JP3999703B2 - 車両の補強部付きカバー部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体の外面を覆うよう該車体に取り付けられる可塑材製のカバー部材に、このカバー部材の剛性を強化するための補強部と、前記カバー部材及び補強部間を接続すると共に、前記カバー部材の車体への取り付け時にはカッタによる切断を可能とした薄肉接続部とを一体に成形してなる、車両の補強部付きカバー部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、部品本体と、必要に応じて切除される切除予定部とを一体に成形してなる、自動車用成形部品において、部品本体及び切除予定部間に薄肉接続部を形成し、切除予定部を切除するとき、薄肉接続部をカッタで切断するようにしたものが、例えば特許文献1に開示されているように知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−59507号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の車両の補強部付きカバー部材では、薄肉接続部のカッタによる切断面の方向について殆ど考慮が払われておらず、カバー部材の車体への取り付け状態で、その切断面が外部から見えてしまい、折角のカバー部材の美観を損なうことがある。
【0005】
本発明は、梱包や運搬時に特別な補強手段を施すことなく、その変形を防ぐことができるようにして取り扱いが容易になり、梱包、運搬費の低減が図られる車両の補強部付きカバー部材を提供することを第1の目的とし、またカバー部材の車体への取り付け状態では、薄肉接続部の切断時にカバー部材側に現れる切断面が車体の外面により隠れるようにして、外部からは見えず、カバー部材の美観を確保し得る、車両の補強部付きカバー部材を提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、車体の外面を覆うよう該車体に取り付けられる可塑材製のカバー部材であって、左右方向に延びる長尺部を備え、この長尺部には、下方に開口し該長尺部の長手方向に沿って延びる幅広の切欠き部が設けられ、その切欠き部の深さがカバー部材の高さの略半分に達しているものにおいて、前記カバー部材に、そのカバー部材が梱包や運搬時に変形しないよう該カバー部材の剛性を強化するための補強部と、前記カバー部材及び補強部間を接続すると共に、前記カバー部材の車体への取り付け時にはカッタによる切断を可能とした薄肉接続部とを一体に成形し、前記補強部が、前記カバー部材の車体への取り付け時に前記薄肉接続部を切断することで該カバー部材から必ず切除され、前記薄肉接続部は、その薄肉接続部のカッタによる切断時に前記カバー部材側に現れる切断面が、前記カバー部材の車体への取り付け姿勢で車体の外面に対向することで車体に隠されるように、形成されることを第1の特徴とする。
【0007】
前記補強部付きカバー部材は後述する本発明の実施例中の補強部付きリア・ロア・スカート01に対応し、また車体はリア・バンパ5に、前記カバー部材はリア・ロア・スカート1に、薄肉接続部は第1及び第2薄肉接続部3,4に、カッタはカッタナイフCにそれぞれ対応する。
【0008】
この第1の特徴によれば、カバー部材の長尺部は、特に幅広の切欠き部の存在により、それ自体の剛性が低下し、梱包や運搬時に変形する虞があるが、本発明では、その剛性強化のために該切欠き部に前記補強部が設けられるので、梱包や運搬時に特別な補強手段を施すことなく、その変形を防ぐことができ、車両のカバー部材の取り扱いが容易になり、梱包、運搬費の低減が図られる。また、補強部を切除すべく薄肉接続部を切断したとき、カバー部材に現れる切断面は、カバー部材の車体への取り付け状態では、その車体の外面で隠れることになり、その切断面によるカバー部材の美観低下を回避して、車両の外観の一層の向上を図ることができる。
【0009】
また本発明は、第の特徴に加えて、前記カバー部材、補強部及び薄肉接続部を、その補強部にゲートランナが付着するように、合成樹脂により射出成形したことを第の特徴とする。
【0010】
この第の特徴によれば、長尺の補強部付きカバー部材全体への樹脂の流れを均等化でき、品質の向上に寄与し得る。
【0011】
さらに本発明は、第の特徴に加えて、前記薄肉接続部を、前記カバー部材の長手方向中央に関して対称的に形成した第の特徴とする。
【0012】
この第の特徴によれば、ゲートランナが付着した補強部が、後にカバー部材から切除されることで、ゲートランナによるカバー部材の美観低下を防ぐことができる。
【0013】
さらにまた本発明は、第〜第3の何れかの特徴に加えて、前記カバー部材の裏面には、前記切断面に沿って延びるカッタ案内面を形成し、このカッタ案内面に沿って移動させるカッタにより前記薄肉接続部を切断することを第の特徴とする。
【0014】
前記カッタ案内面は、後述する本発明の実施例中の第1及び第2カッタ案内面15,16に対応する。
【0015】
この第の特徴によれば、カッタによる薄肉接続部の切断時、カッタをカッタ案内面に沿わせて移動することにより、薄肉接続部を、所定の切断面を得るべく容易且つ正確に切断することができ、切断作業性の向上を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、図面に示す本発明の好適な一実施例に基づき以下に説明する。
【0017】
図1は本発明の実施例に係る自動車の補強部付きリア・ロア・スカートの左側半部の正面図、図2は図1の平面図、図3は図1の3−3線断面図、図4は図1の4−4線断面図、図5は補強部を切除したリア・ロア・スカートの車体への取り付け状態を示す正面図、図6は図5の下方斜視図、図7は図5の7−7線断面図、図8は図5の8−8線断面図、図9は図5の9−9線断面図である。
【0018】
先ず、図1〜図4により、本発明を適用した自動車の補強部付きリア・ロア・スカートについて説明する。尚、以下の説明において、前後、左右とは、リア・ロア・スカートが取り付けられる自動車を基準にしていうものとする。
【0019】
図1、図2及び図5において、補強部付きリア・ロア・スカート01は、リア・ロア・スカート1と、補強部2と、これらリア・ロア・スカート1及び補強部2を接続する第1及び第2薄肉接続部3,4とから構成されるもので、合成樹脂により一体に射出成形される。リア・ロア・スカート1は、自動車のリア・バンパ5に、その下半部外面を覆うように取り付けられるもので、その取り付け構造については後で述べることにする。
【0020】
リア・ロア・スカート1(図1及び図2では右側半部を省略してある。)は、鉛直方向に起立して左右方向に延びる長尺部1aと、この長尺部1aの左右両端から前方に丸みを付して屈曲する端部1bとからなっており、長尺部1aには、その中央部に下方に開口する幅広の切欠き部6が、またこの幅広の切欠き部6の左右両端に隔壁部8を挟んで隣接して下方に開口する幅狭の切欠き部7が設けられ、これら切欠き部6,7の深さは、リア・ロア・スカート1の高さの略半分に達する。左右の隔壁部8及び端部1bには、それぞれの下端から前方へ屈曲する第1及び第2ブラケット壁9,10が一体に形成され、これらブラケット壁9,10には,1個又は複数の取り付け孔11,12がそれぞれ穿設される。
【0021】
リア・ロア・スカート1は、特に幅広の切欠き部6の存在により、それ自体の剛性が低下し、梱包や運搬時に変形する虞があるので、その剛性強化のために前記補強部2が次のように設けられる。
【0022】
図1、図3及び図4に示すように、補強部2は、幅広の切欠き部6の天井部の直線部に前記第1薄肉接続部3を介して一体に連結する垂直壁部2aと、この垂直壁部2aの下端から左右及び前方へ水平に延びて前記第2ブラケット壁10の前端に前記第2薄肉接続部4を介して一体に連結する水平壁部2bとからなっており、第1及び第2薄肉接続部3,4は、リア・ロア・スカート1の長手方向中央部に関して対称的に形成される。
【0023】
図3に明示するように、補強部2の垂直壁部2aの上端部は後方に向かって短く屈曲しており、その後端が第1薄肉接続部3を介して幅広の切欠き部6の天井部に連結している。この第1薄肉接続部3は、肉厚が上下方向に薄く、リア・ロア・スカート1のリア・バンパ5への取り付け時、カッタナイフCにより切断されるものである。したがって、この第1薄肉接続部3のカッタナイフCによる切断時にリア・ロア・スカート1側に現れる第1切断面13が前方を向くように、即ちリア・ロア・スカート1のリア・バンパ5への取り付け姿勢においてリア・バンパ5の外面を向くようになっている。
【0024】
またリア・ロア・スカート1の裏面には、第1薄肉接続部3から垂直に起立し且つ第1薄肉接続部3に沿って延び、第1カッタ案内面15が形成される。
【0025】
図1及び図4に明示するように、第2薄肉接続部4も、肉厚が上下方向に薄く、リア・ロア・スカート1のリア・バンパ5への取り付け時はカッタナイフCにより切断されるものである。したがって、この第2薄肉接続部4のカッタナイフCによる切断時、リア・ロア・スカート1側に現れる第2切断面14も前方を向くように、即ちリア・ロア・スカート1のリア・バンパ5への取り付け姿勢においてリア・バンパ5の外面を向くようになっている。
【0026】
また第1ブラケット壁9の前端には、第2薄肉接続部4から垂直に下がり且つ第2薄肉接続部4に沿って延びる第2カッタ案内面16が形成される。
【0027】
尚、幅広の切欠き部6の角部と補強部2との間は、補強部2の切断作業の簡素化のため、成形時に切り離されている。
【0028】
再び図3において、補強部2の垂直壁部2aの後面には、リア・ロア・スカート1の左右中央部に関して対称位置に一対のゲートランナ17(図には左側のみを示す。)が付着しており、またその裏面には、左右のゲートランナ17の位置より左右外方へ延びるように連続した一条のリブ18が形成される。したがって、この補強部付きリア・ロア・スカート01は、その射出成形時、一対のゲートランナ17との対応位置に設けられる射出ゲートから溶融樹脂を射出される。そしてその溶融樹脂は、特にリブ18の部分で到達距離の長い左右方向への流れを誘導されながら、補強部2、第1、第2薄肉接続部3,4、リア・ロア・スカート1を順次成形していくことになる。
【0029】
その際、特に、射出ゲートがリア・ロア・スカート1の左右中央部に関して対称位置に設定されること、並びに第1及び第2薄肉接続部3,4が上記中央部に関して対称的に形成されることで、長尺の補強部付きリア・ロア・スカート01全体への樹脂の流れを均等化でき、品質の向上に寄与し得る。しかも、ゲートランナ17が付着した補強部2は、後にリア・ロア・スカート1から切除されるので、リア・ロア・スカート1がゲートランナ17により外観を損なわれることもない。
【0030】
射出成形後、補強部付きリア・ロア・スカート01の表面には塗装が施される。
【0031】
かくして、中央部に幅広の切欠き部6を持つ長尺のリア・ロア・スカート1は、幅広の切欠き部6において、それと一体成形された、垂直壁部2a及び水平壁部2bからなる補強部2により剛性が効果的に強化されるので、梱包や運搬時に、特別な補強手段を施すことなく、その変形を防ぐことができ、したがってリア・ロア・スカート1の取り扱いが容易になって、その梱包、運搬費の低減を図ることができる。
【0032】
次に、図5〜図9を参照して、リア・ロア・スカート1の、自動車のリア・バンパ5への取り付け構造について説明する。
【0033】
リア・ロア・スカート1のリア・バンパ5への取り付けに際しては、先ず、補強部2付きリア・ロア・スカート01において、カッタナイフCの刃先を第1及び第2薄肉接続部3,4に刺し、第1及び第2カッタ案内面15,16に沿わせてカッタナイフCを移動する。こうすることにより、第1及び第2薄肉接続部3,4を、所定の第1及び第2切断面13,14を得るべく容易且つ正確に切断することができる。
【0034】
こうして補強部2を切除したリア・ロア・スカート1は、先ず、その裏面の適当な複数箇所をリア・バンパ5の外面に両面接着テープ19により接着することにより、リア・バンパ5の定位置に仮止めする。その際、リア・ロア・スカート1及びリア・バンパ5間には防振用のクッション材20を介装する。
【0035】
一方、リア・バンパ5の底部には、リア・ロア・スカート1の隔壁部8及び端部1bに対応して第1ステー21及び第2ステー22がボルト23,24で固着され、これらステー21,22には、リア・ロア・スカート1の第1及び第2ブラケット壁9,10の取り付け孔11,12に対応するナット25,26が溶接されいる。これら溶接ナット25,26に、リア・ロア・スカート1の第1及び第2ブラケット壁9,10の取り付け孔11,12に通したビス27,28を螺合、緊締することにより、リア・ロア・スカート1をリア・バンパ5に強固に固定する。
【0036】
而して、リア・ロア・スカート1は、リア・バンパ5の下半部を覆うと共に、幅広の切欠き部6ではリア・バンパ5の後方膨出部5aが受容され、また幅狭の切欠き部7では排気マフラのテイルパイプ30が受容される。これにより自動車の全長寸法を増加させることなく、また上記後方膨出部5a及びテイルパイプ30との干渉を回避しつゝ、自動車の外観の向上を図ることができる。
【0037】
しかも、第1及び第2薄肉接続部3,4の切断により、リア・ロア・スカート1に現れた切断面13,14は、リア・バンパ5の外面に対向することになるから、それら切断面13,14をリア・バンパ5の外面で隠すことができ、したがって、それら切断面13,14によるリア・ロア・スカート1の美観低下を回避して、自動車の外観の一層の向上に寄与し得る。特に、リア・ロア・スカート1が補強部2と共に塗装された場合には、上記切断面13,14と、リア・ロア・スカート1の塗装面とは、外観上の相違が一層顕著となるので、上記切断面13,14をリア・バンパ5の外面で隠すことは、自動車の外観の向上を図る上で極めて有効である。
【0038】
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、補強部付きリア・ロア・スカート01は、合成樹脂に限らず、ゴム等、その他の可塑材で成形することも可能である。
【0039】
また本発明は、フロント・ロア・スカートやサイド・ロア・スカート等、車両の各種カバー部材に適用可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば、車体の外面を覆うよう該車体に取り付けられる可塑材製のカバー部材であって、左右方向に延びる長尺部を備え、この長尺部には、下方に開口し該長尺部の長手方向に沿って延びる幅広の切欠き部が設けられ、その切欠き部の深さがカバー部材の高さの略半分に達しているものにおいて、前記カバー部材に、そのカバー部材が梱包や運搬時に変形しないよう該カバー部材の剛性を強化するための補強部と、前記カバー部材及び補強部間を接続すると共に、前記カバー部材の車体への取り付け時にはカッタによる切断を可能とした薄肉接続部とを一体に成形したので、カバー部材の長尺部は、特に幅広の切欠き部の存在により、それ自体の剛性が低下し、梱包や運搬時に変形する虞があるが、本発明では、その剛性強化のために該切欠き部に前記補強部を設けたことで、梱包や運搬時に特別な補強手段を施すことなく、その変形を防ぐことができ、これにより、車両の上記カバー部材の取り扱いが容易になって、梱包、運搬費の低減が図られる。
【0041】
その上、前記薄肉接続部のカッタによる切断時に前記カバー部材側に現れる切断面が、前記カバー部材の車体への取り付け姿勢で車体の外面に対向することで車体に隠されるように、前記薄肉接続部を形成したので、補強部を切除すべく薄肉接続部を切断したとき、カバー部材に現れる切断面は、カバー部材の車体への取り付け状態では、その車体の外面で隠れることになり、その切断面によるカバー部材の美観低下を回避して、車両の外観の一層の向上を図ることができる。
【0042】
また本発明の第の特徴によれば、第1の特徴に加えて、前記カバー部材、補強部及び薄肉接続部を、その補強部にゲートランナが付着するように、合成樹脂により射出成形したので、長尺の補強部付きカバー部材全体への樹脂の流れを均等化でき、品質の向上に寄与し得る。
【0043】
さらに本発明の第の特徴によれば、第の特徴に加えて、前記薄肉接続部を、前記カバー部材の長手方向中央に関して対称的に形成したので、ゲートランナが付着した補強部が、後にカバー部材から切除されることで、ゲートランナによるカバー部材の美観低下を防ぐことができる。
【0044】
さらにまた本発明の第の特徴によれば、第〜第3の何れかの特徴に加えて、前記カバー部材の裏面には、前記切断面に沿って延びるカッタ案内面を形成し、このカッタ案内面に沿って移動させるカッタにより前記薄肉接続部を切断するので、薄肉接続部を、所定の切断面を得るべく容易且つ正確に切断することができ、切断作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る車両の補強部付きリア・ロア・スカートの左側半部の正面図
【図2】 図1の平面図
【図3】 図1の3−3線断面図
【図4】 図1の4−4線断面図
【図5】 補強部を切除したリア・ロア・スカートの車体への取り付け状態を示す正面図
【図6】 図5の下方斜視図
【図7】 図5の7−7線断面図
【図8】 図5の8−8線断面図
【図9】 図5の9−9線断面図
【符号の説明】
C・・・・カッタ(カッタナイフ)
01・・・補強部付きカバー部材(補強部付きリア・ロア・スカート)
1・・・・リア・ロア・スカート
1a・・・長尺部
2・・・・補強部
3・・・・薄肉接続部(第1薄肉接続部)
4・・・・薄肉接続部(第2薄肉接続部)
5・・・・車体(リア・バンパ)
6・・・・切欠き部
13・・・切断面(第1切断面)
14・・・切断面(第2切断面)
15・・・カッタ案内面(第1カッタ案内面)
16・・・カッタ案内面(第2カッタ案内面)
17・・・ゲートランナ

Claims (4)

  1. 車体(5)の外面を覆うよう該車体(5)に取り付けられる可塑材製のカバー部材(1)であって、
    左右方向に延びる長尺部(1a)を備え、この長尺部(1a)には、下方に開口し該長尺部(1a)の長手方向に沿って延びる幅広の切欠き部(6)が設けられ、その切欠き部(6)の深さがカバー部材(1)の高さの略半分に達しているものにおいて、
    前記カバー部材(1)に、そのカバー部材(1)が梱包や運搬時に変形しないよう該カバー部材(1)の剛性を強化するための補強部(2)と、前記カバー部材(1)及び補強部(2)間を接続すると共に、前記カバー部材(1)の車体(5)への取り付け時にはカッタ(C)による切断を可能とした薄肉接続部(3,4)とを一体に成形し、
    前記補強部(2)は、前記カバー部材(1)の車体(5)への取り付け時に前記薄肉接続部(3,4)を切断することで該カバー部材(1)から必ず切除され
    前記薄肉接続部(3,4)は、その薄肉接続部(3,4)のカッタ(C)による切断時に前記カバー部材(1)側に現れる切断面(13,14)が、前記カバー部材(1)の車体(5)への取り付け姿勢で車体(5)の外面に対向することで車体(5)に隠されるように、形成されることを特徴とする、車両の補強部付きカバー部材。
  2. 請求項記載の車両の補強部付きカバー部材において、
    前記カバー部材(1)、補強部(2)及び薄肉接続部(3,4)を、その補強部(2)にゲートランナ(17)が付着するように、合成樹脂により射出成形したことを特徴とする、車両の補強部付きカバー部材。
  3. 請求項記載の車両の補強部付きカバー部材において、
    前記薄肉接続部(3,4)を、前記カバー部材(1)の長手方向中央に関して対称的に形成したことを特徴とする、車両の補強部付きカバー部材。
  4. 請求項の何れかに記載の車両の補強部付きカバー部材において、
    前記カバー部材(1)の裏面には、前記切断面(13,14)に沿って延びるカッタ案内面(15,16)を形成し、このカッタ案内面(15,16)に沿って移動させるカッタ(C)により前記薄肉接続部(3,4)を切断することを特徴とする、車両の補強部付きカバー部材。
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