JP3999029B2 - 透明インモールドラベル容器 - Google Patents
透明インモールドラベル容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3999029B2 JP3999029B2 JP2002118521A JP2002118521A JP3999029B2 JP 3999029 B2 JP3999029 B2 JP 3999029B2 JP 2002118521 A JP2002118521 A JP 2002118521A JP 2002118521 A JP2002118521 A JP 2002118521A JP 3999029 B2 JP3999029 B2 JP 3999029B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- label
- transparent
- cup
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C2045/1486—Details, accessories and auxiliary operations
- B29C2045/14901—Coating a sheet-like insert smaller than the dimensions of the adjacent mould wall
- B29C2045/14918—Coating a sheet-like insert smaller than the dimensions of the adjacent mould wall in-mould-labelling
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、透明インモールドラベル容器に関し、更に詳しくは、インモールドラベリング方式の射出成形で作製される透明なテーパー付きカップ状容器であって、耐衝撃性および透明性に優れると共に、ガスバリヤー性、耐熱性にも優れた透明インモールドラベル容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種飲料やデザート食品などを密封包装するカップ状容器としては、容器の保形性がよいことからプラスチックの射出成形によるカップ状容器が多く用いられており、更に意匠性と共に、内容物の保存性を高めるため、容器の射出成形の際、アルミニウム箔や、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、MXD6(ポリメタキシリレンアジパミド)などのガスバリヤー性樹脂層を積層したラベル材、或いは、ガスバリヤー層としてアルミニウムなどの金属や無機酸化物の蒸着層を設けたフィルムを中間層などに積層したラベル材を容器の周面にインモールド成形して一体化したカップ状容器が知られている。
【0003】
このようなカップ状容器は、通常、シール蓋が用いられ、そのヒートシールを容易にするために、容器の上部にはフランジ部を設け、また、容器の自立安定性をよくするために、底部の外周には脚部を設けた形状が一般的である。
一方、内容物によっては、その色調や形状などを明瞭に見せ、消費者の購買意欲を高めるために、容器の印刷部などの不透明部分を必要最小限にとどめて、透明部分をできるだけ多くすると共に、容器の透明性自体を向上させることが要望されている。
このような要望に応えるためには、前記カップ状容器の成形樹脂に透明性がよく且つ耐衝撃性にも優れた樹脂を用いると同時に、インモールド成形に使用するラベル材にも透明な材料を使用する必要がある。
【0004】
この場合、ラベル材に関しては、ガスバリヤー層として、例えば、透明性に優れると同時に、耐熱性、耐水性などにも優れ、安定して優れたガスバリヤー性の得られるアルミナ、酸化珪素などの無機酸化物の蒸着層を使用し、その蒸着基材や印刷基材などにも透明性と共に耐熱性、耐水性などに優れたポリエチレンテレフタレートやポリプロピレンなどの延伸フィルムを用いることにより、比較的容易に対応することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カップ状容器本体の射出成形樹脂に関しては、容器上部の開口端や、特に、底部の周囲の角部などにおいて、落下などの衝撃を受けた時、亀裂や割れを生じるなど損傷されやすい問題があり、樹脂自体を共重合やゴム系などの樹脂のブレンドなどの方法で改質して耐衝撃性を向上させる対策が採られていた。
しかし、このような対策を採った場合、耐衝撃性は向上できるが、通常、透明性、例えばヘーズ(曇価)などに関してはむしろ悪くなる傾向があり、両者を両立させることには困難性があった。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、インモールドラベリング方式の射出成形で作製されるカップ状容器であって、容器が透明性および落下強度などの耐衝撃性に優れると共に、ガスバリヤー性、耐熱性などにも優れ、充填された内容物を明瞭に見ることができ、内容物の保存性もよく、また、ホットウォーマーなどの加温適性も有し、更に、容器形状が上部外周にフランジ部を有し、底部外周に脚部を有するような形状の場合でも、落下強度などの耐衝撃性に優れるという、総合的な性能に優れたカップ状容器を生産性よく提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、以下の本発明により解決することができる。
即ち、請求項1に記載した発明は、インモールドラベリング方式の射出成形で作製される透明なカップ状容器であって、該カップ状容器の少なくとも側部の外周面に、少なくともガスバリヤー層を含む透明な積層シートによるラベルがインモールド成形され、且つ、射出成形の樹脂のアイゾット衝撃値が3〜15kJ/m2 (23℃)であり、ヘーズ(曇価)が10.0〜65.0%(厚さ2mmのシートで測定)であることを特徴とする透明インモールドラベル容器からなる。
【0008】
本発明において、容器の形状は、特に限定はされず、円筒状のほか、例えば横断面が正方形状、長方形状などの四角形状、或いはそれ以上の多角形状となる角筒状など自由に設計することができる。
また、前記アイゾット衝撃値は、JIS K7110 硬質プラスチックのアイゾット衝撃試験方法に基づいて測定した値であり、ヘーズ(曇価)は、JISK7105 プラスチックの光学的特性試験方法の6.4ヘーズ(曇価)に準じて測定した値である。
【0009】
尚、本発明の透明インモールドラベル容器の射出成形に用いる樹脂は、アイゾット衝撃値とヘーズ(曇価)が前記の範囲の値であれば、特に限定はされず、例えばポリプロピレン系樹脂のほか、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂など各種の樹脂を使用することができる。只、成形性の点から、そのMFR(メルトフローレート)(JIS K7210に基づく)は、10〜50(g/10分間)の範囲であることが好ましい。
MFRが10未満の場合は、熱流動性が低いため成形適性に劣り、射出成形の際、所謂ショートを発生しやすくなるため好ましくない。また、MFRが50を超える場合は、熱流動性が高く、射出成形の際、例えばフランジ部などにバリが発生しやすくなるため好ましくない。
【0010】
また、射出成形の樹脂のアイゾット衝撃値は、3〜15kJ/m2 (23℃)の範囲が好ましく、3kJ/m2 未満の場合は、落下などの際、容器に亀裂や割れが発生しやすくなるため好ましくなく、また、15kJ/m2 を超える場合は、落下しても割れにくく強度の点では問題ないが、透明性が低下するため好ましくない。
ヘーズ(曇価)に関しては、10.0〜65.0%の範囲が好ましく、10.0〜35.0%の範囲が更に好ましい。
ヘーズ(曇価)が10.0%未満の場合は、透明性には優れるが、容器として落下強度に劣るため好ましくない。また、ヘーズ(曇価)が65.0%を超える場合は、容器の落下強度は強くできるが、容器に充填された内容物の色調や形状の識別が難しくなるため好ましくない。
【0011】
従って、前記のような構成を採ることにより、射出成形に用いた樹脂が、耐衝撃性および透明性に優れると共に、インモールド成形に使用するラベル材も透明性とガスバリヤー性に優れているので、優れた透明性と落下強度などの耐衝撃性を兼ね備えると共に、ガスバリヤー性にも優れ、充填された内容物の保存性、透視性にも優れた透明インモールドラベル容器を生産性よく提供することができる。
【0012】
請求項2に記載した発明は、前記射出成形の樹脂が、ポリプロピレン系樹脂であることを特徴とする請求項1記載の透明インモールドラベル容器からなる。
【0013】
ポリプロピレン系樹脂は、そのアイゾット衝撃値およびヘーズ(曇価)を前記の範囲内に調整することも比較的容易であり、また、MFRを10〜50(g/10分間)の範囲とすることも容易である。更に、耐熱性、耐水性などにも優れており、内容物が各種飲料、その他デザート食品などの場合でも、これらの食品に対する安全性の面でも優れている。
このようなポリプロピレン系樹脂は、例えばプロピレンとエチレンのランダム共重合体などで得られるが、必要な場合、ソルビトール系やリン化合物系などの透明核剤を添加することもできる。
【0014】
従って、前記のような構成を採ることにより、前記請求項1に記載した発明の作用効果に加えて、その耐衝撃性、透明性に一層優れると共に、成形性や耐熱性、耐水性、更には食品に対する安全性の面でも一層優れた透明インモールドラベル容器を生産性よく且つ経済性よく提供することができる。
【0015】
請求項3に記載した発明は、前記カップ状容器が、その側部の上部外周にフランジ部を有し、底部の外周に脚部を有すると共に、該フランジ部の下面と側部との角部と、該底部の上面と側部との角部および底部の下面と脚部との角部のそれぞれの外側が、半径(r)が0.3〜1.5mmの円弧状となるように、射出成形樹脂で肉付けされていることを特徴とする請求項1または2に記載の透明インモールドラベル容器からなる。
【0016】
このような構成を採ることにより、前記請求項1または2に記載した発明の作用効果に加えて、容器が落下などの衝撃を受けた時、特に損傷を受けやすいフランジ部の周辺、および底部の脚部周辺が、肉付けされた射出成形樹脂で補強されるので透明インモールドラベル容器の落下などによる衝撃強度を一層向上させることができる。
【0017】
尚、前記フランジ部の下面と側部との角部の外側に肉付けする射出成形樹脂は、半径(r)が0.3〜1.5mmの円弧で描かれる円弧状であることが好ましく、半径(r)が0.3mm未満の場合は、肉付けされる樹脂量が少なく補強効果を十分に得られないため好ましくない。また、半径(r)が1.5mmを超える場合は、肉付けされる樹脂量が多く補強効果は十分に得られるが、成形樹脂のヒケが発生してフランジ部上面の平面性が損なわれ、蓋材のシール不良を発生しやすくなるため好ましくない。
【0018】
また、前記底部上面と側部との角部および底部下面と脚部との角部の外側に肉付けする射出成形樹脂は、半径(r)が0.3〜1.5mmの円弧で描かれる円弧状であることが好ましく、半径(r)が0.3mm未満の場合は、この場合も肉付けされる樹脂量が少なく補強効果を十分に得られないため好ましくない。また、半径(r)が1.5mmを超える場合は、肉付けされる樹脂量が多く既に十分な補強効果が得られており、その必要性がなく、経済性の面でも不利になるため好ましくない。
【0019】
請求項4に記載した発明は、前記カップ状容器の側部が傾斜を有し、且つ、側部下方の内周面に、内側に凸状となる水平方向の補強リブが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の透明インモールドラベル容器である。
【0020】
このような構成を採ることにより、前記請求項1乃至3のいずれかに記載した発明の作用効果に加えて、容器の強度面で重要な側部下方が水平方向の補強リブで補強されているので、胴膨れなどを確実に防止できると共に、手で容器胴部を持った時、多少強く握っても容器が凹んで内容物をこぼすようなことがなく安全にすることができる。
また、補強リブは、側部下方の内周面に凸状となる水平方向に設けられているので、側部に傾斜を有するカップ状容器の空容器を積み重ねた時、容器の脚部を補強リブで受け止めることができ、きつく嵌まり込むことがないので、所謂スタッキング離れがよく、充填機適性をよくすることができる。
【0021】
請求項5に記載した発明は、前記ラベルのガスバリヤー層が無機酸化物の蒸着層で形成され、且つ、該ラベルが底面にもインモールド成形されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の透明インモールドラベル容器からなる。
【0022】
本発明の透明インモールドラベル容器に用いるラベルは、その一部に設ける印刷層は別にして、その基材フィルムと共にガスバリヤー層も透明であることが必要である。
このような透明なガスバリヤー層としては、例えば先にも挙げたエチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、MXD6などの透明なガスバリヤー性樹脂を使用することもできるが、耐熱性、耐水性のほか、焼却時の有害ガスの発生などの問題を考慮した場合、アルミナ、シリカ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ITOなどの無機酸化物の蒸着やスパッタリング、イオンプレーティングなどによる厚み200〜1000Å程度の薄膜層を使用することが一層好ましい。
【0023】
また、容器の底面にもラベルをインモールド成形する場合、底面の内側に一体化成形できるほか、底面用ラベルの中心部など射出成形樹脂の注入口に対応する部分に切り欠き部を設けることにより、底面の外側にラベルを一体化成形することもできる。只、ガスバリヤー性を重視する場合は、切り欠き部を設ける必要のない底面の内側にラベルをインモールド成形することが好ましい。
また、底面にもラベルを設けることにより、ガスバリヤー性の向上と共に、落下強度などの向上効果も得ることができる。
【0024】
前記のような構成を採ることにより、前記請求項1乃至4のいずれかに記載した発明の作用効果に加えて、ラベルのガスバリヤー層が耐熱性に優れると共に、水分の影響を受けてガスバリヤー性が低下することもないので、安定して優れたガスバリヤー性が得られると共に、底面にもその形状に対応するガスバリヤー性ラベルがインモールド成形されているので、透明インモールドラベル容器のガスバリヤー性を更に向上させることができる。
【0025】
請求項6に記載した発明は、前記側部外周面に用いるラベルが、扇形状をなし、該扇形状の両側下方の角部が切り欠かれると共に、該ラベルをカップ状容器の側部外周面にインモールド成形したとき、突き合わされる両側端部同士の間に隙間を生じるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の透明インモールドラベル容器である。
【0026】
カップ状容器の側部外周面にラベルを射出成形によりインモールド成形する場合、通常、ラベルを雌型内に挿入し、真空吸引により所定の位置に固定し、射出成形樹脂を底部の中心部から注入するが、ラベルの両側下端に角部があると、挿入の際、角部が雌型に当接してめくれが発生しやすいが、角部を切り欠くことにより、ラベルをスムーズに雌型の所定の位置に挿入できるようになる。
また、樹脂の注入の際にも注入圧や温度により、ラベルの下部の突き合わせ部ではめくれを生じることがあり、更に、ラベルの側部の突き合わせ部ではラベルが伸びて重なりを生じ、しわや端部の浮きなどの不良を発生することがある。
このような問題を解決するためには、ラベル形状を容器側部に対応する扇形状に形成すると共に、その両側下方の角部に切り欠き部を設け、また、ラベルをカップ状容器の側部外周面にインモールド成形したとき、突き合わされる両側端部同士の間に僅かな隙間を生じるように形成することが好ましい。
【0027】
従って、前記のような構成を採ることにより、前記請求項1乃至5のいずれかに記載した発明の作用効果に加えて、透明インモールドラベル容器を射出成形する際、前記ラベル下部の突き合わせ部のめくれや、ラベルの側部の突き合わせ部に重なりを生じることを防止できるので、良好な品質の透明インモールドラベル容器を歩留りよく製造することができる。
【0028】
請求項7に記載した発明は、前記カップ状容器の開口部最大部の差し渡し径と深さの比率が1:1から1:3の範囲であって、且つ、容器の容量が150〜500mlであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の透明インモールドラベル容器からなる。
【0029】
本発明の透明インモールドラベル容器は、透明なテーパー付きカップ状容器であって、特に限定するものではないが、主に各種の飲料やデザート食品などの内容物を密封包装するために用いるものであり、そのために透明性と落下強度などの耐衝撃性を兼ね備え、また、ガスバリヤー性や耐熱性にも優れたものとしているが、更に、容器の外形、即ち、プロポーションがよく、手で持ちやすく、また、特に耐衝撃性を良好に維持するためには、適度の容量であることも必要である。
【0030】
この点から、カップ状容器の開口部最大部の差し渡し径と深さの比率は1:1から1:3の範囲が好ましく、容器の容量は150〜500mlの範囲であることが好ましい。
カップ状容器の開口部最大部の差し渡し径に対する深さの比率が1:1よりも小さい場合は、容器が浅くなり手で持ちにくくなるため好ましくない。また、開口部最大部の差し渡し径に対する深さの比率が1:3よりも大きい場合は、容器が深すぎて落下強度なども低下するため好ましくない。
また、容器の容量が150ml未満の場合は、内容物にもよるが、一般的には容量が小さすぎて内容物に対する容器のコスト比率が高くなるため好ましくない。また、容量が500mlを超える場合は、特に落下強度などの耐衝撃性が低下するため好ましくない。
【0031】
従って、前記のような構成を採ることにより、前記請求項1乃至6のいずれかに記載した発明の作用効果に加えて、容器の外形、即ち、プロポーションに優れると共に、手で持ちやすく、また、容器の落下強度など耐衝撃性にも一層優れた透明インモールドラベル容器を生産性よく提供することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の透明インモールドラベル容器の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の透明インモールドラベル容器の一実施例の構成を示す縦断面図であり、図2は、本発明の透明インモールドラベル容器の側部外周面にインモールド成形するラベルの外形の一例を説明する展開図である。
また、図3は、図1に示した透明インモールドラベル容器の背面図であって、容器の側部外周面に一体的に成形されたラベルの両側端部間に形成された隙間部を説明する図である。
尚、本発明は、その要旨を超えない限り、これらの図面に限定されるものではない。
【0033】
図1に示した透明インモールドラベル容器100は、テーパー付き円筒状のカップ容器であって、下部に脚部3を有する円筒状の側部1と、側部1の脚部3上端内側に設けられた底部4と、側部1の上部外周に設けられたフランジ部2とを有している。
【0034】
上記側部1は、その外周に位置し少なくともガスバリヤー層を含む積層シートによる扇形状のラベル6(図2参照)と、その内側に射出された射出成形樹脂5とで形成されると共に、側部1の下方の内周面には、内側に凸状となる水平方向の補強リブ8が射出成形樹脂5で設けられている。
【0035】
また、フランジ部2の下面と側部1との角部の外側には、補強のため、半径(r)が0.3〜1.5mmの円弧状となるように全周に渡って射出成形樹脂5による円弧状肉付け部7a が設けられ、同様に、底部4の上面と側部1との角部、および底部4の下面と脚部3との角部の外側には、半径(r)が0.3〜1.5mmの円弧状となるように全周に渡って射出成形樹脂5による円弧状肉付け部7b 、7c が設けられて構成されている。
【0036】
このような透明インモールドラベル容器100は、図には示していないが、前述したように底部4の内面または外面にも、ガスバリヤー層を含む積層シートによるラベルをインモールド成形することができ、それにより透明インモールドラベル容器100のガスバリヤー性を一層向上させることができる。
【0037】
次に、容器の側部1の外周面にインモールド成形するラベル6について図2を参照して説明する。
図2に示すようにラベル6は、扇形状をなしており、ラベル6の両側端縁部の下方の角部は切り欠き部9a 、9b のように切り欠かれている。この切り欠き部9a 、9b の形状は、ラベル6の角部が丸みを持つ形状でもよく、斜めの直線状となる形状でもよい。
【0038】
ラベル6の高さ方向の長さは、図1に示したように、容器側部1の上方ではフランジ部2に僅かに突き出し、下方では脚部3の中間部程度までの長さであることが好ましく、また、ラベル6の容器周方向の長さは、図3に示すように、突き合わされる両側端部同士の間に、幅が0.6〜1.5mm程度の隙間部10が生じる程度の長さであることが好ましい。
このようにラベル6を形成することにより、射出成形金型の雌型の所定位置にラベル6を挿入し真空吸引により固定し、型閉じ後、射出成形樹脂を底部の中心部のゲートから注入した時、ラベル6に重なり部や、めくれ、しわなどの不良を発生することなく、スムーズに射出成形樹脂が注入されラベル6を容器に一体化成形することができる。
【0039】
このようなラベル6は、少なくともガスバリヤー層を含む透明な積層シートで形成するが、意匠性を高めるために一部に絵柄、文字などの印刷層を設けることができる。
ラベル6に用いる積層シートの代表的な構成例として、以下のような構成が挙げられる。
(1)(外側)延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)/接着剤/延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み12μm)・印刷層/接着剤/延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み12μm)・無機酸化物の蒸着層/接着剤/ヒートシール性を有する延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)
(2)(外側)延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)・印刷層/接着剤/延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み12μm)・無機酸化物の蒸着層/接着剤/ヒートシール性を有する延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)
(3)(外側)無延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)/接着剤/延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み12μm)・印刷層/接着剤/延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み12μm)・無機酸化物の蒸着層/接着剤/無延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)
上記のほか、様々な構成を採ることができる。只、ラベルはできる限りカールのないことが容器成形の際の歩留りをよくする点で好ましく、そのためには中間層の両面に熱収縮率などが近似したフィルム(同様な材質のフィルム)を積層し、中間層を中心として両側が対称形の層構成とすることが好ましい。
また、各フィルムの厚みは、一例を示したものであり、容器の寸法などにより適宜に設定することができる。
【0040】
前記(1)〜(3)の構成において、ガスバリヤー層は無機酸化物の蒸着層であり、延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み12μm)を蒸着基材として、その表面に透明な無機酸化物の蒸着層を形成したものである。
無機酸化物としては、前述した通り、アルミナ、シリカ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ITOなどを使用することができ、これらを蒸着やスパッタリング、イオンプレーティングなどの手段で、厚みが200〜1000Å程度になるように堆積させて無機酸化物の蒸着層することができる。
【0041】
このような無機酸化物の蒸着層は単独の層で形成してもよいが、複数の層で形成することにより一層優れたガスバリヤー性を得ることができる。
また、これらの無機酸化物の蒸着層は、その接着性を向上させ、或いは亀裂などの損傷を防止して優れたガスバリヤー性を有効に発揮させるため、その上下の面に接着性向上層、保護層、ガスバリヤー性向上層などの目的で、反応型アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、シランカップリング剤を含有させたアクリル系樹脂、金属アルコキシドを含有させた水溶性高分子、エチレン−ビニルアルコール共重合体などの樹脂層を設けて複合層としてガスバリヤー層を形成することができる。
【0042】
前記積層シートの構成において、各フィルムの間の接着剤は、ラベルをインモールド成形する際、ポリプロピレン樹脂の射出圧と共に熱が加わるため耐熱性を有することが必要であり、この点から一液または二液反応型のポリウレタン系またはアクリル系接着剤を用い、ドライラミネート方式で貼り合わせることが好ましい。
【0043】
例えば、二液反応型のポリウレタン系接着剤は、高分子末端に水酸基を有するポリオール成分とイソシアネート基を有するポリイソシアネート成分を主成分とし、水酸基とイソシアネート基の反応でウレタン結合を形成して硬化するものである。
【0044】
このような二液反応型のポリウレタン系接着剤のポリオール成分としては、ポリエステルポリオール、ポリエステルポリウレタンポリオール、ポリエーテルポリウレタンポリオールなどを使用することができる。
また、ポリイソシアネート成分としては、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トリス(イソシアネートフェニル)、メタン−トリス(イソシアネートフェニル)チオホスフェートなどのイソシアネートモノマーや、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどイソシアネートモノマーをトリメチロールプロパンに付加したウレタンプレポリマー、ヘキサメチレンジイソシアネートビューレット、ヘキサメチレンジイソシアネート及びイソホロンジイソシアネートトリマーなどのイソシアネート変性体などを使用することができる。
【0045】
一液反応型のポリウレタン系接着剤としては、イソシアネート基を末端にもつプレポリマーポリウレタン接着剤、例えば、ポリエーテルポリオールとジイソシアネートを反応させて得られるポリエーテルポリウレタンポリイソシアネートや、ポリエステルポリオールとジイソシアネートを反応させて得られるポリエステルポリウレタンポリイソシアネートなどを使用することができる。
【0046】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
(実施例1)
図1に示した構成の円筒状の透明インモールドラベル容器を下記の材料と寸法で作製し、実施例1の透明インモールドラベル容器とした。
この場合、ラベル6の取り付けは側部1の外周面のみである。
(a)射出成形樹脂5:プロピレン−エチレンランダム共重合体、但し、MFRは22(g/10分間)、アイゾット衝撃値は12kJ/m2 (23℃)、ヘーズは23%である。
(b)ラベル6の構成:(外側)2軸延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)/接着剤/2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み12μm)・一部に印刷層/接着剤/アルミナ蒸着層(厚み300Å)・2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み12μm)/接着剤/ヒートシール性を有する2軸延伸ポリプロピレンフィルム(厚み30μm)
(c)容器の寸法:フランジ部外径71mmφ、フランジ部下開口部外径63mmφ、底部外径49mmφ、全高さ109.7mm
フランジ部の厚み1.0mm、側部の厚み0.8mm、底部の厚み1.0mm、脚部の厚み0.9mm
そして、フランジ部下面と側部との角部の円弧状肉付け部7a の外側は半径(r)=0.3mmの円弧とし、底部上面と側部との角部および底部下面と脚部との角部の円弧状肉付け部7b 、7c の外側はいずれも半径(r)=0.5mmの円弧とした。
尚、この容器の満注容量は250mlである。
【0047】
(実施例2)
前記実施例1の透明インモールドラベル容器の構成において、フランジ部下面と側部との角部の円弧状肉付け部7a の外側を半径(r)=1.0mmの円弧に変更し、また、底部上面と側部との角部および底部下面と脚部との角部の円弧状肉付け部7b 、7c の外側を、いずれも半径(r)=1.5mmの円弧に変更したほかは、総て実施例1と同様に作製して実施例2の透明インモールドラベル容器とした。
【0048】
(実施例3)
前記実施例2の透明インモールドラベル容器の構成において、容器の側部1の外周面に取り付けたラベル6と同様な積層構成のラベルを底部4の内面にも取り付けたほかは、総て実施例2と同様に作製して実施例3の透明インモールドラベル容器とした。
【0049】
(比較例1)
前記実施例1の透明インモールドラベル容器の構成において、容器の側部1の外周面に取り付けたラベル6の積層構成を、アルミナ蒸着層(厚み300Å)のみを取り除いた積層構成のラベルに変更したほかは、総て実施例1と同様に作製して比較例1の透明インモールドラベル容器とした。
【0050】
(試験および評価)
以上のように作製した実施例1〜3、および比較例1の透明インモールドラベル容器について、(1) ガスバリヤー性(酸素透過度)試験、(2) 落下強度試験(主に底部と側部の落下強度)、(3) フランジ部に関する容器の集積落下試験を下記の方法で行い、その結果を表1にまとめて示した。
【0051】
(1) ガスバリヤー性(酸素透過度)試験
MOCON社製の酸素透過度測定装置 OXTRANを用いて、容器1個当たりの酸素透過度(ml/個・day・0.1MPa)を温度23℃、外側の相対湿度45%、内側の相対湿度90%で3日間のパージを行って測定した。
(2) 落下強度試験
各容器10個を試料として、それぞれに水200mlを充填し、蓋材(アルミニウム箔40μm/CPP20μm)をヒートシールして密封し、3℃で24時間保存した後、容器の底部を下にして、表面が平滑なコンクリート床上に高さ50cm〜80cmまで10cmきざみで自然落下させ、容器の底部および側部に亀裂の発生し始める高さを調べた。
(3) フランジ部に関する容器の集積落下試験
各容器20個ずつをスタッキングさせ、その状態で、フランジ部下面がリテーナーに当たるように、高さ5cm、10cm、20cm、30cm、40cmの位置から順に落下させて、フランジ部に割れの発生し始める高さを調べた。
【0052】
【表1】
【0053】
表1に示した試験結果から明らかなように、実施例1〜3の透明インモールドラベル容器は、(1) 酸素透過度、(2) 落下強度、(3) フランジ部集積落下強度のいずれもが、良好、または優れる、の結果であったが、比較例1の透明インモールドラベル容器は、ラベルにガスバリヤー層(無機酸化物の蒸着層)を設けていないため、(2) 落下強度および(3) フランジ部集積落下強度は良好であるが、酸素透過度が大きくガスバリヤー性に劣る点で好ましくなかった。
【0054】
【発明の効果】
以上、詳しく説明したように、本発明によれば、優れた透明性と落下強度などの耐衝撃性を兼ね備えると共に、ガスバリヤー性にも優れ、内容物の保存性や透視性がよく、更に、耐熱性、ホットウォーマーなどによる加温適性にも優れた透明インモールドラベル容器を生産性よく提供できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透明インモールドラベル容器の一実施例の構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明の透明インモールドラベル容器の側部外周面にインモールド成形するラベルの外形の一例を説明する展開図である。
【図3】図1に示した透明インモールドラベル容器の背面図であって、容器の側部外周面に一体的に成形されたラベルの両側端部間に形成された隙間部を説明する図である。
【符号の説明】
1 側部
2 フランジ部
3 脚部
4 底部
5 射出成形樹脂
6 ラベル
7a 、7b 、7c 円弧状肉付け部
8 補強リブ
9a 、9b 切り欠き部
10 隙間部
100 透明インモールドラベル容器
Claims (1)
- インモールドラベリング方式の射出成形で作製される透明なカップ状容器において、
前記射出成形の樹脂が、プロピレンとエチレンのランダム共重合体からなり、かつ、そのアイゾット衝撃値が3〜15kJ/m 2 (23℃)であり、また、ヘーズ(曇価)が10.0〜65.0%(厚さ2mmのシートで測定)であり、更に、メルトフロ−レ−ト(MFR)が10〜50g/10分間であるポリプロピレン系樹脂からなり、
そして、上記の射出成形の樹脂を射出成形した前記カップ状容器が、その側部の上部外周にフランジ部を有し、底部の外周に脚部を有すると共に、該フランジ部の下面と側部との角部と、該底部の上面と側部との角部および底部の下面と脚部との角部のそれぞれの外側が、半径(r)0.3〜1.5mmの円弧状となるように、射出成形の樹脂で肉付けされ、
かつ、前記カップ状容器の側部が傾斜を有すると共に側部下方の内周面に、内側に凸状となる水平方向の補強リブが設けられ、
また、前記カップ状容器が、その開口部最大部の差し渡し径と深さの比率が1:1から1:3の範囲であって、かつ、容器の容量が150〜500mlであり、
更に、前記カップ状容器が、少なくともその側部の外周面に、少なくとも無機酸化物の蒸着膜からなるガスバリヤー層を含む透明な積層シートによるラベルでインモールド成形され、
かつ、上記側部外周面にインモールド成形されるラベルが、扇形状をなし、該扇形状の少なくとも両側下方の角部が切り欠かれると共に、該ラベルをカップ状容器の側部外周面にインモールド成形したとき、突き合わされる両側端部同士の間に隙間を生じるように形成されていること
を特徴とする透明インモールドラベル容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002118521A JP3999029B2 (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 透明インモールドラベル容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002118521A JP3999029B2 (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 透明インモールドラベル容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003312678A JP2003312678A (ja) | 2003-11-06 |
JP3999029B2 true JP3999029B2 (ja) | 2007-10-31 |
Family
ID=29535389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002118521A Expired - Lifetime JP3999029B2 (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 透明インモールドラベル容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3999029B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006182411A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Dainippon Printing Co Ltd | インモールド成型容器およびその製造方法 |
JP4969901B2 (ja) * | 2006-04-27 | 2012-07-04 | 株式会社吉野工業所 | 紙製のカバー体を貼着した容器 |
JP4925004B2 (ja) * | 2006-07-28 | 2012-04-25 | 株式会社吉野工業所 | インモールドラベル付き合成樹脂製容器 |
JP2008030851A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | インモールドラベル付き容器及びその製造方法 |
JP4954670B2 (ja) * | 2006-10-31 | 2012-06-20 | 株式会社吉野工業所 | インモールドラベル付き容器 |
JP4974786B2 (ja) * | 2007-06-29 | 2012-07-11 | リスパック株式会社 | インモールドラベル容器 |
EP2011739A1 (en) * | 2007-07-02 | 2009-01-07 | Superfos A/S | Injection moulded packaging article with a barrier layer |
JP2009096525A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Nissei Kagaku Kk | 食品容器 |
JP2011042397A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Dainippon Printing Co Ltd | プラスチック容器 |
JP2011073700A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Dainippon Printing Co Ltd | インモールドラベル容器 |
GB2477342A (en) * | 2010-02-01 | 2011-08-03 | Innovia Films Ltd | In-mould labelling |
JP5943247B2 (ja) * | 2010-11-30 | 2016-07-05 | 株式会社吉野工業所 | カップ状容器 |
JP2014104661A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Korei Kasei Co Ltd | シート付食品容器のインモールド成形方法、及びそのシート付食品容器 |
JP6380475B2 (ja) * | 2016-07-14 | 2018-08-29 | 大日本印刷株式会社 | インモールドラベル容器 |
JP7098364B2 (ja) * | 2018-03-14 | 2022-07-11 | Kisco株式会社 | カップ状容器及びそのインモールド成形方法 |
JP7305391B2 (ja) * | 2019-03-25 | 2023-07-10 | 住友重機械工業株式会社 | インモールドラベル容器の成形方法及びインモールドラベル容器 |
DE102020113304A1 (de) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | Spies Kunststoffe GmbH | Verfahren zur herstellung eines verbundkörpers |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3828598B2 (ja) * | 1994-09-14 | 2006-10-04 | 大日本印刷株式会社 | インモールドラベル容器およびその製法 |
JPH10264922A (ja) * | 1997-03-25 | 1998-10-06 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 合成樹脂製容器 |
JP3935578B2 (ja) * | 1997-10-07 | 2007-06-27 | 大日本印刷株式会社 | インモールドラベル容器 |
JPH11217484A (ja) * | 1998-02-05 | 1999-08-10 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリプロピレン樹脂組成物 |
JP4270621B2 (ja) * | 1998-12-17 | 2009-06-03 | 大日本印刷株式会社 | レトルト用射出成形容器 |
JP3666384B2 (ja) * | 1999-12-07 | 2005-06-29 | 三菱化学株式会社 | プロピレン共重合体 |
-
2002
- 2002-04-19 JP JP2002118521A patent/JP3999029B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003312678A (ja) | 2003-11-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3999029B2 (ja) | 透明インモールドラベル容器 | |
KR100997168B1 (ko) | 인 몰드 라벨 방식 플라스틱 용기 | |
KR101039278B1 (ko) | 기능성 수액 제품을 위한 고차단성 다층 필름 | |
KR101153608B1 (ko) | 인몰드 용기 및 그 제조장치 | |
KR101091267B1 (ko) | 식품 보관 용기 | |
JP4672569B2 (ja) | インモールドラベル容器およびその製法 | |
JP6380476B2 (ja) | インモールドラベル容器 | |
EP3527502B1 (en) | Lamination separation container | |
JP6380475B2 (ja) | インモールドラベル容器 | |
JP2001322212A (ja) | 複合フィルム及び容器 | |
JP5971085B2 (ja) | インモールドラベル容器 | |
JP2007062389A (ja) | ガスパック包装用複合フィルム及び容器 | |
JP2014101130A (ja) | インモールドラベル容器 | |
JP4357851B2 (ja) | 複合容器 | |
JP2014094777A (ja) | インモールドラベル容器 | |
JP2000142747A (ja) | 蓋装置および密封容器 | |
JP6955690B2 (ja) | インモールドラベル容器、その製造方法、および蓋体付容器 | |
CN217049376U (zh) | 一种粮仓形食品包装杯 | |
JP2011006070A (ja) | 包装袋 | |
JP7468054B2 (ja) | 積層体 | |
JP2014094776A (ja) | インモールドラベル容器 | |
JP2003192053A (ja) | 包装体 | |
JP2002211575A (ja) | バリア性インモールドラベル容器 | |
US20240092053A1 (en) | Easy-open packaging bag, and easy-open laminate film and pouch having gas barrier properties | |
JPH0744724U (ja) | 透明容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050413 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070404 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070731 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070808 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3999029 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130817 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |