JP4004906B2 - 仮設梯子の固定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土木建設現場に於いて作業用梯子を仮設する際の固定方法と、その固定方法を実施する際に効果的に使用できる固定装置とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
土木建設現場に於いて作業用梯子を仮設するとき、その梯子設置場所によっては、梯子を安全上好適な傾斜角度で立て掛けることができない場合がある。又、仮に安全上好適な傾斜角度で立て掛けることができたとしても、梯子を使用する作業者や梯子の周囲を歩行する作業者の不注意で梯子を動かしてしまったり、或いは振動等で梯子の傾斜角度が変動し、梯子が安全に利用できる状況でなくなる恐れがある。このような場合、従来は、公知文献を具体的に挙げることはできないが、梯子の適当高さ部分を梯子周囲の適当な構造物、例えば枠組み足場等に番線等を利用して縛り付けることで固定していた。従って、その作業には多大の手間と時間がかかるだけでなく、作業者の技量によっては十分な安全性が確保できなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る仮設梯子の固定方法を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、本発明の仮設梯子の固定装置は、梯子26のステップ用横パイプ材24に挿入可能な差込み杆部2と当該差込み杆部2の外端に連なる支持杆部3とから成る固定金具1と、前記支持杆部3に装着されたクランプ(パイプクランプ14)と、梯子26のステップ用横パイプ材24に挿入された前記差込み杆部2を当該梯子26に固定する固定手段4を備え、前記クランプ(パイプクランプ14)は、少なくとも前記支持杆部3の長さ方向の位置調整と前記支持杆部3の周方向の向き調整とが可能に構成されている仮設梯子の固定装置において、前記固定手段4は、梯子26のステップ用横パイプ材24を貫通突出する差込み杆部2の先端二股部8内に支軸9で支承された抜け止めピン6と、前記差込み杆部2の基部の螺軸部2aに螺嵌された締結用ナット7とから成り、前記抜け止めピン6は、差込み杆部2側の前記支軸9が貫通するピン長さ方向の長孔10をピン長さの略半分の領域に備え、当該長孔10を利用して前記抜け止めピン6を、差込み杆部2に対しT字状の抜け止め姿勢と、差込み杆部2と略同心状の差込み姿勢とに切換え可能に構成され、梯子26のステップ用横パイプ材24に挿入された前記差込み杆部2を、前記締結用ナット7の締め付けにより、当該締結用ナット7と抜け止め姿勢にある前記抜け止めピン6との間で前記ステップ用横パイプ材24を挟み付けて当該ステップ用横パイプ材24に固定できる構成となっている。
【0004】
前記クランプ(パイプクランプ14)は、更に請求項2に記載のように、前記支持杆部3の長さ方向に対し直交する軸心22の周りで向き調整可能に設けることができる。この場合、請求項3に記載のように、前記クランプ(パイプクランプ14)は、互いに相対回転自在に背中合わせに連結された2つのパイプクランプ13,14の一方を利用し、他方のパイプクランプ13を、前記支持杆部3に一定範囲内で移動及び回転自在に遊嵌された環状体15に前記支持杆部3を締結できるように取り付けることができる。
【0005】
前記差込み杆部2と支持杆部3とは、一直線状に連設することもできるが、請求項4に記載のように、差込み杆部2に対し支持杆部3を略直角向きに連設するのが望ましい。この場合、前記差込み杆部2と支持杆部3とを構成する2本のパイプ材をL字形に溶接一体化して構成することもできるし、1本のパイプ材を曲げ加工して一体に構成することもできる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1に於いて、1はL字形の固定金具であって、パイプ材から成る差込み杆部2と、当該差込み杆部2の一端に直角向きに固着されたパイプ材から成る支持杆部3とから構成され、差込み杆部2には梯子への固定手段4が付設され、支持杆部3にはパイプクランプユニット5が装着されている。
【0007】
差込み杆部2の固定手段4は、差込み杆部2の先端部に取り付けられた抜け止めピン6と、差込み杆部2の基部に形成された螺軸部2aに螺嵌された締結用ナット7とから構成されている。抜け止めピン6は、図2にも示すように、差込み杆部2の先端部に形成された二股部8に嵌合する状態で当該二股部8を横断貫通する支軸(スプリングピン等)9によって支承されたもので、差込み杆部2内に挿入し得る程度の太さのパイプ材から構成されている。
【0008】
而して、抜け止めピン6には、その長さ方向の中央位置から一端近傍までの長さの略半分の領域に長孔10が形成され、この長孔10に前記支軸9が貫通している。従って抜け止めピン6は、図1Bに示すように、長孔10の内端に支軸9が位置して、支軸9を中心とする抜け止めピン6の回転が差込み杆部2の二股部8によって阻止された姿勢、即ち、差込み杆部2に対しT字状の抜け止め姿勢から、長孔10の外端に支軸9が相対的に移動するように抜け止めピン6を差込み杆部2に対し横側方に移動させた後、支軸9を中心に90度外側へ回転させることにより、差込み杆部と略同心状の差込み姿勢に切換えることができる。この実施形態では、差込み杆部2が抜け止めピン6が挿入できる太さのパイプ材から構成されているので、差込み姿勢にある抜け止めピン6を更に、長孔10の内端側へ支軸9を相対移動させるように差込み杆部2内に押し込み、差込み姿勢を保持させることができる。
【0009】
締結用ナット7が螺嵌する差込み杆部2の螺軸部2aは、先端の二股部8を構成するパイプ材の一端に同心状に固着連設した螺軸11から構成され、この螺軸11の遊端部を支持杆部3内に直角に挿入させた状態で両者を溶接して、差込み杆部2と支持杆部3とをL字形に結合している。当該螺軸部2aに螺嵌する締結用ナット7には、工具差込み孔を提供するパイプ材12a,12bが直径方向両側に突設されている。
【0010】
パイプクランプユニット5は、2つのパイプクランプ13,14と環状体15とから構成されている。2つのパイプクランプ13,14のそれぞれは同一構造のものであって、ベース部材16の一端に締め付け用カバー材17の一端を支軸18で枢着し、ベース部材16の他端に支軸19で枢着したボルト20をカバー材17の遊端二股部に係脱自在に係合させた状態で、当該ボルト20に螺嵌させたナット21でカバー材17をベース部材16側に締め付けることにより、ベース部材16とカバー材17との間で鋼管を締結するように構成したものである。この2つのパイプクランプ13,14は、そのベース部材16どうしを背中合わせに重ねた状態で、両ベース部材16の底面を貫通する結合軸により、軸心22(前記結合軸の軸心)の周りで互いに相対回転自在に結合一体化され、鋼管バタを使用して枠組み足場を組み立てるとき等に利用される自在パイプクランプとして従来周知のものである。
【0011】
パイプクランプユニット5の環状体15は、支持杆部3に対しその長さ方向の移動と当該支持杆部3の軸心の周りの回転とが可能なように、支持杆部3に遊嵌され、この環状体15の一側辺にパイプクランプ13のベース部材16を、当該パイプクランプ13で支持杆部3を締め付けることができるように、溶接により固着している。従って、支持杆部3に遊嵌するパイプクランプ13は、他の鋼管等に結合するパイプクランプ14を支持杆部3に対して位置決めする位置決め用パイプクランプとなり、この位置決め用パイプクランプ13のカバー材17を弛めて当該位置決め用パイプクランプ13及び環状体15を支持杆部3に対してフリーにすることにより、パイプクランプ14は、支持杆部3に対して、その長さ方向の移動と支持杆部3の軸心の周りの回転とが自由になり、この位置決め用パイプクランプ13を支持杆部3に締結してパイプクランプ14の位置と向きを固定した状態で、更に支持杆部3に対して直交する軸心22の周りに回転させることができる。
【0012】
尚、パイプクランプユニット5が支持杆部3から抜け落ちるのを防止するため、パイプクランプユニット5を支持杆部3に組み付けた状態で、支持杆部3の遊端(差込み杆部2のある側とは反対側)に当該支持杆部3より若干大径のフランジ板23を固着している。
【0013】
上記構成の固定装置を利用する本発明の仮設梯子の固定方法の一例を説明すると、図3及び図4に示すように、本発明方法の適用が可能な梯子は、各段のステップ用横パイプ材24の両端が左右両側縦材25a,25bの外側面に開口しているものである。この梯子26を、例えば鋼管バタを利用して組み立てられた枠組み構造の作業足場に対する作業者の昇降用に使用する場合、当該作業足場の外側に立て掛けたとき、当該梯子26の内側には足場組み立て鋼管バタ27が位置することになるので、梯子26を固定する対象に選択した鋼管バタ27に近い位置にあるステップ用横パイプ材24に、その一端開口部から固定金具1の差込み杆部2を挿入し、固定する。
【0014】
即ち、差込み杆部3は、梯子26のステップ用横パイプ材24の全長より適当長さ長いものであり、この差込み杆部2の先端の抜け止めピン6を図2に実線で示す差込み姿勢にした状態で、差込み杆部2をステップ用横パイプ材24に、その一端開口部から差し込んで抜け止めピン6を当該ステップ用横パイプ材24の他端から突出させる。この状態で抜け止めピン6を差込み杆部2の先端から引き出して90度回転させると共に差込み杆部2の長さ方向に対し直交する方向に移動させて、図1Bに示す抜け止め姿勢に切り換える。若し、抜け止めピン6の向きが、差込み杆部2の先端から逆L字状に垂れ下がる向きであるときは、手で抜け止めピン6を抜け止め姿勢に保持させた状態で、次に締結用ナット7を締め付けて、このナット7と抜け止めピン6との間で梯子26の左右両側縦材25a,25bを軽く挟み付ける。
【0015】
上記のようにして、梯子26に固定金具1を仮止めしたならば、差込み杆部2と一体に当該差込み杆部2を中心とする支持杆部3の上下方向の回転と、支持杆部3に対するパイプクランプ14の移動及び回転と、軸心22の周りの自転とを利用して、締め付け用カバー材17を開いた状態のパイプクランプ14を、前記足場組み立て鋼管バタ27の適当箇所に嵌合させ、締め付け用カバー材17をボルト20とナット21とでベース部材16に締め付けて、当該パイプクランプ14を前記足場組み立て鋼管バタ27に固定する。そして、支持杆部3に対してパイプクランプ13を同様に固定すると共に、固定手段4の締結用ナット7を締め付けて、固定金具1を梯子26に固定することにより、梯子26と足場組み立て鋼管バタ27とを連結固定することができる。
【0016】
梯子26は、できるならば少なくとも上下2箇所を、上記のように本発明の固定装置を利用して作業足場の鋼管バタ27に連結固定するのが望ましく、このように梯子26を固定することにより、梯子26を略垂直姿勢でも安全に使用できる。梯子26の高さ方向上下複数箇所に本発明装置を適用する場合、本発明装置の固定金具1は、梯子26の左右何れか片側にのみ配置しても良いが、左右両側に振り分け配置するのが望ましい。
【0017】
図3及び図4では、梯子26のステップ用横パイプ材24と平行な左右水平向きの足場組み立て鋼管バタ27を梯子固定の対象としているが、上記のようにパイプクランプ14の位置と向きは、殆ど制限なく自由に変えることができるので、梯子固定の対象としては垂直向きの鋼管バタや前後水平向きの鋼管バタ等も利用できる。又、作業足場等の構造物に直接パイプクランプ14を結合できないときは、その梯子固定の対象としての構造物に繋ぎ部材としての鋼管バタ28(図4に仮想線で示す)の一端側を固定し、この鋼管バタ28の遊端部に固定金具1をパイプクランプ14で固定することもできる。この場合、パイプクランプ14は固定金具1に対し軸心22の周りに自転可能であるから、前記の繋ぎ部材としての鋼管バタ28は、構造物に対し揺動できないように、少なくとも長さ方向の2箇所で構造物に固定しておくことが望ましい。
【0018】
尚、図5に示すように、支持杆部3に移動及び回転自在に外嵌させた環状体30に支持杆部3に対する固定用ネジ31を設け、この環状体30にパイプクランプ14を取り付けることもできる。この場合、パイプクランプ14は、先の実施形態で説明したように、支持杆部3に対し直交する軸心22の周りに回転可能に環状体30に取り付けても良いし、一定向きで環状体30に固定しても良い。
【0019】
又、固定金具1の支持杆部3を構造物等に固定する手段としてのクランプにパイプクランプ14を使用しているが、コ型クランプと呼称されるクランプ、即ち、コ字状の本体の対向両側板の一方に他方の側板との間で構造物等を挟み付けて固定するクランプ用ネジを設けたコ型クランプ等も利用できる。
【0020】
上記実施形態では、差込み杆部2に対し支持杆部3を直角向きに連設したが、場合によっては、差込み杆部2と支持杆部3とを一直線状に連設することも可能である。この場合、差込み杆部2と支持杆部3との間に前記固定手段4の締結用ナット7を設けておけば良い。又、図1〜図4に示した実施形態のように、固定金具1をL字形に構成する場合、1本のパイプ材をL字形に曲げ加工して差込み杆部2と支持杆部3とを一体化することもできる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は以上のように実施し且つ使用することができるものであって、係る本発明の仮設梯子の固定装置によれば、ステップ用横パイプ材の両端が左右両側縦材の外側面に開口している梯子であれば、固定金具の差込み杆部を梯子の適当高さにあるステップ用横パイプ材に挿入した状態で、当該固定金具の支持杆部を梯子周辺の構造物(作業足場等)又は当該構造物に固定された繋ぎ部材にクランプで連結することによって、当該梯子を位置決めすることができるので、番線等で当該梯子と周辺の構造物(作業足場等)とを結び付けるように締結する場合と比較して、梯子固定作業を簡単容易に行えると共に、番線を結節する特別な技量も要しないので、一定の梯子固定効果を確実に得ることができ、仮設梯子を安全に使用することができる。しかも、前記支持杆部を構造物等に固定するクランプが、少なくとも前記支持杆部の長さ方向の位置調整と前記支持杆部の周方向の向き調整とが可能に構成されているので、構造物側の梯子固定対象箇所が広がり、当該構造物側の梯子固定対象箇所に対する支持杆部の固定作業も容易に行える。更に、固定金具の差込み杆部を梯子の適当高さにあるステップ用横パイプ材に挿入した状態で当該ステップ用横パイプ材に固定装置で固定し、梯子を前記ステップ用横パイプ材の長さ方向に遊びのない状態に固定することができるので、安全に使用できる。
【0022】
尚、請求項2に記載の構成によれば、構造物側の梯子固定対象箇所が一層広がり、当該構造物側の梯子固定対象箇所に対する支持杆部の固定作業も一層容易に行える。又、請求項3に記載の構成によれば、交差する鋼管バタどうしを任意の角度で互いに固定する自在クランプとして知られているものを固定金具の支持杆部を構造物側の梯子固定対象箇所に固定する手段として活用することができ、支持杆部に対するパイプクランプの固定も確実強力に行える。又、支持杆部にパイプクランプが一体化されているので、取り扱いも簡単で作業性も良い。
【0023】
更に、請求項4に記載の構成によれば、L字形の固定金具となって、その差込み杆部を中心に支持杆部を回転させて、クランプの位置を上下に調整することができ、梯子の固定作業が一層行い易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図は本発明の一実施形態に係る固定装置の一部省略正面図であり、B図は同固定装置の一部省略平面図である。
【図2】 同固定装置の差込み杆部先端部の詳細を示す平面図である。
【図3】 同固定装置の使用状態を示す一部縦断平面図である。
【図4】 図3の一部縦断拡大側面図である。
【図5】 固定装置の変形例を示す要部の正面図である。
【符号の説明】
1 L字形の固定金具
2 差込み杆部
2a 螺軸部
3 支持杆部
4 梯子への固定手段
5 パイプクランプユニット
6 抜け止めピン(固定手段)
7 締結用ナット(固定手段)
8 差込み杆部先端の二股部
9 抜け止めピンの支軸(スプリングピン等)
10 抜け止めピンの長孔
13,14 パイプクランプ(パイプクランプユニット)
15 環状体(パイプクランプユニット)
22 パイプクランプ14の回転軸心
24 ステップ用横パイプ材(梯子)
25a,25b 左右両側縦材(梯子)
26 梯子
27,28 鋼管バタ
30 環状体
31 固定用ネジ

Claims (4)

  1. 梯子のステップ用横パイプ材に挿入可能な差込み杆部と当該差込み杆部の外端に連なる支持杆部とから成る固定金具と、前記支持杆部に装着されたクランプと、梯子のステップ用横パイプ材に挿入された前記差込み杆部を当該梯子に固定する固定手段を備え、前記クランプは、少なくとも前記支持杆部の長さ方向の位置調整と前記支持杆部の周方向の向き調整とが可能に構成されている仮設梯子の固定装置において、前記固定手段は、梯子のステップ用横パイプ材を貫通突出する差込み杆部の先端二股部内に支軸で支承された抜け止めピンと、前記差込み杆部の基部の螺軸部に螺嵌された締結用ナットとから成り、前記抜け止めピンは、差込み杆部側の前記支軸が貫通するピン長さ方向の長孔をピン長さの略半分の領域に備え、当該長孔を利用して前記抜け止めピンを、差込み杆部に対しT字状の抜け止め姿勢と、差込み杆部と略同心状の差込み姿勢とに切換え可能に構成され、梯子のステップ用横パイプ材に挿入された前記差込み杆部を、前記締結用ナットの締め付けにより、当該締結用ナットと抜け止め姿勢にある前記抜け止めピンとの間で梯子のステップ用横パイプ材を挟み付けて当該ステップ用横パイプ材に固定できるように構成した、仮設梯子の固定装置。
  2. 前記クランプは、更に、前記支持杆部の長さ方向に対し直交する軸心の周りで向き調整可能に設けられている、請求項1に記載の仮設梯子の固定装置。
  3. 前記クランプは、互いに相対回転自在に背中合わせに連結された2つのパイプクランプの一方であって、他方のパイプクランプは、前記支持杆部に一定範囲内で移動及び回転自在に遊嵌された環状体に前記支持杆部を締結できるように取り付けられている、請求項2に記載の仮設梯子の固定装置。
  4. 前記差込み杆部に対し支持杆部が略直角向きに連設されている、請求項1〜3の何れかに記載の仮設梯子の固定装置。
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