JP2002308269A - 物品収納パレット - Google Patents

物品収納パレット

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JP2002308269A
JP2002308269A JP2001121535A JP2001121535A JP2002308269A JP 2002308269 A JP2002308269 A JP 2002308269A JP 2001121535 A JP2001121535 A JP 2001121535A JP 2001121535 A JP2001121535 A JP 2001121535A JP 2002308269 A JP2002308269 A JP 2002308269A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 減速機等を載置した状態あるいは載置しない
状態それぞれの状態での運搬に適した形態を取れ、繰り
返し使用が可能で、且つ減速機等の運搬に用いる緩衝材
の保管、管理にも便利な収納パレットを提供する。 【解決手段】 パレットPの下面壁1、正面壁10、側
面壁20、背面壁40のうち、正面壁10、側面壁20
及び背面壁40を、それぞれ下金網11、21、41と
上金網13、23、43で構成する。上金網13、2
3、43は、ヒンジコイル12、22、42でそれぞれ
下金網11、21、41に対して内側へ回動、折り畳み
可能とされる。上金網13、23、43を折り畳むと、
下金網11、21、41の高さ分のスペースが内側にで
き、そこに緩衝材等を収納できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品収納パレットに
関し、例えば減速機等の機器類を収納、運搬するのに適
した物品収納パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中型、大型の減速機やモータ等の
機器類(物品:以下、減速機等と言う。)を客先へ運搬
するには、減速機等をその大きさや種類に合わせた専用
の木箱内に収納、固定した状態で行っている。中・大型
の減速機等は重量物であり、又、用途によって大きさや
種類が様々であるため、転倒防止等の観点から汎用の運
搬ケースにそのまま載置して運搬するのが困難だからで
ある。
【0003】木箱は、保管コストを削減するという観点
から、減速機等を運搬する際に組み立てられ、併せて減
速機等の相手部材への取付孔に対応した専用の固定孔が
形成される。減速機等は、その取付孔を木箱の固定孔に
位置合わせした後、ボルト等により固定して転倒を防止
した状態で運搬される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、客先へ運搬
された木箱については、客先では減速機等を取り出した
後は不要となるが、空の木箱を回収しても、木箱は一度
分解すると再利用が困難となり、一方、次の搬送のため
に長期間木箱を空の状態のまま保管しておくのは、スペ
ース、コストの両面で不利である。
【0005】又、実際問題として空の木箱を客先からメ
ーカーに回収するのは、(重量は軽くても)容量が大き
いだけに輸送自体大掛かりとなってしまうこともあり、
特に個数が多いときはトラックの手配など輸送コストの
面でも不利となることがあった。
【0006】これらの事情から、従来、空になった木箱
は、客先で分解、廃棄されているのが現状である。
【0007】又、小型の減速機等については軽量である
ことから転倒による危険性も少ないため、やはり大きさ
や種類に合わせた専用の段ボール箱に入れて運搬されて
いるが、木箱の場合と同様の理由により、空の段ボール
箱は客先で分解、廃棄されているのが現状である。
【0008】しかしながら、近年は環境問題がクローズ
アップされ、廃棄物の減少化が求められており、またコ
スト等の観点からも、リサイクル可能な収納及び運搬手
段が求められている。
【0009】そこで本発明は、減速機等を載置した状態
及び減速機等を載置しない状態それぞれでの運搬、保管
に適した形態をとることができ、しかも繰り返し使用可
能なパレットを提供することを目的とし、特に減速機等
の運搬の際に用いる緩衝材を保管、管理する上で便利な
物品収納パレットを提供することをその課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、下面壁、正面
壁、側面壁、背面壁とを有する物品収納パレットにおい
て、前記正面壁、前記側面壁及び前記背面壁がそれぞれ
少なくとも下壁部と上壁部との2つの壁部を有し、各上
壁部をそれぞれの下壁部に対してパレット内側へ折り畳
み可能としたことにより、上記課題を解決したものであ
る。
【0011】本発明に係る物品収納パレットは、下面壁
に対して縦壁、即ち正面壁、側面壁及び背面壁を取り付
け、これらの内側に収納空間を形成する。正面壁、側面
壁及び背面壁は、それぞれ下面壁に対して取り付ける下
壁部と、この下壁部の上側に位置する上壁部とを有し、
上壁部を下壁部に対してパレット内側(収納空間側)へ
折り畳むことで、上壁部を折り畳んだ分だけ非収納時の
全高を低くできる。即ち減速機等を取り出した後の運搬
や保管において省スペース化を達成できる。
【0012】この場合、省スペース化のみを考慮する場
合には、できるだけ折り畳んだ状態での厚さ(高さ)が
薄くなるように平面的に折り畳むためのが良いことにな
るが、ただ単に平面的に折り畳んだのでは、減速機等を
傷めないようにするために用いる緩衝材を収納しておく
スペースがなくなる。このことは緩衝材を別途に保管・
管理しなければならないことを意味し、煩雑であり、紛
失等の恐れも出てくる。
【0013】本発明では、パレットの縦壁(正面壁、側
面壁、及び背面壁)を上下に分けるようにしたため、パ
レット内の縦壁の下面部のスペースに緩衝材等を残した
状態で折り畳むことができる。この結果、バレットが存
在する限り、その中に必ず緩衝材が格納された状態とな
っているため、より多くのパレットを効率よく運搬或い
は保管可能としながら、煩雑な別途の管理なくして、
(或いは極めて簡易の管理のみで)いつでも確実に緩衝
材と共にパレットを使用することができる。
【0014】なお、上壁部は、さらに細かく上下の壁部
に分かれていてもよい。即ち、例えば2つ折りの可能な
上壁部とされていてもよい。
【0015】又、前記下面壁が、該下面壁を接地面に対
して所定の高さを有して保持するための脚部を有し、且
つ、前記正面壁、側面壁、背面壁のうち少なくとも1壁
の上壁部が、該上壁部を内側へ折り畳んだ際に前記脚部
に対応する位置にカット部を有するような構造としても
良い。
【0016】この構造によれば、脚部の高さに相当する
分、下面壁を接地面から浮上させた状態で保持すること
ができ、接地面の汚れ(特に接地面上の水や油等)に該
下面壁が直接接触するのを防止できる。しかも、この構
造によれば、上壁部に設けたカット部が上壁部を折り畳
んだ際に脚部の上に位置するので、積み重ねて上になっ
たパレットの脚部を下のパレットのカット部に挿入する
ことができ、積み上げ保管する際の厚さ方向のスペース
を最小化できる。また、この脚部とカット部との係合が
上下のパレットの水平方向の位置ずれ防止の機能を果た
すため、数多く積み重ねても安定した積み上げ状態を維
持することができる。
【0017】更に、前記下面壁が、該下面壁の下側に板
状の取付チャンネルを備え、該取付チャンネルに所定ピ
ッチで収納物固定用の孔が形成された構造としても良
い。
【0018】この構造によれば、板状の取付チャンネル
に収納物固定用の孔が所定ピッチで形成されていること
から、大型の機器を含む複数種類の減速機等を確実に収
納、固定できる。一般に複数種類の機器の収納には、機
器の種類ごとに固定位置が異なるが、このパレットの構
成では、一つのチャンネルを用意するだけで汎用的に対
応できるので、コスト的にも有利で、再使用の際も便利
である。
【0019】又、縦壁、即ち正面壁、側面壁、背面壁の
うち少なくとも1壁の下壁部には、該下壁部から前記下
面壁にかけて曲折したL型の補強部材を設けるようにす
ると良い。
【0020】上述のような構成のパレットを複数個積み
重ねると、下側に位置するパレットほど大きな荷重が掛
かり、縦壁の下壁部に撓みが生じて外側に開くように変
形し易い。しかし、このようにL型の補強部材を設ける
ことにより、こうした荷重に対する補強がなされる。
【0021】
【発明の実施の形態及び実施例】以下本発明の実施の形
態及び実施例を図面に基づいて説明する。
【0022】図1は本発明に係るパレットPの実施形態
の正面図、図2(A)は、図1のパレットPの下面壁を
上から見た平面図であり、図2(B)は同じく下面壁の
金網を一部取り除いて上から見た平面図、図3は図1の
パレットPの側面図、図4は同じく側面図の上部拡大
図、図5は同じく下部拡大図、図6は図5のVI−VI線に
沿う断面図である。
【0023】図2に示すように、この実施形態のパレッ
トPの下面壁1は、2本の短寸チャンネル2と、その間
に固定された4本の長寸チャンネル3とからなるベース
アッシー4と、長寸チャンネル3、3間に設けられた2
枚の板状の取付用チャンネル5及びベースアッシー4上
に載置される下面金網6とからなる。
【0024】2本の取付用チャンネル5には所定のピッ
チで長孔状の中型用固定孔7と大型用固定孔8とがそれ
ぞれ2個ずつ形成されている。
【0025】図1に示すように、パレットPの正面壁1
0は、ベースアッシー4に固定された正面下金網11
と、該正面下金網11にヒンジコイル12を介して回動
可能に結合された正面上金網13とからなる。
【0026】正面上金網13には後述する側面壁を構成
する側面上金網と結合するためのバーボルト14とバー
ガイド15とからなる連結部や、ネームプレート16が
設けられている。ネームプレート16は、適宜の必要事
項(一般的にはこの種のパレットPで必要な最大積載重
量や積載可能段数等)を表示あるいは書き込めるように
してある。また、正面下金網11にはプレート17が設
けられている。この実施形態のパレットPでは、プレー
ト17にネームプレート16よりも大きなものが採用さ
れており、例えば後述する緩衝材を管理するためのバー
コード等を張り付けられるようにしてある。
【0027】なお、正面上金網13と正面下金網11と
の間にはヒンジロック18が設けられており、両金網1
1、13が外れないようにされている。また正面上金網
13は、パレットPを折り畳む際に、後述する側面上金
網と干渉しないよう正面下金網11よりも長手方向が若
干短めに形成されている。図1に示すL1が正面下金網
11の長手方向寸法、L2が正面上金網13の長手方向
寸法で、L1>L2である。
【0028】図3に示すように、パレットPの側面壁2
0は、ベースアッシー4に固定された側面下金網21
と、該側面下金網21にヒンジコイル22を介して回動
可能に結合された側面上金網23とからなる。側面上金
網23には、正面上金網13のバーボルト14が挿入さ
れるステップ24と、パレットPを積み重ねたときのズ
レを防止するステップ25とが設けられている(図4参
照)。また、側面上金網23の一部には金網を切除して
形成した金網カット部26が設けられており、この部分
の金網はカットされている(金網が存在しない)。
【0029】なお、図7(C)に示すように、正面壁1
0の正面下金網11の高さ(ヒンジコイル12の位置)
h1は、側面壁20の側面下金網21の高さ(ヒンジコ
イル22の位置)h2よりも低くなっており、減速機等
を正面側から収納する作業をやり易くすると共に、正面
上金網13及び背面上金網43をパレットP内側に折り
畳んだ上部に側面上金網23が干渉することなく折り畳
めるようにしてある。
【0030】パレットPの背面壁40については、独立
した図示は省略するが、図7(C)において略示的に示
されている。背面壁40は、ベースアッシー4に固定さ
れた背面下金網41と、該背面下金網41にヒンジコイ
ル42を介して回動可能に結合された背面上金網43と
からなる。また、背面上金網43にも正面壁10と同様
に側面上金網21と結合するための図示せぬバーボルト
とバーガイドとからなる連結部が設けられている。
【0031】図1、図3に示すように、ベースアッシー
4の四隅付近には脚部30が設けられており、パレット
Pの荷重を支えると共に、脚部30の高さに相当する
分、下面壁1を接地面から浮上させた状態で保持するこ
とができるようになっている。これにより、接地面の汚
れ(特に接地面上の水や油等)に該下面壁1が直接接触
するのを防止できる。これら脚部30はそれぞれ、上述
した側面上金網23を折り畳んだ際にその金網カット部
26に挿入できる位置に設けられており、パレットPを
折り畳んで別のパレットPを上に積み重ねた際に、当該
上に積み重ねられた別のパレットPの脚部30が挿入・
係合できるようになっている。
【0032】また図5、図6に示すように、側面下金網
21とベースアッシー4との間には、L型補強材31が
設けられている。このL型補強材31は、側面下金網2
1が外側に開かないように補強するためのものである。
【0033】次に、本実施形態のパレットPを用いた減
速機等の収納、運搬方法及びパレットPの保管方法につ
いて図7を併せて参照して説明する。図7(A)は組立
時、同(B)は折り畳み時、同(C)は減速機等の収
納、固定時のそれぞれの概略斜視図である。
【0034】本実施形態の特徴の一つは、一つのパレッ
トPで小型〜大型の減速機等の運搬に対応できることで
ある。小型の減速機等を運搬する際には、バーガイド1
5を操作してバーボルト14を側面上金網23のステッ
プ24から抜き、正面上金網13を正面側へ回動させて
倒し、図7(C)に示す減速機等の固定時の状態とす
る。
【0035】次いで、ほぼ下壁部と同じ面積を有し、小
型の減速機等に対応した凹部を有する緩衝材(例えば発
泡ポリプロピレン製のもの等が適するが、もちろんその
他種々のスポンジ状の材質のもの等も使用できる。図示
は省略する。)を下面金網6上に1枚敷き、その緩衝材
の凹部に当該小型の減速機を載置する。その上に、さら
にもう1枚緩衝材を重ね、それによって減速機等を固定
し、正面上金網13を上方へ回動させ、バーガイド15
を操作してバーボルト14を側面上金網23のステップ
24に挿入して正面上金網12と側面上金網23とを連
結し、図7(A)の状態にして運搬する。
【0036】なお、緩衝材に凹部を複数設けた構成とす
ることにより小型の減速機等を、同時に複数台運搬でき
る。その場合、緩衝材に複数の凹部を連設してもよい
し、一つの凹部を適宜の手段で区切って用いてもよい。
【0037】中型の減速機等を運搬する際には、同様に
図7(C)の状態にすると共に、中型減速機等の相手部
材への取付孔(一般的に減速機等の底面部に形成されて
いる。)を取付用チャンネル5の中型用固定孔7に対応
させて固定する。この時、多少の大きさの違いは中型用
固定孔7が長孔状になっているために問題なく対応でき
る。減速機等を固定した後は上述した小型の減速機等の
場合と同様に図7(A)の状態にして運搬する。
【0038】大型の減速機等を運搬する際にも、やはり
図7(C)の状態にすると共に、大型減速機等の相手部
材への取付孔を取付用チャンネル5の大型用固定孔8に
対応させて固定する。大型減速機等は種類が少ないの
で、それに合わせて予め形成した円形孔としておいても
実用上は問題ない。むしろ円形であることによりボルト
の締め付け力が弱くて長孔スペース内で減速機が移動し
たりする不具合が発生するのを防止できる。但し、大型
の減速機であっても取付孔の位置が何種類か存在する場
合など、必要があるならば、大型用固定孔8も中型用固
定孔7と同様に長孔状としても構わない。
【0039】減速機等を固定した後は上述の小型、中型
の減速機等の場合と同様に図7(A)の状態にして運搬
する。
【0040】パレットP何台分もの減速機等を運搬する
場合には、できるだけスペースを小さくするために、減
速機を収容したパレットPを積み重ねて運搬する。この
際、上方に載置したパレットPがズレ落ちるのを側面上
金網23に設けたステップ25により防止できる。
【0041】以上のようにして減速機等を収納、運搬、
取り出しを行った後、パレットPを回収、再利用する場
合には、緩衝材は折り畳んだパレットP内にそのまま残
すことができる。具体的には、図7(B)に示すよう
に、正面下金網11、側面下金網21及び背面下金網4
1によって囲まれる空間が、それらの高さ分だけ空いて
緩衝材の収納スペースを構成する。なお小型の減速機等
を収納するために緩衝材を2枚使用するので、これら正
面下金網11等の高さは例えば緩衝材2枚分に対応させ
ると良好である。
【0042】緩衝材をパレットPから出さないままパレ
ットPを折り畳めるため、例えばプレート17にバーコ
ード等を付して個々のパレットPを識別可能として差別
化しておき、その使用状況等を個別管理することが容易
になる。すなわち、例えば各パレットPに入っている緩
衝材の数が必ずしも一定でないときであっても、予めパ
レットP内の緩衝材の数を登録管理しておけば、万一パ
レットP内から緩衝材の一部又は全部が紛失した場合で
あっても、パレットPの移動状況の追跡から、その数、
時間、場所等を推定できる。
【0043】また回収時に、一度により多くのパレット
Pを運搬する際には、運搬スペースを小さくするため
に、やはり積み重ねて運搬することになるが、このと
き、下に位置するパレットPの側面上金網23に設けた
金網カット部26がその上に積まれるパレットPの脚部
30の真下に位置するようになる。従って、上に積み重
ねたパレットPの脚部30を下のパレットPの金網カッ
ト部26に挿入してパレットPの高さ方向のスペースを
最小限に抑えた状態で運搬できる。又、この脚部22と
金網カット部26との係合により、積み重ねたパレット
Pの水平方向の位置ずれを防止できるため、安定した状
態で多段に積み重ねができる。従って、積み重ねたパレ
ットPが倒れないように補助枠を形成したりする必要が
ないため、水平方向のスペースも縮小化できる。
【0044】更に、側面下金網21とベースアッシー4
との間にL型補強材31が設けられているので、パレッ
トPを積み重ねて荷重が掛かっても、下になったパレッ
トPの側面下金網21が外側には開かないので、平行に
積み重ねた状態を維持して運搬できる。
【0045】<実施例>本願発明者等が具体的に製作し
た縦550mm、横845mm、高540mmの上述の
構成を有するパレットは、住友重機械工業株式会社製の
小型の減速機の枠番407#〜408#(外径概略寸
法:長420mm以下、幅175mm以下、高320m
m以下)に対応可能で同時に4台まで運搬が可能であ
る。
【0046】又、小型の減速機の枠番409#〜410
#(外径概略寸法:長420mm以下、幅230mm以
下、高320mm以下)に対応可能で同時に3台まで運
搬が可能である。
【0047】又、中型の減速機の枠番411#〜412
#(外径概略寸法:長480mm以下、幅250mm以
下、高320mm以下)に対応可能で同時に2台まで運
搬が可能である。
【0048】又、大型の減速機の枠番413#〜416
#(外径概略寸法:長740mm以下、幅450mm以
下、高350mm以下)に対応可能である。
【0049】このパレットの使用により、大幅に木箱、
段ボール箱の廃棄量(消費量)を削減でき、特に段ボー
ル箱については1月当たりの廃棄量を5割以下に低減で
きる見込みである。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、回収の際の運搬時や保
管時の高さ方向の寸法を非常に小さくでき、運搬・保管
時の省スペース化を図れると共に、回収・再利用が便利
になるので、従来のように1個1個を分解・廃棄しなく
ても済むようになり、繰り返し使用可能で省資源化に寄
与する。
【0051】又、各縦壁の下壁部が折り畳まれずにその
高さ分のスペースが折り畳まれた上壁部の下側に形成さ
れるので、減速機等を運搬する際に用いる緩衝材等を回
収の際に内部に収納したままにすることができ、緩衝材
等の保管、管理にも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパレットPの実施形態の正面図
【図2】図1のパレットPの下面壁を上から見た平面図
(A)と、下面壁の金網を一部取り除いて上から見た平
面図(B)
【図3】図1のパレットPの側面図
【図4】同じく側面図の上部拡大平面図(A)、側面図
(B)
【図5】同じく下部拡大図
【図6】図5のVI-VI線に沿う断面図
【図7】本実施形態のパレット組立時の斜視図(A)、
折り畳み時の斜視図(B)、減速機等の収納、固定時の
斜視図(C)
【符号の説明】
1…パレットの下面壁 2…短寸チャンネル 3…長寸チャンネル 4…ベースアッシー 5…取付用チャンネル 6…下面金網 7…中型用固定孔 8…大型用固定孔 10…パレットの正面壁 11…正面下金網 12…ヒンジコイル 13…正面上金網 14…バーボルト 15…バーガイド 16…ネームプレート 17…プレート 18…ヒンジロック 20…パレットの側面壁 21…側面下金網 22…ヒンジコイル 23…側面上金網 24、25…ステップ 26…金網カット部 30…脚部 31…L型補強材 40…パレットの背面壁 41…背面下金網 42…ヒンジコイル 43…背面上金網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 6/26 B65D 6/26 D 6/34 6/34 19/44 19/44 D 85/68 85/68 R Z Fターム(参考) 3E037 AA20 BA07 BB20 3E061 AA02 AB04 CA02 CA25 DA05 DA06 DB20 3E063 AA08 AA11 CB05 CB07 CC01 CC09 EE01 GG03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面壁、正面壁、側面壁、背面壁とを有す
    る物品収納パレットにおいて、 前記正面壁、前記側面壁及び前記背面壁がそれぞれ少な
    くとも下壁部と上壁部との2つの壁部を有し、 各上壁部をそれぞれの下壁部に対してパレット内側へ折
    り畳み可能としたことを特徴とする物品収納パレット。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記下面壁が、該下面壁を接地面に対して所定の高さを
    有して保持するための脚部を有し、且つ、 前記正面壁、側面壁、背面壁のうち少なくとも1壁の上
    壁部が、該上壁部を内側へ折り畳んだ際に前記脚部に対
    応する位置にカット部を有することを特徴とする物品収
    納パレット。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記下面壁が、該下面壁の下側に板状の取付チャンネル
    を備え、 該取付チャンネルに所定ピッチで収納物固定用の孔が形
    成されたことを特徴とする物品収納パレット。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかにおいて、更に、 前記正面壁、側面壁、背面壁のうち少なくとも1壁の下
    壁部に、該下壁部から前記下面壁にかけて曲折したL型
    の補強部材を設けたことを特徴とする物品収納パレッ
    ト。
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