JP2007226611A - 情報提供システム及び情報提供方法等 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが訪問、通過等した場所にある施設等の地物の中から、ユーザが関心を持っている事に関連する地物の情報を簡単に得ることを可能とする情報提供システム及び情報提供方法等を提供する。
【解決手段】携帯電話機1において、ユーザにより所定のボタン操作がされたときにユーザの現在位置を示す緯度・経度を位置情報として取得し、PC2において、携帯電話機1により取得された位置情報が示す場所にある施設を施設情報DBに基づいて抽出し、その抽出された施設の施設情報とユーザの関心事に関するプロファイル情報とに基づいて、抽出された施設の中からユーザの関心事に関連する施設を検索し、検索された施設の施設情報をスケジュール情報として登録する。
【選択図】図1

Description

本願は、ユーザが訪問、通過等した場所に所在する地物に関する情報を提供する情報提供システム及び情報提供方法等の技術分野に関する。
現在、GPS(Global Positioning System)を利用した受信機等により自己の現在位置(緯度・経度等)を取得し、その現在位置を中心とした地図等の情報を画面に表示する携帯情報端末(例えば、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等)が一般的に認知されるようになりつつある。
こうした中、上述した携帯情報端末を用いてそのユーザが現在いる場所にある施設等の情報を提供するシステムが提案されている。
例えば、特許文献1には、携帯型コンピュータにより、ユーザの現在位置を定期的に計測し、ユーザがある場所に一定時間以上滞在したことを計測した場合には、その位置をユーザが訪問したと解釈してユーザの行動履歴として記録し、その行動履歴に記録された訪問先の住所及びユーザが登録したコメントと、スケジュール情報に記録された訪問先の住所及びユーザが登録したコメントとにより、百科事典データベース等からユーザの現在位置周辺の情報を収集した結果を絞り込んで一覧表示する情報案内方法が開示されている。
特開2001−306604号公報
しかしながら、例えば、ユーザが関心を持っている事に関連する施設を通りすがりに発見したが、そのときユーザが先を急いでいるような場合には、施設の情報を得るためとはいえ、わざわざその施設のすぐ傍まで近寄ってユーザがそこに滞在したことを記録させるような余裕は無い。その一方で、現在位置から一定の範囲内にある全ての施設情報を取得することができれば施設に近寄る必要は無くなるであろうが、その範囲内にある多数の施設の中から目的の施設の情報を探し出すには相応の手間がかかることとなる。また、例えユーザが過去に訪問した場所やスケジュールに登録された場所で施設の絞込みを行ったとしても、その過去に訪問した場所やスケジュールに登録された場所が、必ずしもユーザの関心事を反映しているとはいえないことから、絞込みが適切に行われるとはいい難い。
本願は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その課題の一例は、ユーザが訪問、通過等した場所にある施設等の地物の中から、ユーザが関心を持っている事に関連する地物の情報を簡単に得ることを可能とする情報提供システム及び情報提供方法等を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得装置と、地物に関する地物情報を提供する情報提供装置と、を備える情報提供システムにおいて、前記位置情報取得装置は、入力手段を通じてユーザにより指示情報が入力されたときに前記位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、前記情報提供装置は、ユーザの関心事に関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、前記地物情報を地物の所在する位置と夫々対応付けて記憶する地物情報記憶手段と、前記記憶された地物情報に基づいて、前記位置情報取得手段により取得された位置情報が示す位置に所在する地物を抽出し、当該地物の前記地物情報を取得する抽出手段と、前記記憶されたユーザ情報と、前記取得された地物情報と、に基づいて、前記抽出された地物の中からユーザの関心事に関連する地物を検索する検索手段と、前記検索された地物の前記地物情報を提供する提供手段と、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、ユーザの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得装置と、地物に関する地物情報を提供する情報提供サーバ及び当該地物情報の提供場所情報を検索する検索サーバとネットワークを介して接続可能な情報提供装置と、を備える情報提供システムにおいて、前記位置情報取得装置は、入力手段を通じてユーザにより指示情報が入力されたときに前記位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、前記情報提供装置は、ユーザの関心事に関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報が示す位置に対応する住所の少なくとも一部を示す住所情報を取得する住所情報取得手段と、前記記憶されたユーザ情報と、前記取得された住所情報と、に基づいて、当該住所情報が示す住所に所在する地物の中からユーザの関心事に関連する地物の前記地物情報の提供場所情報を前記検索サーバから取得する提供場所情報取得手段と、前記取得された提供場所情報が示す前記情報提供サーバから前記ユーザの関心事に関連する地物の地物情報を取得する地物情報取得手段と、前記取得された地物情報を提供する提供手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、ユーザの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得装置と、地物に関する地物情報を提供する情報提供装置と、を備え、前記情報提供装置は、ユーザの関心事に関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、前記地物情報を地物の所在する位置と夫々対応付けて記憶する地物情報記憶手段と、を有する情報提供システムにおける情報提供方法であって、前記位置情報取得装置が、入力手段を通じてユーザにより指示情報が入力されたときに前記位置情報を取得する位置情報取得工程と、前記情報提供装置が、前記記憶された地物情報に基づいて、前記位置情報取得手段により取得された位置情報が示す位置に所在する地物を抽出する抽出工程と、前記位置情報取得装置が、当該地物の前記地物情報を取得し、前記記憶されたユーザ情報と、前記取得された地物情報と、に基づいて、前記抽出された地物の中からユーザの関心事に関連する地物を検索する検索工程と、前記位置情報取得装置が、前記検索された地物の前記地物情報を提供する提供工程と、を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、ユーザの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得装置と、地物に関する地物情報を提供する情報提供サーバ及び当該地物情報の提供場所情報を検索する検索サーバとネットワークを介して接続可能な情報提供装置と、を備え、前記情報提供装置は、ユーザの関心事に関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段を有する情報提供システムにおける情報提供方法であって、前記位置情報取得装置が、入力手段を通じてユーザにより指示情報が入力されたときに前記位置情報を取得する位置情報取得工程と、前記情報提供装置が、前記位置情報取得工程において取得された位置情報が示す位置に対応する住所の少なくとも一部を示す住所情報を取得する住所情報取得工程と、前記情報提供装置が、前記記憶されたユーザ情報と、前記取得された住所情報と、に基づいて、当該住所情報が示す住所に所在する地物の中からユーザの関心事に関連する地物の前記地物情報の提供場所情報を前記検索サーバから取得する提供場所情報取得工程と、前記情報提供装置が、前記取得された提供場所情報が示す前記情報提供サーバから前記ユーザの関心事に関連する地物の地物情報を取得する地物情報取得工程と、前記情報提供装置が、前記取得された地物情報を提供する提供工程と、を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報提供システムに含まれる情報提供装置であって、前記ユーザ情報記憶手段、前記地物情報記憶手段、前記抽出手段、前記検索手段及び前記提供手段を供えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項4または請求項5に記載の情報提供システムに含まれる情報提供装置であって、前記ユーザ情報記憶手段、前記住所情報取得手段、前記提供場所情報取得手段、前記地物情報取得手段及び前記提供手段を供えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、コンピュータを、請求項10に記載の情報提供装置として機能させることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、コンピュータを、請求項11に記載の情報提供装置として機能させることを特徴とする。
以下、図面を参照して本願の最良の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、ユーザの関心事に関連する施設の利用をスケジュールに組み込むスケジューリングシステムに対して本願を適用した場合の実施形態である。
[1.第1実施形態]
[1.1 スケジューリングシステムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係るスケジューリングシステム100の構成及び機能について、図1を用いて説明する。
図1は、第1実施形態に係るスケジューリングシステム100の概要構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、スケジューリングシステム100は、位置情報取得装置の一例としての携帯電話機1と、情報提供装置の一例としてのPC(Personal Computer)2と、を含んで構成されている。
携帯電話機1とPC2とは、例えば、USB(Universal Serial Bus)インタフェース等に準拠した通信ケーブルCに接続可能となっており、当該ケーブルを介して携帯電話機1から出力されたデータをPC2に入力することが可能となっている。
本実施形態においては、ユーザによる入力文章の内容等に応じて、PC2がユーザの関心事に関する情報をプロファイル情報(ユーザ情報の一例)として登録、更新するとともに、ユーザの予定等をスケジュール情報として登録し、当該登録されたスケジュール情報をユーザが確認できるようになっている。
その一方で、ユーザが興味を持った施設(地物の一例)の近くや気になった場所等で携帯電話機1に対して所定のボタン操作をすると、携帯電話機1が、そのときの現在位置を位置情報として記憶するようになっている。
その後、PC2に携帯電話機1を接続すると、携帯電話機1が記憶していた位置情報をPC2が取得する。そして、PC2は、位置情報が示す位置周辺に所在する施設の中でユーザの関心事に関連する施設の施設情報(地物情報の一例)をプロファイル情報に基づいて取得し、この施設情報に基づいて、その施設を利用するという予定を登録するようになっている。
[1.2 携帯電話機の構成及び機能]
次に、携帯電話機1の構成及び機能について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、携帯電話機1は、無線基地局との電波送受信により移動体通信網に接続して、他の携帯電話機等との通信を制御する無線通信部11と、例えば、マイクロホン、D/A変換器等を有し、ユーザの発話音声等をマイクロホンから入力すると当該音声に対応した音声データを生成して無線通信部11に出力する音声入力部12と、例えば、スピーカ、増幅回路等を有し、無線通信部11から供給された音声データに対応する音声を生成してスピーカにより拡声する音声出力部13と、を備え、移動体通信網に接続された他の携帯電話機等との通話やデータ通信が可能となっている。
また、携帯電話機1は、例えば、GPS受信機等を有する位置情報取得部14を備え、GPS衛星から発信された衛星軌道及び時刻データを含む電波を受信するとともに、この受信した電波に基づいて携帯電話機1の現在位置の緯度及び経度を位置情報として算出し、システム制御部19に出力するようになっている。
更に、携帯電話機1は、各種プログラム及びデータ等を記憶する記憶部15(例えば、フラッシュメモリ等)と、文字や画像等の情報を表示する表示部16(例えば、液晶ディスプレイ等)と、ユーザからの操作指示を受け付け、その指示内容を指示信号としてシステム制御部19に出力する操作部17(例えば、操作ボタン等)と、例えば、バスコントローラ、ケーブル接続端子等を有し、ケーブル接続されたPC2との間におけるデータの入出力を制御する入出力制御部18と、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、タイマ回路等を備えるシステム制御部19と、を備え、システム制御部19と各部とはシステムバス20を介して相互に接続されている。
システム制御部19は、ROMや記憶部15に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより携帯電話機1全体を制御するとともに、位置情報取得手段として機能するようになっている。
具体的には、ある場所でユーザが所定のボタン操作をすることにより、現在位置を取得するように指示する指示信号(指示情報の一例)が操作部17から出力されると、システム制御部19は、位置情報取得部14に現在位置の位置情報を算出させてこれを取得し、その取得日時としてタイマ回路から現在日時を取得し、これらの情報を位置日時情報として記憶部15に記憶するようになっている。
ここで、現在位置を取得するような場所とは、ユーザの自由意思により決定されるものであることは無論であるが、例えば、ユーザが興味を持った施設や、ユーザの関心事に関連しそうな施設(例えば、ユーザの関心事がダイエットである場合のスポーツジムやエステティックサロン等)の目の前の場所や、そうした施設を少し遠くに発見したような場所等が考えられるであろうし、または、そうした施設を発見しなくても、ユーザが普段通っていて気になっている場所や、観光等で訪れたときにもう一度来ようと思った場所等が考えられる。
なお、位置情報取得装置としてはユーザの現在位置を取得することができればよいのであるから、携帯電話機1のように移動体通信網等のネットワークに接続できるような構成とするか否かは基本的には任意である。
[1.3 PCの構成及び機能等]
次に、PC2の構成及び機能について、図1及び図2を用いて説明する。
図1に示すように、PC2は、例えば、インターネット等のネットワークに接続してサーバ等との通信を制御する通信部21と、各種プログラム及びデータ等を記憶するプロファイル情報記憶手段、地物情報記憶手段及び関連付け情報記憶手段の一例としての記憶部22(例えば、ハードディスクドライブ等)と、文字や画像等の情報を表示する表示部23(例えば、液晶ディスプレイ等)と、ユーザからの操作指示を受け付け、その指示内容を指示信号としてシステム制御部31に出力する操作部24(例えば、キーボード、マウス等)と、例えば、バスコントローラ、ケーブル接続端子等を有し、ケーブル接続された携帯電話機1との間におけるデータの入出力を制御する入出力制御部25と、を備えている。
また、PC2は、記憶部22に記憶されたプロファイル情報を管理するプロファイル管理部26と、抽出手段の一例としての地物情報抽出部27と、検索手段(探索手段及び特定手段を含む)の一例としての施設・プロファイル照合部28と、ユーザの関心事に関連する施設の中からスケジュール情報に登録する施設を確定する関心事確定部29と、予定登録手段の一例としてのスケジュール管理部30と、を備えている。
更に、PC2は、CPU、RAM、ROM等を備えるシステム制御部31を備え、システム制御部31と各部とはシステムバス32を介して相互に接続されている。
記憶部22には、各種データの一部として、携帯電話機1により取得された位置日時情報、プロファイル情報、施設情報、連想辞書情報(関連付け情報の一例)及びスケジュール情報が記憶されている。なお、これらの情報の詳細については後述する。
システム制御部31は、ROMや記憶部22に記憶された各種プログラムを読み出し実行することによりPC2全体を制御する。
プロファイル管理部26は、プロファイル情報の登録、更新等を行うようになっている。
プロファイル情報は、ユーザの関心事に関する事柄を文字情報の一覧として表した情報である。プロファイル情報の具体的内容としては、例えば、ユーザの趣味、嗜好、欲求、興味等、ユーザの関心事を直接示す情報の他、例えば、ユーザの身体に関する事、生活パターン、行動特性等、ユーザの関心事を間接的に示す情報が含まれても良い。また、ユーザの氏名、年齢、性別、住所、出身地、職業等、ユーザの関心事を特定する(例えば、性別であれば、男性は自動車により関心を示し、女性は化粧品により関心を示す等、ユーザの関心事の範囲を限定する)情報が含まれていても良い。勿論、プロファイル情報は、これらの情報の一部であってもよいし、他の情報が含まれてもよい。また更に、プロファイル情報には、上記の情報と夫々対応付けてその優先順位(例えば、ユーザの関心の高さを示す情報等)が含まれるようにしても良い。
プロファイル情報の登録、更新方法としては、様々な方法を適用することができるが、以下、その適用例について説明する。
(適用例1)
日記アプリケーションプログラムをシステム制御部31が実行することにより、ユーザの日々の出来事や感想等(日記)を文章データとして記憶部22等に記憶すると、プロファイル管理部26がその文章データに対して形態素解析等を行って単語(例えば、名詞のみ)を抽出し、この抽出した単語をプロファイル情報として登録する。ユーザが日記として記録する事柄はユーザの関心事であることが一般的であるから、その文章から抽出された単語はユーザの関心事を示す情報となる。
(適用例2)
電子メールアプリケーションプログラムをシステム制御部31が実行することにより、ユーザが送受信した電子メール(例えば、送信メール、受信メールとして記憶部22に記憶された電子メール等)の件名や本文に対して適用例1と同様に単語抽出し、この抽出された単語をプロファイル情報として登録する。ユーザが電子メールとしてやり取りする内容は、ユーザの関心事に関係することが多いので、その電子メールから抽出された単語はユーザの関心事を示す情報となる。
(適用例3)
Webブラウザーアプリケーションプログラムの、例えば、「お気に入り」として登録されたサイトのWebページや、ユーザのブラウズ操作により表示部23に表示されたWebページのHTML(Hyper Text Markup Language)データ等に対して適用例1と同様に単語抽出し、この抽出された単語をプロファイル情報として登録する。ユーザは関心があるWebページを見ようとするはずであるから、そのHTMLデータから抽出された単語はユーザの関心事を示す情報となる。
(適用例4)
後述するスケジュール管理部30により登録されたスケジュール情報に含まれる行動予定等の内容をプロファイル情報として登録する。
(適用例5)
個人情報登録アプリケーションプログラムをシステム制御部31が実行することにより、ユーザの個人情報を、例えば、本システムを使用するための基本的な情報の登録やユーザの関心事に関するアンケートや、病院等において初診の際に患者が記入する問診票のような調査票やアンケートという形態で取得し、この取得された個人情報をそのままプロファイル情報として登録する。
なお、適用例1〜4については、例えば、単語を抽出する毎にその単語の出現回数をカウントし、出現する回数の多さにより単語の優先順位を決定してプロファイル情報を更新するようにしても良い(例えば、出現回数が多い単語のみを登録する等)。このようにすることで、ユーザが高い関心を持った情報のみをプロファイル情報として抽出することができる。また、例えば、適用例5で取得したユーザの年齢、性別、住所等の情報を用いて、適用例1〜4で抽出等した単語からユーザの関心事に関連しない情報としてプロファイル情報の登録対象から除外するようにしても良い(例えば、10歳代であれば演歌を登録対象から除外し、60歳代であればロックを登録対象から除外する等)。また、上記各適用例を単独で用いても組み合わせて用いても良いし、上記以外の方法を用いても良い。
施設情報抽出部27は、携帯電話機1とケーブル接続したときにこの携帯電話機1に記憶された位置日時情報を取得して記憶部22に記憶するとともに、位置日時情報に含まれる位置情報により記憶部22に構築されている施設情報DB(Database)を検索し、位置情報が示す場所に所在する施設を抽出するようになっている。
施設情報DBは、所定の地域内(例えば、全世界、日本全国、一部都道府県等)にある施設の情報とその施設の所在位置を示す緯度及び経度とを対応付けた情報である。施設の情報としては、例えば、施設の名称、種類、業種、ジャンル、住所、電話番号、営業日、営業時間、メールアドレス、販売商品、提供サービス、宣伝、施設所有者や使用者の情報、その他の案内情報等が含まれる(勿論、上記情報の一部であってもよいし、他の情報が含まれてもよい)。
ここで、施設を抽出する際には、位置情報が示す場所だけでなくその場所を含む所定の範囲内に所在する施設をも抽出するようにしても良い。この所定範囲内は、例えば、位置情報が示す場所から半径100メートルの範囲内としても良いし、位置情報が示す場所に対応する区画内(例えば、住所中の東京都中央区○○○や東京都中央区○○○××丁目や、緯度・経度に基づいて地域を分割したメッシュ(総務省統計局により策定)等)としても良い。
施設情報抽出部27は、こうして抽出された施設の施設情報を施設情報DBから読み出し、RAMまたは記憶部22に記憶するようになっている。
施設・プロファイル照合部28は、プロファイル情報及び施設情報抽出部27により取得された施設情報に基づいて、抽出された施設の中からユーザの関心事に関連する施設を検索するようになっている。
具体的に、施設・プロファイル照合部28は、先ず、プロファイル情報に含まれるユーザの関心事を示す情報を探索キーワードとして(一つでも複数でも良い)、その関心事を示す情報に関連する単語情報を探索する。
連想辞書情報は、多数の単語情報(事柄を示す情報の一例)が、この各単語情報と何らかの関連性を有する他の単語情報と対応付けされた情報である。図2は、連想辞書情報の構造の一部の例を示すイメージ図である。
図2に示すように、連想辞書情報には、例えば、単語情報101として「腰」が登録されており、その「腰」と直接関連する情報として「椎間板ヘルニア」、「腰痛」、「ぎっくり腰」、「背中」という単語情報102〜105が登録されている。こうした関連付けは、例えば、単語情報102〜105を示すインデックス情報やアドレス情報等が単語情報101に対応付けて登録されることにより実現される。更に、「椎間板ヘルニア」と直接関連する情報として「整形外科」、「頚椎」という単語情報106〜107が登録されている。また、他の単語情報103〜105についても同様に直接関連する単語情報が登録されている。
ここで本実施形態においては、「腰」と「整形外科」(または、「頚椎」)とは、夫々に直接関連する「椎間板ヘルニア」に直接関連する情報であるので、間接的に関連する情報であるものとする。また、「整形外科」に直接関連する図示しない他の単語情報も、「腰」及び「椎間板ヘルニア」と間接的に関連する情報であるものとする。
施設・プロファイル照合部28は、上述したインデックス情報やアドレス情報等を足がかりとして、探索キーワードに関連する単語情報を探索することとなる。このとき、探索する深さを1段として直接関連する単語情報102〜105までを探索するようにしても良いし、探索する深さを2段として単語情報102〜105に関連する単語情報106〜107等を探索の対象にしても良いし、探索する深さを3段以上として更にその次以降に関連する単語情報を探索の対象にしても良い。例えば、図2の例において、探索キーワードとして「腰」を設定し、探索する深さを2段とした場合、探索結果として単語情報102〜Nが得られることとなる。
なお、連想辞書情報は、例えば、本システムの提供者が、単語と単語との関連性を考慮して予め作成するものであるが、一つの単語情報に関連する情報として対応付けされる情報は一つでも複数でも良い。
次に、施設・プロファイル照合部28は、探索キーワードに用いられた情報(プロファイル情報に含まれるユーザの関心事を示す情報)及び上記探索により得られた単語情報を検索キーワードとして、施設情報抽出部27によりRAMまたは記憶部22に記憶された施設情報を検索する。そして、この施設情報が、検索キーワードのいずれか一つの情報でも含む(または、検索キーワードのいずれかと施設情報に含まれる各情報のいずれかとが一致する)場合には、その施設情報が示す施設がユーザの関心事に関連する施設であると特定する。ここで、特定される施設は一つでも複数でも良いし、検索キーワードによっては全く特定できないこともある。
このとき、例えば、検索キーワードの中で特定のジャンルに関するキーワードのみを用いて検索させるようにしても良いし、施設情報の中で特定の情報のみを検索対象とするようにしても良い。例えば、検索キーワードを提供サービスのジャンルを示すもののみに限定した場合、図2の例では、「整形外科」のみが検索キーワードとなる。
関心事確定部29は、施設・プロファイル照合部28により特定された施設の中からユーザの予定の中で利用する施設を確定するようになっている。
この選択方法としては、例えば、特定された施設の施設情報を表示部23に一覧表示し、操作部24の操作によりユーザに直接選択させても良いし、施設情報を特定した検索キーワードの探索に用いられた探索キーワード(プロファイル情報に含まれるユーザの関心事を示す情報)の中で、そのキーワードの優先順位が所定程度以上となる施設のみを選択しても良い。このようにして、関心事確定部29は、確実にユーザの関心事に関連する施設がスケジュール情報に登録されるようにする。
スケジュール管理部30は、関心事確定部29により選択された施設の利用予定を、スケジュール情報として記憶部22に登録するようになっている。
スケジュール情報は、ユーザの行動予定等を、その内容及び日時(年月日、開始時刻、終了時刻)で示した情報である。
具体的に、スケジュール管理部30は、既に登録されているスケジュール情報を読み出し、これらの年月日、開始時刻、終了時刻から、スケジュール情報が登録されていない日時を抽出する。そして、スケジュール管理部30は、施設情報に含まれる営業日、営業時間等を参照して、スケジュール情報が登録されていない日時の中から施設の利用可能な日時を選択する。このとき、例えば、携帯電話機1で位置日時情報を取得した曜日と同じ曜日や、位置日時情報を取得した時刻を含む時間帯を優先的に選択するようにしても良い。
こうして利用可能な日時を選択したら、スケジュール管理部30は、例えば、2006年8月1日、利用開始17:00、利用終了18:00、「○○○(施設名)に訪問」といった内容をスケジュール情報として登録する。このとき、電話番号、住所等といった施設情報の一部も登録しておくことが望ましい。
また、スケジュール管理部30は、登録されたスケジュール情報の内容を、ユーザの操作により表示部23に表示するようになっている。
[1.4 スケジューリングシステム100の動作]
次に、スケジューリングシステム100の動作について、図3乃至図5を用いて説明する。
図3は、第1実施形態に係るPC2の処理例を示すフローチャートであり、同図は、日記アプリケーションプログラムによりプロファイル情報を登録する場合(上記適用例1)の処理例である。
ユーザがPC2の操作部24を操作することにより、日記アプリケーションプログラムがシステム制御部31により実行される。そして、ユーザが操作部24を操作して日記の文章を入力した後、所定の登録操作を行うと、図3に示すように、システム制御部31は、その入力された文章を文章データとして記憶部22に記憶する(ステップS1)。
次いで、プロファイル管理部26は、登録された文書データに対して形態素解析等を実施して、文章データを単語に分割し(ステップS2)、その分割された単語の中から名詞のみを抽出する(ステップS3)。そして、プロファイル管理部26は、抽出された名詞をプロファイル情報の関心事を示す情報として登録し、更にその登録された名詞の出現頻度等に基づいて優先順位を更新し(ステップS4)、処理を終了する。
例えば、ユーザが「最近、腰が痛い。」の日記を入力すると、その日記文章から「腰」が抽出され、プロファイル情報に登録されることとなり、同じような内容の日記を入力していると、「腰」の優先順位が相対的に高くなっていく。
図4は、第1実施形態に係る携帯電話機1の処理例を示すフローチャートである。
携帯電話機1において、位置情報取得プログラムが常駐アプリケーションとして起動されており、図4に示すように、システム制御部19は、所定のボタンが押されたか否かを判定する(ステップS11)。
ここで、例えば、ユーザがある場所を歩いているときに、○○○整形外科病院を遠目に発見し、また、自分の腰が痛いこと気にしていたことから、そこで所定のボタンを押すと(ステップS11:YES)、システム制御部19は、位置情報取得部14を制御して現在位置の位置情報取得するとともに(ステップS12)、現在日時をも取得する(ステップS13)。
そして、システム制御部19は、取得したこれらの情報を位置日時情報として記憶部15に記憶し(ステップS14)、処理を終了する。
図5は、第1実施形態に係るPC2の処理例を示すフローチャートである。
携帯電話機1において位置日時情報を取得した後、ユーザが通信ケーブルCを用いて携帯電話機1とPC2とを接続すると、PC2において、入出力制御部25から接続通知を示す制御信号を受けたシステム制御部31が施設情報抽出部27を制御することにより、図5に示すように、施設情報抽出部27が、通信ケーブルCを介して携帯電話機1に記憶された位置日時情報を取得する(ステップS21)。
次いで、施設情報抽出部27は、今回取得した位置日時情報と過去に取得して既に記憶部22に記憶されている位置日時情報とを比較して(例えば、取得日時を比較する)、今回取得された情報が既に記憶部22に記憶されていない新しい情報を含んでいるか否かを判定し(ステップS22)、新しい情報が含まれていない場合は(ステップS22:NO)、処理を終了し、新しい情報が含まれている場合は(ステップS22:YES)、今回取得された位置日時情報を記憶部22に記憶するとともに、その位置日時情報に含まれる位置情報が示す場所を含む所定の範囲内(例えば、同じ区画内)に所在する施設を記憶部22に記憶されている施設情報から抽出する(ステップS23)。
次いで、施設・プロファイル照合部28は、プロファイル情報に含まれる関心事を示す情報を探索キーワードとしてその探索キーワードに関連する単語情報を連想辞書情報から探索し(ステップS24)、その探索結果として得られた単語情報をキーワードとしてステップS23で抽出された施設情報を検索し、ユーザの関心事に関連する施設を特定する(ステップS25)。例えば、プロファイル情報として「腰」が登録されている場合、探索の深さを2段として図2の例に示す連想辞書情報を探索すると、「腰」に関連する単語情報102〜Nが得られる。そして、提供サービスを示す情報のみを検索キーワードとすると、「整形外科」(単語情報107)のみが検索キーワードとして設定される。もし、ユーザが○○○整形外科病院を見た場所でその位置情報を取得し、その○○○整形外科病院の場所と位置情報を取得した場所とが同一区画内にあれば、ステップS23において抽出された施設の中には○○○整形外科病院が含まれており、その施設情報の中には提供サービスとして「整形外科」が含まれている。従って、「整形外科」を検索キーワードとして検索すると、ユーザの関心事に関連する施設として○○○整形外科病院が特定されるのである。勿論、同一区画内に他の整形外科病院があればその病院も特定されることとなる。
次いで、関心事確定部29は、特定された施設の一覧を表示してユーザに選択させる等により、スケジュール情報に登録する施設を確定する(ステップS26)。例えば、ユーザが○○○整形外科病院を発見していれば、一覧表示された施設の中から○○○整形外科病院を選択するであろう。
次いで、スケジュール管理部30は、記憶部22に記憶されているスケジュール情報を読み出し、ステップS25において確定した施設の利用可能時間の範囲内で、ユーザの予定が登録されていない日時を選択し、その日時に施設を利用する予定を新たなスケジュール情報として登録するとともにその内容を表示部23に表示し(ステップS27)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、携帯電話機1において、ユーザにより所定のボタン操作がされたときにユーザの現在位置を示す緯度・経度を位置情報として取得し、PC2において、携帯電話機1により取得された位置情報が示す場所にある施設を施設情報DBに基づいて抽出し、その抽出された施設の施設情報とユーザの関心事に関するプロファイル情報とに基づいて、抽出された施設の中からユーザの関心事に関連する施設を検索し、検索された施設の施設情報をスケジュール情報として登録するという形態でユーザに提供するようになっている。
従って、携帯電話機1の所定のボタンを押す等といった簡単な操作で、ユーザが訪問、通過等した場所にある施設の中から、ユーザが関心を持っている事に関連する施設の情報を得ることができる。
また、本実施形態によれば、PC2が、ユーザの関心事を示す情報を探索キーワードとして、連想辞書情報に登録された単語情報と単語情報との関連付けを探索することにより、ユーザの関心事に直接または間接的に関連する情報を取得し、その情報を施設情報に含む施設をユーザの関心事に関連する施設であると特定するので、ユーザの関心事との関連性を考慮した柔軟な情報検索が可能となる。
更に、本実施形態によれば、PC2が、ユーザが携帯電話機1の所定のボタン操作がされたときのユーザの現在位置だけではなくその周辺の所定範囲内にある施設を抽出するので、例えば、ユーザのいる場所からは見えるが、そこからは少し遠い場所にある施設の情報を得ることができ、確実な情報提供が可能となる。
また更に、PC2が、ユーザの関心事に関連する施設の利用予定をスケジュール情報として登録する場合に、その施設の利用可能日時の中で既に予定が登録されていない日時を選択するので、施設の情報を単に提供するというだけでなく、ユーザの予定と施設の利用可能日時とを考慮した現実的な施設利用予定を簡単に登録することができる。
[1.5 変形例]
次に、本実施形態に係るスケジューリングシステムの変形例について、図6及び図7を用いて説明する。
図6は、第1実施形態の変形例に係るスケジューリングシステム200の概要構成の一例を示すブロック図であり、同図において図1と同様の要素については同様の符号を付してある。
上記説明した実施形態においてはユーザの使用するPC2においてプロファイル情報やスケジュール情報等を管理し、ユーザの関心事に関連する施設の検索等もPC2において行っていたが、ネットワークに接続されたサーバで行うようにしても良い。
すなわち、スケジューリングシステム200は、携帯電話機1と、PC2と、サーバ4と、を含んで構成されている。本変形例においてはサーバ4が情報提供装置として機能するようになっている。そして、サーバ4と、携帯電話機1及びPC2とは、ネットワークNWを介して相互にデータの送受信が可能(例えば、通信プロトコルにTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いて、相互にデータの送受信が可能)になっている。なお、ネットワーク3は、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(無線基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築される。
携帯電話機1は、基本的に上記実施形態の場合と同様の構成となっている。ただし、上記図4のステップS14において、システム制御部19は、取得した位置日時情報を記憶部15に記憶するのではなく、無線通信部11を制御することによりネットワーク11を介してサーバ4に送信するようになっている。従って、本変形例においては、位置日時情報をPC2に送信するための入出力制御部18が不要となっている。
PC2は、入出力制御部25〜スケジュール管理部30が除外された構成となっている。これらが担っていた機能の大部分はサーバ4において実現されるからである。本変形例においてPC2は、主として、Webブラウザプログラム等を実行してサーバ4と接続することにより、ユーザのプロファイル情報やスケジュール情報をサーバ4に登録したり、ユーザの関心事に関連する施設の情報をサーバ4から受信して確認するためのクライアント装置として機能する。従って、記憶部22に、位置日時情報、プロファイル情報、施設情報DB、連想辞書情報及びスケジュール情報は記憶されていない。
サーバ4は、ネットワークNWに接続して携帯電話機1及びPC2との通信を制御する通信部41と、各種プログラム及びデータ等を記憶するプロファイル情報記憶手段、地物情報記憶手段及び関連付け情報記憶手段の一例としての記憶部42(例えば、ハードディスクドライブ等)と、プロファイル管理部43と、抽出手段の一例としての地物情報抽出部44と、検索手段の一例としての施設・プロファイル照合部45と、関心事確定部46と、予定登録手段の一例としてのスケジュール管理部47と、CPU、RAM、ROM等を備えるシステム制御部48と、を備え、システム制御部48と各部とはシステムバス49を介して相互に接続されている。
記憶部42には、上記実施形態におけるPC2の場合の同様、携帯電話機1により取得された位置日時情報、プロファイル情報、施設情報DB、連想辞書情報及びスケジュール情報が記憶されている。なお、複数のユーザ毎に情報を管理する場合には、例えば、ユーザ毎に固有に割り当てられたユーザID等が各ユーザの位置日時情報、プロファイル情報、スケジュール情報等と対応付けて記憶されることとなる。
また、プロファイル管理部43、地物情報抽出部44、施設・プロファイル照合部45、関心事確定部46及びスケジュール管理部47も、上記実施形態におけるPC2の場合と基本的には同様である。
ただし、プロファイル管理部43は、上記図3のステップS1において、ネットワークNWを介して接続してきたPC2に対して、例えばCGI(Common Gateway Interface)プログラムやJAVA(登録商標)プログラム等による登録インタフェース(例えば、上記実施形態における適用例のように、日記アプリケーションやアンケート等)を提供して、ユーザに文章データや個人情報等を入力させ、その入力された情報をPC2から取得するようになっている。
また同様に、スケジュール管理部47も、PC2に対してスケジュール管理アプリケーション等のインタフェースを提供して、PC2との間でスケジュール情報を送受信することにより、スケジュールの登録や閲覧を可能としている。
また、地物情報抽出部44は、ネットワークNWを介して携帯電話機1から送信された位置日時情報を記憶部42に記憶するようになっている。
次に、スケジューリングシステム200の動作について説明する。
図7は、第1実施形態の変形例に係るサーバ4の処理例を示すフローチャートであり、同図において、図5と同様の要素については同様の符号を付してある。
図7に示すように、サーバ4は、携帯電話機1からの位置日時情報の受信待ち(ステップS28)、及びPC2からの施設情報検索リクエストの受信待ち(ステップS30)を行っている。ここで、携帯電話機1から位置日時情報が送信されると、ステップS28において、この位置日時情報をプロファイル管理部43が受信し(ステップS28:YES)、記憶部42に記憶するとともに、新しい情報が取得されたことを示すフラグ情報を記憶部42に記憶する(ステップS29)。
そして、PC2からの施設情報検索リクエストが送信されると、ステップS29において、このリクエストをプロファイル管理部43が受信し(ステップS29:YES)、以下、上記実施形態の場合と同様にステップS22〜S27の処理がサーバ4により実行される。
以上説明したように、ネットワークに接続されたサーバを情報提供装置として機能させても、上記実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施例においては、サーバ4がスケジュール管理部を備えていたが、例えば、携帯電話機1またはPC2がスケジュール管理部を備え、これらがスケジュールの登録・更新等の管理を行うように構成しても良い。
また、例えば、本システムの構成からPC2を除いて、携帯電話機1とサーバ4とで本システムを構成しても良い。この場合、PC2の担っていた機能(例えば、プロファイル情報、スケジュール情報の登録、更新や、施設情報の閲覧等)は、携帯電話機1で実現することとなる。また、この場合、プロファイル管理部、施設情報抽出部、施設・プロファイル照合部、関心事確定部、スケジュール管理部等はサーバ4が備えても良いし、これらの一部を携帯電話機1が備え、その他をサーバ4が備えても良い。このとき、位置日時情報、プロファイル情報、施設情報DB、連想辞書情報は、携帯電話機1及びサーバ4の構成等に応じて記憶場所(携帯電話機1またはサーバ4)を任意に設定することができるが、複数のユーザの携帯電話機1に情報を提供する場合を考慮すれば、施設情報DBは、サーバ4において記憶することが望ましい。
[2.第2実施形態]
次に、本願の第2実施形態について、図8乃至図9を用いて説明する。
上記説明した第1実施形態においては、ユーザが使用するパーソナルコンピュータ(PC2)において施設の情報を記憶していたが、本実施形態においては、インターネット等のネットワークに接続されたWebサーバから施設の情報を取得するようになっている。
図8は、第2実施形態に係るスケジューリングシステム300の概要構成の一例を示すブロック図であり、同図において、図1と同様の要素については同様の符号を付してあり、また、携帯電話機1の構成は図1と同様であるため、細部の構成の図示は省略している。
図8に示すように、スケジューリングシステム300は、位置情報取得装置の一例としての携帯電話機1と、情報提供装置の一例としてのPC2と、を含んで構成されている。そして、PC2は、ネットワークNWを介して情報提供サーバの一例としての多数のコンテンツ提供サーバ5及び検索サーバの一例としての検索エンジン6と接続されている。PC2、コンテンツ提供サーバ5及び検索エンジン6は、通信プロトコルにTCP/IPを用いて相互にデータの送受信が可能となっており、コンテンツ提供サーバ5及び検索エンジン6はWebサーバであるため、主にHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルを用いて通信が行われる。
コンテンツ提供サーバ5は、Webページを、HTMLデータとこれにリンクされた画像データ、音声データ、文字データ等の形態でネットワークNWを介してPC2等に送信することにより、各種の情報を提供するWebサーバである。Webページにおいて提供される情報(特にHTMLデータに含まれるデータ)には、施設情報等も含まれる。なお、コンテンツ提供サーバ5の構成及び機能は公知であるため、詳細な説明は省略する。
検索エンジン6は、基本的にはコンテンツ提供サーバ5と同様に情報を提供するWebサーバであるが、特に、ネットワークNWを介してPC2等により設定された検索条件に関連する情報を提供するコンテンツ提供サーバ5の情報を提供する。その代表的なサイトとしては、例えば、Yahoo!(登録商標)やGoogle(登録商標)等があり、検索エンジン6の構成及び機能は公知であるため、詳細な説明は省略するが、例えば、定期的に各コンテンツ提供サーバ5のWebページ(特にHTMLデータ)を収集してデータベース化しておき、設定された検索キーワードをHTMLデータ等に含むWebページの提供場所を検索して、そのURL(Uniform Resource Locator(提供場所情報の一例))等をPC2に送信する。
PC2は、第1実施形態の場合と同様に、通信部21、記憶部22、表示部23、操作部24、入出力制御部25、プロファイル管理部26、関心事確定部29、スケジュール管理部30及びシステム制御部31を備えている。
ここで、記憶部22においては、施設情報DBは構築されておらず、位置・住所変換テーブルが記憶されている。位置・住所変換テーブルは、緯度・経度で示された位置情報と、これに対応した住所情報(例えば、東京都中央区○○○××丁目△△番○○号といった完全な住所でも良いし、東京都中央区○○○××丁目といったある程度の範囲をカバーする住所の一部でも良い)とが対応付けされた情報である。
また、PC2は、住所情報取得手段の一例としての住所情報取得部33と、提供場所情報取得手段(探索手段及び検索条件設定手段を含む)及び地物情報取得手段の一例としての施設情報取得部34と、を備えている。
住所情報取得部33は、携帯電話機1とケーブル接続したときにこの携帯電話機1に記憶された位置日時情報を取得して記憶部22に記憶するとともに、位置日時情報に含まれる位置情報により記憶部22に記憶されている位置・住所変換テーブルを検索し、位置情報が示す場所の住所を取得するようになっている。
施設情報取得部34は、住所情報取得部33により取得された住所情報に所在する施設の中でユーザの関心事に関連する施設の施設情報をコンテンツ提供サーバ5から取得するようになっている。
具体的に、施設情報取得部34は、先ず、第1実施形態における施設・プロファイル照合部28と同様にして、プロファイル情報に含まれるユーザの関心事を示す情報を探索キーワードとして、その関心事を示す情報に関連する単語情報を連想辞書情報より探索する。そして、施設情報取得部34は、検索条件として住所情報と単語情報を設定する(例えば、探索された単語情報が複数ある場合は、住所情報 AND(単語情報1 OR単語情報2 OR単語情報3)等(ORは論理和、ANDは論理積))。なお、検索条件として設定する住所情報は、号や施設名等まで含むような完全な住所(例えば、東京都中央区○○○××丁目△△番○○号等)ではなく、ある程度広い範囲をカバーする区画に対応する住所部分(例えば、東京都中央区○○○××丁目等)とした方が、位置情報を取得した場所からある程度離れた場所にある施設の情報も取得することができる。
次いで、施設情報取得部34は、エンジン6に対して設定された検索条件による検索をリクエストし、その検索結果を受信すると、その検索結果の情報提供場所のURLが示すコンテンツ提供サーバ5に対してHTMLページの送信をリクエストすることにより受信したHTMLデータから、必要な施設情報(例えば、施設の名称、種類、住所、営業日、営業時間等)を取得する。
次に、スケジューリングシステム300の動作について説明する。
図9は、第2実施形態に係るPC2の処理例を示すフローチャートであり、同図において、図5と同様の要素については同様の符号を付してある。
先ず、第1実施形態の場合と同様に、ユーザが通信ケーブルCを用いて携帯電話機1とPC2とを接続すると、図9に示すように、PC2において、住所情報取得部33が、携帯電話機1に記憶された位置日時情報を取得し(ステップS21)、今回取得された位置日時情報に新しい情報含まれているか否かを判定し(ステップS22)、新しい情報が含まれている場合は(ステップS22:YES)、今回取得された位置日時情報を記憶部22に記憶するとともに、その位置日時情報に含まれる位置情報に対応する住所情報を位置・住所変換テーブルから取得する(ステップS31)。
次いで、施設情報取得部34は、プロファイル情報に含まれる関心事を示す情報を探索キーワードとしてその探索キーワードに関連する単語情報を連想辞書情報から探索し(ステップS24)、その探索結果として得られた単語情報とステップS31で取得された位置情報を検索条件に設定する(ステップS32)。
そして、施設情報取得部34は、この検索条件を指定した検索リクエストを検索エンジン6に送信する(ステップS33)。そうすると、検索エンジン6において、指定された検索条件によりWebページの検索処理が実行され、その検索結果がPC2に送信されると、この情報を施設情報取得部34が受信する(ステップS34)。
次いで、施設情報取得部34は、この検索結果情に含まれるURLが示すコンテンツ提供サーバ5に対してHTMLデータ送信のリクエストを送信する(ステップS35)。そうすると、URLで指定されたHTMLデータがコンテンツ提供サーバ5によりPC2に送信されて、このHTMLデータを施設情報取得部34が受信する(ステップS36)。
そして、施設情報取得部34は、取得されたHTMLデータから施設情報を取得する(ステップS37)。なお、ステップS34において受信された検索結果に複数のURLが含まれている場合は、その回数分だけステップS35〜S37の処理が繰り返されることとなる。
次いで、上記第1実施形態の場合と同様に、スケジュール情報に登録する施設が確定された後(ステップS26)、その施設を利用する予定が新たなスケジュール情報として登録される(ステップS27)。
以上説明したように、本実施形態によれば、携帯電話機1において、ユーザにより所定のボタン操作がされたときにユーザの現在位置を示す緯度・経度を位置情報として取得し、PC2において、その位置情報に対応する住所情報を取得し、その取得された住所情報と、プロファイル情報とに基づいて、住所情報が示す住所に所在する施設の中からユーザの関心事に関連する施設の施設情報の提供場所を示すURLを検索エンジン6から取得し、この取得されたURLが示すコンテンツ提供サーバ5からユーザの関心事に関連する施設の施設情報を取得し、この施設情報をスケジュール情報として登録するという形態でユーザに提供するようになっている。
従って、第1実施形態の場合と同様に、携帯電話機1の所定のボタンを押す等といった簡単な操作で、ユーザが訪問、通過等した場所にある施設の中から、ユーザが関心を持っている事に関連する施設の情報を得ることができる。
また、本実施形態によれば、PC2が、ユーザの関心事を示す情報を探索キーワードとして、連想辞書情報に登録された単語情報と単語情報との関連付けを探索することにより、ユーザの関心事に直接または間接的に関連する情報を取得し、その情報と住所情報とを検索条件として検索するように検索エンジン6に対してリクエストするので、ユーザの関心事との関連性を考慮した柔軟な情報検索が可能となる。
なお、以上説明した各実施形態においては、位置情報取得装置と情報提供装置とを別個に構成したが、一体として構成しても良い。こうした構成の装置としては、例えば、GPS受信機等を備えたPDAやカーナビゲーション装置等を適用することができる。
また、携帯電話機1にデジタルカメラ部を追加し、このデジタルカメラ部で撮影を行ったときに、その場所の位置情報を取得し、撮影により得られた画像データと対応付けて記憶させるようにしても良い。このよう構成することで、例えば、ユーザが興味を持った施設を撮影し、その後で、PC2の関心事確定部29により施設の一覧を表示してユーザに選択させる際に、その場所で撮影された施設の画像データも一緒に表示させるようにすれば、ユーザはこれらの情報を見ながら確実に選択操作を行うことができる。
また、位置情報取得装置としては、携帯電話機以外にも、例えば、PHS(Personal Handyphone System)システムにおいて、位置登録された基地局の位置情報を当該システムのサーバ等からこの基地局を介して取得するPHS電話端末等に適用しても良いし、または、GPS受信機を内蔵し、現在の緯度・経度及び時刻を取得する腕時計等に適用しても良いし、あるいは、各所(例えば、施設自体や看板、電柱等)にその位置を示す情報(例えば、緯度・経度や住所、固有に割り当てられたID等)を記憶させたIC(Integrated Circuit)タグを埋め込み等した上で、このICタグから情報を読み出すICタグリーダを備えた装置等に適用しても良い。
また、各実施形態においては、本願をスケジューリングシステムに適用し、ユーザの関心事に関連する施設の情報の提供態様として、当該施設の利用をユーザの予定として登録するようにしていたが、例えば、単に、施設情報を画面に表示等するだけの情報提供システムに適用しても良いし、他の情報提供システムにて適用しても良い。
第1実施形態に係るスケジューリングシステム100の概要構成の一例を示すブロック図である。 連想辞書情報の構造の一部の例を示すイメージ図である。 第1実施形態に係るPC2の処理例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る携帯電話機1の処理例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るPC2の処理例を示すフローチャートである。 第1実施形態の変形例に係るスケジューリングシステム200の概要構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態の変形例に係るサーバ4の処理例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るスケジューリングシステム300の概要構成の一例を示すブロック図である。 第2実施形態に係るPC2の処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機
2 PC
4 サーバ
5 コンテンツ提供サーバ
6 検索エンジン
11 無線通信部
12 音声入力部
13 音声出力部
14 位置情報取得部
15 記憶部
16 表示部
17 操作部
18 入出力制御部
19 システム制御部
20 システムバス
21 通信部
22 記憶部
23 表示部
24 操作部
25 入出力制御部
26 プロファイル管理部
27 施設情報抽出部
28 施設・プロファイル照合部
29 関心事確定部
30 スケジュール管理部
31 システム制御部
32 システムバス
33 住所情報取得部
34 施設情報取得部
41 通信部
42 記憶部
43 プロファイル管理部
44 施設情報抽出部
45 施設・プロファイル照合部
46 関心事確定部
47 スケジュール管理部
48 システム制御部
49 システムバス
100、200、300 スケジューリングシステム

Claims (13)

  1. ユーザの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得装置と、地物に関する地物情報を提供する情報提供装置と、を備える情報提供システムにおいて、
    前記位置情報取得装置は、
    入力手段を通じてユーザにより指示情報が入力されたときに前記位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、
    前記情報提供装置は、
    ユーザの関心事に関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記地物情報を地物の所在する位置と夫々対応付けて記憶する地物情報記憶手段と、
    前記記憶された地物情報に基づいて、前記位置情報取得手段により取得された位置情報が示す位置に所在する地物を抽出し、当該地物の前記地物情報を取得する抽出手段と、
    前記記憶されたユーザ情報と、前記取得された地物情報と、に基づいて、前記抽出された地物の中からユーザの関心事に関連する地物を検索する検索手段と、
    前記検索された地物の前記地物情報を提供する提供手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  2. 請求項1に記載の情報提供システムにおいて、
    前記情報提供装置は、
    複数の事柄夫々に対して他の事柄夫々との関連付けを示す関連付け情報を記憶する関連付け情報記憶手段を更に備え、
    前記情報提供装置の検索手段は、
    前記関連付け情報記憶手段に記憶された関連付け情報に基づいて、前記ユーザ情報が示す事柄に直接または間接的に関連付けされた事柄の少なくともいずれか一方を探索する探索手段と、
    前記抽出された地物の内、前記ユーザ情報が示す事柄または前記探索された事柄の少なくともいずれか一方を前記地物情報に含む地物をユーザに関連する地物であると特定する特定手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報提供システムにおいて、
    前記情報提供装置の抽出手段は、前記位置情報取得手段により取得された位置情報が示す位置を含む所定の範囲内に所在する地物を抽出することを特徴とする情報提供システム。
  4. ユーザの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得装置と、地物に関する地物情報を提供する情報提供サーバ及び当該地物情報の提供場所情報を検索する検索サーバとネットワークを介して接続可能な情報提供装置と、を備える情報提供システムにおいて、
    前記位置情報取得装置は、
    入力手段を通じてユーザにより指示情報が入力されたときに前記位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、
    前記情報提供装置は、
    ユーザの関心事に関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された位置情報が示す位置に対応する住所の少なくとも一部を示す住所情報を取得する住所情報取得手段と、
    前記記憶されたユーザ情報と、前記取得された住所情報と、に基づいて、当該住所情報が示す住所に所在する地物の中からユーザの関心事に関連する地物の前記地物情報の提供場所情報を前記検索サーバから取得する提供場所情報取得手段と、
    前記取得された提供場所情報が示す前記情報提供サーバから前記ユーザの関心事に関連する地物の地物情報を取得する地物情報取得手段と、
    前記取得された地物情報を提供する提供手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  5. 請求項4に記載の情報提供システムにおいて、
    前記情報提供装置は、
    複数の事柄夫々に対して他の事柄夫々との関連付けを示す関連付け情報を記憶する関連付け情報記憶手段を更に備え、
    前記情報提供装置の提供場所情報取得手段は、
    前記関連付け情報記憶手段に記憶された関連付け情報に基づいて、前記ユーザ情報が示す事柄に直接または間接的に関連付けされた事柄の少なくともいずれか一方を探索する探索手段と、
    前記検索サーバによる検索条件として、前記取得された住所情報と、前記ユーザ情報が示す事柄または前記探索された事柄の少なくともいずれか一方と、を設定する検索条件設定手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記ユーザ情報は、ユーザの関心事を示す情報または当該関心事を特定するための情報の少なくともいずれか一方を含むことを特徴とする情報提供システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記地物情報は地物の利用可能な日時を示す利用日時情報を含み、
    前記情報提供装置は、
    ユーザの予定をその日時とともに登録する予定登録手段を更に備え、
    前記予定登録手段は、
    前記ユーザの関心事に関連する地物の利用日時情報が示す利用可能日時の中で既にユーザの予定が登録されていない日時を選択し、前記ユーザの関心事に関連する地物の利用予定を前記選択された日時で登録することを特徴とする情報提供システム。
  8. ユーザの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得装置と、地物に関する地物情報を提供する情報提供装置と、を備え、前記情報提供装置は、ユーザの関心事に関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、前記地物情報を地物の所在する位置と夫々対応付けて記憶する地物情報記憶手段と、を有する情報提供システムにおける情報提供方法であって、
    前記位置情報取得装置が、入力手段を通じてユーザにより指示情報が入力されたときに前記位置情報を取得する位置情報取得工程と、
    前記情報提供装置が、前記記憶された地物情報に基づいて、前記位置情報取得手段により取得された位置情報が示す位置に所在する地物を抽出する抽出工程と、
    前記位置情報取得装置が、当該地物の前記地物情報を取得し、前記記憶されたユーザ情報と、前記取得された地物情報と、に基づいて、前記抽出された地物の中からユーザの関心事に関連する地物を検索する検索工程と、
    前記位置情報取得装置が、前記検索された地物の前記地物情報を提供する提供工程と、
    を備えることを特徴とする情報提供方法。
  9. ユーザの現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得装置と、地物に関する地物情報を提供する情報提供サーバ及び当該地物情報の提供場所情報を検索する検索サーバとネットワークを介して接続可能な情報提供装置と、を備え、前記情報提供装置は、ユーザの関心事に関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段を有する情報提供システムにおける情報提供方法であって、
    前記位置情報取得装置が、入力手段を通じてユーザにより指示情報が入力されたときに前記位置情報を取得する位置情報取得工程と、
    前記情報提供装置が、前記位置情報取得工程において取得された位置情報が示す位置に対応する住所の少なくとも一部を示す住所情報を取得する住所情報取得工程と、
    前記情報提供装置が、前記記憶されたユーザ情報と、前記取得された住所情報と、に基づいて、当該住所情報が示す住所に所在する地物の中からユーザの関心事に関連する地物の前記地物情報の提供場所情報を前記検索サーバから取得する提供場所情報取得工程と、
    前記情報提供装置が、前記取得された提供場所情報が示す前記情報提供サーバから前記ユーザの関心事に関連する地物の地物情報を取得する地物情報取得工程と、
    前記情報提供装置が、前記取得された地物情報を提供する提供工程と、
    を備えることを特徴とする情報提供方法。
  10. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報提供システムに含まれる情報提供装置であって、
    前記ユーザ情報記憶手段、前記地物情報記憶手段、前記抽出手段、前記検索手段及び前記提供手段を供えることを特徴とする情報提供装置。
  11. 請求項4または請求項5に記載の情報提供システムに含まれる情報提供装置であって、
    前記ユーザ情報記憶手段、前記住所情報取得手段、前記提供場所情報取得手段、前記地物情報取得手段及び前記提供手段を供えることを特徴とする情報提供装置。
  12. コンピュータを、
    請求項10に記載の情報提供装置として機能させることを特徴とする情報提供処理プログラム。
  13. コンピュータを、
    請求項11に記載の情報提供装置として機能させることを特徴とする情報提供処理プログラム。
JP2006048044A 2006-02-24 2006-02-24 情報提供システム及び情報提供方法等 Pending JP2007226611A (ja)

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