の補強部材を設けるようにすると良い。
【0020】
上述のような構成のパレットを複数個積み重ねると、下側に位置するパレットほど大きな荷重が掛かり、縦壁の下壁部に撓みが生じて外側に開くように変形し易い。しかし、このようにL型の補強部材を設けることにより、こうした荷重に対する補強がなされる。
【0021】
【発明の実施の形態及び実施例】
以下本発明の実施の形態及び実施例を図面に基づいて説明する。
【0022】
図1は本発明に係るパレットPの実施形態の正面図、図2(A)は、図1のパレットPの下面壁を上から見た平面図であり、図2(B)は同じく下面壁の金網を一部取り除いて上から見た平面図、図3は図1のパレットPの側面図、図4は同じく側面図の上部拡大図、図5は同じく下部拡大図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【0023】
図2に示すように、この実施形態のパレットPの下面壁1は、2本の短寸チャンネル2と、その間に固定された4本の長寸チャンネル3とからなるベースアッシー4と、長寸チャンネル3、3間に設けられた2枚の板状の取付用チャンネル5及びベースアッシー4上に載置される下面金網6とからなる。
【0024】
2本の取付用チャンネル5には所定のピッチで長孔状の中型用固定孔7と大型用固定孔8とがそれぞれ2個ずつ形成されている。
【0025】
図1に示すように、パレットPの正面壁10は、ベースアッシー4に固定された正面下金網11と、該正面下金網11にヒンジコイル12を介して回動可能に結合された正面上金網13とからなる。
【0026】
正面上金網13には後述する側面壁を構成する側面上金網と結合するためのバーボルト14とバーガイド15とからなる連結部や、ネームプレート16が設けられている。ネームプレート16は、適宜の必要事項(一般的にはこの種のパレットPで必要な最大積載重量や積載可能段数等)を表示あるいは書き込めるようにしてある。また、正面下金網11にはプレート17が設けられている。この実施形態のパレットPでは、プレート17にネームプレート16よりも大きなものが採用されており、例えば後述する緩衝材を管理するためのバーコード等を張り付けられるようにしてある。
【0027】
なお、正面上金網13と正面下金網11との間にはヒンジロック18が設けられており、両金網11、13が外れないようにされている。また正面上金網13は、パレットPを折り畳む際に、後述する側面上金網と干渉しないよう正面下金網11よりも長手方向が若干短めに形成されている。図1に示すL1が正面下金網11の長手方向寸法、L2が正面上金網13の長手方向寸法で、L1>L2である。
【0028】
図3に示すように、パレットPの側面壁20は、ベースアッシー4に固定された側面下金網21と、該側面下金網21にヒンジコイル22を介して回動可能に結合された側面上金網23とからなる。側面上金網23には、正面上金網13のバーボルト14が挿入されるステップ24と、パレットPを積み重ねたときのズレを防止するステップ25とが設けられている(図4参照)。また、側面上金網23の一部には金網を切除して形成した金網カット部26が設けられており、この部分の金網はカットされている(金網が存在しない)。
【0029】
なお、図7(C)に示すように、正面壁10の正面下金網11の高さ(ヒンジコイル12の位置)h1は、側面壁20の側面下金網21の高さ(ヒンジコイル22の位置)h2よりも低くなっており、減速機等を正面側から収納する作業をやり易くすると共に、正面上金網13及び背面上金網43をパレットP内側に折り畳んだ上部に側面上金網23が干渉することなく折り畳めるようにしてある。
【0030】
パレットPの背面壁40については、独立した図示は省略するが、図7(C)において略示的に示されている。背面壁40は、ベースアッシー4に固定された背面下金網41と、該背面下金網41にヒンジコイル42を介して回動可能に結合された背面上金網43とからなる。また、背面上金網43にも正面壁10と同様に側面上金網21と結合するための図示せぬバーボルトとバーガイドとからなる連結部が設けられている。
【0031】
図1、図3に示すように、ベースアッシー4の四隅付近には脚部30が設けられており、パレットPの荷重を支えると共に、脚部30の高さに相当する分、下面壁1を接地面から浮上させた状態で保持することができるようになっている。これにより、接地面の汚れ(特に接地面上の水や油等)に該下面壁1が直接接触するのを防止できる。これら脚部30はそれぞれ、上述した側面上金網23を折り畳んだ際にその金網カット部26に挿入できる位置に設けられており、パレットPを折り畳んで別のパレットPを上に積み重ねた際に、当該上に積み重ねられた別のパレットPの脚部30が挿入・係合できるようになっている。
【0032】
また図5、図6に示すように、側面下金網21とベースアッシー4との間には、L型補強材31が設けられている。このL型補強材31は、側面下金網21が外側に開かないように補強するためのものである。
【0033】
次に、本実施形態のパレットPを用いた減速機等の収納、運搬方法及びパレットPの保管方法について図7を併せて参照して説明する。図7(A)は組立時、同(B)は折り畳み時、同(C)は減速機等の収納、固定時のそれぞれの概略斜視図である。
【0034】
本実施形態の特徴の一つは、一つのパレットPで小型〜大型の減速機等の運搬に対応できることである。小型の減速機等を運搬する際には、バーガイド15を操作してバーボルト14を側面上金網23のステップ24から抜き、正面上金網13を正面側へ回動させて倒し、図7(C)に示す減速機等の固定時の状態とする。
【0035】
次いで、ほぼ下壁部と同じ面積を有し、小型の減速機等に対応した凹部を有する緩衝材(例えば発泡ポリプロピレン製のもの等が適するが、もちろんその他種々のスポンジ状の材質のもの等も使用できる。図示は省略する。)を下面金網6上に1枚敷き、その緩衝材の凹部に当該小型の減速機を載置する。その上に、さらにもう1枚緩衝材を重ね、それによって減速機等を固定し、正面上金網13を上方へ回動させ、バーガイド15を操作してバーボルト14を側面上金網23のステップ24に挿入して正面上金網12と側面上金網23とを連結し、図7(A)の状態にして運搬する。
【0036】
なお、緩衝材に凹部を複数設けた構成とすることにより小型の減速機等を、同時に複数台運搬できる。その場合、緩衝材に複数の凹部を連設してもよいし、一つの凹部を適宜の手段で区切って用いてもよい。
【0037】
中型の減速機等を運搬する際には、同様に図7(C)の状態にすると共に、中型減速機等の相手部材への取付孔(一般的に減速機等の底面部に形成されている。)を取付用チャンネル5の中型用固定孔7に対応させて固定する。この時、多少の大きさの違いは中型用固定孔7が長孔状になっているために問題なく対応できる。減速機等を固定した後は上述した小型の減速機等の場合と同様に図7(A)の状態にして運搬する。
【0038】
大型の減速機等を運搬する際にも、やはり図7(C)の状態にすると共に、大型減速機等の相手部材への取付孔を取付用チャンネル5の大型用固定孔8に対応させて固定する。大型減速機等は種類が少ないので、それに合わせて予め形成した円形孔としておいても実用上は問題ない。むしろ円形であることによりボルトの締め付け力が弱くて長孔スペース内で減速機が移動したりする不具合が発生するのを防止できる。但し、大型の減速機であっても取付孔の位置が何種類か存在する場合など、必要があるならば、大型用固定孔8も中型用固定孔7と同様に長孔状としても構わない。
【0039】
減速機等を固定した後は上述の小型、中型の減速機等の場合と同様に図7(A)の状態にして運搬する。
【0040】
パレットP何台分もの減速機等を運搬する場合には、できるだけスペースを小さくするために、減速機を収容したパレットPを積み重ねて運搬する。この際、上方に載置したパレットPがズレ落ちるのを側面上金網23に設けたステップ25により防止できる。
【0041】
以上のようにして減速機等を収納、運搬、取り出しを行った後、パレットPを回収、再利用する場合には、緩衝材は折り畳んだパレットP内にそのまま残すことができる。具体的には、図7(B)に示すように、正面下金網11、側面下金網21及び背面下金網41によって囲まれる空間が、それらの高さ分だけ空いて緩衝材の収納スペースを構成する。なお小型の減速機等を収納するために緩衝材を2枚使用するので、これら正面下金網11等の高さは例えば緩衝材2枚分に対応させると良好である。
【0042】
緩衝材をパレットPから出さないままパレットPを折り畳めるため、例えばプレート17にバーコード等を付して個々のパレットPを識別可能として差別化しておき、その使用状況等を個別管理することが容易になる。すなわち、例えば各パレットPに入っている緩衝材の数が必ずしも一定でないときであっても、予めパレットP内の緩衝材の数を登録管理しておけば、万一パレットP内から緩衝材の一部又は全部が紛失した場合であっても、パレットPの移動状況の追跡から、その数、時間、場所等を推定できる。
【0043】
また回収時に、一度により多くのパレットPを運搬する際には、運搬スペースを小さくするために、やはり積み重ねて運搬することになるが、このとき、下に位置するパレットPの側面上金網23に設けた金網カット部26がその上に積まれるパレットPの脚部30の真下に位置するようになる。従って、上に積み重ねたパレットPの脚部30を下のパレットPの金網カット部26に挿入してパレットPの高さ方向のスペースを最小限に抑えた状態で運搬できる。又、この脚部22と金網カット部26との係合により、積み重ねたパレットPの水平方向の位置ずれを防止できるため、安定した状態で多段に積み重ねができる。従って、積み重ねたパレットPが倒れないように補助枠を形成したりする必要がないため、水平方向のスペースも縮小化できる。
【0044】
更に、側面下金網21とベースアッシー4との間にL型補強材31が設けられているので、パレットPを積み重ねて荷重が掛かっても、下になったパレットPの側面下金網21が外側には開かないので、平行に積み重ねた状態を維持して運搬できる。
【0045】
<実施例>
本願発明者等が具体的に製作した縦550mm、横845mm、高540mmの上述の構成を有するパレットは、住友重機械工業株式会社製の小型の減速機の枠番407#〜408#(外径概略寸法:長420mm以下、幅175mm以下、高320mm以下)に対応可能で同時に4台まで運搬が可能である。
【0046】
又、小型の減速機の枠番409#〜410#(外径概略寸法:長420mm以下、幅230mm以下、高320mm以下)に対応可能で同時に3台まで運搬が可能である。
【0047】
又、中型の減速機の枠番411#〜412#(外径概略寸法:長480mm以下、幅250mm以下、高320mm以下)に対応可能で同時に2台まで運搬が可能である。
【0048】
又、大型の減速機の枠番413#〜416#(外径概略寸法:長740mm以下、幅450mm以下、高350mm以下)に対応可能である。
【0049】
このパレットの使用により、大幅に木箱、段ボール箱の廃棄量(消費量)を削減でき、特に段ボール箱については1月当たりの廃棄量を5割以下に低減できる見込みである。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、回収の際の運搬時や保管時の高さ方向の寸法を非常に小さくでき、運搬・保管時の省スペース化を図れると共に、回収・再利用が便利になるので、従来のように1個1個を分解・廃棄しなくても済むようになり、繰り返し使用可能で省資源化に寄与する。
【0051】
又、各縦壁の下壁部が折り畳まれずにその高さ分のスペースが折り畳まれた上壁部の下側に形成されるので、減速機等を運搬する際に用いる緩衝材等を回収の際に内部に収納したままにすることができ、緩衝材等の保管、管理にも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパレットPの実施形態の正面図
【図2】図1のパレットPの下面壁を上から見た平面図(A)と、下面壁の金網を一部取り除いて上から見た平面図(B)
【図3】図1のパレットPの側面図
【図4】同じく側面図の上部拡大平面図(A)、側面図(B)
【図5】同じく下部拡大図
【図6】図5のVI-VI線に沿う断面図
【図7】本実施形態のパレット組立時の斜視図(A)、折り畳み時の斜視図(B)、減速機等の収納、固定時の斜視図(C)
【符号の説明】
1…パレットの下面壁
2…短寸チャンネル
3…長寸チャンネル
4…ベースアッシー
5…取付用チャンネル
6…下面金網
7…中型用固定孔
8…大型用固定孔
10…パレットの正面壁
11…正面下金網
12…ヒンジコイル
13…正面上金網
14…バーボルト
15…バーガイド
16…ネームプレート
17…プレート
18…ヒンジロック
20…パレットの側面壁
21…側面下金網
22…ヒンジコイル
23…側面上金網
24、25…ステップ
26…金網カット部
30…脚部
31…L型補強材
40…パレットの背面壁
41…背面下金網
42…ヒンジコイル
43…背面上金網

Claims (3)

  1. 下面壁、正面壁、側面壁、背面壁とを有する物品収納パレットにおいて、
    前記正面壁、前記側面壁及び前記背面壁がそれぞれ少なくとも下壁部と上壁部との2つの壁部を有し、
    各上壁部それぞれの下壁部に対してパレット内側へ折り畳み可能とされ、
    前記下面壁が、該下面壁を接地面に対して所定の高さを有して保持するための脚部を有し、且つ、
    前記正面壁、側面壁、背面壁のうち少なくとも1壁の上壁部が、該上壁部を内側へ折り畳んだ際に前記脚部に対応する位置にカット部を有する
    ことを特徴とする物品収納パレット。
  2. 下面壁、正面壁、側面壁、背面壁とを有する物品収納パレットにおいて、
    前記正面壁、前記側面壁及び前記背面壁がそれぞれ少なくとも下壁部と上壁部との2つの壁部を有し、
    各上壁部がそれぞれの下壁部に対してパレット内側へ折り畳み可能とされ、
    前記下面壁が、該下面壁の下側に板状の取付チャンネルを備え、
    該取付チャンネルに所定ピッチで収納物固定用の孔が形成された
    ことを特徴とする物品収納パレット。
  3. 請求項1又は2において、更に、
    前記正面壁、側面壁、背面壁のうち少なくとも1壁の下壁部に、該下壁部から前記下面壁にかけて曲折したL型の補強部材を設けた
    ことを特徴とする物品収納パレット。
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