JP5071032B2 - 水平多関節型ロボット - Google Patents

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本発明は、水平多関節型ロボットに関する。
一般的に、産業用ロボットは、速い動作速度と、高い処理精度と、生産現場に応じた外環境下での確実な動作と、を要求される。近年、こうした産業用ロボットは、それぞれの作業現場における外環境下、例えば飛沫や粉塵の有る外環境下でも少ない保守作業で確実に動作することが要求されている。
そこで、高い防塵性や高い防滴性を確保する方法が提案されている(特許文献1)。特許文献1は、ロボットアームのフレームの外壁部にシール用(防滴用)パッキンを介してカバーを設けた。詳述すると、第1アームを構成するフレームの端部において、ベルト伝達機構部分を囲む側壁部が形成する開口部を蓋形状のカバーにて覆うとともに、そのカバーの縁部分を側壁部の開口部付近の縁に嵌合させて、カバーを側壁部に結合させた。また、カバーの平面部と相対向する側壁部の部分にシール用のパッキンを備えた。そして、カバーを側壁部に嵌合させる際に、カバーの平面部にてパッキンを所定の圧力で押圧するようにカバーを側壁部に嵌合させてからネジにてカバーを側壁部に対して固定した。これにより、側壁部とカバーの間に高い防塵性や高い防滴性を確保するようにした。
特開2001−162578号公報
しかし、特許文献1では、カバーの平面部にてパッキンを押圧しながら、カバーの平面部がパッキンを所定の圧力で押圧する位置までカバーを側壁部に嵌合させてからネジにてカバーを側壁部に対して固定させる作業が煩雑であった。
また、産業用ロボットのアームは、その表面を塗装されただけで、外装などの被覆がなされない状態で露出されている場合も多い。近年では、製造作業中においてロボットのアームが他のロボットや、他の生産装置等と接触することは少なくなったが、それでも、試験運転等においては、ロボットのアームが他のロボットや治具、生産装置などと接触する事が少なからず生じている問題があった。
高い剛性を有し硬いロボットのアームは、直接に他の物と接触すると損傷する可能性が高く、また反対に、硬いロボットのアームに接触された物等も損傷する可能性が高かった。そこで、ロボットのアームには、ロボットの動作速度や処理精度などの作業性能を低下させない緩衝機構が求められていた。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ロボットの防塵防水性を高めるとともに、ロボットのアームに作業性能を低下させない緩衝機構を有する水平多関節型ロボットを提供することにある。
本発明の水平多関節型ロボットは、体の外側面を覆うカバーを備えたアームを有する水平多関節型ロボットであって、前記筐体の剛性は前記カバーよりも高く、前記カバーは、前記筐体にかぶせることのできる有蓋筒状であり、前記筐体にかぶせられることで前記筐体上に配置されたモータを覆うカバー本体部と、前記アームの移動方向に面する前記筐
体の外側面を、該外側面から所定の離間距離だけ離間した位置において覆い、該外側面との間の隙間が外部に通じ、該外側面の外部から前記筐体へ与えられる衝撃を和らげるスカート部を備え、前記スカート部の筒部分は前記カバー本体部の筒部分よりも拡がった形状をしており、前記カバー本体部の内側面と前記スカート部の内側面とをつなぐ面には段差面が構成され、該段差面と前記筐体の上部面とが当接することを特徴とする。
本発明の水平多関節型ロボットによれば、筐体の外側面よりも外側にスカート部を設けた。従って、スカート部は、ロボットのアームが旋回されて移動する方向に対して、アームすなわち筐体が他の物と接触した時に該スカート部及び筐体からの所定の離間距離とにより衝撃を吸収することができる。その結果、水平多関節型ロボットに、スカート部を緩衝機構として備えることができる。
また、スカート部は、筐体を覆うので、アームの防水性や防塵性を高めることができる。
さらに、スカート部に覆われた筐体の塗装を不要とすることができるので、アームの製造コストを安価にする事ができる。
また、カバーの内側に設けた段差面によって、筐体へのカバーの取り付けを容易にする事ができる。
この水平多関節型ロボットは、前記スカート部は、可塑性を有する樹脂にて形成されることが望ましい。
この水平多関節型ロボットによれば、スカート部は、可塑性の樹脂材料で成形される。従って、ロボットのアームが他の物と接触した時の衝撃をよりよく吸収できる。
この水平多関節型ロボットは、前記筐体と前記スカート部との間には、緩衝部材が備えられていることが好ましい。
この水平多関節型ロボットによれば、筐体とスカート部の間には、可塑性を有する樹脂部材、弾性を有する弾性部材、塑性を有する金属材料など、衝撃を吸収する事ができる緩衝部材を配置する。従って、緩衝部材とスカート部の働きによって、より効果的に衝撃を吸収する事ができる。その結果、他のアームや物に接触した水平多関節型ロボットのアームの損傷を防止する事ができとともに、水平多関節型ロボットのアームに接触された他のアームや物の損傷も防止する事ができる。
この水平多関節型ロボットは、前記カバーの本体の外側面と、前記スカート部の外側面との間には外側に向かって傾斜を有する傾斜面が備えられていることが好適である。
この水平多関節型ロボットによれば、傾斜面によりカバーに対してスカート部を形成することが容易になり、その傾斜面には、設けられた傾斜によって液体や粉塵が滞留することを抑制する事ができる。
の水平多関節型ロボットは、前記筐体には、該筐体の上面よりも低い位置にネジ受部が設けられ、前記カバーは、前記筐体の前記ネジ受部にネジを介して結合されていることが好ましい。
この水平多関節型ロボットによれば、筐体の上面よりもネジ受部が低い位置にあるので、例えば、ネジやネジ穴を伝ってカバーの外部からカバーの内部に液体が侵入しても、その液体が筐体内や筐体の上面に浸入することを防ぐことができる。
この水平多関節型ロボットは、前記カバーには、少なくとも1つの剛性を高めるための凹部が形成されるようにしてもよい。
この水平多関節型ロボットによれば、カバーの凹部によって剛性を高めることができる。従って、スカート部が衝撃を吸収する際にも、スカート部を好適に支持することができる。
以下、本発明にかかるロボットのアーム構造を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、水平多関節型ロボット(ロボット)10の全体の斜視構造を示す斜視図である。
図1に示すように、ロボット10は、床面等に設置された基台11を有し、その上端部に回動可能に設けた回転軸12に、第1のアーム13の基端部が連結固定されている。回転軸12は、基台11内に設けられた第1モータM1によって正逆回転されるようになっている。従って、第1のアーム13は、回転軸12が回動することによって、回転軸12の軸心C1を回動中心として基台11に対して水平方向に回動する。
第1のアーム13の先端部である支持軸14は、第2のアーム15の基端部を回動可能に支持している。
第2のアーム15は、基端部に第2モータM2を有し、同第2モータM2の回動により支持軸14を正逆回転させることで、その支持軸14を正逆回転させる反力によって、軸心C2を回動中心として第1のアーム13に対して水平方向に回動する。
第2のアーム15の先端部には、主軸筒15Aが固設されている。主軸筒15Aは、主軸16を回転可能に、かつ、上下方向に移動可能に支持している。主軸16は、第2のアーム15内に備えられた回転モータM3の正逆回転によって自らの軸心C3を回動中心として正逆回転する。また、主軸16は、第2のアーム15内に備えられた昇降モータM4の正逆回転によって、上下方向に昇降移動するようになっている。
主軸16の下端部17には、ツール、例えば被搬送物を把持するハンドや被加工物を加工するハンド等の取り付けが可能になっている。そして、ロボット10は、下端部17に取り付けられた各ツールによって、部品を搬送したり、部品を加工したりするようになっている。
次に、第2のアーム15の構造について説明する。
第2のアーム15は、図2に示すように、その下部に水平方向に伸びる高い剛性を備えた筐体20と、筐体20を上方から覆い同筐体20に嵌合し結合されるカバー21を有している。尚、本実施形態では、筐体20は鋳物で形成されている。
筐体20は、図3及び図4に示すように、四角箱状に形成され、底板22には前後一対の軸穴22A,22Bが形成されている。そして、軸穴22Aには前記支持軸14が挿通される。一方、軸穴22Bには前記主軸16が挿通される。
また、四角箱状の筐体20は、底板22に相対向する上面としての天板23を有している。天板23には、前記軸穴22Aと相対向する位置に、前記支持軸14を回動可能に支持する軸受23Aが形成されている。又、前記軸穴22Bと相対向する位置に、前記主軸16を回動可能に支持する図示しない軸受けが形成されている。そして、筐体20内や天板23上には、図示しない電気回路及び機械構造等が備えられている。
すなわち、筐体20は、支持軸14を底板22の軸穴22Aを通じて天板23の軸受23Aで支持することで、第1のアーム13に対して、第1のアーム13から水平方向に延びるように連結されている。
筐体20は、上方からカバー21が、装着されている。筐体20の四方の側面、即ち、
外側面20Aは、カバー21に完全に覆われている。外側面20Aは、カバー21に完全に覆われていることから、塗装などの装飾を行なっていない。
カバー21は、可塑性の樹脂材料からなり、筐体20よりも高い高さの有蓋四角筒状に形成されている。そして、カバー21は、筐体20の上方から覆いかぶせると、筐体20の天板23及び外側面20Aまでを覆うようになっている。これにより、カバー21は、筐体20内や天板23上に設けられた電気回路及び機械構造を外部環境にある飛沫、粉塵から保護するようになっている。
詳述すると、カバー21の下部には、筐体20の外側面20Aを覆うスカート部25がカバー本体21Aに対して拡開形成されている。
そして、カバー21の内側であって、カバー本体21Aの内側面21Cとスカート部25の内側面25Cを繋ぐ面27は直角の段差面であって、筐体20の天板23に当接する。一方、カバー21の外側であって、カバー本体21Aの外側面21Dとスカート部25の外側面25Dを繋ぐ面26は傾斜した面になるように形成されている。
カバー21が筐体20に装着されると、スカート部25は、筐体20の外側面20Aを覆うように形成されているとともに、筐体20の外側面20Aから、所定の距離だけ(拡開形成された分だけ)離れた位置に配設される。すなわち、外側面20Aとスカート部25の内側面25Cとの間には、所定の離間距離Lの空間が設けられるようになっている。
カバー本体21Aの外側面21Dとスカート部25の外側面25Dを繋ぐ面26は、外側に向かって略30度の下り傾斜が設けられている。その下り傾斜によって、該面(以下、傾斜面という)26は、水滴や粉塵が滞留することを抑制されるようになっている。
また、カバー本体21Aの内側面21Cとスカート部25の内側面25Cを直角に繋ぐ前記面(以下、段差面という)27は、カバー21を上方から覆いかぶせた際に、筐体20の天板23と当接する。すなわち、段差面27が天板23と当接することで、スカート部25は、筐体20の外側面20Aを覆った位置よりも筐体20に対して下方に移動しないようになっている。
また、カバー本体21Aには、上端から傾斜面26まで延設された凹部21Bが形成されて、カバー21の剛性を高くするようにしている。
凹部21Bと傾斜面26とが交わる位置には、接合部28が形成されているとともに、カバー21の接合部28に対応する筐体20の天板23の位置には、ネジ受部20Bが形成されている。
接合部28の上面は、前記傾斜面26と連続する略30度の下り傾斜が形成けられている。一方、接合部28のカバー21の内側に位置する下面28Cは、カバー21の内側に突出形成されていて、その下端は、段差面27よりも所定の高さだけ低い位置に形成されている。そして、接合部28には、接合部28の上面と接合部28の下面28Cを貫通するネジ穴28Hが形成されている。
前記接合部28に対応する天板23の位置に形成したネジ受部20Bは、該接合部28を嵌合するために、天板23よりも前記所定の高さだけ低い位置まで凹設されている。
ネジ受部20Bには、接合部28のネジ穴28Hに対応する位置に、ネジ穴20Hが形成されていて、ネジ穴20Hには、ネジ穴28Hを挿通されたネジ29が螺合されるようになっている。また、ネジ受部20Bに設けられたネジ穴20Hは、ネジ受部20Bを貫通しないように形成されている。
すなわち、カバー21は、ネジ穴28Hに挿通されたネジ29がネジ受部20B(筐体20)のネジ穴20Hに螺合されることで、接合部28とネジ受部20Bとが固着され、筐体20に接合されるようになっている。
以上説明したように、本発明のロボットによれば、以下に列記するような効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、筐体20をスカート部25で覆った。従って、筐体20が旋回されて移動する方向に対してスカート部25を緩衝機構とすることができる。また、スカート部25は、可塑性の樹脂材料で成形されるため、ロボットのアームが他の物と接触した時の衝撃を吸収できる。その結果、筐体20に対して、緩衝機構を備えることができる。
また、筐体20の外側面20Aとスカート部25との間に所定の離間距離Lを設けたことで、スカート部25の全体の弾性又は変形によって接触時の衝撃を和らげることができる。
(2)本実施形態では、筐体20をスカート部25で覆った。従って、筐体20の塗装を不要とすることができる。その結果、筐体20の製造コストを安価にする事ができる。
(3)本実施形態では、接合部28の下面28Cを天板23よりも低い位置に設けた。従って、ネジ穴28Hを伝って液体が侵入しても、該液体が筐体20内や天板23上に浸入することを防ぐことができる。また、ネジ受部20Bのネジ穴20Hは、ネジ受部20Bを貫通していないので、ネジ受部20Bから液体が筐体20内に浸入することも防ぐことができる。その結果、防水性や防塵性の高い水平多関節型ロボットを提供する事ができる。
さらに、筐体20の外側面20Aとスカート部25との間に所定の離間距離Lを設けたことで、液体が外側面20Aとスカート部25の間を浸入することが防止できる。
(4)本実施形態では、カバー本体21Aに凹部21Bを備えた。従って、カバー本体21Aの剛性を高めることができる。
(5)本実施形態では、カバー21の外側に傾斜面26を設けた。従って、カバー21に液体や粉塵が滞留することを抑制する事ができる。
また、カバー21の内側に設けた段差面27によって、筐体20へのカバー21の取り付けを容易にする事ができる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、例えば以下のような態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、筐体20は鋳物で形成した。しかしこれに限らず、鉄、アルミニウム、ステンレスなど他の金属や、樹脂材料、その他の材料から形成されてもよい。
・上記実施形態では、カバー21は、可塑性の樹脂材料から形成された。しかしこれに限らず、カバー21は、衝撃を吸収できる構造であれば、エンジニアリングプラスチック等他の樹脂材料、又は、アルミニウムやカーボン等、その他の材料から形成されてもよい。
・上記実施形態では、カバー21は、筐体20にネジ29により結合された。しかしこれに限らず、カバー21は、スナップフィット構造、締り嵌め又は接着等によって筐体20に結合されてもよい。
・上記実施形態では、カバー21のスカート部25と、筐体20の外側面20Aとの間
に離間距離Lの空間を設けた。しかしこれに限らず、スカート部25と外側面20Aとの間には、可塑性を有する樹脂部材、弾性を有する弾性部材、塑性を有する金属材料など、衝撃を吸収する事ができる緩衝部材を配置しても良い。そうすれば、緩衝部材とスカート部の働きにより、より効果的に衝撃を吸収する事ができる。その結果、他のアームや物に接触した水平多関節型ロボットのアームの損傷を防止する事ができるとともに、水平多関節型ロボットのアームに接触された他のアームや物の損傷も防止する事ができる。
・上記実施形態では、カバー21の段差面27と、筐体20の天板23とが当接するようにした。しかしこれに限らず、段差面27と天板23の間にパッキン等を備えても良い。そうすれば、パッキン等により防水性や防塵性をより高めることができる。
・上記実施形態では、外側面20Aとスカート部25の内側面25Cとの間には、所定の離間距離Lを設けたが、全ての個所で一定の距離ではなく、それぞれの個所毎に異なっていてもよい。
・上記実施形態では、ネジ穴28Hを接合部28に円筒形状に凹設した。しかしこれに限らず、図5に示すように、接合部28に、ネジ穴28Hの底面(ネジ29頭部の下面)からスカート部25の外側面25D側に連続する第2の傾斜面30を形成するようにしてもよい。また、第2の傾斜面30には、外側面25Dに向かって所定の下り傾斜、例えば、30度の傾斜を設けるとよい。そうすれば、ネジ穴28Hに進入した液体や粉塵は、第2の傾斜面30を介し外側面25D側へ排出されるので、ネジ穴28Hへの滞留を抑制される。さらに、ネジ穴28Hに液体が滞留しないことから、ネジ穴28Hからネジ受部20Bへ液体が浸入するおそれも低減する事ができる。
本実施形態におけるロボットの右上斜視構造を示す斜視図。 本実施形態におけるロボットのアームの右下斜視構造を示す斜視図。 本実施形態におけるロボットのアームの図2の4−4線における断面構造を示す断面図及び部分拡大断面図。 本実施形態におけるロボットのアームの図2の3−3線における断面構造を示す断面図及び部分拡大断面図。 別例におけるネジ穴の端面構造を示す端面図。
符号の説明
C1,C2,C3…軸心、M1…第1モータ、M2…第2モータ、M3…回転モータ、M4…昇降モータ、10…水平多関節型ロボット、11…基台、12…回転軸、13…第1のアーム、14…支持軸、15…第2のアーム、15A…主軸筒、16…主軸、17…下端部、20…筐体、20A,21D,25D…外側面、20B…ネジ受部、20H,28H…ネジ穴、21…カバー、21A…カバー本体、21B…凹部、21C,25C…内側面、22…底板、22A,22B…軸穴、23…天板、23A…軸受、25…スカート部、26…傾斜面、27…段差面、28…接合部、28C…下面、29…ネジ。

Claims (6)

  1. 体の外側面を覆うカバーを備えたアームを有する水平多関節型ロボットであって、
    前記筐体の剛性は前記カバーよりも高く、
    前記カバーは、
    前記筐体にかぶせることのできる有蓋筒状であり、
    前記筐体にかぶせられることで前記筐体上に配置されたモータを覆うカバー本体部と、
    前記アームの移動方向に面する前記筐体の外側面を、該外側面から所定の離間距離だけ離間した位置において覆い、該外側面との間の隙間が外部に通じ、該外側面の外部から前記筐体へ与えられる衝撃を和らげるスカート部を備え
    前記スカート部の筒部分は前記カバー本体部の筒部分よりも拡がった形状をしており、前記カバー本体部の内側面と前記スカート部の内側面とをつなぐ面には段差面が構成され、該段差面と前記筐体の上部面とが当接することを特徴とする水平多関節型ロボット。
  2. 請求項1に記載の水平多関節型ロボットにおいて、
    前記スカート部は、可塑性を有する樹脂にて形成されていることを特徴とする水平多関節型ロボット。
  3. 請求項1又は2に記載の水平多関節型ロボットにおいて、
    前記筐体と前記スカート部との間には、緩衝部材が備えられていることを特徴とする水平多関節型ロボット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の水平多関節型ロボットにおいて、
    前記カバーの本体の外側面と、前記スカート部の外側面との間には外側に向かって傾斜を有する傾斜面が備えられていることを特徴とする水平多関節型ロボット。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の水平多関節型ロボットにおいて、
    前記筐体には、該筐体の上面よりも低い位置にネジ受部が設けられ、
    前記カバーは、前記筐体の前記ネジ受部にネジを介して結合されていることを特徴とする水平多関節型ロボット。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の水平多関節型ロボットにおいて、
    前記カバーには、少なくとも1つの剛性を高めるための凹部が形成されていることを特徴とする水平多関節型ロボット。
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