JP5728873B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数地点から周遊すべき地点の組を選択してラリーコースを作成する技術に関する。
観光地や商店街などで予め定められた複数の地点を全て訪問したユーザに賞品や特典を贈る、いわゆるスタンプラリーは良く知られた集客方法である。かかるスタンプラリーを、コンピュータを使用して自動的に管理することが行なわれている。たとえば、特許文献1では、ユーザが持っている携帯電話のGPS機能でユーザの位置を検出し、スタンプラリーの各対象場所と一致すると、その場所を訪問したとしてサーバに登録して、スタンプラリーの完了を監視するシステムが開示されている。また、特許文献2には、非接触ICカード付きの携帯電話によりスタンプラリーの進行を管理するシステムが開示されている。
特開2002−132610号公報 特開2007−305091号公報
しかしながら、特許文献1や2は、既に作成されたスタンプラリーのコースを制覇しようとするユーザの移動を管理することを目的とするシステムである。すなわち、観光地や商店街などの主催者の要望やユーザの嗜好を考慮したラリーコースを作成することを目的とするシステムではない。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
数地点が互いの数値化された複数種類の関連性と共に記憶された記憶手段と、
周遊可能な地点の組を特徴付ける属性を周遊経路名により指定する指定手段と、
前記指定手段が指定した前記周遊経路名に対応して前記複数種類の関連性のそれぞれに重みを付ける重み付け手段と、
周遊経路を決定する制限条件を設定する制限条件設定手段であって、前記制限条件として、周遊経路に含まれる前記周遊可能な地点の数、周遊経路の距離、周遊経路を周遊する対象者の属性、周遊経路の周遊に使用する乗り物、経路作成のための制覇予測時間、制覇期間を含む制覇条件の、少なくとも1つを設定する、制限条件設定手段と、
前記複数地点の中から第1地点を指示する指示手段と、
前記指示手段により指示された前記第1地点と前記複数地点の各地点との関連性を前記記憶手段に記憶された前記複数種類の関連性を前記重み付け手段により重み付けした関連性を使って演算し、演算結果から、前記制限条件を満たす地点であって前記第1地点との関連性の最も高い地点を、周遊可能な第2地点として選択して格納する選択手段と、
前記格納された第2地点を次の第1地点として前記選択手段による選択および格納を所定の回数だけ繰り返して、前記格納された所定の数の周遊可能な地点の組であって前記制限条件を満たす組み周遊経路に決定して登録する決定手段と、
を有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、
周遊可能な地点の組を特徴付ける属性を周遊経路名により指定する指定ステップと、
前記指定ステップにおいて指定した前記周遊経路名に対応して複数種類の関連性のそれぞれに重みを付ける重み付けステップと、
周遊経路を決定する制限条件を設定する制限条件設定ステップであって、前記制限条件として、周遊経路に含まれる前記周遊可能な地点の数、周遊経路の距離、周遊経路を周遊する対象者の属性、周遊経路の周遊に使用する乗り物、経路作成のための制覇予測時間、制覇期間を含む制覇条件の、少なくとも1つを設定する、制限条件設定ステップと、
数地点の中から第1地点を指示する指示ステップと、
前記指示ステップにおいて指示された前記第1地点と前記複数地点の各地点との関連性を、予め記憶手段に記憶されている、前記複数地点を互いの数値化された複数種類の関連性を前記重み付けステップにおいて重み付けした関連性を使って演算し、演算結果から、前記制限条件を満たす地点であって前記第1地点との関連性の最も高い地点を、周遊可能な第2地点として選択して格納する選択ステップと、
前記格納された第2地点を次の第1地点として前記選択ステップにおける選択および格納を所定の回数だけ繰り返して、前記格納された所定の数の周遊可能な地点の組であって前記制限条件を満たす組みを周遊経路に決定して登録する決定ステップと、
を有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置の制御プログラムは、
周遊可能な地点の組を特徴付ける属性を周遊経路名により指定する指定ステップと、
前記指定ステップにおいて指定した前記周遊経路名に対応して複数種類の関連性のそれぞれに重みを付ける重み付けステップと、
周遊経路を決定する制限条件を設定する制限条件設定ステップであって、前記制限条件として、周遊経路に含まれる前記周遊可能な地点の数、周遊経路の距離、周遊経路を周遊する対象者の属性、周遊経路の周遊に使用する乗り物、経路作成のための制覇予測時間、制覇期間を含む制覇条件の、少なくとも1つを設定する、制限条件設定ステップと、
数地点の中から第1地点を指示する指示ステップと、
前記指示ステップにおいて指示された前記第1地点と前記複数地点の各地点との関連性を、予め記憶手段に記憶されている、前記複数地点を互いの数値化された複数種類の関連性を前記重み付けステップにおいて重み付けした関連性を使って演算し、演算結果から、前記制限条件を満たす地点であって前記第1地点との関連性の最も高い地点を、周遊可能な第2地点として選択して格納する選択ステップと、
前記格納された第2地点を次の第1地点として前記選択ステップにおける選択および格納を所定の回数だけ繰り返して、前記格納された所定の数の周遊可能な地点の組であって前記制限条件を満たす組みを周遊経路に決定して登録する決定ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、観光地や商店街などの主催者の要望やユーザの嗜好を考慮したラリーコースを作成することができる。
本発明の第1実施形態としての情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る大容量記憶部の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る登録地点データベースの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る地点間関連性データベースの一例である距離データベースの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る地点間関連性データベースの一例であるグルメデータベースの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る重み付けデータベースの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る演算結果の関連性リストの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るスタンプラリーの作成結果の例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置のラリーコース作成の操作手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る操作手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る操作手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る操作手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の関連性データベース作成の操作手順を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る複数の情報処理装置を接続した情報処理システムの構成を示す図である。 本発明の第5実施形態に係るスタンプラリーの作成結果の例を示す図である。 本発明の第5実施形態に係るスタンプラリーの構成を示す図である。 本発明の第5実施形態に係るスタンプラリーの運用手順を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置について、図1を用いて説明する。図1は、複数地点から周遊すべき地点の組を選択してラリーコースを作成する情報処理装置の構成を示している。図1において、記憶部10は、複数地点を互いの数値化された複数種類の関連性10A〜10Xと共に記憶する。指示部20は、複数地点の中から第1地点を指示する。選択部30は、指示部20により指示された第1地点と複数地点の各地点との関連性を複数種類の関連性10A〜10Xを使って演算し、演算結果31から第1地点との関連性の最も高い地点を、周遊すべき第2地点として選択する。決定部40は、この第2地点を次の第1地点として選択部30による選択を所定の回数だけ繰り返して、所定の数の周遊すべき地点の組41をラリーコースに決定する。
[第2実施形態]
<第2実施形態の情報処理装置の構成>
本発明の第2実施形態としての情報処理装置について、図2A、図2Bを用いて説明する。図2Aで、CPU100は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図1の各部を実現する。ROM200は、初期データ及びプログラムなどの固定データ及びプログラムを記憶する。通信制御部300は、ネットワークを介して外部装置と通信する。なお、本情報処理装置に対して外部端末から上記第1地点を指示して、決定されたラリーコースを外部装置に送信することもできる。また、本情報処理装置をスタンプラリーの実行を管理するサーバ装置として使用する場合は、通信制御部300を介して各地点に設置された、たとえばRFID付きの携帯端末からユーザIDを読みとる読取装置と接続される。
RAM400は、CPU100が一時記憶のワークエリアとして使用する。RAM400には、作成しようとしているコースID/ラリーコース名410、たとえばラリーコースを制覇する日数制限などのコース制覇条件420、所定数の周遊すべき地点の組に関連するデータ441を記憶する領域が用意されている。また、関連性リスト431、作成対象のコースに対応して地点間関連性データベースの各々にデータベースから読出された重み付けをするための重み付けリスト430を記憶する領域が用意されている。さらに、CPU100が実行するプログラムをロードするためのプログラムロード領域440を備える。
ディスクなどの大容量記憶部500は、データベースや作成結果のラリーコース情報などのデータや、CPU100が実行するアプリケーションプログラムを、不揮発に記憶する。図2Bに示すように、大容量記憶部500には、本実施形態の実現に必要な以下のデータ又はプログラムが記憶されている。登録地点データベース510は、図3に一例を示す対象とする各地点の情報を格納している。地点間関連性データベース520は、図4A、図4Bに具体例を示す周遊すべき地点の組を特徴付ける複数の属性に対応する複数種類の関連性を格納している。図2Bの例では、属性を地点間の距離とした場合の関連性A(10A)、属性を歴史とした場合の関連性B(10B)、属性を特産品とした場合の関連性X(10X)が示されている。重み付けデータベース530は、図5のように、各コースの属性に対応して地点間関連性データベース520の各データベースを使用する場合の重み付けを格納している。図2Bの例では、グルメ探索コース531に対応して重み付けリストaの使用が、歴史探索コース532に対応して重み付けリストbが示されている。ラリーコース・データベース540は、作成されたラリーコースを格納している。次に、プログラムとしては、全体の処理を実行させるラリーコース作成プログラム550を格納する。その一例を図8に示す。関連性算出モジュール551はラリーコース作成プログラム550の一部で図9に相当する。関連性データベース作成プログラム552は、図12に相当する。ユーザ指示プログラム553は、詳細なフローチャートは図示しないが、図1の指示部20がユーザとの会話形式で指示入力をする場合のプログラムである。
入力インタフェース600は、ユーザの指示あるいは機器からのデータ入力をインタフェースする。たとえば、キーボード601や、新たな地点情報をCDなどから入力する地点情報入力部602が接続されている。一方、出力インタフェース700は、外部にデータを出力するためのインタフェースである。たとえば、表示部701やプリンタ702が接続されている。
(登録地点データベース510の例)
図3に、本実施形態で使用する登録地点データベース510の一例を示すが、これに限定されない。必要に応じて各種データやパラメータが追加されてよい。
511は、地点IDが“001”の“A神社”の地点情報を示し、512は、地点IDが“002”の“B寺”の地点情報の一部を示している。本実施形態では、“A神社”の地点情報511は以下のデータを有している。511aは、地点IDと地点名である。511bは、その地点の正確な位置情報である住所、緯度、及び経度である。かかる情報は、ユーザが持つ携帯端末のGPS機能と関連のある制御を可能とする。511cは、この地点へユーザが訪れるための交通情報である。かかる情報は、後述の案内文書・音声・画像などにも含まれる。511dは、この地点がラリーコースに含まれているか否かを示すデータである。図3では、“A神社”は“グルメ探索コース”には含まれていないが、“歴史探索コース”と“美術館コース”には含まれていることを示している。
511eは、この地点に対応付けて記憶された、訪れたことがラリーコースの制覇として承認されるための必要条件としての“訪問条件”である。図3では、地点IDが“001”の“A神社”を訪れる前に“B寺”に行くことが条件となっている。511fは、この地点に対応付けて記憶された、訪れる前に訪れていれば、種々の特典、図3の例ではポイントを加算する特典が与えられる十分条件としての“特典条件”である。図3の例では、地点IDが“001”の“A神社”を訪れる前に“Yの墓”と“C山”とを訪れていれば、ポイントが2倍になることが示されている。“訪問条件”である511eと、“特典条件”である511fとは、その使用をラリーコースによって有効/無効にするような制御も可能である。
511gは、この地点について表示される案内文章や案内音声の記憶領域を示すポインタであり、そのポイント先には文章/音声511hが格納されている。511iは、この地点に関連して表示される静止画像や動画像の記憶領域を示すポインタであり、そのポイント先には静止画像/動画像511jが格納されている。なお、地点IDが“002”の“B寺”の地点情報512については、フォーマットは同様であるので説明は避ける。新たな登録地点の追加の場合は、この地点情報が追加され、登録地点の削除の場合は、この地点情報が削除される。なお、地点情報は維持されたまま、使用可/使用不可のフラグを持つ構成にしてもよい。
(地点間関連性データベース520の例)
図4A及び図4Bに、地点間関連性データベース520に格納された2つのデータベースの例を示す。
(距離データベースの例)
図4Aは、各地点間の距離に注目して作成した距離データベース401を示す図である。図4Aの行方向及び列方向には、地点の例として“Z駅”、“A神社”、“B寺”、“AA百貨店”…が示されている。各枠には各地点間の距離の逆数(たとえば、1Kmを“1”として)が記憶されている。したがって、数値の大きい方が互いの地点間の距離が近いことを表わしている。
(特産品データベースの例)
図4Bは、“特産品”を属性として注目して作成した特産品データベース402を示す図である。図4Bの行方向及び列方向には、地点の例として“Z駅”、…、“AA百貨店”、“BB食堂”、“レストランCC”…が示されている。各枠には各地点間の特産品を属性とする関連性を示す数値が記憶されている。数値の大きい方が互いの地点間の特産品としての関連性が高いことを表わしている。たとえば、“BB食堂”と“レストランCC”とは関連性を高くして“5”が記憶され、“Z駅”と“AA百貨店”とは関連性を低くして“0.5"が記憶されている。
かかる複数種類の地点間関連性データベースを作成して、それらを演算して、単純には数値を加算して、ラリーコースの次の候補地点を選択する地点間関連性とする。演算方法は加算に限らず演算式を作成してもよい。また、より多くの種類の地点間関連性データベースを用意すれば、より細かい嗜好に適応できるが、数値間の関係もより複雑になる。
(重み付けデータベース530の例)
図5に、作成したいラリーコースの名称あるいはその属性にしたがって、複数種類の地点間関連性データベースに対してそれぞれの関与程度を変えるための、重み付けデータベース530の一例を示す。
図5には、作成したい3つのラリーコースとして、“グルメ探索コース”、“歴史探索コース”、“美術館コース”が例示されている。530aはラリーコース名、530bはそのコースが有する属性、530cが重み付けの数値である。図5では、重み付けの値は、図4A及び図4Bに例を示した地点間関連性データベースの各々への倍率の例を示した。かかる倍率を各地点間関連性データベースの数値に掛けて、その結果の加算で次の地点候補を選択する。たとえば、“グルメ探索コース”の場合には、図4Bの“特産品データベース”に“6”という高い関与程度が与えられ、“歴史データベース”には“1”という低い関与程度が、“距離データベース”には“3”という中ぐらいの関与程度が与えられている。かかる数値は一例であって限定されるものではない。
<第2実施形態の情報処理装置の処理例>
次に、上記構成によるラリーコースの作成例を説明する。
(演算結果の関連性リストと地点の選択例)
図6には、本実施形態によるラリーコースの作成例を図示する。図6では、第1地点を“A神社”とし4地点をチェック地点に含む“歴史探索コース”の作成手順を示す。なお、スタート地点及び/又は終了地点を“Z駅”として追加してもよいし、第1地点を“Z駅”としてもよい。
図6の最上段には、第1地点として“A地点”が指示された場合の、周遊すべき地点の組441a(ここでは「A神社」)と、地点間関連性データベース及び重み付けデータベースに基づいて算出された演算結果の関連性リスト431aとが示されている。地点間関連性データベースについては前出の図4A及び図4Bを参照、重み付けデータベースについては前出の図5を参照する。
図6の第2段目には、周遊すべき地点の組441b(ここでは「A神社」「C山」)と、地点間関連性データベース及び重み付けデータベースに基づいて算出された演算結果の関連性リスト431bとが示されている。
図6の第3段目には、周遊すべき地点の組441c(ここでは「A神社」「C山」「B寺」)と、地点間関連性データベース及び重み付けデータベースに基づいて算出された演算結果の関連性リスト431cとが示されている。
図6の最下段には、周遊すべき地点の組441d(ここでは「A神社」「C山」「B寺」「D美術館」)と、地点間関連性データベース及び重み付けデータベースに基づいて算出された演算結果の関連性リスト431dとが示されている。
(ラリーコースの作成結果の例)
図7は、本実施形態によるスタンプラリーの作成結果を示す図である。図7には、図6の第1地点を“A神社”とし4地点をチェック地点に含む“歴史探索コース”の作成結果のラリーコース情報710及び、他のラリーコース情報720,730を作成した例を示している。これらの作成結果は、ラリーコース・データベース540としてコースIDにより検索可能に格納される。
図7のように、ラリーコース・データベース540には、ラリーコース情報710として、コースID及びラリーコース名711、コース制覇条件712、選択された周遊すべき地点の地点情報713〜716が格納される。ラリーコースの作成結果の各地点は、図3に示した登録地点データベース510の各地点のデータに対して参照可能に関連付けられる。
(ラリーコース作成の処理手順)
図8は、第2実施形態のラリーコース作成の処理手順を示すフローチャートである。かかるフローチャートはCPU100により実行される。
ステップS10では、今から作成するラリーコースの名前、属性、制限条件が設定される。かかる制限条件には、周遊すべき地点の数、ラリーコースの距離、ラリーコースを周遊する対象者の属性、周遊に使用する乗り物、コース作成のための制覇予測時間、制覇期間など、コース作成の制限が含まれる。また、ステップS10の設定は、情報処理装置が自動的に設定しても、オペレータが入力しても、ユーザが端末からネットワークを介して入力してもよい。ステップS20では、第1地点が指示される。かかる第1地点の指示も、情報処理装置が自動的に設定しても、オペレータが入力しても、ユーザが端末からネットワークを介して入力してよい。ステップS30で、指示された第1地点が記憶される。
以下、ステップS40からS80のループで、設定された地点数の周遊すべき地点の組の候補が選択される。まず、ステップS40で、以下に図9で詳説するように、第1地点と他の地点との関連性が算出される(図6も参照)。次に、ステップS50で、以下に図10で詳説するように、第2地点が決定される。ステップS60では、決定された第2地点が記憶される。ステップS70では、制限条件(ここでは、地点の数や制覇予測時間)に達したか否かが判断される。制限条件に達しない(NOの)場合はステップS80に進み、ステップS50で決定された第2地点を次の処理の第1地点として、ステップS40〜S70を繰り返す。したがって、2回目のループでは第3地点が3回目のループでは第4地点が決定されることになる。
ステップS70の判断で制限条件に達した(YESの)場合は、ステップS90で、以下の図11で詳説するように、ステップS10で設定された条件に合致したラリーコースの周遊地点が決定される。
(関連性算出の手順)
図9には、図8のステップS40に示した、関連性の算出手順を示す。
ステップS41で、ラリーコースの属性から対応する重み付けを図5のような重み付けデータベース530から読出す。以下、ステップS42からS45のループで関連性データベースに重み付けをしながら関連性の結果を算出する。本例では加算を行なう。まず、ステップS42で、地点間関連性データベースの1つを読出す。次に、ステップS43で、読出した地点間関連性データベースに対応する重み付けを行なう。本例では、重み付けを掛ける。ステップS44では、既に重み付けされて加算された結果である第1地点と各地点の関連性リスト431に、新たに重み付けされた地点間関連性データベースを加算する。ステップS45では、全ての地点間関連性データベースについて加算したか否かが判断される。全ての地点間関連性データベースについて加算していない(NOの)場合はステップS42に戻って、ステップS42〜S45を繰り返す。なお、図9では、全ての地点間関連性データベースについて加算したが、属性に応じて予め加算する地点間関連性データベースを選別してもよい。
ステップS45の判断で全ての地点間関連性データベースについて加算した(YESの)場合は、ステップS46で、演算結果である第1地点と各地点の関連性リスト431が記録されて、以下の第2地点の決定に使用される。
(第2地点の決定の手順)
図10は、図8のステップS50に示した、第1地点の決定手順を示す。
ステップS51で、ステップS40で演算作成された関連性リスト431から関連性の最も高い地点を第2地点の候補として決定する(図6参照)。次に、ステップS52で、第2地点の候補がユーザの指定あるいは工事中などの理由で削除対象の地点であるかを判断する。削除対象の地点であれば、ステップS53で第2地点の候補は削除し、ステップS51に戻って第2に関連性が高い地点が候補に選ばれることになる。削除対象の地点でなければ、ステップS54で第2地点の候補を第2地点として正式に決定する。なお、ここでの削除処理はオプションである。
(周遊地点の決定の手順)
図11は、図8のステップS90に示した、ラリーコースの周遊地点の決定手順を示す。
ステップS91で、図8のステップS40〜S80のループで決定された周遊地点の組をラリーコースの候補地点の組とする。ステップS92では、このラリーコースの実施期間にイベントがあるか否かを判断する。イベント開催情報に含まれるイベント開催日時及びイベント開催地点からイベントが期間中にある場合は、ステップS93でそのイベント開催地点をラリーコースの候補地点に追加する。ここではイベントとして特別の状況を示したが、たとえば、ラリーコース作成者が是非訪れてほしい町の象徴となる、及び/または、思い出となる地点を通年のイベント開催地点として設定することもできる。かかる追加は、周遊地点の増加になっても、あるいは候補地点との入れ替えとしてもよい。イベント入力は、予めラリーコース作成希望者により実行される。ステップS94では、再度、候補地点の削除をするか否かが判断される。削除と判断されれば、ステップS95でその地点を削除する。この場合に、周遊地点を減少のままにしても、新たに関連性の次に高い地点を追加してもよい。なお、ここでのイベント処理や削除処理はオプションである。
[第3実施形態]
第3実施形態は、第2実施形態の地点間関連性データベースを外部から入力あるいは作成するように変形した実施形態であり、他の部分は第2実施形態と同様の構成及び処理である。したがって、地点間関連性データベースの入力及び作成の手順のみを説明する。
(地点間関連性データベースの入力及び作成の処理手順)
図12に、第3実施形態における地点間関連性データベースの関連性入力又は関連性作成の手順を示す。
まず、ステップS101で、地点間関連性データベースを画面から対話的に入力するか、あるいは既に作成されてCDやメモリチップに保存されている、あるいは外部の装置から通信により本情報処理装置にダウンロードするかを選択する。画面入力の場合は、ステップS102で登録地点から関連性の数値が空欄の関連性テーブルを作成する。かかる関連性テーブルには登録された全ての地点であっても、登録地点から選択された地点であってもよい。ステップS103で作成された関連性テーブルを表示する。ステップS104とS105の繰り返しで関連性の数値を入力すると、ステップS110で1つの地点間関連性データベースとして登録される。
既に作成されてCDやメモリチップに保存されている、あるいは外部の装置から通信により本情報処理装置にダウンロードする場合は、ステップS106に進んで地点間関連性データベースを読み込む。ステップS107で、読み込んだ地点間関連性データベースを表示する。ステップS108とS109で、読み込んだ地点間関連性データベースに変更があれば変更して、ステップS110で1つの地点間関連性データベースとして登録される。
[第4実施形態]
第4実施形態では、第2実施形態の情報処理装置を複数接続し、広域(図13では日本全国)の周遊地点を対象にラリーコースを作成する。図13は、複数の情報処理装置を接続した広域のラリーコースを作成する情報処理システムの構成を示す図である。
図13では、ネットワーク1000を介して、全国の拠点に配置された複数の第2実施形態の情報処理装置1003が接続されており、情報を交換しながらラリーコースの作成が可能である。図13の情報処理システムには、全国の周遊地点が登録された全国周遊地点サーバ1001が接続されている。また、ユーザIDに対応して各ユーザの訪問履歴を蓄積したユーザ登録/履歴サーバ1002も接続される。かかるユーザ登録/履歴サーバ1002は、ラリーコース作成においてユーザの訪問履歴の統計などのために使用できる。あるいは、ユーザがラリーコースを選択する場合にそのユーザの嗜好に合うコースを提案するためなどにも使用できる。なお、ユーザ登録/履歴サーバ1002の内容は、第2実施形態の情報処理装置に各地域のユーザ登録/履歴・データベースとして記憶して、各地域におけるラリーコース作成又はユーザのラリーコース選択に使用されてもよい。
[第5実施形態]
上記各実施形態では、運用時の複数のラリーコース間の関連については、詳細に説明しなかった。第5実施形態では、複数のラリーコース間の関連が定義されており、運用時にはその関連を使って利用者に多様なラリーコースを楽しみ、制覇特典の付与においても多様な運用が可能とする例を説明する。なお、第5実施形態では、既に上記各実施形態により複数のラリーコースが作成されているものとして説明をする。また、第5実施形態では、複数のラリーコースの作成時に同じ地点を含むことを示す情報を付加する例を示したが、運用時に同じ地点を含む複数のラリーコースをユーザが登録していることを判断して、その地点制覇やコース制覇を制御してもよい。この構成及び手順も第5実施形態から容易に想到し得るものである。
(第5実施形態における複数の重複するラリーコースの作成結果の例)
図14は、第5実施形態における複数のラリーコースの作成結果を示す図である。図14に示す作成結果は、ラリーコース・データベース540としてコースIDにより検索可能に格納される。
図14のように、第1ラリーコースは、図6の第1地点を“A神社”とし4地点をチェック地点に含む“歴史探索コース”の作成結果のラリーコースである。第1ラリーコース情報1410として、コースID及びラリーコース名1411、基本ポイント1412、選択された周遊すべき地点の組(1413,1414,1415,…)が格納される。ここで基本ポイントとはコース制覇をした場合にユーザに提供されるポイントを導き出すためのポイントである。ラリーコースの作成結果の各地点は、図7と同様に、図3に示した登録地点データベース510の各地点のデータに対して参照可能に関連付けられる。また、選択された周遊すべき地点の組(1413,1414,1415,…)の各地点に対応して、この地点を重複して含む他のラリーコースのコースIDが記憶される。
たとえば、第3地点情報1415の重複コースIDとして、第2ラリーコース情報1420のコースIDとしての「102」が記憶されて、B寺が“グルメ探索コース”に含まれるチェック地点でもあることを示している。
第2ラリーコース情報1420は、第2地点を“B寺”としチェック地点に含む“グルメ探索コース”の作成結果である。第2ラリーコース情報1420には、第1ラリーコース情報1410と同様に、コースID及びラリーコース名1421、基本ポイント1422、選択された周遊すべき地点の組(…,1424,…)が格納される。また、選択された周遊すべき地点の組(…,1424,…)の各地点には、第1ラリーコース情報1410と同様の属性が含まれる。図14では、第2ラリーコース情報1420の第2地点情報1424の重複コースIDに、前に示した“歴史探索コース”のコースIDとしての「101」が記憶されて、第2地点のB寺が“歴史探索コース”と重複する地点であることを示している。
その他の第n地点情報1430の説明は省略する。なお、図14の複数の重複するラリーコースの作成は、たとえば、図8のステップS40〜S60の処理において地点間の関連性や他のラリーコースとの重複を決定地点の属性情報として記憶することで実現できる。
(第5実施形態における運用時に登録されたスタンプラリーの構成)
図15は、図14の作成された複数のスタンプラリーから選択され登録された、運用時のスタンプラリーの構成である。本例では、ユーザが2つのラリーコース(コースID「101」と「102」)を選択して登録した場合を示す。なお、かかる運用時のスタンプラリー情報は、サーバとして機能する本実施形態の情報処理装置に保持されて一括管理されても、各ユーザの携帯端末にダウンロードされて、ユーザの携帯端末で分散管理され、所定タイミングでサーバに通知する構成であってもよい。
まず、図15の運用時のスタンプラリー情報1500は、ユーザID1505を有する。かかるユーザID1505と共にユーザ名などを記憶してもよいが、かかるユーザID1505は、ユーザ名や住所などユーザ情報を登録したユーザデータベース1550に関連付けられているので、最低限の情報が記憶されればよい。
ユーザID1505を有するユーザが選択登録した第1ラリーコース情報1510は、図14の第1ラリーコース情報1410と同様に、第1地点として“A神社”を含む“歴史探索コース”のラリーコースである。第1ラリーコース情報1510には、コースID及びラリーコース名1511、コース制覇情報1512、選択された周遊すべき地点の組(1513,1514,1515,…)が格納される。コースIDは、図7に示したラリーコース・データベース540と参照可能に関連付けられている。コース制覇情報1512は、コース制覇が完了したか否かを示すコース制覇フラグを含んでおり、初期値として“OFF”が設定されている。また、コース制覇情報1512は、コース制覇をした場合にユーザに提供されるポイント(=基本ポイント×ユーザパラメータ)も含んでいる。
選択された周遊すべき地点の組(1513,1514,1515,…)の各地点には、次のような各地点の属性が含まれる。まず、第1地点情報1513は、地点制覇が完了したか否かを示す地点制覇フラグを有しており、初期値として“OFF”が設定されている。そして、この地点を重複して含む他のラリーコースが無いことが記憶される。以下、第2地点情報1514及び第3時点情報1515も同様の構成である。第3地点情報1515の重複コースにはコースID「102」が記憶されている。これは、“B寺”が、ユーザが選択登録したもう1つの“グルメ探索コース”と重複する地点であることを示している。これらの地点の制覇条件などは、ラリーコースをユーザが選択して登録した時点で、ユーザIDを使ってユーザデータベースから取得されたユーザ情報や参加履歴なども参考にして設定される。
第2ラリーコース情報1520は、“B寺”を第2地点として含む“グルメ探索コース”の作成結果としてのラリーコースの情報である。第2ラリーコース情報1520には、第1ラリーコース情報1510と同様に、コースID及びラリーコース名1521、コース制覇情報1522、選択された周遊すべき地点の組(…,1524,…)が含まれる。また、選択された周遊すべき地点の組(…,1524,…)の各地点には、第1ラリーコース情報1510と同様の属性が含まれる。第2ラリーコース情報1520の第2地点情報1524の重複コースIDに、前に示した“歴史探索コース”のコースID「101」が記憶されているため、第2地点情報1524が“歴史探索コース”と重複する地点であることを示している。
各地点情報1512、1513、1514は、その属性として、他にも、地点制覇条件や、他地点/他コースへの寄与率などを含んでも良い。ここで地点制覇条件とは、その地点を制覇するための前提条件であり、例えば、第2地点情報1514の地点制覇条件に第1地点の“A神社”が設定されているとすると、第1地点“A神社”の制覇を条件として、第2地点の制覇が認められることを示している。
また、他地点への寄与率とは、その地点の制覇が、他の地点の制覇に与える影響の度合いを示したものである。例えば、第2地点情報1514に、他地点への寄与率として、“B寺(0.8)”が設定されていると、“C山”を制覇すれば“B寺”の制覇が8割完了であることを示す。例えば、“B寺”への寄与率が“0.2”以上の他の地点をさらに制覇して、“B寺”への寄与率の合計値が1を超えれば、“B寺”を訪問しなくても“B寺”の制覇が認められる。
また、他コースへの寄与率とは、その地点の制覇が、他のコースの制覇に与える影響の度合いを示したものである。例えば、第3地点情報1515に、“グルメ(0.1)”が設定されているとすると、“B寺”を制覇すれば“グルメ探索コース”の制覇が1割完了と認められることを示す。そして“グルメ探索コース”への寄与率の合計値が1を超えれば、“グルメ探索コース”の全地点を訪問しなくても“グルメ探索コース”の制覇が認められる。
(登録されたスタンプラリーの運用手順)
図16は、図15に示すユーザの選択により登録されたスタンプラリーの運用手順を示すフローチャートである。なお、図16では、サーバである情報処理装置がスタンプラリーの運用を一括管理する場合の手順を示す。
ステップS1601では、図示しない各チェック地点に配置されたユーザID読取装置から読みとられたユーザIDを、地点制覇通知として受信したかをチェックする。地点制覇通知の受信があれば、ステップS1603でユーザIDとユーザID読取装置が配置された地点IDとを取得する。なお、ここではユーザID読取装置を使った地点制覇通知を説明したが、これに限定されず、ユーザ携帯端末からチェック地点を認知可能な情報、たとえばチェック地点を特徴付ける写真などを転送することで行なっても良い。ステップS1605では、取得したユーザIDと地点IDとから、この地点IDがユーザIDに対応して登録された登録コース内に有るか否かが判定される。登録コースに無ければ、ステップS1601に戻って次の地点制覇通知を待つ。オプショナルには、ステップS1607で、通知地点が登録コースには入っていないが登録コースあるいは登録コースに含まれる地点の制覇に寄与する場合は、その旨を記録して以降のコースあるいは地点制覇条件に反映させてもよい。
通知した地点IDが登録コース内に有る場合は、ステップS1609で図15に示した運用時のスタンプラリー情報1500から1つのコースデータを取得する。ステップS1611では、地点制覇条件やユーザパラメータを考慮して地点制覇を認可するか否かを判断する。条件を満足できず地点制覇を認可できない場合は、ステップS1613で“地点制覇条件を満たしません。先にXXXを訪問してください”などのメッセージでその旨をユーザに通知する。地点制覇を認可する場合は、ステップS1615に進んで地点制覇済みだとして地点制覇フラグをONにする。次に、オプショナルには、ステップS1617で、その地点の制覇が他のコースや他の地点制覇へ寄与するのであればその旨を記録して、以降のコース制覇/地点制覇に反映させてもよい。
ステップS1619では、この地点制覇で注目しているコース制覇が完了したか否かを判断する。コース制覇が完了したと判断した場合は、ステップS1621に進んでコース制覇済みだとしてコース制覇フラグをONにする。そして、S1623で、コース制覇と制覇によりユーザが獲得できるポイントをユーザの携帯端末に通知する。コース制覇が完了でない場合は、ステップS1625に進む。なお、全チェック地点を制覇したにも拘わらず、コース制覇条件を満たさない場合、たとえば、他のコースの制覇が条件である場合、などがある。この場合は、ステップS1613で“コース制覇条件を満たしません。YYコースも制覇してください”などのメッセージでその旨をユーザに通知する。
ステップS1625では、同じ地点を重複する他のコースが有るか否かを判定する。同じ地点を重複する他のコースが有ればステップS1609に戻って、重複する他のコースのコースデータを取得してステップS1611からS1623を繰り返す。同じ地点を重複する他のコースが無い場合はステップS1627に進んで、ユーザデータベースに蓄積されたユーザの嗜好や履歴、ユーザパラメータを参照して、次にユーザが向かう地点を紹介するコース案内などを通知して、ユーザのコース制覇を誘導する。
上述のように、図16のフローチャートは、サーバである情報処理装置が多重型ラリーコースを一括制御する場合を示した。これを、ユーザ携帯端末で分散処理することも可能である。その場合は、図15のコースデータと図16のアプリケーションプログラムをラリーコースの登録時点でユーザ携帯端末にダウンロードして、運用を各ユーザ携帯端末にまかせる構成とすることもできる。あるいは、1つの地点の制覇通知処理が終了した時点でサーバである情報処理装置に処理結果を通知する構成にすることもできる。あるいは、S1609のコースデータの取得において、サーバである情報処理装置からユーザ携帯端末にダウンロードし、処理結果のコースデータをサーバである情報処理装置に返信する構成も可能である。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について詳述したが、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステム又は装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、単体の装置に適用しても良い。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する制御プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされる制御プログラム、あるいはその制御プログラムを格納した記憶媒体、その制御プログラムをダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の範疇に含まれる。

Claims (11)

  1. 数地点が互いの数値化された複数種類の関連性と共に記憶された記憶手段と、
    周遊可能な地点の組を特徴付ける属性を周遊経路名により指定する指定手段と、
    前記指定手段が指定した前記周遊経路名に対応して前記複数種類の関連性のそれぞれに重みを付ける重み付け手段と、
    周遊経路を決定する制限条件を設定する制限条件設定手段であって、前記制限条件として、周遊経路に含まれる前記周遊可能な地点の数、周遊経路の距離、周遊経路を周遊する対象者の属性、周遊経路の周遊に使用する乗り物、経路作成のための制覇予測時間、制覇期間を含む制覇条件の、少なくとも1つを設定する、制限条件設定手段と、
    前記複数地点の中から第1地点を指示する指示手段と、
    前記指示手段により指示された前記第1地点と前記複数地点の各地点との関連性を前記記憶手段に記憶された前記複数種類の関連性を前記重み付け手段により重み付けした関連性を使って演算し、演算結果から、前記制限条件を満たす地点であって前記第1地点との関連性の最も高い地点を、周遊可能な第2地点として選択して格納する選択手段と、
    前記格納された第2地点を次の第1地点として前記選択手段による選択および格納を所定の回数だけ繰り返して、前記格納された所定の数の周遊可能な地点の組であって前記制限条件を満たす組み周遊経路に決定して登録する決定手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記周遊経路はラリーコースであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ユーザの指示により、前記選択手段により選択された地点を前記周遊経路から削除する削除手段と、
    ユーザの指示により、前記周遊経路に新たな地点を周遊可能な地点として追加する追加手段とをさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記追加手段は、各地点におけるイベント開催情報及びイベント開催日時を入力するイベント入力手段を含み、
    前記イベント開催日時におけるイベント開催地点を周遊すべき地点として追加することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶手段は、さらに、記憶された前記複数地点の各地点に対応付けて、他の地点が前記各地点の訪問を登録するための必要条件として記憶されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶手段は、さらに、記憶された前記複数地点の各地点に対応付けて、他の地点が前記各地点の訪問に対して与えられるポイントを加算するための十分条件として記憶されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記複数種類の関連性を示すデータを入力するための関連性入力手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記記憶手段は、前記複数種類の関連性として、少なくとも地点間の距離と周遊可能な地点の組を特徴付ける属性における関連性とが記憶されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記記憶手段には、周遊可能な同じ地点を含む複数の周遊経路が登録された場合に、登録された各周遊経路が含む前記同じ地点が互いに参照可能に記憶されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 周遊可能な地点の組を特徴付ける属性を周遊経路名により指定する指定ステップと、
    前記指定ステップにおいて指定した前記周遊経路名に対応して複数種類の関連性のそれぞれに重みを付ける重み付けステップと、
    周遊経路を決定する制限条件を設定する制限条件設定ステップであって、前記制限条件として、周遊経路に含まれる前記周遊可能な地点の数、周遊経路の距離、周遊経路を周遊する対象者の属性、周遊経路の周遊に使用する乗り物、経路作成のための制覇予測時間、制覇期間を含む制覇条件の、少なくとも1つを設定する、制限条件設定ステップと、
    数地点の中から第1地点を指示する指示ステップと、
    前記指示ステップにおいて指示された前記第1地点と前記複数地点の各地点との関連性を、予め記憶手段に記憶されている、前記複数地点を互いの数値化された複数種類の関連性を前記重み付けステップにおいて重み付けした関連性を使って演算し、演算結果から、前記制限条件を満たす地点であって前記第1地点との関連性の最も高い地点を、周遊可能な第2地点として選択して格納する選択ステップと、
    前記格納された第2地点を次の第1地点として前記選択ステップにおける選択および格納を所定の回数だけ繰り返して、前記格納された所定の数の周遊可能な地点の組であって前記制限条件を満たす組みを周遊経路に決定して登録する決定ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. 周遊可能な地点の組を特徴付ける属性を周遊経路名により指定する指定ステップと、
    前記指定ステップにおいて指定した前記周遊経路名に対応して複数種類の関連性のそれぞれに重みを付ける重み付けステップと、
    周遊経路を決定する制限条件を設定する制限条件設定ステップであって、前記制限条件として、周遊経路に含まれる前記周遊可能な地点の数、周遊経路の距離、周遊経路を周遊する対象者の属性、周遊経路の周遊に使用する乗り物、経路作成のための制覇予測時間、制覇期間を含む制覇条件の、少なくとも1つを設定する、制限条件設定ステップと、
    数地点の中から第1地点を指示する指示ステップと、
    前記指示ステップにおいて指示された前記第1地点と前記複数地点の各地点との関連性を、予め記憶手段に記憶されている、前記複数地点を互いの数値化された複数種類の関連性を前記重み付けステップにおいて重み付けした関連性を使って演算し、演算結果から、前記制限条件を満たす地点であって前記第1地点との関連性の最も高い地点を、周遊可能な第2地点として選択して格納する選択ステップと、
    前記格納された第2地点を次の第1地点として前記選択ステップにおける選択および格納を所定の回数だけ繰り返して、前記格納された所定の数の周遊可能な地点の組であって前記制限条件を満たす組みを周遊経路に決定して登録する決定ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理装置の制御プログラム。
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