JP6874535B2 - ロボット - Google Patents

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この発明は、ロボットに関する。
産業分野などで複数のアームを有する多関節型ロボットが使用されている。多関節ロボットにおいて、アームの内部に、モーターとともにモーターを駆動する駆動回路を設けることが知られている(特許文献1参照)。
米国特許第7347120号明細書
アームの内部に駆動回路(アンプ部)を設けるとアームのサイズが大きくなり、結果としてアームの可動範囲が狭くなるという問題があった。また、モーターおよび駆動回路は発熱体であるため、モーターに加えて駆動回路をアームの内部に配置するとアーム内の温度が高まりやすく、駆動効率が低下するという問題があった。
本発明は、モーターとアンプ部の配置の自由度を高めることで、アームをコンパクト化することを目的とする。本発明は、アーム内のモーターおよびアンプ部の配置を工夫することで、アーム内部の冷却効率を高めたロボットを提供することを目的とする。
上記課題の少なくとも一つを解決するために本発明の一態様のロボットは、アーム本体およびモーターを有し回動軸周りに回動可能なアームと、前記アームに設けられ、前記モーターを駆動する駆動回路を有するアンプ部と、を備え、前記アンプ部または前記モーターの少なくとも一部は、前記回動軸の軸方向から見て、前記アーム本体の外部に位置する。
この構成によれば、アンプ部およびモーターがアーム本体の内側に内包される場合と比較して、アンプ部およびモーターの配置の自由度を高めるとともにアーム本体をコンパクト化することができる。また、アーム本体の外部に位置するアンプ部又はモーターのメンテナンス性を高めることができる。加えて、アーム本体の外部に位置するアンプ部又はモーターから効率的に放熱できる。
上述のロボットにおいて、前記アンプ部の少なくとも一部は、前記回動軸の軸方向から見て、前記アーム本体の外部に位置する構成としてもよい。
この構成によれば、アンプ部の放熱効率を高めるとともにアンプ部のメンテナンス性を良好とすることができる。
上述のロボットにおいて、前記アーム本体には、前記回動軸と直交する方向に開口する第1の開口部が設けられ、前記アンプ部の少なくとも一部は、前記第1の開口部に位置する、構成としてもよい。
この構成によれば、アンプ部を第1開口部からアーム本体の外部に露出させることができる。
上述のロボットにおいて、前記アンプ部は、前記モーターに設けられている、構成としてもよい。
この構成によれば、アンプ部とモーターとを一体的に構成して、アームの組み立て工程を簡素化することができる。
上述のロボットにおいて、前記アンプ部は、前記モーターに着脱可能である、構成としてもよい。
この構成によれば、アーム本体の外部に位置するアンプ部をモーターから取り外すことができる。
上述のロボットにおいて、前記アンプ部は、前記アンプ部を一方向に移動させることで前記モーターから取り外される、構成としてもよい。
この構成によれば、アンプ部をモーターから容易に取り外すことができる。
上述のロボットにおいて、前記アンプ部は、固定部材により前記モーターに設けられ、
前記アーム本体は、前記固定部材の軸線に沿って前記回動軸と直交する方向に開口する第2の開口部を有する、構成としてもよい。
この構成によれば、第2の開口部に工具を挿入することで固定部材による固定を容易に解除できる。
上述のロボットにおいて、前記アームは、前記回動軸の軸方向から見て、前記モーターおよび前記アンプ部を覆うアームカバーを有する、構成としてもよい。
この構成によれば、モーターおよびアンプ部に外部から負荷が加わることを抑制できる。
上述のロボットにおいて、前記アームカバーと、前記アーム本体との間には、隙間が設けられている、構成としてもよい。
この構成によれば、アーム本体の外部に位置するアンプ部又はモーターの直下に隙間を形成することができ、アンプ部又はモーターから効果的に放熱できる。
第1の実施形態のロボットを示す斜視図。 第1の実施形態の第2アームの分解斜視図。 第1の実施形態の第2アームの第2軸周りの断面図。 第1の実施形態の第2アームの平面図。 第1の実施形態の第1のモーターユニットの側面図。 第1の実施形態のアーム本体の部分斜視図。 変形例1の第2アームの平面図。 変形例1の第2のモーターユニットの側面図。 変形例2のモーターユニットの側面図。 変形例3のモーターユニッの側面図。 第2実施形態の第2アームの平面図。 第3実施形態の第2アームの平面模式図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について、図面を参照して説明する。
以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。また、各図にはX−Y−Z座標系を示した。以下の説明において、必要に応じて各座標系に基づいて各方向の説明を行う。なお、本明細書において、+Z方向を上方として、各部の説明を行うが、ロボットの姿勢はこの姿勢に限定されない。
なお、本明細書において、「ある方向(指定した方向)に沿う」とは、厳密に指定した方向に沿う場合に加えて、指定した方向に対して45°未満の範囲で傾いた方向に沿う場合も含む。これに対し、本明細書において、「ある方向(指定した方向)における」とは、厳密な方向を指定する場合に用いる。
図1は、本実施形態に係るロボット1の模式的な斜視図である。
本実施形態のロボット1は、スカラロボットである。ロボット1は、支持台Bと、第1アームA1と、第2アームA2と、作動軸体3を備える。
支持台Bは、床面や壁面等の設置面に設置される。第1アームA1は、支持台Bに支持されている。また、第1アームA1は、支持台Bの内部に設けられたモーターユニット19によって第1軸AX1周りに回動する。第2アームA2は、第1アームA1により第2軸AX2周りに回動可能に支持されている。作動軸体3は、第2アームA2に支持されている。作動軸体3は、第3軸AX3周りに回動可能且つ第3軸AX3の軸方向に並進可能である。
本実施形態において、ロボット1の支持台Bは、X−Y平面に平行な床面に固定されている。また、第1軸AX1、第2軸AX2および第3軸AX3は、ともに上下方向(Z軸方向)に平行である。ロボット1の第1アームA1および第2アームA2は、XY平面と平行に動作する。本明細書において、第2軸AX2の軸方向から見た状態を平面視とする。
図2は、第2アームA2の分解斜視図である。
第2アームA2は、アーム本体40と、アームカバー41と、第1のモーターユニット11と、第2のモーターユニット12と、第3のモーターユニット13と、第2軸(回動軸)AX2に沿って延びる回動軸体2と、第3軸(作動軸)AX3に沿って延びる作動軸体3と、を有する。
アーム本体40は、アームカバー41、第1〜第3のモーターユニット11、12、13、作動軸体3および回動軸体2を保持する。アーム本体40は、下カバー45を有する。下カバー45は、第1〜第3のモーターユニット11、12、13が上方から固定される底板部45aと、底板部45aの外縁から上側に突出する側壁部45bと、を有する。下カバー45は、第2アームA2の下側を覆う。
アームカバー41は、平面視で、第1〜第3のモーターユニット11、12、13(すなわち複数のモーター20および複数のアンプ部30(図4参照))を覆う。アームカバー41は、フレーム体42およびカバー本体43を有する。フレーム体42は、板金加工で形成されている。フレーム体42は、回動軸体2の側部において上方に立設する立設部42aと、立設部42aの上端から水平方向に延びる上端部42bと、を有する。フレーム体42は、立設部42aの下端において下カバー45に固定されている。カバー本体43は、フレーム体42および下カバー45に固定されている。
図3は、第2アームA2の第2軸AX2周りの断面図である。
アームカバー41と下カバー45との間には、水平方向に延びる隙間Dが設けられている。すなわち、アームカバー41および下カバー45が囲む第2アームA2の内部空間は、隙間Dにおいて、外部に対して上下方向に開口している。隙間Dは、第1のモーターユニット11のアンプ部30の直下に位置する。
また、アームカバー41には、第1のモーターユニット11のアンプ部30の直上に通気口41aが設けられている。通気口41aは、アームカバー41および下カバー45が囲む第2アームA2の内部空間を外部と連通させる。
図4は、第2アームA2の平面図である。図4において、アームカバー41は取り外されている。
第1のモーターユニット11は、アーム本体40に固定されている。第1のモーターユニット11は、アーム本体40に対して回動軸体2を回動駆動する。回動軸体2は、第1アームA1に固定されているため、回動軸体2が回動駆動されることで、第2アームA2が第1アームA1に対して第2軸AX2周りに回動する。
第2のモーターユニット12は、作動軸体3を上下方向に移動(昇降)させる。作動軸体3には、ボールネジ溝(図示略)が設けられている。また、作動軸体3は、ボールネジ溝に嵌め合わされたボールネジナット(図示略)を介してアーム本体40に支持されている。第2のモーターユニット12は、タイミングベルト15を介してボールネジナットを回動することで作動軸体3を昇降する。
第3のモーターユニット13は、タイミングベルト16を介して作動軸体3を第3軸AX3周りに回動する。すなわち、作動軸体3は、第2のモーターユニット12により上下方向に移動し、第3のモーターユニット13により軸中心に回動する。
図5は、第1のモーターユニット11の側面図である。
本実施形態において、第1〜第3のモーターユニット11、12、13は、同様の構成を有する。以下の第1のモーターユニット11に関して説明する構成は、特に指定した場合を除いて、第2および第3のモーターユニット12、13についても同様である。
第1のモーターユニット11は、モーター20と、モーター20を駆動する駆動回路が実装されたアンプ基板31を有するアンプ部30と、を有する。
モーター20は、シャフト21の軸方向をZ軸方向に揃えて配置されている。モーター20は、シャフト21の軸方向から見て、矩形状を有する。モーター20は、略直方体形状を有する。モーター20は、シャフト21と、モーター本体22と、エンコーダー25と、を有する。
アンプ部30は、モーター20に設けられている(取り付けられている)。また、アンプ部30は、モーター20に着脱可能である。また、アンプ部30には、側方に突出するケーブル37が設けられている。なお、複数のアンプ部30のうち何れかは、アーム本体40に直接的に設けられていてもよく、またモーター20およびアーム本体40にそれぞれ固定されていてもよい。
モーター本体22およびエンコーダー25は、シャフト21の軸方向に積み重ねて固定されている。モーター本体22は、シャフト21を回動させる。本実施形態のモーター本体22は、三相交流モーターである。なお、モーター本体22は、他のモーターであってもよい。モーター本体22は、内部構造をシャフト21の径方向外側から囲むモーターハウジング22aを有する。
エンコーダー25は、シャフト21の回動角を検知する。エンコーダー25は、磁気式エンコーダーであっても、光学式エンコーダーであっても、これらの組み合わせであってもよい。エンコーダー25は、内部構造をシャフト21の径方向外側から囲むエンコーダーハウジング25aを有する。
モーター20は、シャフト21の軸方向に沿って縦長の略直方体形状を有する。モーター20の外周面は、シャフト21の周囲を囲む第1〜第4の面20a、20b、20c、20d(第2の面20bは、図4参照)と、シャフト21の軸方向と直交する底面17および上面14と、を有する。シャフト21は、底面17から下方に突出している。
図4に示すように、第2および第3のモーターユニット12、13の第1の面20aは、ともに第3軸AX3側(すなわち、+Y方向)を向く。また、第1のモーターユニット11の第1の面20aは、第2および第3のモーターユニット12、13の第1の面20aと反対側を向く。
図5に示すように、モーター20の第1〜第4の面20a、20b、20c、20dには、それぞれ4つのネジ穴(着脱部)23が設けられている。4つのネジ穴23のうち2つのネジ穴23は、エンコーダーハウジング25aに設けられ、残る2つのネジ穴23は、モーターハウジング22aに設けられている。各面に設けられた4つのネジ穴23は、それぞれの面にアンプ部30を固定するための着脱部として機能する。本実施形態の第1〜第3のモーターユニット11、12、13は、ともに第1の面20aに、アンプ部30が固定されている。したがって、アンプ部30は、第1の面20aに設けられた4つのネジ穴23にそれぞれネジ(固定部材)24を挿入して固定されている。また、本実施形態において、第2〜第4の面20b、20c、20dにそれぞれ設けられたネジ穴23は、使用されない。
本実施形態の第1のモーターユニット11のモーター(第1のモーター)20は、第1の面(第1の位置)20aに、モーター20を駆動するためのアンプ部(第1のアンプ部)30を着脱可能とする4つのネジ穴(第1の着脱部)23が設けられている。また、第1のモーターユニット11のモーター(第1のモーター)20は、第2〜第4の面(第2〜第4の位置)20b、20c、20dに、アンプ部(第1のアンプ部)30を着脱可能とする4つのネジ穴(第2〜第4の着脱部)23が設けられている。本実施形態によれば、モーター20の様々な位置にアンプ部30を取り付けることができる。したがって、設置スペースに応じて、アンプ部30の取り付け位置を変えることが可能となり、モーターユニットの共通部品化を図ることができる。
また、本実施形態のモーター20において、アンプ部30を取り付けることができる第1〜第4の位置(すなわち、第1〜第4の面20a、20b、20c、20d)は、モーター20の表面の異なる面に位置する。したがって、アンプ部30の取り付け位置を変更することで、モーター20に対するアンプ部30の方向を変更することができる。
なお、アンプ部30を取り付けることができる第1〜第4の位置は、モーター20の表面の同一の面であって、異なる高さであってもよい。
さらに、本実施形態において第1〜第3のモーターユニット11、12、13は、同様のアンプ部30を有するため、第1のモーターユニット11のモーター20に、他のモーターユニットのアンプ部30を取り付けてもよい。
アンプ部30は、アンプ基板31と、ブラケット32と、アンプカバー33と、を有する。アンプ部30は、ブラケット32を介してモーター20の第1の面20aに固定されている。アンプ部30には、支持台Bから引き回された電源供給用および制御用のケーブルが接続されている。また、アンプ部30には、モーター20に接続されモーター20に電源供給するとともに制御するためのケーブルが接続されている。
アンプ基板31は、電源から供給された電力を増幅してモーター本体22に供給する。より具体的には、アンプ基板31は、モーター本体22を動作させる際、制御信号に応じたタイミングにおいて、モーター20が有する三相それぞれのコイル(図示略)に電力を供給する。ブラケット32は、熱伝導率の高い材料から構成されており、例えばアルミニウムから構成される。
ブラケット32は、一対の側板部32aと、背面板部32bと、第1の脚板部32cと、第2の脚板部32dと、を有する。ブラケット32は、板金加工で形成されている。
一対の側板部32aは、アンプ基板31を挟んで互いに向かい合っている。一対の側板部32aの面方向は、アンプ基板31の面方向と直交する。一対の側板部32aは、鉛直方向に延びている。
ブラケット32の背面板部32bは、一対の側板部32a同士を繋ぐ。背面板部32bは、アンプ基板31とモーター20の第1の面20aの間に位置する。背面板部32bは、アンプ基板31に沿って配置されている。したがって、背面板部32bの面方向は、アンプ基板31の面方向と一致する。背面板部32bは、伝熱シート34を介してアンプ基板31と接触する。一方で、背面板部32bとモーター20の第1の面20aとの間には、隙間が設けられている。
ブラケット32の第1の脚板部32cは、背面板部32bの上端からモーター20に向かって延びる。また、第2の脚板部32dは、背面板部32bの下端からモーター20に向かって延びる。第1の脚板部32cおよび第2の脚板部32dの先端部は、モーター20の第1の面20aと平行となるように折り曲げられており、ネジを挿通させる孔が設けられている。ブラケット32は、第1および第2の脚板部32c、32dを挿通するネジ24をモーター20の第1の面20aのネジ穴23に挿入することで、モーター20に固定される。本実施形態において、第1および第2の脚板部32c、32dは、ブラケット32の一部である。しかしながら、第1および第2の脚板部32c、32dは、ブラケット32と別体であってもよい。その場合は、第1および第2の脚板部32c、32dは、アンプ部30とネジ穴(着脱部)23との間に介在する介在部材として機能する。
ブラケット32の背面板部32bとアンプ基板31との間には、伝熱シート34が介在する。伝熱シート34は、背面板部32bおよびアンプ基板31と面接触する。伝熱シート34は、アンプ基板31で発生した熱をブラケット32に伝える。ブラケット32は、露出する表面積が大きいため、放熱効率に優れている。ブラケット32は、アンプ基板31から放熱するためのヒートシンクとして機能する。
(モーターの配置)
次に、アーム本体40に設けられた第1〜第3のモーターユニット11、12、13の配置について説明する。
図4に示すように、第2軸AX2の軸方向(Z軸方向)から見て第2軸AX2と第3軸AX3とを結ぶ直線を、第1の直線L1とする。ここで、第1の直線L1と平行な方向(図4におけるY軸方向)を第1の方向D1とする。また、第1の方向D1に直交する方向を第2の方向D2とする。アーム本体40は、平面視で第1の方向D1を長手方向とし、第2の方向D2を短手方向として、一方向(第1の方向D1)に縦長に形成されている。
第1のモーターユニット11は、回動軸体2を直接的に駆動する。第1のモーターユニット11のシャフト21は、回動軸体2と中心を一致させた状態で接続されている。このため、第1のモーターユニット11は、回動軸体2の第2軸AX2上に位置する。また、第1のモーターユニット11は、第1の直線L1上に位置する。
第2および第3のモーターユニット12、13とは、第2の方向に沿って並んでいる。平面視で、第1の直線L1で区画されるアーム本体40の内部の2つの領域のうち、第2のモーターユニット12は一方側に位置し、第3のモーターユニット13は、他方側に位置する。
第2および第3のモーターユニット12、13は、アーム本体40に搭載される部品中で、最も重量の大きな部品である。第2軸AX2を中心として回動する第2アームA2において、重量の大きな部品を第2軸AX2から離して配置すると慣性モーメント(イナーシャ)が大きくなる。また、慣性モーメントが大きくなると、第2アームA2の精密な制御が困難となる。第2および第3のモーターユニット12、13を第2の方向D2に沿って並べて配置することで、第2および第3のモーターユニット12、13を第1の方向D1に並べて配置する場合と比較して第2軸AX2に近づけて配置できる。これにより、第2アームA2の慣性モーメントを小さくすることができる。
本実施形態では、3つのモーターユニット11、12、13のうち、2つのモーターユニット(第2および第3のモーターユニット12、13)が第2の方向D2に沿って並んで配置される場合を例示した。しかしながら、全てのモーターユニット11、12、13が、第2の方向D2に沿って並んで配置されていてもよい。
また、ここでは、各モーターユニット11、12、13の配置について説明した。モーターユニット11、12、13の重量の大部分はモーター20によるものである。したがって、アンプ部30の配置に関わらず、モーター20の配置が上述の配置となっていればよい。すなわち、複数のモーター20のうち、少なくとも2つのモーター20が、第2の方向D2に沿って並んで配置されていればよい。
第1〜第3のモーターユニット11、12、13において、モーター20とアンプ部30は、第1の方向D1に沿って配置されている。すなわち、第1〜第3のモーターユニット11、12、13において、モーター20に対するアンプ部30の方向は、第1の方向D1に沿っている。なお、モーター20に対するアンプ部30の方向とは、モーター20の中心(シャフト21の中心軸)と、モーター20の中心から見たアンプ部30の投影面積の中心と、を結ぶ直線の方向である。第2アームA2は、短手方向と一致する第2の方向D2にスペースを確保しようとすると、第2の方向D2(すなわち幅方向)に大きくなる。第2アームA2は、幅方向に大きくなると可動範囲が狭まる。一方で、第2アームA2は、第1の方向D1を長手方向とするため、第1の方向D1に沿って収容スペースを確保しやすい。モーター20とアンプ部30を第1の方向D1に沿って配置させることで、第2アームA2の長手方向のスペースを有効に活用し、第2アームA2が第2の方向D2に肥大化することを抑制できる。
なお、本実施形態では、第1〜第3のモーターユニット11、12、13において、アンプ部30は、モーター20に対して、第1の方向D1に沿って配置する場合を例示した。しかしながら、アンプ部30は、モーター20に対して、第2の方向D2とは異なる方向に配置されていれば、アンプ部30の角度に応じて上述の効果を奏することができる。具体的には、アンプ部30は、モーター20に対してシャフト21の中心軸方向(Z軸方向)に配置されていてもよい。
第1〜第3のモーターユニット11、12、13において、モーター20は、アンプ部30よりも第2軸AX2に近い位置に配置されている。より具体的には、平面視においてモーター20の重心がアンプ部30の重心よりも第2軸AX2に近い。第1〜第3のモーターユニット11、12、13において、モーター20は、アンプ部30より一般的に重量が大きい。したがって、モーター20とアンプ部30とを有する第1〜第3のモーターユニット11、12、13の重心は、モーター20側に位置する。モーター20をアンプ部30に対して第2軸AX2側に配置することで、第1〜第3のモーターユニット11、12、13の重心を第2軸AX2に近づけて、慣性モーメントを小さくすることができる。
図4に示すように、平面視で、第1〜第3のモーターユニット11、12、13のアンプ基板31は、所定の法線方向N11、N12、N13を向く。本実施形態において、アンプ部30の中心を通過するアンプ基板31の法線は、モーター20の中心を通過する。したがって、アンプ基板31の法線方向N11、N12、N13とモーター20に対するアンプ部30の方向とは、一致する。以下、アンプ部30の法線方向N11、N12、N13は、モーター20に対するアンプ部30の方向と同義として説明する。
第1のモーターユニット11のアンプ基板31の法線方向N11は、第1の方向D1と非平行である。これにより、ケーブル37を含めたアンプ部30を、後段に説明する下カバー45に設けられた第1の開口部46の中央に配置できる。
第2のモーターユニット12のケーブル37は、第1の直線L1に対して外側に配置されているため、アームカバー41(図2参照)と下カバー45との間で、ケーブル37が挟み込まれることを抑制する必要がある。このため、ケーブル37を含めた全体の寸法を第2のモーターユニット12の寸法とすることが好ましい。第2のモーターユニット12において、ケーブル37を含めたアンプ部30の幅は、モーター20の幅より大きくなる。なお、ここで幅とは、アンプ基板31の法線方向N12に直交する方向の寸法を意味する。本実施形態において、第2のモーターユニット12は、アンプ部30を第1の直線側に向けるように傾けて配置されている。すなわち、第2のモーターユニット12のアンプ基板31の法線方向N12は、第1の方向D1と非平行である。法線方向N12を第1の方向D1と非平行とすることで、法線方向N12が平行である場合と比較して、ケーブル37を含む第2のモーターユニット12全体として、第2の方向D2に沿う寸法を小さくしやすい。結果として第2アームA2の幅寸法(第2の方向D2に沿う寸法)を小さくできる。
第3のモーターユニット13は、アンプ基板31の法線方向N13が第1の方向D1と平行である。これにより、第3のモーターユニット13は、第2の方向D2に沿う寸法が小さくなる。すなわち、第2アームA2において第3のモーターユニット13を収納する第2の方向D2に沿うスペースが小さくなる。結果として第2アームA2の第2の方向D2に沿う寸法を小さくできる。
本実施形態において、第2のモーターユニット12と第3のモーターユニット13とは、第2の方向D2に沿って並んで配置されている。すなわち、第2アームA2に設けられる複数のモーター20のうち2つのモーター20が、第2の方向D2に沿って並んで配置されている。
平面視において、第2のモーターユニット12のモーター20とアーム本体40の外縁との、第2の方向D2における最短の距離j1は、アンプ部30の厚さより短い。同様に、第3のモーターユニット13のモーター20とアーム本体40の外縁との、第2の方向D2における最短の距離j2は、アンプ部30の厚さより短い。これにより、モーター20とアーム本体40の外縁との距離を短くして、アーム本体40の第2の方向D2に沿う寸法を小さくすることができる。さらに、第2および第3のモーターユニット12、13のモーター20同士の第2の方向D2における最短の距離Jは、アンプ部30の厚さより短い。これにより、第2および第3のモーターユニット12、13のモーター20同士の距離を短くして、アーム本体40の第2の方向D2に沿う寸法を小さくすることができる。
なお、ここでアンプ部30の厚さとは、平面視で略矩形状のアンプ部30の2辺のうち短辺の長さであって、本実施形態においては、アンプ基板31の法線方向N12、N13におけるアンプ部30の長さを意味する。また、第2の方向D2において、アーム本体40の外縁は、第2アームA2の外縁と略一致する。
また、平面視において、第2のモーターユニット12のモーター20(第1のモーター)と、第2のモーターユニット12のモーター20に対し第3のモーターユニット13のモーター20(第2のモーター)と反対側におけるアーム本体40の外縁と、の第2の方向D2に沿う最長の距離h1は、アンプ部30の厚さより短い。同様に、第3のモーターユニット13のモーター20(第2のモーター)と、第3のモーターユニット13のモーター20に対し第2のモーターユニット12のモーター20(第1のモーター)と反対側におけるアーム本体40の外縁と、の第2の方向D2に沿う最長の距離h2は、アンプ部30の厚さより短い。すなわち、複数のモーター(第2および第3のモーターユニット12、13のモーター20)のうち第2の方向D2において両端に位置するモーター20と、その外側に位置するアーム本体40の外縁との第2の方向D2における最長の距離h1、h2は、アンプ部30の厚さより短い。さらに、第2および第3のモーターユニット12、13のモーター20同士の第2の方向D2に沿う最長の距離Hは、アンプ部30の厚さより短い。アーム本体40の外縁と第2および第3のモーターユニット12、13のモーター20との間、並びに第2および第3のモーターユニット12、13のモーター20同士の間には、アンプ部30が設けられる隙間がない。結果として第2アームA2の第2の方向D2に沿う寸法を小さくできる。また、アンプ部30は、モーター20に対して、第1の方向D1に配置される。
なお、本実施形態において、第3のモーターユニット13のモーター20の外形と、その側部に位置するアーム本体40の外縁とは、平行となっている。したがって、第3のモーターユニット13とアーム本体40の外縁において、最短の距離j2と最長の距離h2は、同一である。
第1〜第3のモーターユニット11、12、13において、アンプ基板31の法線方向N11、N12、N13と第1の方向D1とがなす角度θ11、θ12、θ13は、0°以上45°以下とすることが好ましく、5°以上20°以下とすることがより好ましい。なお、第3のモーターユニット13のアンプ基板31の法線方向N13は、第1の方向D1と平行であるため、角度θ13は、0°である。また、第2および第3のモーターユニット12、13について、上記の角度範囲における正の角度は、第2軸AX2から離れるに従い第1の直線L1に近づく方向の角度である。一方で、第1のモーターユニット11について、第2軸AX2とモーター20のシャフト21の中心軸が一致するため、上記角度範囲における角度の正負は、問わない。
角度θ11、θ12、θ13を0°以上、かつ45°以下、より好ましくは20°以下とすることで、第2の方向D2に沿う第2アームA2の寸法を小さくすることができる。角度θ11、θ12を、5°以上とすることで、ケーブル37を含めて、第1および第2のモーターユニット11、12の第2の方向D2に沿う寸法を小さくすることが可能となる。さらに、第2のモーターユニット12の角度θ12を、5°以上とすることで、法線方向N11、N12は、第2軸AX2から離れるに従い第1の直線L1に近づく方向に傾く。これにより、図4に示すように平面視におけるアーム本体40の外形には、第1の直線L1に沿って、第2軸AX2から第3軸AX3に近づくに従って第2の方向D2に沿う幅を狭くクサビ形状部40aが形成される。クサビ形状部40aは、アーム本体40の長手方向において、第2および第3のモーターユニット12、13から第3軸AX3側の先端までの領域に設けられている。クサビ形状部40aが設けられていることで、平面視におけるアーム本体40の投影面積を小さくすることができ、結果として第2アームの可動エリアを広くできる。なお、本実施形態によれば、第2のモーターユニット12の角度θ12を5°以上とする一方で、第3のモーターユニット13の角度θ13は、0°である。このように、複数のモーターユニットが第2の方向に並ぶ場合、一方を5°以上とすることで、平面視におけるアーム本体40の投影面積をより小さくする効果が期待できる。
図6は、アーム本体40の部分斜視図であり、第1のモーターユニット11の周囲を示す。
下カバー45の側壁部45bには、底板部45aからの突出高さが局所的に低くなった低壁部45cが設けられている。低壁部45cの上方には、下カバー45の内側から外側に向かって水平方向(第2軸AX2と直交する方向)に開口する第1の開口部46が形成されている。すなわち、下カバー45の側壁部45bには、第1の開口部46が設けられている。また、低壁部45cには、上端縁から下側に延びる切り欠き形状の第2の開口部47が設けられている。第2の開口部47は、第2軸AX2と直交する方向に開口する。
第1の開口部46には、第1のモーターユニット11のアンプ部30が配置されている。また、第1のモーターユニット11のアンプ部30の一部は、第1の開口部46を介してアーム本体40の外部に位置する。なお、第1のモーターユニット11は、アーム本体40にアームカバー41(図2参照)を取り付けた状態において、アームカバー41に水平方向および上方から覆われる。
第1のモーターユニット11のアンプ部30は、ブラケット32の第1および第2の脚板部32c、32dを介してモーター20に固定されている。第1の脚板部32cは、ブラケット32の上端側に位置し、第2の脚板部32dは、ブラケット32の下端側に位置する。
ブラケット32の第1の脚板部32cには、孔(不図示)が設けられ、当該孔を介してネジ24がモーター20側のネジ穴23(図5参照)に挿入される。これにより、第1の脚板部32cは、モーター20に固定される。
第2の脚板部32dには、下端縁から上側に向かって延びる切欠部35が設けられている。切欠部35の内側には、アンプ部30をブラケット32に固定するためのネジ(固定部材)24が位置する。第2の脚板部32dは、切欠部35の内側に位置するネジ24がモーター20側のネジ穴23に挿入されることでモーター20に固定される。第2の脚板部32dは、下カバー45の低壁部45cに対向する。低壁部45cに設けられた第2の開口部47は、ネジ24の軸線に沿って形成されている。作業者は、第2の開口部47にドライバーを挿入してネジ24を回動させる。
本実施形態によれば、アーム本体40の下カバー45に第1の開口部46が設けられ、第1の開口部46を介してアンプ部30の一部が平面視でアーム本体40の外部に位置する。したがって、平面視でアーム本体40の内側に第1のモーターユニット11のアンプ部30を位置させるために、アンプ部30の外側に側壁部45bを延ばす場合と比較すると、アーム本体40をコンパクトに形成できる。結果として、アーム本体40の可動エリアを広くできる。
なお、本実施形態においては、第1のモーターユニット11のアンプ部30の一部が、アーム本体40の外部に位置する場合を例示した。しかしながら、アンプ部30またはモーター20の少なくとも一部が、平面視でアーム本体40の外部に位置するものであれば、コンパクト化の効果を奏することができる。また、本実施形態においては、アンプ部30とモーター20とが互いに接続されモーターユニットを構成している場合について例示した。しかしながら、複数のモーターユニットのうち何れかについて、アンプ部30とモーター20とが別々にアーム本体40に設けられている場合であっても、アンプ部30またはモーター20の少なくとも一部が、平面視でアーム本体40の外部に位置するものであれば、コンパクト化の効果を奏することができる。さらに、複数のモーター20又はアンプ部30がアーム本体40の外側に位置していてもよい。
また、本実施形態において、第1の開口部46は、側壁部45bの上端から下側に切り欠き状に形成されているが、第1の開口部46は、側壁部45bを厚さ方向に貫通する貫通孔であってもよい。
本実施形態によれば、平面視でアンプ部30がアーム本体40の外部に位置することで、メンテナンス時に作業者のアクセスを容易とすることができる。また、アンプ部30の第2の脚板部32dにおける固定は、第2の脚板部32dの切欠部35を通過するネジ24によりなされている。したがって、アンプ部30は、ネジ24を緩めて上側(一方向)に移動させることで、容易に取り外される。
なお、本実施形態において、第1の脚板部32cには切欠部が設けられておらず、第1の脚板部32cの孔にネジ24が挿通されている。したがって、アンプ部30を取り外す際には、第1の脚板部32cを固定するネジ24を抜く必要がある。第1の脚板部32cにおいても孔に代えて切欠部を設けることでアンプ部30をモーター20から取り外す工程をさらに容易としてもよい。
また、本実施形態において、アンプ部30とモーター20とを固定する固定部材としてネジ24を採用する場合について説明した。固定部材としては、その他にモーター20から延びる打ち込みピンと止め輪の組み合わせなどを用いてもよい。
本実施形態によれば、第1のモーターユニット11のアンプ部30がアーム本体40の外部に位置することで、アンプ部30の放熱効率を高めることができる。アーム本体40の内部は、複数のモーター20および複数のアンプ部30が集中して配置されているため、熱が籠りやすい。また、第1のモーターユニット11は、回動軸体2を駆動させるため大きなトルクを必要とし作動電流が大きくなりやすく発熱しやすい。第1のモーターユニット11のアンプ部30をアーム本体40の外側に配置することで、発熱の大きなアンプ部30を他の熱源(他のモーターおよび他のアンプ部)から離間させて放熱効率を高めることができる。
また、図3に示すように、本実施形態によれば、アームカバー41とアーム本体40との間には、隙間Dが設けられている。アーム本体40がアンプ部30の外側に位置することで、隙間Dから流入した空気がアンプ部30を直接的に冷却する。さらに、本実施形態によれば、アームカバー41に通気口41aが設けられているため、流入した空気を上側から排出することが可能となり、アンプ部30を冷却する空気の循環を形成できる。これにより、アンプ部30のさらなる冷却効率の向上が期待できる。また、通気口41aは、アンプ部30の直上に位置するため、アンプ部30で温められた空気を効率よく排出できる。
なお、アームカバー41の通気口41aの構成は、本実施形態に例示した以外に、例えば、第2軸AX2の周方向に延びるアームカバー41の側面に複数設けられていてもよい。この場合は、第2アームA2が動作する度に、第2アームA2の内部に通気口を介して空気を取り入れることができる。
さらに、図3に二点鎖線で示すように、アームカバー41には、隙間Dおよび通気口41aを外側から覆うフィルター48が設けられていてもよい。フィルター48は、第2アームA2の内部側に位置していてもよい。フィルター48は、第2アームA2の内部から外部に又は外部から内部に埃等が移動することを抑制する。これにより、クリーンルーム等で使用可能なロボット1を提供できる。加えて、隙間Dおよび通気口41aをパッキン等で覆うことで、第2アームA2の内部の気密性を高めた構造を採用してもよい。
(変形例1)
図7は、変形例1の第2アームA2Aの平面図である。
本変形例の第2アームA2Aは、上述の実施形態の第2アームA2と比較して、アンプ部30の配置が主に異なる。なお、上述の実施形態と同一態様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
第2アームA2Aは、第1のモーターユニット11A、第2のモーターユニット12Aおよび第3のモーターユニット13が設けられている。第1〜第3のモーターユニット11A、12A、13は、それぞれモーター20およびアンプ部30を有する。ここで、第1のモーターユニット11Aのアンプ部30を第2のアンプ部30Bと呼び、第2のモーターユニット12Aのアンプ部30を第1のアンプ部30Aと呼ぶ。このとき、第1および第2のアンプ部30A、30Bは、ともに第2のモーターユニット12Aのモーター20に固定されている。
図8は、第2のモーターユニット12Aの側面図である。
第2のモーターユニット12Aのモーター20は、第1の面20aに第1のアンプ部30Aが取り付けられており、第3の面20cに、第2のアンプ部30Bが取り付けられている。すなわち、第2のモーターユニット12Aにおいて、モーター20の第1の面20aに設けられたネジ穴(第1の着脱部)23には、第1のアンプ部30Aが着脱可能に取り付けられ、第3の面20cに設けられたネジ穴(第2の着脱部)23には、第2のアンプ部30Bが着脱可能に取り付けられている。
本変形例によれば、モーター20が複数の取り付け位置(第1〜第4の面20a、20b、20c、20d)を有することで、1つのモーター20に複数のアンプ部30を取り付けることができる。これにより、第2アームA2A内において、部材配置の自由度を高めることができ、結果として第2アームA2Aのコンパクト化を図ることができる。
本変形例によれば、第1のアンプ部30Aが取り付けられる第1の面20aと、第2のアンプ部30Bが取り付けられる第3の面20cとの間に第2のモーターユニット12Aのモーター(第1のモーター)20のシャフト(回動軸)21が設けられている。すなわち、第2のモーターユニット12Aのモーター20に対して、第1および第2のアンプ部30A、30Bは、互いに反対方向に配置されている。これにより、第1および第2のアンプ部30A、30B並びにモーター20は、平面視で一方向に配列された構成となる。第2アームA2Aは、幅方向(短手方向)に大きくなると可動範囲が狭まる。一方で第2アームA2Aは、長手方向には、収容スペースを確保しやすい。第1および第2のアンプ部30A、30B並びにモーター20の配列方向を、第2アームA2Aの長手方向に沿わせるように配置することで、第2アームA2Aの幅寸法を小さくすることができる。
第1および第2のアンプ部30A、30Bのブラケット32は、放熱効率が高くヒートシンクとして機能する。本変形例によれば、動作頻度が高い又は動作トルクが大きいモーター20に複数のアンプ部(第1および第2のアンプ部30A、30B)を設けて放熱させることで、モーター20の動作効率を高めることができる。
(変形例2)
図9は、変形例2のモーターユニット12Bの側面図である。
本変形例のモーターユニット12Bは、変形例1のモーターユニット12Aと同様に、1つのモーター20が2つのアンプ部30、130を支持する。
モーターユニット12Bのモーター20の上面14および第1〜第4の面20a、20b、20c、20dには、それぞれモーター20を固定するためのネジ穴(着脱部)23が設けられている。本変形例において、モーター20は、第1の面20aのネジ穴23に一方のアンプ部30が固定されており、上面14のネジ穴23に他方のアンプ部130が固定されている。
本変形例によれば、モーター20の上面14にアンプ部130を固定することで、第2アーム内においてモーター20の上方の空間を有効に利用することができ、結果として第2アームA2をコンパクト化できる。
(変形例3)
図10は、変形例3のモーターユニット12Cの側面図である。
本変形例のモーターユニット12Cは、変形例1のモーターユニット12Aと同様に、1つのモーター20が2つのアンプ部(第1のアンプ部230Aおよび第2のアンプ部230B)を支持する。
第1のアンプ部230Aは、モーターユニット12Cのモーター(第1のモーター)20を駆動する。また、第2のアンプ部230Bは、モーターユニット12Cのモーター20とは異なるモーター(第2のモーター)20を駆動する。なお、第1および第2のアンプ部230A、230Bと、第1および第2のアンプ部230A、230Bに駆動されるモーター20の関係は、上述の関係と逆であってもよい。また、第1および第2のアンプ部230A、230Bが、ともに異なるモーター20を駆動するものであってもよい。
モーターユニット12Cのモーター20の第1の面20aに設けられたネジ穴23には、第1のアンプ部230Aが固定されている。すなわち、モーター(第1のモーター)20は、第1のアンプ部230Aを着脱可能とするネジ穴(第1の着脱部)23を有する。
第1のアンプ部230Aには、第2のアンプ部230Bを着脱可能とするネジ穴(第3の着脱部)38が設けられている。第2のアンプ部230Bは、第1のアンプ部230Aのネジ穴38にネジ39により固定されている。すなわち、第2のアンプ部230Bは、第1のアンプ部230Aを介してモーター20に支持されている。
本変形例によれば、モーター20が複数のアンプ部(第1および第2のアンプ部230A、230B)を重ね合わせて支持することで、第2アームA2内において、部材配置の自由度を高めることができる。これにより、第2アームA2のコンパクト化を図ることができる。
また、本変形例によれば、第1および第2のアンプ部230A、230B並びにモーター20は、平面視で一方向に配列された構成となる。第1および第2のアンプ部230A、230B並びにモーター20の配列方向を、第2アームA2の長手方向に沿わせるように配置することで、第2アームA2の幅寸法を小さくすることができる。
本変形例において、第2のアンプ部230Bは、第1のアンプ部(介在部材)230Aを介してモーター20に固定されている。第1のアンプ部230Aは、モーター20の第1の面20aに設けられたネジ穴(着脱部)23に固定されている。したがって、ネジ穴23と第2のアンプ部230Bとの間には、介在部材としての第1のアンプ部230Aが設けられている。このように、アンプ部は、介在部材を介してモーター20に固定されていてもよい。ここでは、第1のアンプ部230Aが介在部材として機能する場合を例示したが、介在部材は別途用意された部材であってもよい。
(第2実施形態)
図11は、第2実施形態の第2アームA2Bの平面図である。
本実施形態の第2アームA2Bは、第1実施形態の第2アームA2と比較して、アーム本体340に設けられたモーターユニットの数が異なる。なお、上述の実施形態と同一態様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
第2アームA2Bは、アーム本体340と、第1のモーターユニット311と、第2のモーターユニット312と、第2軸(回動軸)AX2に沿って延びる回動軸体2と、第3軸(作動軸)AX3に沿って延びる作動軸体3と、を有する。アーム本体340は、第1および第2のモーターユニット311、312、作動軸体3並びに回動軸体2を保持する。
第1および第2のモーターユニット311、312は、それぞれモーター20およびアンプ部30を有する。第1のモーターユニット311は、アーム本体340に対して回動軸体2を回動駆動する。第2のモーターユニット312は、タイミングベルト315を介してボールネジナットを回動することで作動軸体3を昇降する。
平面視において、第2のモーターユニット312のモーター20とアーム本体340の外縁との、第2の方向D2に沿う最短の距離jは、アンプ部30の厚さ(すなわち、アンプ基板31(図5参照)の法線方向におけるアンプ部30の長さ)より短い。これにより、モーター20とアーム本体340の外縁との距離を短くして、アーム本体340の第2の方向D2に沿う寸法を小さくすることができる。
平面視において、第2のモーターユニット312のモーター20とアーム本体340の外縁との、第2の方向D2に沿う最長の距離hは、アンプ部30の厚さより短い。したがって、アーム本体340の外縁と第2のモーターユニット312のモーター20との間には、アンプ部30が設けられる隙間がない。結果として第2アームA2Bの第2の方向D2に沿う寸法を小さくできる。
(第3実施形態)
図12は、第3実施形態の第2アームA2Cの平面模式図である。
本実施形態の第2アームA2Cは、第1実施形態の第2アームA2と比較して、アーム本体440に設けられたモーター420の構成が異なる。なお、上述の実施形態と同一態様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
第2アームA2Cは、アーム本体440と、第1のモーターユニット11と、第2のモーターユニット412と、第3のモーターユニット413と、第2軸(回動軸)AX2に沿って延びる回動軸体2と、第3軸(作動軸)AX3に沿って延びる作動軸体3と、を有する。
第1のモーターユニット11は、第1の実施形態と同様の構成を有する。第2および第3のモーターユニット412、413は、それぞれモーター420およびアンプ部430を有する。第2のモーターユニット412は、タイミングベルト(図示略)を介してボールネジナットを回動することで作動軸体3を昇降する。また、第3のモーターユニット413は、タイミングベルト(図示略)を介して作動軸体3を第3軸AX3周りに回動する。第2のモーターユニット412と第3のモーターユニット413とは、第2の方向D2に沿って並んで配置されている。
第2および第3のモーターユニット412、413のモーター420は、平面視で矩形状を有する。モーター420の4つの隅部には、凸部420aが設けられている。凸部420aは、第2の方向D2に沿って突出する。
第2のモーターユニット412のアンプ部430は、第2のモーターユニット412のモーター420に対し第2の方向D2に配置されている。また、このアンプ部430は、モーター420の凸部420a同士の間に位置する。
第3のモーターユニット413のアンプ部430は、第3のモーターユニット413のモーター420に対し第2の方向D2であって第2のモーターユニット412のモーター420との間に配置されている。また、このアンプ部430は、モーター420の凸部420a同士の間に位置する。
平面視において、第2のモーターユニット412のモーター420とアーム本体440の外縁との、第2の方向D2に沿う最短の距離j3は、アンプ部430の厚さkより短い。同様に第3のモーターユニット413のモーター420とアーム本体440の外縁との、第2の方向D2に沿う最短の距離j3は、アンプ部430の厚さkより短い。最短の距離j3を構成する隙間は、モーター420の凸部420aとアーム本体440の外縁との間に位置される。これにより、モーター420とアーム本体440の外縁との距離を短くして、アーム本体440の第2の方向D2に沿う寸法を小さくすることができる。
平面視において、第2および第3のモーターユニット412、413のモーター420同士の第2の方向D2に沿う最短の距離J3は、アンプ部430の厚さkより短い。最短の距離J3を構成する隙間は、第2および第3のモーターユニット412、413のモーター420の凸部420a同士の間に位置する。これにより、第2および第3のモーターユニット412、413のモーター420同士の距離を短くして、アーム本体440の第2の方向D2に沿う寸法を小さくすることができる。
またモーター420の凸部420aの間には凹部が構成される。凹部は、例えば、モーター420の不要なスペースを凹ませることで形成される。すなわち本実施形態によれば、モーター420の不要なスペースを凹部にしてアンプ部430を配置することで、アンプ部430を第2の方向D2に配置した場合であっても、第2アームA2Cの短手方向に寸法を小さくできる。
本実施形態に示すように、モーター420に対してアンプ部430が、第2の方向に配置される場合であっても、最短の距離J3、j3をアンプ部430の厚さkより短くすることで、アーム本体440の小型化に一定の効果を奏することができる。
以上に、本発明の様々な実施形態を説明したが、各実施形態における各構成およびそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはない。
なお、上述の実施形態において、ロボットは水平多関節ロボットである場合を例示した。ロボットは、スカラロボットに代えて、垂直多関節ロボットや直角座標ロボット等の他のロボットであってもよい。なお、垂直多関節ロボットは、1つのマニピュレーターを備える単腕ロボットであってもよく、2つのマニピュレーターを備える双腕ロボット(2つのマニピュレーターを備える複腕ロボット)であってもよく、3以上のマニピュレーターを備える複腕ロボットであってもよい。また、直角座標ロボットは、例えば、ガントリロボットである。
また、上述の実施形態において、第2アームに設けられたモーターユニットについて主に説明した。第2アームに設けられたモーターユニットと同様の構成は、基台の内部のモーターユニットにも採用することができる。
また、上述の各実施形態において、モーターとアンプ部は、モーターユニットとして一体的に構成されている場合について主に説明した。しかしながら、各実施形態において、複数のアンプ部のうち何れかが、モーターには固定されておらずアーム本体に直接的に取り付けられた構成としてもよい。また、各実施形態において、複数のアンプ部のうち何れかが、モーターおよびアーム本体それぞれに固定されていてもよい。
1…ロボット、3…作動軸体、4,20,420…モーター、11,12,12A,12B,12C,13,19,311,312,412,413…モーターユニット、21…シャフト(回動軸)、23,38…ネジ穴(着脱部)、24…ネジ(固定部材)、30,30A,30B,130,230A,230B,430…アンプ部、31…アンプ基板、40,340,440…アーム本体、41…アームカバー、46…第1の開口部、A2,A2A,A2B,A2C…第2アーム(アーム)、AX1…第1軸、AX2…第2軸(回動軸)、AX3…第3軸(作動軸)、D…隙間、D1…第1の方向、D2…第2の方向、H,h,h1,h2,J,J3,j,j1,j2,j3…距離、N11,N12,N13…法線方向

Claims (5)

  1. アーム本体およびモーターを有し回動軸周りに回動可能なアームと、
    前記アームに設けられ、前記モーターを駆動する駆動回路を有するアンプ部と、を備え、
    前記アーム本体には、前記回動軸と直交する方向に開口する第1の開口部が設けられ、
    前記アンプ部の少なくとも一部は、前記第1の開口部に位置し、
    前記アンプ部の少なくとも一部は、前記回動軸の軸方向から見て、前記アーム本体の外部に位置
    前記アンプ部は、前記モーターに着脱可能に設けられている、
    ロボット。
  2. 前記アンプ部は、前記アンプ部を一方向に移動させることで前記モーターから取り外される、
    請求項に記載のロボット。
  3. 前記アンプ部は、固定部材により前記モーターに設けられ、
    前記アーム本体は、前記固定部材の軸線に沿って前記回動軸と直交する方向に開口する第2の開口部を有する、
    請求項1または2の何れか一項に記載のロボット。
  4. 前記アームは、前記回動軸の軸方向から見て、前記モーターおよび前記アンプ部を覆うアームカバーを有する、
    請求項1〜の何れか一項に記載のロボット。
  5. 前記アームカバーと、前記アーム本体との間には、隙間が設けられている、
    請求項4に記載のロボット。
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