JP2008176406A - 情報管理装置および情報照会装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンタクトを取るのに望ましい相手に、手軽で、安全に、また、確実に出会えるようにすることが可能な情報管理装置および情報照会装置を提供する。
【解決手段】外部の携帯端末装置1から、時刻情報と位置情報からなる時場情報を受信して、照会要求者甲と他人乙との位置の間隔が予め定められている距離以内で、かつ各時刻情報で示される時刻の間隔が予め定められている時間以上である場合には、当該他人乙の識別情報および個人情報のうち、少なくとも一つの情報を当該照会要求者甲の携帯端末装置1aに送信する通信部35を備えている。
【選択図】図17

Description

本発明は、情報管理装置および情報照会装置に関する。
人間にはもともと社会への帰属欲求があり、それを満たすものとして、従来、人間同士の様々な出会いを促進する各種のサイトがネットワーク上に構築されている。
しかし、相手がどのような人物であるか分からない場合に他人とコンタクトを取るのは非常に危険性が高く、安心して使用できるものではなかった。
そこで、近年では、いわゆるソーシャルネットワーキングサイト(SNS)のように、相手がどのような人物か分からない者同士の出会いを促進するサイトを構築する場合には、サイトに参加する際に必ず会員等の紹介状を必要とする等の仕組みを設けている。
しかし、このように紹介状のある者しかサイトに参加できないとすると、紹介状を入手できない人は、このようなサイト上で他人と知り合うことについては無縁となり、サイト上で他人と知り合うためにはリスクを伴う紹介サイトを使用するしかなかった。
ところで、全く接点のない者同士を紹介しても望ましい相手と知り合える可能性は低い。これに対して、例えば、同時刻に近接した場所に集まっていた者同士は、行動パターンや趣味等が近い者同士である可能性が高い。そこで、望ましい相手と知り合えるサイトにするためには、同時刻に近接した場所に集まっていた者同士の出会いを促進するできることが好ましい。
この点、近年GPSを搭載した携帯通信装置が、広く用いられており、GPSによる位置情報サービスにより、接近距離未満になったときに音を鳴らしてユーザに知らせる携帯通信装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−232947号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、単に特定の人が接近距離未満になったときにユーザに知らせるものであり、新たな他人との出会いの機会を提供するものではなかった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、コンタクトを取るのに望ましい相手に、手軽で、安全に、また、確実に出会えるようにすることが可能な情報管理装置および情報照会装置を提供することを目的としている。
このような問題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
外部の情報照会装置から、時刻情報と位置情報とからなる時場情報を受信する受信手段と、
この受信手段により受信された、少なくとも2つの時場情報のうち各位置情報で示される位置の間隔が予め定められている距離以内で、かつ各時刻情報で示される時刻の間隔が予め定められている時間以上であるか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により、各位置情報で示される位置の間隔が一定距離以内で、かつ各時刻情報で示される時刻の間隔が一定時間以上であると判断されたことを条件として、前記携帯端末のうちの少なくとも一つに、前記時場情報に対応する識別情報および個人情報のうち、少なくとも一つの情報を送信する送信手段と、
を備えていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報管理装置において、
前記判断手段は、各位置情報で示される位置の間隔が予め定められている距離以内で、かつ各時刻情報で示される時刻の間隔が予め定められている時間以上継続していたか否かを判断するものであり、
前記送信手段は、この判断手段により、各位置情報で示される位置の間隔が一定距離以内で、かつ各時刻情報で示される時刻の間隔が一定時間以上継続していたと判断されたことを条件として、前記携帯端末のうちの少なくとも一つに、前記時場情報に対応する識別情報および個人情報のうち、少なくとも一つの情報を送信するものであることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の情報管理装置において、
前記判断手段は、一定期間内において、各位置情報で示される位置の間隔が予め定められている距離以内である時間が予め定められている時間以上累積したか否かを判断するものであり、
前記送信手段は、この判断手段により、各位置情報で示される位置の間隔が一定距離以内である時間が一定時間以上累積したと判断されたことを条件として、前記携帯端末のうちの少なくとも一つに、前記時場情報に対応する識別情報および個人情報のうち、少なくとも一つの情報を送信するものであることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報管理装置において、
前記位置の間隔および前記時刻の間隔のうち少なくとも一方に関する条件を受信する条件受信手段をさらに備え、
前記判断手段は、前記条件受信手段により受信された条件に従って、各位置情報で示される位置の間隔が予め定められている距離以内で、かつ各時刻情報で示される時刻の間隔が予め定められている時間以上であるか否かを判断するものであることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報管理装置において、
前記時刻の間隔の長さを緩和又は制限する条件を設定する時間条件変更手段をさらに備え、
前記判断手段は、前記時間条件変更手段により設定された条件に従って、各時刻情報で示される時刻の間隔が予め定められている時間以上であるか否かを判断するものであることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報管理装置において、
前記位置の間隔の長さを緩和又は制限する条件を設定する位置条件変更手段をさらに備え、
前記判断手段は、前記位置条件変更手段により設定された条件に従って、各位置情報で示される位置の間隔が予め定められている距離以内であるか否かを判断するものであることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、
情報の照会を求める複数の情報照会装置との間で通信を行う情報管理装置において、
前記複数の情報照会装置からの照会要求を受信する照会要求受信手段と、
時刻情報と当該時刻情報に関連付けられた位置情報とから構成される時場情報と、識別情報および個人情報のうち少なくとも一つの情報を含む個別情報と、を前記複数の情報照会装置からそれぞれ受信する時場情報受信手段と、
この時場情報受信手段によって受信された時場情報と個別情報とを対応付けた個人時場情報を複数記憶する情報記憶手段と、
この情報記憶手段に記憶された複数の個人時場情報の中から、前記照会要求受信手段により受信された照会要求に関係する個別情報と対応する時刻情報で示される時刻と同じ時刻で、かつ、前記受信された照会要求に関係する個別情報と対応する位置情報で示される位置から予め定められている距離以内に位置している位置情報に係る個人時場情報を抽出する抽出手段と、
この抽出手段で抽出された個人時場情報に含まれている個別情報の全部又は一部を前記照会要求受信手段により受信された照会要求に係る情報照会装置に送信する情報送信手段と、
を備えていることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、
時刻情報と位置情報とを取得する取得手段と、
この取得手段により取得された時刻情報と位置情報とからなる時場情報を外部の情報管理装置に送信する第1の送信手段と、
この第1の送信手段により前記時場情報を外部の情報管理装置に送信した後に、当該外部の情報管理装置から、識別情報および個人情報のうち、少なくとも一つの情報を受信する第1の受信手段と、
この第1の受信手段によって受信した少なくとも一つの情報に関係した照会情報を要求する照会情報要求を送信する第2の送信手段と、
この第2の送信手段により照会情報要求を送信した後に、前記外部の情報管理装置から前記少なくとも一つの情報に関係した照会情報を受信する第2の受信手段と、
を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、時刻情報と位置情報からなる時場情報に基づいて、ユーザ(照会要求者)と同時刻に所定距離以内に位置していた近接時間が所定時間以上であるか又は所定時間を超えている者がいる場合には、その者の個人情報の全部又は一部を照会要求者に送信するので、ユーザは、コンタクトを取るのに望ましい相手に、手軽で、安全に、また、確実に出会う機会を得ることができるとの効果を奏する。
また、本発明によれば、時刻情報と位置情報とを取得し、この取得された時刻情報と位置情報とからなる時場情報を外部の情報管理装置に送信し、この時場情報を外部の情報管理装置に送信した後に、当該外部の情報管理装置から、識別情報および個人情報のうち、少なくとも一つの情報を受信することができるばかりでなく、この受信した少なくとも一つの情報に関係した照会情報を要求する照会情報要求を送信すると、この照会情報要求を送信した後に、前記外部の情報管理装置から前記少なくとも一つの情報に関係した照会情報を受信することができる。この結果、受信した照会情報を通じて、取得された時刻情報と位置情報とからなる時場情報に対応する有益な情報を迅速かつ確実に入手することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。尚、本発明を適用可能な実施形態がこれに限定されるものではない。
[第1実施形態]
先ず、図1から図21を参照しつつ、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報照会装置としての携帯端末装置と情報管理装置としてのサーバとを備えるシステムの概略構成図である。
携帯端末装置1a,1bは、情報管理装置としてのサーバに対して情報の照会を求める情報照会装置であり、例えば携帯電話等である。携帯端末装置1a,1bは、通信機能を備え、ネットワーク2に接続された他の装置にデータ処理を依頼して、その結果を受け取って表示することができるものである。携帯端末装置1a,1bは、最寄りの基地局を介して無線でデータを送受信する方式、通信機能を持った装置(光リンクユニット)との間でIr(赤外線)通信などでデータを送受信する方式、または有線でデータを送受信する方式でネットワーク2に接続される。
ネットワーク2には、サーバ3が接続されている。サーバ3は、情報照会装置である携帯端末装置1a,1bとの間で通信可能な情報管理装置であり、携帯端末装置1a,1bから転送されてくる依頼に従ってデータ処理を実行する。サーバ3は、処理結果を所定の端末(主に、処理依頼を発行した携帯端末装置1a,1b)に転送したり、あるいはその処理結果をサーバ3内に蓄積する。なお、ネットワーク2には、他にも多数の端末装置(例えば、図示しないPC(Personal Computer)等)が接続されており、サーバ3は、これら他の端末装置からもアクセス可能である。なお、本実施形態においては、ネットワーク2に携帯端末装置1が2つ接続されている場合を図示したが、ネットワーク2に接続される携帯端末装置1の数は特に限定されない。
本実施形態に係る携帯端末装置1a,1bの構成を図2に示す。
図2に示すように、携帯端末装置1a,1bは、アンテナ5、デュプレクサ6、受信部7、送信部8、時計部9、表示部10、操作部11、データ記憶部12、ROM(Read Only Memory)13、RAM(Random Access Memory)14を備えている。また、本実施形態に係る携帯端末装置1は、GPS(Global Positioning System)を搭載しており、GPS信号を受信するGPSアンテナ15と、GPS信号を処理するGPS処理部16とを備えている。また、携帯端末装置1a,1bは、図示しないCPU(Central Processing Unit)等から構成され、携帯端末装置1a,1bの各構成部を制御する制御部20を備えている。
アンテナ5より受信された受信信号は、デュプレクサ6により送信信号と分波されて受信部7に送られる。受信部7は、受信した信号について復調処理を行う。受信部7によって処理された受信信号は、制御部20に送られる。
本実施形態において、受信部7は、外部の情報管理装置であるサーバ3から送信された他のユーザの個別情報(識別情報および個人情報のうち、少なくとも一つを含む情報。なお、個別情報については後述する。)の全部又は一部を受信する第1の受信手段として機能する。また、受信部7は、外部の情報管理装置であるサーバ3から前記個別情報に関係した照会情報(後述)が送信されたときに、この照会情報を受信する第2の受信手段として機能する。
また、送信部8には、制御部20から外部に送信する送信信号が送られるようになっており、送信部8は、送られた信号を送信用の所定の形態に変換する。送信部8により変換された送信信号はデュプレクサ6に送られ、デュプレクサ6は、当該送信信号をアンテナ5に送る。アンテナ5は、デュプレクサ6から送られた送信信号を外部に無線送信する。
本実施形態において、送信部8は、後述する時場情報を外部の情報管理装置であるサーバ3等に送信する第1の送信手段として機能する。なお、送信部8は、時場情報をサーバ3等に送信する際、当該携帯端末装置1のユーザを識別するための識別情報を時場情報に対応付けて送信するようになっている。また、送信部8は、他のユーザの個別情報をサーバ3等から受信した後、この個別情報に関係した照会情報を要求する照会情報要求をサーバ3に対して送信する第2の送信手段として機能する。また、送信部8は、サーバ3において他人との照会を行う際の照会条件を送信する。
GPSアンテナ15は、GPS衛星から送信されるGPS信号を受信する無指向性のアンテナである。ここで、GPS信号とは、GPS衛星から送信される無線信号のことであり、GPS情報(例えば、緯度データ、経度データ)、時分秒情報を含んでいる。GPSアンテナ15を介して受信されたGPS信号はGPS処理部16に送られる。
GPS処理部16は、送られたGPS信号を携帯端末装置1a,1bの内部で処理できるデータ形式に変換するGPS信号処理を行い、制御部20に送るようになっている。なお、GPS信号を所定のデータ形式に変換するGPS信号処理は公知の処理であるので、GPS信号処理の具体的内容についてはその説明を省略する。
また、時計部9は、図示しない発振回路部から入力される信号を計数して、内部時刻等を得るものである。そして当該内部時刻を制御部20に出力する。ここで、内部時刻とは、時計部9で計時される現在時刻のことをいう。
なお、時計部9は、GPSの情報に基づいて内部時刻を修正するようになっていることが好ましい。この場合、例えば時計部9は、GPSアンテナ15によって受信されるGPS信号に含まれている時分秒情報を、制御部20を介して取得し、取得した時分秒情報で示される時分秒と内部時刻の時分秒との時間差を算出する。そして、算出された差分に基づいて内部時刻を修正するようになっている。これにより、時計部9は、常に正確な時刻を取得することができるようになっている。なお、内部時刻を修正する手法はここに示したものに限定されない。例えば、ネットワーク2を介して正確な時刻情報を得て、これに基づいて内部時刻を修正するようになっていてもよい。
なお、その他の時計部9の構成は公知のものであるため、その説明を省略する。
また、表示部10は、小型液晶ディスプレイ等により構成され、例えば時計部9で計時する内部時刻や、サーバ3から送信される情報画面等をデジタル表示する。
操作部11は、携帯端末装置1a,1bに各種機能を実行させるためのキー、操作ボタン等(図示せず)を備えて構成される。なお、操作部11の構成は、ここに示したものに限定されない。これらのキー、ボタン等が操作されたときには、各操作に対応する操作信号が制御部20に出力される。
データ記憶部12は、情報を書き換え可能に記憶するメモリである。データ記憶部12には、制御部20によって生成されたユーザの位置(場所)情報および当該位置(場所)にいた時刻を示す時刻情報(以下、時刻情報と当該時刻情報に関連付けられた位置情報とから構成される情報を「時場情報」と称する。)が時系列的に蓄積され、記憶される。時場情報のうち、位置情報は、例えば緯度をx、経度をyとした場合に、ユーザの位置をx,y座標で表したものである。
本実施形態においては、時場情報は、過去1ヶ月に遡って保存されており、1ヶ月を経過した情報は、順次自動的に消去されるようになっている。
なお、データ記憶部12がどの程度の期間の時場情報を記憶しているかは、特に限定されない。例えば、1ヶ月以上経過した情報であってもユーザが消去の操作を行わない限り、メモリ容量として許容される限り、時場情報を蓄積するようにしてもよい。この場合、時場情報がメモリ容量を超える場合には、例えば表示部にメッセージを表示させる等により、ユーザに過去の時場情報を消去するよう促すようにしてもよい。
また、データ記憶部12に蓄積された時場情報をサーバ3等の外部機器に送信すると、データ記憶部12に蓄積されていた時場情報がリセットされるようにしてもよい。また、時場情報をサーバ3等に送信した場合に、データ記憶部12に蓄積されている時場情報をリセットするか否かをユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
ROM13は、情報を読み込み可能に記憶するメモリである。特に本実施形態においてROM13には、携帯端末装置1a,1bの内部時刻を修正するための時刻修正プログラムと、時場情報を生成するための時場情報生成プログラムが格納されている。
RAM14は、各種情報を格納する揮発性のメモリであり、各種プログラム、データを展開するワークエリアを有する。
次に、制御部20は、図示しないCPU等によって構成されており、制御部20は、ROM13に記憶されているシステムプログラムおよび各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM14に展開し、RAM14に展開されたプログラムとの協働により、各種処理を実行する。
具体的には、制御部20は、時刻修正プログラムとの協働により、GPSアンテナ15によって受信されたGPS信号を取得して、前述のようにGPS信号に含まれている時分秒情報を時計部9に送る。そして、時計部9を動作させてGPSの時分秒情報で示される時分秒と内部時刻の時分秒との時間差を算出させ、算出された差分に基づいて内部時刻を修正するように時計部9を制御する。
また、制御部20は、GPS信号に基づくユーザの位置情報および時計部9の内部時刻の情報を取得する取得手段として機能する。そして、制御部20は、時場情報生成プログラムとの協働により、GPS処理部16から送られるGPS信号および時計部9の内部時刻の情報に基づいて、ユーザの位置情報と時刻情報とを対応付け、ユーザが、何時、何処にいたかを示す時場情報を生成する時場情報生成処理を行う時場情報生成手段として機能する。
図3は、制御部20によって生成される時場情報の一例を示したものである。図3に示すように、時場情報は、GPS信号に含まれるGPS情報に基づいて確定されるユーザの位置(場所)が、当該位置にいた年月日および時刻と対応付けられて、1秒単位で記録されたものである。生成された時場情報は、データ記憶部12に格納される。
次に、本実施形態に係るサーバ3の構成例を図4に示す。
図4に示すように、サーバ3は、CPU(Central Processing Unit)31、プログラム記憶部32、データ記憶部33、RAM(Random Access Memory)34、通信部35等を備えて構成されるコンピュータである。
プログラム記憶部32は、情報を読み込み可能に記憶するメモリである。本実施形態において、プログラム記憶部32には、複数人の時場情報を比較して近接者照会処理を行うための近接者照会処理プログラム36、近接者照会処理の結果を適宜ユーザに提供する情報提供処理プログラム37等の各種プログラムが格納されている。また、プログラム記憶部32には、後述するマッチング適正化フィルタ38が格納されている。
通信部35は、ネットワーク2に接続された携帯端末装置1a,1b(外部の情報照会装置)等の外部装置から送信される信号を受信するとともに、適宜外部装置に対して信号を送信する。
本実施形態においては、通信部35は、携帯端末装置1a,1bからの時場情報を受信する受信手段(時場情報受信手段)として機能する。なお、前述のように、携帯端末装置1a,1bから送信される時場情報には当該時場情報に対応するユーザを識別するための識別情報(後述)が対応付けられており、通信部35は時場情報と識別情報とが対応付けられた状態で各携帯端末装置1a,1bから情報を受信する。また、携帯端末装置1a,1bから送信される照会条件(後述する「位置の間隔」および「時刻の間隔」のうち少なくとも一方に関する条件)を受信する条件受信手段として機能する。
本実施形態においては、上記携帯端末装置1a,1bからユーザの個別情報や時場情報、照会条件等が通信部35を介してサーバ3に送信されるようになっている。また、サーバ3は、後述する近接者照会処理において所定の照会条件に合致すると判断された他のユーザのID等、ユーザを識別する識別情報およびユーザのプロフィール等の個人情報(ユーザの識別情報およびユーザの個人情報のうち少なくとも一つを含む情報を、以下「個別情報」と称する。)等、近接者照会処理の処理結果を通信部35を介して適宜ユーザ(照会要求者)の携帯端末装置1a,1b等の外部装置に送信する。このように、通信部35は、照会条件に合致すると判断された他のユーザの個別情報の全部又は一部(識別情報およびプロフィール(個人情報)のうち少なくとも一つ)を照会要求者であるユーザの情報照会装置である携帯端末装置1a,1bに送信する送信手段(情報送信手段)として機能する。さらに、通信部35は、サーバ3等から送信された個別情報を受信した携帯端末装置1a,1bから、当該個別情報に関係する照会情報を要求する照会情報要求が送信されたときに、この照会情報要求を受信する照会要求受信手段として機能する。
また、受信した照会情報要求に対応する照会情報を当該照会情報要求を送信した送信元の携帯端末装置1a,1bに対して送信する。ここで、照会情報とは、ユーザのメールアドレスやホームページアドレス等、ユーザに対して連絡を取る際に必要となる情報である。照会情報は、例えば、後述するように、本サイトを利用するユーザがプロフィールを登録する際にプロフィールの一部としてサーバに登録される。
また、データ記憶部33は、情報を書き換え可能に記憶するメモリであり、本実施形態においては、データ記憶部33には、近接者照会処理を行う際に必要となる各種のデータや、情報提供処理を行う際に必要となるユーザのID等、ユーザを識別する識別情報等が記憶されている。
また、データ記憶部33には、通信部35を介して携帯端末装置1a,1b等の外部機器から送信される時場情報が時系列にしたがって記憶されている。時場情報は、ユーザの個別情報と対応付けられて記憶されており、各ユーザごとに個別に記憶、管理されている。
なお、時場情報と個別情報とを対応付けたものを、以下「個人時場情報」と称する。
このように、データ記憶部33は、時場情報と、個人情報とを対応付けた個人時場情報を複数人分記憶可能な情報記憶手段として機能する。
データ記憶部33に記憶される個人時場情報は、例えば各ユーザについて、直近の1ヶ月分であり、携帯端末装置1a,1b等の外部機器から新たな時場情報が送信される度に順次自動的に更新され、古い情報は消去されるようになっている。また、個別情報についても、携帯端末装置1a,1b等の外部機器から新たな情報が送信されると、随時その内容が更新される。
なお、データ記憶部33がどの程度の期間の時場情報を記憶しているかは、特に限定されない。例えば、ユーザが消去の操作を行わない限り、メモリ容量として許容される限り、過去の履歴として時場情報を蓄積するようにしてもよい。
RAM34は、各種情報を格納する揮発性のメモリであり、各種プログラム、データを展開するワークエリアを有している。本実施形態においては、RAM34は、少なくとも第1のワークエリア34a、第2のワークエリア34b、第3のワークエリア34cおよび表示用データエリア34dを有する。
CPU31は、プログラム記憶部32に記憶されているシステムプログラムおよび各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM34に展開し、RAM34に展開されたプログラムとの協働により、各種処理を実行する。
具体的には、CPU31は、近接者照会処理プログラム36との協働により、あるユーザについて、照会条件に合致する他のユーザがいるか否かを判断する近接者照会処理(後述)を行う。
近接者照会処理とは、照会要求者であるユーザの時場情報と、情報記憶手段に記憶された他のユーザの時場情報とに基づいて、当該照会要求者であるユーザと当該他のユーザとが同時刻に所定距離以内に位置していた時刻の間隔が所定時間以上であるか又は所定時間を超えているかを判断し、これによって、当該照会要求者と当該他人とのマッチング(照会条件に合致するか否か)を判定し、当該他人の個別情報を当該照会要求者の携帯端末装置1に送信すべきか否かを判断するものである。
本実施形態においては、CPU31は、少なくとも2つの時場情報のうち各位置情報で示される位置の間隔が予め定められている距離(一定距離)以内で、かつ各時刻情報で示される時刻の間隔が予め定められている時間(一定時間)以上であるか否かを判断する判断手段として機能する。本実施形態においてCPU31は、位置の間隔が予め定められている距離(一定距離)以内である時間が予め定められている時間(一定時間)以上継続している場合に、照会条件に合致したと判断するようになっている。
なお、位置の間隔について「予め定められている距離(一定距離)」をどの程度の距離とするかという位置に関する照会条件を以下「位置条件」とし、時刻の間隔について「予め定められている時間(一定時間)」をどの程度の時間とするかという時間に関する照会条件を以下「時間条件」とする。これら「位置条件」および「時間条件」は、後述するように、表示部10の照会条件設定画面140(図12参照)から設定することができる。
さらに、CPU31は、データ記憶部33に記憶されている複数の個人時場情報の中から、照会要求者であるユーザの個別情報に対応する時場情報との関係において、「位置条件」および「時間条件」に合致する(すなわち、位置の間隔について「予め定められている距離(一定距離)」以内であり、かつ、時刻の間隔について「予め定められている時間(一定時間)」以上)である時場情報に係る他人の個人時場情報を抽出する抽出手段として機能する。
また、CPU31は、情報提供処理プログラム37との協働により、近接者照会処理の結果、照会条件に合致すると判断された他のユーザの個別情報の全部又は一部(例えば、識別情報であるユーザのIDのみ)を照会要求者であるユーザの携帯端末装置1a,1bに送信することにより情報を提供する情報提供処理(後述)を行う。
次に、本実施形態における携帯端末装置1a,1bおよびサーバ3の動作について説明する。
まず、本システムにおける処理の前提となる処理として、ユーザの携帯端末装置1a,1bがネットワーク2を介してサーバ3にアクセスし、ユーザの個別情報(識別情報、プロフィール等)をサーバ3に登録する情報登録処理が行われる。
図5から図8は、ユーザの携帯端末装置1a,1bがネットワーク2を介してサーバ3にアクセスした際に携帯端末装置1a,1bの表示部10等に表示される画面の例である。携帯端末装置1a,1bがサーバ3にアクセスすると、図5に示すような、本システムのサイトにログインするためのID等の識別情報およびパスワードを入力するID入力画面100が表示される。なお、識別情報は、ユーザの氏名等でもよいが、本実施形態では、以下、識別情報としてユーザの設定したIDを用いる場合について説明する。
ユーザが既にIDおよびパスワードを登録済みの場合には、ID入力画面100のID入力欄101にIDを入力し、パスワード入力欄102にパスワードを入力する。また、IDおよびパスワードを登録していない場合には、ユーザが画面上のID登録ボタン103を操作することにより、図6に示すようなID登録画面110に移行する。ユーザがID入力欄111に設定したいID(任意の数字、文字等)を入力し、パスワード入力欄112にパスワード(任意の数字、文字等)を入力して、OKボタン113を操作すると、当該ユーザのIDが登録される。ID登録画面110で新たにIDおよびパスワードを登録すると、次に、図7に示すようなユーザの個人情報(プロフィール)をサーバ3に登録するプロフィール登録画面120が表示部10に表示される。
本実施形態において、プロフィール登録画面120には、氏名を入力する氏名欄121、生年月日を入力する生年月日欄122、性別を入力する性別欄123、趣味を入力する趣味入力欄124、自己PR(Public Relations)を入力するPR入力欄125、メールアドレスを入力するメールアドレス入力欄126、ホームページアドレスを入力するホームページアドレス入力欄127等が設けられている。なお、このプロフィール登録画面120で設定されサーバ3に登録される個人情報のうち、ユーザに対して連絡を取るために必要となる情報(例えば、メールアドレスやホームページアドレス等)を「照会情報」とする。
なお、ユーザによってサーバ3に登録される個人情報の項目は、ここに列記したものに限定されるものではない。ここに例示した項目よりも少なくてもよいし、例えばさらに年齢や顔写真等、別の項目が設定されるようになっていてもよい。ユーザがこのプロフィール登録画面120から自己のプロフィールを入力し、OKボタン128を操作するとユーザのプロフィールが、識別情報としてのIDと対応付けられ、識別情報と個人情報とを含む個別情報としてサーバ3のデータ記憶部33に記憶され、サーバ3にユーザの個別情報を登録する情報登録処理が完了する。
なお、プロフィール登録画面において、登録した個人情報のうち、他人に対して開示されたくない情報を指定しておくことができるようにしてもよい。このような指定ができる場合、例えば、メールアドレスが複数ある場合に、サーバ3からの情報提供先としては全てのアドレスが指定されるが、他のユーザに対しては一部のアドレスしか開示されないように指定しておくことができる。
そして、上記のようにIDおよびパスワードをサーバ3に登録後、ID入力画面100において、ユーザが設定したIDおよびパスワードを入力すると、サーバ3から当該ユーザの携帯端末装置1a,1bに、図8に示すような本システムのサイトのメニュー画面130が送信され、表示部10に表示される。
次に、図9を参照しつつ、携帯端末装置1a,1bにおける時場情報生成処理について説明する。
携帯端末装置1a,1bの電源(図示せず)がONとなると(ステップS1)、GPSアンテナ15によって随時GPS信号が受信される(ステップS2)。受信されたGPS信号はGPS処理部16において制御部20で処理できるデータ形式に変換するGPS信号処理が行われ(ステップS3)、制御部20に送られる。制御部20は、GPS処理部16から送られたGPS信号に含まれるGPS情報によりユーザが何処にいたのかをx,y座標で示す位置情報を取得する(ステップS4)。また、制御部20には、時計部9から随時内部時刻の情報を取得するようになっており(ステップS5)、制御部20は、GPS信号によって把握されるユーザの位置情報を、時計部9の内部時刻の情報と対応付けて、ユーザが、何時、何処にいたかを1秒単位で示すユーザの時場情報を生成する(ステップS6)。制御部20によって生成された時場情報は、データ記憶部12に格納され(ステップS7)、本実施形態においては、1ヶ月分の時場情報が時系列的に順次蓄積される。
次に、図10および図11を参照しつつ、携帯端末装置1a,1bとサーバ3との間で行われる処理の流れを説明する。なお、以下においては、近接者照会処理を要求する照会要求者の携帯端末装置を携帯端末装置1aとし、照会要求者からの要求に対する照会対象となる照会対象者の携帯端末装置を携帯端末装置1bとして説明する。
ユーザ(照会要求者)が同時刻に自分と近距離にいた他人を照会してサーバ3から当該近接者についての情報提供を受けたいときには、携帯端末装置1aをネットワーク2に接続してサーバ3にアクセスする(ステップa1)。携帯端末装置1aからのアクセスがあると、これに応じてサーバ3から携帯端末装置1aにID入力画面(図5参照)が送信され(ステップb1)、送信されたID入力画面100が携帯端末装置1aの表示部10に表示される(ステップa2)。ユーザがID入力画面100から所定のIDおよびパスワードを入力すると(ステップa3)、サーバ3において携帯端末装置1aの本システムのサイトへのログイン処理が行われ(ステップb2)、サーバ3は本システムのサイトのメニュー画面を携帯端末装置1aに送信する(ステップb3)。なお、一旦IDおよびパスワードが入力された後は、当該パスワードが当該IDに対応するものとして保存され、以後はユーザがIDのみを入力することによりサーバ3におけるログイン処理が行われるようにしてもよい。
サーバ3から携帯端末装置1aに本システムのサイトのメニュー画面が送信されることにより、前述のように、メニュー画面130(図8参照)が携帯端末装置1aの表示部10に表示される(ステップa4)。
そして、ユーザがメニュー画面130のデータ送信ボタン131を操作すると、携帯端末装置1aの制御部20は、データ記憶部12に蓄積されているユーザの時場情報をサーバ3に送信する時場情報送信処理を行う(ステップa5)。携帯端末装置1aから時場情報が送信されると、サーバ3は、送信された時場情報を通信部35を介して受信して、送信元のユーザのID等、ユーザを特定する識別情報と対応付けてデータ記憶部33に記憶する時場情報受信処理を行う(ステップb4)。なお、携帯端末装置1aから新たな時場情報が送信されると、データ記憶部33に記憶されている時場情報が更新され、直近の1ヶ月分の情報を残して古い情報が自動的に削除される。
また、ユーザがメニュー画面130から近接者照会処理を行うための照会ボタン132を操作すると、携帯端末装置1aからサーバ3に対して近接者の照会を要求する照会要求が送信される(ステップa6)。サーバ3のCPU31は、携帯端末装置1aからの照会要求を受信すると(ステップb5)、照会条件を設定するための照会条件設定画面を携帯端末装置1aに送信する(ステップb6)。サーバ3から照会条件設定画面が送信されると、図12に示すような照会条件設定画面140が携帯端末装置1aの表示部10に表示される(ステップa7)。
図12に示すように、照会条件設定画面140には、どの程度の距離に接近した場合に近接したと判断するか、近接位置と判断される位置の間隔に関する位置条件(位置に関する照会条件)を設定する位置条件設定欄141、設定された距離範囲内にどの程度の時間いた場合に条件に合致したと判断するかという時間の間隔に関する時間条件(時間に関する照会条件)を設定する時間条件設定欄142等が設けられている。ユーザは、この照会条件設定画面140の位置条件設定欄141、時間条件設定欄142に所望の数値を入力することにより、位置条件、時間条件といった照会条件を設定する(ステップa8)。
なお、ここで設定される位置の間隔に関する位置条件(位置に関する照会条件)および時刻の間隔に関する時間条件(時間に関する照会条件)は、一定の数値以上のものを条件に合致したものとするように(一定の数値未満のものを合致しないものとするように)設定されてもよいし、一定の数値を超えるものを条件に合致したものとするように(一定の数値以下のものを合致しないものとするように)設定されてもよい。
なお、本実施形態では、照会条件設定画面140に照会条件をさらに詳細に設定するための詳細設定ボタン143が設けられており、ユーザがこの詳細設定ボタン143を操作すると、図13に示すような詳細設定画面150が表示部10に表示される。詳細設定画面150には、移動方向の一致を照会条件とするか否かを設定するon/off欄151、移動速度の一致を照会条件とするか否かを設定するon/off欄152、後述するマッチング適正化フィルタ38適用の有無を設定するon/off欄153等が設けられている。
ユーザは、この詳細設定画面150上で各項目のon/off欄にチェックを入れることにより、移動方向の一致や移動速度の一致を照会条件として要求するか等の詳細設定を行うことができる。
移動方向や移動速度の一致することを照会条件とすることにより、行動パターン等がユーザに近く、より好ましい相手を絞り込んで照会することが可能となる。
なお、詳細設定の内容は、時場情報から得られる様々な一致情報であればよく、ここに例示したものに限定されない。詳細設定として他の項目を設定できるようにするときは、当該項目についてのon/off欄が詳細設定画面150上に設けられる。
また、マッチング適正化フィルタ38は、近接者照会処理を行う際にマッチングを適正に行うためのフィルタであり、例えば、時間条件として設定される時刻の間隔の長さを緩和又は制限する条件を設定する時間条件変更手段として機能するフィルタである。
本実施形態においては、マッチング適正化フィルタ38として、近接者を照会する際に、照会を要求したユーザ(照会要求者)と照会対象となるユーザ(照会対象者)とが所定の距離範囲内にいなかった時間(離間時間)が所定時間未満(例えば3秒未満)であるときは離間と判断せず、連続して所定の距離範囲内にいたものとして扱うという、時刻の間隔の長さを緩和する条件を設定する時間条件変更手段としてのフィルタの適用の有無が設定できるようになっている。
例えば、近接者と判断される時間条件(時間に関する照会条件)が15秒であり、14秒連続して所定の距離範囲内にいたが、途中2秒だけ離間し、再度所定の距離以内に戻って数秒間近接していた場合等のように、照会要求者と照会対象者とが所定の距離以上離れていた時間があっても、その時間がわずかであれば連続して近接していたものとして扱った方が適切である場合も多い。この点、上記のようなマッチング適正化フィルタ38を適用すれば、一瞬距離が離れた場合は離間したと判断されないので、上記の例のような場合に照会対象者が照会条件を満たさないとして排除されることを防ぎ、より精度の高い近接者照会を行うことができる。
なお、マッチング適正化フィルタ38は、時間条件変更手段としてのマッチング適正化フィルタ38に限定されない。
例えば、位置条件として設定される照会要求者と照会対象者との間の位置の間隔の長さを緩和又は制限する条件を設定する位置条件変更手段として機能するフィルタでもよい。位置条件変更手段としてのマッチング適正化フィルタとしては、例えば、照会要求者と照会対象者との間が、位置条件(位置に関する照会条件)として設定された所定の位置の間隔よりも数cm離間している等、わずかに位置条件を満たしていないような場合に、わずかに設定条件を超えるものを誤差として扱い、所定距離範囲内にいたものとして扱うフィルタ等が考えられる。
このようなマッチング適正化フィルタを適用すれば、照会要求者と照会対象者との間の位置の間隔がわずかに所定距離以上となった場合でも所定距離範囲内と扱われるので、照会対象者が照会条件を満たさないとして排除されることを防ぎ、より精度の高い近接者照会を行うことができる。なお、位置条件変更手段としてのマッチング適正化フィルタはここに例示したものに限定されない。
また、複数種類のマッチング適正化フィルタを備え、ユーザが所望のフィルタを選択・設定できるようになっていてもよい。
なお、本実施形態においては、移動方向の一致、移動速度の一致については、off状態がデフォルトとして設定され、マッチング適正化フィルタ38の適用については、on状態がデフォルトとして設定されており、ユーザが特に詳細設定を行わない限りは、マッチング適正化フィルタ38を適用し、移動方向の一致、移動速度の一致については照会条件としないようになっている。
また、照会条件設定画面140および詳細設定画面150においてユーザが一旦設定した内容については、当該ユーザによる近接者照会処理の際に適用される照会条件としてデータ記憶部33に記憶され、特にユーザが変更しない限り同じ照会条件が適用されるようにしてもよい。
なお、照会条件として設定できるものはここに例示したものに限定されず、例えば、サーバ3のデータ記憶部33に記憶されているユーザの年齢、性別、趣味等の個人情報をも照会条件に加えるように設定できてもよい。
照会条件の詳細設定が完了し、ユーザがOKボタン154を操作すると、表示部10の表示が照会条件設定画面140に戻る。そして、ユーザが設定した条件で照会するとの照会開始ボタン144を操作すると、照会条件の設定が完了し、サーバ3に照会開始信号が送信される(ステップa9)。サーバ3のCPU31は、この照会開始信号を受けて、設定された照会条件の受付を行う(ステップb7)。これにより、CPU31が条件設定手段として機能し、近接者照会処理を行う照会条件が設定される。そして、設定された照会条件に基づいてCPU31により近接者照会処理が開始される(ステップb8)。
このように、情報照会装置である携帯端末装置1aから送信される照会条件を受信して、この照会条件に従って近接者照会処理を行うので、近接者を照会する際の条件をユーザが任意に決定でき、ユーザの要望に沿った近接者照会処理を行うことができる。
ここで、図14および図15を参照しつつ、サーバ3において行われる近接者照会処理(図11におけるステップb8)の具体的な処理手順について詳細に説明する。
なお、本実施形態においては、サーバ3にID等を登録しているユーザとして、ユーザ甲、ユーザ乙、ユーザ丙…がおり、ユーザ甲が近接者照会処理を求めた照会要求者である場合を例として説明する。また、ここでは、直近の30日分のデータについて近接者照会処理を行うものとし、ユーザ甲が、照会条件の設定において、時間条件を「15秒以上」と設定した場合を例とする。
ユーザ甲の携帯端末装置1aから近接者を照会するための照会条件を受け付けると(図11におけるステップb7)、サーバ3のCPU31は、ユーザ甲によって設定された照会条件を当該近接者照会処理における照会条件として設定する(ステップS11)。そして、CPU31は、近接時間カウントを0にリセットし(ステップS12)、近接者照会処理を要求した照会要求者であるユーザ甲の時場情報と当該甲の個別情報(ID、プロフィール等)とが対応付けられた個人時場情報をデータ記憶部33から読み出して、RAM34の第1のワークエリア34aに展開する(ステップS13)。
また、CPU31は、データ記憶部33に記憶されている他のユーザの中から、ユーザ甲のデータと時場情報の年月日が重なり合う者(以下、これを「照会対象者」と称する。)を検索・選別する(ステップS14)。そして、CPU31は、選別された照会対象者のうち1人目(本実施形態では、ユーザ乙)の時場情報と個別情報(ID、プロフィール等)とが対応付けられた個人時場情報をデータ記憶部33から読み出して第2のワークエリア34bに展開する(ステップS15)。
第1のワークエリア34aに展開されたユーザ甲の個人時場情報および第2のワークエリア34bに展開されたユーザ乙の個人時場情報の例を図16に示す。CPU31は、まず、ユーザ甲、ユーザ乙の個人時場情報のうち年月日および時刻の重なり合っているデータについて、最小単位である1秒ごとのデータ(秒データ)について甲乙間の距離zを算出する。本実施形態では、甲乙の個人時場情報のうち年月日および時刻の重なり合う最新のデータは2006年11月31日の23時59分59秒のデータであるので、このデータを比較して、当該時刻における甲と乙との距離zを算出する(ステップS16)。
甲乙間の距離zの算出は、具体的には、例えば以下のようにして行われる。
すなわち、CPU31は、まず、甲の個人時場情報および乙の個人時場情報のそれぞれについて、2006年11月31日の23時59分59秒の時点における甲のx座標の値(これをx甲とする。)から乙のx座標の値(これをx乙とする。)を差し引いた差分(これをΔxとする。)および甲のy座標の値(これをy甲とする。)から乙のy座標の値(これをy乙とする。)を差し引いた差分(これをΔyとする。)を求める。次に、三平方の定理を用いて、甲と乙との距離zを算出する。なお、距離zは、下記の式(1)によって算出することができる。
Figure 2008176406
距離zを算出すると、CPU31は、ユーザ甲が照会条件として設定した位置条件を参照し、算出された距離zが、ユーザ甲が設定した所定の位置の間隔(位置条件)の範囲内か否か(位置の間隔が一定距離以内であるか否か)を判断する(ステップS17)。距離zが所定の位置の間隔の範囲内であれば(ステップS17;YES)、CPU31は、位置条件(位置に関する照会条件)に合致するものとして、当該秒データの近接フラグを1(近接値)とする(ステップS18)。他方、距離zが所定の位置の間隔以上であれば(ステップS17;NO)、CPU31は、当該秒データの近接フラグを0(離間値)とする(ステップS19)。
ある秒データについて甲乙間の距離zの算出が完了すると、CPU31は、30日分の個人時場情報のすべての秒データについて処理が終了したかを判断する(ステップS20)。30日分の秒データについてすべて処理が終わっている場合(ステップS20;YES)には、連続する秒データのうち近接フラグの値が同じものについては秒数を合算する(ステップS21)。他方、未処理の秒データがある場合(ステップS20;NO)には、ステップS16に戻って、未処理の秒データについて同様の距離zの算出処理を行う。
近接フラグが1(近接値)である秒の合算結果(近接時間)および近接フラグが0(離間値)である秒の合算結果(離間時間)が算出されると、CPU31は、この合算結果と近接フラグのフラグ値とを対応付けて第3のワークエリア34cに記憶する(ステップS22)。
そして、CPU31は、ユーザ甲によって設定された照会条件を参照し、マッチング適正化フィルタ38の適用がonになっているか否かを判断する(ステップS23)。マッチング適正化フィルタ38がonになっている場合(ステップS23;YES)には、近接フラグが0(離間値)である秒のうち、近接時間(近接フラグが1(近接値)である)に挟まれている秒の合算結果(離間時間)が予め設定された所定値未満(例えば3秒未満)であるものについては、近接フラグを0(離間値)から1(近接値)に変換する(ステップS24)。その上で、CPU31は、改めて連続する近接フラグの値が同じものについては秒数を合算し(ステップS25)、マッチング適正化フィルタ38の適用後の近接時間および離間時間を算出する。算出結果は、近接フラグのフラグ値と対応付けられて第3のワークエリア34cに記憶される。
次に、CPU31は、第3のワークエリア34cに記憶されている近接時間(ユーザ甲とユーザ乙とが近接している時刻の間隔)が一定時間以上かを判断する(ステップS26)。本実施形態では、前述のように、照会条件の設定において、時間条件が「15秒以上」と設定されているので、CPU31は、近接している時刻の間隔が15秒以上であるかを判断する。近接している時刻の間隔が一定時間(15秒)以上であると判断した場合(時刻に関する照会条件に合致した場合、ステップS26;YES)には、CPU31は、当該照会対象者の個人時場情報を抽出し、表示用データエリア34dに記憶する(ステップS27)。なお、第3のワークエリア34cに記憶されている近接時間が複数ある場合には、CPU31は、近接時間の最大値が15秒以上であれば、近接時間が一定時間以上であると判断する。
なお、同一照会対象者について15秒以上の近接時間が複数回ある場合には、表示用データエリア34dにこれらすべての近接時間に関する個人時場情報を記憶する必要はない。この場合には、例えば、近接時間に関する個人時場情報のうち、近接時間が最長のものや直近のもの等、いずれか1つが記憶されるようにする。なお、表示用データエリア34dに記憶される内容は特に限定されず、いつ近接していたのかの時刻情報、どこで近接していたのかの位置情報、どの程度の間近接していたのかの時間情報等が記憶されてもよい。また、上記のように15秒以上の近接時間が複数回ある場合に、そのすべての近接時間に関する個人時場情報を記憶していても構わない。
他方、第3のワークエリア34cに記憶されている近接時間(ユーザ甲とユーザ乙とが近接している時刻の間隔)の最大値が15秒未満であると判断する場合(ステップS26;NO)には、CPU31は、ユーザ乙は時刻に関する照会条件に合致しないとしてユーザ乙についての処理を終了する。
図17は、照会条件として位置条件(位置に関する照会条件)が「lm以内」、時間条件(時刻に関する照会条件)が「15秒以上」と設定されている場合に、照会条件を満たす場合、満たさない場合を概念的に示した説明図である。図17において、縦軸は甲および乙の位置を示しており、横軸は経過時間を示している。なお、図17においては、甲および乙の位置を便宜的にラインで示しているが、すべては1秒単位の点のつながりである。
図17において、甲および乙は時間の変化とともに移動しているが、移動の過程で、位置条件として設定された位置の間隔(所定の距離l)の範囲内に3回接近している。1回目の接近の際は10秒間所定の距離(l)の範囲内におり、その後2秒間所定の距離(l)以上離間した後、2回目の接近の際には5秒間所定の距離(l)の範囲内におり、さらに3回目の接近の際に4秒間所定の距離(l)の範囲内にいたことが分かる。
図18(a)は、図17における甲乙の近接した時刻、離間した時刻を1秒ごとに近接フラグの値と対応付けて示した表である。さらに、図18(b)は、図18(a)において連続している秒データのうち、近接フラグの値が同じものの秒数を合算したもの(合算時間)を近接フラグの値と対応付けて示した表である。図18(b)に示すようなデータが、前記ステップS22において第3のワークエリア34cに記憶される。
ここで、前述のように本実施形態においてユーザが設定している照会条件(時間条件)は「15秒以上」であるので、何も処理を行わない場合には、1回目の10秒間の接近、2回目の5秒間の接近、3回目の4秒間の接近ともに時刻の間隔が一定時間未満であり、照会条件に合致しない。しかし、「3秒未満」の離間の場合には、近接フラグを「0」(離間値)から「1」(近接値)に変換し、近接フラグの変換後に、再度連続している秒データのうち、近接フラグの値が同じものの秒数を合算し直すとのマッチング適正化フィルタ38を適用すると、図18(c)に示すような結果となる。
図18(c)に示すように、1回目の10秒間の接近と2回目の5秒間の接近との間の離間は2秒であり「3秒未満」であるため、マッチング適正化フィルタ38による処理を施した場合には、この離間の近接フラグが「0」(離間値)から「1」(近接値)に変換される。この結果、2回目の5秒間の接近と、3回目の10秒間の接近と、近接フラグの変換後の2秒間とが、連続する秒データのうち近接フラグの値が同じものとして合算され、合算後の近接時間は17秒となる。このため、この17秒間の近接については、時刻の間隔が一定時間以上であり、照会条件に合致するとの判定がなされる。
時刻の間隔が一定時間以上であるとして個人時場情報を表示用データエリア34dに記憶した場合(ステップS27)および時刻の間隔が一定時間未満であり照会条件に合致しないと判断された場合(ステップS26;NO)には、CPU31は、時刻情報の重なり合う者(照会対象者)が乙以外にもいるかを判断する(ステップS28)。照会対象者が他にもいる場合(ステップS28;YES)には、CPU31は、次の照会対象者(本実施形態では丙)の個人時場情報を読み出して、第2のワークエリア34bのデータをこの丙の個人時場情報に書き換える(ステップS29)。そして、ステップS16に戻り、ステップS16からステップS30までの処理を繰り返す。
他方、照会対象者が他にいない場合(ステップS28;NO)には、CPU31は、近接者照会処理を終了する。
そして、図11に戻って、表示データエリア34dに記憶されている照会条件に合致した者のリストを照会結果として照会要求者である甲の携帯端末装置1aに送信する(図11のステップb9)。ユーザ甲の携帯端末装置1aは、照会結果としてのリストを受信すると、表示部10に照会結果を一覧表示するリスト画面160(後述)を表示させる(ステップa10)。
図19は表示部10に表示されるリスト画面160の一例である。リスト画面160に表示される内容は、例えば、図19に示すように、照会条件に合致した照会対象者のID等、照会対象者の個別情報の一部や、照会要求者である甲と当該照会対象者とが所定距離範囲内にいた時間(近接時間)等である。なお、リスト表示される順番は、特に限定されないが、例えば、所定距離範囲内(一定の位置の間隔内)にいた時間(近接時間)が長い者から順に表示されるようにしてもよいし、所定距離範囲内(一定の位置の間隔内)にいた時間が新しい者から順に表示されるようにしてもよい。
なお、同一照会対象者について15秒以上の近接時間が複数回ある場合でも、リストには重複して表示されないようなっている。この場合には、例えば、近接時間のうち、最長のものや直近のもの等、いずれか1つが表示される。なお、スクロール等によって当該照会対象者についてのすべての近接時間を表示させることができるようになっていてもよい。
リスト画面160に表示される内容は特に限定されず、いつ近接していたのかの時刻情報、どこで近接していたのかの位置情報、どの程度の間近接していたのかの時間情報等が表示されてもよい。
ユーザ甲は、例えばリスト中、プロフィール(特に、ユーザに対して連絡を取るために必要となる照会情報(例えば、メールアドレスやホームページアドレス等))の送信を希望する相手(本実施形態では、乙。なお、乙のIDNoは「011」であるものとする。)のチェックボックスにチェックを入れる等によりリストの中から相手を選択する。そして、打診ボタン161を操作することによりサーバ3に対して選択した相手のプロフィールの送信を打診する(照会情報要求の送信;ステップa11)。なお、ユーザ甲は、戻るボタン162を操作することにより、リスト画面160を終了させることができる。
ユーザ甲の携帯端末装置1aから打診を受けると(すなわち、携帯端末装置1aから照会情報要求を受信すると)、サーバ3のCPU31は、プロフィールの送信を要求された先のユーザ(本実施形態では、乙)の携帯端末装置1bに、打診メールを送信し、メールアドレスやホームページアドレス等の照会情報を含むプロフィールを要求元であるユーザ甲の携帯端末装置1aに送信してもよいかを打診する(ステップb10)。打診メールを受信したユーザ乙の携帯端末装置1bの表示部10には、例えば図20のようなメール画面170が表示される。打診メールを受けたユーザ乙がプロフィールの送信を承認する場合には、例えばメール画面170の返信ボタン171を操作して返信メールをサーバ3に送信する。他方、ユーザ乙がプロフィールの送信を否認する場合には、メールを返信せず、サーバ3からの打診を無視する。なお、ユーザ乙は、戻るボタン172を操作することにより、メール画面170を終了させることができる。
サーバ3のCPU31は、打診メールを送信してから一定期間内に、要求先(プロフィール送信の打診先)であるユーザ乙の携帯端末装置1bからメールの返信があるか否かにより要求先のユーザ乙のプロフィールをユーザ甲に送信可能か否かを判断する(ステップb11)。そして、ユーザ乙の携帯端末装置1bからメールの返信があったときにはプロフィールの送信が承認されたと判断して(ステップb11;YES)、ユーザ甲の携帯端末装置1aにユーザ乙のメールアドレスやホームページアドレス等の照会情報を含むプロフィール等を載せたメールを送信し(ステップb12)、一連の処理を終了する。
他方、ユーザ乙の携帯端末装置1bからメールの返信がなかったときにはプロフィールの送信が否認されたと判断し(ステップb11;NO)、ユーザ甲の携帯端末装置1aにプロフィールの送信ができない旨(送信が承認されなかった旨)のメールを送信して(ステップb13)、一連の処理を終了する。
ユーザ甲の携帯端末装置1aは、サーバ3からユーザ乙のプロフィール等を載せたメールを受信すると(ステップa12)、例えば図21に示すような、ユーザ乙のプロフィール等を示す情報提供画面180を表示部10に表示させ(ステップa13)、処理を終了する。情報提供画面180は、戻るボタン181を操作することにより終了させることができる。
また、ユーザ甲の携帯端末装置1aは、サーバ3からユーザ乙のプロフィールの送信が承認されなかった旨メールを受信すると(ステップa14)、その旨(プロフィールの取得ができない旨)のメッセージ(図示せず)を表示部10に表示させ(ステップa15)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザが時間条件として設定した所定の時間以上、継続して所定の距離範囲内にいた者を近接者として照会し、照会された者についてプロフィール等の送信を打診し、相手がプロフィールの送信を承認すれば、プロフィールが送信されるようになっている。これにより、行動パターンの近い者等、紹介されるにふさわしい相手について特別な紹介状等を必要とせずに、簡易かつ安全に紹介を受けることができる。
なお、本実施形態では、CPU31による近接者照会処理において、三平方の定理を用いて検出要求者(甲)と検出対象者(乙)との距離zを算出したが、甲と乙との距離zを算出する手法はこれに限定されない。例えば、図22に示すような、緯度と経度から2点間の距離zを導く対応表を予めデータ記憶部33等に格納しておき、甲の位置(x甲,y甲)、乙の位置(x乙,y乙)をこの対応表に当てはめることにより距離zを導くようにしてもよい。
例えば、Δx(Δx=x甲−x乙)が、2.222であり、Δy(Δy=y甲−y乙)が、6.666である場合、図22中に示した式により計算した結果、甲乙間の距離は7.02mとなる。なお、ΔxおよびΔyに対応する「x方向の距離」、「y方向の距離」は予め算出されたものを用いる。
このように予め定められた対応表に基づいて距離zを求める場合には、CPU31が各秒データについて三平方の定理等を用いて距離zの算出を行う必要がないため、処理速度の向上を図ることができる。
なお、本実施形態においては、時計部9は、制御部20を介して送られるGPSの時分秒情報に基づいて内部時刻を修正するように構成したが、時計部9の構成はここに例示したものに限定されない。時計部9は、高精度のものであれば、電波時計、クオーツ式の時計等、どのようなものでも適用可能である。
また、本実施形態においては、データ記憶部33には、時場情報と個別情報(ID、プロフィール等)とが対応付けられた個人時場情報がユーザごとに記憶され、近接者照会処理を行う際には、RAM34の各ワークエリアに各ユーザの個人時場情報が展開されるように構成したが、データ記憶部33に、時場情報と個別情報とが別々に記憶され、近接者照会処理を行う際には、RAM34の各ワークエリアに各ユーザの時場情報が展開され、照会条件に合致すると、当該時場情報が対応する個別情報と対応付けられて表示用データエリア34dに記憶されるように構成してもよい。
また、本実施形態においては、位置の間隔に関する位置条件と、時刻の間隔に関する時間条件とを照会条件として近接者照会処理を行う場合を例として説明したが、例えば時間条件を照会条件とせず、位置条件のみを照会条件として近接者照会処理を行うものでもよい。この場合には、例えば1秒でも所定の位置の間隔の範囲内に位置していた他のユーザの個人時場情報を抽出し、当該ユーザの個別情報の全部又は一部を照会要求者に送信する。
また、本実施形態においては、近接者照会処理において照会要求者の設定した照会条件に合致したユーザがあった場合、まず、当該ユーザのID等の識別情報を照会要求者に送信し、その後、照会要求者からさらに当該ユーザに関する照会情報を要求する照会情報要求が送信されたときに、当該ユーザのメールアドレス等の照会情報を照会要求者に送信するように構成したが、照会条件に合致したユーザがあった場合に照会要求者に送信される情報の内容はここに例示したものに限定されない。
例えば、本サイトに参加しているユーザが事前に承諾している場合等であれば、照会条件に合致したユーザがあった場合に、照会要求者に対して当該ユーザのメールアドレス等の照会情報を含む個別情報(識別情報、個人情報)を送信するように構成してもよい。この場合には、照会条件に合致したユーザに対して打診を行う必要がないため、照会条件に合致したユーザが打診のメールに気付かなかったために照会要求者の照会情報要求が拒否されるという事態を防ぐことができる。
その他、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照しつつ、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、端末装置(情報照会装置)およびサーバ(情報管理装置)の装置構成は第1の実施形態と同じであり、サーバの近接者照会処理の手法のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特にサーバによる近接者照会処理について説明する。
本実施形態において、第1の実施形態と同様に、情報照会装置としての複数の携帯端末装置と情報管理装置としてのサーバとがネットワークを介して接続されており、サーバは、第1の実施形態と同様に、ROM、データ記憶部、RAM、通信部等を備えて構成されている。そして、RAMは、少なくとも第1のワークエリア、第2のワークエリアを有している。
以下、本実施形態におけるサーバの近接者照会処理について、図23を参照しつつ説明する。
サーバが、照会要求者であるユーザ甲の携帯端末装置から近接者を照会するための照会条件を受け付けると(ステップS41)、サーバのCPUは、近接時間カウントを0にリセットし(ステップS42)、近接者照会処理を要求したユーザ甲の時場情報をデータ記憶部から読み出して、RAMの第1ワークエリアに展開する(ステップS43)。また、CPUは、データ記憶部に記憶されている他のユーザの時場情報のうち、ユーザ甲のデータと時場情報の年月日が重なり合う者(以下、これを「照会対象者」と称する。)を検索・選別する(ステップS44)。そして、選別された照会対象者のうち1人目(本実施形態では、ユーザ乙)の時場情報をデータ記憶部から読み出して第2ワークエリアに展開する(ステップS45)。
ユーザ甲(照会要求者)とユーザ乙(照会対象者)との時場情報とに基づいて、最小単位である1秒毎の甲乙間の距離zを算出する(ステップS46)。なお、甲乙間の距離zを算出する手法は、第1の実施形態で説明したものと同様であるため、その説明を省略する。
距離zを算出すると、CPUは、ユーザ甲が照会条件として設定した位置条件(位置に関する照会条件)を参照し、算出された距離zが、ユーザ甲が設定した位置条件(所定距離)の範囲内か否かを判断する(ステップS47)。距離zが所定距離の範囲内であれば(ステップS47;YES)、CPUは、近接時間(両者が所定距離の範囲内にいた時間)カウントを「1」とインクリメントしてRAMの所定の記憶領域に記憶する(ステップS48)。他方、距離zが所定距離以上である場合には(ステップS47;NO)、CPUは、近接時間カウントをインクリメントせず(ステップS49)、近接時間カウントは変化しない。
本実施形態において、近接時間は、一定期間内(例えば30日間)において、照会要求者である甲と他のユーザ乙(照会対象者)とが同時刻に所定距離以内に位置していた時間の総和(累積)であり、CPUは、累積された近接時間が設定された所定の時間以上(例えば、ユーザ甲が時間条件(時間に関する照会条件)として「15秒以上」と設定している場合であれば15秒以上。本実施形態では、以下、ユーザ甲が時間条件として「15秒以上」と設定した場合を例として説明する。)となったかを随時判断する(ステップS50)。そして、累積された近接時間が15秒以上となったら(ステップS50;YES)、照会条件に合致したと判断し(ステップS51)、当該照会対象者乙に対する近接者照会処理を終了する。
他方、累積された近接時間が15秒未満である場合(ステップS50;NO)には、CPUは、照会条件に合致しないと判断する(ステップS52)。この場合、CPUは、ユーザ甲、ユーザ乙の一定期間内(例えば30日間)の時場情報すべてについて甲乙間の距離を算出する処理が終了したかを判断し(ステップS53)、まだ終了していない場合(ステップS53;NO)には、ステップS46に戻り、過去30日間のデータを順次1秒ずつ遡って、次の秒の時場情報(秒データ)について、同様に甲と乙との距離zを算出する(ステップS46)。そして、距離zが所定距離の範囲内であれば(ステップS47;YES)、近接時間カウントをインクリメントして「2」とするというように、順次近接時間カウントの数値をインクリメントし(ステップS48)、近接時間を累積する。
他方、30日分のデータについて処理済である場合(ステップS53;YES)、又は乙について条件が合致して処理を終了した場合(ステップS51)には、CPUは、時刻情報の重なり合う者(照会対象者)が乙以外にもいるかを判断する(ステップS54)。照会対象者が他にもいる場合(ステップS54;YES)には、CPUは、次の照会対象者(本実施形態では丙)の時場情報を読み出して、第2のワークエリアのデータをこの丙の時場情報に書き換える(ステップS55)。そして、ステップS46に戻り、ステップS46からステップS54までの処理を繰り返す。他方、照会対象者が他にいない場合(ステップS54;NO)には、CPUは、近接者照会処理を終了する。
そして、近接者照会処理が終了すると、第1の実施形態と同様に、照会条件に合致した者のリストを照会結果として照会要求者である甲の携帯端末装置に送信する。ユーザ甲の携帯端末装置は、照会結果としてのリストを受信すると、表示部に一覧表示させる。
なお、その他の点については、第1の実施形態で説明したものと同様であるため、その説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、照会要求者と所定の距離範囲内に近接していた近接時間を一定期間内(例えば30日間)のデータの中から累積して15秒以上であれば紹介の対象とするので、例えば1日1秒ずつ15日間所定の距離範囲内に近接していた相手等も広く紹介の対象とすることができ、出会いの可能性を広げることができる。
なお、本実施形態においても、近接者照会処理を行う際のマッチングを適正化するためのマッチング適正化フィルタを設定することが可能である。本実施形態に適用されるマッチング適正化フィルタとしては、例えば、近接時間カウントがインクリメントされてから一定期間以上の間隔があいた場合には、累積された近接時間カウントを0にリセットする処理を行うフィルタ等が挙げられる。このようなマッチング適正化フィルタを適用することにより、期間をあけて偶然的に近接した場合のように、行動パターン等においてあまり接点のない相手が紹介されるのを防ぐことができる。
なお、その他、本発明が本実施の形態に限られないことは、第1の実施形態と同様である。
[第3の実施形態]
次に、図面を参照しつつ、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態は、端末装置の構成が第1の実施形態および第2の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態および第2の実施形態と異なる点について説明する。
図24に示すように、本実施形態においては、情報照会装置としての複数の端末装置52a,52bと情報管理装置としてのサーバ3とがネットワーク2を介して接続されている。サーバ3は、第1の実施形態と同様に、CPU、プログラム記憶部、データ記憶部、RAM、通信部等を備えて構成されている。
また、端末装置52a,52bには、接続部53を介して外部の装置としての腕時計51a,51bが接続可能となっている。
本実施形態に係る腕時計51a,51bの構成を図25に示す。
腕時計51a,51bには、それぞれ固有の識別情報であるIDが予め割り当てられている。なお、IDは腕時計51a,51b購入後にユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
図25に示すように、腕時計51a,51bは、端末装置52a,52b等の外部機器と接続されるための接続端子部53を備えている。また、腕時計51a,51bは、第1の実施形態における携帯端末装置とほぼ同様の構成の時計部9、表示部10、操作部11、データ記憶部12、ROM(Read Only Memory)13、RAM(Random Access Memory)14を備えている。また、本実施形態に係る携帯通信装置1は、GPS(Global Positioning System)を搭載しており、GPS信号を受信するGPSアンテナ15と、GPS信号を処理するGPS処理部16とを備えている。また、腕時計51a,51bは、図示しないCPU(Central Processing Unit)等から構成され、腕時計51a,51bの各構成部を制御する制御部20を備えている。
接続端子部53は、端末装置52a,52b等と接続するための端子であり、例えばUSB接続端子である。なお、腕時計51a,51bがIr(赤外線)通信等、USB接続端子以外の接続手段によって端末装置52a,52b等と接続される場合には、これに対応する接続手段を備える。
GPSアンテナ15は、第1の実施形態における携帯端末装置に備えられているものとほぼ同様に、GPS情報(例えば、緯度データ、経度データ)、時分秒情報を含むGPS信号を受信する無指向性のアンテナである。GPSアンテナ15を介して受信されたGPS信号は、GPS処理部16に送られ、GPS処理部16において腕時計51a,51bの内部で処理できるデータ形式に変換され、制御部20に送られるようになっている。
また、時計部9は、第1の実施形態における携帯端末装置の時計部と同様に、図示しない発振回路部から入力される信号を計数して、内部時刻等を得るものである。
腕時計51a,51bは、例えば、時刻情報を含む標準電波を受信する図示しないアンテナを備え、受信した標準電波によって自動的に時計部9の内部時刻を修正する機能を有する電波時計である。なお、腕時計51a,51bは、GPSの情報に基づいて内部時刻を修正するようになっていてもよい。
また、表示部10は、小型液晶ディスプレイ等により構成され、例えば時計部9で計時する内部時刻や、サーバ3から送信される情報画面等をデジタル表示する。
操作部11は、腕時計51a,51bに各種機能を実行させるためのキー、操作ボタン等(図示せず)を備えて構成される。なお、操作部11の構成は、ここに示したものに限定されない。これらのキー、ボタン等が操作されたときには、各操作に対応する操作信号が制御部20に出力される。
データ記憶部12は、情報を書き換え可能に記憶するメモリであり、制御部20によって生成されたユーザの位置(場所)情報および当該位置(場所)にいた時刻を示す時刻情報(以下、時刻情報と当該時刻情報に関連付けられた位置情報とから構成される情報を「時場情報」と称する。)が時系列的に蓄積され、記憶される。
ROM13は、情報を読み込み可能に記憶するメモリである。特に本実施形態においてROM13には、腕時計51a,51bの内部時刻を修正するための時刻修正プログラムと、時場情報を生成するための時場情報生成プログラムが格納されている。
RAM14は、各種情報を格納する揮発性のメモリであり、各種プログラム、データを展開するワークエリアを有する。
次に、制御部20は、図示しないCPU等によって構成されており、制御部20は、ROM13に記憶されているシステムプログラムおよび各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM14に展開し、RAM14に展開されたプログラムとの協働により、各種処理を実行する。
具体的には、制御部20は、時刻修正プログラムとの協働により、アンテナによって受信された標準電波の時刻情報又はGPSの時分秒情報に基づいて内部時刻を修正するように時計部9を制御する。
また、制御部20は、時場情報生成プログラムとの協働により、GPS処理部16から送られるGPS信号および時計部9の内部時刻の情報に基づいて、ユーザの位置情報と時刻情報とを対応付け、ユーザが、何時、何処にいたかを示す時場情報を生成する時場情報生成処理を行う。このように、制御部20は、時場情報生成手段として機能する。
次に、端末装置52a,52bは、例えば、ユーザの自宅等に設けられたPC(Personal Computer)である。なお、ネットワーク2に接続される端末装置の数や種類が図24に例示したものに限定されないことは第1の実施形態第2の実施形態と同様である。
本実施形態に係る端末装置52a,52bの構成を図26に示す。
端末装置52a,52bは、CPU55、ROM56、RAM57等を備えて構成されるコンピュータである。CPU55は、ROM56に格納された各種プログラムをRAM57に展開し、RAM57に展開されたプログラムとの協働により、各種処理を実行する。また、端末装置52a,52bは、時場情報(時刻情報と当該時刻情報に関連付けられた位置情報とから構成される情報)等を記憶するデータ記憶部58を備えている。
端末装置52a,52bには、外部の装置と接続可能な接続部54が設けられている。接続部54には、例えば接続手段である接続端子部53を介してUSB接続されることにより腕時計51a,51bが接続可能となっている。端末装置52a,52bは、接続部53に腕時計51a,51bが接続されることにより、腕時計51a,51bのデータ記憶部12に蓄積された時場情報等のデータを取得できるようになっている。取得した時場情報等はデータ記憶部58に記憶される。
このように、本実施形態においては、接続部53が外部の装置から時場情報を取得する時場情報取得手段として機能する。なお、腕時計51a,51bは、Ir(赤外線)通信等、USB接続端子による接続以外の接続手段を有し、これにより端末装置52a,52bと接続されてもよく、この場合には、端末装置52a,52bには、これに対応する時場情報取得手段が設けられる。
また、端末装置52a,52bには、ネットワーク2に接続されたサーバ3等の外部装置から送信される信号を受信するとともに、適宜外部装置に対して信号を送信する通信部59が設けられている。
本実施形態においては、通信部59は、接続部54を介して腕時計51a,51bから取得した時場情報を情報管理装置であるサーバ3に送信する時場情報送信手段(第1の送信手段)として機能する。また、通信部59は、他人との照会をサーバ3に対して要求する照会要求をサーバ3に送信する照会要求送信手段として機能する。さらに、通信部59は、他のユーザの個別情報をサーバ3等から受信した後、この個別情報に関係した照会情報を要求する照会情報要求をサーバ3に対して送信する第2の送信手段として機能する。また、通信部59は、サーバ3において他人との照会を行う際の照会条件を送信する。
さらに、通信部59は、後述する近接者照会処理において条件に合致すると判定された他のユーザがいる場合に、外部の情報管理装置であるサーバ3から送信される当該他のユーザの個別情報(識別情報および個人情報のうち、少なくとも一つを含む情報。)の全部又は一部を受信する第1の受信手段として機能する。また、通信部59は、外部の情報管理装置であるサーバ3から前記個別情報に関係した照会情報が送信されたときに、この照会情報を受信する第2の受信手段として機能する。
なお、サーバ3の構成等、その他の構成は、第1の実施形態および第2の実施形態で説明したものと同様であるので、同一の機能を有するものには同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、図27を参照しつつ、本実施形態における腕時計51a,51b、端末装置52a,52b、サーバ3の間で行われる処理の流れを説明する。なお、以下においては、近接者照会処理を要求する照会要求者の端末装置を端末装置52aとし、照会要求者からの要求に対する照会対象となる照会対象者の端末装置を端末装置52bとして説明する。
ユーザ(照会要求者)が同時刻に自分と近距離にいた他人を照会してサーバ3から当該近接者についての情報提供を受けたいときには、腕時計51aの接続端子部53を端末装置52aの接続部54と接続して、腕時計51aに予め設定されているIDを端末装置52aに送信する(ステップc1)。腕時計51aからIDが送信されると、端末装置52aは、当該IDを受付けるとともに(ステップd1)、ネットワーク2を介してサーバ3にアクセスし、サーバ3にIDを送信する(ステップd2)。なお、端末装置52aにおいてIDに対応するパスワードを設定し、サーバ3にIDを送信する際にIDとともにパスワードを送信するようにしてもよい。
端末装置52aからIDが送信されると、サーバ3において端末装置52aの本システムのサイトへのログイン処理が行われ(ステップe1)、サーバ3は本システムのサイトのメニュー画面を端末装置52aに送信する(ステップe2)。これにより、端末装置52aの表示部にメニュー画面が表示される(ステップd3)。
本実施形態においては、例えばこのメニュー画面にユーザのプロフィールを入力・設定するためのメニュー表示が行われ、ユーザが初めてサーバ3にアクセスする際や、プロフィールを変更したいとき等には、メニュー画面からプロフィールを入力・設定を選択することにより、プロフィールを入力・設定を行うことができるようになっている。なお、プロフィールは、腕時計51a,51bを購入した際にユーザが申請し、申請された内容が当該腕時計51a,51bに割り当てられたIDと対応付けてサーバ3に予め登録されるようにしておいてもよい。
また、ユーザが腕時計51aのデータ記憶部12に記憶されている30日分の時場情報を接続端子部53を介して端末装置52aに送信すると(ステップc2)、端末装置52aは、送られた時場情報を受信する時場情報の受信処理を行い(ステップd4)、受信した時場情報をデータ記憶部58に記憶する。
なお、どの程度の期間の時場情報が腕時計51aのデータ記憶部12に記憶されるか、どの程度の期間の時場情報を端末装置52aに送信するか等は、特に限定されない。また、腕時計51aから新たな時場情報が送信されると、端末装置52aのデータ記憶部58に記憶されている時場情報は更新され、直近の30日分の情報を残して古い情報が自動的に削除される。なお、新たな時場情報が送信されても、ユーザが削除等の動作を行わない限り端末装置52aのデータ記憶部58には、時場情報が蓄積されていくようにしてもよい。
そして、ユーザが端末装置52aのメニュー画面のデータ送信ボタンを操作すると、端末装置52aのCPU55は、データ記憶部58に記憶されているユーザの時場情報をサーバ3に送信する時場情報送信処理を行う(ステップd5)。端末装置52aから時場情報が送信されると、サーバ3では、この時場情報を受信する時場情報受信処理を行い(ステップe3)、受信した時場情報を送信元のユーザのID等、ユーザを特定する情報と対応付けてデータ記憶部33に記憶する。
また、ユーザが端末装置52aのメニュー画面から近接者照会処理を行うための照会ボタンを操作すると、端末装置52aからサーバ3に対して近接者照会処理が要求される(ステップd6)。サーバ3は、端末装置52aから近接者照会処理が要求されると、これを受け付ける近接者照会処理の受付を行う(ステップe4)。
その後、第1の実施形態および第2の実施形態と同様に、照会条件を設定するための照会条件設定画面がサーバ3から端末装置52aに送信され、ユーザは端末装置52aの表示部に表示された照会条件設定画面を介して照会条件の設定を行う。そして、照会開始を指示すると、サーバ3において近接者照会処理が行われ、照会結果が端末装置52aに送信される。ユーザは、送信された照会結果の中から所望の相手を選択して、サーバ3に対して当該他人のメールアドレスやホームページアドレス等(照会情報)を含むプロフィールを送信する打診を行う。打診を受けたサーバ3は、要求先(打診先)のユーザの端末装置52bに対して、照会情報を含むプロフィールを送信してもよいかを打診する、メールを送信し、相手からメールが返信されたときは、プロフィールの送信が承認されたとして、照会要求者の端末装置52aに対して要求先のユーザのプロフィールを送信する。
なお、腕時計51aから端末装置52aに対して時場情報を送信し、腕時計51aから送信された時場情報を端末装置52aからサーバ3に送信した後の個々の処理については、第1の実施形態および第2の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザを識別可能な識別情報としてのIDが予め設定された腕時計51a,51bを端末装置52a,52bに接続することによって、本システムのサイトにアクセスすることが可能となるので、IDの設定・登録処理等を行うことなく、容易に本システムのサイトにアクセスして、行動パターン等の近い相手の紹介を受けることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限られないことは、第1の実施形態および第2の実施形態と同様である。
本発明の第1の実施形態にかかる携帯端末装置とサーバを備えるシステムの概略構成を示す図である。 図1の携帯端末装置の要部構成を示すブロック図である。 時場情報の例を示す図である。 図1のサーバの要部構成を示すブロック図である。 ID入力画面の例を示す図である。 ID登録画面の例を示す図である。 プロフィール登録画面の例を示す図である。 メニュー画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における時場情報生成処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における携帯端末装置・サーバ間の処理の流れを模式的に示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における携帯端末装置・サーバ間の処理の流れを模式的に示すフローチャートである。 照会条件設定画面の例を示す図である。 詳細設定画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるサーバの近接者照会処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるサーバの近接者照会処理の流れを示すフローチャートである。 近接者照会処理において、第1のワークエリアおよび第2のワークエリアに展開される個人時場情報の例を示す図である。 照会対象者が照会条件を満たす場合、満たさない場合を概念的に示した説明図である。 (a)は、1秒毎の秒データと近接フラグ値とを対応付けた表である。(b)は、(a)中、近接フラグ値の同じものを合算した結果を示した図である。(c)は、マッチング適正化フィルタ適用後の合算結果を示した図である。 リスト画面の例を示す図である。 メール画面の例を示す図である。 情報提供画面の例を示す図である。 照会要求者と照会対象者との間の距離を求める手法の変形例について説明する説明図である。 本発明の第2の実施形態におけるサーバの近接者照会処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる端末装置とサーバを備えるシステムの概略構成を示す図である。 図24の腕時計の要部構成を示すブロック図である。 図24の端末装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態における腕時計・端末装置・サーバ間の処理の流れを模式的に示すフローチャートである。
符号の説明
1a,1b 携帯端末装置(情報照会装置)
2 ネットワーク
3 サーバ(情報管理装置)
9 時計部
12 データ記憶部
20 制御部
31 CPU
33 データ記憶部
34 RAM
34a 第1のワークエリア
34a 第2のワークエリア
34a 第3のワークエリア
34a 表示用データエリア
51a,51b 腕時計
52a,52b 端末装置(情報照会装置)
53 接続端子部
58 接続部
59 通信部

Claims (8)

  1. 外部の情報照会装置から、時刻情報と位置情報とからなる時場情報を受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された、少なくとも2つの時場情報のうち各位置情報で示される位置の間隔が予め定められている距離以内で、かつ各時刻情報で示される時刻の間隔が予め定められている時間以上であるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により、各位置情報で示される位置の間隔が一定距離以内で、かつ各時刻情報で示される時刻の間隔が一定時間以上であると判断されたことを条件として、前記携帯端末のうちの少なくとも一つに、前記時場情報に対応する識別情報および個人情報のうち、少なくとも一つの情報を送信する送信手段と、
    を備えていることを特徴とする情報管理装置。
  2. 前記判断手段は、各位置情報で示される位置の間隔が予め定められている距離以内で、かつ各時刻情報で示される時刻の間隔が予め定められている時間以上継続していたか否かを判断するものであり、
    前記送信手段は、この判断手段により、各位置情報で示される位置の間隔が一定距離以内で、かつ各時刻情報で示される時刻の間隔が一定時間以上継続していたと判断されたことを条件として、前記携帯端末のうちの少なくとも一つに、前記時場情報に対応する識別情報および個人情報のうち、少なくとも一つの情報を送信するものであることを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記判断手段は、一定期間内において、各位置情報で示される位置の間隔が予め定められている距離以内である時間が予め定められている時間以上累積したか否かを判断するものであり、
    前記送信手段は、この判断手段により、各位置情報で示される位置の間隔が一定距離以内である時間が一定時間以上累積したと判断されたことを条件として、前記携帯端末のうちの少なくとも一つに、前記時場情報に対応する識別情報および個人情報のうち、少なくとも一つの情報を送信するものであることを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  4. 前記位置の間隔及びおよび前記時刻の間隔のうち少なくとも一方に関する条件を受信する条件受信手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記条件受信手段により受信された条件に従って、各位置情報で示される位置の間隔が予め定められている距離以内で、かつ各時刻情報で示される時刻の間隔が予め定められている時間以上であるか否かを判断するものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報管理装置。
  5. 前記時刻の間隔の長さを緩和又は制限する条件を設定する時間条件変更手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記時間条件変更手段により設定された条件に従って、各時刻情報で示される時刻の間隔が予め定められている時間以上であるか否かを判断するものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報管理装置。
  6. 前記位置の間隔の長さを緩和又は制限する条件を設定する位置条件変更手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記位置条件変更手段により設定された条件に従って、各位置情報で示される位置の間隔が予め定められている距離以内であるか否かを判断するものであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報管理装置。
  7. 情報の照会を求める複数の情報照会装置との間で通信を行う情報管理装置において、
    前記複数の情報照会装置からの照会要求を受信する照会要求受信手段と、
    時刻情報と当該時刻情報に関連付けられた位置情報とから構成される時場情報と、識別情報および個人情報のうち少なくとも一つの情報を含む個別情報と、を前記複数の情報照会装置からそれぞれ受信する時場情報受信手段と、
    この時場情報受信手段によって受信された時場情報と個別情報とを対応付けた個人時場情報を複数記憶する情報記憶手段と、
    この情報記憶手段に記憶された複数の個人時場情報の中から、前記照会要求受信手段により受信された照会要求に関係する個別情報と対応する時刻情報で示される時刻と同じ時刻で、かつ、前記受信された照会要求に関係する個別情報と対応する位置情報で示される位置から予め定められている距離以内に位置している位置情報に係る個人時場情報を抽出する抽出手段と、
    この抽出手段で抽出された個人時場情報に含まれている個別情報の全部又は一部を前記照会要求受信手段により受信された照会要求に係る情報照会装置に送信する情報送信手段と、
    を備えていることを特徴とする情報管理装置。
  8. 時刻情報と位置情報とを取得する取得手段と、
    この取得手段により取得された時刻情報と位置情報とからなる時場情報を外部の情報管理装置に送信する第1の送信手段と、
    この第1の送信手段により前記時場情報を外部の情報管理装置に送信した後に、当該外部の情報管理装置から、識別情報および個人情報のうち、少なくとも一つの情報を受信する第1の受信手段と、
    この第1の受信手段によって受信した少なくとも一つの情報に関係した照会情報を要求する照会情報要求を送信する第2の送信手段と、
    この第2の送信手段により照会情報要求を送信した後に、前記外部の情報管理装置から前記少なくとも一つの情報に関係した照会情報を受信する第2の受信手段と、
    を備えていることを特徴とする情報照会装置。
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