JPH08231127A - 糸を巻き上げるための方法及び装置 - Google Patents

糸を巻き上げるための方法及び装置

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JPH08231127A
JPH08231127A JP7244883A JP24488395A JPH08231127A JP H08231127 A JPH08231127 A JP H08231127A JP 7244883 A JP7244883 A JP 7244883A JP 24488395 A JP24488395 A JP 24488395A JP H08231127 A JPH08231127 A JP H08231127A
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winding
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winding bobbin
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ハーゼン ロルフ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻取り機の巻取り部において、繰り出しボビ
ンから巻き上げボビンに糸を巻き上げるための方法で、
糸道が中断した時に巻き上げボビンを停止させて巻き上
げ方向で短時間回転させ、巻き上げボビンに属する糸端
部を、旋回可能な吸込みノズルによって、巻き戻し方向
で回転する巻き上げボビンの外周面から吸込んで、糸端
部接続装置内に挿入し、これによって、繰り出しボビン
から送られてくる糸端部に接続して糸道を再形成する方
法を改良して、糸層をいたわりつつしかも巻取り作業を
より早く簡単にする。 【解決手段】 巻き上げボビン16上に糸端部3′が存
在しているか又は存在していないことをセンサ49によ
って確認し、次いで、センサの信号が「巻き上げボビン
上に糸端部が存在する」ことを示している時に、巻き上
げボビンを巻き上げ方向56で短時間回転させるための
命令を中断させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糸道が中断した時
に巻き上げボビンを停止させて巻き上げ方向で短時間回
転させ、巻き上げボビンに属する糸端部を、旋回可能な
吸込みノズルによって、巻き戻し方向で回転する巻き上
げボビンの外周面から吸込んで、糸端部接続装置内に挿
入し、これによって、繰り出しボビンから送られてくる
糸端部に接続して糸道を再形成する、繰り出しボビンか
ら巻き上げボビンに糸を巻き上げるための方法及びこの
方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】糸を巻き上げる際には、糸道が中断され
た時に常に妨害が発生する。糸道の中断に関しては3つ
の可能性がある。第1の可能性は、繰り出しボビンが繰
り出されて空になり、糸端部が巻き上げボビンに巻き付
けられることにある。糸道を再形成する際には、遅くと
も、糸接続過程のために繰り出しボビンの糸端部を吸い
込もうとする時に、下糸が存在しないことに気づく。糸
中断の第2の可能性は、糸の欠陥に基づいて、いわゆる
クリアラ、つまり糸の品質を監視するための、切断装置
を備えたセンサが設けられていて、この切断装置によっ
て糸の欠陥が見つかった時に糸を切断するようになって
いることにある。糸の切断後には一般に、巻き上げボビ
ンに向かって進む糸端部は巻き上げボビン上に巻き付け
られ、この間に、繰り出しボビンに属する糸端部は、下
糸がいわゆる掴み管によって吸込まれる間に切断及び緊
締装置並びに糸緊締装置が開放されるまで、まず切断装
置内で緊締される。糸道の中断の第3の可能性は、糸の
欠陥に基づいて糸切れが発生することにある。この糸切
れは、繰り出しボビンと巻き上げボビンとの間のすべて
の糸経路において発生する。糸がクリアラの上側で切れ
ると、一般に巻き上げボビンに向かって進む糸片は巻き
上げボビン上に巻き付けられる。繰り出しボビンに属す
る糸端部は、一般に、クリアラの上側に存在するいわゆ
る掴みノズルによって吸い込まれる。
【0003】ドイツ連邦共和国特許公開第322537
9号明細書によれば、巻取り機において糸端部を捜し出
して保持するための方法及び装置が公知である。1つの
紡績部において糸切れ後に、糸吸込みノズルは、巻き上
げボビンのボビン外周面近くまで近付けられる。繰り出
し側のボビンの回転が中止されると直ちに、限定された
時間で糸吸込みノズルが吸込み空気によって負荷され、
この時にボビンが停止後に、吸込み過程中に逆方向で回
転せしめられる。吸い込まれた糸端部は、糸吸込みノズ
ルによって保持され、糸吸込みノズルは初期位置に戻し
案内される。この時に糸は糸接続装置内に挿入されて、
ボビンは再び停止せしめられる。この方法を実施するた
めに巻取り部は、切り換え可能な駆動装置と、糸接続を
行なう装置と、糸吸込みノズルと、吸込み空気調整装置
と、糸接続装置とを有している。糸吸込みノズルは同時
に、吸い込んだ糸を糸接続装置に挿入するための装置と
しても構成されている。
【0004】この公知の方法においては、巻き上げボビ
ン側の糸端部も糸掴みノズル内に吸い込まれる。またこ
の糸端部を巻き上げボビンと掴みノズルとの間に配置さ
せることも可能である。前述の糸吸込みノズルによって
糸端部を掴むために、糸は、巻き上げボビンの外周面か
ら、巻き付けドラムの糸ガイド溝のうちの1つを通して
掴みノズルまで延びている。このような過程において
は、事実上、糸吸込みノズルによって糸端部を捕まえる
ことは不可能である。これによって、自動糸接続過程を
正しく行なうことは妨げられる。
【0005】以上の認識から出発して、冒頭に述べた機
械に、巻き上げボビンの制動後で、しかも糸を捜し出す
ために巻き上げボビンを戻し回転させる前に、巻き上げ
ボビンをもう一度ゆっくりと巻き上げ方向で数回転させ
る回路を設けることが提案されている。これによって、
掴みノズルまで延びる糸端部が巻き上げボビンの外周面
に巻き上げられることが保証される。この糸端部は、糸
吸込みノズルによって直ちに捕まえることができる。
【0006】既に多数の糸層及びひいては相応の直径を
有している巻き上げボビンにおいては、慣性の質量及び
大きい外周に基づいて、原則として繰り出し時に糸端部
が巻き上げボビンの外周面に完全に巻き付けられること
が保証される。しかしながらこのような巻き上げボビン
も、糸端部接続過程の前にまず、数回転巻き付け方向で
駆動される。このような重いボビンにおいては、巻き付
け過程を再作動させることは、高いエネルギの消費を意
味することになる。しかも、重いボビンが再度短時間及
び数回転だけ停止状態から加速され、次いで直ちに再び
制動されることは、糸層のために不都合である。また、
巻き付け過程を再度短時間スイッチオンすることは時間
の損失でもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、糸道が中断した時に、糸端部接続の効果が高められ
ると同時に、作業の誤った切り換えを避けることができ
るようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の方法の手段によれば、巻き上げボビン上に糸端部が
存在しているか又は存在していないことをセンサによっ
て確認し、次いで、センサの信号が「巻き上げボビン上
に糸端部が存在する」ことを示している時に、巻き上げ
ボビンを巻き上げ方向で短時間回転させるための命令を
中断させるようにした。
【0009】またこの課題を解決した本発明の装置の手
段によれば、糸中断後に、検知した糸端部の記録に応じ
て、巻き上げボビンの巻き上げ方向がセンサによって制
御可能である。
【0010】
【発明の効果】掴みノズル内に糸端部が挿入されたこと
をセンサ式にコントロールすることによって、本来の糸
探しだし作業前の巻き上げボビンの前述のようなゆっく
りとした前進回転は、センサによって糸端部が確認され
た時だけ行なえばよい。この場合、糸端部が巻き上げボ
ビンの外周部上に存在していない殆どすべての場合にお
いて、糸端部は掴みノズルによって及びセンサによって
検知され得るということを前提としている。巻き上げボ
ビンの外周部上に糸端部が巻き付けられていないことの
検知作業をさらに付加的に確実にするために、糸の探し
だし作業のために直ちに必要とされる、綾巻きボビンの
戻し回転の開始を、掴みノズルに配置されたセンサによ
って同様に監視する作業を選択的に行なってもよい。こ
の場合には、掴みノズル内に吸い込まれるところの糸端
部がまだセンサに達していないことが確認される。この
場合、巻き上げボビンの戻し回転が停止されてからはじ
めて、短時間のゆっくりとした前進回転走行が始動され
る。
【0011】このようなセンサによる監視の意義及び目
的は、巻き上げボビンの外周面上に糸端部が正しく巻き
上げられている場合において、糸端部を巻き上げボビン
の外周面上に巻き上げるためにここでは不必要である短
時間の前進回転走行を避けることに基づいて、時間の節
約、ボビンのいたわり、及びエネルギの節約ということ
にある。
【0012】糸道の中断後、特に糸の切断後にセンサが
糸端部を確認(検知)した時に、この糸端部は、巻き上
げボビンからのみ延びていて、掴みノズルによって吸い
込まれる。何故ならば、上糸は正しく巻き上げられてい
ないからである。この場合においてのみ、本発明によれ
ば巻き上げボビンは巻き上げ方向で短時間駆動される。
糸が完全に巻き上げボビンに巻き上げられるようにする
ために、巻き上げボビンは、糸が少なくともセンサから
巻き上げボビンまでの距離だけ戻し移動せしめられるま
で回転させなければならない。一般的には、確実性のた
めにさらに付加的に回転させられる。巻き上げボビンの
直径が種々異なっている場合には、糸が完全に掴みノズ
ルから引き出されるまで、より長い時間又は短い時間が
かかるので、必要な回転数は、巻き付けドラムによって
規定される。巻き付けドラムの回転数によって、巻き上
げボビンの直径に関係なく、掴みノズル内に吸い込まれ
た糸端部がこの掴みノズルから完全に引き出され、巻き
上げボビンに巻き上げられることを確実に行なうことが
できる。
【0013】前述の場合において、巻き上げボビンを巻
き戻し方向で駆動させることによって、巻き上げボビン
にまだ巻き上げられていない糸が常に掴みノズルによっ
て吸い込まれる。糸が巻き付けドラムの糸ガイド溝内で
ガイドされることによって、糸は吸込みノズルによって
捕らえることができない。従って巻き上げボビンは、巻
き上げボビンに向かう方向で移動する吸込みノズルの所
定の位置で糸端部が既に確認されている時に停止され
る。つまり、吸込みノズルが巻き上げボビンの外周面上
に当接する前に、糸端部がセンサによって確認される
と、糸は、吸込みノズルを通る経路とは異なる経路を通
らなければならない。吸込みノズルを通る経路は、吸込
みノズルの長さに基づいて、掴みノズルを通る経路より
も長いので、これによって、糸端部が掴みノズルによっ
て吸い込まれるか又は吸込みノズルによって吸い込まれ
るかが確実に区別される。
【0014】センサが、巻き上げボビンの繰り出し方向
の駆動中における規定可能な所定の時間後に、糸端部が
吸い込まれていて吸込みノズルがまだ巻き上げボビンの
外周面上に達していないことが確認されると、巻き上げ
ボビンは停止されて巻き上げ方向で駆動される。この巻
き上げは作業は、同様に規定可能な所定の時間内で行な
われるが、この時間は少なくとも、掴みノズルによって
吸い込まれた糸が巻き上げボビンに完全に巻き上げられ
る程度の長さに設定される。またこの時間は、例えばボ
ビン直径に基づいて規定されるので、少ない糸層から形
成された巻き上げボビンにおいても、糸は確実に掴みノ
ズルから引き出され、巻き上げボビンに巻き付けること
ができる。
【0015】糸端部が巻き上げボビンに確実に完全に巻
き付けられてからはじめて、糸端部接続過程は継続され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示した実施例について詳しく説明する。
【0017】繰り出し位置にある繰り出しボビン2から
糸3が引き出されている。糸3は、引き出し加速器4を
通って、下糸センサ5の手前を通り、糸緊張装置6と、
糸の存在を確認して糸の品質をコントロールするための
センサを備えた電子式の糸除塵装置7(若しくはクリア
ラ)とを通過する。糸除塵装置7の上側では、糸が切断
及び緊張装置8を通過する。糸除塵装置7が、許容でき
ない程度の糸の欠陥を確認すると、切断及び緊張装置8
が操作される。糸の欠陥は、糸除塵装置7によって信号
ライン7aを介して巻取り部1の制御装置9に伝達され
る。この制御装置9は、制御ライン10aを介して切断
及び緊張装置8の操作装置10に命令を発信する。切断
装置11が糸を切断している間、繰り出しボビン2から
繰り出される糸端部は緊締装置12によって緊締され
る。巻き上げボビン側の糸端部は、巻き上げボビンに巻
き上げられる。
【0018】切断及び緊締装置8の上側には糸ガイド1
3が配置されている。糸3が巻き付けドラム14の糸ガ
イド溝15によって綾巻き層で巻き上げボビン16に巻
き上げられる場合に、前記糸ガイド13から糸3の切り
換え領域が開始される。巻き上げボビン16はボビンホ
ルダ17によって保持されている。巻き上げドラム14
は、モータ18によって軸19を介して駆動される。糸
道にはさらに、糸端部接続装置20例えば空圧式の撚り
継ぎ装置が配置されている。
【0019】巻取り部1は、さらに2つの糸供給装置を
有している。糸切れの場合、又は糸の欠陥が確認された
ことに基づいて切断する場合には、巻き上げボビン16
上で糸端部を捜し出して糸端部接続装置20に挿入する
ための糸供給装置が使用される。この糸供給装置はいわ
ゆる吸込みノズル21として構成されており、綾巻きボ
ビンの幅を有する扁平な吸込み開口23を有する管22
より成っている。この管22は、巻取り部1の壁部24
内で回り継手25に回転可能に支承されている。非作業
位置において吸込みノズル21の吸込み開口23は、糸
緊張装置6の上側及び糸端部接続装置20の下側に位置
している。吸込みノズル21の旋回範囲は、糸除塵装置
7と切断及び緊張装置8とをカバーしている。
【0020】繰り出しボビン2の糸端部を捕まえるため
の糸供給装置として、いわゆるグリッパ管26が使用さ
れる。グリッパ管26は、非作業位置においてその吸込
み開口27が、引き出し加速器4と糸緊張装置6との間
で、糸3の通過経路(糸道)の後ろ側でしかもその側方
に配置されている。グリッパ管26は管より成ってお
り、この管は、紡績部1の壁部24内で回り継手28内
に支承されている。
【0021】糸供給装置21及び26の操作は、この実
施例ではカム円板によって行なわれる。カム円板パケッ
トによって、糸端部を接続する場合の紡績部1の機能が
制御される。カム円板パケット29のうちの、図示の実
施例では、2つのカム円板30及び31だけが図示され
ている。これら2つのカム円板30及び31によって、
糸供給装置21若しくはグリッパ管26の運動が制御さ
れる。カム円板は軸32に固定されており、この軸32
は、紡績部1の壁部24内で支承されていて、モータ3
3によって駆動される。モータ33は、制御ライン33
aを介して制御装置9に接続されている。
【0022】図示の実施例では概略的に示されているよ
うにカムレバー34及び35によって糸供給装置の操作
も行なわれる。カムレバー34は、一方では紡績部の壁
部24内に支承されていて、他方ではカム円板30に支
承されている。カムレバー34は、歯付きセグメント3
6によって歯車37に噛み合う。この歯車37は、壁部
24を貫通する、糸供給装置21の管22に設けられて
いる。カムの形状に応じて、カムレバー34は変位され
る。カムレバー34は図示していないばねによってカム
円板に押しつけられる。歯付きセグメント36は、その
運動を、吸込みノズル21の糸供給装置に設けられた、
この歯付きセグメント36に噛み合っている歯車37に
伝達する。これによって、カムレバー34の旋回運動
は、吸込みノズル21の反対方向の旋回運動に置き換え
られる。同様の形式でグリッパ管26も操作される。場
合によっては紡績部の壁部24内に支承されたカムレバ
ー35は、図示していないばねによってカム円板31に
押しつけられ、その形状に応じて変位せしめられる。カ
ムレバー35は同様に歯付きセグメント38を有してお
り、この歯付きセグメント38は、グリッパ管26に設
けられた歯車39と噛み合う。この実施例においてもカ
ムレバー35の運動は逆方向でグリッパ管26に伝達さ
れる。
【0023】糸供給装置のそれぞれの位置に応じて弁
(図示せず)が制御される。この弁は、それぞれの糸供
給装置21若しくは26の吸込み開口23及び27に吸
込み空気を当て付けるのを制御する。矢印40及び41
によって示された吸込み空気は、糸中断後に糸端部を吸
い込んで、糸端部接続装置20に挿入する間、糸をピン
と張った状態に維持するために使用される。糸端部を挿
入する間、制御ライン20aを介して糸端部接続装置
は、図示の実施例では空圧式の撚り継ぎ装置として構成
された糸端部接続装置20が操作される。切り離された
糸の残りは、糸供給装置の吸込み開口によって吸い込ま
れる。
【0024】カム円板30及び31の位置、及びひいて
は糸供給装置21及び26の位置は、図示の実施例では
インクリメント式(増分式)の位置測定によって検出さ
れる。このために、カム円板パケット29を駆動する軸
32に、インクリメント式の信号発信器としての円板4
2が取り付けられている。この円板42は、図示の実施
例では、読み取り装置43によって走査されるバーパタ
ーンを備えた円板である。軸32の角度位置に応じて、
円板42はバーパターンと一緒に回転せしめられ、これ
によって読み取り装置43によって、円板の所定の角度
位置に配属された所定の数のバーが記録される。円板4
2の検出された角度位置に基づいて、糸供給装置21若
しくは26は閉鎖される。読み取り装置43は信号ライ
ン43aを介して制御装置9に接続されていて、この制
御装置9に記録されたインクリメントのそれぞれの数を
知らせる。これによって制御装置9は、糸供給装置の相
応の位置に関しての情報を得る。
【0025】さらにまた、図1によれば糸道に掴みノズ
ル44が配置されている。この掴みノズル44の開口4
5は、糸の後ろで糸ガイド13の上側に位置している。
掴みノズル44の管46と、吸込みノズル21の管22
とは、1つの接続管47にまとめられて紡績機の中央の
低圧供給部に通じている。低圧供給部に接続された共通
の接続部47に通じる集合ガイドの後ろ側(吸込み方向
40で見て)には、センサ49が、低圧供給部に接続さ
れた接続部内に配置されている。信号ライン49aを介
して、センサ49によって記録された糸(吸込みノズル
21によって又は掴みノズル44によって吸い込まれて
いる)が制御装置9に知らされる。
【0026】図1において、糸の経路は、巻取り過程が
妨害されていない状態で示されている。図2において
は、糸中断後の状態が示されている。この糸中断は、糸
切れによって又は、糸の欠陥に基づく糸の切断によって
生ぜしめられる。
【0027】下糸は、位置26′に旋回せしめられた掴
み管の吸込み開口によって位置27′において捕まえら
れる。下糸センサ5は、信号ライン5aを介して下糸の
存在を制御装置9(図1参照)に知らせる。吸込みノズ
ル21と掴みノズル44との集合ガイド48の後ろ側に
配置されたセンサ49は、糸を確認できず、このことを
信号ライン49aを介して制御装置9に知らせる。次い
でモータ33を介してカム円板パケット29が作動さ
れ、これによって吸込みノズル21が位置21′に旋回
せしめられ、この吸込みノズル21の吸込み開口23が
巻き上げボビン16の外周面の手前に位置決めされる。
この場合、吸込み開口23は円弧軌道50に沿って位置
23′に旋回せしめられる。この旋回中に吸込みノズル
21の位置は、インクリメンタル式の信号発信器として
の円板42によって監視される。この旋回運動中に円板
42は矢印方向51で回転し、インクリメント(増分
量)は読み取り装置43によって数えられる。インクリ
メントは、吸込みノズル21の所定の角度位置と合致
し、カムパケットの始動後の規定可能な時間と比較可能
でもあるが、このインクリメントの所定の量から、セン
サ49は糸を記録しなくなると、吸込みノズル′21は
位置21′内に旋回する。
【0028】前もって巻き付けドラム14から持ち上げ
られた、停止するまで制動される巻き上げボビン16
は、再び巻き付けドラム14上に下降せしめられる。巻
き付けドラムは、矢印方向52とは反対の方向で回転す
る。これによって、巻き上げボビン16は巻き戻し方向
53で駆動せしめられる。巻き上げボビン16の外周面
上に巻き付けられた糸端部は公知の形式で、位置23′
に存在する吸込み開口23によって吸い込まれる。この
吸込み過程は、ドイツ連邦共和国特許第3225379
号明細書により公知であるように、センサ49が糸端部
を確認するまで続けられる。次いで糸接続過程のために
糸端部は吸い込まれ、これによって糸端部接続装置20
内に挿入される。このために吸込みノズル21はその位
置21′から、一点鎖線で示されたその初期位置(符号
21で示されている)に戻し旋回せしめられる。この時
に、位置23′内に位置する吸込み開口は、巻き上げボ
ビンから吸い込まれた糸端部を連行して、位置23に到
着した時に糸接続装置20に挿入される。
【0029】さらに図2に示されているように、巻取り
機のすべての巻取り部に沿って吸込み通路54が延びて
いる。この吸込み通路54内に接続部47が開口してお
り、この接続部47に、吸込みノズル21の管22及び
掴みノズル44の管46がまとめられている。吸込み通
路44内にはさらに掴み管26の接続部55が開口して
いる。回り継手28を介して掴み管26は接続部55に
接続されている。回転運動によって、ここには図示して
いない弁が開閉され、これによって掴み管のそれぞれの
位置内で吸込み空気が吸込み開口27に当て付けられる
か又は当て付け中断される。
【0030】図3には以下に説明する状態が示されてい
る:糸中断後に、繰り出しボビン2から規則的に供給さ
れる糸3が、切断及び緊締装置8内でまず緊締され、切
断され、次いで、位置27′に存在する掴み管26′の
吸込み開口によって、切断及び緊締装置8及び位置緊張
装置6の開放後に糸が吸い込まれる。繰り出しボビン2
及び下糸の糸端部は、既に掴み管内にある。これに対し
て、繰り出しボビンの糸3′は、掴みノズル44によっ
て捕まえられて、その開口45によって吸い込まれる。
この糸3′は、吸込みノズル21と掴みノズル44との
集合ガイド48の後ろでセンサ49によって記録され
る。糸が掴みノズル44を介して吸い込まれているとい
う信号は、信号ライン49aを介して制御装置9に送ら
れる。この状態において、吸込みノズル21が巻き上げ
ボビン16に向かう方向で円弧軌道50に沿って旋回せ
しめられても、吸込み開口23によって糸端部3′が捕
まえられることはない。糸端部3′は、巻き付けドラム
14の糸ガイド溝内にあるので、吸込み開口によって見
つけだすことはできない。巻き上げボビン16を巻き戻
し方向で回転させることによって、より多くの糸が掴み
ノズル44内に送られる。糸端部接続過程が開始される
前に、まず巻き上げボビン16を巻き上げ方向56で駆
動させなければならない。このために巻き上げボビン1
6は再び巻き付けドラム14上に載せられ、この巻き付
けドラム14はさらに巻き上げ方向57で回転する。掴
みノズル44から糸端部3′を引き出すために必要な巻
き上げボビン16の回転数及び、巻き上げボビン16の
外周面での完全な巻き上げは、巻き上げボビンの直径に
基づいている。しかしながらこの過程を制御技術的に簡
単にするためには、インクリメンタル式の信号発信器と
しての円板42によって制御される、回転の数又は時間
をあらかじめ設定することができる。必要な信号は、巻
き上げボビンのできるだけ小さい直径において、糸が尚
確実に掴みノズル44から引き出されて、綾巻きボビン
の外周面上に巻き上げられるように合わせることができ
る。糸をいたわりながら及びひいては糸端部が「曲が
る」危険性をできるだけ小さくするために、既に得られ
たボビン直径に基づいて回転数があらかじめ設定されて
いる。
【0031】糸端部3′が掴みノズル44から完全に引
き出され、巻き上げボビン16の外周面上に確実に巻き
上げられてからはじめて、糸端部接続過程が開始され
る。この過程は、例えばドイツ連邦共和国特許第322
5379号明細書に開示された公知の技術によって行な
われる。
【0032】図4には、次の状態が示されている。まず
糸中断後に、図2に初期状態として示されているような
状態が生じる。センサ49は、低圧供給部としての吸込
み通路54への接続部47内で糸を記録していない。次
いで制御装置9を介して糸端部接続過程が開始される。
このために、吸込みノズル21はその初期位置から旋回
せしめられる。停止した巻き上げボビン16は巻き付け
ドラム14上に下降せしめられ、破線の矢印で示した巻
き戻し方向58で駆動せしめられる。これによって、巻
き上げボビン外周面の手前に存在する吸込み開口23
は、糸端部の吸込み可能性を提供する。
【0033】糸端部3″は、糸中断後には巻き上げボビ
ン16の外周面に巻き上げられない。巻き上げボビン1
6が巻き戻し方向58で回転する間、糸端部3″は掴み
ノズル44によって捕まえられ、開口45を通って吸い
込まれる。糸端部は掴みノズル44内に吸い込まれると
センサ49によって記録される。この記録時点は、吸い
込まれた糸が吸込みノズル21を通って吸い込まれる前
に吸込みノズル21が占める所定の角度位置の前であ
る。吸込みノズルが初期位置の位置21から位置21″
に旋回せしめられる間、インクリメンタル式の信号発信
器42も矢印方向51で回転する。この旋回運動中に計
算された信号を用いて、制御装置9によって、センサ4
9で記録された糸が吸込みノズル21を介して吸い込ま
れていないことが確認される。
【0034】図4には、制御装置9が吸込みノズル21
の運動を停止させた時点が図示されている。それと同時
に巻き付けドラム14も停止される。
【0035】糸端部接続過程を可能にするために、巻き
上げボビン16も巻き上げ方向60で駆動される。巻き
上げボビン16は、糸端部3″が掴みノズル44から引
き出されて、巻き上げボビン16に巻き上げられるまで
回転せしめられる。糸端部3″の巻き付けの継続は、図
3に示されているように行なわれる。
【0036】図5には、糸端部接続過程の導入における
紡績部1が示されている。この糸端部接続過程の導入時
には、糸端部が、位置21′(捜し出し位置)にある吸
込みノズルによって正しく吸い込まれる。図5に示し
た、紡績部における状態のための前提条件は、糸端部
が、図2に示されているように、巻き上げボビンに既に
巻き付けられているか又は、図3及び図4による初期状
態後に、掴みノズルによって吸い込まれた、巻き上げボ
ビンの糸端部が巻き上げボビンに完全に巻き付けられて
いることである。
【0037】糸端部が巻き上げボビンに完全に巻き付け
られていれば、吸込みノズル21は公知の形式で位置2
1′に旋回せしめられるので、吸込み開口23は、巻き
上げボビン16の外周面の手前で糸端部を吸い込むこと
のできる位置23′にある。巻き付けドラム14は、矢
印方向61で示した巻き上げ方向に抗して回転し、これ
によってこの巻き付けドラム14上に載っている巻き上
げボビン16を巻き戻し方向62で駆動する。位置2
3′における吸込み開口23には吸込み空気が供給され
ているので、巻き上げボビン16の外周面に存在する糸
端部は吸い込まれる。図示されているように、糸端部
3″′は、既に吸い込まれていて、センサ49によって
記録されている。読み取り装置43によって計算され
た、インクリメンタル式の信号発信器42の信号(糸端
部がセンサ49によって確認されるまで計算される)を
用いて、制御装置9によって、糸端部が整然と吸込みノ
ズル21によって吸い込まれ、これによって糸端部接続
装置20内に挿入するために準備されていることが確認
されている。
【0038】センサ49が、吸込みノズル21によって
吸い込まれた糸端部を確認して、信号ライン49aを介
して制御装置9に知らせると、巻き戻し方向で回転する
巻き付けドラム14は停止せしめられ、ひいては巻き上
げボビン16から糸端部3″′が巻き戻されることも停
止される。位置21′に存在する吸込みノズルは、符号
21で一点鎖線で示された初期位置に戻し旋回せしめら
れる。この時に、吸込み開口23は、吸い込んだ糸端部
を連行して、糸端部接続装置20内に挿入する。次い
で、グリッパ管26はその位置26′に旋回せしめら
れ、同様にその保持した糸3を糸端部接続装置20内に
挿入することができる。2つの糸端部を糸端部接続装置
内に挿入すると、公知の形式で糸端部接続作業が、図示
の実施例では撚り継ぎによって行なわれる。この際に、
撚り継ぎ時に生じる切断された糸端部は、それぞれ糸供
給装置21若しくは26によって吸い込まれる。次いで
糸供給装置21及び26はその初期位置に再び戻され、
糸道が再形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】妨げられることなく巻取り作業が行なわれてい
る状態の、本発明の1実施例による装置の巻取り部の概
略図である。
【図2】吸込みノズルが、糸端部を吸い込むための巻き
上げボビン(完全に巻き上げボビンに巻き上げられてい
る)の手前に位置している状態の、図1に示す巻取り部
の概略的な側面図である。
【図3】上糸が掴みノズルによって吸い込まれている状
態の、糸切れ後の紡績部を示す概略的な側面図である。
【図4】糸端部接続過程導入後に、掴みノズル内に糸端
部が存在することが確認されている状態を示す、紡績部
の概略的な側面図である。
【図5】吸込みノズルが糸端部を吸い込んで、正しく吸
い込まれていることがセンサによって記録されている状
態の、糸端部接続過程の整然とした導入過程を示す、紡
績部の概略的な側面図である。
【符号の説明】
1 巻取り部、 2 繰り出しボビン、 3 糸、
3″,3″′糸端部、4 引き出し加速器、 5 下糸
センサ、 6 糸緊張装置、 7 糸除塵装置、 7a
信号ライン、 8 切断及び緊締装置、 9 制御装
置、 10 操作装置、 10a 制御ライン、 11
切断装置、 12 切断及び緊締装置、 13 糸ガ
イド、 14 巻き付けドラム、 15 糸ガイド溝、
16巻き上げボビン、 17 ボビンホルダ、 18
モータ、 19 軸、 20糸端部接続装置、 21
糸供給装置(吸込みノズル)、 22 管、 23吸
込み開口、 24 壁部、 25 回り継手、 26
グリッパ管、 27吸込み開口、 27′ 位置、 2
8 回り継手、 29 カム円板パケット、 30,3
1 カム円板、 32 軸、 33 モータ、 33a
制御ライン、 34,35 カムレバー、 36 歯
付きセグメント、 37 歯車、38 歯付きセグメン
ト、 39 歯車、 40,41 矢印、 42 円板
(信号発信器)、 43 読み取り装置、 43a 信
号ライン、 44 掴みノズル、 46 管、 47
接続部、 48 集合ガイド、 49 センサ、50
円弧軌道、 51,52 矢印方向、 53 巻き戻し
方向、 54 吸込み通路、 55 接続部、 56,
57 巻き上げ方向、 58 巻き戻し方向、 59,
60 巻き上げ方向、 61 矢印方向、 62 巻き
戻し方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取り機の巻取り部において、繰り出し
    ボビンから巻き上げボビンに糸を巻き上げるための方法
    で、糸道が中断した時に巻き上げボビンを停止させて巻
    き上げ方向で短時間回転させ、巻き上げボビンに属する
    糸端部を、旋回可能な吸込みノズルによって、巻き戻し
    方向で回転する巻き上げボビンの外周面から吸込んで、
    糸端部接続装置内に挿入し、これによって、繰り出しボ
    ビンから送られてくる糸端部に接続して糸道を再形成す
    る方法において、 巻き上げボビン上に糸端部が存在しているか又は存在し
    ていないことをセンサによって確認し、次いで、センサ
    の信号が「巻き上げボビン上に糸端部が存在する」こと
    を示している時に、巻き上げボビンを巻き上げ方向で短
    時間回転させるための命令を中断させることを特徴とす
    る、糸を巻き上げるための方法。
  2. 【請求項2】 センサが、巻き上げボビン上に巻き付け
    られた糸端部を確認しない時に信号を発信し、糸端部接
    続過程中の所定の時間内で前記信号の中断時に、「巻き
    上げボビン上に糸端部が存在する」信号を生ぜしめるよ
    うにする、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 糸道の中断後に糸接続過程を導入するた
    めに、吸込みノズルを、巻き戻し方向で回転する巻き上
    げボビンに向かって移動させて上糸端部を吸い込み、糸
    端部を確認するためのセンサを作動させ、巻き上げボビ
    ンに対する吸込みノズルの位置を確認し、巻き上げボビ
    ンを所定の時間内で再び巻き上げ方向で駆動させ、次い
    で、センサが糸端部の存在を確認せず糸端部が巻き上げ
    ボビン上に巻き上げられている時に、糸端部接続過程を
    継続する、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 巻取り機の巻取り部において、繰り出し
    ボビンから巻き上げボビンに糸巻き上げるための装置で
    あって、糸道の中断後に巻き上げボビン上に巻き上げら
    れた糸端部を吸込で、糸端部接続装置内に挿入して、繰
    り出しボビンから送られてくる糸端部に接続して糸道を
    再形成するための、旋回可能な吸込みノズルと、切れた
    糸の糸端部を吸い込むための掴みノズルと、吸い込んだ
    糸を確認するためのセンサとが設けられている形式の、
    請求項1から3までのいずれか1項記載の方法を実施す
    るための装置において、 糸中断後に、検知した糸端部の記録に応じて、巻き上げ
    ボビン(16)の巻き上げ方向(53,56,58,6
    0,62)がセンサ(49)によって制御可能であるこ
    とを特徴とする、糸を巻き上げるための装置。
  5. 【請求項5】 掴みノズル(44)と旋回可能な吸込み
    ノズル(21)とが、低圧供給部(54)への共通の接
    続部(47)に通じる集合ガイド(48)を有してお
    り、前記センサ(49)が、吸込み方向(40)で見て
    前記集合ガイド(48)の後ろ側に位置している、請求
    項4記載の装置。
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