JP4003985B2 - 動弁機構におけるカム軸のスラスト受け構造 - Google Patents

動弁機構におけるカム軸のスラスト受け構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、4サイクルエンジンの動弁機構に関し、より詳しくは、シリンダヘッドに支承されたカム軸のその軸方向への移動を規制するカム軸のスラスト受け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記動弁機構におけるカム軸のスラスト受け構造には、従来、特開平9‐96249号公報で示されるものがある。
【0003】
これによれば、4サイクルエンジンの動弁機構には、吸、排気弁側とカム係合するカム軸がその軸心回りに回転自在となるようシリンダヘッドに支承され、上記カム軸に動力伝達用の回転輪が取り付けられている。この回転輪は、この回転輪の径方向の中央部を構成して上記カム軸に外嵌して固着されるボス部と、上記回転輪の径方向の外縁部を構成して上記ボス部に取り付けられるリム部と、このリム部の外周部に形成されてクランク軸側からの動力を入力する歯部とを有している。上記カム軸の軸方向で互いに対向する一対の対向面を有する凹部が上記シリンダヘッド側に成形され、上記回転輪のボス部の各外側面が上記各対向面にそれぞれ摺接可能となるよう上記ボス部が上記凹部に嵌入させられている。
【0004】
そして、上記エンジンの駆動により上記クランク軸が回転するとき、これに上記回転輪を介しカム軸が連動して回転し、このカム軸にカム係合する上記各吸、排気弁が所定のクランク角で開閉弁動作して、上記エンジンの駆動が続けられるようになっている。
【0005】
上記の場合、カム軸は、このカム軸とカム係合する吸、排気弁側やクランク軸側から外力を受けて、その軸方向に移動(スラスト)しようとすることがあるが、この移動は、上記回転輪のボス部の各外側面が上記凹部の各対向面に摺接することにより規制され、もって、上記回転輪はその軸方向の所定位置に保持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の技術では、上記凹部は上記回転輪のボス部までを嵌入させるものであるため、その深さ寸法が大きくなり、よって、その分、凹部の成形が煩雑になるおそれがある。
【0007】
また、上記凹部と、回転輪との嵌入寸法が大きくなる分、上記シリンダヘッドと、回転輪との互いの組み付け作業が煩雑になるおそれもある。
【0008】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、4サイクルエンジンの動弁機構において、カム軸がこれに対する外力でその軸方向に移動しようとすることを規制させようとする場合に、この動弁機構の成形が容易にできるようにすると共に、構成が簡単になるようにし、かつ、上記動弁機構の組み立て作業が容易にできるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の動弁機構におけるカム軸のスラスト受け構造は、次の如くである。
【0010】
請求項1の発明は、リフター(吸、排気弁側)9とカム係合するカム軸11をその軸心10回りに回転自在となるようシリンダヘッド5に支承させ、上記カム軸11に動力伝達用の回転輪22を取り付け、この回転輪22が、この回転輪22の径方向の中央部を構成して上記カム軸11に固着されるボス部28と、上記回転輪22の径方向の外縁部を構成して上記ボス部28に取り付けられるリム部29と、このリム部29の外周部に形成されてクランク軸側からの動力を入力する歯部30とを有した4サイクルエンジンの動弁機構において、
【0011】
上記カム軸11の軸方向で互いに対向する一対の対向面32,32を有する凹部33を上記シリンダヘッド5側に成形し、上記回転輪22のリム部29の各外側面が上記各対向面32,32にそれぞれ摺接可能となるよう上記リム部29を上記凹部33に嵌入させ
【0012】
記シリンダ2の軸心3に沿った視線でみて、上記回転輪22のリム部29の外側端部を上記凹部33に嵌入させ、かつ、上記シリンダ2の側面視で、上記シリンダ2の軸心3に沿った方向における上記カム軸11のカム軸本体19の上、下端に挟まれた範囲内に上記各対向面32,32を配置したものである。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、上記凹部33を上記シリンダヘッド5に直接成形したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0015】
(第1の実施の形態)
【0016】
図1〜4は、第1の実施の形態を示している。
【0017】
符号1は自動車や自動二輪車等の車両に搭載される4サイクル内燃機関であるエンジンで、そのシリンダ2の軸心3を便宜上垂直とさせ、かつ、ある一方向に延びる矢印Frを前方として図示してある。
【0018】
上記シリンダ2はアルミ鋳造製で、その下側に位置する不図示のクランクケースから上方に向って突設される不図示のシリンダ本体と、このシリンダ本体の上端部に取り付けられるシリンダヘッド5と、このシリンダヘッド5の上端部に締結具6aにより締結されるシリンダヘッドカバー6とを備え、上記シリンダヘッドカバー6には不図示の吸、排気弁が開閉弁動作可能となるよう支承されている。
【0019】
上記クランクケースに支承されたクランク軸に連動して上記吸、排気弁をそれぞれ開閉弁動作させる動弁機構7が設けられている。
【0020】
上記動弁機構7は、上記シリンダヘッド5とシリンダヘッドカバー6との間に形成された動弁カム室8を有し、また、上記シリンダヘッド5に支承される吸、排気弁側の部材であるリフター9,9を有している。また、上記動弁カム室8内で、上記シリンダヘッド5の上面側には、各軸心10がほぼ水平方向かつ前後方向に延びる吸、排気カム軸11,11がそれぞれその軸心10回りに回転自在となるよう軸受12,12により支承されている。これら各軸受12は上記カム軸11をその上下方向から挟む下部材14、上部材15と、これらを互いに締結させる締結具16とを有し、上記下部材14は上記シリンダヘッドカバー6に一体成形されている。
【0021】
上記各カム軸11は、断面円形のカム軸本体19と、これら各カム軸本体19に成形されるカムノーズ20とを有し、上記各カム軸11はその軸心10回りに回転することにより、上記各カムノーズ20が上記各リフター9とカム係合することとされている。
【0022】
上記軸受12の近傍で、上記各カム軸11の自由端である後端部に動力伝達用の歯車である回転輪22が、締結具23により取り付けられ、これらカム軸11と、回転輪22とは同じ軸心10上に位置させられている。一方、上記クランク軸に連動する回転軸25が上記シリンダヘッド5の下部に支承され、この回転軸25には上記各回転輪22にそれぞれ噛合する歯車である他の回転輪26が取り付けられている。
【0023】
上記各回転輪22は、この回転輪22の径方向の中央部を構成して上記カム軸11に直接外嵌して上記締結具23により固着されるボス部28と、上記回転輪22の径方向の外縁部を構成して上記ボス部28に取り付けられるリム部29と、このリム部29の外周部に形成されて上記クランク軸側からの動力を入力する歯部30とを有している。
【0024】
上記カム軸11の軸方向で互いに対向する一対の対向面32,32を有する凹部33が上記シリンダヘッド5側に成形され、上記回転輪22のリム部29の各外側面が上記各対向面32,32にそれぞれ摺接可能となるよう上記リム部29が上記凹部33に嵌入させられている。
【0025】
そして、エンジン1の駆動時に回転する上記カム軸11は、このカム軸11とカム係合するリフター9やクランク軸側から外力を受けて、その軸方向に移動(スラスト)しようとすることがあるが、この移動は、上記回転輪22の各リム部29の外側面が上記凹部33の各対向面32,32に摺接することにより規制され、もって、上記回転輪22とカム軸11はその軸方向で所定位置に保持されて、所望のカム係合が確保される。
【0026】
上記の場合、カム軸11の軸方向の移動を規制するのは、リム部29の各外側面が上記凹部33の各対向面32,32に摺接することによって達成されるのであって、上記リム部29は上記回転輪22の径方向の外縁部を構成するものである。このため、上記凹部33は、回転輪22の径方向の中央部を構成するボス部28までを嵌入させるようにしていた従来のものに比べて、その深さ寸法は浅くて済むこととなる。
【0027】
よって、上記したように凹部33が浅くて足りる分、この凹部33の成形が容易にでき、つまり、カム軸11の軸方向への移動を規制するための凹部33を備える動弁機構7の成形が容易にできることとなる。
【0028】
また、上記したように、凹部33に嵌入させられる回転輪22のリム部29は、この回転輪22の径方向の外端部に位置しているため、上記凹部33と回転輪22との嵌入寸法は、上記した従来のものに比べ短くて足りることとなる。
【0029】
よって、上記したように、嵌入寸法が短くて足りる分、凹部33を成形してあるシリンダヘッド5と、回転輪22との互いの組み付け作業が容易にでき、つまり、動弁機構7の組み立て作業が容易にできることとなる。
【0030】
また、上記凹部33はシリンダヘッド5に直接成形されている。
【0031】
このため、上記シリンダヘッド5とは別部材として、上記凹部33を成形するための部材を設け、この部材を上記シリンダヘッド5に取り付けるようにすることに比べて、動弁機構7の部品点数が少なくなり、もって、その構成が簡単になると共に、この動弁機構7の成形が容易となり、かつ、上記部材35の組み付けが不要となる分、上記動弁機構7の組み立て作業も容易にできることとなる。
【0032】
また、図1で示すように、上記シリンダ2の軸心3に沿った視線でみて(平面視で)、上記回転輪22のリム部29の外側端部が上記凹部33に嵌入させられている。
【0033】
即ち、上記カム軸11の各カムノーズ20がリフター9とカム係合するとき、このカム軸11は、通常、上記リフター9からシリンダ2の軸心3に沿った方向(上方に向う方向)の外力を受けることとなり、この外力で弾性的に撓むこととなる。すると、図3、4で示す上記シリンダ2の側面視で、上記カム軸11の撓みに伴い、このカム軸11に取り付けられている回転輪22は、ほぼ垂直姿勢である元の状態に対し傾斜することになる。この際、上記したシリンダ2の側面視で、上記回転輪22の上、下端部が上記カム軸11の軸方向で変位量がより大きくなり、その一方、上記回転輪22の上下方向の中央部は上記変位量が少なく抑えられる。つまり、上記シリンダ2の軸心3に沿った視線でみたときの(平面視での)、上記したリム部29の外側端部は上記したリム部29の上下方向の中央部に相当するものであって、上記変位量が少なく抑えられる。
【0034】
そこで、前記したように、上記シリンダ2の軸心3に沿った視線でみて、上記回転輪22のリム部29の外側端部を上記凹部33に嵌入させたのであり、このため、上記したように、カム係合によりカム軸11が撓んでこれに伴い上記回転輪22が変位するとき、この変位量を吸収するために設けられる上記リム部29の外端部と各対向面32,32間の隙間寸法は短くさせることができる。
【0035】
よって、上記隙間寸法が短い分、上記回転輪22と共にカム軸11をその軸方向の所望位置により正確に保持させることができる。
【0036】
なお、以上は図示の例によるが、上記シリンダヘッド5を、その後端が開口してこの開口を通して上記各回転輪22を後方に露出可能な本体部と、上記開口を開閉自在に閉じるカバー体とで構成してもよい。
【0037】
以下の各図は、第2、第3の実施の形態を示している。これら各実施の形態は、前記第1の実施の形態と構成、作用において多くの点で共通している。そこで、これら共通するものについては、図面に共通の符号を付してその重複した説明を省略し、異なる点につき主に説明する。
【0038】
(第2の実施の形態)
【0039】
図5は、第2の実施の形態を示している。
【0040】
これによれば、上記各回転輪22が鎖車とされ、前記第1の実施の形態における他の回転輪26に代え、上記各回転輪22に巻き掛けられて上記クランク軸からの動力を上記各回転輪22に伝達するチェーン38を備えている。
【0041】
なお、上記チェーン38はタイミングベルトでもよい。
【0042】
(第3の実施の形態)
【0043】
図6は、第3の実施の形態を示している。
【0044】
これによれば、上記シリンダヘッド5とは別部材として、上記凹部33を成形するための部材35が設けられ、この部材35は上記シリンダヘッド5に締結具36により締結により取り付けられている。
【0045】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0046】
請求項1の発明は、吸、排気弁側とカム係合するカム軸をその軸心回りに回転自在となるようシリンダヘッドに支承させ、上記カム軸に動力伝達用の回転輪を取り付け、この回転輪が、この回転輪の径方向の中央部を構成して上記カム軸に固着されるボス部と、上記回転輪の径方向の外縁部を構成して上記ボス部に取り付けられるリム部と、このリム部の外周部に形成されてクランク軸側からの動力を入力する歯部とを有した4サイクルエンジンの動弁機構において、
【0047】
上記カム軸の軸方向で互いに対向する一対の対向面を有する凹部を上記シリンダヘッド側に成形し、上記回転輪のリム部の各外側面が上記各対向面にそれぞれ摺接可能となるよう上記リム部を上記凹部に嵌入させてある。
【0048】
このため、エンジンの駆動時に回転する上記カム軸は、このカム軸とカム係合する吸、排気弁側やクランク軸側から外力を受けて、その軸方向に移動(スラスト)しようとすることがあるが、この移動は、上記回転輪の各リム部の外側面が上記凹部の各対向面に摺接することにより規制され、もって、上記回転輪とカム軸はその軸方向で所定位置に保持されて、所望のカム係合が確保される。
【0049】
上記の場合、カム軸の軸方向の移動を規制するのは、リム部の各外側面が上記凹部の各対向面に摺接することによって達成されるのであって、上記リム部は上記回転輪の径方向の外縁部を構成するものである。このため、上記凹部は、回転輪の径方向の中央部を構成するボス部までを嵌入させるようにしていた従来のものに比べて、その深さ寸法は浅くて済むこととなる。
【0050】
よって、上記したように凹部が浅くて足りる分、この凹部の成形が容易にでき、つまり、カム軸の軸方向への移動を規制するための凹部を備える動弁機構の成形が容易にできることとなる。
【0051】
また、上記したように、凹部に嵌入させられる回転輪のリム部は、この回転輪の径方向の外端部に位置しているため、上記凹部と回転輪との嵌入寸法は、上記した従来のものに比べ短くて足りることとなる。
【0052】
よって、上記したように、嵌入寸法が短くて足りる分、凹部を成形してあるシリンダヘッドと、回転輪との互いの組み付け作業が容易にでき、つまり、動弁機構の組み立て作業が容易にできることとなる
【0053】
また、上記シリンダの軸心に沿った視線でみて、上記回転輪のリム部の外側端部を上記凹部に嵌入させ、かつ、上記シリンダの側面視で、上記シリンダの軸心に沿った方向における上記カム軸のカム軸本体の上、下端に挟まれた範囲内に上記各対向面を配置してあり、次の効果が生じる。
【0054】
即ち、上記カム軸が吸、排気弁側とカム係合するとき、このカム軸は、通常、上記吸、排気弁側からシリンダの軸心に沿った方向の外力を受けることとなり、この外力で弾性的に撓むこととなる。すると、上記シリンダの側面視で、上記カム軸の撓みに伴い、このカム軸に取り付けられている回転輪は、元の状態に対し傾斜することになる。この際、上記したシリンダの側面視で、上記回転輪の上、下端部が上記カム軸の軸方向で変位量がより大きくなり、その一方、上記回転輪の上下方向の中央部は上記変位量が少なく抑えられる。つまり、上記シリンダの軸心に沿った視線でみたときの、上記したリム部の外側端部は上記したリム部の上下方向の中央部に相当するものであって、上記変位量が少なく抑えられる。
【0055】
そこで、前記したように、上記シリンダの軸心に沿った視線でみて、上記回転輪のリム部の外側端部を上記凹部に嵌入させたのであり、このため、上記したように、カム係合によりカム軸が撓んでこれに伴い上記回転輪が変位するとき、この変位量を吸収するために設けられる上記リム部の外端部と各対向面間の隙間寸法は短くさせることができる。
【0056】
よって、上記隙間寸法が短い分、上記回転輪と共にカム軸をその軸方向の所望位置により正確に保持させることができる。
【0057】
請求項2の発明は、上記凹部をシリンダヘッドに直接成形してある。
【0058】
このため、上記シリンダヘッドとは別部材として、上記凹部を成形するための部材を設け、この部材を上記シリンダヘッドに取り付けるようにすることに比べて、動弁機構の部品点数が少なくなり、もって、その構成が簡単になると共に、この動弁機構の成形が容易となり、かつ、上記部材の組み付けが不要となる分、上記動弁機構の組み立て作業も容易にできることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態で、動弁機構の平面部分破断図である。
【図2】 第1の実施の形態で、図1の2‐2線矢視断面図である。
【図3】 第1の実施の形態で、図1の3‐3線矢視断面図である。
【図4】 第1の実施の形態で、図1の4‐4線矢視拡大断面図である。
【図5】 第2の実施の形態で、図1に相当する図である。
【図6】 第3の実施の形態で、図1の部分拡大図に相当する図である。
【符号の説明】
1 エンジン
2 シリンダ
3 軸心
5 シリンダヘッド
6 シリンダヘッドカバー
7 動弁機構
9 リフター(吸、排気弁側)
10 軸心
11 カム軸
22 回転輪
28 ボス部
29 リム部
30 歯部
32 対向面
33 凹部
35 部材

Claims (2)

  1. 吸、排気弁側とカム係合するカム軸をその軸心回りに回転自在となるようシリンダヘッドに支承させ、上記カム軸に動力伝達用の回転輪を取り付け、この回転輪が、この回転輪の径方向の中央部を構成して上記カム軸に固着されるボス部と、上記回転輪の径方向の外縁部を構成して上記ボス部に取り付けられるリム部と、このリム部の外周部に形成されてクランク軸側からの動力を入力する歯部とを有した4サイクルエンジンの動弁機構において、
    上記カム軸の軸方向で互いに対向する一対の対向面を有する凹部を上記シリンダヘッド側に成形し、上記回転輪のリム部の各外側面が上記各対向面にそれぞれ摺接可能となるよう上記リム部を上記凹部に嵌入させ
    記シリンダの軸心に沿った視線でみて、上記回転輪のリム部の外側端部を上記凹部に嵌入させ、かつ、上記シリンダの側面視で、上記シリンダの軸心に沿った方向における上記カム軸のカム軸本体の上、下端に挟まれた範囲内に上記各対向面を配置した動弁機構におけるカム軸のスラスト受け構造。
  2. 上記凹部を上記シリンダヘッドに直接成形した請求項1に記載の動弁機構におけるカム軸のスラスト受け構造。
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