JP4003532B2 - 情報提供システム、方法および装置、ならびにプログラム - Google Patents

情報提供システム、方法および装置、ならびにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
情報提供システム、方法および装置、ならびにプログラムに関し、特にユーザに最適化した周辺情報を提供することができる情報提供システム、方法および装置、ならびにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば移動体通信端末などの携帯端末に、その端末装置の周辺エリアに関する情報(例えば店舗情報など)を提供するシステムが実用化されている。このようなシステムでは、端末装置の位置を示す位置情報に基づいて、地図上のブロック単位で一律に情報を提供している。このため、単位ブロックの設定距離によっては、ユーザの行動範囲(徒歩で到達可能な範囲)外の情報まで提示されてしまうことがあった。また、ユーザとは無関係の情報や関心が低い情報なども提供されてしまい、ユーザが提示された情報を取捨選択する必要があり不便であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記実状に鑑みてなされたもので、ユーザに最適化された周辺情報を提供する情報提供システム、方法および装置、ならびにプログラムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる情報提供システムは、携帯端末装置に、該携帯端末装置の周辺情報を提供するための情報提供システムであって、前記携帯端末装置の使用者に関し、使用者の属性を示す属性情報を記録するとともに、当該携帯端末装置より入力された使用者の嗜好を示す嗜好項目に対する使用者の評価値を含む嗜好情報を取得して記録する使用者情報記録手段と、提供対象となる前記嗜好項目別に分類された提供情報と当該提供情報に関する位置情報とを対応付けて記録する提供情報記録手段と、前記携帯端末装置の現在位置を示す端末位置情報を、通信ネットワークを介して該携帯端末装置から順次取得する位置情報取得手段と、前記提供情報記録手段に記録された位置情報と前記位置情報取得手段が取得した端末位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置と前記嗜好項目に関する各提供情報に示される対象との距離を求め、求めた距離を前記使用者の評価値により増減させて距離情報として算出する距離算出手段と、前記距離算出手段により算出された前記距離情報に応じた提供情報を前記提供情報記録手段から選択して取得する提供情報取得手段と、前記提供情報取得手段が取得した提供情報を、前記通信ネットワークを介して前記携帯端末装置に提供する情報提供手段と、を備えることを特徴とする。
【0005】
このような構成によれば、予め登録されたユーザの属性情報(例えば、年齢や性別)などに基づいて、情報(周辺情報)を要求するユーザの行動範囲を決定する。さらに、当該ユーザが使用する携帯端末装置(移動体通信端末など)の現在位置を示す情報を順次取得する。そして、予め登録されている周辺情報(店舗情報など)のうち、携帯端末装置(ユーザ)の現在位置を中心とする行動範囲内に該当するものを選択し、携帯端末装置に提供する。このため、各ユーザに最適化された周辺情報を提供することができる。
【0009】
このような構成によれば、例えば、ユーザの嗜好動向を示す情報を予め登録しておく。すなわち、予め用意されている項目について、各ユーザが嗜好に基づく評価をし、その評価を示す情報(例えば、数値情報)を予め登録しておく。そして、例えば、所定の重み付けなどにより、ユーザが関心の高い対象については現在位置との距離を仮想的に短縮し、関心の低い対象については現在位置との距離を仮想的に増長する。これにより、関心の高い対象を示す周辺情報は優先的に提供されることになるので、よりユーザに最適化された周辺情報を提供することができる。
【0012】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかる情報提供方法は、携帯端末装置に、該携帯端末装置の周辺情報を提供するための情報提供方法であって、前記携帯端末装置の使用者に関し、使用者の属性を示す属性情報を記録するとともに、当該携帯端末装置より入力された使用者の嗜好を示す嗜好項目に対する使用者の評価値を含む嗜好情報を取得して記録する使用者情報記録ステップと、提供対象となる前記嗜好項目別に分類された提供情報と当該提供情報に関する位置情報とを対応付けて記録する提供情報記録ステップと、前記携帯端末装置の現在位置を示す端末位置情報を、通信ネットワークを介して該携帯端末装置から順次取得する位置情報取得ステップと、前記提供情報記録ステップで記録された位置情報と前記位置情報取得ステップで取得した端末位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置と前記嗜好項目に関する各提供情報に示される対象との距離を求め、求めた距離を前記使用者の評価値により増減させて距離情報として算出する距離算出ステップと、前記距離算出ステップで算出された前記距離情報に応じた提供情報を、前記提供情報記録ステップで記録された前記提供情報から選択して取得する提供情報取得ステップと、前記提供情報取得ステップで取得した提供情報を、前記通信ネットワークを介して前記携帯端末装置に提供する情報提供ステップと、を備えることを特徴とする。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点にかかる情報提供装置は、前記携帯端末装置の使用者に関し、使用者の属性を示す属性情報を記録するとともに、当該携帯端末装置より入力された使用者の嗜好を示す嗜好項目に対する使用者の評価値を含む嗜好情報を取得して記録する使用者情報記録手段と、提供対象となる前記嗜好項目別に分類された提供情報と当該提供情報に関する位置情報とを対応付けて記録する提供情報記録手段と、
前記携帯端末装置の現在位置を示す端末位置情報を、通信ネットワークを介して該携帯端末装置から順次取得する位置情報取得手段と、前記提供情報記録手段に記録された位置情報と前記位置情報取得手段が取得した端末位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置と前記嗜好項目に関する各提供情報に示される対象との距離を求め、求めた距離を前記使用者の評価値により増減させて距離情報として算出する距離算出手段と、前記距離算出手段により算出された前記距離情報に応じた提供情報を前記提供情報記録手段から選択して取得する提供情報取得手段と、前記提供情報取得手段が取得した提供情報を、前記通信ネットワークを介して前記携帯端末装置に提供する情報提供手段と、を備えることを特徴とする。
【0018】
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点にかかるプログラムは、コンピュータを、前記携帯端末装置の使用者に関し、使用者の属性を示す属性情報を記録するとともに、当該携帯端末装置より入力された使用者の嗜好を示す嗜好項目に対する使用者の評価値を含む嗜好情報を取得して記録する使用者情報記録手段、提供対象となる前記嗜好項目別に分類された提供情報と当該提供情報に関する位置情報とを対応付けて記録する提供情報記録手段、前記携帯端末装置の現在位置を示す端末位置情報を、通信ネットワークを介して該携帯端末装置から順次取得する位置情報取得手段、前記提供情報記録手段に記録された位置情報と前記位置情報取得手段が取得した端末位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置と前記嗜好項目に関する各提供情報に示される対象との距離を求め、求めた距離を前記使用者の評価値により増減させて距離情報として算出する距離算出手段、前記距離算出手段により算出された前記距離情報に応じた提供情報を前記提供情報記録手段から選択して取得する提供情報取得手段、前記提供情報取得手段が取得した提供情報を、前記通信ネットワークを介して前記携帯端末装置に提供する情報提供手段、として機能させる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施の形態にかかる周辺情報提供システムの構成を示す図である。図示するように、本実施の形態にかかる周辺情報提供システム1は、情報提供サーバ100、通信ネットワーク300、および、端末装置200から構成される。
【0021】
情報提供サーバ100は、例えば、メインフレームやワークステーションなどの所定のコンピュータ装置から構成され、端末装置200に通信ネットワーク300を介して情報を提供する。情報提供サーバ100の構成を図2を参照して説明する。
【0022】
図2は、情報提供サーバ100の構成を示すブロック図である。図示するように、情報提供サーバ100は、所定のバス10を介して相互接続された、入力部110、表示部120、ROM(Read Only Memory)130、RAM(Random Access Memory)140、通信制御部150、制御部160、および、補助記憶装置170、から構成される。
【0023】
入力部110は、例えば、キーボードや所定のポインティング・デバイスなどから構成され、所定の命令やデータ等を情報提供サーバ100に入力する。
【0024】
表示部120は、例えば、所定のディスプレイ装置などから構成され、情報提供サーバ100の処理結果などを表示する。
【0025】
ROM130は、情報提供サーバ100の基本動作などを制御する所定の動作プログラムが格納されている。
【0026】
RAM140は、制御部160のワークエリアなどとして用いられ、本実施の形態では、制御部160が算出する行動範囲を示す情報を格納する行動範囲情報バッファ141、端末装置200から取得する現在位置情報および現在位置情報に関連する情報(地図情報など)を格納する位置関連情報バッファ142、処理対象となる周辺情報を格納する周辺情報バッファ143、および、提示対象された周辺情報を格納する提示対象情報バッファ144、として機能する。
【0027】
通信制御部150は、例えば、ルータなどの所定の通信装置から構成され、情報提供サーバ100と通信ネットワーク300とを接続し、端末装置200との間で情報の送受信を行う。
【0028】
制御部160は、例えば、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)などから構成され、情報提供サーバ100の各部を制御するとともに、ROM130や補助記憶装置170のプログラム格納部171などに格納されるプログラムを実行することで、後述する各処理を実現する。本実施の形態では、本発明にかかるプログラムを実行することにより、制御部160は、ユーザ情報処理部161、位置情報処理部162、周辺情報処理部163、ページ作成部164、として機能する。
【0029】
ユーザ情報処理部161は、後述するユーザ関連情報データベース部172に記録される情報を処理することで、本周辺情報提供システム1のユーザについて、ユーザ管理やユーザ認証、および、ユーザ毎の各設定処理を行う。
【0030】
位置情報処理部162は、端末装置200の位置情報などに基づいて、地図情報データベース部173に記録されている情報の処理を行うほか、行動範囲算出部162、経路・距離算出部162、および、出力情報処理部162、として機能する。行動範囲算出部162は、ユーザ関連情報データベース部172に記録された情報に基づいて、ユーザ毎の行動範囲を算出する。経路・距離算出部162は、位置関連情報バッファ142に格納されている現在位置情報、地図情報データベース部173に記録されている地図情報、および、周辺情報データベース部174に記録されている周辺情報に基づいて、端末装置200と処理対象となっている周辺情報に示される位置との間の経路および距離を算出する。出力情報処理部162は、処理対象となる周辺情報について、提示する優先度の決定などを行う。
【0031】
周辺情報処理部163は、位置情報処理部162の処理結果などに基づき、周辺情報データベース部174にアクセスして必要な周辺情報を取得する。また、入力部110や通信制御部150から入力された命令やデータに基づいて、周辺情報データベース部174に記録される周辺情報の追加、更新、削除等を行う。
【0032】
ページ作成部164は、補助記憶装置170のプログラム格納部171に格納される所定のプログラムを実行することにより、周辺情報処理部163などの処理によって提示が決定された情報を所定の形式で記述する。すなわち、端末装置200によって受信・表示可能なデータ形式(例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)やC−HTML(Compact HTML)、WML(Wireless Markup Language)など)で、端末装置200に送信する情報を記述・加工する。
【0033】
補助記憶装置170は、例えば、ハードディスク装置などの書換可能な記憶装置などから構成され、後述する各処理を実現するために必要なプログラムやデータを格納する。本実施の形態では、補助記憶装置170は、プログラム格納部171、ユーザ関連情報データベース部172、地図情報データベース部173、および、周辺情報データベース部174、として機能するものとする。プログラム格納部171は、後述する各処理を実現するためのプログラムを格納する。ユーザ関連情報データベース部172は、本周辺情報提供システム1のユーザに関連する情報を蓄積するデータベース群である。ユーザ関連情報データベース部172の構成を図3(a)を参照して説明する。
【0034】
図3(a)に示すように、ユーザ関連情報データベース部172は、属性情報データベース172、嗜好項目データベース172、属性−嗜好対応表172、ユーザ別嗜好評価情報データベース172、属性−係数対応表172、および、嗜好−係数対応表172、から構成される。
【0035】
属性情報データベース172は、周辺情報提供システム1のユーザの属性情報を記録するものである。属性情報データベース172に記録される情報の例を図4(a)に示す。図示するように、属性情報データベース172には、各ユーザに割り当てられるユーザID毎にレコードが作成され、各レコードには、当該ユーザを示すユーザ名(氏名、ハンドルネーム、ユーザID、など)およびログイン認証時に用いられるパスワードを示す識別情報、および、各ユーザの性別や年齢などを示す属性情報が記録される。
【0036】
嗜好項目データベース172は、各ユーザの嗜好を判別するための情報を記録するものである。嗜好項目データベース172に記録される情報の例を図4(b)に示す。図示するように、嗜好項目データベース172には、各ユーザの嗜好動向を判定するために予め用意された嗜好項目が記録される。各嗜好項目は付番されるとともに、カテゴリ毎に分類されて記録される。
【0037】
属性−嗜好対応表172は、各ユーザの属性情報に基づいて、ユーザ毎の嗜好パターンを決定するためのものである。属性−嗜好対応表172に記録される情報の例を図4(c)に示す。図示するように、属性−嗜好対応表172には、各性別毎の年齢範囲毎に嗜好パターンを示す情報が記録されている。この「嗜好パターン」は、嗜好項目データベース172に記録されている嗜好項目のうち任意の所定数(例えば、3つ)の組であり、性別と年齢範囲に基づいて予め選択された嗜好項目を示す。すなわち、性別と年齢範囲からある程度の嗜好傾向が把握可能であり、これに対応する代表的な嗜好項目を予め選択し、嗜好パターンとして登録しておくものである。
【0038】
ユーザ別嗜好評価情報データベース172は、各ユーザの嗜好動向を示す情報を記録するものである。ユーザ別嗜好評価情報データベース172に記録される情報の例を図5(a)に示す。図示するように、ユーザ別嗜好評価情報データベース172には、各ユーザID毎にレコードが作成され、各レコードには、属性−嗜好対応表172に基づいて決定された嗜好パターンを示す情報(嗜好パターンNo.および構成する嗜好項目No.)が記録され、さらに、各嗜好項目毎に当該ユーザによる評価を示す評価値が記録される。この評価値は、後述するユーザ登録処理において登録されるものであり、各嗜好項目についての関心度合を、例えば5段階評価で示したものである。本実施の形態では、評価値を5段階で表すものとし、関心度の高い順に「5→1」の評価値を割り当てるものとする。
【0039】
属性−係数対応表172は、後述する行動範囲決定処理において各ユーザ毎の行動範囲を決定するために用いられる係数を決定するためのものである。属性−係数対応表172に記録される情報の例を図5(b)に示す。図示するように、属性−係数対応表172には、基準となる行動半径を示す基準行動半径(例えば、1km)が記録されるとともに、各性別の所定年齢範囲毎に、予め定められた係数を示す情報が記録される。この係数は、各ユーザの属性情報に基づいて選択され、基準行動半径と乗じることで、当該ユーザの行動範囲(より詳細には行動半径)が決定される。ここで「係数」は、性別および年齢の違い(すなわち、一般的な身体能力の差)により生じる行動範囲の差に基づいて決定されているものである。すなわち、行動範囲が広いと思われる属性に対しては1より大きい数値が係数として割り当てられ、行動範囲が狭いと思われる属性に対しては1より小さい数値が係数として割り当てられる。ここでは、所定の属性(例えば、「男性で30〜49歳」)を基準属性として係数「1.00」を設定し、一般的な傾向に基づき、基準属性に対する相対的な数値を他の属性の係数として設定するものとする。
【0040】
嗜好−係数対応表172は、後述する提示情報決定処理における「距離の仮想増減」のために用いられる係数を決定するためのものである。嗜好−係数対応表172に記録される情報の例を図5(c)に示す。図示するように、嗜好−係数対応表172には、評価値(本実施の形態では「5段階」)毎に対応する係数が記録されている。この係数は、後述する提示情報決定処理において算出される距離(端末装置200の現在位置と周辺情報に示される店舗等との間の距離)に乗じることで、距離を仮想的に増減させるものである。すなわち、本実施の形態では、評価値を「関心度が高い順に5→1」としているので、評価値「5」に対しては最も小さい係数が割り当てられ、評価値「1」に対しては最も大きい係数が割り当てられる。より詳細には、基準となる評価値(例えば、「3」)に基準係数「1.00」を割り当てた場合、評価値「5」、「4」には1.00より小さい係数を割り当て、評価値「2」、「1」には1.00より大きい係数を割り当てる。すなわち、実距離と係数との乗算により、より関心度が高い対象との距離は仮想的に短縮され、より関心度が低い対象との距離は仮想的に増長される。
【0041】
次に地図情報データベース部173について説明する。地図情報データベース部173は、少なくとも、本周辺情報提供システム1が提供するサービス提供範囲についての地図情報を記録するものであり、図3(b)に示すような構成を有する。図示するように、地図情報データベース部173は、対象エリア決定テーブル173、および、地図情報データベース173を有する。
【0042】
対象エリア決定テーブル173は、端末装置200の現在位置情報に基づいて、地図上の対象エリアを特定するための情報を記録する。図6(a)に対象エリア決定テーブル173に記録される情報の例を示す。図示するように、対象エリア決定テーブル173には、予め地図上の領域を所定の基準で分割した各領域(以下、「分割領域」とする)の領域範囲を示す座標情報と、当該分割領域を識別するために割り当てられたエリアID情報とが対応付けて記録されている。すなわち、後述する周辺情報提供処理において取得される端末装置200の現在位置情報(座標情報)と、対象エリア決定テーブル173の座標情報とを比較することで、端末装置200の現在位置に対応する分割領域が特定される。
【0043】
地図情報データベース173は、提供対象となる各分割領域の地図情報を格納するものである。図6(b)に、地図情報データベース173に記録される情報の例を示す。図示するように、地図情報データベース173には、エリアID情報と、対応する分割領域を示す地図情報とが対応付けられて記録されている。ここで、「地図情報」には、地形や道路、主要な建造物などを示す画像情報(以下、「地図画像情報」とする)の他、必要に応じて緯度・経度を示す座標情報や所定地点間の距離を示す情報(以下、「付加情報」とする)などが含まれているものとする。
【0044】
次に周辺情報データベース部174について説明する。周辺情報データベース部174は、端末装置200に提供する周辺情報を蓄積するものである。図7に、周辺情報データベース部174に記録される情報の例を示す。図示するように、周辺情報データベース部174には、エリアID毎にテーブルが作成されている。すなわち、各分割領域毎に対応する周辺情報がまとめられている。各テーブルには、各周辺情報に割り当てられた識別情報(「No.」)毎にレコードが作成され、各レコードには、対象の名称を示す情報、対応する嗜好カテゴリを示す情報、連絡情報(住所、電話番号、電子メールアドレス、URL(Uniform Resource Locator)など)、当該対象の位置情報(座標情報)、告知情報などの特記情報、などが記録される。
【0045】
ここで、周辺情報とは、少なくとも位置情報に関連する種々の情報を含むものであり、主に、店舗、企業、行楽地、観光スポット、などを紹介・案内する情報などである。また、上記例示のように、位置情報に示される位置に対象となる施設等が存在する場合に限られず、例えばビューポイント(例えば「富士山がよく見える地点」)など、位置情報と何らかの関連を有するものであれば、任意の情報が周辺情報として登録されうるものとする。また、単一地点の情報だけでなく、例えば「散策コース」などといった複数地点が複合された情報などを1つの周辺情報として登録してもよい。これらの周辺情報の登録形態は任意である。すなわち、情報提供サーバ100の運用主体が収集して登録してもよいし、情報提供者(店舗等の関係者など)やユーザなどによる積極的登録であってもよい。また、運用主体と情報提供者との間の所定の契約(一定の利害関係が発生する契約を含む)に基づいた情報登録であってもよい。
【0046】
次に端末装置200について説明する。端末装置200は、例えば携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)などの移動体通信端末装置や、PDA(Personal Data Assistant:携帯情報端末)、あるいは、携帯可能なパーソナルコンピュータなどといった、少なくとも携帯可能な所定の情報処理端末から構成され、少なくとも、通信ネットワーク300にワイヤレスで接続可能な構成、および、所定の位置検出機能を有する構成とする。
【0047】
ここで、位置検出機能を実現するために、例えばGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)などを採用することができる。また、PHS端末である場合には、PHSの位置検出機能を用いてもよい。本実施の形態では、端末装置200としてGPS機能を有する携帯電話が用いられる場合を例に以下説明する。従って、本実施の形態における端末装置200には、GPSによる位置検出機能を実現するために必要なプログラムや装置が備えられているものとする。なお、これらの位置検出機能のための構成は、端末装置200と一体でなくてもよい。例えば、別体で構成されたGPS装置などを所定のケーブルやコネクタなどで端末装置200と接続させることで、位置検出機能を有する端末装置200を構成してもよい。
【0048】
さらに端末装置200は、少なくとも、情報提供サーバ100が送信する所定のデータ(ウェブページデータ、など)を受信・表示可能とし、また、情報提供サーバ100へ所定の情報を送信可能とする所定のプログラムおよび装置を備えているものとする。
【0049】
通信ネットワーク300は、例えば、インターネットなどの所定の電気通信回線から構成され、所定の通信プロトコル(例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)など)に基づいて、情報処理装置間の情報伝達を行う。本実施の形態では、通信ネットワーク300としてインターネットを用いるものとする。この場合、情報提供サーバ100および端末装置200は任意のアクセス回線などを介して通信ネットワーク300に接続される。ここでアクセス回線としては、例えば、専用線、公衆回線網、移動体通信網、有線放送網、無線通信網、などを用いることができ、これらのうちの1または2以上を介して通信ネットワーク300にアクセスされる。また、これらのアクセス回線と通信ネットワーク300間には、所定のプロトコル変換を行う装置(例えば、ゲートウェイ装置)が必要に応じて介在することでデータ通信が実現されるものとする。
【0050】
次に、本実施の形態にかかる周辺情報提供システム1の動作を図面を参照して以下説明する。
【0051】
まず、周辺情報提供システム1が提供する周辺情報提供サービスの利用に先立って行われるユーザ登録処理を図8に示すフローチャートを参照して説明する。
【0052】
周辺情報提供システム1により提供される周辺情報提供サービスの利用を希望する者は、端末装置200を操作して情報提供サーバ100にアクセスする。情報提供サーバ100は、端末装置200からのアクセスに応じて、所定のメニューページを送信する。新規の利用者はここで「ユーザ登録ページ」へのリンク等を選択するなどにより、ユーザ登録ページへのアクセス要求を示す情報(以下、「登録要求情報」とする)が情報提供サーバ100に送信される。
【0053】
情報提供サーバ100では、通信制御部150が、端末装置200から登録要求情報を受信すると(ステップS101)、ページ作成部164が図9(a)に示すようなユーザ登録ページ(属性情報入力ページ)を作成し、通信制御部150により当該端末装置200に送信される(ステップS102)。
【0054】
ユーザは、端末装置200に表示されたユーザ登録ページから所定事項(属性情報)を入力し、情報提供サーバ100に送信する。図9(a)に示すように、所定事項として、例えば、氏名、年齢、性別、などを入力する。そして、「OK」ボタンを選択するなどにより、入力された情報(すなわち、属性情報)が情報提供サーバ100に送信される。
【0055】
情報提供サーバ100では、通信制御部150が、端末装置200から属性情報を受信すると(ステップS103:Yes)、ユーザ情報処理部161がユーザ関連情報データベース部172にアクセスし、属性情報データベース172に新規レコードを作成して、受信した属性情報を記録する(ステップS104)。ここでは、レコードの新規作成に応じて、ユーザ情報処理部161が所定のユーザIDおよびパスワードを生成して割り当てる。
【0056】
属性情報の登録完了すると、ユーザ情報処理部161は、当該ユーザについての嗜好パターンを決定する(ステップS105)。ここでは、ユーザ情報処理部161が属性−嗜好対応表172を参照し、ステップS104で登録した属性情報のうちの性別および年齢を示す情報に対応する嗜好パターンを決定し、さらに、
嗜好項目データベース172から、決定した嗜好パターンを構成する嗜好項目情報を抽出する(ステップS106)。
【0057】
ユーザ情報処理部161は、抽出した嗜好項目情報をページ作成部164に引き渡す。ページ作成部164は、引き渡された嗜好項目情報に基づいて、図9(b)に示すようなアンケートページ(評価入力ページ)を作成し、通信制御部150を介して端末装置200に送信する。図9(b)に示すように、アンケートページは、ステップS106で抽出された嗜好項目のそれぞれについての評価値が選択可能に作成される。すなわち、本実施の形態では5段階評価を採用しているので、各嗜好項目の近傍に「1」〜「5」の数字情報を配置するとともに、各数字情報を択一的に選択するためのチェックボックスなどが配置される。
【0058】
ユーザは、端末装置200に表示されたアンケートページから、各嗜好項目についての評価値を選択して入力する。本実施の形態では、関心度の高い順に「5」→「1」としているので、各項目について、例えば、「大変関心がある」場合には「5」を選択し、「関心がある」場合には「4」を選択し、「どちらともいえない」場合には「3」を選択し、「あまり関心がない」場合には「2」を選択し、「全く関心がない」場合には「1」を選択する。そして、「送信」ボタンを選択することにより、選択された評価値を示す情報(以下、「嗜好評価情報」とする)が、情報提供サーバ100に送信される。
【0059】
情報提供サーバ100では、通信制御部150が、端末装置200から嗜好評価情報を受信すると(ステップS108:Yes)、ユーザ情報処理部161が、ユーザ別嗜好評価情報データベース172に新規レコードを作成し、ステップS105で決定した嗜好パターン情報を記録し、さらに、ステップS108で受信した嗜好評価情報を対応付けて記録して(ステップS109)、処理を終了する。なお、割り当てられた、ユーザIDおよびパスワード等は、所定の方法により当該ユーザに通知される。
【0060】
次に、上記ユーザ登録処理にてユーザ登録されたユーザが、周辺情報提供システム1を利用して周辺情報提供サービスを受ける場合の周辺情報提供処理を図10に示すフローチャートを参照して説明する。
【0061】
ユーザは、端末装置200を介して情報提供サーバ100にアクセスし、所定のメニューページなどを通じて、情報提供ページへのアクセスを要求する。
【0062】
情報提供サーバ100では、通信制御部150が、端末装置200から情報提供ページへのアクセス要求を受信すると(ステップS201)、ページ作成部164が、図11に示すようなユーザ認証ページ(識別情報入力ページ)を作成し、通信制御部150を介して当該端末装置200に送信する(ステップS202)。
【0063】
ユーザは、端末装置200に表示されたユーザ認証ページに、要求されている識別情報(例えばユーザ名およびパスワード、など)を入力し、「送信」ボタンを選択することで、入力された識別情報が情報提供サーバ100に送信される。
【0064】
情報提供サーバ100では、通信制御部150が、端末装置200から識別情報を受信すると、ユーザ情報処理部161が、属性情報データベース172にアクセスして、受信した識別情報が正規のものであるか否かを判別することでユーザ認証を行う。ここで、認証不成立である場合(ステップS203:No)は、処理を終了する。一方、認証が成立した場合(ステップS203:Yes)、ユーザ情報処理部161は、属性情報データベース172から当該ユーザの属性情報(性別情報および年齢情報)を取得する(ステップS204)。
【0065】
ユーザ情報処理部161は、ステップS204で取得した属性情報を、位置情報処理部162に引き渡すことにより、行動範囲算出処理(ステップS300)が実行される。この行動範囲算出処理を図12に示すフローチャートを参照して説明する。
【0066】
位置情報処理部162の行動範囲算出部162は、ユーザ情報処理部161から引き渡された属性情報に基づいて属性−係数対応表172を参照し、当該ユーザについての行動範囲決定係数を取得する(ステップS301)。
【0067】
行動範囲算出部162は、ステップS301で取得した係数を、予め定められた任意の基準行動半径(本実施の形態では「1km」とする)に乗じることで、当該ユーザの行動範囲(行動半径)を算出し(ステップS302)、算出した行動半径を示す情報を行動範囲情報バッファ141に格納し(ステップS303)、図10に示す周辺情報提供処理に戻る。
【0068】
上記行動範囲算出処理の終了後またはこれと並行して、情報提供サーバ100は、端末装置200から当該端末装置200の現在位置を示す情報(以下、「現在位置情報」とする)を随時受信し、位置関連情報バッファ142への蓄積を開始する(ステップS205)。すなわち、情報提供サーバ100は、端末装置200の位置検出機能およびこれにより取得される位置情報の送信を有効とさせることを促すメッセージなどを含んだページを端末装置200に送信するなどして、ユーザに位置検出機能および位置情報送信を実行させる。なお、情報提供サーバ100が所定の命令を端末装置200に送信することで、端末装置200が上記位置検出および位置情報送信を自動的に実行するように構成してもよい。
【0069】
ここで、位置関連情報バッファ142には、随時取得される現在位置情報が累積的に蓄積されるものとする。この場合、情報提供サーバ100は、所定期間毎に現在位置情報を取得するものとすることができるが、前回取得した現在位置情報と変化がない場合、あるいは、変化量が所定値以下である場合は、当該現在位置情報を記録しなくてもよい。また、各現在位置情報は、時系列順の付番などにより、前後関係が把握可能となるよう蓄積されるものとする。
【0070】
情報提供サーバ100は、現在位置情報の取得開始を契機に、周辺情報取得・提供処理(ステップS400)を実行する。この周辺情報取得・提供処理を図13に示すフローチャートを参照して説明する。
【0071】
まず、位置情報処理部162が、位置関連情報バッファ142から最新の現在位置情報を取得し、当該現在位置情報に示される座標に基づいて、対象エリア決定テーブル173を参照し、当該現在位置に対応するエリアIDを特定する(ステップS401)。なお、位置情報処理部162は、この時点で取得した現在位置情報を基準現在位置とし、その旨を位置関連情報バッファ142に記録する。
【0072】
位置情報処理部162は、ステップS401で特定したエリアIDに基づいて、地図情報データベース173から、当該エリアIDに対応する地図情報を取得し、位置関連情報バッファ142に格納する(ステップS402)。
【0073】
位置情報処理部162は、ステップS401で取得したエリアID情報を周辺情報処理部163に引き渡す。周辺情報処理部163は、引き渡されたエリアID情報に基づいて、周辺情報データベース部174から、当該エリアIDに対応する周辺情報を取得して、周辺情報バッファ143に格納する(ステップS403)。
【0074】
周辺情報バッファ143に周辺情報が格納されると、経路・距離算出部162は、周辺情報バッファ143に格納されている周辺情報を参照し、当該周辺情報に示される各対象の位置情報を取得する(ステップS404)。経路・距離算出部162は、取得した位置情報に基づいて提示情報決定処理(ステップS500)を実行する。この提示情報決定処理を図14に示すフローチャートを参照して説明する。
【0075】
経路・距離算出部162は、ステップS205で位置関連情報バッファ142に格納された基準現在位置を示す現在位置情報、ステップS402で位置関連情報バッファ142に格納された地図情報、および、ステップS404で取得した各対象の位置情報に基づいて、端末装置200の現在位置から各対象までの経路を算出し、各経路の距離を算出する(ステップS501)。より詳細には、地図情報に含まれる付加情報を用いて、例えば、カーナビゲーションシステムなどで採用されている所定の経路算出手法等によって経路および距離を算出する。算出された距離を示す距離情報は、対応する対象を示す情報とともに位置関連情報バッファ142に格納される。
【0076】
上記経路・距離算出処理(ステップS501)の終了後もしくは並行して、ユーザ情報処理部161が、ユーザ別嗜好評価情報データベース172および嗜好項目データベース172にアクセスし、当該ユーザの嗜好パターンに対応する嗜好カテゴリを特定する。周辺情報処理部163は、特定された嗜好カテゴリ情報に基づいて、周辺情報バッファ143に格納されている周辺情報を参照し、当該嗜好カテゴリと合致する周辺情報が含まれているか否かを判別する(ステップS502)。
【0077】
ここで、嗜好カテゴリが合致する周辺情報が含まれている場合(ステップS502:Yes)、ユーザ情報処理部161は、ユーザ別嗜好評価情報データベース172から合致した嗜好項目に対応する評価値を示す評価値情報を取得し、さらに、嗜好−係数対応表172から当該取得した評価値に対応する係数を特定する(ステップS503)。
【0078】
ユーザ情報処理部161は、ステップS503で特定した係数を示す係数情報を、対応する嗜好項目を示す情報とともに経路・距離算出部162に引き渡す。経路・距離算出部162は、位置関連情報バッファ142にアクセスし、ステップS501で格納した距離情報のうち、対応する対象との距離を示す距離情報を取得し、その距離と、ユーザ情報処理部161から引き渡された係数とを乗じることにより、当該距離を仮想的に増減させる(ステップS504)。
【0079】
すなわち、当該ユーザが高い関心をもつ対象に対応する係数は1.00未満に設定されているため、当該対象と現在位置との間の距離は仮想的に短縮される。一方、関心が低い対象に対応する係数は1.00より大きく設定されているため、当該対象と現在位置との間の距離は仮想的に増長される。経路・距離算出部162は、このように仮想的に増減させた距離を示す距離情報を、対応する対象を示す情報とともに位置関連情報バッファ142に格納する。
【0080】
一方、ユーザの嗜好カテゴリと合致する周辺情報がない場合(ステップS502:No)は、ステップS503、S504の処理はスキップされる。
【0081】
経路・距離算出部162は、行動範囲情報バッファ141に格納されている行動半径情報、位置関連情報バッファ142に格納されている基準現在位置の座標情報および対象までの距離情報に基づいて、当該エリアIDに対応する周辺情報に示される対象のうち、当該ユーザの行動範囲内に該当する周辺情報を選出する(ステップS505)。すなわち、基準現在位置から対象までの距離が、算出された行動半径以下となる対象を示す周辺情報を選出する。ここで、対象となる距離情報は、ステップS504で仮想的に増減されたものも含まれているため、ユーザの関心が高い対象を示す周辺情報については、実際には行動範囲外に存在していても、行動範囲内とみなされる場合があり、一方、ユーザの関心が低い対象を示す周辺情報については、実際には行動範囲内に存在していても、行動範囲外とみなされる場合があるということになる。
【0082】
周辺情報処理部163は、経路・距離算出部162による選出に基づいて、対応する周辺情報および対応する距離情報を周辺情報バッファ143から提示対象情報バッファ144に移動させる。
【0083】
出力情報処理部162は、提示対象情報バッファ144に格納された距離情報を参照し、現在位置から各対象までの距離を比較し(ステップS506)、現在位置から近い順に順位付けを行う(ステップS507)。そして、上位n位(例えば、3)に対応する周辺情報を提示対象として決定し(ステップS508)、図13の周辺情報・提供処理に戻る。ここでは、提示対象情報バッファ144に格納されている周辺情報のうち、決定されたもの(以下、「提示対象情報」とする)を残し他を削除する。
【0084】
次に、ページ作成部164は、ステップS402で位置関連情報バッファ142に格納した地図画像情報を取得する(ステップS405)。さらに、位置関連情報バッファ142に格納されている現在位置情報、提示対象情報バッファ144に格納されている提示対象情報、および、ステップS405で取得した地図画像情報を合成した画像情報(すなわち、地図上にユーザの現在位置と各対象の位置が示された画像情報)と、提示対象となる周辺情報(テキストによる連絡情報や特記情報など)とを示す情報(以下、「提示周辺情報」とする)を作成し、通信制御部150を介して端末装置200に送信する(ステップS406)。
【0085】
端末装置200では、図15に示すように、情報提供サーバ100から受信した提示周辺情報が表示部に表示される。なお、提示された周辺情報に、電子メールアドレスやURLなどが含まれている場合は、これらへのリンクにより、電子メールの送信やウェブページへアクセスできるものとする。
【0086】
情報提供サーバ100の位置情報処理部162は、位置関連情報バッファ142に随時蓄積される端末装置200の現在位置情報に基づいて、ユーザの移動が所定範囲内であるか否かを判別する(ステップS206)。所定範囲は任意であるが、例えば、前回設定した基準現在位置を中心とする行動範囲内としてもよい。この場合の判別の方法としては、例えば、位置関連情報バッファ142に格納されている最新の現在位置情報に基づくユーザの現在位置と、基準現在位置情報に示される基準現在位置(すなわち、周辺情報提供処理開始当初のユーザの位置)との間の距離が、ステップS302で算出した行動半径距離以内であるか否かで判別する。
【0087】
また、行動半径以外の任意の距離を設定してもよい。この場合、現在位置と基準現在位置との距離が設定した距離となったか否かを判別する方法の他、例えば、基準現在位置を中心に、行動半径を半径とした円(以下、「基準行動範囲」とする)を演算して記憶するとともに、随時取得される現在位置情報に示される現在位置を中心とした同様の円(以下、「現在行動範囲」とする)を随時演算し、基準行動範囲と現在行動範囲とが重なる部分の面積が所定値以下となったか否かで判別してもよい。
【0088】
以上のように設定された範囲内にユーザがいる場合(ステップS206:Yes)は、端末200からサービスの終了を要求する情報が受信されるまでステップS406で提示した周辺情報を提示する(ステップS207:No)。
【0089】
一方、上記設定された範囲外にユーザが移動した場合(ステップS206:No)は、ステップS400の周辺情報取得・提供処理を再度実行する。すなわち、基準現在位置を、最新の現在位置情報に基づく現在位置に更新し、当該基準現在位置と算出された行動半径とに基づいて、あらたな周辺情報を選出して提示する。
【0090】
端末装置200からサービスの終了を要求する情報を受信した場合(ステップS207:Yes)は、情報提供サーバ100は、周辺情報提供処理を終了する。
【0091】
以上説明したように、本発明の実施の形態にかかる周辺情報提供システム1によれば、ユーザの属性(年齢および性別)にしたがって、ユーザ毎に行動範囲を設定し、この行動範囲内に該当する周辺情報を選出して提示するので、各ユーザに最適化された周辺情報を提示することができる。
【0092】
また、行動範囲内に該当する周辺情報のうち、ユーザからの距離に基づいた優先度を決定して提示するので、行動範囲の中でも、よりユーザに近い対象を示す周辺情報を提示することができ、より最適化された情報提供が実現できる。
【0093】
さらに、予めユーザの嗜好動向に関する情報を登録しておくことで、ユーザの関心が高い対象を示す周辺情報を優先的に提示することができ、ユーザに最適化された情報を提供することができる。この場合、対象とユーザとの距離を嗜好度合に基づいて仮想的に増減させる処理を行うことで優先度を決定するため、各周辺情報に予めユーザ情報を付加させておく必要がない。すなわち、ユーザ登録時のアンケート回答に基づく評価値情報をユーザ情報に対応付けて一元的に記録しておくだけですべての周辺情報についての優先度を決定することができる。このため、周辺情報の情報量過多を防止するとともに、煩雑な処理(関心のあるカテゴリに対応するすべての周辺情報にユーザ情報を関連づける、など)が不要となり、効率的な情報提供処理が可能となる。
【0094】
なお、上記実施の形態では、周辺情報に示される対象が行動範囲内であるか否かを、当該対象と基準現在位置との距離に基づいて判別したが、任意の判別方法が適用可能である。例えば、基準現在位置を中心に行動範囲を半径とした円を演算し、さらに当該円の円周部の各座標を演算する。そして、対象となる周辺情報に記録されている位置情報(座標情報)に基づき、当該周辺情報に示される対象が上記円内にあるか否かを判別することで、行動範囲内にあるか否かを判別することができる。
【0095】
上記実施の形態では、行動範囲内に該当する周辺情報を優先度(ユーザとの距離)に基づいて順位付けし、上位n位の周辺情報を選出して提示したが、優先度に基づいた提示方法は任意のものが採用可能である。例えば、順位に基づいて、所定数毎の周辺情報を時間差で提示(すなわち、ユーザから近い順に1〜n位までの周辺情報を一旦表示させ、所定時間経過後(n+1)〜m位までの周辺情報を切替表示させる、など)するようにしてもよい。この場合、ユーザからの指示に応じて表示切り替えしてもよい。あるいは、行動範囲内に該当する周辺情報はすべて提示するが、上位n位までの周辺情報は他の情報と差別化されて提示(強調色表示、点滅表示、など)されるようにしてもよい。
【0096】
また、提示情報数nを端末装置200の表示能力等に基づいて決定してもよい。この場合、例えば、情報提供サーバ100に、本発明にかかる実施の形態における端末装置200として使用可能な種々の装置についての性能情報を予め蓄積しておくとともに、各ユーザが使用している端末装置200の機種名などを示す情報を属性情報に対応付けて登録しておく。そして、アクセスしてきたユーザが特定された時に、性能情報を参照し、当該ユーザが使用している端末装置200の、例えば、表示画面の大きさや解像度などの情報に基づいて、当該表示画面での表示に適した提示情報数nを設定するようにすることができる。あるいは、ユーザが所望する数を提示情報数nとして予め登録しておいてもよい。
【0097】
上記実施の形態では、提示対象となった周辺情報を示す画像情報等を提示したが、周辺情報の内容等をユーザに伝達可能であれば、情報の形態は任意である。例えば、周辺情報の内容や位置を示す音声情報を合成するなどして、音声によりユーザに通知するようにしてもよい。さらに、カーナビゲーションシステムなどで用いられている経路誘導手法などと組み合わせることにより、現在位置から提示された対象までユーザを誘導するようにしてもよい。
【0098】
上記実施の形態では、端末装置200がGPSなどの位置検出機能を備える構成とし、これにより得られる位置情報を情報提供サーバ100に送信する構成としたが、端末装置200(ユーザ)の位置を示す情報が情報提供サーバ100に伝達可能であれば、その方法は任意である。例えば、周辺のランドマーク等を示す情報(例えば、建物名など)や番地情報などを端末装置200に入力して情報提供サーバ100に送信することにより、情報提供サーバ100がユーザの現在位置を特定するようにしてもよい。
【0099】
また、上記実施の形態では、端末装置200の現在位置情報を随時取得することで、ユーザの移動距離の把握に用いたが、例えば、最新現在位置と、提示した周辺情報に示される対象の位置とが一致したか否かを判別することにより、ユーザが提示された対象に到達したことを検知するようにしてもよい。そして、この検知に基づいて、例えば、提示した周辺情報のうちどのような対象に赴く傾向にあるか、などの情報を収集してもよい。あるいは、提示した対象に到達したことを契機に付加情報を提示するようにしてもよい。例えば、ユーザが店舗に到着したことを契機に、当該店舗に提示することで割引などのサービスを受けることができる画面を送信するようにしてもよい。または、周辺情報の情報提供者との契約などにより、本周辺情報提供システム1の利用者による来客数をカウントし、当該情報提供者に提供してもよい。
【0100】
上記実施の形態における情報提供サーバ100は、本発明にかかるプログラムを実行可能であれば、任意のコンピュータ装置を用いることができる。この場合、上述の各処理を実行するためのプログラムを格納した媒体(フレキシブルディスク、CD−ROMなど)から当該プログラムをコンピュータ装置にインストールすることにより、上述の処理を実行する情報提供サーバ100を構成することができる。
【0101】
この場合、コンピュータにプログラムを供給するための手段は任意である。例えば、プログラムを搬送波に重畳させ、通信回線、通信ネットワーク、通信システムなどを介して供給してもよい。このように供給されたプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行することができる。
【0102】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザの嗜好項目毎にユーザの評価値に従ってユーザに最適化された周辺情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる周辺情報提供システムの構成を示す図である。
【図2】図1に示す情報提供サーバの構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示される補助記憶装置の構成を示す図であり、(a)はユーザ関連情報データベース部の構成を示し、(b)は地図情報データベース部の構成を示す。
【図4】図3(a)に示すユーザ関連情報データベース部の各構成に記録される情報の例を示す図であり、(a)は属性情報データベースに記録される情報の例を示し、(b)は嗜好項目データベースに記録される情報の例を示し、(c)は属性−嗜好対応表に記録される情報の例を示す。
【図5】図3(a)に示すユーザ関連情報データベース部の各構成に記録される情報の例を示す他の図であり、(a)はユーザ別嗜好評価情報データベースに記録される情報の例を示し、(b)は属性−係数対応表に記録される情報の例を示し、(c)は嗜好−係数対応表に記録される情報の例を示す。
【図6】図3(b)に示す地図情報データベース部の各構成に記録される情報の例を示す図であり、(a)は対象エリア決定テーブルに記録される情報の例を示し、(b)は地図情報データベースに記録される情報の例を示す。
【図7】図2に示す周辺情報データベースに記録される情報の例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態にかかるユーザ登録処理を説明されるフローチャートである。
【図9】図8に示すユーザ登録処理で送信される画面の表示例を示す図であり、(a)はユーザ登録画面の表示例を示し、(b)はアンケートページの表示例を示す。
【図10】本発明の実施の形態にかかる周辺情報提供処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】図10に示す周辺情報提供処理で送信されるユーザ認証ページの表示例を示す図である。
【図12】図10に示す周辺情報提供処理で実行される行動範囲算出処理を説明するためのフローチャートである。
【図13】図10に示す周辺情報提供処理で実行される周辺情報取得・提供処理を説明するためのフローチャートである。
【図14】図10に示す周辺情報提供処理で実行される提示情報決定処理を説明するためのフローチャートである。
【図15】図13に示す周辺情報取得・提供処理で送信される提示周辺情報の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…周辺情報提供システム、100…情報提供サーバ、200…端末装置

Claims (4)

  1. 携帯端末装置に、該携帯端末装置の周辺情報を提供するための情報提供システムであって、
    前記携帯端末装置の使用者に関し、使用者の属性を示す属性情報を記録するとともに、当該携帯端末装置より入力された使用者の嗜好を示す嗜好項目に対する使用者の評価値を含む嗜好情報を取得して記録する使用者情報記録手段と、
    提供対象となる前記嗜好項目別に分類された提供情報と当該提供情報に関する位置情報とを対応付けて記録する提供情報記録手段と、
    前記携帯端末装置の現在位置を示す端末位置情報を、通信ネットワークを介して該携帯端末装置から順次取得する位置情報取得手段と、
    前記提供情報記録手段に記録された位置情報と前記位置情報取得手段が取得した端末位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置と前記嗜好項目に関する各提供情報に示される対象との距離を求め、求めた距離を前記使用者の評価値により増減させて距離情報として算出する距離算出手段と、
    前記距離算出手段により算出された前記距離情報に応じた提供情報を前記提供情報記録手段から選択して取得する提供情報取得手段と、
    前記提供情報取得手段が取得した提供情報を、前記通信ネットワークを介して前記携帯端末装置に提供する情報提供手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  2. 携帯端末装置に、該携帯端末装置の周辺情報を提供するための情報提供方法であって、
    前記携帯端末装置の使用者に関し、使用者の属性を示す属性情報を記録するとともに、当該携帯端末装置より入力された使用者の嗜好を示す嗜好項目に対する使用者の評価値を含む嗜好情報を取得して記録する使用者情報記録ステップと、
    提供対象となる前記嗜好項目別に分類された提供情報と当該提供情報に関する位置情報とを対応付けて記録する提供情報記録ステップと、
    前記携帯端末装置の現在位置を示す端末位置情報を、通信ネットワークを介して該携帯端末装置から順次取得する位置情報取得ステップと、
    前記提供情報記録ステップで記録された位置情報と前記位置情報取得ステップで取得した端末位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置と前記嗜好項目に関する各提供情報に示される対象との距離を求め、求めた距離を前記使用者の評価値により増減させて距離情報として算出する距離算出ステップと、
    前記距離算出ステップで算出された前記距離情報に応じた提供情報を、前記提供情報記録ステップで記録された前記提供情報から選択して取得する提供情報取得ステップと、
    前記提供情報取得ステップで取得した提供情報を、前記通信ネットワークを介して前記携帯端末装置に提供する情報提供ステップと、
    を備えることを特徴とする情報提供方法。
  3. 携帯端末装置に、該携帯端末装置の周辺情報を提供するための情報提供装置であって、
    前記携帯端末装置の使用者に関し、使用者の属性を示す属性情報を記録するとともに、当該携帯端末装置より入力された使用者の嗜好を示す嗜好項目に対する使用者の評価値を含む嗜好情報を取得して記録する使用者情報記録手段と、
    提供対象となる前記嗜好項目別に分類された提供情報と当該提供情報に関する位置情報とを対応付けて記録する提供情報記録手段と、
    前記携帯端末装置の現在位置を示す端末位置情報を、通信ネットワークを介して該携帯端末装置から順次取得する位置情報取得手段と、
    前記提供情報記録手段に記録された位置情報と前記位置情報取得手段が取得した端末位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置と前記嗜好項目に関する各提供情報に示される対象との距離を求め、求めた距離を前記使用者の評価値により増減させて距離情報として算 出する距離算出手段と、
    前記距離算出手段により算出された前記距離情報に応じた提供情報を前記提供情報記録手段から選択して取得する提供情報取得手段と、
    前記提供情報取得手段が取得した提供情報を、前記通信ネットワークを介して前記携帯端末装置に提供する情報提供手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供装置。
  4. コンピュータを、
    前記携帯端末装置の使用者に関し、使用者の属性を示す属性情報を記録するとともに、当該携帯端末装置より入力された使用者の嗜好を示す嗜好項目に対する使用者の評価値を含む嗜好情報を取得して記録する使用者情報記録手段、
    提供対象となる前記嗜好項目別に分類された提供情報と当該提供情報に関する位置情報とを対応付けて記録する提供情報記録手段、
    前記携帯端末装置の現在位置を示す端末位置情報を、通信ネットワークを介して該携帯端末装置から順次取得する位置情報取得手段、
    前記提供情報記録手段に記録された位置情報と前記位置情報取得手段が取得した端末位置情報とに基づいて、前記携帯端末装置と前記嗜好項目に関する各提供情報に示される対象との距離を求め、求めた距離を前記使用者の評価値により増減させて距離情報として算出する距離算出手段、
    前記距離算出手段により算出された前記距離情報に応じた提供情報を前記提供情報記録手段から選択して取得する提供情報取得手段、
    前記提供情報取得手段が取得した提供情報を、前記通信ネットワークを介して前記携帯端末装置に提供する情報提供手段、
    として機能させるためのプログラム。
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