JPH08326304A - 足場取付構造 - Google Patents

足場取付構造

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JPH08326304A
JPH08326304A JP7133299A JP13329995A JPH08326304A JP H08326304 A JPH08326304 A JP H08326304A JP 7133299 A JP7133299 A JP 7133299A JP 13329995 A JP13329995 A JP 13329995A JP H08326304 A JPH08326304 A JP H08326304A
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JP
Japan
Prior art keywords
scaffold
wall
joint
support jig
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP7133299A
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English (en)
Inventor
Shogo Kono
正吾 幸野
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外壁表面を傷付けずに、足場の振れ止め、な
らびに転倒防止が図れる足場取付構造を提供することを
目的とする。 【構成】 外装材17の間の目地に対応する位置に枠材
16を有する外壁15に、足場支持治具10によって足
場を取付け、足場支持治具10は、足場を取付けた足場
取付部Aと、この足場取付部Aに連設した外壁固定部B
と、この外壁固定部Bを目地18を通して枠材16に固
定したビス19とからなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築現場にて建物の
外壁に沿って設置した足場を支持する足場支持治具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に、従来の足場の取付構造を示す。
図において、50は建物の外壁であり、51は外壁50
に沿って設置した足場である。足場51は、パイプ52
を格子状に組み、所定高さに水平板53を架設して構成
されている。また、足場51の所定箇所には、外壁表面
に対し直角方向に延びる壁つなぎ用ボルト54が設けら
れており、この壁つなぎ用ボルト54の外壁側先端55
を外壁50の表面に当接することにより、足場51の振
れ止めを図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成によれば、壁つなぎ用ボルト54は、単に先端5
5を外壁50の表面に当接してあるだけで、外壁50側
への足場51の転倒は防止できても、逆方向の屋外側へ
の転倒を防ぐことはできなかった。この発明の目的は、
外壁の表面を傷付けずに、足場の振れ止め、ならびに転
倒防止が図れる足場取付構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の足場取付構造
は、外装材の間の目地に対応する位置に枠材を有する外
壁に、足場支持治具によって足場を取付け、足場支持治
具は、足場を取付けた足場取付部と、この足場取付部に
連設した外壁固定部と、この外壁固定部を目地を通して
枠材に固定したビスとからなることを特徴とするもので
ある。
【0005】請求項2の足場取付構造は、請求項1にお
いて、足場取付部が長ナットからなり、外壁固定部が長
ナットの一端に鍔を固定した鍔付き筒体からなり、筒体
の直径が外壁の目地幅未満であり、筒体の長さが外壁の
目地深さ以上としたものである。請求項3の足場取付構
造は、請求項1において、足場取付部が長ナットからな
り、外壁固定部が長ナットの一端に固定された鍔状の平
板からなり、平板にはビス挿通孔が形成され、平板の幅
を外壁の目地幅より大きくしたものである。
【0006】
【作用】請求項1の構成によると、外壁固定部を外壁に
固定しておいて足場取付部に足場を取付けるので、足場
は足場支持治具を介して外壁に固定される。また、外壁
固定部を外壁に固定するビスは、外壁の目地に対応する
枠材に締結するので、外壁表面がビスにて傷付かない。
【0007】請求項2の構成によると、長ナットの一端
に固定した鍔付き筒体を目地に挿入し、筒体にビスを挿
通して外壁の枠材に締結することで、外壁固定部が外壁
に固定される。また、長ナットの他端より、足場に固定
した壁つなぎ用ボルトを螺合して、足場が足場支持治具
を介して外壁に固定される。請求項3の構成によると、
長ナットの一端に固定した鍔状の平板を目地に沿わせ、
平板のビス挿通孔にビスを挿通して、目地に対応する枠
材に締結することで、外壁固定部が外壁に固定される。
また、長ナットの他端より、足場に固定した壁つなぎ用
ボルトを螺合して、足場が足場支持治具を介して外壁に
固定される。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1および図2に基づ
いて説明する。図1は、足場支持治具10の斜視図を示
している。図において、Aは六角の長ナット11からな
る足場取付部である。この長ナット11の一端には、外
壁固定部Bとなる鍔付き筒体14の鍔12が溶接してあ
る。筒体14は、直径が外壁の目地幅未満であり、筒体
14の長さは外壁の目地深さ以上である。
【0009】図2は、施工状態の断面図を示している。
図において、15は建物の外壁であり、16は外壁15
の鋼製の枠材、17は外装材である。外装材17には目
地18が形成されており、この目地18に、足場支持治
具10の筒体14を挿入する。そして、長ナット11の
開口側からタッピングビス19を挿入し、ビス19の軸
部を筒体14のビス挿通孔13に挿通して、目地18に
対応する外壁15の枠材16に締結する。このようにし
て、足場支持治具10を外壁15に固定する。さらに、
20は足場(図示せず)に取付けた壁つなぎ用ボルトで
あって、長ナット11に螺合することにより、足場を足
場支持治具10に固定する。
【0010】このように構成された足場支持治具10に
よると、筒体14を目地18に挿入し、筒体14のビス
挿通孔13にビス19を挿通して外壁15の枠材16に
締結することで、足場支持治具10を外壁15に固定す
る。また、足場に固定した壁つなぎ用ボルト20を長ナ
ット11に螺合して、足場が足場支持治具10を介して
外壁15に固定される。したがって、足場の振れ止めが
図れるとともに、外壁側はもちろんのこと屋外側への足
場の転倒防止も図れる。
【0011】また、筒体14を目地18に挿入し、筒体
14のビス挿通孔13にビス19を挿通して目地18に
対応する枠材16に締結することにより、足場支持治具
10を外壁15に固定するので、外装材17の表面に接
するのは鍔12の外面のみであり、外壁15の表面との
接触面積が小さく、外壁15の表面をほとんど傷付けず
に足場支持治具10を固定することができ、足場支持治
具10を外した後の修復作業も容易である。
【0012】また、ビス19は目地18を介して枠材1
6に直接締結するので、足場支持治具10の固定が確実
に行える。さらに、足場支持治具10は、長ナット11
の端面に長ナット11より小径の筒体14を突設したも
のであって、小型であって取扱が容易であり、作業性に
優れる。
【0013】なお、足場支持治具10を取付ける目地
は、外壁の縦目地でも横目地でもよい。また、鍔12の
外面にゴム等の緩衝材を設けてもよい。こうすれば、外
壁15の表面の損傷をより一層確実に防ぐことができ
る。この発明の他の実施例を図3ないし図6に示す。
【0014】図3は足場支持治具30の側面図、図4は
正面図を示している。図において、Aは六角の長ナット
31からなる足場取付部であり、この長ナット31の一
端には鋼製の鍔状の平板32が溶接されている。平板3
2の外面にはEPDM等の緩衝材33が接着されてい
る。平板32ならびに緩衝材33には、長ナット31を
挟んで2個のビス挿通孔34,35が形成されている。
なお、これら平板32ならびに緩衝材33にて外壁固定
部Bが構成されている。
【0015】図5および図6は、施工状態の側面図おび
正面図を示している。図において、36は建物の外壁で
あり、37は外壁36の鋼製の枠材、38は外装材であ
る。外装材38には目地39が形成されており、平板3
2に形成したビス挿通孔34,35を目地39に対応さ
せて足場支持治具30を設置し、ビス挿通孔34,35
にタッピングビス40,41を挿通し、さらに目地39
に対応する外壁36の枠材37に締結する。なお、平板
32の幅は、目地39の幅より大きく形成されている。
このようにして、足場支持治具30を外壁36に固定す
る。さらに、足場(図示せず)に取付けた壁つなぎ用ボ
ルト(図示せず)を長ナット31に螺合することによ
り、足場を足場支持治具30に固定する。
【0016】このように構成された足場支持治具30に
よると、平板32を目地39に沿わせ、平板32のビス
挿通孔34,35にビス40,41を挿通し、さらに目
地39に対応する枠材37に締結することで、足場支持
治具30を外壁36に固定する。また、足場に固定した
壁つなぎ用ボルト(図示せず)を長ナット31に螺合し
て、足場が足場支持治具30を介して外壁36に固定さ
れる。したがって、足場の振れ止めが図れるとともに、
外壁側はもちろんのこと屋外側への足場の転倒防止も図
れる。
【0017】また、ビス40,41は目地39を介して
枠材37に締結することで、外装材38の表面に接する
のは平板32の外面に設けた緩衝材33のみであり、外
壁36の表面との接触面積が小さく、外壁36の表面を
ほとんど傷付けずに足場支持治具30を固定することが
でき、足場支持治具30を外した後の修復作業も容易で
ある。
【0018】また、ビス40,41は目地39を介して
枠材37に直接締結するので、足場支持治具30の固定
が確実に行える。さらに、平板32に2個のビス挿通孔
34,35を形成したので、足場支持治具30が足場の
取付作業中に回転したりせず、作業性に優れる。なお、
平板32に形成するビス挿通孔は、2個に限るものでは
なく、1個あるいは3個以上でもよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1の構成によると、外壁固定部を
外壁に固定しておいて足場取付部に足場を取付けるの
で、足場は足場支持治具を介して外壁に固定される。ま
た、外壁固定部を外壁に固定するビスは、外壁の目地に
対応する枠材に締結するので、外壁表面がビスにて傷付
かない。このように、外壁の表面を傷付けずに、足場の
振れ止め、ならびに転倒防止が図れるという効果が得ら
れる。
【0020】請求項2の構成によると、長ナットの一端
に固定した鍔付き筒体を目地に挿入し、筒体にビスを挿
通して外壁の枠材に締結することで、外壁固定部が外壁
に固定される。また、長ナットの他端より、足場に固定
した壁つなぎ用ボルトを螺合して、足場が足場支持治具
を介して外壁に固定される。このように、足場支持治具
と外壁表面との接触面積が小さく、外壁の表面を傷付け
ずに、足場の振れ止め、ならびに転倒防止が図れるとい
う効果が得られる。
【0021】請求項3の構成によると、長ナットの一端
に固定した鍔状の平板を目地に沿わせ、平板のビス挿通
孔にビスを挿通して、目地に対応する枠材に締結するこ
とで、外壁固定部が外壁に固定される。また、長ナット
の他端より、足場に固定した壁つなぎ用ボルトを螺合し
て、足場が足場支持治具を介して外壁に固定される。こ
のように、足場支持治具と外壁表面との接触面積が小さ
く、外壁の表面を傷付けずに、足場の振れ止め、ならび
に転倒防止が図れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の足場支持治具の斜視図で
ある。
【図2】この発明の一実施例の施工状態の断面図であ
る。
【図3】この発明の他の実施例の足場支持治具の側面図
である。
【図4】この発明の他の実施例の足場支持治具の正面図
である。
【図5】この発明の他の実施例の施工状態の一部破断側
面図である。
【図6】この発明の他の実施例の施工状態の正面図であ
る。
【図7】従来の足場設置箇所の外観図である。
【符号の説明】
10,30 足場支持治具 11,31 長ナット 12 鍔 13,34,35 ビス挿通孔 14 筒体 15,36 外壁 16,37 枠材 17,38 外装材 18,39 目地 19,40,41 ビス 20 壁つなぎ用ボルト 32 平板 A 足場取付部 B 外壁固定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装材の間の目地に対応する位置に枠材
    を有する外壁に、足場支持治具によって足場を取付けた
    足場取付構造において、 前記足場支持治具は、足場を取付けた足場取付部と、こ
    の足場取付部に連設した外壁固定部と、この外壁固定部
    を前記目地を通して前記枠材に固定したビスとからなる
    ことを特徴とする足場取付構造。
  2. 【請求項2】 足場取付部が長ナットからなり、外壁固
    定部が前記長ナットの一端に鍔を固定した鍔付き筒体か
    らなり、前記筒体の直径が外壁の目地幅未満であり、前
    記筒体の長さが外壁の目地深さ以上である請求項1記載
    の足場取付構造。
  3. 【請求項3】 足場取付部が長ナットからなり、外壁固
    定部が前記長ナットの一端に固定された鍔状の平板から
    なり、前記平板にはビス挿通孔が形成され、前記平板の
    幅が外壁の目地幅より大きい請求項1記載の足場取付構
    造。
JP7133299A 1995-05-31 1995-05-31 足場取付構造 Pending JPH08326304A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980623