JP4007906B2 - 開閉用可動框の掛留め装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納式の網戸や、遮光、断熱等のためのスクリーン装置における開閉用可動框の掛留め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
収納式の網戸や、遮光、断熱等のためのスクリーン装置においては、開閉用可動框に掛留め装置を設けて、ネットやスクリーンの張設時にその掛留め装置を受け枠に係合させるようにしている(例えば、特許文献1または2等を参照)。
【0003】
しかしながら、上記公知の開閉用可動框の掛留め装置では、一般的に、可動框や受け枠の構造を有効に利用しているとは言えず、そのため、構造が複雑化して部品点数が多くなり、また、掛留め具を可動框や受け枠に取り付けるに際して、それらの可動框や受け枠に取り付けのための加工が必要であり、そのため、網戸やスクリーン装置の使用者が後付けで掛留め具を取り付けるのが困難であるばかりでなく、可動框や受け枠に掛留め具を一旦取り付けると、その取付位置を変更するときに上記加工部分がきずとして外部に現れることもあるために、該取付位置の変更も困難であり、同様にして該掛留め具の操作子をネットやスクリーンの内外いずれかの側に変更することも困難である。
【0004】
【特許文献1】
実公平2−1417号公報
【特許文献2】
特開平8−93361号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の技術的課題は、可動框や受け枠の構造を有効に利用して掛留め具を装着し、それによって構造を簡単化して部品数を少なくし、コストを低減させるようにした開閉用可動框の掛留め装置を提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、掛留め具を可動框や受け枠に取り付けるに際し、可動框や受け枠の構造を有効に利用してそれらに取り付けのための加工の必要をなくし、更に、掛留め具を取り付けない方の受け枠または可動框には何らの加工や取り付けの必要をもなくし、それにより、網戸やスクリーン装置の使用者が後付けで掛留め具を容易に取付可能にすると共に、可動框や受け枠に掛留め具を一旦取り付けた後の取付位置の変更、該掛留め具の操作子の突出側の変更を簡単且つ容易にした開閉用可動框の掛留め装置を提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、上記掛留め具を、工具を用いることなく簡単に可動框または受け枠に着脱できるようにした開閉用可動框の掛留め装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、開閉用可動框とそれが当接する受け枠の間に設けてそれらを掛留めるための掛留め装置であって、上記可動框及び受け枠は、それらの対向面側における長手方向に沿う開口の対向側壁に、それぞれ互いに対向する凸壁を有するものとし、上記可動框あるいは受け枠における上記対向する凸壁に取り付ける掛留め具の本体部材は、長手方向両側に取付部を備え、該取付部を、上記対向する凸壁への係着によって固定する固定手段により、該凸壁に着脱可能に固定し、該本体部材には、それに対向する受け枠あるいは可動框における上記凸壁に対して回転により掛留めされる掛合子を、回転自在に支持させ、上記掛合子にはそれを回転させる操作子を設け、該操作子を本体部材の側方に突出させ、上記本体部材を取り付けた可動框あるいは受け枠における該本体部材の上下に、該本体部材と外形断面が略同形のカバーを取り付けて、該本体部材の外面と該カバーの外面とを一連のものとし、該カバーを、可動框と受け枠の接合時に、上記本体部材が取り付けられていない受け枠または可動框の対向面側における長手方向に沿う開口内に嵌挿されるものとしたことを特徴とするものである。
【0007】
上記掛留め装置の好ましい実施形態においては、本体部材の取付部を凸壁へ係着により固定する固定手段として、該取付部を構成する取付脚板と別設の取付片とで上記対向する凸壁を挟んでそれらをねじ止めする手段を採用し、あるいは、上記固定手段が、取付部を構成する本体部材の取付孔に対して回転自在に嵌入される係着部材によって構成され、該係着部材が、上記取付孔内における回転により上記凸壁への係着位置と非係着位置とに転位自在であって、係着位置において本体部材を凸壁に固定する係止部を有するものとして構成される。
【0008】
上記掛留め具は、通常、可動框に取り付けられるものである。
【0009】
更に、本発明の好ましい実施形態においては、本体部材に回転自在に支持させた掛合子を回転させる操作子を、本体部材の側方に設けた開口を通して該本体部材から突出させ、また、掛留め具の本体部材を上下対称形に形成し、該本体部材の上下を反転させることにより、操作子が突出する側を変更可能に構成される。
【0010】
上記構成を有する開閉用可動框の掛留め装置は、可動框と受け枠との対向面側における長手方向に沿う開口の対向側壁に、それぞれ互いに対向する凸壁を設け、これらの凸壁を利用して掛留め具の本体部材を係着すると共に、掛合子を掛留めするようにしているので、掛留め具自体の構造及びその取付構造が簡単化されて、部品数を少なくし、コストを低減させることができる。
【0011】
また、上記掛留め装置においては、掛留め具における本体部材の長手方向両端に取付部を備え、該取付部を、上記対向する凸壁への係着によって固定する固定手段により、該凸壁に着脱可能に固定し、具体的には、該固定手段として、取付脚板と取付片とで対向する凸壁を挟んでねじ止めするという手段を用い、あるいは、本体部材の取付孔に回転自在に嵌入する上記固定手段としての係着部材を、上記凸壁への係着位置と非係着位置とに転位自在にして、本体部材を凸壁に固定するようにしているので、該本体部材及び可動框や受け枠にそれらを取り付けるための加工の必要がなく、更に、それに対向する受け枠あるいは可動框の凸壁に直接掛合子を掛留めするようにしているので、その受け枠あるいは可動框にも何らの加工を必要としない。
【0012】
しかも、上述したように可動框や受け枠に何らの加工や取り付けを必要としないので、網戸やスクリーン装置の使用者が後付けで掛留め具を容易に取り付けることができ、可動框や受け枠に掛留め具を一旦取り付けた後の取付位置の変更、該掛留め具の操作子の突出側の変更も簡単且つ容易に行うことができる。
【0013】
また、特に、上記本体部材の取付部を凸壁へ係着により固定する固定手段を、本体部材の取付孔に対して回転自在に嵌入される係着部材によって構成し、該係着部材を、上記取付孔内における回転により上記凸壁への係着位置と非係着位置とに転位自在であって、係着位置において本体部材を凸壁に固定する係止部を有するものとした場合には、上記掛留め具の本体部材を、工具等を用いることなく簡単に可動框または受け枠に着脱でき、しかも、カバーを装着したままで掛止め具を着脱できるので、操作子の向きの変更等ばかりでなく、掛留め装置の組立に際してもその作業性が改善される。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1〜図6は、本発明に係る開閉用可動框の掛留め装置の第1実施例を示している。
この掛留め装置は、収納式の網戸や、遮光、断熱等のためのスクリーン装置における開閉用可動框と、ネットやスクリーンの張設時にその可動框が当接する受け枠の間に設けて、それらを掛留めるために使用されるものであるが、図では、収納式の網戸において使用する場合を例示している。
【0015】
図1及び図2は、上記掛留め装置を備えた網戸1におけるネットの張設状態及び同ネットの収納状態を示すもので、該ネット10の一端を保持する主縦枠11と、該ネット10の他端を保持する開閉用の可動框12と、該ネット10の張設時に可動框12が当接する受け枠13とを備え、上記主縦枠11と受け枠13とを、図示しない上横枠及び下横枠15によって連結し、上記可動框12の上下端をこれらの横枠によって摺動自在にガイドさせている。そして、該可動框12にそれを受け枠13に掛留める掛留め具30を取り付けている。
なお、図1及び図2では、該掛留め具30を可動框12に取り付けた場合を示しているが、それを受け枠13に取り付けることもできる。また、上記下横枠15は必要がなければ省略される。
【0016】
上記ネット10は、交互に反対方向に折曲して、アコーディオン状に折り畳まれるように形成したもので、その一端を保持する上記主縦枠11には、対向する一対の側壁17によって形成される長手方向の口部の内奥に、該ネット10の端部に固定した固定板20を係合させる一対の係合凸部17aを対向配置し、これらの係合凸部17aに上記固定板20の両側端を係合させて、図示しない固定子により固定している。
【0017】
一方、上記可動框12には、該主縦枠11と同様に、対向する一対の側壁18によって形成されるところの、主縦枠11側に向けた長手方向の口部の内奥に、ネット10の端部に固定した固定板21を係合させる一対の係合凸部18aを対向配置し、これらの係合凸部18aに上記固定板21の両側端を係合させて、図示しない固定子により固定している。
そして、図2に示すようなネット10の折り畳み状態において、上記主縦枠11における一対の側壁17間に形成される空間17bと、可動框12の一対の側壁18間に形成される空間18bとによって形成される空間部は、折り畳んだネット10の収容に必要な大きさに形成され、折り畳み時のネットが収容される。
【0018】
また、上記可動框12における受け枠13との対向面側、及び受け枠13における可動框12との対向面側には、それぞれ対向する各一対の対向側壁23及び対向側壁24によって形成されるところの、長手方向に沿う開口を設け、これらの開口において、該対向側壁23及び対向側壁24の各内側に、それぞれ互いに対向する凸壁23a,24aを設けている。これらの凸壁23a,24aは、以下に説明する掛留め具30との関連において設けられたものである。
なお、可動框12における対向側壁23の開口縁には、後述するカバー27の取付縁26を設けている。
【0019】
上記可動框12に取り付ける前記掛留め具30は、図1〜図6に詳細に示すように、該可動框12の取付縁26に当接させて取り付ける本体部材31を備え、この本体部材31の長手方向両側に可動框12に対する取付部を設けている。この実施例の場合、該取付部は、本体部材の両端にそれぞれ設けた取付脚板32によって形成され、また、該取付部を可動框12に固定する固定手段としては、該取付脚板32と別設の取付片33とで可動框12における上記対向側壁23の内側の一対の凸壁23aを挟んで、止めねじ34によりそれらをねじ止めすることにより(図6参照)、該凸壁23aに固定するようにしている。そのため、本体部材31の固定には可動框12に何らの加工も必要としない。
【0020】
上記掛留め具30の本体部材31を取り付けた可動框12における該本体部材31の上下には、図3及び図4から分かるように、該本体部材31と外形断面が略同形のカバー27を、可動框12の溝状をなす取付縁26に嵌挿して取り付けている。上記本体部材31は、上述したように、取付脚板32と取付片33とで可動框12の対向側壁23内側の凸壁23aを挟んで止めねじ34により固定しているので、その固定位置を上下任意の位置に設定できるものであり、この場合に、上記カバー27は溝状をなす取付縁26に嵌挿して取り付けるようにしているため、該カバー27は、本体部材31の位置を固定したうえでその上下の可動框12の長さに適合させて取付縁26に嵌着すればよい。
上記カバー27は、可動框12と受け枠13の接合時に、該受け枠13における一対の対向側壁24間の開口内に嵌挿され、両者の接合時の隙間を無くすものである。
【0021】
上記本体部材31には、それに対向する受け枠13の対向側壁24内側の対向凸壁24aに対して掛留めされる掛合子36を、回転自在に支持させている。この掛合子36は、図2から分かるように、それが可動框12の長手方向に沿う向きにあるときは、受け枠13における一対の対向側壁24内側面の対向する凸壁24a間を通して挿入可能な巾を有し、該凸壁24a間を通過した後には、図1に示すように、回転により該凸壁24aに対して掛留めされるようにしている。
【0022】
上記掛合子36の回転のため、掛合子36の回転軸の先端の角軸部37(図6参照)には、それを回転させるためのハンドル状の操作子38を取り付け、該操作子38を本体部材31の側方に設けた開口31aを通して該本体部材31から外部に突出させている。
図5の(A)は、上記操作子38により掛合子36を非掛留め位置に保持した状態を、同図(B)は、操作子38の操作により掛合子36を掛留め位置に保持した状態を示している。
また、図6において、符号40は本体部材31の裏蓋、41は該裏蓋40を本体部材31に固定する止めねじ、43は操作子38を掛合子36に固定するための止めねじ、40aは裏蓋40における該止めねじ43の挿脱孔である。
【0023】
上記掛留め具30は、その本体部材31を上下対称形に形成している。そのため、該本体部材31の上下を反転させて可動框12に取り付けることにより、操作子38が突出する側を網戸の内側または外側に変更することができる。しかも、上記本体部材31の反転の操作は、止めねじ34の螺脱により凸壁23aを挟んでいる本体部材31の取付脚板32と取付片33とを外し、本体部材31を上下反転して止めねじ34による該本体部材31の固定を行えばよい。
【0024】
図7〜図10は、本発明に係る掛留め装置の第2実施例を示している。
上記第1実施例と同様の可動框12における対向する一対の凸壁23aに取り付ける第2実施例の掛留め具50は、その本体部材51の長手方向両側における取付部として、以下に説明するような係着部材53を回転自在に嵌入する取付孔52を設けている。この取付孔52は、その内側周囲に上記係着部材53の外壁部53aが当接する段部52aを有しているが、その段部52aの内側に長手方向に向く長孔52bを設けたものである。
【0025】
一方、上記凸壁23aへの係着によって本体部材51を固定する固定手段として、この第2実施例では、該凸壁23aに着脱可能に係着する係着部材53を用い、それを上記取付孔52に回転自在に嵌入している。この係着部材53は、上述したように、取付孔52の段部52aに当接する外壁部53aを備え、また、取付孔52内の長孔52bを通して挿入されて上記凸壁23aに係止する係止部53bと、可動框の対向側壁23の外端に当接する当接板部53cとを備えている。
【0026】
上記係着部材53における係止部53b及び当接板部53cは、対向位置に切除部54b及び54cを有し、それらの切除部54b,54cが長孔52bの長手方向に向いている図7及び図9の(B)の状態では、本体部材51の長孔52B及び凸壁23a間を通して係止部53b及び当接板部53cを挿入できるが、上記取付孔52内において係着部材53を90°回転させると、図8及び図9の(A)に示すように、係止部53bが上記凸壁23aに係止すると共に、当接板部53cが可動框12の対向側壁23の外端に当接し、特に上記凸壁23aに対する係止部53bの係止により、本体部材51が可動框12に固定される。
【0027】
また、上記係着部材53の外壁部53aの外面には摘みを兼ねた凸条53dを設け、係着部材53が図8及び図9(A)に示すような回転位置(係着位置)にあるときには、その凸条53dが可動框12の長手方向に向いてカバー27の外面や本体部材51の外面に設けた凸条と一連のものとなるようにしている。従って、係着部材53が図7及び図9(B)に示すような回転位置(非係着位置)にあるときには、それらの図に示すように上記凸条53dは可動框12の長手方向と直交する方向を向くことになる。
【0028】
上記構成を有する掛留め装置は、図7に示す状態から係着部材53を取付孔52に挿入して、図9(B)に示す状態にしてから回転させ、それによって該係着部材53を図9(A)の係着位置まで転位させると、係止部53bが凸壁23aに係止することにより、本体部材51が可動框12に固定される。逆に、その状態から係着部材53を図9(B)の非係着位置まで回転させると、該係着部材を取付孔52から抜き出すことができ、本体部材51を取外すことができる。
なお、上記本体部材51に設ける掛合子及び操作子は、前記第1実施例と変るところがないので、図に同一符号を付してそれらの説明は省略する。
【0029】
このような第2実施例の掛留め具を用いると、掛留め具自体の構造及びその取付構造が簡単化され、前記第1実施例の場合と同様に、少ない部品により低コストで提供でき、本体部材及び可動框や受け枠に取り付けのための加工等を必要としないのは勿論であるが、それに加えて、凸条53dを摘みとして係着部材53を回転させることにより、工具等を用いることなく、本体部材51を簡単に可動框12に着脱でき、しかも、第1実施例のように狭い空間で取付片33を止めねじ34で着脱するような操作が不必要になるために著しく作業性に優れ、また、図10から分かるように、カバー27を装着したままで掛止め具50を着脱できるので、操作子38の向きの変更ばかりでなく、掛留め装置の組立の際の作業性も改善される。
【0030】
なお、上記第2実施例のその他の構成及び作用は第1実施例の場合と変わるところがないので、その説明を省略する。
また、上記各実施例では、掛留め具30,50を可動框12に取り付けた場合を示しているが、それを受け枠13に取り付けることもでき、その場合には、可動框12及び受け枠13の形状を、掛留め具30,50の装着や掛合子36の掛留めに適する形状にすることが必要である。
【0031】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明の開閉用可動框の掛留め装置によれば、可動框や受け枠の構造を有効に利用して掛留め具を装着しているので、構造を簡単化して部品数を少なくし、コストを低減させることができる。
また、上記開閉用可動框の掛留め装置によれば、掛留め具を可動框等に取り付けるに際し、その取り付けのための加工の必要をなくしているので、網戸やスクリーン装置の使用者が後付けで上記掛留め具を容易に取り付けることができ、掛留め具を一旦取り付けた後の取付位置の変更、該掛留め具の操作子の突出側の変更も簡単且つ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の掛留め装置を備えた網戸におけるネットの張設状態の平断面図である。
【図2】同ネットの収納状態の平断面図である。
【図3】掛留め具を可動框に装着した状態の斜視図である。
【図4】図3の可動框にカバーを装着した状態の斜視図である。
【図5】(A)は上記掛留め具の掛合子が非掛留め位置にある状態を、(B)は掛合子が掛留め位置にある状態を示す斜視図である。
【図6】上記掛留め具の分解斜視図である。
【図7】本発明に係る第2実施例の掛留め装置における本体部材の装着態様を示す斜視図である。
【図8】同装着状態を示す斜視図である。
【図9】(A)は係着位置にある係着部材による本体部材の装着状態を、(B)は該係着部材が非係着位置にある状態を示す上記第2実施例の断面図である。
【図10】本体部材の上下を反転させる態様を説明するための要部分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ネット
12 可動框
13 受け枠
23,24 対向側壁
23a,24a 凸壁
27 カバー
30,50 掛留め具
31,51 本体部材
31a 開口
32 取付脚板
33 取付片
36 掛合子
38 操作子
Claims (6)
- 開閉用可動框とそれが当接する受け枠の間に設けてそれらを掛留めるための掛留め装置であって、
上記可動框及び受け枠は、それらの対向面側における長手方向に沿う開口の対向側壁に、それぞれ互いに対向する凸壁を有するものとし、
上記可動框あるいは受け枠における上記対向する凸壁に取り付ける掛留め具の本体部材は、長手方向両側に取付部を備え、該取付部を、上記対向する凸壁への係着によって固定する固定手段により、該凸壁に着脱可能に固定し、
該本体部材には、それに対向する受け枠あるいは可動框における上記凸壁に対して回転により掛留めされる掛合子を、回転自在に支持させ、
上記掛合子にはそれを回転させる操作子を設け、該操作子を本体部材の側方に突出させ、
上記本体部材を取り付けた可動框あるいは受け枠における該本体部材の上下に、該本体部材と外形断面が同形のカバーを取り付けて、該本体部材の外面と該カバーの外面とを一連のものとし、該カバーを、可動框と受け枠の接合時に、上記本体部材が取り付けられていない受け枠または可動框の対向面側における長手方向に沿う開口内に嵌挿されるものとした、
ことを特徴とする開閉用可動框の掛留め装置。 - 本体部材の取付部を凸壁へ係着により固定する固定手段が、該取付部を構成する取付脚板と別設の取付片とで上記対向する凸壁を挟んでそれらをねじ止めする手段である、
ことを特徴とする請求項1に記載の開閉用可動框の掛留め装置。 - 本体部材の取付部を凸壁へ係着により固定する固定手段が、該取付部を構成する本体部材の取付孔に対して回転自在に嵌入される係着部材によって構成され、該係着部材が、上記取付孔内における回転により上記凸壁への係着位置と非係着位置とに転位自在であって、係着位置において本体部材を凸壁に固定する係止部を有している、
ことを特徴とする請求項1に記載の開閉用可動框の掛留め装置。 - 掛留め具が可動框に取り付けられている、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の開閉用可動框の掛留め装置。 - 本体部材に回転自在に支持させた掛合子を回転させる操作子を、本体部材の側方に設けた開口を通して該本体部材から突出させている、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の開閉用可動框の掛留め装置。 - 掛留め具の本体部材を上下対称形に形成し、該本体部材の上下を反転させることにより、操作子が突出する側を変更可能にした、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の開閉用可動框の掛留め装置。
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