JP4004621B2 - ボビン交換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ボビンケースの把持および開放を行う把持手段と、この把持手段を所定の移動経路に沿って搬送する搬送手段とを備えたボビン交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に、下糸をボビンに自動的に供給する糸巻き装置(下糸自動供給装置)を開発すると共に、この下糸自動供給装置を特開平7−68071号において開示している。
【0003】
この下糸自動供給装置は、下糸が巻き付けられるボビンを内部に収容すると共にミシンの釜内に装着されるボビンケースと、このボビンケースを把持又は開放可能な把持手段、および、この把持手段を支軸を支点として回動させると共に支軸の軸線方向に移動可能な回動アームよりなり、ミシンの釜に対してボビンケースを出し入れするボビン交換装置と、釜から出されたボビンケース内のボビンに残された残糸を除去する残糸除去装置と、残糸除去されたボビンに新たに下糸を巻き付ける下糸巻回装置と、ボビンに巻き付けられた下糸の一端を該ボビンを保持したボビンケースに糸掛けする糸掛け機構と、ボビンケースへの糸掛けを完了し下糸供給源に連なる下糸を切断する糸切り機構とを具備する構成となっている。
【0004】
この下糸自動供給装置においては、ミシンの釜内に装着されたボビンケース内のボビンに巻かれた下糸が消費されて所定巻量以下になったとき、ミシンが停止され、上記把持手段により釜内からボビンケースを取り出すとともに既に糸を巻かれているボビンを備えた別のボビンケースを釜内に装着し、ミシンは再び縫製作業を開始する。そしてこの再開された縫製作業中に、先に取り出されたボビンケース内のボビンに残されている糸を前記残糸除去装置により取り除き、その後、前記糸巻回装置により所定量の糸を該ボビンに巻き付ける。所定量の糸が巻き付けられると、前記糸掛け機構により糸端部がボビンケースの下糸張力調整ばね下に挿通されて所定の導出部に案内され、その後、その導出部から糸供給源に連なる糸を前記糸切り機構により切断する。そして現在釜内のボビンケースのボビンに巻かれた糸が消費されると、前回と同様にボビンケースが交換される。前記糸切り機構による糸切り完了後、ボビンケースを糸巻き位置から離れた別のボビンケース支持軸(ダミー軸)に一旦支持し、そのダミー軸からミシンの釜に搬送装着されるものも知られている。
【0005】
前記残糸除去装置の機枠にはボビンを保持するための保持軸が設けられており、該保持軸は釜に設けられている周知のボビン保持軸と同様の構成となっている。また、前記ダミー軸も同様の構成となっている。
そして、ボビンを保持しているボビンケースには、通常、横方向にスライドして前記各保持軸に対して係止状態または解除状態となる係止板と、倒伏位置において前記係止板を係止状態とし起立することにより解除状態とするレバーとを有しており、該ボビンケースを釜や糸巻回装置等に着脱するためのボビン交換装置の把持手段は、前記レバーを引き起こして起立位置にしながら把持し、これによりボビンケースは保持軸に対して解除状態になって把持されており、ボビン交換装置を軸線方向に移動させることにより着脱可能となる。
【0006】
上記ボビンケースを交換するためのボビンケース交換装置の動作は次のようになる。
即ち、釜内のボビンケースが取外された状態で、把持手段を先端に設けた回動アームが把持手段を残糸除去装置あるいは前記ダミー位置の保持軸上に装着されたボビンケースに対向するように回動アームを回動する。次に把持手段が保持軸に接近するように回動アームを軸線方向に移動する。その移動時に把持手段がボビンケースの前記レバーを引き起こしながら把持する。次に回動アームが保持軸から離れるように軸線方向に移動して残糸除去装置あるいはダミー位置からボビンケースを引き離してから、該把持手段を釜に対向するように回動アームを回動する。次に把持手段が釜に接近するように回動アームを回動し、釜内の保持軸にボビンの孔を挿入するようにボビンケースを釜内に装着する。次に把持手段が前記レバーの把持を解除してから回動アームを釜から離れるように移動する。これにより、前記レバーは倒伏位置となってボビンケースは釜内の保持軸上に係止される。
これらのボビンケースの着脱動作は、残糸除去装置の保持軸に対しても同様に行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図7(b)に示すように、下糸Lがセットされて使用可能となったボビンケース10は、その糸導出部10dから下糸Lが外部に延出した状態にある。
しかしながら、上記従来のボビン交換装置では、この延出した下糸Lの制御を行っていなかったため、この下糸Lの位置がばらつき、把持手段がボビンケース10を把持しにいく際に、把持手段とボビンケース10の間にこの下糸Lを挟んでしまうことがあった。
【0008】
把持手段とボビンケース10の間に下糸Lが挟まれると、把持手段がボビンケース10のレバー10bを引いてラッチする際(図4参照)に、上記下糸Lがレバー10bとボビンケース本体との間に入り込んでしまう。そして、この状態で、該ボビンケース10を釜まで搬送し、レバー10bを開放して釜内に装着すると、図7(c)に示すように、上記下糸Lがボビンケース本体とレバー10bとの間に挟まれた状態で装着されてしまう。このような状態になった場合、釜が回転しても上糸と下糸が絡まないため、縫製処理が行えない。
【0009】
また、把持手段とボビンケース10との間に延出した下糸Lが挟み込まれなかった場合でも、図7(d),(e)に示すように、下糸のセットされたボビンケース10を釜Kに搬送・装着しにいく際、ボビンケース10から延出した下糸Lがボビンケース10の開放面10f側にまわり込んで、該下糸Lをボビンケース10と釜Kとの間に挟み込んでしまう場合がある。
【0010】
下糸Lをボビンケース10と釜Kとの間に挟み込んでしまうと、例えば下糸Lが太い場合、ボビンケース10がつまってしまい釜K内に入っていかず、ボビン交換装置がロックしてしまったり、ボビンケース10が釜K内に入った場合でも、下糸の位置不良により縫製処理が出来ないという不具合を生じさせる。
【0011】
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、下糸のセットされたボビンケースを釜まで搬送して装着させるボビン交換装置において、ボビンケースのレバーに下糸を挟んでしまったり、ボビンケースと釜との間に下糸を挟み込んでしまうといった不具合を解消することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、下糸のセットされたボビンケースを着脱可能に保持する第1保持部としてのボビン保持軸と、ボビンケースを装着させるミシン釜と、ボビンケースの把持および開放を行う把持手段と、この把持手段を所定の移動経路に沿って搬送する搬送手段とを備えたボビン交換装置において、前記第1保持部に保持されたボビンケースに対し、該ボビンケースから延出した下糸を該ボビンケースのレバーを避ける方向に吹き付けるために、ボビンケースのレバーに対してボビンケースの開口部の反対側に配置され、ボビンケース周側面の接線方向に向けてエア出力を行う第1エア出力手段としての第1ノズルと、前記把持手段に把持されたボビンケースに対し、該ボビンケースから延出した下糸を前記把持手段の上にのせるために、前記ボビン保持軸の軸心と同方向を向いて配置され、ボビンケースの奥側からボビンケースの正面側に向けてエア出力を行う第2エア出力手段としての第2ノズルと、前記搬送手段の搬送により前記把持手段が前記ボビンケースを把持しにくる前に前記第1エア出力手段からエア出力を行わせ、(前記把持手段がボビンケースを把持した後で、)前記搬送手段の搬送により前記把持手段が前記ボビンケースを前記ミシン釜に装着させる以前に前記第2エア出力手段からエア出力を行わせる制御手段とを備えた構成とした。
【0013】
この請求項1記載の発明によれば、上記第1エア出力手段のエア出力によりボビンケースから延出した下糸がボビンケースのレバーを避ける方向に吹き付けられ、この状態で把持手段がボビンケースを把持するので、該ボビンケースの装着時に下糸がレバーとボビンケース本体との間に挟み込まれるといった従来の不具合を解消することが出来る。
【0014】
ここで、第1エア出力手段は、例えば、保持されたボビンケースの側方から、ボビンの回転軸にほぼ垂直で且つ下糸の導出部におけるボビンケース周側面の接線方向にエアを吹き付ける構成や、ボビンのレバー側からボビンに向けてエアを吹き付ける構成など、下糸がレバーを避ける方向に吹き付けられればどのような構成でも良い。
【0016】
また、請求項1記載の発明によれば、上記第2エア出力手段のエア出力によりボビンケースから延出した下糸がボビンケースの開放側の逆方向に吹き付けられ、この状態で把持手段がボビンケースを釜に装着しにいくので、このボビンケースの装着時に下糸がボビンケースと釜との間に挟み込まれるといった従来の不具合を解消することが出来る。
【0017】
ここで、第2エア出力手段は、例えば、ボビンケースの開放側からボビンに向けてエアを吹き付ける構成など、下糸が開放側を避ける方向に吹き付けられればどのような構成でも良い。また、第2エア出力手段からエア出力を行わせるタイミングは、特に限定されるものでなく、ボビン把持手段がボビンケースを把持してから釜に収容するまでの間であれば何時でもよい。
【0018】
請求項2記載の発明は、下糸のセットされたボビンケースを装着するミシン釜と、ボビンケースの把持および開放を行う把持手段と、この把持手段を所定の移動経路に沿って搬送する搬送手段とを備えたボビン交換装置において、前記把持手段に把持されたボビンケースに対し、該ボビンケースから延出した下糸を該ボビンケースの開放側の逆方向に吹き付けるエア出力を行う第2エア出力手段と、該第2エア出力手段により吹き付けられた下糸を保持すると共に前記把持手段が搬送手段によりボビンケースから離されると保持した下糸が外される糸端保持手段とを備えた構成とした。
【0019】
この構成によれば、糸端保持部材により、把持手段の回動中にボビンケースから延出した下糸の糸暴れが防止されるので、ボビンケースを釜へ装着する前に下糸が釜の開放面側に移動してしまうといった従来の不具合を、より確実に防止することが出来る。
【0020】
好ましくは、上記のボビン交換装置において、前記搬送手段は、前記把持手段をボビンの回転軸との直交平面上に移動可能とし、且つ、前記回転軸の軸線方向に移動可能な構成であり、前記制御手段が前記第2エア出力手段からエア出力を行わせるタイミングが、前記把持手段がボビンケースを把持してから前記搬送手段が前記直交平面上を移動し始めるまでの間に設定するようにしても良い
【0021】
一般に、出力されたエアは反射等により離れた位置で乱気流となりかねず、一度所望の位置に下糸を送った場合でも、上記乱気流により再び所望の位置からずれてしまうことが考えられる。そこで、上記の構成によれば、第2エア出力手段からのエア出力のタイミングを、把持手段がボビンケースを把持してから上記軸線方向の移動中のみに限定し、上記直交平面上の運動中にエア出力を行わないようにしたので、上記軸線方向の移動中に下糸が所望の配置状態(例えば把持手段に下糸が乗った状態)になった後、乱気流により下糸が再びボビンケースの開放側に戻されるといった不具合を生じることなく、上記所望の状態のまま上記直交平面上を運動してボビンケースを釜まで搬送・装着することが出来る。
【0022】
また好ましくは、上記のボビン交換装置において、前記制御手段が、第1エア出力手段からのエア出力を、第2エア出力手段のエア出力開始前に終了する構成とすると良い
【0023】
この構成によれば、第1エア出力手段のエア出力により第2エア出力手段のエア出力を乱すことがなく、ボビンケースの装着時に下糸がレバーとボビンケース本体またはボビンケース本体と釜との間に下糸を挟み込むことがなく、常に確実にボビンケースの交換が行える。
【0024】
また好ましくは、上記のボビン交換装置において、前記搬送手段が、前記把持手段をボビンの回転軸との直交平面上に移動可能とし、且つ、前記回転軸の軸線方向に移動可能な構成であり、前記制御手段が、前記第1エア出力手段からエア出力を、前記把持手段が前記軸線方向に移動してボビンケースを把持してから、前記把持手段が前記軸線方向に後退し始める前までの間に終了する構成とすると良い
【0025】
この構成によれば、前記制御手段が、前記第1エア出力手段からエア出力を前記把持手段が前記軸線方向に移動してボビンケースを把持してから、前記把持手段が前記軸線方向に後退し始める前までの間に終了する構成としたので、把持手段がボビンケースを把持する間中、第1エア出力手段からのエア出力が行われ、ボビンケースの把持中、ボビンケースから延出する下糸がボビンケースのレバーとボビンケース本体部との間に入り込むといった従来の不具合が確実に防止され、さらに第2エア出力手段のエア出力に影響を与えないから、ボビンケースと釜との間に下糸が入り込むことも防止でき、従って、ボビンケースの装着時に下糸がレバーとボビンケース本体との間に挟み込まれるといった従来の不具合を確実に解消することが出来る。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図1〜図7の図面を参照しながら説明する。
図1は、この実施の形態のボビン交換装置が備わる下糸自動供給装置100の正面図である。同図中、Nはミシン針、Kはミシン釜、Tはミシンベッドである。
この下糸自動供給装置100は、ミシン釜K内のボビンの下糸が消費されて所定量より少なくなった場合に、ミシン釜K内のボビンおよびボビンケースを自動的に下糸のセットされたボビンおよびボビンケースと交換すると共に、下糸の消費されたボビンおよびボビンケースに自動的に下糸を供給する装置である。
【0027】
この下糸自動供給装置100は、ボビンケースを把持する把持手段2(チャックとも呼ぶ)、この把持手段2を支軸3aを支点として回動させたり支軸3aの軸線方向に直動させる回動アーム3、第1および第2エア出力手段4,5、図示略の残糸除去装置、並びに、下糸巻回装置等から構成される。図1中、Aは下糸のセットされたボビンおよびボビンケースを収容するダミー位置、Bは残糸除去装置によりボビンの下糸の残りを除去するための残糸除去位置、Cはボビンに下糸を巻き付ける下糸巻回位置であり、ミシン釜K内やダミー位置A並びに残糸除去位置Bには、ボビンおよびボビンケースを保持する保持軸r0〜r2が設けられ、下糸巻回位置Cにはボビンケースに収容されているボビンを回転させるボビン回転手段60が設けられている。
【0028】
これらの内、本発明の実施の形態であるボビン交換装置は、ボビンケース把持手段2、回動アーム3、ダミー位置A、ミシン釜K、第1第2エア出力手段4,5等から構成されるものである。
【0029】
図2には、上記第1および第2エア出力手段4,5を示す要部斜視図を、図3には、第1エア出力手段と第2エア出力手段からのエアの方向を示す説明図を、図4には、ボビンケース把持手段2がボビンケース10を把持する一連の過程(a)〜(d)の側面図をそれぞれ示す。
【0030】
上記ボビン交換装置の把持手段2は、例えば図4に示すように、ベース23に、ボビンケース10のレバー10bを引き寄せるネイル22や、このネイル22を駆動するソレノイド21等を取り付けて構成される。ネイル22は回動ピン22bを中心に回動可能にベース23に取り付けられており、ソレノイド21の作動子21aはネイル22の長孔に接続されている可動軸22cを介してネイル21に連結されている。
【0031】
このような構成の把持手段2によれば、図4(a)〜(d)に示すように、回動アーム3の直動により把持手段2のベース23がボビンケース10に当接した後、ソレノイド21が作動して作動子21aを引くことで、ネイル21が回動してその先端部22aが矢印uの軌道で移動する一方、このネイル21の先端部22aに引っ掛けられてボビンケース10のレバー10bが矢印vの軌道を描いて開かれる(同図(b))。このレバー10bを開くことで、保持軸r0〜r2によるボビンケース10の保持が解除される。
そして、ボビンケース10のレバー10bがネイル22の先端部22aとベース23の把持部23aとで挟まれて、ボビンケース10が把持手段2に把持され(同図(c))、その後、回動アーム3が逆方向に直動することでボビンケース10が保持軸r0〜r2から取り外される(同図(d))ようになっている。
【0032】
ボビン交換装置の回動アーム3は、回動用のモータ31(図5)と直動用のソレノイド32(図5)とを備え、これらモータ31およびソレノイド32の駆動により、支軸3a(保持軸r0〜r2やボビンの回転軸線と同方向に設けられている。)を中心に回動、並びに、該支軸3aに沿って直動可能に構成されている。
【0033】
第1エア出力手段4は、図2にも示すように、エアパイプ4a、ノズル4b、および第1電磁弁4c等から構成され、電磁弁4cの開閉により図示しないコンプレッサからエア配管6に供給されるエアをノズル4bから出力/非出力するようになっている。上記ノズル4bは、上述のダミー位置Aの側方に設けられ、ダミー位置Aに保持されたボビンケース10に対し側方からエアを出力して、ボビンケース10の糸導出部10dから延出する下糸をレバー10bを避ける方向に吹き付けるように設けられている。詳細には、ノズル4bは、ボビン保持軸r1にほぼ直交し、且つ、ボビンケース10周側面のほぼ接線方向を向いて、ボビンケース10の開口部10aの反対側に取り付けられている。このノズル4bの向きにより図3の矢印w1の方向、即ち、ボビン保持軸r1にほぼ直交し、糸導出部10dにおけるボビンケース10周側面の接線方向に、エア出力が行われる。
【0034】
第2エア出力手段5は、図2にも示すように、エアパイプ5a、ノズル5b、および第2電磁弁5c等から構成され、電磁弁5cの開閉により図示しないコンプレッサからエア配管6に供給されるエアをノズル5bから出力/非出力するようになっている。上記ノズル5bは、上述のダミー位置Aの近傍に設けられ、ダミー位置Aに保持されたボビンケース10に対し奥方(ボビンケース10の開放面側)からエアを出力して、ボビンケース10の糸導出部10dから延出する下糸をボビンケース10開放面の逆方向に吹き付けるように設けられている。詳細には、ノズル5bは、ボビン保持軸r1とほぼ同方向を向いて、ボビンケース10の開放面側で且つ張力調整バネ10cの先端より開口部10a側に取り付けられている。このノズル5bの向きにより図3の矢印w2の方向、即ち、ボビンケース10から下糸張力調整バネ10cの先端側に少し離れた位置で且つボビン保持軸r1とほぼ同じ方向に、エア出力が行われる。
【0035】
図5には、上記ボビン交換装置の制御を行う制御回路40のブロック図を示す。
ボビン交換装置の制御回路40は、シーケンス処理手段41、モータ制御回路42、モータ駆動手段43、回動アーム3直動用のソレノイド制御手段45およびソレノイド駆動手段46、把持手段2のネイル22の駆動用のソレノイド制御手段54およびソレノイド駆動手段55、エア制御手段48、チャック移動位置検知手段51、および、チャック前後位置検知手段52等から構成される。
【0036】
シーケンス制御手段41は、CPU(Central Processing Unit )、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)を備え、ボビン交換処理のシーケンス処理を行うものである。このシーケンス制御手段41には、回動アーム3を回動させるモータ31や回動アーム3を直動させるソレノイド32が、それぞれモータ制御回路42やモータ駆動手段43並びにソレノイド制御手段45やソレノイド駆動手段46を介して接続され、また、把持手段2のネイル22を駆動するソレノイド21が、ソレノイド制御手段54やソレノイド駆動手段55を介して接続され、このシーケンス制御手段41により、これらモータ31やソレノイド32並びにネイル22駆動用のソレノイド21の駆動制御が行われるようになっている。また、上記モータ31やソレノイド32の駆動量を示す信号がチャック移動位置検知手段51やチャック前後位置検知手段52を介してシーケンス制御手段41に入力されるようになっている。
また、このシーケンス制御手段41には、エア制御手段48を介して、第1エア出力手段4の第1電磁弁4cと第2エア出力手段5の第2電磁弁5cとが接続されており、このシーケンス制御手段41により、第1エア出力手段4および第2エア出力手段5からのエア出力の制御が行われるようになっている。
【0037】
次に、上記構成の下糸自動供給装置100により行われる下糸自動供給処理について説明する。特に、ボビン交換装置により行われる上記下糸自動供給処理中のボビン交換処理については、図6のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
【0038】
下糸自動供給処理は、縫製中に釜K中のボビンから下糸が消費されて所定量以下になると開始され、先ず始めに、釜K中のボビンおよびボビンケースを取り外して下糸のセットされたボビンおよびボビンケースを釜K中に装着するボビン交換処理が行われる。このボビン交換処理の開始時には、予め下糸がセットされたボビンおよびボビンケースがダミー位置Aに保持された状態にある。
【0039】
図6には、ボビン交換装置の制御部により行われるボビン交換処理のフローチャートを示す。なお、同図中、把持手段2のことをチャックと呼び、釜内に装着されている下糸の不足したボビンケースにB1の符号を、下糸がセットされダミー位置に保持されているボビンケースにB2の符号を振っている。
【0040】
図6に示すように、このボビン交換処理が開始されると、先ず、ステップS1において、回動アーム3の回動用モータ31を所定量駆動させて把持手段2を釜Kの対向位置まで回動させる。次いで、ステップS2において、回動アーム3の直動用のソレノイド32を所定量駆動させて把持手段2を釜K内のボビンケースB1まで到達させると共に、ネイル22駆動用のソレノイド21を駆動させてボビンケースB1を把持する。そして、回動アーム3の直動用ソレノイド32を逆駆動させてボビンケースを釜K内から取り出し、その後、ステップS3に移行する。
【0041】
ステップS3では、回動用モータ31の駆動により、把持したボビンケースB1を残糸除去位置B(図1)の対向位置まで移動してステップS4に移行する。
ステップS4では、回動アーム3の直動用ソレノイド32の駆動により把持しているボビンケースB1を残糸除去位置Bの保持軸r2に挿入すると共に、ネイル22駆動用のソレノイド21を駆動させて、ボビンケースB1の把持を解除すると共に、ボビンケースB1を保持軸r2へ保持させる。そして、ステップS5に移行する。
【0042】
ステップS5では、回動アーム3の回動用モータ31を所定量駆動させて、空の把持手段2をダミー位置A(下糸のセットされたボビンおよびボビンケースB2が保持されている)の対向位置まで移動させ、ステップS6に移行する。
ステップS6では、第1電磁弁4cを開いて、第1エア出力手段4からエア出力を開始させ、エア出力を続行したままステップS7に移行する。
ステップS7では、回動アーム3の直動用ソレノイド32の駆動により把持手段2をボビンケースB2に到達させた後、ネイル22駆動用のソレノイド21を駆動させてボビンB2を把持する。そして、ステップS8に移行する。
ステップS8では、第1電磁弁4cを閉じて、第1エア出力手段4からエア出力を終了させ、ステップS9に移行する。
【0043】
つまり、上記ステップS6〜ステップS8の処理により、把持手段2がボビンケースB2の対向位置からボビンケースB2側に直動しレバー10bを開いて把持するまでの間、第1エア出力手段4からのエア出力により、ボビンケースB2の糸導出部10dから延出している下糸が、前述の矢印w1(図3)の方向に吹き付けられるので、上記下糸が把持手段2のネイル22に掛けられてボビンケースB2と把持手段2との間に入り込んでしまうという不具合が回避される。
【0044】
ステップS9では、第2電磁弁5cを開いて、第2エア出力手段5からエア出力を開始させ、エア出力を続行したままステップS10に移行する。
ステップS10では、回動アーム3の直動用ソレノイド32を逆駆動させ、ボビンケースB2を把持した把持手段2を引き戻して、ボビンケースB2をダミー位置Aから取り外す。そして、ステップS11に移行する。
ステップS11では、第2電磁弁5cを閉じて、第2エア出力手段5からエア出力を終了させ、ステップS12に移行する。
次いで、ステップS12において、回動アーム3の回動用モータ31を所定量駆動させて、把持したボビンケースB2を釜K(図1)の対向位置まで移動してステップS13に移行する。
【0045】
つまり、上記ステップS9〜ステップS11の処理により、把持手段2がボビンケースB2を把持した後、直動して引き戻り、次の回動を始める前において、第2エア出力手段5からのエア出力により、ボビンケースB2の糸導出部10dから延出している下糸が、前述の矢印w2(図3)の方向に吹き付けられて、下糸が把持手段2の上に乗っかった状態になる。また、把持手段2の上に乗っからなくても、ボビンケースB2の開放面の逆側に吹き付けられた状態になる。従って、この状態のままボビンケースB2を釜Kに装着することで、下糸が釜KとボビンケースB2との間に挟み込まれるといった不具合が回避される。
また、上記ステップS11,S12の処理により、第2エア出力手段5からのエア出力が停止した上で把持手段2が回動を開始するので、第2エア出力手段5からのエアの反射等により、把持手段2の回動中に下糸がボビンケースB2の開放面側に戻ってしまうといった不具合が回避される。
【0046】
ステップS13では、回動アーム3の直動用ソレノイド32の駆動により把持しているボビンケースB1を釜Kの保持軸r0に挿入すると共に、ネイル22駆動用のソレノイド21を逆駆動させて、ボビンケースB2の把持を解除すると共に、ボビンケースB2を保持軸r0へ保持させる。そして、このボビン交換処理を終了して、下糸自動供給処理の次のステップに移行する。
【0047】
上記ボビン交換処理が終了すると、次いで、残糸除去処理が開始され、残糸除去位置Bに保持されたボビンケース10に対し、図示略の残糸除去装置が動作して、ボビンケース10内のボビン15に残された下糸を抜き取る処理が行われる。
残糸除去処理が終了すると、次いで、ボビン交換装置により、残糸除去位置Bから下糸巻回位置Cまでボビンケース10が移動される。そして、図示略の下糸巻回装置により、下糸巻回処理が開始され、ボビン15に下糸が巻かれると共にボビンケース10の下糸張力調整バネ10cの間に下糸が通されて糸導出部10dまで導かれ、この導出され下糸供給源に連なる下糸を糸切り装置により切断し、これによりボビンケース10およびボビン15が使用可能な状態にされる。
【0048】
下糸巻回処理が終了すると、ボビン交換装置により、下糸がセットされたボビン15およびボビンケース10が下糸巻回位置Cからダミー位置Aに移動される。
そして、釜K内のボビンから下糸が消費されて所定量以下になるのを待機して、釜K内のボビンの下糸が所定量以下になったことに基づき次の下糸自動供給処理が開始される。
【0049】
以上のように、この実施の形態のボビン交換装置によれば、第1エア出力手段4のエア出力によりボビンケース10から延出した下糸がボビンケース10のレバーを避ける方向に吹き付けられ、この状態で把持手段2がボビンケース10を把持するので、該ボビンケース10の装着時に下糸がレバー10bとボビンケース本体との間に挟み込まれるといった従来の不具合を解消することが出来る。
更に、第2エア出力手段5のエア出力によりボビンケース10から延出した下糸がボビンケース10の開放面10f(図7(e))の逆方向に吹き付けられ、この状態で把持手段2がボビンケース10を釜Kに装着しにいくので、この装着時に下糸がボビンケース10と釜Kとの間に挟み込まれるといった従来の不具合を解消することが出来る。
また、第2エア出力手段5からのエア出力のタイミングを、把持手段2がボビンケース10を把持してから支軸3aの軸線方向の移動中のみに限定し、回動方向の移動中にエア出力を行わないようにしたので、第2エア出力手段5からのエア出力が反射されてボビンケース10に当たり、下糸が再びボビンケース10の開放面10f側に戻されるといった不具合が回避される。
【0050】
なお、本発明は、この実施の形態のボビン交換装置に限られるものではなく、例えば、第1エア出力手段および第2エア出力手段のエアの出力方向や出力位置は、具体的に示したこの実施の形態の例に限られず、第1エア出力手段は下糸がボビンケースのレバーを避ける方向、第2エア出力手段は下糸をボビンケースの開放面の逆側に誘導する方向であれば、どのような位置および方向であっても良い。また、第1エア出力手段のエア出力タイミングは、把持手段がボビンケースを把持する直前から把持する最中にかけてでなく、例えば、ボビンケースがダミー位置に保持された直後から把持手段の移動完了後までとしたり、又は、把持手段の移動開始直後から把持手段がボビンケースを把持した直後までとしても良い。また、第2エア出力手段のエア出力タイミングは、例えば、第2エア出力手段のエア出力位置に応じて様々に変更可能である。即ち、エア出力位置を釜の周辺とすることで釜装着直前に出力タイミングをとることが出来るし、エア出力位置を釜Kとダミー位置Aとの中間とすることで、ダミー位置Aから釜Kまでの回動移動中に出力タイミングをとることも出来る。その他、具体的に示したボビン交換装置の細部構造、並びに、下糸自動供給装置のボビン交換装置以外の装置等は、発明の趣旨に逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0051】
[その他の実施の形態]
図8には、ボビン交換装置に設けられた糸端保持部材を説明する図を示す。同図(a)は回動アーム3および把持手段2の側面図、(b)はその上面図である。
この実施の形態のボビン交換装置は、先の実施の形態のボビン交換装置に、後述の糸端保持部材70を設けたものであり、その他の構成および制御内容については、先のボビン交換装置と同様のものである。従って、同様の構成および制御内容については、同符号を付して説明を省略する。
【0052】
糸端保持部材70は、第2エア出力手段5のエア出力で、ボビンケース10の開放面の逆方向に吹き付けられた下糸Lを引っ掛けて保持するためのもので、例えば紙やすり等の大きな摩擦係数を有する部材、或いは、例えばたわしや歯ブラシやファスナー等の下糸を引っ掛けやすい櫛状部材などから構成され、把持手段2(又は回動アーム3)における第2エア出力手段5から出力されるエア流の下流側に設置されている。
また、上記糸端保持部材70による糸の保持力はさほど強くなく、ボビンケース10が釜Kに装着されて把持手段2から離されていくときには、下糸Lがボビン15から繰り出されることなく糸端保持部材70から外れる程度の引っ掛かり強度となっている。
【0053】
この糸端保持部材70が設けられたボビン交換装置によれば、上述のステップS9〜S11において行われる第2エア出力手段5からのエア出力により、ボビンケース10の糸導出部10dから延出する下糸Lがボビンケース10の開放面の逆方向に吹き付けられて、糸端保持部材70上に吹き飛ばされる。そして、該下糸Lが糸端保持部材70上に引っ掛けられて保持される。
その後、上述のステップS12において回動アーム3が動いてボビンケース10を釜Kまで移動させるが、この間、下糸Lの糸端側は糸端保持部材70に保持され糸暴れが防止される。
そして、ステップS13においてボビンケース10が釜Kに装着されて把持手段2がボビンケース10から離隔される際、この離隔に伴って下糸Lがボビンケース10から引き出されることなく糸端保持部材70から外される。
【0054】
以上のように、この実施の形態のボビン交換装置によれば、糸端保持部材70により、把持手段2の回動中にボビンケース10から延出した下糸Lの糸暴れが防止されるので、ボビンケース10を釜Kへの装着する前に下糸Lが釜Kの開放面側に移動してしまうといった従来の不具合を、より確実に防止することが出来る。
【0055】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、第1エア出力手段のエア出力によりボビンケースから延出した下糸がボビンケースのレバーを避ける方向に吹き付けられ、この状態で把持手段がボビンケースを把持するので、該ボビンケースの装着時に下糸がレバーとボビンケース本体との間に挟み込まれるといった従来の不具合を解消することが出来る。
【0056】
また、上記第2エア出力手段のエア出力によりボビンケースから延出した下糸がボビンケースの開放側の逆方向に吹き付けられ、この状態で把持手段がボビンケースを釜に装着しにいくので、このボビンケースの装着時に下糸がボビンケースと釜との間に挟み込まれるといった従来の不具合を解消することが出来る。
【0060】
請求項の発明によれば、糸端保持部材により、把持手段の回動中にボビンケースから延出した下糸の糸暴れが防止されるので、ボビンケースを釜へ装着する前に下糸が釜の開放面側に移動してしまうといった従来の不具合を、より確実に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボビン交換装置が備え付けられた下糸自動供給装置を示す正面図である。
【図2】ボビン交換装置におけるエア出力手段を示す要部斜視図である。
【図3】第1エア出力部と第2エア出力部からのエアの方向を示す説明図である。
【図4】ボビン交換装置の把持手段がボビンケースを把持する一連の過程(a)〜(d)を示す側面図である。
【図5】ボビン交換装置の制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】ボビン交換装置の制御部により行われるボビンケース交換処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】ボビンケースとボビンケースから延出する下糸の関係を示す説明図である。
【図8】ボビン交換装置に設けられた糸端保持部材を示すもので、(a)は回動アームおよび把持手段の側面図、(b)はその上面図である。
【符号の説明】
2 把持手段
3 回動アーム(搬送手段)
4 第1エア出力手段
4c 第1電磁弁
5 第2エア出力手段
5c 第2電磁弁
10 ボビンケース
10a 開口部
10b ボビンケースのレバー
10c 下糸張力バネ
10d 下糸導出部
10f ボビンケースの開放面
K 釜
r0〜r2 保持軸
A ダミー位置
B 残糸除去位置
C 下糸巻回位置
31 回動アームの回動用モータ
32 回動アームの直動用ソレノイド
40 制御回路
41 シーケンス制御手段
70 糸端保持部材
100 下糸自動供給装置

Claims (2)

  1. 下糸のセットされたボビンケースが着脱可能に保持される第1保持部としてのボビン保持軸と、
    ボビンケースを装着させるミシン釜と、
    ボビンケースの把持および開放を行う把持手段と、
    この把持手段を所定の移動経路に沿って搬送する搬送手段とを備えたボビン交換装置において、
    前記第1保持部に保持されたボビンケースに対し、該ボビンケースから延出した下糸を該ボビンケースのレバーを避ける方向に吹き付けるために、ボビンケースのレバーに対してボビンケースの開口部の反対側に配置され、ボビンケース周側面の接線方向に向けてエア出力を行う第1エア出力手段としての第1ノズルと、
    前記把持手段に把持されたボビンケースに対し、該ボビンケースから延出した下糸を前記把持手段の上にのせるために、前記ボビン保持軸の軸心と同方向を向いて配置され、ボビンケースの奥側からボビンケースの正面側に向けてエア出力を行う第2エア出力手段としての第2ノズルと、
    前記搬送手段の搬送により前記把持手段が前記ボビンケースを把持しにくる前に前記第1エア出力手段からエア出力を行わせ、前記搬送手段の搬送により前記把持手段が前記ボビンケースを前記ミシン釜に装着させる以前に前記第2エア出力手段からエア出力を行わせる制御手段とを備えたことを特徴とするボビン交換装置。
  2. 下糸のセットされたボビンケースを装着するミシン釜と、
    ボビンケースの把持および開放を行う把持手段と、
    この把持手段を所定の移動経路に沿って搬送する搬送手段とを備えたボビン交換装置において、
    前記把持手段に把持されたボビンケースに対し、該ボビンケースから延出した下糸を該ボビンケースの開放側の逆方向に吹き付けるエア出力を行う第2エア出力手段と、
    該第2エア出力手段により吹き付けられた下糸を保持すると共に前記把持手段が搬送手段によりボビンケースから離されると保持した下糸が外される糸端保持手段とを備えたことを特徴とするボビン交換装置。
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