JP4368086B2 - 評価情報についての情報処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、評価対象に対する評価情報についての情報処理方法に関し、より詳しくは、より質の高い評価情報を収集及び提供するための情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばインターネットにおける観光サイトでは観光地の場所、名称、特徴、お勧め情報等が提供されており、観光を予定している人は、これらの情報を参考にして観光計画を立案する場合がある。また、紙媒体で提供されるガイドブックや旅行会社のパンフレットなども利用される場合が多い。また、旅行に関するテレビ番組が参考にされる場合もある。しかし、このような情報提供においては、あくまで情報提供側の観点や評価でのお勧め情報でしかない。
【0003】
また、これらは多様な媒体で且つ多様な形態で提供され、また情報が散在し、不定型な情報であるため、観光を予定している人は、本当に自分の好みにあった観光地の情報を精度良く、また質の高い観光情報を収集することができなかった。また、インターネットで提供される情報であっても、常に最新の活きた情報が提供されているわけではなく、観光時期間近の活きた情報が直ぐに見つかる状況にはない。また、一部のサイトでは、観光客の評価を星の数の多寡等で示すものもあるが、第三者からの評価を取り入れていないため又は第三者の投票が含まれる場合であってもその投票の任意性から、その評価を観光を計画している人が見ても自分に向いた情報か又は信頼できる情報かといったことを判断できない。
【0004】
上のように、従来の技術によっては、例えば旅行における観光地、観光施設、観光業者の店舗といったある主題に関して様々な評価情報等が提供されているが、その評価情報等の信頼性や実用性を十分に裏打ちした形で効率的に収集し、情報を必要とする者に提供するような技術は開示されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の目的は、ある評価対象に対する評価情報についての有効性情報を信頼性を持たせた形で効率的に収集するための技術を提供することである。
【0006】
また、信頼性の高い評価情報を効率的に収集するための技術を提供することも目的である。
【0007】
さらに他の目的は、評価情報及びその有効性情報の利用拡大を図ることにより、より多くの評価情報及びその有効性情報の収集を促進するための技術を提供することである。
【0008】
さらに他の目的は、評価対象の評価に対する努力がより多くの評価情報及びその有効性情報の蓄積につながるような仕組みを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の態様に係る評価情報のための情報処理方法は、特定の評価対象についての評価情報を特定する情報と、特定の評価対象に関連する者から取得される照合情報とをユーザの端末から受信した場合(同時に受信する場合の他、別々に受信する場合も含む。)、受信された照合情報と特定の評価対象に関連して設定され且つ予め記憶装置に格納された第2の照合情報とを用いて照合処理を実施する照合ステップと、照合処理が成功した場合、評価情報についての有効活用度数を更新し、記憶装置に格納する有効活用度更新ステップとを含む。
【0011】
このように、評価者ではない特定の評価対象(例えば観光地業者の店舗)に関連する者(例えば店舗の店員)から取得される真正な照合情報(パスワードやキーワード)が評価者でもなく且つ特定の評価対象でもないユーザの端末から送信されなければ、評価情報についての有効性情報である有効活用度数(例えば実施の形態における活用数)が増加しないような仕組みを採用しているため、有効活用度数の信頼性が高くなる。また、取引成立時だけ照合情報がユーザの端末から送信されるようにすれば、有効活用度数は実用性についての指標ともなる。
【0012】
なお、本願では評価という文言はより広く解されるべきものであって、純粋な評価だけでなく、単なる情報提供に過ぎないものについても含まれるものとする。
【0013】
また、特定の評価対象に関連する者から取得される照合情報が、特定の評価対象に関連する者によりユーザの端末に入力されたパスワードであるような構成であってもよい。このように例えば店舗の店員が直接パスワードを入力するような場合には、パスワードが漏れることが少なく有効活用度数の信頼性が高くなる。
【0014】
さらに、特定の評価対象に関連する者から取得される照合情報が、特定の評価対象に関連する者から取得され且つユーザにより当該ユーザの端末に入力されたキーワードであるような構成であってもよい。このキーワードを切り替えて使うことにより、有効活用度数の信頼性が高くなる。
【0015】
また、照合処理が成功した場合、評価情報を登録した者とユーザとの少なくともいずれかに対して所定のポイントを付与する処理を実施するステップをさらに含むような構成であってもよい。このようにすることにより、より質の高い評価情報の登録を促し、また有効活用度数を更新させる照合情報の送信を促すことができる。また、取引成立時だけ照合情報がユーザの端末から送信されるようにすれば、取引のインセンティブともなる。
【0016】
さらに、評価対象又は評価情報の検索時に、評価情報についての有効活用度数を検索者の端末に送信するステップをさらに含むような構成であってもよい。これにより検索者は、有効活用度数の高い又は低い評価対象を特定することができ、有効活用度数の高い又は低い評価情報をも特定することができるようになる。すなわち、評価情報の信頼性や実用性を容易に判断でき、且つ評価対象についての選択が容易になる。
【0017】
また、このような構成により、評価対象の営業努力等に従ってよい評価の評価情報が蓄積される。また、それを見た他のユーザによる利用・取引にもつながり、それに伴いさらに有効活用度数も上昇するため、評価対象の集客力が向上すると共に収益も向上する。さらに、このような構成により評価対象において必要なハードウエアは最小限度であり、評価対象において必要な手数もパスワードを入力する程度に抑えることができる。
【0018】
また、評価者の端末からある評価対象についての評価情報を受信した場合、当該ある評価対象が登録済みか否か判断するステップと、当該ある評価対象が未登録である場合には、当該ある評価対象についての評価情報を記憶装置に仮登録するステップと、当該ある評価対象が未登録である場合には、仮照合情報を含む仮登録通知をある評価対象に関連する者宛に送信するステップとをさらに含むような構成であってもよい。常に評価対象が自ら登録を行うわけではなく、評価者が自主的に評価情報を登録する場合もある。その場合には、一旦仮登録すると共に仮登録を評価対象に通知することにより、評価対象自身が本システムを利用するか否かを決定できるようにするものである。また仮照合情報を送付することにより、ユーザへの対処を迅速に行うことができるようにする。
【0019】
さらに、上で述べた照合処理が成功した場合、特定の評価対象が仮登録状態であるか判断するステップと、特定の評価対象が仮登録状態である場合に、特定の評価対象に対して本登録状態への移行を記憶装置に登録するステップとをさらに含むような構成であってもよい。仮登録であっても評価情報を公開すれば、当該評価情報を見て評価対象を利用する者も出てくる。その際、仮照合情報がユーザの端末から送信されるような場合には、仮登録を本登録にして、評価対象の本登録についての意思確認を省略するものである。
【0020】
本発明の第2の情報処理方法は、特定の評価対象についての評価情報を特定する情報と、取引指示とをサーバに送信した場合(同時に送信する場合の他、別々に送信する場合も含む)、特定の評価対象に関連する者により入力されるべき照合情報の入力要求をサーバから受信するステップと、特定の評価対象に関連する者から照合情報の入力を受け付け、サーバに送信するステップと、送信した照合情報と特定の評価対象に関連して予め登録された第2の照合情報とを用いた照合処理の処理結果に関連する情報をサーバから受信するステップとを含む。
【0021】
また本発明の第3の情報処理方法は、特定の評価対象についての評価情報を特定する情報と、取引指示とをサーバに送信した場合(同時に送信する場合の他、別々に送信する場合も含む)、特定の評価対象に関連する者から取得される照合情報の入力要求をサーバから受信するステップと、特定の評価対象に関連する者から取得された照合情報の入力を受け付け、サーバに送信するステップと、送信した照合情報と特定の評価対象に関連して予め登録された第2の照合情報とを用いた照合処理の処理結果に関連する情報をサーバから受信するステップとを含む。
【0022】
なお、上述の方法はプログラム及びコンピュータにて実施することができ、このプログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークなどを介して配布される場合もある。尚、中間的な処理結果はメモリに一時保管される。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施の形態におけるビジネスモデルを示す。なお、本実施の形態では観光地(観光施設、ホテル・旅館、土産物店等の観光地業者の店舗などを含む)の評価情報についての適用例を説明するが、本発明は他の評価情報についても適用することができる。
【0024】
ここでは観光地についての評価情報を登録する情報提供観光客Aと、情報提供観光客Aが登録した評価情報を利用して取引を行う情報利用観光客Bと、仲介センタ・サーバの管理・運営を行い、当該仲介センタ・サーバにより評価情報の登録・提供等を実施する情報仲介業者Cと、観光施設等の管理・運営を行い、情報仲介業者Cを利用して観光客の集客を行う観光地業者Dとが登場する。
【0025】
まず情報提供観光客Aは、自らの観光経験から、観光地の評価情報、例えば推奨情報や割引情報等を情報仲介業者Cの仲介センタ・サーバに登録する(ステップ(1))。この際、テキストの情報だけでなく、画像情報(静止画又は動画)や音声情報を登録するようにしてもよい。情報仲介業者Cの仲介センタ・サーバは、登録された評価情報を例えばインターネット等のコンピュータ・ネットワークを介して公開する。情報利用観光客Bは、例えば旅行計画を立てるため情報仲介業者Cの仲介センタ・サーバにアクセスし、検索を行う(ステップ(2))。情報利用観光客Bは、情報提供観光客Aが登録した評価情報を見て、評価対象である観光地(例えば観光地業者Dの店舗)に行くものとする。
【0026】
観光地業者Dの店舗において、情報利用観光客Bは、自身の携帯電話機や携帯端末等の表示装置に例えば情報提供観光客Aが登録した評価情報の表示画面を、観光地業者D又はその従業員に提示し、対面取引の交渉を行う。ここで対面取引とは、例えば土産物購入や、ホテル・旅館等の宿泊施設の宿泊、観光施設の入場などである。なお、評価情報の表示画面を提示しなくとも、情報仲介業者C又はそのサービスを利用して来た旨の説明をすればよい場合もある。例えば土産物の割引等が評価情報に含まれていれば割引等の交渉がなされる。もし、観光地業者D又はその従業員が割引等に応じて、交渉が成立すれば対面取引が成立したことになる(ステップ(3))。
【0027】
そうすると、情報利用観光客Bの携帯電話機等の表示装置に、照合情報(ここでは観光地業者Dのパスワード)の入力画面を表示させて、情報利用観光客Bは、観光地業者D又はその従業員に照合情報を入力するように促す。これに応じて観光地業者D又はその従業員は、情報利用観光客Bの携帯電話機等に照合情報を入力し、情報仲介業者Cの仲介センタ・サーバに送信する(ステップ(4))。これは、対面取引が成立した証明であるが、それだけでなく情報提供観光客Aの評価情報に基づき対面取引が成立したという確証となる。すなわち、情報提供観光客Aの評価情報が信頼性があり且つ有効に活用されたという証となる。また、情報提供観光客Aの評価情報の有効性が、情報提供観光客Aとは別の情報利用観光者Bの機器から評価対象たる観光地業者Dでなければ知り得ない照合情報が送信されるということにより裏打ちされているので、従来より信頼性が高いと言える。
【0028】
対面取引が成立すると、観光地業者Dは情報仲介業者Cに対して手数料を支払う(ステップ(5))。情報仲介業者Cは、観光地業者Dから得た手数料で収益を上げると共に、有効性が証明された評価情報を登録した情報提供観光客A及び実際に評価情報の有効性を証明するための取引を行った情報利用観光客Bにポイントを付与する(ステップ(6))。
【0029】
ポイントについては、現金や商品券のほか、商品又はサービスの購入もしくは商品又はサービスの割引に用いることができる。ポイントの付与は、情報提供観光客Aにとってさらに有用な評価情報を情報仲介業者Cの仲介センタ・サーバに登録するインセンティブとなり、また情報利用観光客Bのさらなる取引のインセンティブとなる。情報提供観光客Aは情報利用観光客Bにもなり得るし、情報利用観光客Bは情報提供観光客Aにもなり得る。
【0030】
次に、図1に示したビジネスモデルを実現するためのコンピュータ・システムの一例を図2を用いて説明する。情報提供観光者Aは、携帯電話機201、パーソナル・コンピュータ(PC)202、携帯端末(PDA:Personal Digital Assistance)203、デジタルビデオカメラを含むデジタルカメラ204等を用いて、例えばインターネットであるネットワーク601に接続する。すなわち、携帯電話機201、PC202、携帯端末203、デジタルカメラ204には、ネットワーク接続機能が設けられている。また、情報仲介業者Cの仲介センタ・サーバ100へ評価情報や補助情報を送信するためにWebブラウザ機能とメール送受信機能との少なくともいずれかも設けられている。デジタルカメラ204の機能は、携帯電話機201、PC202、PDA203に持たせる場合もあれば、それぞれの機器にデジタルカメラ204を接続する場合もある。また、各機器はGPS(Global Positioning System)機能も保持する場合がある。
【0031】
情報仲介業者Cの仲介センタ・サーバ100は、ネットワーク601とネットワーク602とに接続している。但し、ネットワーク602はネットワーク601と実質的に同じものである。ネットワーク602には、情報利用観光客Bの携帯電話機301、携帯端末302、カーナビゲーション・システム303、PC304が接続する。すなわち、携帯電話機301、携帯端末302、カーナビゲーション・システム303、PC304は、ネットワーク接続機能を有している。また、情報仲介業者Cの仲介センタ・サーバ100から評価情報等を受信・表示するためWebブラウザ機能を有している。なお、観光地業者Dも情報仲介業者Cの仲介センタ・サーバ100にアクセスして、情報を取得しなければならない場合もあるので、その際に用いられる観光地業者の端末500もネットワーク602に接続する。なお、観光地業者Dの端末500は、例えばパーソナル・コンピュータや携帯電話機といったWebブラウザ機能を有する物であればよく、特別な機器は必要ない。すなわち、観光地業者Dにおいては特別な機器を用意しておく必要はない。従って観光地業者Dの負担は少ない。情報利用観光客Bは、携帯電話機301、携帯端末302、カーナビゲーション・システム303、PC304を用いて評価情報や評価対象(観光地)を検索し、観光計画を立て、観光地を訪問する。訪問の際には、カーナビゲーション・システム303に観光地の位置情報を仲介センタ・サーバ100からダウンロードし、当該位置情報に基づくカーナビゲーション・システム303の指示に従って自動車で訪問する場合もある。また、携帯電話機301、携帯端末302又はPC304を用いている場合には、観光地の位置が示された地図情報を仲介センタ・サーバ100からダウンロードしてそれらの機器に表示させ、それを見ながら徒歩で訪問する場合もある。
【0032】
情報仲介業者Cの仲介センタ・サーバ100には、情報提供観光客Aの端末から送信されてくる特定の評価対象についての評価情報を受信し、登録する処理を実施する情報登録部101と、情報利用観光客Bの端末からの検索要求に従って評価情報又は評価対象についての検索処理を実施する検索処理部102と、特定の評価情報に基づき取引が行われたことが通知された場合に当該特定の評価情報の活用度や評価対象(観光地)についての成約数及び/又は成約率、また取引が不成立であった場合には不成約数及び/又は不成約率を更新する利用管理部103と、主に情報利用観光客Bの端末で使用される地図情報を処理する地図情報処理部104と、情報提供観光客A、情報利用観光客B及び観光地業者Dの登録情報の管理、情報提供観光客A及び情報利用観光客Bに付与されるポイントの管理等を行うユーザ情報管理部105と、ユーザマスタDB110と、地図DB130と、コンテンツDB150と、取引関連DB170とが含まれる。
【0033】
ユーザマスタDB110には、情報提供観光客A及び情報利用観光客Bについての観光客テーブルと、観光地業者D又は観光地についての観光地業者テーブルと、情報利用観光客Bにより登録されるブックマークテーブルとが格納される。地図DB130には、地図情報及びGPS/観光地候補名称テーブルが格納される。コンテンツDB150は、情報提供観光客Aが登録した評価情報についてのコメントテーブル及びそれに付随する情報(例えば画像情報)などを格納する。取引関連DB170は、情報提供観光者A及び情報利用観光客Bが保持するポイントについてのポイントテーブルと、各評価対象(観光地)についての成約率状況テーブルと、各評価情報についての情報価値テーブルとを格納する。
【0034】
ユーザマスタDB110に格納される観光客テーブルの構造の一例を図3に示す。図3の観光客テーブルには、観光客のユーザID及びパスワードの欄111、携帯電話番号の欄112、各携帯電話機固有のサブスクライバ(Subscriber)IDの欄113、氏名の欄114、住所の欄115、生年月日の欄116、性別の欄117、既婚・未婚の別を表すフラグの欄118、自宅電話番号の欄119等が含まれる。これらの情報については、観光客が仲介センタ・サーバ100を最初に利用する際に登録するものである。なお、携帯電話機固有のサブスクライバIDが登録されるので、仲介センタ・サーバ100はどの携帯電話機が接続しているのか、すなわちどの観光客がアクセスしているのかを把握できる。なお、サブスクライバIDの代わりにIPv6のアドレスであってもよい。
【0035】
ユーザマスタDB110に格納される観光地業者テーブルの構造の一例を図4に示す。図4の観光地業者テーブルには、本登録又は仮登録の別を表すフラグの欄120、観光地業者D又は観光地の登録番号(識別情報)の欄121、観光地業者のパスワードの欄122、観光地の名称の欄123、観光地の位置情報を格納するためのGPS情報の欄124、電話番号の欄125、FAX番号の欄126、観光地の種別(観光施設、宿泊施設、土産物店など)の欄127、住所の欄128、観光地の地区名称の欄129等が含まれる。原則として、情報仲介業者Cによる本サービスを利用する観光地業者Dは、予め仲介センタ・サーバ100に登録を行っておく。但し、必ずしも自発的に観光地業者Dが登録するわけではなく、情報提供観光客Aが未登録の観光地についての評価情報を登録する場合もある。この場合には、当該評価情報を登録する際に、情報提供観光客Aにより特定された観光地(評価対象)の情報に基づき、観光地業者テーブルに仮登録するものである。仮登録された観光地の観光地業者Dには、自動生成した登録番号や仮パスワードをFAXその他の手段にて通知し、本サービスの利用及び本登録を促す。また、仮パスワードを使用すると自動的に本登録になり、手数料を情報仲介業者Cに支払う義務が発生するような規約とする場合もある。仮登録であっても評価情報を情報利用観光客Bに公開する場合もあれば、本登録まで評価情報を公開しない場合もある。また、仮登録中観光地業者Dは手数料を情報仲介業者Cに支払わないので、評価情報を公開する場合であってもポイント付与は行われないようにする場合もある。このように仮登録制度を導入することにより、情報提供観光客Aに任意の観光地についての評価情報の登録を促すと共に、観光地業者に対しても本サービスへの加入及び積極的な利用を促すことができる。
【0036】
ユーザマスタDB110に格納されるブックマークテーブルの構造の一例を図5に示す。図5の例では、地図上に表示する際の番号又は記号である表示番号(No.)の欄141、ブックマーク登録が指示された評価情報のコメント番号の欄142、ブックマーク登録が指示された評価情報の評価対象たる観光地のGPS値(GPS位置情報とも呼ぶ)の欄143などが含まれる。コメント番号が格納されているので、後に述べるコメントテーブルから観光地についての情報を得ることができる。
【0037】
地図情報DB130に格納されるGPS/観光地候補名称対応テーブルの構造の一例を図6に示す。図6のテーブルには、GPS値(範囲)の欄131、当該GPS値(範囲)に含まれる観光地候補名称の欄132乃至135が含まれる。このように所定のGSP値(範囲)毎に候補となる観光地名称が格納される。地図情報DB130には、このテーブルのほか所定の縮尺の地図画像が格納されている。
【0038】
コンテンツDB150に格納されるコメントテーブルの構造の一例を図7に示す。図7のコメントテーブルには、情報提供観光客AのユーザIDの欄151と、登録年月日の欄152と、評価対象たる観光地のGPS値の欄153と、評価対象たる観光地の名称の欄154と、評価情報の識別情報であるコメント番号の欄155と、評価情報の本体である本文(テキスト情報)の欄156と、観光地の登録番号の欄157と、観光地の電話番号/FAX番号の欄158と、補助情報であるデジタルカメラによる画像データ等へのポインタであるコンテンツポインタの欄159等が含まれる。なお、コンテンツDB150には、コンテンツポインタにより指し示される画像データ等の補助情報も格納されている。
【0039】
取引関連DB170に格納されるポイントテーブルの構造の一例を図8に示す。図8のポイントテーブルには、観光客のユーザIDの欄171、ポイント取得の年月日(年月日1)の欄172、年月日1における取得ポイント値(ポイント1)の欄173、ポイント取得の年月日(年月日n)の欄174、年月日nにおける取得ポイント値(ポイント2)の欄175、合計ポイント値の欄176、取得したポイントを利用した場合の利用ポイント値(利用ポイント1)の欄177、利用ポイント1を利用した年月日(利用年月日1)の欄178、取得したポイントを利用した場合の利用ポイント値(利用ポイントn)の欄179、利用ポイントnを利用した年月日(利用年月日n)の欄180等が含まれる。
【0040】
取引関連DB170に格納される成約率状況テーブルの構造の一例を図9に示す。図9の成約率状況テーブルには、観光地業者の登録番号の欄181、取引成立の年月日(年月日1)の欄182、年月日1における成約数(成約数1)の欄183、取引成立の年月日(年月日n)の欄184、年月日nにおける成約数(成約数n)の欄185、合計成約数の欄186等が含まれる。なお、以下で説明するが取引不成立の場合にも通知がなされる場合もあるので、取引不成立の年月日(年月日m)の欄187、年月日mの不成約数(不成約数m)の欄188、合計不成約数の欄189等が含まれる場合もある。
【0041】
取引関連DB170に格納される情報価値テーブルの構造の一例を図10に示す。図10の情報価値テーブルには、評価情報のコメント番号の欄191、評価情報を登録した情報提供観光客AのユーザIDの欄192、評価情報に基づき成立した取引の年月日(年月日1)の欄193、年月日1において成立した取引数すなわち評価情報の活用数(活用数1)の欄194、評価情報に基づき成立した取引の年月日(年月日n)の欄195、年月日nにおいて成立した取引数すなわち評価情報の活用数(活用数n)の欄196、合計活用数197等が含まれる。
【0042】
次に図11乃至図36を用いて図2に示したシステムの処理フローを説明する。まず図11及び図12を用いて情報提供観光客Aによる評価情報の登録処理について説明する。まず、情報提供観光客Aは、自身の端末(携帯電話機201、PC202、PDA203、デジタルカメラ204等。ここではPC202であるものとする。)を操作して、当該PC202に仲介センタ・サーバ100へコメント入力ページ要求を送信させる(ステップS1)。仲介センタ・サーバ100の情報登録部101は、情報提供観光客AのPC202からコメント入力ページ要求を受信すると、要求に従ってコメント入力ページ・データをPC202に送信する(ステップS3)。
【0043】
PC202は、仲介センタ・サーバ100からコメント入力ページ・データを受信し、Webブラウザを用いて表示装置に表示する(ステップS5)。この際PC202に表示される表示画面の一例を図12に示す。図12の例では、ユーザIDの入力欄1201、既に登録されている観光地(観光地・観光施設・店舗・ホテルなど)の場合にはその観光地の登録番号の入力欄1202、PC202等の情報提供観光客Aの端末に備えられた又は接続されたGPS機器からGPS値を取得し、仲介センタ・サーバ100に送信するGPS特定ボタン1203、送信されたGPS値に基づき仲介センタ・サーバ100の地図情報DB130に格納されたGPS/観光地候補名称テーブルから抽出される観光地候補名称リストが選択肢として含まれるコンボボックス1204、観光地の登録番号が不明な場合に入力する観光地(観光地・観光施設・店舗・ホテルなど)の名称入力欄1205、電話番号入力欄1206、FAX番号入力欄1207、評価情報であるお勧めコメントのタイトル入力欄1208、評価情報であるお勧めコメントの本文の入力欄1209、デジタルカメラ204や内蔵している又は接続されているデジタルカメラ機能により撮影された評価対象たる観光地の映像情報を指定又は貼り付ける映像入力欄1210、入力した情報を送信するための送信ボタン1211、入力をキャンセルするためのキャンセルボタン1212などが含まれる。
【0044】
情報提供観光客Aは、図12のような表示画面を見て評価対象である観光地を特定する情報及び評価情報であるお勧めコメントを入力し、観光地の映像を指定する。なお、情報提供観光客Aが観光地にいる場合であってGPS機器を利用できる場合には、GPS特定ボタン1203を押す場合もある。この場合にPC202は、GPS機器からGPS位置情報を取得し、仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS7)。仲介センタ・サーバ100の情報登録部101は、PC202からGPS位置情報を受信し、当該GSP位置情報を用いて地図DB130に格納されているGPS/観光地候補名称テーブルを検索して、当該GPS位置情報に対応する観光地候補名称リストを抽出する。そして、当該観光地候補名称リストをコンボボックス1204の選択肢として含むコメント入力ページ・データを生成し、PC202に送信する(ステップS9)。PC202は、仲介センタ・サーバ100からGPS位置情報に対応する観光地候補名称リストをコンボボックス1204の選択肢として含むコメント入力ページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS11)。なお、これらのステップS7乃至S11は行われない場合もあるので、図11においては点線で示されている。情報提供観光客Aは、コンボボックス1204から評価対象を選択する。
【0045】
そして、情報提供観光客Aは、PC202を操作して図12の送信ボタン1211をクリックし、入力情報の送信を指示する。PC202は、送信指示に応じて、ユーザID、観光地特定情報、コメント(評価情報)、映像情報などを仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS13)。なお、メールアドレスやGPS位置情報を合わせて送信する場合もある。仲介センタ・サーバ100の情報登録部101は、PC202からユーザID、観光地特定情報、コメント(評価情報)、映像情報等を受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS15)。そして、コンテンツDB150のコメントテーブルに登録するため、観光地特定情報を用いて観光地の登録の有無を確認する。観光地特定情報に登録番号が含まれている場合には登録済みであることは明らかであるが、それ以外の場合には、ユーザマスタDB110に含まれる観光地業者テーブルを検索して該当する観光地が登録されているかを判断する。もし、観光地業者テーブルに観光地特定情報で指定された観光地が含まれないと判断された場合には、ユーザ情報管理部105は、観光地特定情報を用いて観光地業者テーブルに新たなレコードを仮登録として登録する(ステップS17)。すなわち、本登録又は仮登録の別を表すフラグの欄120に仮登録を表すフラグをセットし、その他観光地特定情報から得られる情報を登録する。また、登録番号及び仮パスワードも発行され、観光地業者テーブルに登録される。
【0046】
そして、ユーザ情報管理部105は、登録番号、仮パスワードを含み、本サービスの内容説明・規約、仮パスワードの取り扱い、本登録のための案内などを含む仮登録通知を観光地業者Dに送付する(ステップS19)。なお、規約上仮パスワードを使用すると自動的に本登録となり、情報仲介業者Cへの手数料支払い義務を発生するようにすることも可能である。仮パスワードを使用しても本登録するまで情報提供観光客A及び情報利用観光客Bにポイントを付与しないという仕組みを採用してもよい。仮登録通知の送付方法は、メールアドレスを取得できればメールであってもよいし、FAX番号が取得できればFAXであってもよいし、住所が取得できれば郵送であってもよい。観光地業者Dは、ユーザ情報管理部105が送付した仮パスワード等を含む仮登録通知を受領する(ステップS21)。観光地業者Dは、通知を読み、本登録を行って本サービスを利用するか否かを判断することになる。
【0047】
仲介センタ・サーバ100の情報登録部101は、受信したユーザID、コメント(評価情報)及び映像情報、登録年月日、観光地特定情報により特定された観光地についての情報をコンテンツDB150のコメントテーブル等に登録する(ステップS23)。コメントテーブルに登録されると、ここでは評価対象である観光地が仮登録であるか否かを問わず、当該コメントは情報利用観光客Bの検索要求等に応じて公開される(ステップS25)。
【0048】
以上のようにコメント(評価情報)は、情報提供観光客Aにより仲介センタ・サーバ100に登録され、情報利用観光客Bにより利用されるようになる。
【0049】
次に図13乃至図24を用いて評価情報の利用時における処理フローを説明する。情報利用観光客Bは、例えば旅行計画立案時などにおいて評価情報及び評価対象たる観光地を検索するため、携帯電話機301、携帯端末302、カーナビゲーション・システム303、PC304等(以下、PC304であるとする)を操作して、Webブラウザに検索ページ要求を仲介センタ・サーバ100へ送信させる(ステップS31)。仲介センタ・サーバ100の検索処理部102は、PC304から検索ページ要求を受信すると、検索ページ・データをPC304に送信する(ステップS33)。PC304は、仲介センタ・サーバ100から検索ページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS35)。
【0050】
図14に検索ページの表示画面例を示す。図14の表示画面例では、ユーザIDの入力欄510と、検索条件に含まれる地区名入力欄511と、GSP位置情報取得・送信のためのボタン513と、送信されたGPS値に基づき仲介センタ・サーバ100の地図情報DB130に格納されたGPS/観光地候補名称テーブルから抽出される観光地候補名称リストが選択肢として含まれるコンボボックス512と、住所入力欄514と、観光地(観光地・観光施設・店舗・ホテルなど)の名称入力欄515と、店舗、観光地(観光施設)、ホテル、全部のいずれかを表示させるための表示条件設定チェック欄517と、検索ボタン516とが含まれる。
【0051】
情報利用観光客Bは、図14のような表示画面を見て、検索条件を入力する。なお、情報利用観光客Bが既に観光地付近にいる場合であってPC304にGPS機器が内蔵又は接続されている場合には、例えばGPS位置情報取得・送信ボタン513をクリックすることができる。クリックされた場合には、PC304は、GPS機器からGPS位置情報を取得し、仲介センタ・サーバ100に当該GPS位置情報を送信する(ステップS37)。仲介センタ・サーバ100の検索処理部102は、PC304からGPS位置情報を受信すると、当該GSP位置情報を用いて地図DB130に格納されているGPS/観光地候補名称テーブルを検索して、当該GPS位置情報に対応する観光地候補名称リストを抽出する。そして、当該観光地候補名称リストをコンボボックス514の選択肢として含む検索ページ・データを生成し、PC304に送信する(ステップS39)。PC304は、仲介センタ・サーバ100からGPS位置情報に対応する観光地候補名称リストをコンボボックス51の選択肢として含む検索ページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS41)。なお、これらのステップS37乃至S41は行われない場合もあるので、図13においては点線で示されている。情報利用観光客Bは、コンボボックス512から検索対象を選択する。
【0052】
情報利用観光客Bは、検索条件を入力すると、検索ボタン516をクリックする。そうすると、PC304のWebブラウザは、入力された検索条件を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS43)。仲介センタ・サーバ100は、PC304から検索条件を受信し、当該検索条件に基づきコンテンツDB150を検索する。そして、検索結果等を含むWebページ・データを生成して、PC304に送信する(ステップS45)。なお、Webページ・データを生成する際には、取引関連DB170に格納された成約率状況テーブルに格納されている情報が用いられる。すなわち、成約数のデータを取り出してWebページ・データに含めたり、検索結果が複数の店舗(観光地)を含む場合には、成約数又は成約率順に並べたりする。また、ユーザマスタDB110に含まれる観光地業者テーブルの情報をWebページ・データに含める場合もある。例えば観光地の地区名や電話番号、仮登録か又は本登録かの別等である。さらに、ユーザマスタDB110に含まれる観光客テーブルの情報を用いる場合もある。例えば評価情報を登録した情報提供観光客Aの男女比、又は多数評価情報を登録した方(男又は女)、平均年齢又は年代若しくは多数評価情報を登録した情報提供観光客Aの年代等、既婚未婚比率又は多数評価情報を登録した方についての情報を生成して、Webページ・データに含める場合もある。PC304は、仲介センタ・サーバ100から検索結果を含むWebページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS47)。
【0053】
図15に検索結果の表示画面例を示す。図15の表示画面例は図14において表示条件設定チェック欄517において店舗が選択された場合を示す。図15の表示画面例では、店舗名(観光地名)表示欄520、仮登録の場合に表示される仮登録マーク530、当該店舗(観光地)についての成約数表示欄523、1ヶ月以内の成約数表示欄524、2ヶ月以内の成約数表示欄525、店舗(観光地)の地区名表示欄521、店舗(観光地)の電話番号表示欄522、当該店舗(観光地)についての評価情報を登録した情報提供観光客Aの男女比又はより多く評価情報を登録した方(男又は女)等の表示欄526、当該店舗(観光地)についての評価情報を登録した情報提供観光客Aの平均年齢又は年代若しくはより多く評価情報を登録した年代等の表示欄527、当該店舗(観光地)についての評価情報を登録した情報提供観光客Aの既婚・未婚の比率又は多数評価情報を登録した方(未婚又は既婚)等の表示欄528、当該店舗(観光地)についての評価情報(コメント)を読むためのボタン529などが含まれる。このような情報により、全体の成約状況、最近の成約状況、男女比等、年代、既婚・未婚比率等の情報を参照して、情報利用観光客Bは、どの店舗(観光地)が自分の探しているものか又は適しているものかを判断することができるようになる。なお、興味がある店舗(観光地)が見つかれば、情報利用観光客Bはボタン529をクリックする。ボタン529のクリックは特定の観光地(図15の例では店舗)を選択することを意味する。
【0054】
クリックに応じてPC304は、特定観光地選択指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS49)。仲介センタ・サーバ100の検索処理部102は、PC304から特定観光地選択指示を受信し、当該特定観光地についての評価情報(コメント)をコンテンツDB150のコメントテーブルから読み出す。そして、コメント一覧ページ・データを生成し、PC304に送信する(ステップS51)。なお、コメント一覧ページ・データを生成する際には、取引関連DB170に格納される情報価値テーブルや、ユーザマスタDB110の観光客テーブル等のデータについても利用される。PC304は、仲介センタ・サーバ100からコメント一覧ページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS53)。
【0055】
図16にコメント一覧ページ・データの表示画面例を示す。図16の例では、店舗名(観光地名)表示欄531、特定のコメント(評価情報)の選択ボタン532、コメントタイトル表示欄533、当該コメントによる成約数(活用数)表示欄534、コメント登録年月表示欄535、当該評価情報を登録した情報提供観光客Aの男女の別表示欄536、当該評価情報を登録した情報提供観光客Aの年代表示欄537、当該評価情報を登録した情報提供観光客Aの既婚・未婚の別表示欄538、当該評価情報の補助情報として映像が含まれるか否かを表す映像有無表示欄539、評価対象である観光地(ここでは店舗)との取引が成立した際に直接参照した評価情報以外の評価情報を登録した情報提供観光客Aにポイントを付与するか否かを選択するためのポイント付与チェック欄541などが含まれる。ポイント付与チェック欄541は、無くともよいが、直接参照した評価情報だけでなく、他の評価情報と組み合わせて判断して、特定の観光地との取引を決定する場合もあり、その際に他の参考にした評価情報を登録した情報提供観光客Aについてもポイントを付与しようというものである。
【0056】
情報利用観光客Bは、コメントタイトルや活用度(成約数)その他の表示情報を基に特定のコメントの詳細を見ることを決定した場合には、そのコメントのコメントタイトルの横の選択ボタン532をクリックする。また、特定のコメント以外のコメントについてポイントを付与するべきと判断した場合には、そのコメントに対して設けられたポイント付与チェック欄541にチェックを付しておく。そうすると、PC304は、特定コメント選択指示及びチェックが付された場合には他のコメントについてのポイント付与指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS55)。仲介センタ・サーバ100の検索処理部102は、PC304から特定コメント選択指示及び他のコメントについてのポイント付与指示(含まれる場合)を受信する。もし、他のコメントについてのポイント付与指示が含まれていれば、ユーザ情報管理部105に当該他のコメントについてのポイント付与指示を出力し、当該ユーザ情報管理部105は受け取った情報を一旦記憶装置に格納する(ステップS57)。
【0057】
そして検索処理部102は、コンテンツDB150のコメントテーブルから特定コメントの内容を取得し、当該特定コメントの内容を含むWebページ・データを生成し、PC304に送信する(ステップS59)。PC304は、仲介センタ・サーバ100から特定コメントの内容を含むWebページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS61)。
【0058】
図17に特定コメントの内容を含むWebページの表示画面例を示す。図17の例では、店舗名(観光地名)の表示欄551、コメントタイトル表示欄552、コメント登録年月表示欄553、コメント(評価情報)を登録した情報提供観光客Aの男女の別表示欄554、コメント(評価情報)を登録した情報提供観光客Aの年代表示欄555、コメント(評価情報)を登録した情報提供観光客Aの既婚未婚の別表示欄556、店舗(観光地)周辺の地図表示のための地図表示ボタン557、コメント本文表示欄559、コメントの補助情報である映像情報表示欄558、店舗(観光地)が仮登録中であれば「仮登録中ですのでポイントはつきません」といった表示560、取引ボタン561、当該コメントの情報を後の参照などのために仲介センタ・サーバ100に登録するためのブックマークボタン563、コメント一覧ページに戻るための戻るボタン564等が含まれる。
【0059】
これ以降の処理については図13の端子A及びBを介して図18に移行する。情報利用観光客Bは、PC304に表示された内容を確認し、地図表示ボタン557、取引ボタン561、ブックマークボタン563、又は戻るボタン564をクリックする。もし、ブックマークボタン563がクリックされた場合には(ステップS63:Yesルート)、ブックマーク指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS65)。仲介センタ・サーバ100の検索処理部102は、PC304からブックマーク指示を受信し、コメント番号等をユーザマスタDB110内の当該情報利用観光客B用のブックマークテーブルに登録する(ステップS67)。そして検索処理部102は、ブックマークーブルへの登録完了を通知するためのブックマーク登録完了通知をPC304に送信する(ステップS69)。PC304は、仲介センタ・サーバ100からブックマーク登録完了通知を受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS71)。なお、ステップS69にて送信されるブックマーク登録完了通知のデータは、図17のWebページ・データにブックマーク登録完了通知の内容をさらに含ませたものであっても良いし、コメント一覧(図16)のWebページ・データにブックマーク登録完了通知の内容をさらに含ませたものであっても良い。
【0060】
もし、ブックマークボタン563のクリックではない場合(ステップS63:Noルート)又はステップS71の後に、地図表示ボタン557がクリックされたか判断する(ステップS73)。地図表示ボタン557がクリックされた場合には(ステップS73:Yesルート)、情報利用観光客Bが観光地付近におり且つPC304がGPS機器を利用できるならばGPS位置情報を取得して、当該GPS位置情報及び地図表示指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS75)。GPS位置情報が取得できなければ又は観光地付近にいなければ送信しなくともよい。
【0061】
仲介センタ・サーバ100の地図情報処理部104は、PC304から地図表示指示及びGPS位置情報を受信すると(ステップS77)、評価情報(コメント)の評価対象(店舗)のGPS位置情報をコンテンツDB150のコメントテーブルから取得し、当該評価対象(店舗)のGPS位置情報及び受信したGPS位置情報に基づき地図DB130を検索して、適切な地図情報を抽出する。すなわち、評価対象(店舗)のGPS位置情報と受信したGPS位置情報(情報利用観光客Bの現在位置)がひとつの地図に収まるような縮尺の地図画像情報を地図DB130から読み出す。そして、評価対象(店舗)及び情報利用観光客Bの現在位置を識別可能な態様で地図上にプロットする。なお、GPS位置情報がPC304から送信されていない場合には、評価対象(店舗)のGPS位置情報のみによって適切な地図画像情報を読み出す。そして、地図情報処理部104は、取得された地図画像情報を含むWebページ・データを生成し、PC304に送信する(ステップS79)。PC304は、仲介センタ・サーバ100から地図画像情報を含むWebページ・データを受信すると、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS81)。
【0062】
図19に地図情報を含むWebページの表示画面例を示す。図19の表示画面例においては、地図と、戻るボタン565とが含まれる。地図には、評価対象である「目的の店舗」についての表示と、情報利用観光客Bの現在位置(「あなたの位置」)の表示とが含まれる。なお、これらの間の距離(例えば直線距離)も含まれる。なお、GPS位置情報が送信されない場合には情報利用観光客Bの現在位置は表示されず、距離も表示されない。本実施の形態では、戻るボタン565を情報利用観光客Bがクリックするまで例えば定期的にステップS83に戻る(ステップS83:Noルート)。情報利用観光客Bが移動している場合には、図19において情報利用観光客Bの現在位置表示も更新されるようになる。縮尺も変更される場合もある。
【0063】
もし、戻るボタン565がクリックされた場合には(ステップS83:Yesルート)、PC304は元のページの指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS85)。仲介センタ・サーバ100の検索処理部102は、元のページの指示を受信すると、特定コメントの内容を含むWebページ・データ(例えば図17)をPC304に送信する(ステップS87)。PC304は、仲介センタ・サーバ100から特定コメントの内容を含むWebページ・データ(例えば図17)を受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS89)。
【0064】
もし地図表示ボタン557がクリックされていない場合(ステップS73)又はステップS89の後に、取引ボタン561がクリックされたか判断する(ステップS91)。もし、取引ボタン561をクリックしていない場合には、戻るボタン564がクリックされたことになるので、端子Eを介して図13のステップS49に戻る。一方、取引ボタン561がクリックされた場合には端子C及びDを介して図20に移行する。
【0065】
なお、情報利用観光客Bは、図17の表示を観光地業者D又はその従業員に見せて、本システムに登録された評価情報を見てやってきたことを説明する場合もある。図17の表示ではなく、後に説明する図21の表示を観光地業者D又はその従業員に見せてもよい。観光地業者D又はその従業員は、本システムの利用者であることを認識して、割引その他の特典等を情報利用観光客Bに対して提示する。
【0066】
取引ボタン561がクリックされた場合、PC304は取引指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS93)。仲介センタ・サーバ100の利用管理部103は、PC304から取引指示を受信すると取引ページ・データを送信する(ステップS95)。PC304は、仲介センタ・サーバ100から取引ページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS97)。
【0067】
図21に取引ページ・データの表示画面例を示す。図21の表示画面例では、店舗名表示欄570と、取引成立を通知するためのYESボタン571と、取引不成立を通知するためのNOボタン572とが含まれる。また、「YESを押下した場合、この機器を店舗・観光地・ホテルの方へお渡しください。取引成立の確認入力をします。」という表示も含まれる。なお、この表示については、YESボタン571が押された場合に仲介センタ・サーバ100から別途送信されてきてPC304に表示されるような構成であってもよい。
【0068】
情報利用観光客Bと観光地業者D又はその従業員との間の交渉が行われ、最終的に取引が成立した場合には、図21のYESボタン571をクリックする。もし、取引不成立である場合には、NOボタン572をクリックする。NOボタン572がクリックされた場合には(ステップS99:Noルート)、ステップS99から端子Fを介して図24の処理に移行する。YESボタン571がクリックされた場合には(ステップS99:Yesルート)、PC304はYES指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS101)。仲介センタ・サーバ100の利用管理部103は、YES指示をPC304から受信し、観光地(店舗)の登録番号・パスワードの入力ページ・データをPC304に送信する(ステップS103)。PC304は、登録番号・パスワードの入力ページ・データを仲介センタ・サーバ100から受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS105)。
【0069】
登録番号・パスワードの入力ページ・データの表示画面例を図22に示す。図22の表示画面例では、店舗(観光地)登録番号入力欄573と、パスワード入力欄574、送信ボタン575とが含まれる。また、「送信後、この機器をお客様にご返却ください。」という表示も含まれる。なお、この表示については、送信ボタン575が押された場合に仲介センタ・サーバ100から別途送信されてきてPC304に表示されるような構成であってもよい。また、観光地は既に特定されているので、登録番号入力欄573には既に登録番号が入力された状態の場合もある。
【0070】
情報利用観光客Bは、図22のような表示がなされたPC304(携帯電話機等の端末の場合もある)を観光地業者D又はその従業員に渡し、観光地業者D又はその従業員は登録番号及びパスワードの入力を行い、送信ボタン575をクリックして送信指示を行う(ステップS107)。なお、登録番号が既に表示されている場合には、観光地業者D又はその従業員は登録番号の確認を行う。このステップは情報利用観光客B及び観光地業者Dの動作であるので、点線のブロックが用いられている。
【0071】
観光地業者D又はその従業員により送信ボタン575がクリックされると、PC304は、登録番号及びパスワードを仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS109)。仲介センタ・サーバ100の利用管理部103は、登録番号及びパスワードを受信し、ユーザマスタDB110の観光地業者テーブルを登録番号で検索することにより登録されたパスワードを読み出し、受信したパスワード及び登録されたパスワードとを用いて照合処理を実施する(ステップS111)。
【0072】
利用管理部103は、ユーザマスタDB110の観光地業者テーブルを確認した際、フラグ120が仮登録状態を示しているか確認する(ステップS113)。すなわち、仮パスワードが送信されてきたのかを確認する。もし、仮登録状態であれば観光地業者テーブルのフラグ120を本登録に変更する(ステップS115)。なお、ステップS115を実施せず、また以下に説明するステップS121及び/又はS123をスキップしてもよい。前者は仮パスワードを使用した場合に本登録に自動的に切り替える規約を採用している場合であり、後者は当該規約を採用していない場合である。
【0073】
また、照合処理に失敗した場合には、登録番号及びパスワードの再入力要求をPC304に送信する(ステップS117)。PC304は「パスワードが違います」といった表示と共にパスワード等の再入力要求を表示装置に表示し(ステップS119)、ステップS107に戻る。なお、例えば3回以上照合処理に失敗した場合には、処理を終了させるようにしてもよい。
【0074】
照合処理に成功した場合には、利用管理部103は、取引関連DB170の成約率状況テーブル及び情報価値テーブルを更新する(ステップS121)。すなわち、成約率状況テーブルにおいて、観光地の登録番号に対応してその成約年月日の成約数を1インクリメントし、同じく合計成約数を1インクリメントし、テーブルに登録する。また、図17において特定されている評価情報のコメント番号及び図16においてポイント付与チェックボックスにチェックが付された評価情報のコメント番号に対応してその活用年月日の活用数を1インクリメントし、同じく合計活用数を1インクリメントして、テーブルに登録する。図16においてポイント付与チェックボックスにチェックが付されない場合又はポイント付与チェックボックス自体が無い場合もあるので、直接参照された評価情報のコメント番号以外のコメント番号に対応して活用数を1インクリメントするか否かは任意である。
【0075】
また、ユーザ情報管理部105は取引関連DB170のポイントテーブルを更新する(ステップS123)。すなわち、取引関連DB170のポイントテーブルにおいて、図17において特定されている評価情報を登録した情報提供観光客A及び現在取引を行った情報利用観光客Bのレコードについて、ポイント付与年月日のポイント値を所定の値だけインクリメントし、また合計ポイント値を所定の値だけインクリメントし、テーブルに登録する。ユーザ情報管理部105は、ポイントテーブル更新に応じて、今回付与されたポイント値及び合計ポイント値についての情報を含む通知を、情報提供観光客A及び情報利用観光客Bについてメールその他の方法で送信する。通知をしないような構成であってもよい。
【0076】
そして、利用管理部103は、取引終了ページ・データをPC304に送信する(ステップS125)。PC304は、仲介センタ・サーバ100から取引終了ページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS127)。
【0077】
取引終了ページの表示画面例を図23に示す。図23の表示画面例では、「お取引は登録されました。」という表示と、「お客様の機器は返却されましたか?」という表示と、YESボタン576とNOボタン577とが設けられている。YESボタン576とNOボタン577のいずれかをクリックすると、YES又はNOの指示をPC304は仲介センタ・サーバ100に送信し、仲介センタ・サーバ100の利用管理部103はYESならば例えばトップメニューのWebページ・データをPC304に返信する。NOの場合には、機器返却を促すメッセージ及び同様の質問が含まれるWebページ・データをPC304に送信する。
【0078】
図20のステップS99においてYESボタン571ではなく、NOボタン572がクリックされた場合には端子Fを介して図24の処理に移行し、PC304はNO指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS129)。仲介センタ・サーバ100の利用管理部103は、NO指示をPC304から受信すると、取引関連DB170の成約率状況テーブルを更新する(ステップS131)。成約率状況テーブルの取引不成立年月日の不成約数を1インクリメントし、また合計不成約数も1インクリメントし、テーブルに登録する。そして、利用管理部103は、登録通知を含むWebページ・データをPC304に送信する(ステップS133)。PC304は、仲介センタ・サーバ100から登録通知を含むWebページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS135)。
【0079】
以上のように、情報利用観光客Bが勝手に評価情報の活用度を増やすことができない仕組みになっており、評価情報の活用度の信憑性が高くなっている。また、取引成立時にのみ活用度が増加するような仕組みであるから、活用度が高いことは実際に取引に結びつく実用性の高い評価情報であることを表すことができるようになる。
【0080】
次に、図25乃至図28を用いて情報提供観光客A及び情報利用観光客Bによるポイント情報確認処理について説明する。まず、ログオン処理を実施する(ステップS141及びステップS143)。観光客のユーザID及びパスワードを観光客の端末(例えばPC202)から送信し、仲介センタ・サーバ100のユーザ情報管理部105がユーザマスタDB110の観光客テーブルに格納されたデータを用いて認証処理を実施する。認証に失敗すれば、再度ユーザID及びパスワードを送信するように求めるメッセージをPC202に送信する。認証処理に成功すれば、仲介センタ・サーバ100の利用管理部10は、ポイントメニュー・ページ・データをPC202に送信する(ステップS145)。
【0081】
PC202は、仲介センタ・サーバ100からポイントメニュー・ページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS147)。このポイントメニュー・ページには、登録した評価情報(コメント)が活用されたことにより付与されるポイント情報(コメント活用分のポイント情報と呼ぶ)を取得するためのボタンと実際に取引を行うことにより付与されるポイント情報(取引分のポイント情報と呼ぶ)を取得するためのボタンとが含まれる。
【0082】
もし、コメント活用分のポイント情報を取得するためのボタンがクリックされると(ステップS149:Yesルート)、PC202は、コメント活用分のポイント情報の指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS151)。仲介センタ・サーバ100は、コメント活用分指示をPC202から受信する。そして、当該観光客のユーザIDでコンテンツDB150のコメントテーブルを検索し、コメント番号のリストを取得すると共に、コメント番号で取引関連DB170のポイントテーブルを検索して各コメント番号の合計活用度を取得し、コメント一覧ページ・データを生成し、PC202に送信する(ステップS153)。なお、ここでは、1活用度数に対応して固定のポイント値が付与されるものとする。PC202は、仲介センタ・サーバ100からコメント一覧ページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS155)。
【0083】
図26にコメント一覧ページの表示画面例を示す。図26の表示画面例には、コメントタイトルの列2601と、ポイント数の列2602と、本文参照ボタンの列2603と、合計ポイント数表示欄2604と、ポイントメニュー・ページに戻るための戻るボタン2605とが含まれる。なお、各評価情報(コメント)についてのポイント数は活用数×固定のポイント値にて計算されるものである。
【0084】
観光客は、いずれかの評価情報(コメント)を参照する場合には、対応する本文参照ボタンをクリックする。そうするとPC202は、特定のコメントが指示されたということで(ステップS157:Yesルート)、特定コメント指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS159)。仲介センタ・サーバ100の利用管理部10は、PC202から特定コメント指示を受信すると、特定コメントのコメント番号を用いてコンテンツDB150を検索してコメント内容を取得し、さらに取引関連DB170の情報価値テーブルをコメント番号を用いて検索して活用数情報を取得する。そして、コメントページ・データを生成し、PC202に送信する(ステップS161)。PC202は、仲介センタ・サーバ100からコメントページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS163)。
【0085】
図27にコメントページの表示画面例を示す。図27の表示画面例には、店舗名の表示欄2701と、コメントタイトル表示欄2702と、コメント本文表示欄2703と、補助情報としての映像の表示欄2704と、本日の付加ポイント数の表示欄2705と、現在の総ポイント数の表示欄2707とが含まれる。情報価値テーブルには日付毎及びコメント毎に活用度及び総活用度数が記録されているから、本日の付加ポイント数と現在の総ポイント数は簡単に計算することができる。
【0086】
ステップS157において特定のコメントが指示されない場合には(ステップS157:Noルート)、戻るボタン2605がクリックされたことになるので、処理はステップS147に戻る。
【0087】
一方、ステップS149においてコメント活用分のポイント情報が指示されず、取引分のポイント情報が指示された場合、PC202は取引分のポイント情報の指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS165)。仲介センタ・サーバ100の利用管理部10は、PC202から取引分のポイント情報の指示を受信すると、取引関連DB170のポイントテーブルを観光客のユーザIDで検索し、当該観光客の本日のポイント値及び合計ポイント値を取得し、ポイントページ・データを生成してPC202に送信する(ステップS167)。PC202は、仲介センタ・サーバ100からポイントページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS169)。
【0088】
図28にポイントページの表示画面例を示す。図28の表示画面例では、本日の付加ポイント数の表示欄2702及び現在の総ポイント数2702とが含まれる。なお、図8に示した取引関連DB170のポイントテーブルには、ポイント付与ごとに取引を行った観光地についての情報や取引日時については記録されないので、図28の表示画面に含まれていない。但し、ポイントテーブル等に記録するようにすれば図28に表示させることができるようになる。
【0089】
このように観光客は、コメントを登録し且つ他の観光客により利用されたことにより付与されるコメント活用分のポイント情報と、他の観光客により登録された評価情報を参照して取引を行った場合に付与される取引分のポイント情報を、後に確認することができるようになり、またポイント利用に役立てることができる。また、図26のようなコメント一覧ページが表示されれば、どのようなコメントが他の観光客に活用されるのかを分析することができ、今後の評価情報の登録に役立てることができる。
【0090】
次に、図29乃至図31を用いて図18のステップS67においてブックマーク登録され且つユーザマスタDB110のブックマークテーブルに格納されたデータの取得に関する処理フローを説明する。ブックマークは、例えば自宅のPC304で登録しておき、実際に旅行先に出向いた場合に、例えば携帯電話機301やカーナビゲーション・システム303にダウンロードして、ブックマークに登録した観光地を回るのに用いる。但し、旅行先にてブックマーク登録するような場合もある。
【0091】
情報利用観光客Bは、例えばカーナビゲーション・システム303を操作して、仲介センタ・サーバ100にユーザIDを含むブックマーク要求指示を送信させる(ステップS171)。仲介センタ・サーバ100の地図情報処理部104は、カーナビゲーション・システム303からユーザIDを含むブックマーク要求指示を受信すると、ユーザIDでユーザマスタDB110を検索して、当該観光情報利用者Bのブックマークテーブルを取得する。また、ブックマークテーブルに含まれるコメント番号を用いてコンテンツDB150を検索し、ブックマーク登録されたコメント及びそれに関連する観光地についての情報も取得してブックマークページ・データを生成し、カーナビゲーション・システム303に送信する(ステップS173)。カーナビゲーション・システム303は、仲介センタ・サーバ100からブックマークページ・データを受信し、例えばWebブラウザにより表示装置に表示する(ステップS175)。情報利用観光客Bはブックマークページの表示を見て内容を確認する。
【0092】
そして、さらにブックマークを追加する必要が無い場合には、ダウンロード指示をカーナビゲーション・システム303に入力する。ダウンロード指示が入力された場合には(ステップS177:Yesルート)、カーナビゲーション・システム303は、ダウンロード指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS179)。仲介センタ・サーバ100の地図情報処理部104は、カーナビゲーション・システム303からダウンロード指示を受信すると、ブックマークテーブルの情報をカーナビゲーション・システム303に送信する(ステップS181)。カーナビゲーション・システム303は、仲介センタ・サーバ100からブックマークテーブルの情報を受信し、記憶装置に格納する(ステップS183)。
【0093】
なお、地図情報処理部104は、ダウンロード前に、経路探索処理を実施してもよい。例えば、図5のブックマークテーブルのように5つのブックマークが登録されており、位置関係が図30に示すような場合には、最初にX1からX4へ移動し、次にX4からX2に移動し、またX2からX3へ移動し、X3からX5に移動し、X1に戻らねばならない場合にはX5からX1に移動するといった移動経路の情報を付加するようにしてもよい。また、カーナビゲーション・システム303であれば地図情報はカーナビゲーション・システム303自体に保持されているので地図情報は不要であるが、例えば携帯電話機301、PC304、PDA302の場合には地図画像情報とブックマーク登録された観光地の位置情報やコメント番号の情報を送信する。例えば、図31に示すように、ブックマーク登録された観光地X1乃至X5の位置関係を含む地図情報を送信する。なお、別途コメント番号等の情報を送信しておき、図20の処理に移行しやすくする場合もある。
【0094】
ステップS177においてダウンロード指示がなければ(ステップS177:Noルート)又はステップS183においてダウンロードが終了すれば、ブックマークテーブルに格納されたデータの取得に関する処理は終了する。
【0095】
ダウンロードされたブックマーク情報は、例えばカーナビゲーション・システム303において、情報利用観光客Bを目的の場所に誘導するため用いられる。これにより情報利用観光客Bは、見ず知らずの場所であっても目的の観光地に簡単に行くことができるようになる。ダウンロードすればよいので、カーナビゲーション・システム303の操作自体も簡単になる。
【0096】
以上のように本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば図20のステップS107では、情報利用観光客Bの機器を観光地業者Dに渡して少なくともパスワードを入力・送信させるような手順を採用している。しかし、観光客によっては他人に自分の携帯電話機01等の機器を渡すことに抵抗を感じる人もいるかもしれない。従って、図20の処理フローに代わって、図32の処理フローを実施するようにしてもよい。
【0097】
すなわち、取引ボタン561がクリックされた場合、PC304は取引指示を仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS191)。仲介センタ・サーバ100の利用管理部103は、PC304から取引指示を受信すると取引ページ・データを送信する(ステップS193)。PC304は、仲介センタ・サーバ100から取引ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS195)。
【0098】
図33に取引ページ・データの表示画面例を示す。図33の表示画面例では、店舗名表示欄3301と、観光地業者D又はその従業員から「今日のキーワード」を取得するように促す表示と、今日のキーワードの入力欄3302と、取引成立を通知するためのYESボタン3303と、取引不成立を通知するためのNOボタン3304とが含まれる。
【0099】
情報利用観光客Bと観光地業者D又はその従業員との間の交渉が行われ、最終的に取引が不成立である場合には、NOボタン3304をクリックする。NOボタン3304がクリックされた場合には(ステップS197:Noルート)、ステップS197から端子Fを介して図24の処理に移行する。
【0100】
一方、取引が成立した場合には(ステップS197:Yesルート)、観光地業者D又はその従業員から今日のキーワードを聞き出す(ステップS205)。ステップS205は情報利用観光客Bの動作であるため、点線のブロックで表されている。
【0101】
観光地業者Dは、予め又は取引成立時に、例えば観光地業者Dの端末500により、仲介センタ・サーバ100に登録番号及びパスワードを含むキーワード要求を送信する(ステップS199)。この際に観光地業者Dの端末500に表示される表示画面例を図34に示す。図34の表示画面例では、店舗(観光地)登録番号の入力欄2501と、パスワードの入力欄2502と、送信ボタン2503とが含まれる。観光地業者D又はその従業員は、この画面に登録番号及びパスワードを入力すると、送信ボタン2503をクリックする。そうすると、入力された登録番号及びパスワードを含むキーワード要求が仲介センタ・サーバ100に送信される。
【0102】
仲介センタ・サーバ100のユーザ情報管理部105は、登録番号及びパスワードを含むキーワード要求を受信すると、登録番号を用いてユーザマスタDB110に格納された観光地業者テーブルを検索し、登録パスワードを抽出し、受信したパスワード及び登録パスワードを用いた認証処理を実施する。もし、認証処理に失敗した場合には、認証処理に失敗した旨のメッセージを含み且つ図34を表示させるためのWebページ・データをPC304に送信する。もし、認証処理に成功すれば、キーワードテーブルを用いて今日のキーワードを抽出し、観光地業者Dの端末500に送信する(ステップS201)。観光地業者Dの端末500は、仲介センタ・サーバ100から今日のキーワードを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS203)。例えば図36のように今日のキーワード表示欄2504を含む表示がなされる。
【0103】
キーワードテーブルの一例を図35に示す。図35のキーワードテーブルには、店舗名(観光地名)又は登録番号の欄3501、日曜日のキーワードの欄3502、土曜日のキーワードの欄3503、平日のキーワードの欄3504、観光客が男性の場合のキーワードの欄3505、観光客が女性の場合のキーワードの欄3506、晴れの場合のキーワードの欄350、曇りの場合のキーワードの欄350雨の場合のキーワードの欄3509、観光客が10代の場合のキーワードの欄3510、20代の場合のキーワードの欄3511、30代の場合のキーワードの欄3512、40代の場合のキーワードの欄3513などが含まれる。なお、図34のような表示画面からキーワード要求を送信する場合には、観光客を特定するための情報は入力されないので、男性又は女性、年齢についてのキーワードは使用し得ないが、図34においてより多くの条件を入力することができるようになっており、且つ仲介センタ・サーバ100に送信するようにすれば、図35のようなキーワードテーブルを有効に使用することができる。すなわちキーワードの不正利用を防止し易くなる。
【0104】
なお、このようなテーブルを毎週FAX等で予め仲介センタ・サーバ100から各観光地業者に配信しておけば、観光地業者D又はその従業員はいちいち確認する必要は無くなる。また、観光地業者D又はその従業員の要求により、一覧表を送信するようにしても良い。
【0105】
このようにして観光地業者D又はその従業員は、今日のキーワード又はその情報利用観光客Bのためのキーワードを取得して、情報利用観光客Bからの要求に応じてキーワードを教えることができるようになる。情報利用観光客Bは、観光地業者D又はその従業員からキーワードを取得すると、図33のキーワード入力欄3302に入力し、YESボタン3303をクリックする。YESボタン3303がクリックされた場合には、PC304は登録番号(又は観光地名(店舗名))及びキーワードを仲介センタ・サーバ100に送信する(ステップS207)。介センタ・サーバ100の利用管理部103は、登録番号(又は観光地名(店舗名)及びキーワードを受信し、ユーザマスタDB110のキーワードテーブルを登録番号等で検索することにより適用すべき登録キーワードを読み出し、受信したキーワード及び登録キーワードとを用いて照合処理を実施する(ステップS209)。なお、登録番号や観光地名はステップS207で送信しない場合もある。これより前で登録番号や観光地名は特定されているからである。
【0106】
照合処理に失敗した場合には、キーワードの再入力要求をPC304に送信する(ステップS211)。PC304は「キーワードが違います」といった表示と共にキーワード等の再入力要求を表示装置に表示し(ステップS212)、ステップS207に戻る。なお、例えば3回以上照合処理に失敗した場合には、処理を終了させるようにしてもよい。
【0107】
照合処理に成功した場合には、利用管理部103は、取引関連DB170の成約率状況テーブル及び情報価値テーブルを更新する(ステップS213)。すなわち、成約率状況テーブルにおいて、観光地の登録番号に対応してその成約年月日の成約数を1インクリメントし、同じく合計成約数を1インクリメントし、テーブルに登録する。また、図17において特定されている評価情報のコメント番号及び図16においてポイント付与チェックボックスにチェックが付された評価情報のコメント番号に対応してその活用年月日の活用数を1インクリメントし、同じく合計活用数を1インクリメントして、テーブルに登録する。
【0108】
また、ユーザ情報管理部105は取引関連DB170のポイントテーブルを更新する(ステップS215)。すなわち、取引関連DB170のポイントテーブルにおいて、図17において特定されている評価情報を登録した情報提供観光客A及び現在取引を行った情報利用観光客Bのレコードについて、ポイント付与年月日のポイント値を所定の値だけインクリメントし、また合計ポイント値を所定の値だけインクリメントして、テーブルに登録する。ユーザ情報管理部105は、ポイントテーブル更新に応じて、今回付与されたポイント値及び合計ポイント値についての情報を含む通知を、情報提供観光客A及び情報利用観光客Bについてメールその他の方法で送信する。但し、送信を行わない場合もある。
【0109】
そして、利用管理部103は、取引終了ページ・データをPC304に送信する(ステップS217)。PC304は、仲介センタ・サーバ100から取引終了ページ・データを受信し、Webブラウザにより表示装置に表示する(ステップS219)。
【0110】
このように図3の処理を実施することにより、情報利用観光客Bは観光地業者D等に自己の機器を渡すことなく、但し観光地業者Dしか知り得ない情報をもって、評価情報の活用度数を増加させることとなるので、従来に比して信頼性のある活用度数を取得・提供することができるようになる。
【0111】
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図12、図14、図15、図16、図17、図19、図21、図22、図23、図26、図27、図28、図33、図34、図36の画面例は比較的大きな表示領域を有していることを前提としているが、例えば携帯電話機の表示装置には全てを一度に表示させることは困難である場合が多い。従って、観光客の利用する機器に従って、例えばこれらの表示画面を複数の表示画面に分割して表示させるような処理を実施する場合もある。
【0112】
図3乃至図10及び図35のデータ構造例は一例であって、他のデータ構造により同様の又はより多くの情報を管理するようにしてもよい。さらに、図2に示した仲介センタ・サーバ100の機能ブロック分けは一例であって、実際のプログラムモジュールとは一致しない場合もある。
【0113】
上の説明では評価情報をWebページを介して登録するような構成を示したが、メールにより登録できるようにする場合もある。これにより情報提供観光客Aは気軽に情報提供を行うことができるようになる。また、IDの入力を求める画面例を示しているが、ユーザIDの入力については、サブスクライバIDやIPv6のアドレスにより省略される場合もある。ユーザID入力欄についてはユーザIDが埋め込まれた状態でWebページ・データが生成・送信・表示される場合もある。また、観光客の携帯電話機にGPS機能を備え、観光客の位置情報と観光地業者の位置情報とに基づいてコメント入力時点に実際に観光客が観光地業者の近傍にいるかどうかを判断する構成を更に備えても良い。例えば、観光客の位置情報が観光地業者の位置情報から所定の距離内にあるかどうかを判断し、所定の距離内にあればコメントを有効とするものである。
【0114】
(付記1)
特定の評価対象についての評価情報を特定する情報と、前記特定の評価対象に関連する者から取得される照合情報とをユーザの端末から受信した場合、受信された前記照合情報と前記特定の評価対象に関連して設定され且つ予め記憶装置に格納された第2の照合情報とを用いて照合処理を実施する照合ステップと、
前記照合処理が成功した場合、前記評価情報についての有効活用度数を更新し、記憶装置に格納する有効活用度更新ステップと、
を含む評価情報についての情報処理方法。
【0115】
(付記2)
前記特定の評価対象に関連する者から取得される照合情報が、前記特定の評価対象に関連する者により前記ユーザの端末に入力されたパスワードであることを特徴とする付記1記載の評価情報についての情報処理方法。
【0116】
(付記3)
前記特定の評価対象に関連する者から取得される照合情報が、前記特定の評価対象に関連する者から取得され且つ前記ユーザにより前記ユーザの端末に入力されたキーワードであることを特徴とする付記1記載の評価情報についての情報処理方法。
【0117】
(付記4)
前記照合処理が成功した場合、前記評価情報を登録した者と前記ユーザとの少なくともいずれかに対して所定のポイントを付与する処理を実施するステップをさらに含む付記1乃至3のいずれか1つ記載の評価情報についての情報処理方法。
【0118】
(付記5)
前記評価対象又は前記評価情報の検索時に、前記評価情報についての有効活用度数を検索者の端末に送信するステップ
をさらに含む付記1乃至4のいずれか1つ記載の評価情報についての情報処理方法。
【0119】
(付記6)
評価者の端末からある評価対象についての評価情報を受信した場合、当該ある評価対象が登録済みか否か判断するステップと、
前記ある評価対象が未登録である場合には、前記ある評価対象についての評価情報を記憶装置に仮登録するステップと、
前記ある評価対象が未登録である場合には、仮照合情報を含む仮登録通知を前記ある評価対象に関連する者宛に送信するステップと、
をさらに含むことを付記1乃至5のいずれか1つ記載の評価情報についての情報処理方法。
【0120】
(付記7)
前記照合処理が成功した場合、前記特定の評価対象が仮登録状態であるか判断するステップと、
前記特定の評価対象が仮登録状態である場合に、前記特定の評価対象に対して本登録状態への移行を記憶装置に登録するステップと、
をさらに含む付記1乃至6のいずれか1つ記載の評価情報についての情報処理方法。
【0121】
(付記8)
前記照合情報が送信されるのが取引成立時であることを特徴とする付記1乃至7のいずれか1つ記載の評価情報についての情報処理方法。
【0122】
(付記9)
付記1乃至8のいずれか1つ記載の評価情報についての情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【0123】
(付記10)
特定の評価対象についての評価情報を特定する情報と、前記特定の評価対象に関連する者から取得される照合情報とをユーザの端末から受信した場合、受信された前記照合情報と前記特定の評価対象に関連して設定され且つ予め記憶装置に格納された第2の照合情報とを用いて照合処理を実施する照合手段と、
前記照合処理が成功した場合、前記評価情報についての有効活用度数を更新し、記憶装置に格納する有効活用度更新手段と、
を有するコンピュータ・システム。
【0124】
(付記11)
特定の評価対象についての評価情報を特定する情報と、取引指示とをサーバに送信した場合、前記特定の評価対象に関連する者により入力されるべき照合情報の入力要求を前記サーバから受信するステップと、
前記特定の評価対象に関連する者から照合情報の入力を受け付け、前記サーバに送信するステップと、
送信した前記照合情報と前記特定の評価対象に関連して予め登録された第2の照合情報とを用いた照合処理の処理結果に関連する情報を前記サーバから受信するステップと、
を含む情報処理方法。
【0125】
(付記12)
特定の評価対象についての評価情報を特定する情報と、取引指示とをサーバに送信した場合、前記特定の評価対象に関連する者から取得される照合情報の入力要求を前記サーバから受信するステップと、
前記特定の評価対象に関連する者から取得された照合情報の入力を受け付け、前記サーバに送信するステップと、
送信した前記照合情報と前記特定の評価対象に関連して予め登録された第2の照合情報とを用いた照合処理の処理結果に関連する情報を前記サーバから受信するステップと、
を含む情報処理方法。
【0126】
【発明の効果】
以上述べたように、ある評価対象に対する評価情報についての有効性情報を信頼性を持たせた形で効率的に収集するための技術を提供することができる。
【0127】
また別の効果としては、信頼性の高い評価情報を効率的に収集するための技術を提供することもできる。
【0128】
さらに別の効果としては、評価情報及び有効性情報の利用拡大を図ることにより、より多くの評価情報及び有効性情報の収集を促進するための技術を提供することができる。
【0129】
さらに別の効果としては、評価対象の評価に対する努力がより多くの評価情報及び有効性情報の蓄積につながるような仕組みを提供するための技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るビジネスフローを示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるシステム構成例を示す図である。
【図3】観光客テーブルの一例を示す図である。
【図4】観光地業者テーブルの一例を示す図である。
【図5】ブックマークテーブルの一例を示す図である。
【図6】GPS/観光地候補名称テーブルの一例を示す図である。
【図7】コメントテーブルの一例を示す図である。
【図8】ポイントテーブルの一例を示す図である。
【図9】成約率状況テーブルの一例を示す図である。
【図10】情報価値テーブルの一例を示す図である。
【図11】評価情報の登録のための処理フローを示す図である。
【図12】評価情報入力のための画面例を示す図である。
【図13】評価情報又は観光地の検索処理の処理フローを示す図である。
【図14】評価情報又は観光地の検索条件入力画面の一例を示す図である。
【図15】検索結果表示画面例を示す図である。
【図16】コメント一覧画面の一例を示す図である。
【図17】コメント本文表示画面の一例を示す図である。
【図18】コメントの詳細情報取得等のための処理フローを示す図である。
【図19】目的の店舗などの地図を表示するための画面例である。
【図20】取引処理のための処理フローを示す図である。
【図21】取引時の画面例(その1)を示す図である。
【図22】取引時の画面例(その2)を示す図である。
【図23】取引時の画面例(その3)を示す図である。
【図24】取引不成立時の処理フローを示す図である。
【図25】ポイント情報取得のための処理フローを示す図である。
【図26】コメント活用分のポイント情報を取得するためのコメント一覧画面の一例を示す図である。
【図27】特定のコメントについてコメント活用分のポイント情報を表示するための画面例である。
【図28】取引分のポイント情報を表示するための画面例である。
【図29】ブックマーク情報ダウンロードのための処理フローを示す図である。
【図30】地図情報処理部の処理を説明するための図である。
【図31】地図情報処理部により情報利用観光客の端末に送信される地図画像データの一例を示す図である。
【図32】図20の代わりに実施される取引処理のための処理フローを示す図である。
【図33】取引時にキーワードを送信する場合の表示画面例である。
【図34】観光地業者が今日のキーワードを問い合わせるための画面例である。
【図35】キーワードテーブルの一例を示す図である。
【図36】今日のキーワードの通知画面の一例である。
【符号の説明】
100 仲介センタ・サーバ
101 情報登録部
102 検索処理部
103 利用管理部
104 地図情報処理部
105 ユーザ情報管理部
110 ユーザマスタDB
130 地図DB
150 コンテンツDB
170 取引関連DB
201,301 携帯電話機
202,304 パーソナル・コンピュータ
203,302 PDA
204 デジタルカメラ
303 カーナビゲーション・システム
500 観光地業者の端末
601,602 ネットワーク

Claims (4)

  1. 価対象を利用する会員ユーザが所有するユーザ端末と通信を行うサーバにより実行される、評価情報についての情報処理方法であって、
    特定の評価対象の識別情報を含む評価対象選択指示を前記ユーザ端末から受信した場合、評価情報登録者により登録された評価情報と当該評価情報に係る評価対象の識別情報とを当該評価情報の識別情報に対応付けて格納するコメントテーブルから、受信した前記特定の評価対象の識別情報に対応する評価情報を抽出し、当該評価情報に基づき一覧ページ・データを生成し、前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記特定の評価対象についての特定の評価情報の識別情報を含む評価情報選択指示を前記ユーザ端末から受信した場合、当該特定の評価情報の識別情報に対応する評価情報を前記コメントテーブルから抽出し、当該評価情報を含む詳細ページ・データを生成し、前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記特定の評価対象との取引の成立の通知を前記ユーザ端末から受信した場合、照合情報の入力を促すページ・データを生成し、前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記特定の評価対象に関連する者から取得される照合情報を前記ユーザ端末から受信した場合、評価対象の識別情報に対応付けて第二の照合情報を格納する業者テーブルから、前記特定の評価対象の識別情報に対応する第二の照合情報を特定し、当該第2の照合情報と受信した前記照合情報とを用いて照合処理を実施する照合ステップと、
    前記照合処理が成功した場合、評価情報の識別情報に対応付けて有効活用度数を格納する情報価値テーブルに格納され且つ前記特定の評価情報の識別情報に対応付けられている有効活用度数を更新する有効活用度更新ステップと、
    前記照合処理が成功した場合、前記特定の評価対象と前記会員ユーザとの取引成立に関連する成約データを評価対象の識別情報に対応付けて格納する成約状況テーブルに格納され且つ前記特定の評価対象の識別情報に対応付けられている成約データを更新する取引登録ステップと、
    を含む情報処理方法。
  2. 前記特定の評価対象に関連する者から取得される照合情報が、前記特定の評価対象に関連する者により前記ユーザ末に入力されたパスワードであることを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  3. 前記評価情報登録者の端末からある評価対象についての評価情報を受信した場合、前記業者テーブルに当該ある評価対象が登録済みか否か判断するステップと、
    前記ある評価対象が未登録である場合には、前記ある評価対象についての評価情報を前記コメントテーブルに仮登録するステップと、
    前記ある評価対象が未登録である場合には、仮照合情報を含む仮登録通知を前記ある評価対象に関連する者宛に送信するステップと、
    をさらに含む求項1又は2記載の情報処理方法。
  4. 請求項1乃至のいずれか1つ記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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