JP3293909B2 - 精紡機の巻取り装置で糸継ぎを行うための方法及び巻取り装置 - Google Patents

精紡機の巻取り装置で糸継ぎを行うための方法及び巻取り装置

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JP3293909B2 JP32309792A JP32309792A JP3293909B2 JP 3293909 B2 JP3293909 B2 JP 3293909B2 JP 32309792 A JP32309792 A JP 32309792A JP 32309792 A JP32309792 A JP 32309792A JP 3293909 B2 JP3293909 B2 JP 3293909B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精紡機の巻取り装置で
繰り出しボビンの糸と巻取りボビン(綾巻きボビン)の
糸とを糸継ぎするための方法、及びこの方法を実施する
ための巻取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】精紡機の繰り出しボビンから巻取りボビ
ン(巻取りボビン)に糸を巻戻す際には、一般に糸の存
在確認及び糸の品質がセンサによって検出されるように
なっている。糸が決められた品質を維持していない場合
は、糸は切断されて、欠陥のある部分が切り離され、そ
れによって生じた2つの糸端部が、糸継ぎ装置(一般に
空圧力式のより継ぎ装置)内で接続されて、繰り出しボ
ビンと巻取りボビン(綾巻きボビン)との間の正常な糸
走行経路を再び形成するようになっている。糸に品質上
の欠陥が確認されてその部分が切断される以外に、糸
は、欠陥に基づいて自動的に引き千切られ得るようにな
っている。このような欠陥が生じると、巻取り装置は駆
動停止される。欠陥が知らされると糸継ぎ装置を作動さ
せなければならない。ドイツ連邦共和国特許出願公開第
3644433号明細書によれば、巻取り装置の運転停
止に基づいて糸切断装置が操作されるような方法が開示
されている。巻取り装置の運転停止後に(どのような理
由によって運転停止されたかには拘わらず)、繰り出し
ボビンがさらに繰り出されて糸が巻取りボビンに巻き取
られないようにするために、どのような欠陥が生じた時
でも糸の切断が行われる。従って、例えば除塵装置によ
って検出されないような、しかも場合によっては切換え
られず、また所定の巻取り速度では形成されないような
糸層が綾巻きボビン上に形成されることによって、糸の
品質上の欠陥が検出されないことがある。このような場
合には、特に糸が切断されない場合に、新たな欠陥が生
じることがある。つまり従来公知の方法では特に、糸切
断装置が実際に正しく糸切断を実施したかどうかの確認
がなされないか、または後続の糸継ぎ過程において困難
を引き起こす、切断されてない糸がまだ存在しているか
どうかの確認がなされないという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
、当該の巻取り箇所において互いに糸継ぎ可能な2つ
の糸端部が存在することが確認された時にだけ、糸継ぎ
作業が続行されるような方法及び装置を提供し、いずれ
にしても設けられている測定装置及び測定信号を用いて
糸継ぎを確実に行うことができるようにすることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の方法の手段によれば、糸継ぎ作業が正常に経過して
いる間で、まだ糸が前記センサの範囲内に達することが
できない、糸継ぎ作業時間内の所定の時点に、前記セン
サによって糸の存在確認させ、糸の存在が確認された
場合は糸を切断し、糸の存在を知らせたセンサ信号が終
了した時に、糸継ぎ作業を続行するようにした。
【0005】またこの課題を解決した本発明の装置の手
段によれば、糸端部を探し出して挿入する際の少なくと
も1つの糸供給装置の位置を検出するための装置が設け
られており、前記糸供給装置の少なくとも1つの位置信
号と、除塵装置に設けられた存在確認して
品質制御するセンサの信号とを接続するための論理回
路を備えた制御装置が設けられており、該制御装置は、
切断装置に接続されていて、かつ、前記制御装置は、糸
供給装置の少なくとも1つの位置信号に基づいて、前記
センサに働いてこのセンサが糸の存在を確認させるとと
もに、糸供給装置の位置に基づいて糸の予定外の存在
が確認され場合に前記切断装置を作動させるものであ
更に糸の存在を知らせるセンサ信号が終了した時に
糸継ぎ作業を続行させるための回路が設けられている。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、糸が、糸の存在確認及
び糸の品質制御を行うためのセンサを有する電子式の除
塵装置から飛び出した時に生じるような欠陥を避けるこ
とができる。このように糸が正常な糸走行経路から飛び
出すことは、糸が、例えばシラミの卵等の不純物によっ
て生じる。このような不純物は、糸ガイド部に固着し、
巻取り速度が高いことに基づいて糸は、引き千切られる
ことなしに、そのガイド部から投げ出される。従って、
糸の存在を確認するためのセンサには、糸切れ状態と同
様の状態が生じる。これによって巻取り装置が運転停止
せしめられ、糸継ぎを行うための方法が導入される。
【0007】除塵装置に糸切れと見せかける状態は、電
気的な故障例えば回路網の変動によって生じ、この回路
網の変動はセンサにおける電圧変動の原因となり、ひい
ては信号を発信することになる。また、例えば糸くず等
の汚れがセンサの測定フィールド内に侵入することによ
って、糸切れに見せかけた状態が生じる可能性がある。
いわゆる“雑音ホール”によって、糸の見せかけの欠陥
状態がセンサに検知されることがある。このような状態
は、糸の未処理の箇所によって生じることがある。この
ような糸の未処理の箇所は、巻き付け繊維が不足してい
て、一般にモノフィラメントより成る未処理の芯部だけ
がセンサの測定フィールドによって引き寄せられる時
に、芯糸において生じる。
【0008】前記のような欠陥の可能性においては、原
則として巻取り装置は、見せかけの糸切れ状態に基づい
て運転停止される。次いで行われる、存在すると思われ
る仮定上の糸端部の接続過程において、まだ存在する糸
は、これが本発明に従って切断されていれば、欠陥とは
見なされない。そうでなければ、巻取り装置の制御装置
は、繰り出しボビンから巻取りボビンへの糸走行経路が
中断されたと仮定することになる。従って、仮定上の糸
端部を綾巻きボビン及び繰り出しボビンから引き取って
糸継ぎ装置に挿入するために、糸供給装置が作動せしめ
られる。この過程においては、糸供給装置は、まだ存在
する糸に突き当たって、仮定上の糸端部を綾巻きボビン
から吸い込む際に糸ループが形成され、この糸ループが
糸継ぎ装置内に挿入される。また、糸供給装置は、繰り
出しボビンの糸端部を見付け出さなければ、この糸供給
装置が糸継ぎ装置内に糸を挿入できないという場合もあ
る。次いで行われる綾巻きボビンのより継ぎ過程及び高
速運転時に、糸供給装置によって形成された糸ループは
絡まった層として綾巻きボビンに巻き付けられ、1つの
糸層が形成される。このような綾巻きボビンはもちろん
次の処理業には回せないことになる。また綾巻きボビ
ンの糸くずによっても欠陥及びひいてはウエーブ状の巻
き形状が生じることがある。糸走行状態に欠陥があると
実際に糸切れが生じることがある。また糸ループが形成
されると、これがウエーブ状の巻き形状若しくは絡まっ
た糸層として綾巻きボビン上に巻き付けられて、作業員
が取り除かなければならなくなる。最も不都合な場合に
は、綾巻きボビンは絡まった層によって廃棄しなければ
ならなくなる。
【0009】本発明によれば、糸を切断したい時に切断
装置が働かない場合に生じるような欠陥も避けることが
できる。糸がまだ存在している時でも、切断衝撃によっ
て、糸継ぎ作業を開始されるようになっていれば、前述
のような困難が生じる。
【0010】糸走行経路が実際に中断された場合の糸継
ぎ作業過程中は、通常の作業経過に基づいて糸存在
確認して品質制御するセンサの測定フィールド内
に糸が来ない所定の時間間隔があてられる。このような
認識は、本発明によれば、欠陥信号“糸走行中断”に基
づいて糸走行が実際に中断されているかどうかを確認す
るために利用される。このために、この所定の時間間隔
内の比較可能な時点で、センサ糸の存在を確認させる
ようになっている。この時点で糸が実際に存在している
ことをセンサが確認すると、それが制御装置に知らされ
る。それに応じて制御装置は切断装置を操作し、これに
よって糸が切断されひいては糸走行が実際に中断され
る。これによって、糸継ぎするための方法を実施するこ
とができる。
【0011】本発明の方法は、実際には繰り出しボビン
から綾巻きボビンへの糸走行経路が存在している、見せ
かけの糸切れ状態において、また糸が、一方の糸供給装
置それも特に綾巻きボビン上に存在する糸端部をつかむ
ための糸供給装置を操作することによって所定の走行経
路内に存在しない時に、糸をその間違った糸走行経路か
ら取り出すという考え方に基づいている。この場合に、
他方の糸供給装置においては吸込み空気によって糸端部
を空圧式に探し出しながら、糸供給装置の旋回運動によ
って形成された糸ループを吸込み、糸をピンと張るよう
になっている。糸供給装置の吸込みノズルが綾巻きボビ
ンの外周面上に向けられると、糸は一般にその所定の糸
走行経路内に再び戻し案内されて、これによって糸
在を確認して糸の品質制御するセンサの測定フィール
ド内に戻される。このセンサは、正常な糸継ぎ作業経過
に基づいてその測定フィールド内に糸が存在し得ない時
点において、糸の存在を確認する。このような理由によ
り、欠陥の存在が確認され、制御装置への確認に基づい
てセンサが糸の存在を知らせる。糸の存在を知らせるセ
ンサ信号が終了すると、糸継ぎ作業が行われる。切断信
号にも拘わらず、センサが糸の存在を知らせると、糸継
ぎ作業が中断され、機械内で取り除かれない欠陥の存在
が知らされる。このような欠陥は例えば切断装置の故障
によるものである。つまり、制御装置の切断信号が切断
装置に働かないか、或は切断装置のカッタが切れなくな
っているか又はロックされていることが考えられる。
【0012】糸は有利には、綾巻きボビンの糸端部をつ
かむための糸供給装置と繰り出しボビンの糸端部をつか
むための糸供給装置とが作動可能な時間内に切断され
る。糸供給装置は原則として空圧式に働くので、糸継ぎ
作業中に、吸込み空気が糸供給装置の吸込みノズルに供
給される。まだ存在する糸を切断することによって、人
工的に2つの糸端部が形成される。繰り出しボビンに属
する糸端部は、これに対応配置された一方の糸供給装置
によって吸い込まれ、これに対して綾巻きボビンに属す
る糸端部は他方の糸供給装置によって吸い込まれる。こ
の場合、これら2つの糸供給装置は、正常な糸継ぎ作業
中において占める位置と同じ位置を占めている。本発明
によればこの時点から、糸継ぎ作業を続行することがで
きる。何故ならば、糸を切断することによって、そのた
めに必要な前提条件が得られるからである。こうして実
際に2つの糸端部が形成され、これら2つの糸端部は、
その先の作業で一本の糸に接続される。こうして、綾巻
きボビン上の絡まり層の形成並びに糸くず及びウエーブ
状の巻き形状は避けられる。
【0013】本発明の別の構成要件によれば、糸継ぎ作
業中に糸が電子式の除塵装置内のセンサの範囲内に達す
ることのない時間間隔の開始時点及び継続時間は、糸継
ぎ作業経過中に少なくとも1つの糸供給装置の位置に基
づいて規定される。センサによって、糸の仮定上の欠陥
及びひいては仮定上の糸切れが確認されると、巻取り装
置が運転停止され、糸走行経路を再生するための方法が
実施される。このためには、糸供給装置を、糸端部を探
し出すための相応の位置内に旋回させなければならな
い。綾巻きボビン上の糸端部をつかむための糸供給装置
が綾巻きボビンに向かって旋回せしめられるか、又はほ
ぼ旋回せしめられた時点になってから、セン糸の存在
確認させるようにするとよい。前述のように、この糸
供給装置は、原則として綾巻きボビンの幅全部に亙って
作用する吸い込みノズルを備えているので、この糸供給
装置は例えば所定の糸走行経路の外にある糸をその糸走
行経路から取り出す位置にある。糸ループが形成された
場合に、この糸ループは、綾巻きボビンに向かって旋回
させられる際に吸込み空気によって吸い込まれるように
なっている。これによって、ピンと張った糸走行経路が
得られ、吸込みノズルが綾巻きボビンに向かって旋回さ
せられると、糸はその所定の糸走行経路内に戻し案内さ
れる。吸込みノズルが綾巻きボビンの直前に存在する時
点になってから、糸はセンサによって再び記録され得る
ようになっている。
【0014】少なくとも1つの糸供給装置の位置は1つ
のセンサによって確認することができる。この糸供給装
置としては、前述のように、綾巻きボビン上の糸端部を
つかむための糸供給装置が使用される。センサは、糸供
給装置の旋回経路内で、綾巻きボビンの手前のその終端
位置に達する直前に、又はこの終端位置に配置される。
糸供給装置が所定の位置のうちの1つに達すると、セン
サは糸の存在確認を開始する。
【0015】前述のように、少なくとも1つの糸供給装
置、原則として綾巻きボビン上の糸端部をつかむための
糸供給装置の位置は、インクリメンタル式の糸測定装置
によって検出される。このために、例えば糸供給装置の
旋回軸にインクリメント発信器が設けられている。糸供
給装置の所定の位置と同一である、所定数のインクリメ
ントが数えられると、センサに糸の存在を確認させる
【0016】本発明の方法を実施するためには、除塵装
置内に設けられたセンサが、糸走行経路を再生するため
の方法が正常に実施されている場合に糸がその測定範囲
内に達することがない所定の時間間隔に亙って糸の存在
確認させるようになっている。センサ糸の存在を
認させる時間間隔は、少なくとも1つの糸供給装置の移
動運動の経過時間に基づいて、2つの所定の位置の間で
規定され得る。センサの確認は、綾巻きボビン上の糸端
部をつかむための糸供給装置がその旋回経路内でセンサ
を通過すると開始される。確認は、所定数のインクリメ
ントが数えられた時に、インクリメンタル式の位置測定
装置においても行うことができる。糸供給装置が再び戻
し旋回して、センサを2度目に通過するか、又はインク
リメンタル式の位置測定装置において所定数のインクリ
メントが更に数えられると、センサ信号の終了が知らさ
れた時に、確認を終了することができる。これは、糸の
存在を知らせていることになる。何故ならば、切断装置
が糸を切断しているからである。切断信号にも拘わら
ず、糸の存在が知らされることによって糸信号がさらに
確認されると、糸は切断装置によって切断されていない
ことになる。その場合は、糸継ぎ作業が中断されて、欠
陥信号が発信される。
【0017】センサ糸の存在を確認させる時間間隔
は、少なくとも1つの糸供給装置が所定の位置において
運転停止している時間に基づいて規定することもでき
る。このために例えば、糸供給装置がその終端位置にあ
る箇所に、所定の糸供給装置の存在を確認するためのセ
ンサが配置されている。糸供給装置がこの位置に来ると
初めて、綾巻きボビン上の糸端部をつかむための糸供給
装置において例として説明されているように、場合によ
っては糸走行経路から外れた糸がその所定の糸走行経路
内に戻されていることを前提とすることができる。
【0018】インクリメンタル式の位置測定装置によっ
て糸供給装置の位置を確認する際に、例えば、2つの糸
供給装置の運動が、共通の軸に固定されたカムによって
制御される場合に、これら2つの糸供給装置の位置を確
認することができる。この場合に、カムの位置は、1つ
のインクリメント発信器によってカムの回転軸上で特定
され得る。センサ糸の存在を確認させる時点は、数え
られるインクリメントを用いて容易に規定することがで
きる。
【0019】本発明の別の構成要件によれば、センサ
糸の存在を確認させる時点として、綾巻きボビン上の糸
端部をつかむための糸供給装置が綾巻きボビンに向き合
った時点が利用されるようになっている。繰り出しボビ
ン上の糸端部をつかむための糸供給装置が同時に、その
最も深い位置で繰り出しボビンの範囲内にあれば有利で
ある。このような配置によれば、2つの糸供給装置の吸
込みノズルが糸走行経路の範囲内に来るという利点が得
られる。糸が実際にその所定の糸走行経路内に戻し案内
されれば、糸は吸込みノズルの範囲内に来る。これによ
って、糸切れ時には、糸端部が2つの糸供給装置の吸込
みノズルによって直ちに吸い込まれ、実際の糸走行経路
の中断時に生じる状態が得られる。
【0020】
【実施例】図1には精紡機の巻取り装置1が示されてい
る。この図1には、本発明を理解するために必要な部分
だけが示されている。繰り出し位置にある繰り出しボビ
ン2から糸3が、糸の存在を確認にして糸の品質を制御
するためのセンサを備えた電子式の除塵装置6と引き出
し加速機4とによって糸ガイド7を介して糸ガイドドラ
ム8に案内される。この糸ガイドドラム8は、糸3をそ
の糸ガイド溝9によって綾巻きボビン10(巻取りボビ
ン)に層状に綾巻きする。糸ガイドドラム8は駆動装置
11によって軸12介して駆動される。綾巻きボビン1
0はボビンホルダ13によって支持されている。さらに
また、糸通路には、糸緊張装置5の上側で糸継ぎ装置1
4が配置されていて、電子式の除塵装置6のすぐ上には
切断装置15が配置されている。この切断装置15は、
定置のカッタ16と、操作装置18を備えた駆動される
カッタ17とから成っている。この切断装置15は、電
子式の除塵装置6によって、許容できない程度の糸の欠
陥が確認されたときに操作される。このような欠陥を、
電子式の除塵装置6の糸存在確認及び糸品質制御センサ
が確認すると、このセンサは欠陥を信号ライン6aを介
して制御装置19に伝達する。この制御装置19はさら
に制御ライン18aを介して、カッタ17を操作するた
めの切断装置15の操作装置18に命令を発する。欠陥
を有する糸部分は、糸継ぎ装置14で糸をつなぐ前に切
断され、排出される。
【0021】巻取り装置はさらに2つの糸供給装置を有
している。糸が切れている時又は分離している時にその
欠陥が確認されると、綾巻きボビン10で糸端部を探し
出してこれを糸継ぎ装置14に挿入するための糸供給装
置20が使用される。この第1の糸供給装置20は、偏
平な吸込みノズル22を備えた管21より成っており、
この管の吸込み開口22aの幅は、綾巻きボビンの幅
(長手方向寸法)と同じである。管21は巻取り装置1
の壁23で回り継ぎ手24内で回転可能に軸受けされて
いる。吸込みノズル22は非作業位置では、糸緊張装置
5の上及び糸継ぎ装置14の下にある。糸供給装置20
の旋回範囲は、除塵装置6及び切断装置15を含んでい
る。
【0022】繰り出しボビンの糸端部をつかむための糸
供給装置25としては管として構成されたつかみ装置が
使用される。非作業位置でこの糸供給装置25の吸込み
開口26は、引き出し加速機4と糸緊張装置5との間
で、糸3の走行経路の側方及び後ろに存在している。こ
の第2の糸供給装置25は、巻取り装置1の壁23に設
けられた回り継ぎ手28内で軸受けされた管より成って
いる。
【0023】これらの糸供給装置20,25は、図示の
実施例ではカムによって操作される。カム装置29によ
って、糸継ぎを行う際の巻取り装置の機能が制御され
る。図示の実施例ではカム装置29のうちの2つのカム
30,31だけが示されている。これらのカム30,3
1によって糸供給装置20若しくは25の運動が制御さ
れる。カムは軸32に取り付けられており、この軸32
は、巻取り装置の壁23に軸受けされていて、モータ3
3によって駆動される。モータ33は、制御ライン33
aを介して制御装置19に接続されている。カムレバー
34による糸供給装置の操作も概略的に示されている。
カムレバー34は一方では巻取り装置の壁23に軸受け
されていて、他方ではカム30に当接している。このカ
ムレバー34は歯車セグメント36を介在して歯車セグ
メント37にかみ合っており、この歯車セグメント37
は、壁23を貫通して延びる糸供給装置20の管21に
取り付けられている。カム形状に応じてカムレバー34
は変位せしめられる。カムレバー34は、図示していな
いばねによってカムに押し付けられる。カムレバー34
の運動は、歯車セグメント36によって、糸供給装置2
0に設けられたかみ合い状態にある歯車セグメント37
に伝達される。これによってカムレバー34の旋回運動
は、糸供給装置20の逆向きの旋回運動に変換される。
同様形式で糸供給装置25も操作される。同様に巻取り
装置の壁23に軸受けされたカムレバー35は、図示し
ていないばねによってカム31に押し付けられ、その形
状に基づいて変位せしめられる。カムレバー35は同様
に歯車セグメント38を有しており、該歯車セグメント
38は、糸供給装置25の歯車セグメント39に係合し
ている。この実施例でもカムレバー35の運動は糸供給
装置25に逆向きに伝達される。
【0024】2つの糸供給装置20,25の位置に応じ
て、図示していない弁が制御される。この弁は、各糸供
給装置の吸込み開口22a及び26における吸込み空気
を制御する。矢印40及び41で示された方向で流れる
吸込み空気は、糸端部を吸い込んで、糸継ぎ装置14内
に挿入する際にこの糸端部をピンと張るように作用す
る。糸端部を挿入し次いで糸継ぎ装置で糸継ぎしてか
ら、切り離された端糸を糸供給装置の吸込みノズルによ
って吸い取る。
【0025】カムの位置及びひいては糸供給装置の位置
は、インクリメンタル式の位置測定装置によって検出さ
れる。このために、カム装置29を駆動する軸32に、
円板として構成されたインクリメンタル式の信号発信器
42が取り付けられている。この円板(信号発信器4
2)には、読み取り装置43によって検出される長点パ
ターンが付けられている。軸32の角度位置に応じて、
長点パターンを有する円板(信号発信器42)が回転さ
れ、こうして読み取り装置43によって、信号発信器4
2の所定の角度位置に配属された所定数の長点が記録さ
れる。信号発信器42の検出された角度位置に基づい
て、糸供給装置20若しくは25はその位置で閉鎖され
るようになっている。読み取り装置43は信号ライン4
3aを介して制御装置19に接続されていて、この制御
装置19に、記録されたインクリメントのその都度の数
を知らせ、これによって制御装置19は、糸供給装置の
位置を検知することができる。
【0026】図1には正常な状態の巻取り過程における
糸の走行状態が示されている。これに対して図2には正
常でない場合の糸の走行状態が示されている。糸3′
は、糸ガイドから飛び出していて、図2に破線で示され
た正常な走行状態にある糸3に隣接して延びている。こ
のような非正常な状態は、不純物(例えば種皮の残り)
が糸に付着している場合に生じることがある。この不純
物は高速の巻取り速度において糸ガイドの縁部にぶつか
って跳ね返ることによって、糸を引き千切らずにその正
常な走行軌道から外すことになる。糸及び糸速度のその
都度の弾性特性に基づいて、糸の揺動速度は、糸が再び
その元の正常な走行状態に戻らず、切換運動に補助され
て正常な糸走行形状の隣に側方へ投げ出される程度に高
くなっている。このように糸が正常でない走行位置に投
げ出されると、このような糸の存在しない状態は直ち
に、電子式の糸除塵装置6に設けられた存在
して品質制御するセンサによって確認され、信
号ライン6aを介して制御装置19に伝達される。この
制御装置において、「糸が存在しない状態」とは糸切れ
を意味する。制御装置19はさらに、制御ライン11a
を介して糸ガイドドラム8の駆動装置11を停止させ
る。さらにまた制御ライン33aを介して、カム装置2
9を駆動させるためのモータ33が作動接続されるよう
になっている。図面では簡略のために完全に示されてい
ないカム装置によって、糸供給装置及び糸継ぎ装置の糸
継ぎのために必要なそれぞれの運動が開始され制御され
る。これはつまり、「糸が存在しない」という情報が伝
達されると、糸端部を探し出すための糸供給装置が旋回
せしめられるということを意味する。
【0027】切れたと見なされた糸の糸端部を探し出す
ためにはまず、糸供給装置20が、矢印44で示されて
いるように綾巻きボビン10に向かって旋回せしめられ
る。しかしながら実際には、まだ切れていない糸は繰り
出しボビン2から綾巻きボビン10までの延びている。
それにも拘わらず、制御装置19によって、正常な糸走
行状態を再生するためのプログラムがスタートされる
糸供給装置20を綾巻きボビン10に向かって旋回させ
る際に、この糸供給装置20の吸込みノズル22の後ろ
側によって糸が捕まえられて連行される。この場合に糸
3′は、欠陥をひき起こした位置から持ち上げられる
この過程は、図3の概略図で示された巻取り装置の側面
図に示されている。図3に示されているように、糸供給
装置20を矢印44方向(綾巻きボビンに向かう方向)
で旋回させると、糸3′は吸込みノズル22の上側によ
ってその走行軌道から押しやられる。これによって糸ル
ープが形成される。糸供給装置20の吸込み開口22a
が綾巻きボビン10の表面に達する前に、吸込み空気の
供給装置が作動接続される。これによって、糸供給装置
の旋回運動によって形成された糸ループの余剰の糸長さ
が吸い込まれる。
【0028】糸供給装置の旋回運動中に吸い込まれるノ
ズル22の表面から糸が滑り落ちないよう、またこれに
よって新たな欠陥位置を占めることがないようにするた
めに、吸込みノズル22の上側には糸ガイド輪郭面45
が形成されている。この糸ガイド輪郭面45の表面はボ
ビン縁部の範囲で隆起部を有しており、これに対してこ
の輪郭面は、綾巻きボビン10の中央の範囲では、糸が
この輪郭面内に入り込んでガイドされるようにへこんで
形成されている。これによって糸は綾巻きボビン10の
中央部に自動的に整列され、ひいては所定の糸走行経路
が得られる。
【0029】糸供給装置20の旋回運動中に読み取り装
置43によって、インクリメンタル式の信号発信器42
が糸供給装置20の位置を確認させる。糸供給装置20
が、巻上げボビン(綾巻きボビン)上の糸端部を探し出
すための位置に達する前に、吸込み空気供給装置が作動
接続される。
【0030】位置供給装置20綾巻きボビン10に向
かって旋回運動開始すると同時糸供給装置25
は、図3に一点鎖線で示されたその基本位置から、吸込
み開口26が引き出し加速機4のすぐ上でしかも正常な
糸走行過程中に糸が占める経路のすぐ隣に達するまで、
矢印46方向で旋回せしめられる。糸供給装置25(掴
み管として構成された)が繰り出しボビンの範囲でその
最も奥の位置25′に達すると、位置26′における吸
込み開口において吸込み流が供給される。
【0031】図4及び図5には、糸供給装置20が綾巻
きボビン10の手前にある位置が示されている。この位
置においては、綾巻きボビンで場合によっては存在する
糸端部を探し出して吸い込む準備状態にある。吸込みノ
ズル22の吸込み開口22aが綾巻きボビン10の手前
に来ると、旋回運動時に生じる糸ループは再び解きほぐ
される。余剰の糸ループ長さは、吸込み開口22aに供
給された吸込み空気流によって吸込みノズル22内に吸
い込まれるので、糸は所定の緊張状態にもたらされる。
これによって糸は吸込みノズル22の上側で糸ガイド輪
郭面45に引き込まれ、図4及び図5に糸3″で示され
た位置にもたらされる。糸の走行経路は再び、正常な糸
走行状態において繰り出しボビンと綾巻きボビンとの間
に存在する形状を取ることになる。正常な状態の糸走行
経路の形状との違いは、糸が吸込みノズル22上に巻き
付けられているという点である。糸走行経路にもたらさ
れたガイド輪郭面、例えば糸ガイド7は、糸を正常な状
態の糸走行経路の範囲内に戻し案内し、これによって糸
は再び糸緊張装置5、電子式の除塵装置6及び切断装置
15に導入される。綾巻きボビン10上で糸を探し出す
作業は、糸の繰り出し作業と関連して行われる。この場
合に、綾巻きボビン10の外周面上に存在する糸端部が
探し出され、糸は吸込みノズル22内に吸い込まれる。
この状態は図4及び図5に示されている。綾巻きボビン
10が巻き付け方向とは反対方向に回転すると、繰り出
された糸は吸込みノズル22によって吸込まれる。
【0032】通常の糸継ぎ過程においては、糸3″は繰
り出しボビンと巻取りボビン(綾巻きボビン)との間に
は存在しない。従って、図4及び図5に示された糸供給
装置20,25の位置においては、電子式の除塵装置6
の糸存在確認−/糸品質制御センサによって糸の存在が
確認されることはない。図4及び図5に示した巻取り装
置の状態において、従来技術で公知なように糸継ぎ過程
がさらに行われると、存在する糸3″の糸継ぎはできな
い。糸ループが糸継ぎ装置内に導入されて、糸供給装置
の吸込みノズルによって吸込まれた糸端部が再始動時に
引き千切られて綾巻きボビンに巻き付けられる危険性が
生じる。
【0033】以上のような理由により本発明によれば、
図4及び図5に示されているように、糸3″が生じる時
点に、電子式の除塵装置6の、糸存在確認して糸品質
制御するセンサによって糸の存在が確認されるように
なっている。信号ライン6aを介して、電子式の除塵装
置6から発信された信号が制御装置19内で受信されて
インタプレットされる。除塵装置6に設けられたセンサ
に糸の存在を確認させる作業は、糸供給装置20,25
(特に糸供給装置20)の位置に応じて、インクリメン
タル式の信号発信器42における読み取り装置43によ
って開始される。この読み取り装置は、糸継ぎするため
の方法を開始する時点で、インクリメンタル式の信号発
信器42から発信された信号を数える。インクリメント
によって所定数の信号が数えられることによって、糸継
ぎするための方法を開始されてからの正確に規定された
時間経過が計算される。この正確に規定された経過時間
になった時点で、糸供給装置20,25は前以て正確に
規定された位置を占める。糸供給装置20は、その吸込
みノズル22が、綾巻きボビン上に存在すると思われる
糸端部を探し出すために綾巻きボビン10の手前に位置
していて、糸供給装置25は、繰り出しボビン2に存在
すると思われる糸端部を掴むために、糸の走行経路にお
ける繰り出しボビンの範囲でその最も深い位置に存在す
る。
【0034】電子式の除塵装置6に設けられたセンサが
糸の存在を確認する時点で、前記実施例においてはセン
サが、糸3″の存在を確認した信号を発信する。このよ
うにして知らされた糸の存在は、除塵装置6によって前
以て発信された信号、つまり糸の存在が突然確認されな
くなって、糸切れが生じたらしいことを表す信号と矛盾
することになる。このような状態は、除塵装置6が、外
部からの故障信号に基づいて又は欠陥のある糸において
糸走行信号の消失に基づいて糸が存在していないことを
知らせた場合においても生じる。
【0035】センサが確認をする時間の長さは、巻取り
装置の構造に合わせられる。それと同様に、センサに糸
の存在を確認する時点が調節され得る。この時点の制御
及び確認の時間間隔は、あらかじめ与えられた数に基づ
いてインクリメンタルステップによって与えられる。糸
供給装置20が糸端部を糸継ぎ装置14内に挿入するた
めに戻り移動すると、インクリメンタル式の信号発信器
42がさらに回転する。この時点において既に又はイン
クリメンタル信号の所定数後に、センサに糸存在を
認する作業が終了される。この時点でセンサは除塵装置
内で糸を見付けることはできない。
【0036】図示の実施例では、糸供給装置20が綾巻
きボビン10に対するその最も高い位置に存在する時点
から、除塵装置6のセンサからの信号と糸供給装置20
の位置信号とを接続するための制御装置19内の論理回
路に基づいて、糸3″が除塵装置6内に存在するかどう
かの確認が行われる。これはつまり、制御装置19に欠
陥を知らせるということである。従って制御装置19か
ら信号が制御ライン18aを介して切断装置15の操作
装置18に与えられる。操作装置18は操作されるカッ
タ17を定置のカッタ16に向かって移動させ、糸3″
を切断する。こうして糸走行経路は、実際の糸切れ時又
は糸切断時においてそうであるように、中断される。こ
の時点から、除塵装置のセンサはもはや糸を探し出すこ
とができない。これはつまり、図6に示されているよう
に、糸が実際に切断されていることを証明している。こ
うして、実際の糸切れ時においてもそうである状況が生
じる。切断装置15の下側に存在する糸端部は、位置2
5′に存在する糸供給装置の位置26′における吸込み
開口によって捕まえられて吸い込まれる。第1の切断装
置15の上側に存在する糸端部は、吸込み開口22aで
形成された吸込み流によって吸込みノズル22内に吸い
込まれる。
【0037】図6に示されているように、糸切断後に、
電子式の除塵装置6の存在を確認して糸品質
制御するセンサが糸をもはや確認しない場合は、糸継ぎ
を行うための方法が実施されるように切り替えられる。
そうでなければこの方法は停止され、欠陥信号が発信さ
れる。実際に存在する糸端部は糸継ぎ装置14内に挿入
される。このために管として構成された糸供給装置25
が、糸継ぎ装置14の上の位置に旋回され、糸供給装置
20はその出発位置に戻し旋回される。公知形式で糸端
部を糸継ぎ装置14内に挿入してから、この糸継ぎ装置
14は制御ライン14aを介して2つの糸端部を接続す
るように操作される。
【0038】図1〜図6に示された実施例においては、
糸供給装置の位置は、インクリメンタル式の信号発信器
及びこの信号の読み取り装置によって確認される。所定
の経過時間に相当する、加えられたインクリメント信号
の数に基づいて、吸込みノズルにおける吸込み空気の作
動接続、及び電子式の除塵装置の存在確認して
品質制御するセンサの確認が制御される。糸供給
装置の位置は、本発明の範囲から逸脱することなしに、
その他の手段によっても確認することができる。糸供給
装置の旋回は例えば制御されるステップモータによって
行われるが、この場合に糸の位置は、経過したステップ
の数によって検出される。
【0039】センサに確認させるための別の可能性によ
れば、図7に示されているように、糸供給装置の位置を
糸供給装置の旋回経路内に配置されたセンサによって確
認するようになっている。糸供給装置20がその最も上
の位置にあれば、つまり、糸供給装置20の吸込みノズ
ル22aが糸端部を綾巻きボビン10によって吸い込む
位置にあれば、吸込みノズル22はセンサ48を覆う。
吸込みノズル22がセンサ48を覆うと直ちに、信号ラ
イン48′を介して、図示していない制御装置に糸供給
装置20の存在が知らされる。この時点から、糸存在
確認して品質制御するセンサ糸の存在を確認
させることができる。センサ49,50は、糸供給装置
25の旋回経路内に存在する。図7には、繰り出しボビ
ンにおける糸端部を捕まえるための糸供給装置が位置2
5′にあって、その吸込み開口26′がセンサ49の範
囲にある。糸端部を糸継ぎ装置14内に挿入する際に、
吸込み開口26は、センサ50を覆う位置に来る。こう
して、糸供給装置25その都度の位置は、センサ49
及び50によって確認され、この場合にそれぞれの存在
信号は、信号ライン49a若しくは50aを介して、図
示していない制御装置19に知らされる。
【0040】糸供給装置20若しくは25のその都度の
位置に応じて、電子式の除塵装置6の糸存在確認及び
糸品質制御を行うセンサが糸の存在の確認を開始する時
点が制御される。糸継ぎを行うための方法が正常に行わ
れている間で除塵装置内に糸が存在しない時点に、糸
の存在が確認された場合は、切断装置15の操作が開始
される。糸供給装置20が、吸い込んだ糸端部を糸継ぎ
装置14内に挿入るために旋回させられることによっ
て、吸込みノズル22がセンサ48の範囲を通過する
と、除塵装置6のセンサによる糸の存在認は終了さ
れる。
【0041】センサは、旋回経路内で吸込みノズルの終
端位置の手前に位置することもできるので、センサによ
って糸の存在を確認する時間は、綾巻きボビンへの旋回
通過時に吸込みノズルにより開始され、糸を繰り出す際
に終了される。さらにまた、込み空気を吸込み開口22
a若しくは26に当てつける当てつけ作業もセンサによ
って制御される。
【図面の簡単な説明】
【図1】正常な巻取り運転状態における巻取り装置を示
した概略的な正面図である。
【図2】繰り出しボビンから綾巻きボビンへと延びる正
常な糸走行経路を有する巻取り装置を示した概略的な正
面図である。
【図3】綾巻きボビン上の糸端部をつかむための糸供給
装置の旋回運動中における糸走行経路を示した、巻取り
装置の概略図な側面図である。
【図4】綾巻きボビンの手前での糸供給装置の位置にお
ける糸走行経路を示した、巻取り装置の概略的な側面図
である。
【図5】巻取り装置の概略的な正面図である。
【図6】糸切れ後の巻取り装置を示した概略的な側面図
である。
【図7】綾巻きボビン上の糸端部をつかむ際の糸供給装
置の位置を検出するセンサを備えた巻取り装置を示した
概略的な側面図である。
【符号の説明】
1 巻取り装置、 2 繰り出しボビン 3,3′,
3″ 糸、 4 引出加速機、 5 糸緊張装置、 6
除塵装置、 6a 信号ライン、 7 糸ガイド、
8 糸ガイドドラム、 9 糸ガイド溝、 10 綾巻
きボビン、 11駆動装置、 12 軸、 13 ボビ
ンホルダ、 14 糸継ぎ装置、 14a 制御ライ
ン、 15 切断装置、 16,17 カッタ、 18
操作装置、 18a 制御ライン、 19 制御装
置、 20 糸供給装置、 21 管、 22 吸込み
ノズル、 22a 吸込み開口、 23 壁、 24
回り継ぎ手、 25 糸供給装置、 26 吸込み開
口、 25′,26′ 位置、27 管、 28 回り
継ぎ手、 29 カム装置、 30,31 カム、 3
2 軸、 33 モータ、 33a 制御ライン、 3
4,35 カムレバー、36,37,38,39 歯車
セグメント、 40,41,44 矢印、 42 信号
発信器、 43 読み取り装置、 43a 信号ライ
ン、45 糸ガイド輪郭面、 48 センサ、 48a
信号ライン、 49,50 センサ、49a,50a
信号ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘリベルト カーゲル ドイツ連邦共和国 フィアゼン 11 ア イントラッハシュトラーセ 20ツェー (56)参考文献 特開 平2−215662(JP,A) 特開 昭57−102473(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 69/00 B65H 67/08

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精紡機の巻取り装置で繰り出しボビンの
    糸と巻取りボビンの糸とを糸継ぎするための方法であっ
    て、糸存在確認及び糸品質を制御するためのセンサを設
    け、該センサのそばを糸が通過して巻取りボビンに巻き
    上げられ前記センサによって繰り出しボビンと巻取りボ
    ビンとの間で糸が存在しないことが確認されると巻取り
    過程が中断されるようにし、繰り出しボビン上の糸端部
    をつかむための第1の糸供給装置と、巻取りボビン上の
    糸端部をつかむための第2の糸供給装置とを設け、これ
    ら2つの糸供給装置が、それぞれの糸端部を糸継ぎ装置
    内に挿入し、糸継ぎを終了してから、巻取り過程を再開
    る方法において、糸継ぎ作業が正常に経過している間
    で、まだ糸が前記センサの範囲内に達することができな
    い、糸継ぎ作業時間内の所定の時点に、前記センサによ
    って糸の存在確認させ、糸の存在が確認された場合は
    糸を切断し、糸の存在を知らせたセンサ信号が終了した
    時に、糸継ぎ作業を続行することを特徴とする、精紡機
    の巻取り装置で糸継ぎを行うための方法。
  2. 【請求項2】 糸継ぎ作業中で糸をまだセンサの範囲内
    にもたらすことができない時間間隔及びその開始時点
    を、糸継ぎ作業中に少なくとも1つの糸供給装置の位置
    によって確認する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの糸供給装置の位置を少
    なくとも1つのセンサによって確認する、請求項2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの糸供給装置の位置をイ
    ンクリメンタル式の位置測定装置によって検出する、請
    求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 センサ糸の存在を確認させることがで
    きる時間間隔を、所定の2つの位置間での少なくとも1
    つの糸供給装置の移動時間に基づいて規定する、請求項
    1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 センサ糸の存在を確認させることがで
    きる時間間隔を、少なくとも1つの糸供給装置が所定の
    位置で停止している時間間隔に基づいて規定する、請求
    項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 巻取りボビン上の糸端部をつかむための
    第2の糸供給装置が巻取りボビンに向き合う位置に来た
    時を、の存在をセンサに確認させる時点とする、請求
    項2から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から7までのいずれか1項に記
    載の方法を実施するための、繰り出しボビンの糸端部と
    巻取りボビンの糸端部とを接続する糸継ぎ装置を備えた
    精紡機の巻取り装置であって、繰り出しボビン上及び巻
    取りボビン上のそれぞれの糸端部を探し出して前記糸継
    ぎ装置内に挿入するための2つの糸供給装置と、糸の存
    在を確認して糸の品質を制御するセンサを備えた電子式
    の除塵装置と、前記除塵装置に配属された切断装置と有
    している形式のものにおいて、 糸端部を探し出して挿入する際の少なくとも1つの糸供
    給装置(20,25)の位置を検出するための装置(4
    2,43)が設けられており、前記糸供給装置(20,
    25)の少なくとも1つの位置信号と、除塵装置(6)
    に設けられた存在確認して品質制御する
    センサの信号とを接続するための論理回路を備えた制御
    装置(19)が設けられており、該制御装置(19)
    切断装置(15)に接続されていて、かつ、糸供給
    装置(20,25)の少なくとも1つの位置信号に基づ
    いて、前記センサに糸(3″)の存在確認させるとと
    もに、糸供給装置(20,25)の位置に基づいて
    予定外の存在が確認され場合に前記切断装置(1
    5)を作動させるものであり更に糸の存在を知らせる
    センサ信号が終了した時に糸継ぎ作業を続行させるため
    の回路が設けられていることを特徴とする、精紡機の巻
    取り装置。
  9. 【請求項9】 巻取りボビン(10)上の糸端部をつか
    むための糸供給装置(20)が巻取りボビン(10)に
    向き合った位置に来たときに、前記センサ(6)前記
    確認を行わせるための回路が設けられている、請求項8
    記載の巻取り装置。
  10. 【請求項10】 巻取りボビン(10)上の糸端部をつ
    かむための糸供給装置(20)の少なくとも旋回範囲内
    に、糸供給装置(20)の位置を検出するための少なく
    とも1つのセンサ(48)が設けられている、請求項8
    又は9記載の巻取り装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも、巻取りボビン(10)上
    の糸端部をつかむための糸供給装置(20)が、糸供給
    装置のインクリメンタル式の位置測定を行うためのイン
    クリメンタル式の信号発信器(42)と作用接続してい
    る、請求項8又は9記載の巻取り装置。
  12. 【請求項12】 糸供給装置(20,25)を操作する
    ためのカム(30,31)が設けられており、これらの
    カム(30,31)の位置に応じて糸(3″)の存在を
    確認するためのセンサ(6)が切換可能である、請求項
    8から11までのいずれか1項記載の巻取り装置。
  13. 【請求項13】 糸供給装置(20,25)がそれぞれ、
    吸込み空気(40,41)によって負荷される管(2
    1,27)より成っており、これらの管(21,27)
    の旋回範囲がそれぞれ、糸継ぎ装置(14)を覆ってい
    て、これによって巻取りボビンのための糸供給装置(2
    0)がセンサ(6)及び切断装置(15)を覆ってい
    る、請求項8から12までのいずれか1項記載の巻取り
    装置。
  14. 【請求項14】 巻取りボビン(10)上の糸端部をつ
    かむための糸供給装置(20)が、吸込みノズル(2
    2)の上側で、正常でない糸走行経路にある糸端部
    (3″)のための糸ガイド輪郭面(45)を有してい
    る、請求項8から13までのいずれか1項記載の巻取り
    装置。
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